JP2000505688A - 使用前には高められた剛性を有する柔軟性吸収体 - Google Patents

使用前には高められた剛性を有する柔軟性吸収体

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Abstract

(57)【要約】 下着に装着するための使い捨て吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティライナー、又は失禁パッドが記載されている。この吸収体は、トップシート、バックシート吸収性コア、及び剛化部材(feature)を備えている。この剛化部材は、吸収体を下着に配置する間は、この吸収体を当初剛性状態にする。吸収体が装着者の体から受ける力に付された後、この剛化部材は、もはや高められた当初剛性を与えず、この製品はより柔軟になる。

Description

【発明の詳細な説明】 使用前には高められた剛性を有する柔軟性吸収体 発明の分野 本発明は、一般に吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティライナー、及び失 禁パッドに関する。より詳しくは、本発明は、生理用ナプキンを下着に配置する 間及び下着が定位置まで引き上げられる時に比較的剛性であるのに、装着中は高 いレベルの柔軟性及びドレープを示す生理用ナプキンに関する。 発明の背景 吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティライナー、及び失禁パッドは、一般 的に下着の股部に装着される装置である。これらの装置は、人体から出る液体及 びその他の排出物を吸収及び保持し、体及び衣類が汚れるのを防ぐように設計さ れている。生理用ナプキンは、通常、パンティーに女性が装着する一種の吸収体 であって、装着者の脚の間において体の会陰部の近くに配置されるものである。 薄くて延伸性があり、柔らかく、高度にドレープ性のある(drapable)吸収体を 構成するのが望ましいことが分かった。このような延伸性がある柔軟性吸収体は 、1995年8月10日に公告されたPCT出願公告第95/120931号に開示されている。こ れらの高レベルの柔軟性及びドレープは、あまり装着していると意識させない快 適な製品を提供する。しかしながらこのような製品をより効率的に取扱うために 、製品が下着の中に配置される時及び下着が定位置に引き上げられる時に、製品 の末端部が折れるのを防ぐように、より高い剛性及び硬さ(rigidity)が必要とさ れることが多い。柔軟性があると同時に剛性でもある吸収体を提供するという見 掛け上の矛盾は、剛性及び柔軟性へのニーズが同時には必要とされず、時間的に 別々のニーズであることを認識することによって克服することができる。 現在の多くの吸収体、特にエアフェルト吸収性コアを有するものは、最初に下 着に配置される時には柔らかくて柔軟性があるが、湿潤時にはより剛性になる。 このような柔軟性の後に剛性になるという特徴は、他の種類のコアを有する吸収 体にも同様に見られる。1994年12月20日にLemayらに発行された米国特許第 5,374,260号は、柔軟性があり、ついで湿分が吸収された時により剛性になるピ ートモスコアを有する生理用ナプキンを開示している。吸収体又は吸収体のいく つかの部分に全体的な弾性を与えるために、これらの吸収体に弾性構造を加える こともこの技術において知られている。1992年3月24日にDavisらに発行された米 国特許第5,098,422号は、このような形態保持生理用ナプキンについて記載して いる。しかしながらこの形態保持弾性は、生理用ナプキンの寿命の間ずっと残っ ている。 従って手で触れて下着に取り付けられる時に相対的に剛性であるが、装着され た時にはより柔軟性があるものになる使い捨て吸収体に対するニーズが存在する 。このような吸収体は、取扱いが容易であり、この製品が折れたりそれ自体に接 着したりすることなく、下着に取り付けやすいという利点を有するが、その一方 で、その後の装着中には最大の快適性を与え、装着していると意識させることが 少ない。従って、手で触れて下着に取る付ける時に比較的剛性であるが、装着時 にはより柔軟性のあるものになる吸収体、例えば生理用ナプキンを提供すること が本発明の目的である。 本発明のこの目的及びその他の目的は、次の記載と関連して考慮し、添付図面 と共に考える時に、より容易に明らかになるであろう。 発明の概要 本発明は、吸収体、例えば生理用ナプキン、パンティライナー、又は失禁パッ ドを提供する。より詳しくは、本発明は手で触れて下着に取り付ける時には一般 に剛性であるが、装着時にはより柔軟になる生理用ナプキンを目的とする。 この生理用ナプキンは、液体透過性トップシート、トップシートと接合された 液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートとの間に位置する 吸収性コアを備えている。この生理用ナプキンにはまた、生理用ナプキンに当初 剛性を与える剛化部材が備えられている。この剛化部材(feature)は、1つ又はそ れ以上の剛化部材(members)を備えていてもよく、あるいはこの剛化部材は、既 に挙げられている要素(すなわちトップシート、バックシート、及び吸収性コア) の1つ又はそれ以上の構造によって直接備えられてもよい。 本発明の剛化部材は、手で触れられて下着に取り付けられる時に、この生理用 ナプキンにある程度の剛性を与えるが、ナプキンが装着された時には剛性を与え ない。この生理用ナプキンは好ましくは一般に、装着時には柔軟性がある。特に 好ましい実施形態において、生理用ナプキンはまた、装着時には非常に薄く、延 伸性があり、柔らかく、高度にドレープ性があり、従ってより布様であり、(現 在の多くの生理用ナプキンのように)あまりプラスチック様ではない。この好ま しいナプキンの本体部分は、装着者の下着と同じだけ延びており、装着者のパン ティーの大部分に持続したカバーを与える。 好ましい実施形態において、生理用ナプキンに手を触れる時とこの生理用ナプ キンを装着している時との剛性の差は、この製品を装着していることに関連する (例えば装着者が座ったり歩いたりすることから来る)通常の力に付された時に粉 々になる脆性材料ストリップを用いることによって得られる。これらのストリッ プは好ましくはバックシートと吸収性コアとの間に位置している。 もう1つの好ましい実施形態において、剛化部材は、ポリプロピレン層に包ま れたティシュー層から構成されている管形状部材を備えていてもよい。このポリ プロピレン層は、好ましくは必要な当初剛性を生じるためにティシュー層中に溶 融される。この管構造は、装着者が座った時に圧漬し、これによって生理用ナプ キンは一般に柔軟性がある状態にされる。 さらにもう1つの好ましい実施形態において、剛化部材は生理用ナプキンの少 なくとも一部を占める剛化ゾーンを備えている。剛化ゾーンは、トップシート、 バックシート、コア、又はこれらのいくつかの組合わせにおける剛化位置であっ てもよい。剛化ゾーンは、剛化材料層、例えばポリプロピレン層をその中に溶融 させることによって剛化されたティシュー層を備えていてもよい。ついでこの剛 化層は、生理用ナプキンのバックシート、トップシート、又は吸収性コアに接着 される。剛性ゾーンによって与えられる高められた剛性は、ひとたび生理用ナプ キンが通常の装着力に付されたら失われ、これによって生理用ナプキンは一般に 柔軟性がある状態になる。 この生理用ナプキンはまた、様々な追加要素及び/又は部材を備えていてもよ く、好ましくは備えている。例えば生理用ナプキンは、好ましくはこのナプキン の本体部分から側面方向に外側に延びている一対のサイド延長部を備えている。 図面の簡単な説明 明細書は本発明を特に指摘し、明確にクレームする特許請求の範囲で結論付け られてはいるが、本発明は添付図面と共に考慮される下記記載からよりよく理解 されるであろう。図面において同様な記号は、実質的に同一の要素を示すために 用いられている。 図1は、本発明の生理用ナプキンの好ましい実施形態の上部平面図である。 図2は、図1に示されている生理用ナプキンの線2−2に沿う断面図である。 図3は、図1に示されている生理用ナプキンの底部平面図であり、剥離紙がバッ クシート上の接着剤から除去されている。 図4は、延伸性要素を有する、より通常の形状を有する生理用ナプキンの延伸 性を示す簡略平面図である。 図5は、本発明の生理用ナプキンのもう1つの好ましい実施形態の上部平面図で ある。 図6は、図5に示されている生理用ナプキンの線6−6に沿う断面図である。 図6Aは、図6と同様な平面図であるが、図6に示されている好ましい実施形態の 変形例を示す。 図7は、本発明の生理用ナプキンのもう1つの好ましい実施形態の簡略上部平面 図である。 図8は、本発明の生理用ナプキンのもう1つの好ましい実施形態の簡略上部平面 図である。 図9は、本発明の生理用ナプキンのもう1つの実施形態の簡略上部平面図である 。 図10は、図9に示されている実施形態の変形例の簡略上部平面図である。 図11は、本発明の生理用ナプキンのもう1つの実施形態の簡略上部平面図であ る。 図12は、本発明の生理用ナプキンのもう1つの実施形態の簡略上部平面図であ る。 発明の詳細な説明 本発明は、吸収体を下着に配置する間及び下着が定位置に引き上げられ時には 当初剛化状態を有するが、装着中はより柔軟性がある吸収体に関する。 ここで用いられている用語「吸収体」は、体の排泄物を吸収して封じ込める製品 のことを言う。より特定すればこの用語は、体内から排出される様々な排泄物を 吸収して封じ込めるために、装着者の体に、又は体の近くに配置される製品のこ とを言う。この用語「吸収体」は、生理用ナプキン、パンティライナー、及び失禁 パッド(及び衣服の股部に装着されるその他の製品)を含むものである。用語「使 い捨て」は、ただ1回の使用後に捨てられ、好ましくはリサイクルされるか、堆肥 にされるか、あるいはまた環境に優しい方法で処分されるものである製品につい て言う。すなわちこれらは洗濯されたり、あるいは吸収体として復元又は再使用 されるものではない。 図1〜図3は、本発明の使い捨て吸収体の好ましい実施形態を示す。示されてい る好ましい実施形態において、この吸収体は20として示されている生理用ナプキ ンである。 ここで用いられている用語「生理用ナプキン」は、体から排出される様々な排泄 物(例えば血液、月経分泌物、及び尿)を吸収して封じ込めるための、外陰部に隣 接して女性が装着する製品のことを言う。しかしながら本発明はまた、その他の 女性用衛生パッド又は月経パッド、例えばパンティーライナー、あるいはその他 の吸収体、例えば失禁パッド等にも適用しうると理解すべきである。 この生理用ナプキンは2つの表面、すなわち、液体透過性の体と接触する表面 すなわち「体側表面」20Aと、液体不透過性の衣服側表面20Bとを有する。この生理 用ナプキン20は、図1においてその体側表面20Aから見られたものとして示されて いる。体側表面20Aは、装着者の体に隣接して装着されるものである。生理用ナ プキン20の衣服側表面20B(図2に示されている)は反対側にあり、生理用ナプキ ン20が装着された時に装着者の下着に隣接して配置されるものである。 生理用ナプキン20は2つの中心線、すなわち主長手方向中心線Lと主横断方向中 心線Tとを有する。ここで用いられている用語「長手方向」は、生理用ナプキン20 が装着された時に、立っている装着者を左半身と右半身とに二分する垂直平面 と一般に一直線になる(すなわちほぼ平行になる)生理用ナプキン20の平面におけ る線、軸、又は方向のことを言う。ここで用いられている用語「横断方向」又は「 側面方向」は相互交換可能であり、一般に長手方向に直交する線、軸、又は方向 のことを言う。生理用ナプキン20は、主長手方向中心線Lの大体の方向にある長 手方向の大きさと、主横断方向中心線Tの大体の方向にある(一般的にこれより短 い)横断方向の大きさとを有する。 図1は、生理用ナプキン20が本体部分21を有しており、2つの間隔があけられた 長手方向縁部22、2つの間隔があけられた横断方向縁部又は末端縁部(又は「末端 部」)24、及び4つのコーナー27を有しており、これらが共に生理用ナプキン20の 本体部分21の周辺部26を形成するのを示している。本体部分21はまた、2つの末 端部を有しており、これらは第一末端部28と第二末端部30として示されている。 中央部32は、末端部28と30との間に配置されている。末端部28と30は、中央部32 の縁部から外側に、本体部分の長さの約1/8〜1/3だけ延びている。生理用ナプキ ンに関する中央部及び2つの末端部についての詳細な説明は、1987年9月1日にHig ginsに発行された米国特許第4,690,680号に含まれている。 生理用ナプキン20(又はその本体部分)は、あらゆる厚さのものであってもよく 、この厚さには比較的厚いもの、中程度の厚さのもの、比較的薄いもの、あるい は非常に薄いものでさえ含まれる。図面の図1〜図3に示されている生理用ナプキ ン20の実施形態は、比較的薄い(約5mm又はそれ以下、より好ましくは約4mm又は それ以下のキャリパーを有する)生理用ナプキンの一例を示すためのものであり 、好ましくは「超薄型」生理用ナプキンである。しかしながらこれらの図面を見た 時、示されている材料層の数のために、この生理用ナプキン20は実際よりもはる かに厚く見えると理解すべきである。Osbornに発行された米国特許第4,950,264 号及び第5,009,653号に記載されているような「超薄型」生理用ナプキン20は、好 ましくは約3mmより小さいキャリパーを有する。示されているこの薄い生理用ナ プキン20はまた、装着者にとって快適であるように好ましくは比較的柔軟性があ る方がよい。 図2は、本発明の生理用ナプキン20の個別要素を示している。図2に示されてい る生理用ナプキンは、一般に少なくとも1つの液体透過性トップシート38、液 体不透過性バックシート40、及び吸収性コア42を備えている。この生理用ナプキ ン20にはまた、少なくとも1つの剛化部材44が備えられている。図2に示されてい る好ましい実施形態において、この剛化部材44は、一対の脆性ストリップ剛化部 材46を備えている。吸収性コア42及び好ましくは脆性ストリップ剛化部材46は、 トップシート38とバックシート40との間に配置されている。より好ましくは、脆 性ストリップ46は、バックシート40と吸収性コア42との間、又は吸収性コア42の 内部に配置されているが、この脆性ストリップ46はまた、トップシート38と吸収 性コア42との間に、あるいはこれより好ましくはないが、バックシートの衣服側 40Bに配置されていてもよい。 生理用ナプキン20の要素は、ここに参照して組込まれる特許に記載されている 適切な材料を備えていてもよい。生理用ナプキン20は、延伸性要素から構成され ていてもよいが、そうである必要はない。しかしながら好ましくは、生理用ナプ キン20は、1つ又はそれ以上の延伸性要素から構成されており、より好ましくは すべて延伸性要素から構成されており、従って装着中に全体的延伸性を有する。 生理用ナプキン20の要素に適した延伸性材料は、次の特許に記載されている。す なわち、1992年7月23日にOsbornらの名前で出願された米国特許出願第07/915,13 3号(1993年2月4日に公告されたPCT公告第WO93/O1785号)であって、現在は1995年 7月18日に出願され許可された継続出願第08/503,895号という形で出願中のもの ;1992年7月23日にOsbornらの名前で出願された米国特許出願第07/915,284号(19 93年2月4日に公告されたPCT公告第WO93/01786号)であって、現在はどちらも1995 年6月7に出願され許可された分割出願第08/472,156号及び第08/476,238号という 形で出願中のもの;及び1994年2月4日Osbornらの名前で出願された米国特許出願 第08/192,240号(PCT公告第WO95/20931号)である。1つ又は複数の剛化部材44もま た延伸性があってもよいが、そうである必要はない。ここで好ましい生理用ナプ キン20の延伸性特徴をより詳細に考察するものとする。 生理用ナプキン20の延伸性は、図4に簡略的に示されている。ここで用いられ ている用語「延伸性」は、x-y平面におけるその大きさの少なくとも1つにおいて増 加しうる製品に関して言う。x-y平面は、生理用ナプキン20の表面に一般に平行 な平面である。用語「延伸性」は、ストレッチ性があり、弾性的ストレッチ性があ る(これは次に規定される)製品を含んでいる。図1〜図3に示されている生理用ナ プキン20は、好ましくは装着中に長さと幅の両方に延伸性がある。その最も好ま しい実施形態において、生理用ナプキンは、x-y平面のすべての方向に延伸性が ある。しかしながら生理用ナプキン20は別の実施形態において、一般に非延伸性 であり、これらの方向の1つのみにおいて延伸性があるか、あるいは長手方向と 横断方向との間のある方向において延伸性があってもよい。好ましくは生理用ナ プキン20は、少なくとも長手方向に延伸性がある。 生理用ナプキン20は、いくつかの好ましい実施形態において、延伸性があるこ とに加えてストレッチ性があってもよい。ここで用いられている用語「ストレッ チ性がある」は、ストレッチ力が製品に加えられた時に延伸性があり、ストレッ チに対して何らかの抵抗を与える製品について言う。さらにより好ましくは、生 理用ナプキン20は弾性的ストレッチ性があってもよい。用語「弾性的ストレッチ 性がある」及び「弾性的延伸性がある」は、同義であるものとする。ここで用いら れているこれらの用語は、ストレッチ力が除去された時、生理用ナプキンがその 非延伸又は非ストレッチの(又は「もとの」)大きさの方へ戻る傾向があることを意 味する。生理用ナプキン20は、しかしながらその非ストレッチの大きさまでずっ と全部にわたって戻る必要はない。図4に示されているように、これはその非ス トレッチの大きさと延伸された(又はストレッチされた)大きさLS及びWSとの間の 緩和された大きさ(例えばLRとWR)に戻ってもよい。装着中に生理用ナプキンを弾 性的ストレッチ性のあるものにすることによって、生理用ナプキンをストレッチ させる傾向がある力が除去された時、例えば装着者のパンティーが収縮する時に 、装着者のパンティー内で生理用ナプキンが長手方向に内側にギャザーが寄る( すなわち長手方向にこぶ状になり、まとまりがなくなる(sloppy))という望まし くない傾向が少なくなる。 図1〜図3に示されている好ましい生理用ナプキン20の実施形態は、好ましくは 装着中に、既に考察されている次の特許に記載されている量だけ延伸性がある。 すなわち、米国特許出願第07/915,133号(PCT公告第WO93/01785号)、米国特許出 願第07/915,284号(PCT公告第WO93/01786号)、及び米国特許出願第 08/192,240号(PCT公告第WO95/20931号)である。これを要約すると、生理用ナプ キン20は、パンティーに生理用ナプキンを装着することに関連する力を受けた場 合、好ましくは約5%から約50%より少なく、より好ましくは約10%〜約40%延 伸することができる。好ましくは、生理用ナプキンは、約50〜100グラムから約1 ,000〜1,500グラムの力を受けた場合、より好ましくは約250グラム〜約800グラ ムの力を受けた場合、このような延伸が可能である。本発明の生理用ナプキン20 にはまた、前記出版物に記載されている生理用ナプキンのその他のあらゆる部材 を備えていてもよい。これらの部材には、生理用ナプキンに加えられる力の量に 実質的な増加を伴なわずに、ある量を超える延びを防ぐための「力の壁」を与える 構造が含まれる。 さらにはここにより詳細に記載されているいくつかの特に好ましい実施形態に おいて、生理用ナプキン20の様々な要素は、前記の最も広い範囲の低い下限の力 (例えば約100〜200グラムの範囲の力)を受けた場合、より少量の延伸が可能であ る。例えばこのような実施形態において生理用ナプキン20は、100グラムの力で は好ましくは約2.5%、より好ましくは3%、及び200グラムの力では約5%、より 好ましくは約7.5%延伸しうる。低い力を受けた場合少量の延伸性を有する吸収 体において、力の壁はまた低い伸び、例えば約5%伸びでも生じうるが、約50% 伸びまでの伸びで生じることもある。 さらには延伸性がある本発明の生理用ナプキン(又はその他の吸収体)の実施形 態において、生理用ナプキン20は、パンティーが装着中生理用ナプキンの延伸性 を制御するように、好ましくは装着者のパンティー(又はその他の下着)と同じ力 を受けて、少なくとも同じ量の延伸性がある。換言すれば生理用ナプキンは、好 ましくはこれが配置される下着の弾性率に近いか、好ましくはこれより小さいか 、これと同じ弾性率を有する。例えば下着が約5%(又は約10%)延伸するための 力が必要である場合、生理用ナプキン(すなわちその本体部分)は、好ましくは同 じ量だけ延伸する力が必要である。これは、下着を延伸させるのに必要な力の約 1.2倍又はそれ以下、より好ましくは約1倍又はそれ以下である。典型的な北米 型の女性のパンティーの股部を横断方向に(これの最も狭い点において)延伸させ るのに必要な力は、約135g/cmである。このようなパンティーのバックパネルの い くつかの部分(ここでは生理用ナプキンの第二末端部が長手方向にあることがあ ろう)を延伸させるのに必要な力は、約165g/cmである。北米の綿パンティーのパ ンティー弾性部を伸ばすための一般的な力は、約135g/cmである。その他の型の パンティー又は下着についての弾性力は幾分高いであろう。 本発明の生理用ナプキン20(又はその他の吸収体)は、前記生理用ナプキンが装 着者の下着において装着者の体の外陰部に隣接して配置される時よりも前に前記 延伸性を示してもよいが、その必要はない。生理用ナプキンは、下着に配置され つつある間、好ましくは生理用ナプキンを保持する下着が同様に定位置に引き上 げられつつある時には、生理用ナプキンは、1つ又は複数の剛化部材44を含める ことによって装着中に示すものよりも大きい剛性を示す。1つ又は複数の剛化部 材44は、生理用ナプキン20に一時的な硬さを与える。この硬さは、柔軟性を阻害 し、所望であれば取扱いやすくするために、装着前にその延伸性を阻害すること もできる。 本発明の吸収体は、最初に予め決められた「当初剛性閾値」を超える力に付され るまで、当初のその剛化状態に止まり、実質的に非延伸性かつ非ストレッチ性の ままであろう。当初剛性閾値は、本発明の様々な実施形態について様々であって もよい。すべての実施形態において、当初剛性閾値は、包装、発送、取扱い、及 び下着への配置の間、吸収体に加えられると予測される力の範囲より大きくなる ように選ばれる方がよい。同様に当初剛性閾値によって示される力のレベルは、 ひとたび製品が下着に配置されたら使用者の体によって吸収体に一般的に加えら れる力(例えば座ったり歩いたり等から生じる力)よりも低い方がよい。理想的に は吸収体が使用者の体に隣接して配置されるまで、当初剛性閾値を超えるべきで ないが、装着の最も初期の段階で(例えば使用者の最初の数段階後、使用者が最 初に座った時)これを超える方がよい。本発明の様々な実施形態についての適切 な当初剛性閾値は、これらの目的を考慮して選ばれる。 本発明の1つ又は複数の剛化部材44は、この一時的な当初の硬さを生理用ナプ キン全体に与える必要はない。この発明の目的は、当初剛性を吸収体の1つの部 分のみ又はいくつかの部分に与えることによって達成することができる。 同様に当初剛性閾値は、包装の間、製品の局部的部分においてこれを超えられ ることも許容しうる。例えば本発明の生理用ナプキンは、包装の間、予め決めら れた折り畳み線に沿って半分又は3つ折りで折り畳まれてもよい。このような状 況において、これらの折り畳み線に沿って、前記のような生理用ナプキンの当初 剛性閾値を超えてもよい。包装の間折り畳まれることになる本発明の吸収体は、 折り畳む前に、これらの折り畳み線と交差するこの製品のいくつかの部分に作用 する剛化部材を伴なって構成されていてもよい。このような状況の場合、剛化部 材は、製品が包装中に折り畳まれる時、局部的折り畳み区域において高められた 当初剛性を与えるのを止めてもよい。あるいはまたこの製品は、折り畳み線と交 差しない当初剛性を有する2つ又はそれ以上の独立区域を伴なって構成されてい てもよい。これによってこの製品は、記載された当初剛性が与えられた区域のど こにおいても当初剛性閾値を超えずに折り畳まれる。 好ましい生理用ナプキン20の実施形態は、1995年10月24日にEmenake「に発行さ れた米国特許第5,460,623号に記載されている生理用ナプキンの当初剛性を超え る当初剛性を有していてもよい。ひとたび生理用ナプキン20(又はその他の吸収 体)が配置され、使用者の体が、ナプキンに対して当初剛性閾値より高い力を加 えたら、1つ又はそれ以上の剛化部材44は実質的にナプキンに対して高められた 剛性又は硬さを与えるのを止めるであろう。すなわち、その後に当初剛性閾値以 下の力に暴露された時でさえ(装着の初期の段階での最初の暴露後)、生理用ナプ キン20は、前記の一般に柔軟性があり好ましくは延伸性があり、ストレッチ性の ある吸収体に特徴的な方法で反応するであろう。当初剛性閾値を超えた後で生理 用ナプキン20が示す柔軟性は、1994年2月4日にOsbornらの名前で出願された米国 特許出願第08/192,240号(PCT出願第WO95/20931号)に記載されている生理用ナプ キンの柔軟性に近いものになりうる。 ここで本発明の生理用ナプキン20の様々な実施形態に適しうる個別要素を、図 1〜図3を参照してより詳細に見ることにする。 トップシ−ト38は、第一液体透過性要素を備えている。生理用ナプキン20が用 いられている時、トップシート38は、使用者の皮膚のすぐ近くにある。トップシ ート38は、これが用いられる吸収体の種類によって、延伸性であるか、あるいは 非延伸性であってもよい。図1〜図3に示されている実施形態に用いられている トップシート38は、好ましくは延伸性があり、より好ましくは弾性的延伸性があ り、可能な限り柔軟で感触が柔らかく、使用者の皮膚に刺激を与えない。トップ シート38はさらに、良好な滲み通りを示し、再湿潤の傾向を減らし、体からの排 出物がこれを素早く透過してコア42の方へ流れるが、このような排出物がトップ シート38を通って装着者の皮膚の方へ逆流しないものであるべきである。 適切なトップシート38は、織布及び不織布材料、開口成形熱可塑性フィルム、 開口プラスチックフィルム、及び熱可塑性スクリムを含む広い範囲の材料から製 造することができるが、これに限定されるわけではない。適切な織布及び不織布 材料は、天然繊維(例えば木材繊維又は綿繊維)、合成又は変性天然繊維(例えば ポリマー繊維、例えばポリエステル、ポリプロピレン繊維、及びポリエチレン、 又はポリビニルアルコール、スターチベース樹脂、ポリウレタン、セルロースエ ステル、ナイロン、及びレーヨン繊維)から構成されていてもよく、あるいは天 然繊維と合成繊維との組合わせから構成されていてもよい。トップシート38が不 織布ウエブを備えている場合、このウエブはスパンボンド、カード、ウエットレ イ、メルトブロウン、ハイドロエンタングルされていてもよく、前記の組合わせ 等であってもよい。 トップシート38には開口フィルムが一般に好ましいが、その理由は、これらが 液体に対して透過性があり、もし適切に開口されているならば、液体が逆流して 装着者の皮膚を再び濡らす傾向が減らされているからである。適切な開口フィル ムは次の特許に記載されている。すなわち、1975年12月30日にThompsonに発行さ れた米国特許第3,929,135号;1982年4月13日にMullaneらに発行された米国特許 第4,324,426号;1982年8月3日にRadelらに発行された米国特許第4,342,314号;1 984年7月31日にAhrらに発行された米国特許第4,463,045号;及び1991年4月9日に Bairdに発行された米国特許第5,006,394号である。特に適切なトップシート38は 、Radelらに発行された米国特許第4,342,314号及びAhrらに発行された米国特許 第4,463,045号に従って製造されたものである。インディアナ州テール・オート( Terre Haute,lndiana)のトレデガー社(Tredegar Corporation)によって販売され ているモデルX-3265又はモデルP1552開口成形フィルムから製造されたトップシ ート38は、良好な働きをすることが分かった。 トップシート材料に対して機械的操作、例えばプリーティング、波形形成(cor rugting)、又はリングローリングを行なうことによって、トップシート38がスト レッチされた時に開くことができるような折り目をトップシート38に与えること によって、トップシート38は延伸性にされうる。ここで用いられている用語「リ ングローリング」は、トップシート材料を一対の内側波形ロールの間に供給する プロセスのことを言う。このようなプロセスは、前記トップシ−ト材料の多くに 対して実施することができる。本発明の好ましい実施形態の1つにおいて、トッ プシート38は、米国特許第4,463,045号に従って製造され、リングローリングさ れて、これにある程度の長手方向延伸性が与えられる。このようなトップシート は、1994年11月22日にCurroらに発行された米国特許第5,366,782号に記載されて いる。リングローリング又は「予備波形形成」に適したプロセスは、次の特許に記 載されている。すなわち、1978年8月15日にSissonに発行された米国特許第4,107 ,364号;1989年5月30日にSabeeに発行された米国特許第4,834,741号;1992年12 月1日にWeberらに発行された米国特許第5,167,897号;1992年10月20日にBuellら に発行された米国特許第5,156,793号;及び1992年9月1日にWeberらに発行された 米国特許第5,143,679号である。リングローリングされたトップシートの波形に おける折り畳み線は、好ましくはトップシートが長手方向に延伸性があるものに なるように横断方向に向けられている。その他の実施形態において折り畳み線は 、長手方向に通っていてもよく、長手方向と横断方向の両方、及び/又はその他 の方向に通っていてもよいであろう。トップシート38は、折り畳み線に直交する 方向に延伸性があるものである。 図1〜図3に示されている特に好ましい実施形態において、トップシート38は、 例えば米国特許第4,463,045号に記載されているような開口フィルムを備えてい る。これには歪可能(strainable)ネットワークが備えられ、従ってトップシート 38は追加の弾性材料を用いずに弾性様挙動を示す。このような歪可能ネットワー クを有するウエブ材料は、ここでは「歪可能開口ウエブ材料」と呼ばれてもよく、 あるいは短縮して「歪可能ウエブ材料」、あるいは単に「ウエブ材料」と呼ばれても よい。この種類の材料はまた、ここでは構造弾性様フィルム又は「SELF」材料とも 呼ばれている。適切な歪可能開口ウエブ材料は、1996年5月21日にChappellら に発行された米国特許第5,518,801号に記載されている。図1に示されているトッ プシート38の一部は、歪可能ウエブ材料60(SELFされた材料)として示されている 。トップシート38の残りのものは、生理用ナプキン20の他の部材をより明確に示 すためにSELFされているものとしては示されていない。 好ましい実施形態において、トップシート38は液体がトップシート38をより速 く移動するように親水性にされる。このことによって、体の排泄物がトップシー ト38を通って引き込まれて吸収性コア42によって吸収されるのではなく、トップ シートを流れ落ちる可能性が減る。トップシート38は、これを界面活性剤で処理 することによって親水性にされてもよい。界面活性剤を塗布する適切な方法は、 Osbornに発行された米国特許第4,950,254号及び第5,009,653号に記載されている (これには、成形フィルムトップシートのポリマー材料への界面活性剤の組込み 、並びにトップシートの下にある要素の表面を界面活性剤で処理することも含ま れる)。 さらには好ましい実施形態において、トップシート38の内側表面38Bは、下部 吸収層と接触関係に固定されている。この接触関係の結果、液体がより速くトッ プシート38を透過する。トップシート38は、トップシートを下部層に接着させる ことによって下部層との接触関係に保持されてもよい。しかしながら、トップシ ート38の表面を下部層の表面に接着させることが絶対に必要なわけではない。ト ップシート38は、下部層の繊維とトップシートとをエンタングルすることにより 、あるいは複数の離散個別融着によってトップシート38を下部吸収層に溶融する ことにより、あるいはこの技術で知られているあらゆる手段によって、下部吸収 要素と接触状態に維持されてもよい。 吸収性コア42は、トップシート38とバックシート40との間に位置している。吸 収性コア42は、排泄物、例えば月経分泌物及びその他の体内からの液体を吸収す る手段を提供する。吸収性コア42は、吸収されることが予期されている体内から の液体の総量よりもはるかに大きい吸収能力を有する必要はない。吸収性コア42 は、好ましくは一般に圧縮性があり、形に沿いやすく、使用者の皮膚に刺激を与 えない。 図1〜図3に示されている実施形態において、吸収性コア42は好ましくは延伸 性がある。しかしながら吸収性コア42は、効果(benefit)を生じるためにはすべ ての実施形熊において延伸性である必要はない。例えば比較的非延伸性のコアは 、次のような実施形態に用いることができる。すなわち、トップシートは下部吸 収要素(又は一体的(integral)吸収性要素)と共に延伸性があり、トップシート及 びこのような吸収性要素がコアから分離しうる(あるいは「切り離される(decoupl e)」)ようにコアの表面に接着されていないような実施形態である。切り離すとい う概念は(一般に)、1991年4月16日にOsbornに発行された米国特許第5,007,906号 に記載されている。このような実施形態は、トップシート38が吸収性コア42及び 比較的非延伸性のその他のあらゆる下部要素とは独立して延伸しうる場合に有用 である。 吸収性コア42は、このような目的のためにこの技術で用いられているあらゆる 材料を備えていてもよい。この材料には天然材料及び合成材料が含まれる。この ような材料の非限定的な例には、天然材料、例えば微粉砕木材パルプ(これは一 般にエアフェルトと呼ばれている)、クレープセルロースワッディング、ヒドロ ゲル形成ポリマーゲル化剤、吸収性又は超吸収性ポリマーから構成されている繊 維を含んでいるクレープティシュー又はクレープ不織布、変性架橋セルロース繊 維(例えば1993年6月8日にYoungらに発行された米国特許第5,217,445号に記載さ れているもの)、毛管通路繊維(すなわち1993年4月6日にThompsonらに発行された 米国特許第5,200,248号に記載されているような繊維内毛管通路を有する繊維)、 吸収性フォーム(例えば1993年12月7日にDesMaraisらに発行された米国特許第5,2 68,224号に記載されているもの)、熱接着エアレイ材料(例えば1993年10月21日に Richardsらの名前で出願された、発明の名称が「月経分泌液の改良された処理の ための熱接着層を有する月経用吸収構造、及び改良されたフィット及び快適性を 有する月経パッドにおけるその使用(Catamenial Absorbent Structures Having Thermally Bonded Layers for lmproved Handling of Menstrual Fluids and Th eir Use in Catamenial Pads Having lmproved Fit and Comfort)」という米国 特許出願第08/141,156号に記載されているような材料)、吸収性スポンジ、合成 ステープル繊維、ポリマー繊維、ピートモス、あるいはあらゆる同等の材料又は 材料の組合わせが含まれる。 上に列挙したポリマーゲル化剤はまた、「吸収性ゲル化材料(「AGM」)又は「超吸 収性材料」とも呼ぶことができる。ポリマーケル化剤は、液体、例えば水又はそ の他の体内からの液体と接触した時に、これらの液体を吸収し、これによってヒ ドロゲルを形成する材料である。このようにして吸収性コア42中に排出された液 体は、ポリマーゲル化剤によって受入れられて保持され、これによって本発明の 製品に向上した吸収能力及び/又は改良された液体保持性能を与えることができ る。吸収性コア42に用いられているポリマーゲル化剤は一般に、実質的に水に不 溶でわずかに架橋され、一部中和されたヒドロゲル形成ポリマー材料の粒子を備 えているものである。ポリマーゲル化剤は、粒子、フレーク、又は繊維形態を含 む多くの形態にあってもよい。 1つの好ましい実施形態において、吸収性コア42はラミネートである。このラ ミネートは、超吸収性ポリマー材料層から構成されており、例えば2つのエアレ イティシュー、すなわち第一ティシュー層と第二ティシュー層の間に配置された 粒子41の形態にある。第一ティシュー層と第二ティシュー層は、超吸収性ポリマ ー材料の封じ込めを与え、吸収性コア42全体において吸収された排泄物の側面方 向の吸上げを改良し、ある程度の吸収性を与える。これらのティシュー層は、そ の間にある超吸収性材料粒子41と共に折り畳まれる単一ティシューウエブから構 成されていてもよく、あるいは同じ(又は異なる)ティシューの2つの別々のシー トから構成されていてもよい。 適切なラミネートは、アイオワ州マスカタイン(Muscatine,lowa)のグレイン・ プロセシング社(Grain Processing Corporation)から入手しうるウオーター・ロ ック(WATER-LOCK)L535(グレイン・プロセシング社による登録商標WATER-LOCK)と して知られている超吸収性ラミネートである。このような超吸収性ラミネートは 次の特許に開示されている。すなわち、1984年8月21日にPedersenらに発行され た米国特許第4,467,012号;1981年4月7日にLindsayらに発行された米国特許第4, 260,443号;1986年3月25日にKrame「らに発行された米国特許第4,578,068号;及 び1995年10月24日にEmenakerらに発行された米国特許第5,460,623号である。 前記吸収性コア材料は、これの切断又はスリット入れ(slitting)による方法を 含 む、多くの様々な方法で延伸性にすることができる。図1は、トップシート38が 一部切り取られ、吸収性コア42が、長手方向の延伸性のために横断方向スリット でスリットが入れられているか、あるいは部分的にスリットが入れられている、 前記のようなラミネートである実施形態を示している。 バックシート40は、吸収性コア42に吸収されて封じ込められた排泄物が、生理 用ナプキン20と接触する物、例えばズボン、パジャマ、及び下着を濡らすのを防 ぐ。バックシート40は柔軟性があり、液体(例えば月経分泌物及び/又は尿)不透 過性である方がよい。 バックシート40は、織布又は不織布材料、ポリマーフィルム、例えばポリエチ レン又はポリプロピレンの熱可塑性フィルム、又は複合材、例えばフィルム被覆 不織布材料を備えていてもよい。好ましくはバックシート40は、薄いプラスチッ クフィルム、例えば厚さが約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)のポリエチ レンフィルムである。ポリエチレンフィルムの例は、オハイオ州シンシナティー (Cincinnati,Ohio)のクロペイ社(Clopay Corporation)によって、P18-1401とい う名称で製造されているもの、及びインディアナ州テール・オート(Terre Haute ,lndiana)のトレデガー・フィルム・プロダクツ社(Tredegar Film Products)に よってXP-39385という名称で製造されているものである。 バックシート40は、好ましくはより布様の外見を与えるためにエンボス及び/ 又はマット仕上げされている。さらにはバックシート40は、蒸気を吸収性コア42 から逃がすことができる(すなわちバックシート40は通気性があるものになりう る)一方で、排泄物がバックシート40を通過するのをも防ぐ。例えばここに記載 されているようなパンティライナー装置には、トイレに流すことができるか、あ るいは生物分解性のバックシートも用いることができる。もう1つの適切なバッ クシート材料は、1991年4月16日にOsbornに発行された米国特許第5,007,906号に 記載されている不織布/フィルムラミネートである。 バックシート40は、トップシート38と同じ延伸特徴を有していてもよい。バッ クシート40は、エラストマーフィルム、例えば1984年10月9日にWnukに発行され た米国特許第4,746,180号に記載されているフィルムのようなエラストマーフィ ルムからこれを成形することによって、延伸性にすることができる。このよ うなフィルムは、イリノイ州レイクズーリック(Lake Zurich,lllinois)のエク ソン・ケミカル社(Exxon Chemica1 Company)からエクソンフィルムEXX-500(以前 のEXX-7)として入手される。 もう1つの好ましい延伸性バックシート40は、ウイスコンシン州ウオーワトー サ(Wauwatosa,Wisconsin)のフィンドレイ・アドヒーシブス社(Findley Adhisves Company)によって製造されている延伸接着剤フィルム・フォーミュラ#198-338 である。このフィンドレイの接着剤フィルムは、200〜300%延伸しうる液体不透 過性フィルムである。フィンドレイの接着剤フィルムは、弾性的延伸性もあるの で好ましい。このフィルムの少なくとも一方の側を、生理用ナプキン20において「 そのまま(as is)」接着剤と共に用いることができる。例えばこのフィルムのこ の側は、吸収性コア42の衣服側42Bに接着させることができる。バックシート40 の衣服側40Bを形成する接着剤フィルムのもう一方の側は、その接着性表面が少 なくとも一部カバーされて(あるいはその接着特性を除去するために「ブロックさ れて」)いてもよい。バックシートの体側40Aを画定する接着剤もまた、少なくと も一部ブロックされていてもよい。暴露された接着剤は、いくつかの適切な方法 でブロックされていてもよい。これらには、暴露された接着剤をカバーするため に非接着性材料層を付着させること、粉末材料、例えばタルカムパウダー又はコ ーンスターチを、暴露された接着剤の少なくとも一部にブラシで塗るかふりかけ ること、及びバックシートを延伸させうる方向に向けられた(例えばその繊維の 大部分が、所望のストレッチ方向に直交して走っている)クレープ不織布材料及 び/又は不織布材料で、暴露された接着剤をカバーすることが含まれるが、これ らに限定されるわけではない。バックシート40の衣服側40Bにおける暴露された 接着剤の一部ブロックは、バックシートを装着者のパンティーに留めるための特 定の接着剤パターンを生じるように、残りの暴露された接着剤と共に用いること ができる。 さらに他の実施形態において、接着剤フィルムは、片側に接着性を有し、片側 に接着性を含まずに作ることができる。これらの特徴を有する1つの適切な接着 剤フィルムは、低い弾性率の感圧接着剤を含む不織布エラストマーフィルムを備 えた複合構造であり、例えば接着剤フィルム・フォーミュラ#198-338であり、こ れはフィンドレイ・アドヒーシブス社から例えばフォーミュラH2031のようなブ ロックフィルムを備えたものが入手しうる。このような材料はさらに、次の特許 に記載されている(及びその他の目的にも用いられている)。すなわち1991年7月1 6日にFreelandらに発行された米国特許第5,032,120号、及び1991年8月6日にAlle nらに発行された米国特許第5,037,416号である。 さらに他の実施形態において、バックシート40は、機械的操作を実施すること 、例えばバックシート材料をプリーティング、波形形成、リングローリング、あ るいはSELFすることによって延伸性にすることができる。図1〜図3に示されてい る好ましい実施形態において、バックシート40は、前記ポリマーフィルムの例の 1つをSELFすることによって(1996年5月21日にChappellらに発行された米国特許 第5,518,801号に記載されているように)形成される。このようにSELFされたバッ クシート材料は、比較的低コストであるので前記エラストマーフィルムの多くの ものよりも好ましい。 生理用ナプキン20にはまた、1つ又はそれ以上の剛化部材44が備えられている 。これらの剛化部材44は、生理用ナプキン20のいくつかの部分又は全部の部分に 、比較的大きい当初剛性を与えるあらゆる種類の構造を備えていてもよい。この 比較的大きい当初剛性は、好ましくは生理用ナプキン20を下着に配置する間、及 び下着が定位置に引き上げられる時に存在する。この比較的大きい当初剛性は、 生理用ナプキン20の装着中の短い時間の間以上には持続しない。剛化部材44は、 生理用ナプキン20の分離要素を備えていてもよい。他の実施形態において、生理 用ナプキン20のトップシート38、バックシート40、又は吸収性コア42は、剛化部 材44を含んでいてもよい。 図1〜図3に示されている特に好ましい実施形態において、剛化部材44は、脆性 ビーム又は支柱として作用する一対の脆性ストリッブ剛化部材46を備えている。 これらの脆性ストリップ46は、装着中に当初剛性閾値を超えるような時まで、生 理用ナプキン20に比較的大きい当初剛性を与える。装着者が座ったり歩いたりす る時の力は、当初剛性閾値を超えさせ、脆性ストリップ46を破断する。好ましく は脆性ストリップ46は、壊れて小さい断片の残骸になり、これらは生理用ナプキ ン20のトップシート38、バックシート40、及び吸収性コア42によって容易に封 じ込められ、生理用ナプキン20の吸収機能に有意な妨害を与えない。脆性ストリ ップ46の破断によって、生理用ナプキン20は、所望の一般に柔軟性があり好まし くは延伸性がある状態になりうる。 脆性ストリップ剛化部材46は、好ましくは長手方向に連続的に、生理用ナプキ ン20の第一末端部28から中央部32を通って第二末端部30へと延びている。好まし くは図1〜図2に示されている脆性ストリップ46は、生理用ナプキン20の長手方向 中心線Lの周りに中心があり、バックシート40と吸収性コア42との間に配置され ている。これらのストリップ46は、これより好ましくはないが、トップシート38 と吸収性コア42との間に配置されている。これよりさらに好ましくない実施形態 において、脆性ストリップ46は、バックシート40Bの衣服側に付着されてもよい 。この場合、トップシート38、バックシート40、及び吸収性コア42は、ストリッ プが破断された後で、これらのストリップ46の断片を封じ込めるために協同作用 をしないであろう。 脆性ストリップ剛化部材46は、所望の特徴を有するあらゆる適切な材料を備え ていてもよい。例えば脆性ストリップ剛化部材46は、スプレースターチの塗布に よって剛性及び脆性にされた織布又は不織布材料のストリップから構成されてい てもよい。乾燥させられたプラスター包帯のストリップも、脆性ストリップ剛化 部材46として良好な働きをすることが分かった。 脆性ストリップ剛化部材46についてのいくつかの変形例も可能である。例えば 図7は、剛化部材44が真っ直ぐではなく一般に曲線の一対の脆性ストリップ46を 備えている生理用ナプキンを示している。好ましくはこの実施形態において脆性 ストリップ46は、図7に示されているように、長手方向中心線の周りで対称に向 けられているが、このような配列が必要なわけではない。図7に示されているこ れらの脆性ストリップ剛化部材46は、乾燥させられたプラスター包帯のスプレー スターチ又はストリップによって剛化された材料ストリップから構成されていて もよい。脆性ビーム又は支柱を生じ、かつ当初剛性閾値を超えるまで生理用ナプ キン20に当初剛性を与えるような、その他のあらゆる構成も用いることができる 。 脆性ストリップ剛化部材46を有するその他の変形例には、図8に示されている ような単一脆性ストリップ46を有する吸収体が含まれる。これより好ましくない 実施形態において、脆性ストリップ46は、図12に示されているように横断方向に 向けられていてもよい。脆性ストリップ剛化部材46をいくつ用いてもよいので、 多様な変形例が可能である。これらの実施形態又はその他の実施形態において、 脆性ストリップ46は、長さが様々であってもよく、様々な方向に向けられていて もよい。 図5〜図6に示されているもう1つの特に好ましい実施形態において、剛化部材4 4は、ポリプロピレン層に包まれたティシュー又は不織布層から、又はティシュ ー又は不織布層に包まれたポリプロピレン層から構成された分離管形状要素を備 えていてもよい。ポリプロピレン層は、ティシュー又は不織布層に溶融され、こ れによって比較的剛性の管構造48が生じる。この比較的剛性の管構造48は、図5 〜図6に示されている好ましい実施形態において剛化部材44として作用する。こ の目的のために良好な働きをするポリプロピレン材料の1つは、サウスカロライ ナ州シンプソンビル(Simpsonville,SC.)のファイバーウエブ北米社(Fiberweb,No rth America)から入手しうるセレストラ(CELESTRA)として知られているものであ る。適切な不織布層は、デンマーク国アールフース(Aarhus,Denmark)のダン・ウ エブ社(Dan Web)からダンウエブ(DANWEB)材料#1079-2338及び2339として入手さ れるものである。 この管構造剛化部材48は、好ましくは長手方向中心線に沿って生理用ナプキン 20の第一末端部28から中央部32を通り第二末端部30まで延びている。管構造剛化 部材48は、あらゆる適切な横断面を有していてもよい。好ましくは管構造48は、 生理用ナプキンの吸収性コア42とバックシート40との間に配置されている。(例 えば装着者が座るなどしたことで)生理用ナプキン20の当初剛性閾値を超える時 、管構造剛化部材48は圧潰し、生理用ナプキン20に比較的大きい剛性を与えるの を止める。この管形状の剛化部材48はひとたび圧潰したら、好ましくはその管形 状には戻らず、曲げに対してほとんど抵抗を与えず、従って生理用ナプキン20は その一般に柔軟性があり延伸性のある特徴を示す。 この実施形態の変形例において、ポリプロピレン層は、ティシュー層に溶融さ れ、これらのどちらも図6Aに示されているような逆「V」形状にある。これは当初 剛性逆「V」50を生じ、これは図6Aに示されているような生理用ナプキン20の剛化 部材44として機能する。管形状の剛化部材48の場合のように、当初剛性逆「V」50 は、その形状によって曲げに対する抵抗を与える。この当初剛性逆「V」50構造も また、生理用ナプキン20の当初剛性閾値を超えた時に圧潰する。このような圧潰 の後、当初剛性逆「V」50は、曲げに対してほとんど抵抗を与えず、従って生理用 ナプキン20はその一般に柔軟性があり延伸性のある特徴を示すことができる。 この実施形態に対して他の変形例も可能である。1つ又は複数の剛化部材44は 、その形状によって曲げに抵抗を与えるあらゆる構造を備えていてもよい。この 構造は、装着力に付された時に圧潰するかあるいは変形し、従って記載されてい る曲げ抵抗を与える形状を失うように構成されている方がよい。装着中、この構 造は好ましくは前記吸収体に剛性又は曲げ抵抗を与え続けるべきでない。 生理用ナプキン20は、様々な長さの管形状48、「逆V」形状50、あるいはその他 の形状の剛化部材44をいくつ含んでいてもよい。これらの剛化部材44は、どの方 向に向けられていてもよい。 図9〜図11に示されているその他の一連の好ましい実施形態において、剛化部 材44は、ビーム又は支柱というよりはむしろ剛化ゾーン54を備えている。剛化ゾ ーン54は、吸収体の要素の1つ、好ましくは吸収性コア42、あるいはこれより好 ましくはないがトップシート38又はバックシート40の一体的部分を備えていても よい。あるいはまた剛化ゾーン54は、好ましくは吸収性コア42の上、吸収性コア 42の下、あるいは吸収性コア42の中に(例えばラミネート吸収性コアの層間に)配 置された分離要素を備えていてもよい。 1つの好ましい実施形態において、図9に示されている生理用ナプキン20は、3 つの剛性ゾーン54を有している。2つの剛性ゾーン54は、一般に第二末端部30に 位置しており、一方第三ゾーンは一般に第一末端部28に位置しており、中央部32 の中まで延びていてもよい。好ましくは剛性ゾーンは長手方向中心線Lの周りに 対称に配置されている。図10に示されているもう1つの好ましい実施形態におい て、生理用ナプキン20には、2つの剛性ゾーン54が備えられている。図11は、生 理用ナプキン20の外辺部の周りにおいてシーム90の内側に剛性ゾーン54が備えら れているのを示している。これらの例は代表的なものであり、剛性ゾーン54の正 確な配列は異なっていてもよい。ゾーン54をいくつ用いてもよく、各々のサ イズ、形状、及び配向は、前記の本発明の目的に合致する当初剛性閾値を吸収体 に備えさせるために、様々なものであってもよい。 剛性ゾーン54は、例えばダンウエブ(DANWEB)ティシュー層のようなティシュー 層に溶融された、例えばセレストラ(CELESTRA)不織布材料のようなポリプロピレ ン不織布材料を備えていてもよい。その結果生じた複合材は、剛化部材44として 用いられ、この技術において知られている適切な方法で吸収性コア42の上部又は 底部に接着される。この実施形態の変形例において、剛性ゾーン54には、これか ら脆性フィルムが形成される原料のあらゆる材料を用いることができる。例えば 水ガラスとして知られているケイ酸ナトリウムの薄いフィルムは、剛性ゾーン54 を構成するための適切な原料として用いることができる。結果として脆性フィル ムを生じるプラスター、コーンスターチ、又はその他の材料で剛化されたティシ ュー又は不織布材料片も、剛性ゾーン54を構成するために用いることができる。 その結果生じた剛化ティシュー又は不織布材料は、この技術で知られているよう に、前記のような吸収性コア42の上部又は底部に接着される。 剛性ゾーン54はまた、吸収性コア42の一体的部分として、これより好ましくは ないがバックシート40の一体的部分として、あるいはさらに好ましくはないがト ップシート38の一体的部分として作られてもよい。好ましい実施形態におけるこ のような一体的剛性ゾーン54は、吸収性コアの衣服側42Bを、ケイ酸ナトリウム( 水ガラス)の薄い層で剛化することによって作ることができる。あるいはまたプ ラスター又はその他の適切な材料の薄い層をこの目的のために用いてもよい。こ れより好ましくない実施形態において、吸収性コア42の体側は、前記のあらゆる 方法で剛化されてもよい。同様にこれよりさらに好ましくない実施形態において 、バックシート40又はトップシート38には、以前に記載された材料のどれか又は 別の適切な材料を用いて、一体的剛性ゾーン54が備えられていてもよい。 前記本体部分の要素(トップシート38、バックシート40、吸収性コア42、及び 剛化部材44)は、あらゆる適切な方法で組立てられてもよい。図1〜図3に示され ている好ましい実施形態において、本体部分の要素は「サンドイッチ」形状に組立 てられ、これらの要素は、トップシート38及びバックシート40の縁部が、吸収性 コア42の縁部を越えて外側に延びるようなサイズにされている。トップシート 38及びバックシート40は好ましくは少なくとも一部、既知の技術を用いて周辺部 が接合されている。図1に示されているように、トップシート38は、好ましくは シーム、例えばシーム90に沿ってバックシート40に固定されている。シーム90は 好ましくは液体不透過性である。シーム90は、この目的のためにこの技術で通常 用いられているあらゆる手段、例えばグルーイング、クリンプ、又はヒートシー ルによって形成されてもよい。 ここで用いられている用語「接合されている」は、要素をもう一方の要素に直接 付着させることによって要素が別の要素に直接固定される形状;これ自体がもう 一方の要素に付着されている1つ又は複数の中間部材に要素を付着させることに よって、要素が間接的にもう一方の要素に固定されている形状;及び1つの要素 が別の要素と一体的である形状、すなわち1つの要素が本質的にもう一方の要素 の一部である形状をも包含する。 生理用ナプキン20の要素は、接着剤、ステッチ、熱及び/又は圧力接着、動的 機械的接着、超音波接着によって、あるいは生理用ナプキンの要素を備えている 繊維又はその他の構造的要素のまぜ合わせ又はエンタングルによって、例えば1 つの要素を備えている繊維を別の要素の上にメルトブロウンすること、1つの要 素を別の要素上に押出すことによって、あるいはこの技術で知られているその他 のあらゆる手段によって接合することができる。生理用ナプキンの要素を付着さ せるのに適した手段は、1991年12月17日にCreeらの名前で出願された米国特許出 願第07/810,774号(1993年6月24日に公告されたPCT特許公告第WO93/11725号)に記 載されている。 本体部分が延伸性要素から構成されている時、これらの要素は、本体部分を延 伸させうるあらゆる適切な方法で接合することができる。延伸性製品におけるト ップシート38とバックシート40との組合わせは、従来のシーリング方法又は非ス トレッチ性製品に用いられる材料によって常に実施できるとは限らない。従来の 熱及び圧力方法によって形成された接着は、ストレッチしないことが多い。ある いはこれらの接着は脆化され、従って製品がストレッチされた時に剥ぎ取られる か引裂けやすい。このことは、トップシート38及びバックシート40が異なる弾性 特性又は融点を有する場合、あるいはこれらの要素がストレッチしない場合 でさえシーリングが難しいほど十分に組成が異なる場合に、特に問題である。 図1〜図3に示されている特に好ましい延伸性生理用ナプキン20の実施形態にお いて、トップシート38及びバックシート40の縁部におけるトップシート38及びバ ックシート40のいくつかの部分は、生理用ナプキンの外辺部26の周りに延伸性接 着剤92を用いて、さらには外辺区域26における機械的接着剤94の好ましい分布を 用いて互いに固定される。延伸性接着剤92は、生理用ナプキン20の外辺部26の周 りにおいて不透過性延伸性シールを与える。この機械的接着剤94(これらの一部 のみが図1に示されている)は、追加の強度を与える。機械的接着剤94は、接着区 域及び非接着区域の断続的ゾーン(又は部位)として配列されている。 生理用ナプキン20は好ましくはまた、本体部分21の各々長手方向サイド縁部22 に沿って配置されているサイドラッピング要素52を備えている。このようなサイ ドラッピング要素は、1994年2月4日にOsborn lllらの名前で出願された米国特許 出願第08/192,240号(1995年8月10日に公告されたPCT特許公告第WO95/20931号)に 記載されている。 生理用ナプキン20の衣服側表面20Bとサイドラッピング要素52の衣服側表面は 、生理用ナプキン20を装着者の下着に付着させるための留め具を含んでいてもよ い。 図3は、図面に示されている特に好ましい実施形態において、生理用ナプキン には2つの末端留め具84と外辺部留め具86とが備えられているのを示している。 この外辺部留め具は、本体部分21の外辺部の周りに配置され、本体部分21の下に ある生理用ナプキン20の部分を下着の股部に固定させるのに適している留め具で ある。末端留め具84は、好ましくは非延伸性留め具、例えば非延伸性接着剤パッ チである。末端留め具84は、本体部分21の末端部を装着者のパンティーにしっか りとアンカー留め(anchor)するのに用いられる。外辺部留め具86は、好ましくは 延伸性留め具、例えば延伸性接着剤である。外辺部留め具86の延伸性は、本体部 分21の末端部間にある生理用ナプキンの部分が、使用中に延伸するのを補助する 。 非延伸性末端留め具84は、このような目的のためにこの技術で用いられている あらゆる接着剤又はグルーを備えていてもよいが、感圧接着剤が好ましい。適切 な接着剤は、センチュリー・アドヒーシブス社(Century Adhesives Corporation ) によって製造されているセンチュリー(Century)A-305-IV、ナショナル・スター チ社(National Starch Company)によって製造されているインスタント・ロック( Instant Lock)34-2823、3シグマ社(Sigma)によって製造されている3シグマ(Sig ma)3153、及びエイチ・ビー・フラー社(H.B.Fuller Co.)によって製造されてい るフラー(Fuller)H-2238ZPである。適切な接着剤留め具はまた、米国特許第4,91 7,697号にも記載されている。 外辺部留め具86として用いるのに適した延伸性接着剤には、延伸性接着剤それ 自体と、延伸性接着剤/バックシートの組合わせが含まれる。この技術で知られ ているあらゆる延伸性接着剤を用いることができる。適切な延伸性接着剤/バッ クシートの組合わせには、次のものが含まれるがこれに限定されるわけではない 。すなわち、例えばオハイオ州コビングトン(Covington,Ohio)のアンカー・コン チネンタル社3シグマ部(Anchor Continental,lnc.,3 Sigma Division)から入手 しうる3シグマ2474のような延伸性バックシート材料に用いられている非延伸性 接着剤;例えばフィンドレイ(Findley)接着剤198-338のような弾性的ストレッチ 性接着剤フィルム、あるいはミネソタ州セントポール(St.Paul,Minnesota)のミ ネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング社(Minnesota Mining an d Manufacturing Company)から入手しうる3M XPO-0-014として知られている弾性 的ストレッチ性接着剤フィルム;又は低い弾性率の弾性フィルム上の例えば3M接 着剤1442のようなスプレー接着剤である。末端留め具84及び外辺部留め具86は、 好ましくは生理用ナプキン20の使用前に、図1に示されている剥離紙88によって 剥離可能にカバーされている。 本発明の生理用ナプキンがその包装から取り出された時、剛化部材は生理用ナ プキンを当初剛化状態に維持する。本体部分の中心は装着者のパンティーの股部 に配置され、バックシートがパンティーの股部の内側表面と接触し、本体部分の 1つの末端部がパンティーの前部の方へ延び、もう1つの末端部が後部の方へ延び る。末端留め具及び外辺部接着剤が組合わされて本体部分を定位置に維持する。 サイドラッピング要素の遠位部分は、パンティーの弾性化縁部の周りで折り畳ま れる。サイドラッピング要素は、フラップ接着剤でパンティーの下側に固定され てもよいが、このようなフラップ接着剤は必要ではない。ひとたび生理用ナプキ ンが前記のようにパンティーの定位置に固定されたら、装着者はパンティーを引 き上げて、体と生理用ナプキンとが接触させられる。装着者の体によって生理用 ナプキンに加えられた力は、高められた当初剛性を剛化部材が与えるのを止めさ せ、これによって生理用ナプキンはより柔軟性のある状態になるであろう。 用語「パンティーライナー」及び「パンティライナー」は、女性が月経期間中に一 般に装着する生理用ナプキンよりもかさばりが少ない吸収体のことを言う。ここ に記載されている剛化部材を備えることができるパンティライナー形態の適切な 吸収体は、1988年4月19日にOsbornに発行された、発明の名称が「パンティライナ ー」という米国特許第4,738,676号に開示されている。 用語「失禁製品」は、大人が装着するか、その他の失禁者が装着するかには関わ りなく、パッド、下着(なんらかの種類の懸垂装置、例えばベルト等によって定 位置に保持されるパッド)、吸収体用インサート、吸収体用容量ブースター、シ ャーツ、ベッドパッド等のことを言う。ここに記載されている剛化部材を備える ことができる適切な失禁製品は次の特許に開示されている。すなわち、1994年4 月19日にIこNoelらに発行された米国特許第5,304,161号;及び1994年4月5日にFe istらに発行された米国特許第5,300,054号である。 すべての特許、特許出願(及びこれに基づいて発行されるあらゆる特許、並び に対応するあらゆる公告外国特許出願)、及びこの特許出願全体において挙げら れている出版物は、参照してここに組込まれる。しかしながら参照してここに組 込まれる文献のどれも、本発明を教示または開示していると明らかに認められて いるわけではない。同様に、ここに記載されている商品として入手しうる材料又 は製品のどれも、本発明を教示又は開示していると明らかに認められているわけ ではない。 本発明の特別な実施形態が例証され、記載されてはいるが、様々なその他の変 更及び修正も、本発明の精神及び範囲から逸脱することなくなされうることは、 当業者には明白であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ハイネス、レザ・マーギー アメリカ合衆国、オハイオ州 45215、シ ンシナチ、イースト・ミルス・アベニュー 320 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下着に装着するための吸収体であり、前記吸収体は、液体透過性トップシ ートと、前記トップシートに接合された液体不透過性バックシートと、前記トッ プシートと前記バックシートの間に配置された吸収性コアとを備えており、前記 吸収体は、前記吸収体が当初剛化状態とその後のより柔軟性のある状態とを有し ていることを特徴とし、前記吸収体はさらに、前記吸収体が装着前に手で触れら れた時には前記吸収体の少なくともいくつかの部分を前記当初剛化状態に維持す るとともに、前記吸収体が装着された時には前記吸収体を前記のより柔軟性のあ る状態にする剛化手段を備えている吸収体。 2.前記剛化手段が、前記トップシートと前記バックシートと前記吸収性コア のうちの少なくとも1つに備えられている一体的(integal)剛化部材を備えている 、請求項1に記載の吸収体。 3.前記剛化手段が、1つ又はそれ以上の剛化ゾーンを備えている、請求項1又 は請求項2に記載の吸収体。 4.前記トップシート及び前記バックシートが、前記吸収体の外辺部において 接合されて外辺部シームが形成され、前記剛化手段は、前記外辺部シームの内側 に位置する外辺部剛化ゾーンである、前記請求項のいずれかにひとつに記載の吸 収体。 5.前記剛化手段が、前記トップシートと前記バックシートと前記吸収性コア のうちの少なくとも1つをコーンスターチで剛化することによって形成される、 請求項2〜請求項4のうちのいずれかひとつに記載の吸収体。 6.前記剛化手段は、前記吸収性コアと一体的なものであり、前記吸収性コア の少なくとも1つの側に薄い剛性フィルムを加えることによって形成される、請 求項2〜請求項4のうちのいずれかに記載の吸収体。 7.前記剛化手段が、前記トップシートと前記バックシートと前記吸収性コア のうちの少なくとも1つと並置されている少なくとも1つの剛化部材を備えている 、請求項1と請求項3と請求項4のうちのいずれかひとつに記載の吸収体。 8.前記剛化部材が、好ましくは前記トップシートと前記バックシートとの間 に配置された、より好ましくは前記バックシートと前記吸収性コアとの間に配置 された少なくとも1つの脆性ストリップであって、前記吸収体が装着された時に 、装着者の体によって前記吸収体に加えられる力によって複数片に壊されるスト リップを備えている、請求項7に記載の吸収体。 9.前記脆性ストリップは、プラスターとコーンスターチとから成る群から選 ばれる材料で剛化された材料ストリップを備えている、請求項8に記載の吸収体 。 10.前記剛化部材が、管形状構造と逆「V」形状構造とから成る群から選ばれる 構造を備えており、前記形状の構造が、好ましくはポリプロピレン材料をティシ ュー層の上に溶融させることによって構成される、請求項7に記載の吸収体。
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