JP2000504865A - フィールドデバイスコンフィギュレーションへのチェンジのレコードのトランザクションデーターベースを管理する為のシステム及び方法 - Google Patents

フィールドデバイスコンフィギュレーションへのチェンジのレコードのトランザクションデーターベースを管理する為のシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 コンピューターによるのデーターベース管理方法は複数のデバイスの一つと関連する構成データーベースの管理を可能にする。各デバイスは少なくとも一の調整可能のパラメーターを含む可変構成を持つ。本方法は、特定のデバイスを選定するステップ、その特定デバイスの特定パラメーターを選定するステップ、特定の時間にその特定のパラメーターに対し特定の値を割り当てるステップ、その特定時間においてその特定のデバイスにその特定のパラメーターに対するその特定の値を通信するステップ、トランザクションレコードを作成するステップ、構成データーベースにそのトランザクションレコードをストアするステップを含む。トランザクションレコードは特定デバイスを特定識別する識別子を含み、更に特定デバイスの特定パラメーター、その特定パラメターの特定値、その特定パラメーターにその特定値が適用されるべき特定時間を定める。

Description

【発明の詳細な説明】 フィールドデバイスコンフィギュレーションへの チェンジのレコードのトランザクションデーター ベースを管理する為のシステム及び方法技術分野 本発明は、広義にはデーターベース管理に関し、詳細にはプロセス内で、スマ ートフィールドデバイスのパラメーターに起きた変化の為のトランザクションレ コードのデーターベースを保守する為のデーターベース管理のシステム及び方法 に関する。発明の背景 代表的には、プロセス工場(例えば、化学精製工場及び薬品製造工場)はその プロセス内のパラメーターを制御、測定するフィールドデバイスを多数持つ。各 フィールドデバイスは制御デバイス(流体バルブコントローラーの如き)、測定 器(温度ゲージ、プレッシャーゲージ、流量計等)及び/又はプロセスと関連す る値に影響し或いはそれを決定する他の如何なるデバイスを含み得る。過去10 年ぐらい迄は、フィールドデバイスは代表的には、どちらかと言えば単純なデバ イスであって手動或いは電子的に制御されその出力を電子的に表示したり或いは そのデバイスに接続されたゲージに表示するものであった。しかしながら、これ らのデバイスは代表的には、これらのデバイスによって得られた表示値或いは測 定値に関するアナログ信号のごとき限定的な情報を制御器に提供するのみであっ た。 最近では、所謂「スマート“フィールドデバイスが開発された。スマートフィ ールドデバイスはそのデバイスに関連するプ ロセスコントローラー及び/又は管理システムと通信する事が出来る。代表的な スマートフィールドデバイスはそのデバイスに関連する値、例えば測定値、を示 すアナログ信号を送信する事ができ、校正、構成、診断、保守及び/又はプロセ ス情報を含む詳細なデバイス特有の情報をストアしたり亦デジタル的に送信する ことも出来る。或スマートデバイスは例えば、デバイスが測定に用いる単位、デ バイスが正確に作動可能な最大範囲、デバイスに就いてのトラブルシューテイン グ情報、デバイスをどの様に、そして何時校正すべきか等をストアし且つ送信す る事が出来る。更に、スマートデバイスはそれ自身動作可能で、自己テスト、自 己校正等を行う事が出来る。例えばスマートデバイスはハート(HART、ハイ ウエーアドレス可能遠隔トランスデューサー)プロトコル(ハートデバイス)、 フィールドバスプロトコル(フィールドデバイス)、Modバスプロトコル及び DEプロトコル等に従うデバイスを含む。しかしながら、異なったタイプのスマ ートデバイスをサポートする為に他のスマートデバイスプロトコルが存在可能で あり或いは将来開発可能である。 現在、従来式のスマートデバイスはすべて或プロセスに関し、一又はそれ以上 の特別な入出力機能を持つ。入力機能とは温度又は圧力測定デバイスによって実 行される機能のような、あるプロセスに関連する値を測定或いは読む如何なる機 能をも言う。出力機能とはバルブ又は流量コントローラーによって行われるよう な或プロセス内の或ものを変化する如何なる機能をも言う。更に、フィールドバ スデバイスの様な、ある種のスマートデバイスはプロセス制御に関連する機能で ある制御機能を行う。デバイスに依って行われる各入力、出力及び制御部分機能 はブロックと呼ばれる。従って、定義により、各デバイスは少なくと も、一つ及び恐らくそれ以上のブロックを含む。フィールドバスデバイスは通常 多重ブロック(即ち、一又はそれ以上の入出力及び制御ブロック)含み、一方ハ ートデバイスは、それ自体ブロックを持たないが、ハートデバイスの内容は当業 者によって唯一つのブロックを構成するものとして考えられている。 各ブロック(概念上のブロック)及び、従って各デバイスは一又はそれ以上の パラメーターを有する。パラメーターはそのブロックを特徴づけ、影響を及ぼし 、或いは別の態様で関係するブロックの一属性である。パラメーターは、例えば 、ブロックのタイプ、ブロックの最大動作或いは測定範囲、ブロックのモード、 ブロック測定値等である。 同様に、各パラメーターはそれに関連する一又はそれ以上のプロパテイを持っ ており、そのプロパテイの各々はパラメーター内の情報を定義し、或いは記述す る。例えば、温度測定デバイスの温度パラメーターは、パラメーターの名前(例 えば「温度」)をストアするラベルプロパテイ、パラメーターの値(例えば温度 実測値)をストアする値プロパテイ及び温度が表現される単位(例えば摂氏度或 いは華氏度)をストアする単位プロパテイからなる。デバイス或いはブロック構 成はそのデバイス又はブロック関連の各パラメーターの各プロパテイの値のセッ トを含む。 上述のように、スマートフィールドデバイスは数種の利用可能なプロトコル( 例えばハート及びフィールドプロトコル)の一つに於いて通信可能なように開発 される。これらのプロトコルはデバイス製造者にそのデバイス特有の情報を提供 する事を許容し、勿論特定の情報はスマートフィールドデバイスの型に依って異 なる。従って、これらのプロトコルは複雑であり、デバイスプログラミングにお いて使用上困難がある。更に詳細に 述べるならば、これらのプロトコルの或ものは、それに従うすべてのスマートデ バイスとの通信の為の完全に整合性を有する方法を提供しない。その代わりこれ らのプロトコル、例えばハートプロトコル、は単にデバイス製造者に対し各スマ ートフィールドデバイスから得られる情報且つその情報の検索方法を特定する方 法を提供するたけである。 スマートデバイスとの通信は或程度スマートデバイス製造者の提供するデバイ ス記述言語(DDL)及びデバイス記述サービス(DDS)の出現によって単純 化された。DDLはスマートデバイから得られるデーターを記述する為のプロト コル、スマートデバイスに関連し、其れから検索されるデータの意味、スマート デバイスの実働化の為の方法、データーを取る為のスマートデバイスと通信する 為のフォーマット、編集表示及びメニューの如きデバイスに就いて及びスマート デバイスの係る他の情報のハンドリング及びインタープリトの為のユーザーイン タフェース情報を提供する人間可読言語である。 DDLソースファイルはデバイス開発者によって書かれた人間可読テキストを 含む。これらのファイルはデバイスに関し、デバイスとバス或いはデバイスが接 続されるホストとの間のすべての情報を特定化する。基本的には、デバイスの為 のDDLソースファイル開発に際しては、開発者は、各ブロック、パラメーター 及びスマートデバイスの特別な特徴に関係するグループ特有の、及び販売者特有 の定義を提供する為は勿論、デバイスのコア或いは本質的なパラメーター特性を 記述する為にDDL言語を使用する。 DDLソースファイルは管理システムの如きホストシステムにストアされる様 デバイス製造業者或いは第3者開発者によってユーザーに提供されうる、デバイ ス記述(DD)として知ら れる機械可読ファイルを作る為にバイナリフォーマットに編集される。或場合に は、例えばフィールドデバイスでは、DDLソースファイルはスマートデバイス 内にストアされ得、スマートデバイスからホストシステムに転送し得る。ホスト システムがスマートデバイスの為のDDオブジェクトファイルを受領した時は、 デバイスとの完全なインタフェイス記述を導き出す為にDDをデコード及びイン タプリトする事が出来る。 DDSはFisher−Resemount Systems,Inc.及び /又はRosemount,Incによって、スマートデバイスのDDを自動的 にデコーデイング且っインタプリテイングする為に開発され提供された汎用ソフ トウエアシステムである。更に詳細には、DDSはルーテインのライブラリであ って、ホストによってコールされた時、1)スマートデバイスのセットアップ及 び構成、(2)スマートデバイスとの通信、(3)ユーザーインタフェイス及び (4)スマートデバイスと結合して使用される場合の可能な方法に関する情報を 含むスマートデバイスに関する情報をホストに提供する為にスマートデバイスの DDをインタプリトする。DDSの一つの非常に有効な応用例はホストシステム と関連するDDLソースファイル(そして対応のDDオブジェクトファイル)を 持つ一又はそれ以上のスマートデバイスどの間に整合性のあるインタフェイスを 提供する場合である。 DDS,DDL及びDDは公知であるが、DDLの特定の機能及びフォーマッ トに関する一層の情報及び特にフィールドバスのDDLに就いての情報は In teroperable System Project Fieldbus Specification Device Description Lan guage と言うタイトルで Interoper able System Project Foundation(1993) のマニュアルに含まれている。これは参照文献として本明細書に含まれる。ハー トDDLに関する同様な文献はthe HART foundationによっ て提供されている。 管理システムは一つ又はそれ以上のスマートデバイスと相互に作用するシステ ムであって、デバイス、ブロック、パラメーター、変数或いはこれらのデバイス に関連する構成情報を読む。代表的には、管理システムは、スマートデバイスと 相互接続し、通信し且つ其れを再構成することを許す適当な通信ポートを有する パーソナルコンピューターを含む。管理システムはオンラインであり、即ちスマ ートデバイスと有線或いは他の恒久的な接続が為されている。管理システムは持 ち運び可能とする事ができ、スマートデバイスを再構成する為に周期的にスマー トデバイスに接続されても良い。 管理システムは代表的にはシステム内でスマートデバイスに関し多様な機能を 実行する。例えば、管理システムは或プロセスの状態及び同プロセスに関連或い は接続しているスマートフィールドデバイスに関しての情報(即ち、変数やパラ メーターの値)を提供しても良い。管理システムは必要に応じ、プロセス内でス マートデバイスを再構成する事によってユーザがプロセスをモニターしコントロ ールする事が出来るように使用され得る。 本システムに依って提供される特徴を使用して管理システム内で諸機能を実行 する為に用いられるソフトウエアルーテインは代表的にはアプリケーションと呼 ばれる。代表的には、管理システムは特定のスマートデバイス上で変化を実行し 且つそれからデーター読み取る為に個々のスマートデバイス製造者によ って提供されるアプリケーションを実行する。その結果、管理システム内の各種 アプリケーションは屡共通の或いは整合性のあるインタフェイスを共有するする 事が出来ず、一つのアプリケーションから他のアプリケーションに移行する事は 従って、面倒な時間のかかる作業となる。更に、異なったアプリケーションで作 られ、且つストアされたスマートデバイス構成データー、構成ログ及びスマート デバイス診断データーは、異なったデーターベースで多様なフォーマットでスト アされており、そして或場合には、所有権の絡むフォーマットにストアされてい る為に、分散不可能であり、相互参照も不可能である。従って、或システム内で 、各デバイスに共通な課題が別のアプリケーションでは重ねて行わなければなら ない。 別々に開発されたアプリケーションを実行する管理システムは代表的には、各 デバイスのアプリケーションは別々日稼動しているので、同時に或工場又は或プ ロセスにおいてすべてのスマートデバイスに関する情報を見ることはない。ユー ザーがプロセス内のデバイスに関連するDDS、DDL及びDDに対し、十分な 知識をもつことは通常ないので、更に或プロセス内の複数の、異なったデバイス に関するデーターを総括的に見るアプリケーションをユーザーが書くことは不可 能である。もし仮にユーザーが十分な知識を持っていたとしても、かかるアプリ ケーションは開発に時間がかかり亦費用を要し、しかもシステムに新しいスマー トデバイスが加わるごとに、同アプリケーションの更新が必要となる。 統合された管理システムの必要性は、そのプロセスに依って作られる製品に、 排出物が一定のレベル以下である事、及び安全手続きが基準に合っている等厳密 な基準が課せられている、例えば、ある種の化学及び医薬品プロセスを規制する EPA及 びFDAの如き政府機関によって認定されなければならないプロセス或いはシス テムでは特に大きい。かかる認定を維持する為の規制されたプロセスを実施する 為の工場にとって最も容易な方法は重要なプロセスパラメーターの値が、関連の 政府機関の規制必要基準及び安全手続きに従う特定の値或いは特定の範囲に留ま っている事を政府検査官に証明する十分に徹底した記録を保持する事である。プ ロセスのスマートデバイス結合した統合システムは、これらの値をデーターベー ス内に自動的に記録するように用いられる。従って、統合システムのデーターベ ースにストアされたデーターはこれらの重要な値が夫々の基準値範囲に留まって いる事を証明するのに使用され得る。 以前では、管理システムが制御システムにおけるフィールドデバイスの状態を 変えた時は(フィールドデバイス内のどの情報を変えた時も)常に、管理システ ムは内部の「状態データーベース」内に、デバイスの為の完全に新しい或いは現 在「状態」をストアした。デバイスの「状態」とは(1)何時変化が起きたか( 即ち何時デバイスが新し状態に置かれたか)の表示、及び(2)デバイス内にス トアされたすべての情報に対応するデータである。先行技術の状態データーベー スはまたデバイスの状態に加えて付加的な情報(即ち何がデバイス状態の変化を 起こしたか或いは何故に就いての情報)を含み得た。 この様な態様で状態データーベースを保持する事及び制御システムのそのフィ ールドデバイスになされた変化の際に常に新しい状態に対応する完全なセットの 変数をストアする事は大きな記憶容量と多大なプロセシング時間を必要とする。 更に、多重オンライン管理システムは代表的には相互接続され、各システムから のデータは全制御システムの状態を反映する為統合された履歴データベースを構 成する為に結合される。各新状態に 対応する時間の多重相互接続状態データーベースの記録内の表示の存在は多重デ ーターベースをかかる統合履歴データーベースに開発することを許すけれども、 先行技術の管理システムが、携帯通信機と直接インタフェイスし、そして携帯通 信機から管理システム内にデーターを転送する事が出来ないと言う良く知られた 欠点を克服する事は出来ない。その理由は、極めて原始的な器具である現在の携 帯通信機が内部にリアルタイムクロックを持たず、従って、管理システムに携帯 通信機が戻す状態記録にタイムスタンプを付す事が出来ないからである。結局、 管理システムは時系列的に且つ歴史的なデータベースにおいて、現存する時系列 データーベースに対しその新状態をストアする為に携帯通信機から受信した記録 又は新状態を挿入すべき特定の時間を決定する事が出来ない。 統合管理システムはまたデバイスが使用されるプロセスの保証性を保持する為 にスマートデバイスをもっと規則的に再構成する為に使用される。現在大部分の 、複数のスマートフィールドデバイスをサポートする管理システムは、そのサポ ートされるスマートデバイスの各々の為に書かれた特定化されたソフトウエアを 含み、そのスマートデバイスと通信する事が可能である。従って、新しいスマー トデバイスをプロセスに加える事は、そのプロセスの為の管理システムが再プロ グラムされる事を要求する。再度申し上げるが、このプログラミングは、管理シ ステムのソフトウエアのみならずスマートデバイスプロトコル及び新スマートデ バイスに就いても知識を持つ人間によって、作られなければならないので、時間 がかかり,且つ費用を要する。 特別なプロトコルに従う異なったスマートデバイスとインタフェイスする携帯 用通信機が存在するが、これらのデバイスは単にデバイスとの間でデーターを読 み書きするだけで、如何な る有意義な態様でそのデーターを処理する事は出来ない。 アプリケーション開発の他の面倒な局面は、あるシステム内の各スマートデバ イスとユーザーとの間の通信における、是に関連する或いはこの為に必要な多数 の課題を実施する為のアプリケーションをプログラムする事である。開発者は各 分離したデバイスとどのように通信するかと言う事を含む詳細について注意を向 けなければならないし、同時に開発者は、例えばデイスプレーなどユーザーにど のようにして情報を提供するかについても特別な注意を払はなければならない。 代表的なアプリケーションは一定のユーザーインタフェイスを使用しないので、 この課題はもっと難しいものとなる。これら機能の各々は多くのプログラミング 時間と努力を要求し、それはシステムに新しいスマートデバイスが加わるごとに 繰り返されなければならないのである。 更に、アプリケーションは代表的には、プロセス内のデバイス、ブロック或い はの現在構成を見る事をユーザに許すが、そのアプリケーションはユーザに過去 の構成を見る事或いはその構成を比較する為の多重構成の同時デイスプレーを許 さない。発明の概要 本発明の1態様では、少なくとも1つの調整可能なパラメータを含む変更可能 な構成を各々有する複数のフィールドデバイスの1つに対応付けられる構成デー タベースを管理するために、コンピュータによるデータベース管理システムが設 けられる。このシステムは、調整可能なパラメータを第1時間に第1値に設定す るための初期化手段と、調整可能なパラメータを第2時間に第2値に設定するた めの更新手段と、初期化手段および更新手段に応答して複数のトランザクション を保存するためのト ランザクションメモリとを含む。各トランザクションは、特定の調整可能なパラ メータの特定の値と、特定の調整可能なパラメータが特定の値を達成する対応時 間とを含む。 本発明の別の態様では、少なくとも1つの調整可能なパラメータを含む可変構 成を各々有する複数のデバイスの1つに対応付けられる構成データベースを管理 するために、コンピュータによるデータベース管理システムが設けられる。この システムは、特定のデバイスを選択するための第1選択手段と、特定のデバイス の特定のパラメータを選択するための第2選択手段と、特定の時間に特定のパラ メータに特定の値を割り当てるための割当て手段と、特定のパラメータの特定の 値を特定の時間に特定のデバイスに伝達するために前記割当て手段に結合された 手段と、トランザクションレコードを形成するための記録手段とを含む。トラン ザクションレコードは特定のデバイスを一意に識別する識別子を含み、さらに、 特定のデバイスの特定のパラメータと、特定のパラメータの特定の値と、特定の 値が特定のパラメータに付与される特定の時間とを指定する。このシステムはさ らに、構成データベースにトランザクションレコードを保存するための手段を含 む。図面の簡単な説明 図1は、プロセスとディジタル制御システムと管理システムとの間の相互接続 を示すブロック図である。 図2は、デバイス通信インタフェースおよび本発明に従って動作する制御装置 を有する図1の管理制御システムのブロック図である。 図3は、本発明によるオブジェクト情報の上部階層である。 図4は、本発明によるオブジェクト情報の下部階層である。 図5は、内部に含まれるトランザクションデータベースを示す図2のFMSデ ータベースの線図である。 図6は、図5のトランザクションデータベースのレコードの線図である。 図7ないし図10は、本発明によるトランザクションデータベース管理システ ムおよび方法のプログラミングを示す流れ図である。 図11は、図2の制御ブロックを示す。 図12は、本発明に従って構築された制御に対応付けられる初期化段階を示す 流れ図である。 図13ないし図19は、本発明による制御の動作を示す流れ図である。 図20は、本発明による1組のデバイス制御によって生成できる表示画面であ る。 図21は、本発明による1組のパラメータ制御によって生成できる表示画面で ある。 図22は、本発明による1組のブロック制御によって生成できる表示画面であ る。 図23は、本発明に従って1組の時間線およびパラメータ制御によって生成で きる表示画面である。 図24は、図5のトランザクションデータベースから予想されるデバイス状態 を再構築するためのプログラミングを示す流れ図である。詳細な説明 図1は、以下でフィールド管理解システム(FMSシステム)と呼ぶ管理シス テム10が、プロセス12、プロセス12を制御するディジタル制御システム1 4(DCS)、および別のF MSシステム15などさらなる管理システムと相互接続されている状態を示す。 プロセス12は、製造工程または精練工程など、所望の種類のプロセスから構成 することができ、3つのHARTデバイス16、19、20および1つのフィー ルドバス22を含む4つのスマートフィールドデバイスと、従来型(すなわち非 スマート)デバイス24とを含むものとして示されている。デバイス16、18 、20、22、24は、所望の方法でディジタル制御システム14によって制御 される。 一般に、FMSシステム10はPCを使用するソフトウェアツールであり、フ ィールドデバイスの管理タスクを実行する応用プログラムを含む。FMSシステ ム10は、ユーザがプロセス12に対応付けられるスマートフィールドデバイス のいずれかおよび全部を例えば構成、校正、監視、および障害探索するのを助け ることによって、プロセス12内のデバイスの各々のデバイス管理を統合する。 FMSシステム10は、任意の種類のコンピュータまたはマイクロプロセッサ を使用するシステムで構成することができ、オペレーティングシステムおよびC PU36に接続されたディスプレイ30、プリンタ31、キーボード32、およ びマウス34を含むことができる。FMSデータベース40を備えたメモリ38 は、オペレーティングシステムおよびCPU36に接続される。FMSデータベ ース40を含むメモリ38は、ディスプレイ30またはプリンタ31を介して情 報をユーザに表示したりスマートデバイス16、18、20、22と通信するこ とに関連するタスクを実行する際に、FMSシステムによって使用されるソフト ウェアおよびデータを保存する。さらにFMSデータベース40は、例えばデバ イスの過去の構成に関する情報、オフラインスマートデバイスや従来型デバイス などのオ フラインデバイスに関する情報、および次のサービスがいつ必要になるか、誰が サービス手順を実行したか、望ましい交換デバイス等を含むサービスノートに関 する情報など、スマートデバイスからは得られないデバイス関連情報を保存する 。オフラインスマートデバイスに関するデータは、そのデータが実際にオフライ ンデバイス内に保存される形式と同一の形式で、データベース40内に保存する ことができるので、FMSシステム10にとって、オフラインデバイスは、これ らのデバイスがオンラインの場合に利用できるのと同様の方法で、データベース 40を介して利用できるように見える。 スマートデバイス16、18は、通信回線42およびモデム44を介してFM Sシステムに接続されたオンラインデバイスである。スマートデバイス22は、 フィールドバスインタフェース45を介してFMSシステムに接続されたオンラ インデバイスである。スマートデバイス20は、FMSシステム10に永久接続 されないオフラインデバイスである。しかし、スマートデバイス20は、デバイ ス20および/または他のスマートデバイスからデータを読み出したり、そこへ データを書き込むために、後で詳述するようにデバイス20および/または他の スマートデバイスのどれにでも定期的に接続できるハンドヘルドコミュニケータ および/または2次(ラップトップ)FMS46を介して、FMSシステム10 と通信することができる。その後、ハンドヘルドコミュニケータおよび/または 2次FMS46をFMSシステム10に接続し、それが接続されたスマートデバ イス20および/またはその他のいずれかのスマートデバイスに関するデータを アップロードすることができる。 希望すれば、FMSシステムのオペレーティングシステムおよびCPU36を 、例えばイーサネット通信リンク48および /またはその他の通信リンクを介して、ディジタル制御システム14および他の FMSシステム、例えばもう1つのFMSシステム15に接続することができる 。 図2は、ハードウェアおよびソフトウェアコンボーネントを含むFMSシステ ム10の様々な構成部品間の相互接続を示すものであり、FMSシステム10の メモリ38に保存された様々なソフトウェアコンポーネントが相互同士、および ディスプレイ30、プリンタ31、キーボード32、マウス34、FMSデータ ベース40、およびプロセス12内のスマートデバイスと、いかに相互作用する かを説明するために使用される。FMSシステム10のソフトウェアコンポーネ ントは、メモリ38に保存され、オペレーティングシステムおよびCPU36上 で実行することを理解されたい。 FMSシステム10はマイクロソフトウィンドウズ環境(ウィンドウズ95T M環境など)で動作することが望ましく、したがって、標準ウィンドウズオペレ ーティングシステム46を含み、これは、データや情報をディスプレイ30やプ リンタ31に表示したり、データや情報をキーボード32やマウス34から検索 するために使用される。したがって、ウィンドウズオペレーティングシステム4 6に提供されたり、そこから検索される情報は、当業者には周知である所望の種 類の標準ウィンドウズ呼出しフォーマットで提供することが望ましい。しかし、 本発明では、例えばマッキントッシュ、Xウィンドウズ、またはIBM DOS フォーマットをはじめ、その他の所望のウィンドウズ系または非ウィンドウズ系 のインタフェースフォーマット(グラフィカルユーザインタフェースであるか否 かに関係なく)を使用して、FMSシステム10を実現することができる。 FMSシステム10は、コアアプリケーション52およびアドオンアプリケー ション54から構成される1組のFMSアプリケーションを含む。コアアプリケ ーション52は基本的に、予め定められ頻繁に使用される動作を実行するために 、FMSシステム提供者によって作成されたプログラムである。アドオンアプリ ケーションは、ユーザまたは第3者開発業者によって作成され、カスタマイズさ れた機能を実行するためにFMSシステム10に移入された応用プログラムであ る。 以下で使用するアプリケーションとは、FMSシステム10によって実現され るソフトウェアルーチンを指し、これは、プロセス12または1つ以上のデバイ ス、ブロック、パラメータに関連するユーザ情報、またはFMSシステム10に 接続または対応付けられたデバイスに対応付けられたその他の情報を表示したり 、FMSシステム10に対応付けられるか接続された1つ以上のデバイスをユー ザに再構成させることができる。アプリケーションによって使用される情報は一 般的にプロセス12内のスマートデバイスに保存されるか、またはこれによって 作成され、あるいはFMSデータベース40に保存される。 したがって、例えば、FMSシステム10は、ユーザがFMSデータベース4 0内および/またはプロセス12内部のスマートデバイス内のデータと相互作用 して、プロセス12内のデバイスの1つ以上の現在の状態を表示したり、プロセ ス12内のスマートデバイスの1つ以上の構成を変更したり、複数のデバイスを 同時にまたは逐次的に表示したり、共通スマートデバイス制御および構成機能を 実行したり、ネットワーク内でデバイスを位置決めするブラウザを実行したり、 デバイスの状態を監視したり、アラームリストを生成したり、デバイスの校正お よび検査ルーチンを実現することを可能にするコアまたはその 他のアプリケーションを含むことができる。 その他の一般的なコアアプリケーションとして、構成アプリケーション、構成 管理アプリケーション、アラーム走査アプリケーション、履歴イベントログアプ リケーション、レポートアプリケーション、トレンド解析アプリケーション、お よび診断アプリケーションを挙げることができる。構成アプリケーションは、プ ロセス内のデバイスの1つ以上のパラメータに対応付けられる変数の値を表示し 、これらのパラメータ値のうち適切な幾つかをユーザに変更させることができる 。構成管理アプリケーションは、例えばデバイスのリセット、デバイスの初期化 、およびデバイスの校正など、デバイス全体の構成をユーザに管理させる。アラ ーム走査アプリケーションは、FMSシステム10によって管理されている全て のデバイスを検査し、これらのデバイスが正しく作動しているかどうか、あるい はこれらのデバイスのどれかに誤りが発生していないかどうかを決定する。履歴 イベントログアプリケーションは、例えばユーザログイン情報、FMSシステム 10によって管理されているデバイスの構成に行なわれた変更、FMSシステム 10によって管理されているデバイスに対応付けられるアラーム、およびその他 のイベントを示す時刻表示メッセージを含むイベントログを提供する。レポート アプリケーションは、1つ以上のデバイスの例えば過去、現在、および所望の未 来の構成を全て示すレポートを自動的に生成する。トレンド解析または「傾向変 動(trending)」アプリケーションは、特定のデバイス内またはプロセ ス全体で発生するかもしれないトレンド(傾向)を識別するために、プロセス1 2内のデバイスによって測定されたデータを記録する。その他の所望のアプリケ ーションを作成し、FMSシステム10に設けることができることは、明白であ る。 FMSシステム10の動作中、ユーザは、実行するアプリケーションの1つま たはそれ以上を選択する。選択されたアプリケーションは、図2で現在のアプリ ケーション56として識別されている。複数のアプリケーションをFMSシステ ム10によって同時に実行できるので、複数の現在のアプリケーション56が存 在し得る。現在のアプリケーション56はどれも、ウィンドウズオペレーティン グシステム46、インタフェースブロック58、ディジタル制御インタフェース (DCI) 60、およびFMSデータベースインタフェース62と直接インタ フェースすることができる。望むならば、現在のアプリケーション56は、オー プンデータベースコネクティビティ(ODBC)ブロック64(ほとんど全ての データベースとの通信を可能にする、よく知られたマイクロソフトデータベース アプリケーションインタフェース(API)システム)ともインタフェースする ことができる。しかし、多くのアプリケーションにとって、そうした接続は必要 でなく、あるいは望ましくない。さらに、現在のアプリケーション56はどれも 、ウィンドウズオペレーティングシステム46、プロセス12内のスマートデバ イス、およびデータベース40とインタフェースブロック58を介して、間接的 にインタフェースすることができる。 インタフェースブロック58は基本的に、例えば特に構成されたウィンドウズ カスタムコントロール、OXCコントロール、またはVBXコントロールを有す るソフトウェアパッケージであり、これは、現在のアプリケーション56、プロ セス12内のスマートデバイス、データベース40、およびウィンドウズオペレ ーティングシステム46とディスプレイ30とプリンタ31とキーボード32と マウス34とから構成されるユーザインタフェース65の間における特定の頻繁 に使用される情報の 通信に関係する機能を、自動的に実行する。インタフェースブロック58は現在 のアプリケーション56によって使用され、関係するプロトコルの仕様を知って いるアプリケーション設計者がいなくても、これらのインタフェース機能を実行 することができる。その結果、インタフェースブロック58により、アプリケー ションはいっそう容易に設計することが可能になり、一貫したユーザインタフェ ースが得られる。 現在のアプリケーション56およびインタフェースブロック58は、サーバ6 8、70から構成されるサーバネットワーク66を介して、DCI60、および プロセス12内のスマートデバイス、他のFMSシステムまたはディジタル制御 システム、および/またはデータベース40とインタフェースして通信すること が望ましい。一般的に、サーバネットワーク66はFMSシステム10内に配置 され、それに対応付けられるが、図2のDCI60とサーバ66、70との間の 点線は、DCI60が、例えば図1に示すイーサネット接続を介して、他のFM Sシステムのサーバネットワークにもアクセスできることを示す。 基本的に、DCI60は、データベース40、プロセス12内のスマートシス テム、および/またはその他のFMSシステムと通信し、そこからデータを検索 するために必要な機能や、これらに関係するその他の機能を実行するライブラリ ルーチンで構成されるコンビニエンス層(convenience layer )である。動作中、DCI60は、現在のアプリケーション56およびインタフ ェースブロック58から送信されたコマンドおよびメッセージを、サーバネット ワーク66で認識され使用されるフォーマットに変換し、同様に、サーバネット ワーク66によって提供されたデータを、現在のアプリケーション56およびイ ンタフェースブロック58で認識され使用さ れる形式に変換する。 DCI 60は、これらの通信機能を実施するために任意の好ましいプロトコ ルを使用できるが、好ましくは目的向きプロトコルを使用し、また最も好ましく は、マイクロソフト社により開発および文書化されたObject Linki ng and Embedding(OLE)プロトコルのようなオブジェクト 連結および埋込みプロトコルを使用する。マイクロソフトOLE(2.0)プロ トコルは、マイクロソフトのウインドウズ95のオペレーティングシステムに使 用され、技術上周知のものである。 一般に目的向きプロトコルは、送信メッセージにより対話する独立オブジェク トの収集として世界をモデル化するプログラミング模範である。オブジェクトに は、データ(状態)およびそのデータで実施できる方法(アルゴリズム)が含ま れる。加えてオブジェクトは、インタフェース接続部を通して互いに関連し、ま た階層メッセージを通して他のオブジェクトと通信できる。オブジェクトは、メ ッセージを受信すると、そのオブジェクト内のデータを処理することができるオ ブジェクト自体の方法を使用することにより、および特定のタスクを実施しかつ 適切な結果を多分返送するために他のオブジェクトへメッセージを送信すること により、応答する。 DCI 60はOLE階層を通してサーバネットワーク66と通信する。DC Iは、OLEオブジェクトの読出と書込に関する標準OLE手順と呼出しを使用 し、OLEオブジェクト内の一組の列挙された値を列挙し、OLEオブジェクト 内の特性を入手および設定し、OLEオブジェクトの方法を呼出しかつ実施し、 およびOLEアイテム方法(特定の方式のOLE方法)と連係してOLE収集オ ブジェクト内に格納されている特性デ ータを検索する。しかしながら他のOLE手順は、サーバネットワーク66と通 信するためにOLEオブジェクトでDCI60により実施できる。 以下にさらに詳細に説明するように、FMSシステム10により好ましくは使 用される特定のOLE階層は、各種の情報の全てを分類するために、かつDDの それぞれに関連する各種のDDLのそれぞれに利用できるかまたはそれぞれによ り使用される各種の情報間の相関関係を分類するために開発されたOLEオブジ ェクト階層であり、ついでそのDDは、FMSシステム10によりサービスされ ているプロセス12内のデバイスと関連する。この決められた階層は一組のOL Eオブジェクトを形成し、そのそれぞれは、その階層により定義される一組の特 性と、および特性データを処理するために、かつ階層により形成される関係に従 って他のOLEオブジェクトと通信するために使用できる特定の組の方法とを格 納する。この階層は、図3および4と連係してさらに詳細に検討する。 本質的にDCI 60は、決められた階層について識別された全てのOLEオ ブジェクトがサーバネットワーク66のメモリ内にあたかも存在するように、サ ーバネットワーク66と通信する。DCI 60は、OLEプロトコル内のOL Eオブジェクトとの通信に必要な単一の組の呼出しを実施する。しかしながら現 実には、それぞれのOLEオブジェクトのデータと方法は、読出の呼出しまたは 書込の呼出しのような呼出しが、例えばDCI 60、DDS 72、スマート デバイスコミュニケーションネットワーク74、またはFMSデータベースイン タフェース80によりそのようなOLEオブジェクト用のサーバネットワーク6 6へ送られるまで、サーバネットワーク66のメモリへは実際には格納または収 納されない。その時点にお いてサーバネットワーク66は、OLEオブジェクトに関係するデータと方法を 検索し、かつがサーバ68または70の1つに関連するメモリに格納しなければ ならないことを認識し、そのOLEオブジェクトのデータと方法を検索するのに 必要な機能を自動的に実施する。 サーバネットワーク66は、そのメモリに格納されるOLEオブジェクトの1 つの内部のデータと方法の読出と書込に関係する呼出しを受信したとき、プロセ ス12およびFMSデータベース40内のOLEオブジェクト、DDS 72、 スマートデバイスからデータを読出しかつ、それへデータを書込むように、その 格納されたルーチンに従ってOLEオブジェクトデータへ要求された情報を返す か、または要求された機能を実施する。 同様にDCI 60は、サーバネットワーク66に関連するメモリに格納され るOLEオブジェクトの変更を認識または受信し、カレントアプリケーション5 6およびインタフェースブロック56との通信を実施するために、それに基づい た機能を実施する。サーバネットワーク66は、決められたOLE階層内のOL Eオブジェクトとインタフェースをとり、またデバイスサーバ68およびデータ ベースサーバ70を備える。デバイスサーバ68は本質的には、決められたOL E階層内の一組のOLEオブジェクトとの規定された対応を有する一組のソフト ウエアルーチンである。これらのルーチンは、DDS 72、スマートデバイス コミュニケーションネットワーク74、および決められた階層のOLEオブジェ クトとの通信のために特に開発される。そのようなルーチンは、プロセス12内 のスマートデバイスから、および/またはプロセス12内のスマートデバイスに 関連するDD(これはファイルである)から入手でき るか、またはその内部に格納される特定の種類のデータと情報を例えば送信、検 索および変更できる。同様にデータベースサーバ70は本質的に、決められたO LE階層内のOLEオブジェクトに関連する一組のソフトウエアルーチンである 。これらのルーチンは、DDSまたはAPIおよび/またはFMSデータベース インタフェース80と通信して、FMSデータベース40から、および/または スマートデバイス用のデータがFMSデータベース40に格納されるスマートデ バイスに関連するDDから入手できるか、またはその内部に格納される特定の種 類のデータと情報を例えば送信、検索および変更する。図2に示されるようにD DS 72により使用されるDDは、DDSライブラリ72へ連結されるデバイ ス記述ライブラリ76に格納される。 サーバ66と70のルーチンは、DDS 72から、スマートデバイスから、 またはデータベース40からOLEオブジェクトのデータを検索するために必要 な特定の読出機能を実施するルーチンが、DCI 60からのそのようなデータ についての要求により自動的に実施されるように、OLEオブジェクトのそれぞ れに関連する。同様にサーバ66と70のルーチンは、スマートデバイスの構成 を変更するために、または情報をデータベース40に格納するために要求される 特定の書込機能を実施するルーチンが、OLEオブジェクト内のそのようなデー タを書込む要求により自動的に実施されるように、OLEオブジェクトのそれぞ れに関連する。 例えば、スマートデバイス内、またはそれに関連するデータを表すOLEオブ ジェクト内の特性値を書込むようにDCI60によりなされる要求により、サー バ68は、新しい特性値をスマートデバイスへ書込むルーチンを実施する。同様 に、ス マートデバイスに格納される、またはそれと関連する特性値を任意のOLEオブ ジェクトから読出す要求により、そのOLEオブジェクトに関連する特性値をD DSおよび/またはスマートデバイスから検索するサーバルーチンが自動的に呼 び出され、またそのような特性値が、OLEオブジェクトとして、サーバ68に 関連するメモリ(図示されない)に格納される。同様に、データベース40に格 納されるデータに関連するOLEオブジェクト内の特性値を書込むように例えば DCI 60によりなされる要求により、そのOLEオブジェクトが関連するデ ータベース40内の位置へ新しい特性値を書込むサーバ70ルーチンが自動的に 実施される。同様に、OLEオブジェクトから特性値を読出す要求により、サー バ70は、DDSから、および/またはこれらの特性値に関連するデータベース 40内の位置からそのOLEオブジェクトに関連するデータを検索し、またその ような特性値を、OLEオブジェクトとして、サーバ70のメモリ(図示されな い)に格納する。 これらのサーバルーチンは、単純であり、直接的であり、かつ技術に有能な者 による書込みが容易であるので、ここでは提供されない。しかしながらOLEお よびDDLに周知の者は、任意の好ましいプログラミング言語を使用して単純な 仕方でそのようなルーチンを作成できる。必要に応じて、できるだけ高速で実施 して、それによりFMSシステム10内のカレントアプリケーションの操作速度 を増加するように、任意の好ましい方法で、そのルーチンを書込むか、または最 適化ができる。 一般に、プロセス12のオンラインデバイスの1つから特定のデータ、または その1つに関連する特定のデータを検索するために、サーバ68はDDS 72 に特定のデータを尋ねる。そのデータが、スマートデバイス用のDDに格納され ているな らば、DDS 72は、参照されたデバイスについてDDS72を調べるか、ま たは参照されたデバイスのブロックに関連するDDを調べて、要求されたデータ をサーバ68へ返す。 特定のデータがDDから入手できたならば、サーバ68は、検索されたデータ が関連するOLEオブジェクト内にそのデータを格納し維持する。しかしながら 要求された特定のデータがデバイス用またはデバイスのブロック用のDDから入 手できないが、代わりにオンラインデバイス内に格納されているならば、サーバ 68は、コマンドをスマートデバイスコミュニケーションインタフェース74( これは、例えばカールスルーエに所在するドイツの会社であるSoftIngに より開発されたFieldbusデバイスインタフェース、またはコロラド州ボ ルダーに所在するMicromotionのHARTデバイスインタフェースを 含む既知の任意のスマートデバイスコミュニケーションインタフェースから構成 できる)へ送り、オンラインデバイスから特定のデータを検索する。 ついでスマートデバイスコミュニケーションインタフェース74は、サーバ6 8により要求されるデータのために特定のオンラインデバイスへ到達する仕方に ついての情報の要求をDDS 72へ送る。DDS 72は、オンラインデバイ ス用のDDからこの命令情報を検索し、命令情報をスマートデバイスコミュニケ ーションインタフェース74へ返し、ついでインタフェース74が適切な要求を オンラインスマートデバイスへ送る。ついでスマートデバイスは、特定のデータ を含むデータストリームに応答する。ついでスマートデバイスコミュニケーショ ンインタフェース74は、オンラインスマートデバイスから受信したデータスト リームを解釈する仕方についての情報の要求をDDS 72へ送る。ついでDD S 72は、オンラインスマ ートデバイス用のDDからの解釈命令を検索し、その解釈命令をスマートデバイ スコミュニケーションインタフェース74へ返し、ついでインタフェース74が 、サーバ68により要求された特定のデータを抽出するために、解釈命令に従っ てオンラインデバイスからのデータストリームを解釈する。ついでスマートデバ イスコミュニケーションインタフェースが、特定のデータをサーバ68へ返し、 サーバ68は、そのデータが関連するOLEオブジェクトへ検索されたデータを 提供する。 サーバー68がまずDDS72に、例えばデータが書込み可能であるかどうか 、どのタイプ、どの特定値及びどのデータ範囲が書き込み可能であるか、等の書 込み情報の要求を送信する場合を除いて、オンラインデバイスへのデータ書き込 みの工程は、同デバイスからのデータ読取りの工程に類似している。データの書 き込みが可能であれば、サーバー68はスマートデバイスコミュニケーションイ ンタフェース74に書き込み指令を送り、同インタフェース74は、次いでDD S72とインタフェースで接続して当該オンラインデバイスの書込みプロトコル を照会し、情報に応じてオンラインデバイスに書込み指令を送信する。スマート デバイスコミュニケーションインタフェース74はまた、デバイス内で発生する 書込み検証、応答コード、データまたは値の変更等のオンラインデバイスからの 他のデータを解釈し、適当なOLEオブジェクトに保存するためにこうしたデー タをサーバー68に送信することができる。 インタフェースによっては、DDS72がサーバー68に対し、データ要求に 返答するにはさらなる情報が必要であると通知する場合がある。例えば、DDS 72は、あるパラメータのハンドリングプロパティ(即ち、同パラメータが読取 り可能及び/或いは書込み可能かどうか)が特定デバイスのモードパラ メータに依存すると判断することができる。DDS72は、サーバー68に、デ バイスのモードパラメータ要求を送信する。サーバー68は、これに応答して、 スマートデバイスコミュニケーションインタフェース74にデバイスのモードパ ラメータ要求を送信し、同インタフェース74は、上述の通りに作動して同デバ イスのモードパラメータを検索する。サーバー68は、スマートデバイスコミュ ニケーションインタフェース74から同デバイスのモードパラメータを受信する と、同情報をDDS72に送信し、DDS72は次いでデバイスのパラメータの ハンドリングプロパティを決定し、こうしたプロパティをサーバー68に戻し、 サーバー68がこれを受けてその値を適当なOLEパラメータオブジェクトに配 置する。 サーバー70と、DDS72と、FMSデータベースインタフェース80との 間の通信は、FMSデータベースインタフェース80がスマートデバイスではな くFMSデータベース40との間で情報の読取り及び書込みを行うようにプログ ラムされていることを除けば、上述のものと類似している。しかしながら一般的 には、FMSデータベースインタフェース80は、DDS72とサーバー70と の間の通信に関連している点でスマートデバイスコミュニケーションインタフェ ース74の機能に似ている。 FMSデータベースインタフェース80に、例えばデータベース40に於ける オフラインデバイスに付随する値のような情報、及びオンライン及びオフライン デバイスに対して行われる変更に関するデータを、DDLフォーマットで、即ち オンラインデバイスに於けるこうした情報の保存方法に似たフォーマットで保存 させることは可能である。このような場合には、FMSデータベースインタフェ ース80はDDS72にアクセスし てデータがFMSデータベース40内にどのように保存されているかを決定する 必要があると思われる。例えば場合によっては、データベース40は、デバイス の状態を模倣する、といった目的で過去のパラメータ等のパラメータ値を保存し ている。従って、FMSデータベースインタフェース80は、同データベースに どんな種類のデータが保存されているか、つまり、整数、計数他、を知るために 、DDS72にアクセスしてこの情報を検索しなければならない場合がある。し かしながら、データベース40に保存される情報は、DDLフォーマットで保存 される必要はない。従って、サーバー70からのデータベース40との間のデー タの読取り及び書込み指令を実行するに当たって、FMSデータベースインタフ ェース80はDDS72にアクセスしてデバイス値を求める必要がない可能性が ある。代わりにFMSデータベースインタフェース80は、データベース40と の間で直接、データの書込み及び読取りを行うことができる。 FMSデータベースインタフェース80は、好適には任意のコンベンショナル タイプのアプリケーションプログラムインタフェース(API)であり、任意の 望ましい或いは周知の方法に従ってデータベース40から情報を検索するように 特にセットアップされ、構築されている。従って、FMSデータベースインタフ ェース80は、データベース40のどこに、どんな方法でデータが保存され、検 索されるかを自動的に記録する。 先の指摘の通り、カレントアプリケーション56、及び必要であればインタフ ェースブロック58もまた、FMSデータベースインタフェース62及びODB Cブロック64を通じてデータベース40とインタフェースで接続することがで きる。FMSデータベースインタフェース62は、データ及び要求をカ レントアプリケーション56による認識或いは使用が可能なフォーマットからO DBCブロック64による認識及び使用が可能な形式に、またこの逆で変換する ように開発されたルーチンのライブラリを有する任意の望ましい或いは周知のア プリケーションプログラムインタフェースで構成することができる。FMSデー タベースインタフェース62(API)を使用してデータベース40への書込み を行うことは、ODBCブロック64を直接使用することとは対照的に、データ ベースの完全性及び一貫性の維持を助長し、またアプリケーションがデータベー ス管理からシールドされるためにアプリケーションによる書込みが容易になる。 典型的には、データベース40にデータを本明細書に於いて検討したOLEオブ ジェクト階層通信計画によるアクセスが不可能な、或いは同計画との互換性のな いフォーマットで保存する必要のあるアプリケーションでは、FMSデータベー スインタフェース62及びODBCブロック64(または他の任意のオープンデ ータベースアクセスシステム)が使用される。 図3及び図4は、1つまたは複数のDDLで定義された、或いは同DDLから 入手可能な全ての情報を表示するように開発された特別のOLEオブジェクト階 層と、こうしたDDLのプロトコルに従ったスマートデバイスと、こうしたDD Lを使用しているデバイスに関連する情報を保存したデータベースとを示してい る。図3及び図4の階層はまた、こうしたOLEオブジェクト間の関係性を表示 している。この階層をOLE環境に於いて使用すると、DDL、DDLを使用す るスマートデバイス及びDDLを使用するスマートデバイスに関連する情報を保 存するデータベースに付随する情報を検索するアプリケーションを実行すること ができる。このように、図3及び図4の階層 は、DDL情報(即ち、DDLのDDから入手可能な情報及び/或いはデバイス または1つまたは複数のDDLを使用するデバイスに付随するデータベースから 入手可能な情報)の配置だけでなく、この情報にアクセスし、これを検索、変更 するために図2のDCI60及びサーバー68、70間のインタフェースを定義 する方法を示している。 図3及び図4の階層に於ける各OLEオブジェクトは、好適にはOLEオート メーションオブジェクトであり、OLEオブジェクトのタイプを内部に同定した 長円形として表示されている。図3及び図4のOLEオブジェクトは各々、1つ または複数のDDL内に定義された、或いはDDLによって使用される情報サブ セット、及びDD、スマートデバイス及びスマートデバイスに関する情報を保存 しているデータベースから入手可能な情報サブセットを含むか、これに接続され ている。 一般に、図3及び図4のOLEオートメーションオブジェクトは各々、プロパ ティ(または属性)、方法及びインタフェースを含んでいる。図3及び図4内の OLEオブジェクトはオートメーションオブジェクトであるため、これにはID ispatchインタフェース(OLEプロトコルの周知のインタフェース)が 接続されている。図3及び図4のOLEオートメーションオブジェクトのIDi spatchは、例えばDCI60及びサーバーネットワーク66によって、同 OLEオブジェクトのプロパティ及び方法に関する情報を検索し、他のOLEオ ブジェクトと通信する際に使用可能である。 OLEオブジェクトのプロパティは、オブジェクトに関するデータで構成され る。各プロパティはまた、例えばプロパティ値の取得、及びOLEオブジェクト のプロパティ値の設定に際して使用可能な機能を有している。例えばOLEオブ ジェクト のプロパティは、オブジェクトの名称、オブジェクト内またはオブジェクトに付 随する項の計数、オブジェクトに付随するラベル及びオブジェクトに付随するヘ ルプを含んでいる。 OLEオブジェクトの方法は、OLEオブジェクト上またはOLEオブジェク ト内のデータ上で作動し、OLEオブジェクト内のデータを使用して特別ルーチ ンを実行し、他のOLEオブジェクトと通信する。例えば、一つの方法は他のO LEオブジェクト内の値七ットを計数することができる。OLEオートメーショ ンオブジェクトのプロパティと方法は、共にサーバーネットワーク66及びDC I60によるアクセスが可能な当該OLEオブジェクトのプログラマブルインタ ーフェースを定義する。 図3及び図4の階層は、図3が示す上部階層と図4が示す下部階層で構成され る。図3の上部階層は、HART、Fieldbus及びその他のスマートデバ イスまたはコンベンショナルデバイスのようなデバイスと、Fieldbusブ ロックのような工程内接続されたブロックとの物理的或いは定義された連結度に 対応し、且つそれを図示している。図4の下部階層は、HART及びField busDDL等のDDLから入手可能な、或いはこれらによって参照されるデー タと、DD、スマートデバイス及び/或いはスマートデバイスまたは他のデバイ スに関するデータベースに保存されている、及び/或いはこれから入手可能なデ ータとの間の関係性を図示している。 図3及び図4の階層の完全な理解を促進するため、本明細書の末尾に表(「O LEオブジェクトDDL等価物」と題する)を提供している。「OLEオブジェ クトDDL等価物」表は、図4の下部階層に示された各OLEオブジェクトに関 して、当該OLEオブジェクトに対応するFieldbusDDLの機 能的同等物であるデータ、定義及び/或いは構成を同定している。しかしながら 、図3及び図4のOLEオブジェクトも同様に、HART DDLのような他の DDLに於いて入手可能な機能的に同等である種類のデータ、定義及び構成を有 すること、従って図3及び図4の階層はあらゆるDDLに適用可能であることを 認識すべきである。やはり本明細書の末尾に記載している他の表(「OLEオブ ジェクトの定義」と題する)は、図3及び図4が示す各OLEオブジェクトに付 随する幾つかの重要なプロパティ及び方法のリストを提示し、こうしたプロパテ ィ及び方法について簡単に説明している。 先にも述べたように、図3及び図4のOLEオブジェクトのプロパティは、D DL(例えば、HART及びFieldbusDDL等)から入手可能か或いは DDLによって定義される同タイプのデータを表し、またこれに対応している。 これは、上述のように図3及び図4のOLEオブジェクトがこうしたDDLから 入手可能であるか、或いはこうしたDDLによって定義されるデータをマップし 、表示するように開発されているためである。従って、例えば、図3のブロック オブジェクトは、FieldbusDDLによって認識され使用されるブロック エンティティを表し、またこれに対応しており、図3のデバイスオブジェクト及 び図4のパラメータオブジェクトは、HART及びFieldbusDDLの両 方によって認識され使用されるデバイス及びパラメータエンティティを各々表し 、またこれに対応している。「OLEオブジェクトの定義」表に於いて同定され た方法は標準的なOLE方法である。 図3および図4の階層内の各OLEオブジェクトは、そのOLEオブジェクト への階層を通るパスを通過することによってアクセスまたは定義することができ る。図3のトップから始ま り、図3と図4の階層を通る各パスは、ルートオブジェクトを含んでいる。特に ,ルートオブジェクトは、ルートオブジェクトの下のいずれかのOLEオブジェ クトが関係しているViewTimeを定義している。さらに詳しく言えば、ル ートオブジェクトは、「過去」、「現在」、または「未来」であるViewTi meと結び付けられており、時には特定の時間を指定しているViewTime と結び付けられている。ViewTimeが現在である場合、時間は実際の時間 である。ViewTimeが過去である場合、時間はいずれかの歴史的時間に設 定されるが、1つ以上のパラメータ値に対して変更が加えられた時間に設定され ることが望ましい。さらに、この変更は、データベース4,たとえばイベントロ グに保存される。ViewTimeが未来の場合、時間は未来の時間に設定する か、一般的に未来を指していることだけを示すように設定できる。 ルートオブジェクトのアイテムメソッドは、OLEオブジェクト定義テーブル で識別されるコレクションのセットを含んでおり、このコレクションのセットは 図3の階層の次の層を定義している。一般に、OLEメソッドのアイテムメソッ ドのコレクションは、OLEオブジェクトと、図3および図4の階層内のそのO LEオブジェクトの下のOLEオブジェクトの間の相互接続を定義している。O LEオブジェクトのアイテムメソッドの各コレクションは、そのコレクションを 含んでいるOLEオブジェクトの下にあるそのコレクションの引用名によって、 図3および図4の階層において示される。コレクション内のメンバーの一般名は 、コレクションタイプと結び付いているOLEオブジェクトの下にあり、かつプ ロパティの1つとしてこの式に関係した情報を持っているOLEオブジェクトの 上にある、引用が終りアンダーラインが付されている式によって、図3お よび図4において識別される。 したがって、たとえば、ルートオブジェクトは、(BlockTagコレクシ ョンとして識別される)BlockTagオブジェクトのコレクションを持ち、 それぞれが、BlockTagとして図3に一般的に示されている特定の名前を 持っている。一般に,ブロックタグは、特定のブロックを識別するために、FM Sシステムをインストール/構成する技術者によってFMSシステム内で特定の ブロックに割り当てられるユニークな識別子である。したがって、Block Tagの名前を持っているBlockTagオブジェクトは、図3に示すように 、ブロックオブジェクトをユニークに定義する。明らかに、図3および図4の階 層内のBlockTagオブジェクトの実際のメンバーは、(その名前がFie ldbus DDLプロトコルで使われているので)FMSシステム10と接続 あるいは結び付いているブロックのメンバーに依存している。 PhysicalTag,DeviceID,DeviceTagオブジェク トは、それぞれ、ルートオブジェクトのPhysicalTag,Device ID,DeviceTagコレクションと関連あるいは結び付いており、FMS システム10と接続あるいは結び付いている特定のデバイスをユニークに定義す るのに使われる。通常、デバイスIDは、デバイスメーカーの名前、デバイスの モデル番号、デバイスのシリアル番号から構成される情報の組を含んでいる。通 常,デバイスタグや物理タグは、プラントまたはプロセス12のようなプロセス におけるデバイスの位置を参照している。物理タグ及び/又はデバイスタグの値 は、プラントにおける特定の物理的位置に結び付けられている英数字コードであ るか、物理的位置の記述である。HARTデバイスの場合、物理タグはデバイス タグと同 じと見なされ、Fieldbusデバイスの場合は、物理タグはデバイスタグと は別の値を持ちうる。DeviceTagオブジェクト、DeviceIDオブ ジェクトのような引用コレクション名の直ぐ下の、図3および図4にあるOLE オブジェクトも、DDLLがコレクションと見なす、あるいは定義する構文に関 係付けられているので、コレクションとして参照される。 デバイスタグ、物理タグ、及び/又はデバイスIDを持つ代わりに、あるいは 持つ他に、デバイスは、FMSシステムとの物理通信接続によって識別されうる 。特に、各デバイスは、各々が式TCP/IPノード名によって識別されるネッ トワークの1メンバーを通してFMSシステムに接続される(これは、ルートオ ブジェクトのNetコレクションであるネットワークオブジェクトによって、図 3に示されている)。 各ネットワークは、図3においてNetNodeオブジェクトによって識別さ れる一連のノードを含んでいる。また、ネットワークノードは、comlやco m2などの名前を持ちうる、(ポートオブジェクトによって示されている)ポー トセットを含んでいる。ポートは、(モデムオブジェクトによって識別される) モデムを通じて、16のステーションアドレスのいずれかでデバイスに接続され 、モデムは異なるステーションアドレスによって識別される。 また、ネットワークノードのポートは、ステーションアドレスを持っている( HIUオブジェクトによって識別される)1つまたは複数のHARTインタフェ ースユニット(HIU)を通してデバイスに接続されることもある。各HIUは 、(インタチェンジオブジェクトによって識別される)1つまたは複数のインタ ーチェンジを含んでおり、このインターチェンジは通 常回線番号によって識別される8回線を含んでいる。また、インターチェンジオ ブジェクトは、(先に述べた引用名に関する一般的規則に反し、ラベルBloc kによって識別される)メソッドを含んでおり、このメソッドはHIUを記述し ている特定のブロックオブジェクトにインタフェースを返す。 また、ネットワークノードは、1つまたは複数のDCS、たとえばRS3,P rovox,またはその他のDCSを通してデバイスとつなげられる。図3は、 各ノードが総称的なDCSオブジェクトを通して接続されていることを示してい るが、たとえば、RS3 DCSとの実際の接続が行なわれ、ノード番号、カー ド番号、回線(通常ポート毎に4回線)によって図3において識別される。しか し、これらのDCSシステムの構成はまだ完全に開発されていないので、実際の 接続は示されておらず、DCSオブジェクトについては、OLEオブジェクト定 義テーブルで言及されていない。 さらに、ネットワークノードは、1つまたは複数のFieldbusインタフ ェースカードとつなげられることもある。しかし、Fieldbusデバイスは まだ販売されていないので、デバイスとの正確な接続はまだ分かっていない。し たがって、この接続は図3の階層には示されていない。しかし、そのようなFi eldbus接続は、Fieldbusオブジェクトを示すことによって、また 、ネットワークノード間のFieldbus接続とNetNodeオブジェクト とデバイスオブジェクトの間のデバイスに必要なコンポーネントに関係したその 他のOLEオブジェクトを示すことによって、簡単に追加することができる。 あるデバイスが先に述べたいずれかの方法で識別されると、そのデバイス内の ブロックは、HART Tag名を持つ、タ グオブジェクトとして示されているTagコレクションによってユニークに決め ることができる。デバイスがHARTデバイスである場合、そしてその内容がた だ1つの概念ブロックによって示される場合、そのブロックは既にユニークに識 別されており、HARTコレクションによって簡単に指定できる。タグオブジェ クトに関係したタグの名前は、図3においてHART Tagとして指定されて いる。なぜなら、HARTデバイスのHARTタグはこの識別子として使われて いるからである。しかし、他のタイプのデバイスに別のタグを代わりに使うこと ができる。 既に述べたように、ブロックオブジェクトとプロセスのブロックは、図3の上 の階層を通る定義済みのパスを通過することによってユニークに識別できる。同 様に、図3と図4の階層内のすべてのその他のOLEオブジェクトは、特定のO LEオブジェクトを通り、図3の階層のトップのルートオブジェクトからのパス を通過することによって得られるユニークな名前によって識別できる。したがっ て、図3と図4の階層内のいずれかのOLEオブジェクトのプロパティとメソッ ドは、そのOLEオブジェクト用に開発された名前を使って、参照可能であり、 取得可能である。 具体的に言えば、名前は、図3のルートオブジェクトから当該OLEオブジェ クトへのパスを通る時に存在する引用および非引用/アンダーライン式からなる ストリングをコンパイルし、その式を感嘆符(!)によって分けることによって 図3と図4の階層から決定しうる。たとえば、ブロックオブジェクトの名前は、 以下のいずれかでありうる。 Root!BlockTag!Block Tag! Root!PhycialTag!HART Tag!Ta g!HART Tag Root!DeviceID!Unique Indentifier!H ART Root!Net!TCP/IP Node Name!Port Name!Modem!Station Addresss!Tag!HAR T Tag 明らかに、図3と図4に示されている他のOLEオブジェクトの名前は、この フォーマットを使って開発できる。(NamedConfigsオブジェクトに よって示されている)図3のルートオブジェクトのNamedConfigコレ クションは、FMSデータベース40に保存され、デバイスからは利用できない オブジェクトに関係付けられている。各NamedConfigsオブジェクト は、特定のNamedConfigオブジェクトを指定するためにConfig Nameによって識別される。たとえば、NamedConfigオブジェクト は、プロセス内の特定の機能を実装するのに必要な「レシピ」すなわち特定の構 成、プロセス内のブロックの過去の構成、または、ブロックオブジェクトに関係 している他のユーザ情報を含みうる。しかし、図2のサーバネットワーク66に とって、各NamedConfigオブジェクトは、NamedConfigオ ブジェクトのパラメータ値データが、デバイスからではなく、FMSデータベー ス40から検索されるという点を除き、ブロックオブジェクトのように見える。 NamedConfigオブジェクトは、通常ブロックオブジェクトに結び付け られている情報のサブセットを持つことができる。 図4の下位の階層は、システムの各ブロックと結び付いているデータ間の内部 関係を示している。したがって、図4に示す ように、各ブロックオブジェクト(およびNamedConfigオブジェクト )は、(名前は若干異なるが)それぞれが関連のOLEオブジェクトを持ってい る、Pram,Unit,Database,Refresh,ItemArr ay,Collection,Menu,Method,EditDispla y,WAOという名前のコレクションのセットを含んでいる。また、これらの各 OLEオブジェクトは、図4に定義されているように、関連の他のOLEオブジ ェクトを持っている。したがって、たとえば、Param Nameによって識 別されるパラメータオブジェクトは、VariableParameterオブ ジェクト、あるいはRecordParameterオブジェクト、あるいはA rrayParameterオブジェクトでありうる。VariablePar ameterオブジェクトである場合、それは、関連のOLEオブジェクトを持 っているIndexedItemArray,Enum,PreEdit,Po stEditのコレクションを含む。EnumerationValuesオブ ジェクト(列挙型の変数のVariableParameterオブジェクトの コレクション)は、列挙値オブジェクトによって識別される特定の列挙値を持ち 、この列挙値オブジェクトはメソッドオブジェクトのコレクションを含む。たと えば、このメソッドオブジェクトは、VariableParameterオブ ジェクトの列挙値を取得あるいは変更するメソッドを含む。 DatabaseParametersやDatabaseParamete rオブジェクトを除き、図4内のすべてのOLEオブジェクトに保存あるいは結 び付けられているプロパティ、データ、メソッドは、DDまたはDDLに合致し ているデバイスの使用によって利用できる情報を表わしている。Dat abaseParametersオブジェクトやDatabaseParame tersオブジェクトのデータやメソッドは、データベースに保存される。 図3に示されているように、図4のどのOLEオブジェクトでも、図3のルー トオブジェクトから当該OLEオブジェクトへのパスをたどることによって開発 される名前によって、ユニークに識別することができる。したがって、たとえば 、プリエディトメソッドブロックの名前は、図3のブロックオブジェクト用の名 前の最後に付加することによって作成することができる。そしてまた、図3のブ ロックオブジェクトは、図4のブロックオブジェクト−!Param!Para m Name!PreEdit!Index−によっても表わされる。 図3と図4の階層内の特定のオブジェクトに名前が設定され、サーバネットワ ーク66と結び付いているメモリに保存されると、以後、DCI 60とサーバ ネットワーク66は、サーバネットワーク66が作成する短いユニークな「ハン ドル」を使って、そのOLEオブジェクトを操作したり、そのOLEオブジェク トにアクセスすることができる。たとえば、ハンドルは、サーバネットワーク6 6のメモリに保存されたOLEオブジェクトを識別するユニークな番号でありう る。 基本的に、ユニークな名前またはハンドルの場合、図3と図4の階層によって 識別されるいかなるOLEオブジェクトでも、DCI 60またはサーバネット ワーク66によって直接アクセスでき、DDS、データベース、スマートデバイ ス、あるいは必要に応じその他のOLEオブジェクトとの通信を確立するために 、そのOLEオブジェクト内のメソッドを起動することができる。したがって、 たとえば、特定のデバイスから特定のパラメータ値を検索するためにDDS 7 2にアクセスするサ ーバ68内のソフトウェアルーチンは、パラメータ値を読み取るようにOLE VariableParameterオブジェクトに指示するコマンドを使って 、VariableParameterオブジェクトへのコールがDCI 60 によって開始されるときに、起動することができる。 明らかに、サーバネットワーク66は、DCI 60とカレントアプリケーシ ョン56に対して透過的に、データベース40、DDS 72、およびオンライ ンデバイスと通信する。なぜなら、サーバネットワークは、OLEオブジェクト またはDDSが要求する新しい情報を取得するのに必要な実装ルーチンを決める ために、図4の下位階層によって識別されるOLEオブジェクト間の相互関係に 自動的にアクセスするからである。 図3および図4のOLEオブジェクトがアクセスされるためには、そのOLE オブジェクトと図3のルートオブジェクトの間の少なくとも1つのパス上にある 、そのOLEオブジェクトの上のOLEオブジェクトは、サーバネットワークメ モリに保存されなければならないことに注意しなければならない。したがって、 たとえば、あるブロックのパラメータのVariableParameterオ ブジェクトにアクセスするとき、パラメータオブジェクト、そのパラメータに結 び付いているブロックオブジェクト、そしてそのブロックもサーバネットワーク メモリに保存されなければならない。デバイスオブジェクト、デバイスIDオブ ジェクト、ルートオブジェクトも、サーバネットワークメモリに保存することが できる。こうした高位オブジェクトがない場合、サーバネットワーク66は、V ariableParameterオブジェクトのデータを突き止め、検索する 方法を決めるのに十分な情報にアクセスすることができない。 通常、DCI 60は、OLEオブジェクトから値を取得するためにコマンド を送る。たとえば、DCI 60は、VariableParameterオブ ジェクトに提供されている名前またはハンドルを使って特定のデバイスの特定の ブロックに対するVariableParameterオブジェクトのハンドリ ングプロパティを取得するためにコマンドを送る。識別済みのOLEオブジェク トがまだサーバネットワーク66のメモリに保存されていない場合、サーバネッ トワーク66は、このデータを、たとえばDDS 72、スマートデバイス自身 、またはデータベース40のいずれかから検索するために、そのVariabl eParameterオブジェクトの上の1つまたは複数のOLEオブジェクト の作成済みルーチンやメソッドを使う。その後、サーバネットワーク66は、こ のデータをサーバメモリに保存する。必要な場合、サーバネットワークは66は 最初にメモリ内のルートオブジェクト、デバイスIDオブジェクト、デバイスオ ブジェクト、ブロックオブジェクト、そしてパラメータオブジェクトを保存する 。 次に、サーバは、(DDS 72はブロックの変数パラメータのハンドリング 情報が存在している場所なので)DDS 72にアクセスするために、Vari ableParameterオブジェクトのメソッドや関連の作成済みルーチン を使用する。この例のように、変数パラメータのハンドリングプロパティの値が スマートドライブに設定されてるモードパラメータに依存している場合、DDS は、その変数を含んでいるデバイスまたはブロックに関係しているモードパラメ ータ情報を必要としていることをサーバ68に知らせるメッセージをサーバ68 に返す。その時点で、サーバ68はVariableParameterオブジ ェクトに関係しているデバイスオブジェクト を突き止め、デバイスとの通信方法を知る。すなわち、システム上でのデバイス の位置やそのデバイスと対話する方法を知る。次に、サーバ66はデバイスオブ ジェクトに結び付いているデバイスと通信するために作成済みのルーチンを使っ て、スマートドライブ通信インタフェース74に対してデバイスのモードパラメ ータを検索するように指示する。スマートドライブ通信インタフェース74がモ ードパラメータ値をサーバ68に返すと、サーバ68は、この情報をDDS 7 2に提供し、その後、DDS 72はサーバ66にハンドリングプロパティを計 算して返す。さらにまた、サーバ66はこの情報をVariableParam eterオブジェクトに転送し、それによってDCI 60に転送する(なぜな ら、OLEオブジェクトの変更により、メッセージがホストに、この場合はDC I 60に送られるからである)。したがって、DCI 60にとって、パラメ ータのハンドリングプロパティの読み取り要求は、OLEオブジェクトに送られ 、ハンドリングプロパティを持ったメッセージが返されたように見える。DDS との、またOLEオブジェクト間の通信は、カレントアプリケーション56には 透過的にサーバによって自動的に実現される。アプリケーションは、アクセスさ れたデバイスのタイプ、そのデバイスと結び付いているDDまたはDDLの特徴 について知る必要がない。したがって、先に定義されているインタフェースを使 って、アプリケーションは、通信を実装するのに使わなければならないDDS、 DDL、またはDDの特徴を考慮することなく、同じまたは異なるDDLプロト コルに従って多数の様々なスマートデバイスと通信することができる。 専門家には明らかなように、DCI 60は、たとえば、次のような比較的単 純なルーチンを実行することによって、図3 と図4に示されているOLE階層と通信したり、このOLE階層から情報を検索 したりすることができる。(1) オブジェクト階層を作成し、それをサーバネ ットワーク66と結び付ける、(2) オブジェクト階層を通って指定のオブジ ェクトの下のオブジェクトを探す、(3) あるオブジェクトから別のオブジェ クトへの特定のパスを通るItem、1レベル下のオブジェクトを列挙するため のインタフェースを作成するNewEnumのような標準OLEメソッドを実装 する、(4) DDLオペレーションに関連したメソッドを含むことができるブ ロックオブジェクトに関係したメソッドを実装する、(6)OLEオブジェクト からの非ブロッキング読み書き要求を起動し,制御する、(7) ブロッキング 読み書きからの結果を検索する、(8) データベース40への変更を制御する ,(9) たとえば時間の変更、変更を行なった人やコンピュータの身元を始め とする、システムに対するユーザ変更に関係した情報を含むイベントログの作成 と保守を制御する。 その結果、FMS システム10のアプリケーションは、DDS、データベー ス、またはスマートドライブとのインタフェースを特別にプログラミングする必 要がなくなる。そして、それにより、アプリケーション開発者には、DDLフォ ーマットやDD、スマートカード通信に関する詳細な知識が必要なくなる。 先に述べたように、図3と図4の階層を使って、FMSシステム10によって 実装されるどのアプリケーションも、たとえば、階層の各オブジェクトと結び付 いているIUnknownやIDispathインタフェースを利用するために OLE互換プログラミング環境を使って、FMSデバイスとのインタフェースを 取ることができることに注意しなければならない。V isual BasicプログラムやC++プログラムが、先の定義済みOLE 階層を使うのに適していると思われる。 さらに、図3と図4の階層は特にFie1dbus DDLやFieldbu s DDLと非常に似ているHART DDLに関係付けられているが、本発明 に従い、たとえばModbusスマートデバイスを始めとする他のスマートデバ イスと結び付けられる他のDDL用の階層や類似の階層を作成しうると思われる 。さらに、図3や図5の階層は、他のオブジェクト指向プログラミングプロトコ ルを使って、または非オブジェクト指向プログラミングプロトコルを使っても、 実装できる。 図5に示したように、FMSデータベース40(図1と図2)は、トランザク ションデータベース200を含んでいる。そして、FMSシステム10は、この トランザクションデータベース200を使って、プロセス12のデバイス16, 18,20,22に対応する様々なブロックのパラメータに対する変更を表わし ている情報を保存する。特に、トランザクションデータベース200は、FMS システム10が知っている各パラメータの変更に対応したトランザクションレコ ード202を保存するのに適している。各トランザクションレコード202は、 多数のフィールド204−213を含んでいる。そして、各フィールド204− 213は、トランザクションレコード202に対応している「トランザクション 」関係の情報(すなわち、パラメータの値の変更)を保存する。 ここで説明したレコード202のフィールド204−213は、BlockK ey,TimeKey,ParamName,ParamKind,Value Mode,ParamDataType,ParamSize,PramDat a,Archived,Expectedとして識別される。しかし、こ こで説明したトランザクションデータベース200のトランザクションレコード 202の特定の内容だけは、例外である。本発明に従い、トランザクションデー タベース200のレコード202は、必要ならば、保存されているトランザクシ ョンやその他の情報に関連したその他の必要なあるいは希望する情報を含めるの に適している。 特定のフィールド204−213のそれぞれの意味は、特定の時点(T)での 特定のブロック(B)の特定のパラメータ(P)への特定の値(V)の代入を含 む変更やトランザクションの例と共に、詳細に説明される。BlockKeyフ ィールド204は、変更が過去、現在、未来のいずれであれ、変更が適用される ブロックの識別番号を含んでいる。BlockKeyフィールド204に保存さ れる識別番号は、FMSシステム10がブロックBに割り当て、ブロックBをユ ニークに識別するのに使うユニークな番号である。特定のブロックのBlock Keyの値は任意である。しかs、FMSシステム10は、すべてのブロックに 割り当てられているBlockKeyのインデックス(FMSデータベース40 の場合)を保守しなければならない。 TimeKeyフィールド205は、トランザクションレコード202が表し ている変更が行なわれた特定の時間Tを表している番号または番号の集まりを保 存している。たとえば、TimeKeyは必要なだけの精度(秒またはミリ秒) で表されている実際のカレンダの日時であるか、特定の基準日時からの(たとえ ば、1980年1月1日12:00am)からの経過秒数またはミリ秒数のよう な、この情報から得られた数字である。便宜のために、変更ためのTimeKe yは、変更の日付を含んでいるフィールドと変更の時刻を含んでいるフィールド で表すことができる。また、ここで、タイムフィールドは、実際の時刻または基 準の時刻からの経過秒数(またはミリ秒数)として表わすこともできる。 ParamNameフィールド206は、トランザクションレコード202に よって保存されている変更が関係している特定のブロックBの特定のパラメータ Pの名前を含んでいる。トランザクションレコード202のParamName フィールド206に保存されている名前は、先に説明したようにブロックBのO LEパラメータオブジェクトで使われるパラメータの実際の名前である。便宜の ために、この名前はDDLにあるパラメータの名前と一致している。 ParamKindフィールド207は、パラメータPの種類に対応している 1文字の英字を含んでいる。特にパラメータPが「実際の」または「現実の」パ ラメータ(すなわち、ブロックの動作に影響したり、ブロックの動作を変えたり するパラメータ)である場合、ParamKindフィールド207は値Pを含 んでいる。パラメータがデータベース40(図1)に保存されているパラメータ である場合、ParamKindフィールド207は値Dを含む。後者のタイプ のパラメータは、データベース40だけに保存され、デバイスには保存されない 。パラメータの種類の追加指定も提供できる(たとえば、ユーザ定義パラメータ またはブロックに影響しないブロックに関する情報を含んでいるパラメータ)。 ValueModeフィールド208はパラメーター「P」の値「V」がブロ ックBに対応するデバイスの「実際の」状態の一部であるか、あるいはその代わ りに、そのデバイスの「将来の」状態の一部であるかを示すアルファベット文字 を含む。特に、ValueModeフィールド208は、トランザクシ ョンレコード202が実際の状態の一部を表わす場合(つまり、レコード202 がブロックBに対する過去を表わすか、あるいは現在の変化を表わす場合)、値 「H」を含む。他方、ValueModeフィールド208は、トランザクショ ンレコード202が将来の状態の一部を表わす場合(つまり、トランザクション レコード202が将来の指定されていない時間においてブロックBに対して為さ れるべき変化を表わす場合)、値「F」を含む。 ParamDataTypeフィールド209はパラメーターPに記憶された データのタイプまたは値「D」に対応する数(つまり、1=ストリング、2=整 数、3=長い整数、4=符号の付いていない長い整数、5=浮動小数点、6=二 倍精度、7=バイナリー等)を含む。様々な利用できるデータタイプに対応する 数は、FMSシステム10によって任意に指定することができるが、FMSシス テム10はこれらの指定のトラックを保持しなければならない。 ParamDataSizeフィールド210はパラメーターPに記憶された データDのサイズに対応する数を含む。ParamDataSizeフィールド 210に記憶された値は、パラメーターPの値を表わすデータDを記憶するため に使用されるバイト数である。 トランザクションレコード202内のParamDataフィールド211は 、トランザクションレコード202によって表わされる変化によって、パラメー ターPに指定される実際のデータまたは値Dを記憶する。 Archivedフィールド212は連合するトランザクションレコード20 2の内容が既にアーカイブに保管されたか、あるいはバックアップ記憶媒体に保 管されたかの表示を記憶す る任意のフィールドである。Archivedフィールドは、これらのアーカイ ブに保管されているトランザクシヨンレコード202を次のアーカイビング手順 の間に飛ばすことができるように、既にアーカイブに保管されているこれらのト ランザクションレコード202を特定することによって、データベース200の バックアップを完成するために必要な時間を最小にする働きをする。更にArc hivedフィールドは、まだアーカイブに保管されていないトランザクション レコード202の(例えば、ハウスキーピングまたはユーティリティソフトウエ アによる)不注意な、及び/または望ましくない削除に対する保護手段を提供す る。トランザクションレコード202のArchivedフィールド212は、 トランザクションレコード202が既にアーカイブに保管されている場合、1ま たは「真の」値を含み、またそうでない場合は0または「偽の」値を含む。 Expectedフィールド213は、トランザクションレコード202によ って表示される変化またはトランザクションが、その変化を実施したFMSシス テム10によって、「予想される」変化、あるいは「予想されない」変化である と特定されたかどうかの指示を含む。下記において詳細に説明するように、FM Sシステム10は本発明のトランザクションデータベース200のトランザクシ ョンレコード202を使用して、どの特定の時間に対しても、プロセス12内の どのデバイスのどのブロックの予想される状態をも再現することができる。ある デバイスに対して「予想される」状態とは、FMSシステム10のトランザクシ ョンデータベース200に保管されたトランザクション史に基づいて、FMSシ ステム10がそのデバイスの状態であると考える状態である。しかし、ある所定 の時間に、 FMSシステム10は1つのデバイスの実際の状態に等しくない状態をそのデバ イスに対して「予想する」かもしれない。例えば、第2のFMSシステム10、 あるいはハンドヘルドコミュニケータ46が、そのデバイスの状態を変更したが 、その変更を実施したことを第1のFMSシステム10にまだ知らせていないか もしれない。 1つのFMSシステム10(あるいはハンドヘルドコミュニケータ)が1つの デバイス(例えば、ブロックBを含むデバイス)に対して変更をする前に、FM Sシステム10はFMSシステム10が「予想する」状態にそのデバイスがある のか、あるいはデバイスが別の「予想されない」状態にあるのかを決定する。も しそのデバイスがFMSシステム10によって予想される状態にある場合、FM Sシステム10は変更を行い、(変更が予想されていたことを示す)その変更に 対応する1(あるいは他の適当な「真の」値)をトランザクションレコード20 2のExpectedフィールド213に保管する。他方、FMSシステム10 が、デバイスがFMSシステム10が予想した状態以外の状態にあることを発見 した場合、FMSシステム10はFMSシステム10のトランザクションデータ ベース200に一致しなかった変更が為されたことを知る。(変更をFMSトラ ンザクションデータベース200に一致させる手順については、下記において詳 述する)。その場合、FMSシステム10は、FMSシステム10が予想するデ バイスの状態から、FMSシステム10が見い出したそのデバイスの実際の状態 へとデバイスの状態を変更するために、デバイスに対して為されていなければな らないであろう変更を表わすトランザクションレコード202をトランザクショ ンデータベース200に記入する。更に、FMSシステム10は、その変更に対 応して、そ の変更が予想されていなかったことを示す0(または他の適当な「偽の」値)を 、トランザクションレコード202用のExpectedフィールド213に保 管する。図9及び図10に関連して下記に詳細に説明するように、Expect edフィールド213は、二次的なFMSシステム及び/またはハンドヘルドコ ミュニケータ46からのトランザクションレコード202を一次的なFMSシス テム10に一致させる際に、(一次的FMS等の)1つのFMSシステム10に よって使用される。 トランザクションレコード202のParamKindフィールド207、V alueModeフィールド208、ParamDataTypeフィールド2 09、ParamDataSizeフィールド210は、全体としてトランザク ションレコード202及びパラメーターPに対応するパラメーターオブジェクト のParamDataフィールド211に記憶されるデータの処理を容易にする ために、トランザクションレコード202に含まれる。上述のように、その変更 を行った人物の名前、その変更を行った理由、あるいは標準のプラントのオペレ ーティング手順、規定の要件、ユーザーの好み等によって必要になるかもしれな い他の情報等の他の適当な情報も、トランザクションデータベース200のトラ ンザクションレコード202に保管することができる。あるいはその代わりに、 この付加的な情報をトランザクションデータベース200と同様の、付加的な情 報用の付加的なフィールドと共に、トランザクション特定情報(例えば、Blo ckKeyフィールド204、Timekeyフィールド205、ParamN ameフィールド206等)を含む第2のデータテーブルに保管することもでき る。その後FMSシステム10は、トランザクションデータベース200内の変 更を表示する特定のトランザクションレコー ド202内のトランザクション特定フィールドを使用して、第2のデータテーブ ルを相互参照することによって、各々の変更に対する付加的な情報にアクセスす る。 次に、トランザクションデータベース200に対してFMSシステム10によ って遂行されるデータベース機能について詳細に説明する。一般に、FMSシス テム10は、プロセス12において、例えばデバイス16、18、20、22等 のスマートフィールドデバイスに対してなされる変更の歴史的なレコードを維持 するため;様々なフィールドデバイス内のパラメーターの現在値を保管するため ;またこれらのデバイスに対してなされる将来の変更レコードを保管するために 、トランザクションデータベース200を使用する。トランザクションデータベ ース200に対して、幾つかの特殊な機能をFMSシステム10によって果たす ことができる。 第1の機能は、FMSシステム10(本明細書において、時には一次的FMS システムと称する)自体がデバイスのパラメーターに対する変更、より詳細には 、デバイスの特定のブロックに対する変更を行う時、FMSシステム10はその 変更に関する上述の情報の全てを提供するデータベース200にレコード202 を付け加える。変更が為されるブロックに対してFMSシステム10によって指 定されるBlockKeyがBlockkeyフィールド204に保管される。 変更が為される時間に対応するTimeKeyはTimeKeyフィールド20 5に保管される。その値が変更されるパラメーターの名前はParamName フィールド206に保管される。そのパラメーターの種類はParamKind フィールド207に保管される。パラメーターの値のモードはValueMod eフィールド208に保管される。パラメーターによって記憶されるデ ータのタイプはDataTypeフィールド209に保管される。パラメーター によって記憶されるデータのサイズはParamDataSizeフィールド2 10に保管される。パラメーターに記憶される新しい値はParamDataフ ィールド211に保管される。Archivedフィールド212はもちろん0 に設定される。なぜなら、トランザクションレコード202は新しいので、まだ アーカイブに保管され得ないからである。最後に、FMSシステム10自体がデ バイスに対する変更を行ったので、Expectedフィールド213は、変更 が予想されたものであることを示す1に設定される:FMSシステム10が変更 自体を認可し実施したので、変更は明確に「予想されている」。 多くのデバイスにおいて、FMSシステム10はプロセス12内の全てのスマ ートデバイスに永久的に接続されているのではない。なぜなら、このような永久 的接続は、デバイスが永久的に接続されるFMSシステム10によってデバイス の構成をしやすくするという点で利点を提供するが、典型的に設置に費用がかか るからである。いわゆる過渡的な、あるいは一次的な接続をFMSシステム10 とスマートデバイス間に提供することができ、FMSシステム10がスマートデ バイスに所望の変更を行うことができるように、スマートデバイスはFMSシス テム10に永久的には接続されない。あるいはその代わりに、二次的なFMSシ ステム46を一次的FMSシステム10にまず接続して、どのような変更を行う かに関する指示を受けるようにすることができ、二次的FMSシステム46を次 に一次的FMSシステム10から切断し、代わりにスマートデバイスに接続して 、二次的FMSシステム46によって指示される変更を行うようにすることもで きる。 変更を行うために、一次的FMSシステム10が二次的FMSシステム46に 指示を送る時、一次的FMSシステム10は実施すべき変更に対する指示(つま り、変更すべきパラメーター名、及びそのパラメーターに対する新しい値)と共 に、デバイスの「予想される」状態も二次的FMSシステム46に送る。 二次的FMSシステムまたはラップトップコンピューター46に一次的FMS システムによる変更指示がロードされた後、技術者が二次的FMSシステム46 をフィールドに取り込み、それを変更を行うべきプロセスのスマートフィールド デバイス16、18、20及び/または22等に接続して、以下の変更作成操作 を行う(図7)。 図7はプロセス12内のスマートデバイス16、18、20及び22に変更を 行う際に、FMSシステム10がどのようにしてトランザクションデータベース 200と相互作用するかを示すフローチャートである。もちろん、FMSシステ ム10はそれが電気的に、あるいは他の適当な通信モードを介して、デバイスに 結合されている場合にのみ、デバイスを変更することができる。上述のように、 FMSシステム10はフィールドデバイスまたは過渡的なデバイスに永久的に接 続することができる。二次的FMSシステム46とFMSシステム10間の過渡 的な接続が図1において点線47で示されており、別のこのような接続が(付加 的に、あるいは二者択一的にハンドヘルドコミュニケータ46を表わすことがで きる)二次的FMSシステム46とフィールドデバイス20間に示されている。 FMSシステム10が永久的にフィールドデバイスと接続される場合、FMSシ ステム10自体がフィールドデバイスに変更を行うことができる。デバイスがF MSシステム10に永久的に接続されない場合、2つの方法でFMSシステム1 0を使用してフィ ールドデバイスの変更を行うことができる。第1は、フィールドデバイスをFM Sシステム10の場所に輸送し、シリアルインターフェイスまたはFMSシステ ム10の他のポートへの過渡的な接続を介してFMSシステム10とインターフ ェイスで連結し、FMSシステム10自体が変更を行えるようにすることができ る。第2は、デバイスをFMSシステム10に直接インターフェイスで連結する ことが非実用的であるか、不便である場合、二次的FMSシステム46(図1) をFMSシステム10に過渡的に接続するか、インターフェイスで連結し、FM Sシステム10が必要な変更を行うよう指示することができる。二次的FMSシ ステム46を次にFMSシステム10から切断し、フィールドオペレーターが変 更を行うべき各々のリモートフィールドデバイスの所に運ぶ。オペレーターは二 次的FMSシステム46をフィールドデバイスに接続し、ちようどFMSシステ ム10が行うのと同様に、二次的FMSシステム46が変更を行う。 以後、簡略化のために、FMSシステム10及び二次的FMSシステム46を 各々一次的FMSシステム及び二次的FMSシステムと称することがある。これ らのラベルは単に任意の名称であり、一次的及び二次的FMSシステムは構造と 機能が同じであってよく、あるいは所望であれば、二次的FMSシステムが一次 的FMSシステムと比べて機能的に劣っていてもよいことに注意すべきである。 例えば、(一次的であれ二次的であれ)FMSシステムが、ハートデバイス1 6、18、20またはフィールドバスデバイス22(図1)等のスマートフィー ルドデバイスにおいて、1つ以上のパラメーターに1つ以上の変更を加えるプロ セスについて、図7を参照して詳細に説明する。 変更実施プロセスは、変更を実施すべきスマートフィールドデバイスにFMS システム10または46を接続するブロック220において始まり、変更を実施 すべき特定のブロックの全てのパラメーターのためにデバイスから値を得ること によって、そのデバイスの実際の状態を引き出す。次にブロック222がデバイ スの実際の状態をそのデバイスの予想される状態と比較するが、この予想される 状態は上述のように、FMSシステム10をデバイスに接続する前にFMSシス テム10に保管されている。一次的FMSシステム10が二次的FMSシステム 46に対してデバイスに変更を行うように指示する時、一次的FMSシステム1 0は二次的FMSシステム46に対してそのデバイスの予想される状態を伝達す る。 ブロック222がデバイスの実際の状態が予想される状態と等しいと決定した 場合、ブロック224がFMSシステム10に次の変更をデバイスに加えさせ、 ブロック226がその変更レコードをトランザクションデータベース200(図 5)に付け加える。ブロック222がデバイスの実際の状態が予想される状態と 等しくないと決定した場合、ブロック224がデバイスに変更を加える前に、ブ ロック228が「予想されない」変更を計算し、予想されない変更のレコードを トランザクションデータベース200に付け加え、FMSシステム10が変更を 実施する前に存在するデバイスの現在の状態をトランザクションデータベース2 00が正確に反映するようにする。 厳密に言えば、予想されない変更は、一方で、FMSシステム10が予想する デバイスの状態から、他方で、FMSシステム10が見い出したデバイスの実際 の状態へと、デバイスの状態を変更するために必ず実施していなければならない 変更(FMSシステム10に対してunbeknownst)である。 「予想されない」変更レコードがトランザクションデータベース200に付け加 えられた後、付加的な変更が必要である場合、ブロック230はFMSシステム 10のオペレーターがデバイスに付加的な変更を行うことを許し、FMSシステ ム10は付加的な変更を表わすトランザクションレコードをトランザクションデ ータベース200に保管する。これらの付加的な変更はトランザクションデータ ベース200において「予想される」変更として特定される。 その後、上述のように、次の変更をデバイスに加えるブロック224に制御が 移る。その変更レコードがブロック226によって一旦FMSシステムのトラン ザクションデータベース200に加えられると、ブロック232はFMSシステ ム10が接続されるデバイスに更なる変更を実施しなければならないかどうかを 決定する。そうである場合、制御はブロック222に戻り、次の変更のために前 述のプロセスを繰り返し、そうでない場合は、図7のプロセスが終了する。 第2FMSシステムに変更を行うように命令を与えることに加え、第IFMS システム10は、本質的に情報が漏れない(safe)ハンドヘルドコミュニケ ータ46、例えばフィッシャー−ローズマウント・システムズ・インク製のモデ ル275−HCハートコミュニケータに、変更命令をダウンロードすることがで きる。このようなハンドヘルドコミュニケータ46は、フィールドオペレータが 、第IFMSシステムとは離れたエリア及び/又は本質的に情報が漏れないこと が要求される危険の多いエリア(第2(ラップトップ)FMSシステムはこのよ うな危険の多いエリアでの使用には適さない)に配置されたハートフィールドデ バイスに、変更情報を伝達するために用いられる。オペレータは、ハンドヘルド コミュニケータ46をス マートハートフィールドデバイスに接続して変更を行うことができる。 ハンドヘルドコミュニケータ46(図1)を用いてスマートフィールドデバイ スに変更を行うプロセスを図8をもとに詳細に説明する。 まず、図1に示すようにハンドヘルドコミュニケータ46がFMSシステム1 0に接続され、ブロック240(図8)に示すようにFMSシステム10がハン ドヘルドコミュニケータ46のメモリ内のある特定のコンフィギュレーションを 記憶する。もちろん、所望により、複数のコンフィギュレーションを複数のデバ イス用のハンドヘルドコミュニケータ46に記憶させることもできる。さらに、 ハンドヘルドコミュニケータ46は、図1のように第1FMSシステム10から コンフィギュレーション情報を受信するのと同様の方法で、第2FMSシステム 46からコンフィギュレーション情報を受信することができる。 ハンドヘルドコミュニケータ46に、1又はそれ以上のスマートフィールドデ バイス16、18、20、22のコンフィギュレーション情報がロードされた後 、ハンドヘルドコミュニケータ46がこれらのスマートフィールドデバイスのう ちの1つに接続され、ブロック242に示すように、そこでコミュニケータ46 が接続されたデバイスの新しいコンフィギュレーション情報をこのデバイスに送 り込む。 コンフィギュレーションは、第1FMSシステム10及び第2FMSシステム 46に関連した上述の変更と同じ情報をすべて含む。さらに、コンフィギュレー ションは、デバイスのパラメータのいくつか(部分コンフィギュレーション)あ るいはすべて(全コンフィギュレーション)の新しい値を含むことができる。コ ンフィギュレーションと変更との相違点は、単にコン フィギュレーションが変更とは異なり時間的要因を含まないという点である。こ のような相違点がある理由は、ハンドヘルドコミュニケータ46にコスト上の制 約があり、また非常に使いやすいことが望まれているからで、そのために時間記 録機能が省かれている。従って、ハンドヘルドコミュニケータ46がデバイスに 変更を行う図8に示した一連の処理は、FMSシステム10がこのような変更を 行う図7に示した一連の処理に比べていくぶん簡単である。しかしながら、その 結果、ハンドヘルドコミュニケータでは、FMSシステム10に比べて、それほ ど複雑な演算を行うことができない。 図8に点線で示したブロック244に示すように、ハンドヘルドコミュニケー タ46は、任意で接続されたデバイスの全状態を読み返し、その状態を第1FM Sシステム10(又は第2FMSシステム46)に戻すことができるため、FM Sシステム10又は46は、デバイスの新しい状態をFMSシステムのトランザ クションデータベース200と一致させることができる。典型的には、プラント は、FMSシステム10が命令を与えてハンドヘルドコミュニケータ46に行わ せようとする変更がそのまま確実に実行されることが必須である状況において、 この一連の処理を標準操作手順の一部として必要とすることがある。重要なこと は、FMSシステム10がコンフィギュレーションをハンドヘルドコミュニケー タ46に伝達する際に、FMSシステム10が、自身のトランザクションデータ ベース200にトランザクションを入力して伝達するコンフィギュレーションに 対応する変更を反映するということである。トランザクションレコードは予期さ れる変更として認識される。それは、FMSシステム10が、ハンドヘルドコミ ュニケータ46が実際に変更を行うであろうと仮定しているからである。 上述のように、複数FMSシステムは相互接続が可能なため、これらのそれぞ れのトランザクションデータベース200のデータをマージし、複数FMSシス テムを利用するプラントにおいて一貫性のある包括的な体系(view)を構築 することができる。これにより、例えば、上述のような政府機関からの様々な規 制要求やプラント安全団体によって決められたガイドラインや規則に応じてプラ ントを運営する責任のある監査人等が、プラントの運営に関する過去のこれまで の情報を容易に再検討することができる。 図9は、ある1つのFMSシステム(例えば、第2FMSシステム46)のト ランザクションデータベース200が他のFMSシステム(例えば、第1FMS システム10)のトランザクションデータベース200にマージされる処理を示 したフローチャートである。本明細書で先に記載したように、どのFMSシステ ムも第IFMSシステム又は第2FMSシステムとなり得るが、“第IFMS” であるとする場合は通常定置型のシステムを意味するものとする。また、第2F MSシステムは通常ラップトップコンピュータ内に設けられ、監査責任者等が必 要時にいつでも容易にアクセスできるとは限らない。以下、FMSI及びFMS 2という用語は、それぞれ、第1FMSシステムのトランザクションデータベー ス200、第2FMSシステムのトランザクションデータベース200を意味す るものとする。 最初に、ブロック250で、第2FMSシステム46に一致しないトランザク ションレコードが存在するか否かが判断される。存在しないか、あるいは第2F MSシステム46で一致しなかったトランザクションレコードがすべて一致すれ ば、図9の処理は終了する。一致しないトランザクションが第2FMS システム46に残っている(すなわち、トランザクションレコードがまだ第1F MSシステム10のトランザクションデータベース200に一致していない)場 合、ブロック252に進み、ここで次の一致しないトランザクションレコード( 本明細書中ではTRと記載する)が、第2FMSシステム46のメモリから第1 FMSシステム10のメモリにロードされる。さらに、ブロック254で、トラ ンザクションレコードによって示される変更が予期される変更であるかどうかを 判断するために、このトランザクションレコードTRが検討される。予期される 変更である場合、次にブロック256で、トランザクションレコードTRが、第 1FMSのトランザクションデータベースFMS1にすでに存在してはいるがF MSIにおいて“予期されない”変更と認識されている変更と同じ変更を示して いるかどうかが判断される。トランザクションレコードTRにより示される変更 がFMS1の予期されない変更と一致しない場合、トランザクションレコードT Rは、次に第1FMSのトランザクションデータベースFMS1に日付順に格納 され、制御はブロック250に戻り、一致しないトランザクションが第2FMS システム46にまだ残っていないかどうかが判断される。ブロック256におい て、トランザクションレコードTRにより示される変更がトランザクションデー タベースFMS1の予期されない変更と一致すると判断された場合、次にブロッ ク260で予期されない変更がトランザクションレコードTR(これは予期され る変更)に書き換えられ、制御はブロック250に戻る。 一方、ブロック254で、トランザクションレコードTRが予期されない変更 を示すと判断された場合、制御は次にブロック262に進み、第1FMSのトラ ンザクションデータベースFMS1が、トランザクションレコードTRにより示 される変 更と同じパラメータと同じ値の割り当て(assignment)を示すトラン ザクションレコードを含むかどうか、及びどのトランザクションレコードが、ト ランザクションレコードTRのタイムキーをある所定の許容範囲の時間的誤差内 に近づけるタイムキー(フィールド205、図6)として機能する(bear) のかが判断される。このようなトランザクションレコードがFMS1に存在しな い場合、次にブロック264において、第1FMSのトランザクションデータベ ースFMS1の最後にトランザクションレコードTRが追加され、レコード20 2のイクスペクテッドフィールド213をトランザクションデータベースFMS 1の変更に対応するように設定することにより、このトランザクションレコード により示される変更は“予期されない”変更として認識される。その後、制御は ブロック250に戻り、一致しないトランザクションレコード202が第2FM Sシステム46にさらにまだあるかどうかをチェックする。ブロック262で、 トランザクションレコードTRにより示される変更に類似する変更が、第1FM SのトランザクションデータベースFMS1にすでにあるようだと判断された場 合、予期されないトランザクションレコードTRに対応する実際の変更が既にト ランザクションデータベースFMS1のトランザクションレコード202により 示されているので、次のブロック266でトランザクションレコードTRは消去 される。そして制御は再びブロック250に戻り、一致しないトランザクション レコード202が第2FMSシステム46にまだあるかどうかをチェックする。 FMSトランザクションデータベース200の使用例をいくつか、表をもとに 以下に詳細に記載する。第1実施例において、第1FMSシステム10(P_F MS)は、第2FMSシステ ム46(S_FMS)が特定のスマートフィールドデバイス(実施例1と記載さ れた表参照)に将来的変更CF(すなわち、時期がまだ決まっていない変更)を 行うように命令を与える。この実施例では、第1及び第2FMSシステムで起こ ったこと、並びに該命令が実行された際にデバイスで起こったことを説明してお り、結果は第2FMSシステム46から第1FMSシステム10に報告され返さ れる。 実施例1 前述の表の第1の行は、ある任意の時間iにおけるフィールド・デバイスの一 次及び二次PMSシステムを記述している。時間iにおいて、デバイスの実際の 状態はS(i)であり、その状態は一次FMSシステム10及び二次FMSシス テム46のトランザクション・データベース200に正確に反映される。 後の時間i+1においては、一次FMSシステム10が、二 次FMSシステム46にデバイスに将来に変更を加えるよう指令を出す。従って 、この時に、デバイスは、状態S(i)のままでいる。更に、一次及び二次FM Sトランザクション・データベースP_FMS及びS_FMSは、デバイスの実 際の状態がS(i)であることを正確に反映し続けるが、二次FMSシステム4 6のトランザクション・データベース200は、現在、将来の変更CFを示すト ランザクション・レコード202を保持している。 また、後の時期に、二次FMSシステム46は、デバイスに接続され、デバイ スに対してC(i+1)と呼ばれる将来の変更を行おうと試みる。二次FMSシ ステム46は、デバイスの以前の実際の状態S(i)が、デバイスについて二次 システム46が予想する状態S(i)に一致するということを検知するので、二 次FMSシステム46は、デバイスに変更を加え、そのトランザクション・デー タベースS FMSに変更に対応するトランザクション・レコード202を記録 する。デバイスに変更を加えたので、デバイスは、現在、状態S(i+1)にあ り、また、その変更についてのトランザクション・レコード(ちなみに、トラン ザクション・データベース200の期待された状態と呼ばれる)、二次FMSシ ステム46のトランザクション・データベース200に反映されたデバイスの期 待された状態もまた、S(i+1)に更新される。しかしながら、一次FMSシ ステム10が、まだ、二次FMS46が将来の変更CFに成功したことを通知さ れていないので、一次FMSシステム10は、デバイスについて期待した状態と してS(i)を維持する。 時間i+3に、二次FMSシステム46が一次FMSシステム10に接続し、 変更C(i+1)に対応するトランザクショ ン・レコードを一次FMSシステム10に伝達すると、一次FMSシステム10 は、図9のプロセスと関連して、そのトランザクション・レコードを上記で説明 した一次FMSトランザクション・データベース200に一致させる。特に、到 来するトランザクション・レコードは、期待された変更と呼ばれ、変更が、まだ 、期待された変更として一次FMSトランザクション・データベース200に入 れられていないので(それが実際に入れられていないと想定して)、一次FMS システム10のトランザクション・データベース200によって反映されたデバ イスの期待された状態が、デバイスの実際の状態、すなわち、S(i+1)を正 確に反映するように、変更C(i+1)に関するトランザクション・レコードが 、時間順にブロック258(図9)毎に一次FMSトランザクション・データベ ース200に入れられる。 その代わりに、変更C(i+1)を示すトランザクション・レコードが一次F MSトランザクション・データベース200と一致した場合には、合致する期待 しない変更が、一次FMSトランザクシヨン・データベース200に存在すると 確定され、次に、期待された変更C(i+1)に関するトランザクション・レコ ードが、対応する期待しない変更に関するトランザクション・レコード202の 変わりに、一次FMSトランザクション・データベース200に挿入されていた かもしれない。 「実施例2」とタイトルを付けた次の表を参照して、一次FMSトランザク ション・データベース200に対する「期待しない」変更を示すトランザクショ ン・レコード202の一致を説明する別の実施例をここで詳細に説明する。 実施例2 この実施例では、一次FMSシステム10及び2つの二次FMSシステム46 が、最初の時間iにおいて、デバイスの実際 の状態S(i)を正確に反映する。 後の時間i+1に、一次FMSシステム10が、第1の二次FMS(FMS1 )にデバイスに変更C(i+1)を加えるよう指令を出す。また、その時に、二 次FMSシステム10が、第2の二次FMS(FMS2)に同じデバイスに将来 の変更CFを加えるよう指令を出す。従って、時間i+1において、一次FMS システム及び第1と第2の二次FMSシステムのトランザクション・データベー ス200が、デバイスの実際の状態S(i+1)を正確に反映する。それに加え て、変更C(i+1)の記録が、第1の二次FMSシステム46に保存され、将 来の変更CFの記録が第2の二次FMSシステム46に保存される。 後の時間i+2において、FMS1が、図7に関連して上記で説明した手順に 従ったデバイスに変更C(i+1)を加える。従って、その時に、FMS1は、 そのトランザクション・データベース200に実際の状態S(i+1)を正確に 反映するが、一次FMS PFMS及び第2の二次FMS PFMS2は、それ ぞれのトランザクション・データベース200にデバイスの以前の状態S(i) を反映し続ける。また、FMS2は、まだ、まだ行われていない将来の変更CF に関するトランザクション・レコードを保持する。 後の時間i+3において、FMS2は、デバイスに将来の変更CFを加えよう と試み、デバイスが期待しない状態S(i+1)にあるということを検知する( すなわち、FMS2のトランザクション・データベース200が反映しない、状 態S(i)以外の状態である)。従って、FMS2は、デバイスの状態を(FM S2が期待した)S(i)からS(i+1)に変更するために行われたにちがい ない期待しない変更CUを計算する。 次に、FMS2は、期待しない変更CUに対応するトランザクション・レコード をそのトランザクション・データベース200に記録し、次に、デバイスに将来 の変更CFを加え、変更CFに対応するトランザクション・レコードを現在のタ イムキーと共にFMS2のトランザクション・データベース200に記録する。 従って、これで、FMS2のトランザクション・データベース200は、デバイ スの現在の状態S(i+2)を正確に反映し、FMS2のトランザクション・デ ータベース200には、デバイスに対して行われたとFMS2が認識した期待し ない変更CUの記録が含まれる。 更に、後に時間i+4において、二次FMSシステムFMS2が一次FMSシ ステム10に接続され、期待しない変更CU及び現在行われ、承認された変更C (i+2)を一次FMSシステム10に報告する。次に、そうした2つの変更に 関するトランザクション・レコードは、一次FMSシステム10によって、図9 の手順に従ってそのトランザクション・データベース200と一致させられるの で、一次FMSシステム10のトランザクション・データベース200は、デバ イスの実際の状態S(i+2)を正確に反映し、変更CU及びC(i+2)に対 応するトランザクション・レコードが含まれる。一次FMSFMS1は、依然と して、デバイスについてS(i+1)の状態を期待するということを反映してい るが、二次FMS FMS2は、デバイスの実際の状態S(i+2)正確に反映 する。 更に、後に時間i+5において、FMS1が一次FMSシステム10に接続さ れ、それに対する変更C(i+1)を報告する。一次FMSシステム10は、変 更C(i+1)に関するトランザクション・レコードをそのトランザクション・ データベース200に一致させ、C(i+1)が、時間i+4に一次F MSシステム10のトランザクション・データベース200に入力された期待し ない変更CUに一致する、ということを発見する。従って、ブロック260(図 9)に従って、変更C(i+1)に関するトランザクション・レコードが、一次 FMSシステム10のトランザクション・データベース200の期待しない変更 CUに関するトランザクション・レコードと入れ替わる。従って、この時に、す べての未決のトランザクション・レコード202が、一次FMSトランザクショ ン・データベース200に一致させられており、デバイスの実際の現在の状態S (i+2)を、また、非常に重要なことであるが、デバイスの構成歴の完全な会 計履歴(すなわち、デバイスの構成歴)を正確に反映する。 ここで、インターフェース・ブロック58の機能を更に詳細に説明する。上記 のように、動作中に、現アプリケーション56は、インターフェース・ブロック 58を呼び出して、特定の1つ、あるいは、それ以上の制御((プログラム)) を初期化し、制御((プログラム))は、その後で、ウインドウズ・オペレーテ ィング・システム46、プロセス内12のスマート・デバイス、及び/あるいは 、プロヤス12に関連したデバイス、ブロック、又は、パラメータに関するFM Sデータベース40との間のインターフェースに関連したすべての動作を自動的 に処理する。また、インターフェース・ブロック56も、サーバ・ネットワーク 66のメモリに保存されたルート・オブジェクトの時間プロパティを変更して、 有利な方法でディスプレーを制御することができる。 インターフェース・ブロック58の各制御((プログラム))は、デバイス、 パラメータ、あるいは、時間に関わる情報をディスプレー30上に表示し、更新 する;及び、ユーザ、あるい は、アプリケーションの入力に応答して、スマート・デバイス、データベース4 0、及びサーバ・ネットワーク66と通信を行って、現アプリケーション56を 更に関わらせる事なく、DDS72、スマート・デバイス、データベース40、 あるいは、サーバ・ネットワーク66のルート・オブジェクト、と間でデータ検 索、データ書込みを行う。重要なことであるが、一旦確立されたら、制御((プ ログラム))は、一般的に、現アプリケーション56、及び確立されているであ ろう他の制御((プログラム))とは独立して動作するように見える。 図11に示したように、インターフェース・ブロック58には、マスタ・コン トロール・ルーチン300が含まれ、それを使用して、プロセス12と関連した デバイス、ブロック、あるいは、パラメータに関する制御機能を含めた制御機能 を実行することができる。また、インターフェース・ブロック58には、マスタ ・タイムライン・コントロール ・ルーチン301が含まれ、それを使用して、ルート・オブジェクトからの時間 の読み取り、書込み、及びデータベース40からの時間値の変更といった制御機 能を実行することができる。 現アプリケーション56がインターフェース・ブロック58を呼び出して、デ バイス、ブロック、パラメータ、あるいは、タイムライン制御を行う場合、実際 、マスタ・タイムライン・コントロール・ルーチン300、あるいは、301の 一つがコピーされ、特定の制御ルーチン、あるいは、制御((プログラム))に 変換される。そうした特定の制御((プログラム))は、デバイス制御((プロ グラム))302、ブロック制御((プログラム))304、パラメータ制御( (プログラム))306、及びタイムライン制御((プログラム))308とし て図11に示してある。その後、特定の制御((プログラム)) 302、304、306、308は、ウインドウズ・オペレーティング・システ ム46、現アプリケーション56、データベース40(DCI60を介して)、 DDS72(DCI60を介して)、及びオンライン・スマート・デバイス(D CI60を介して)との間の通信に関連した機能を自動的に処理するが、それは 、そうした通信が、そのために制御((プログラム))が生成される特定のデバ イス、ブロック、パラメータ、あるいは、タイムラインに関連しているからであ る。一旦確立されたら、各々の制御((プログラム))302、304、306 、308は、他の制御((プログラム))及び現アプリケーション56とは独立 して、連続的に動作する。同じ、及び/あるいは、異なるタイプの制御((プロ グラム))を幾つでも同時に実行させることができる。 図11には、マスタ・コントロール・ルーチン300、あるいは、301の一 つのコピーである別個のルーチンとして制御((プログラム))302、304 、306、308を示してあるが、制御((プログラム))302、304、3 06、308には、マスタ・タイムライン・コントロール・ルーチン300、あ るいは、301の一つを使用する特定のデバイス、ブロック、パラメータ、ある いは、タイムライン制御((プログラム))を実行するために必要なデータを含 めることができる。 図12には、一般的に、例えば、図11に示した制御((プログラム))のい ずれかを含めて、制御((プログラム))を初期化するために現アプリケーショ ン56が実行すべきステップを示してある。制御((プログラム))が関連付け られた図3及び4の階層内のOLEオブジェクトを指す独自な名前をインターフ ェース・ブロック58に与えることによって、ブロック310は、制御((プロ グラム))のタイプを、例えば、デ バイス、ブロック、パラメータ、あるいは、タイムライン制御((プログラム) )を定義する。概念的に、FMSアプリケーションにとって利用可能な場合に、 図3及び4の階層の具体例が存在するので、例えば、制御((プログラム))が 関連付けられたルート・オブジェクトの時間と外観を指定することによって、タ イムライン制御((プログラム))が、特定の階層のルート・オブジェクトを指 定する。 ブロック311は、例えば表示される文字、情報が表示されるスタイルのフォ ント、サイズ等、制御情報が表示される表示画面の場所、制御表示のサイズがユ ーザーにより変更できる場合は制御表示の初期のウインドウ・サイズ、とまたい わゆる制御の「可視性」のようなものから成るユーザー・インターフェースの属 性を定義する。制御の「可視性」は、制御が、実際に表示されるかあるいは画面 上でみるこができるかどうかを決定する。データを該関連するOLE(リンキン グと埋め込み)オブジェクトから検索するために不可視制御が、まだ稼働しおり 、該情報をカレントのアプリケーション56に提供している間に、該制御のイン ターフェースの稼働は、単に非作動化される。 ブロック312は、制御のリフレッシュ(再生)速度(即ち制御が、該関連す るOLEオブジェクトから情報を周期的な読み込みで受け取る速度)を定義する 。実際は、ブロック312は、制御を図3と4の中の階層の特定のルート(最上 位)オブジェクトに接続してから、ルート・オブジェクトは、周期的読み込みに 応答してOLEオブジェクトがデータを再生する速度を定義する。 図13は、デバイス制御、ブロック制御、パラメータ制御、とまた図11のタ イムライン(スケジュール)制御に使用することができる制御ルーチンの一般動 作を示している。ブロック 313は、図3と4の階層とカレントのアプリケーション56により設けられた 名前により定義されている正しいOLEオブジェクトへ接続するか接続を再設定 する。具体的には、制御は、例えば制御に関連するOLEオブジェクトの特性の ような情報を読み込むために、DCI(表示制御インターフェース)60を経由 してサーバ・ネットワーク66にコマンドを送信する。該コマンドは、周期的に 要求されているデータを制御に送信するために、デバイス、ブロックあるいはパ ラメータ・オブジェクトのようなOLEオブジェクトに告げる周期的な読み込み であることが好ましい。 読み込みに応答して、サーバ・ネットワーク66は、OLEオブジェクトから のデータをDDS(デジタル・データ保存)72、スマー・デバイスあるいはデ ータベース40あるいいはその双方から検索することでOLEオブジェクトへの 接続を設定してから、該データをOLEオブジェクトとしてサーバ・ネットワー ク・メモリーの中に保存する。しかし、この読み込み機能を実行するために、サ ーバ・ネットワーク66は、また該ネットの中にデバイスあるいはブロック・オ ブジェクトあるいはその双方に関するデータを、図3と4の階層により定義され ているとおりに要求されたOLEオブジェクトの上に保存しなければならない。 サーバ・メモリーの中に保存されたとき、要求されたOLEオブジェクト・デー タが、DCI 60に送信されてから、該データが、インターフェース・ブロッ ク58に関連するメモリーあるいは制御キャッシュに保存されるインターフェー ス・ブロック58に送信される。 ブロック314は、それから図12のブロック311により制御に設けられて いるユーザーの属性により定義されている特定の制御に対してユーザーの表示装 置30上の画面を設定する かあるいは初期化する。標準ウインドウス呼び出しとウインドウス・フォーマッ トを利用して、制御情報を表示させるための表示属性を、如何なる希望する方法 でも構成させることができる。各デバイス、パラメータ、とタイムライン制御に 対する例としての画面は、図20−22に図示されている。 次ぎに、ブロック315は、何等かのメッセージがアプリケーション、ウイン ドウス操作システム46を経由するユーザーのインターフェース、あるいはDC I 60を経由してOLEブロックから受信されたかどうかを調べる。これ等の 如何なるメッセージも受信されていない場合は、ブロック315は、引続きこの ようなメッセージを点検する。ブロック315が、メッセージを受信したとき、 制御は、1、2と3のラベルが付けられた識別子に示されているとおりに転送さ れる。 図14は、カレント・アプリケーション56からのメッセージに応答した制御 の作動を示している。ブロック316は、読み込みOLEオブジェクト・データ ・メソセージ、変更パラメータ・オブジェクト値、あるいはルート・オブジェク ト値メッセージと変更ユーザーインターフェース・メッセージを含む三つの一般 タイプの一つである可能性があるメッセージを翻訳する。読み込みOLEオブジ ェクト・データ・メッセージに応答して、ブロック318は、要求されたデータ を、引用された図3と4のOLEオブジェクトから読み込む。例えば、ブロック 制御が、ブロック・オブジェクトの名前特性あるいは「Param」(パラメー タ)集を読み込むことができる一方で、デバイス制御は、デバイスID特性ある いはデバイス・オブジェクトの「タグ」集を読み込むことができる。パラメータ 制御は、変数パラメータ・オブジェクトの数値あるいは名前のようなパラメータ 特性を読み込むことができる。タイムライン制御は、 ルート・オブジェクトの特性を読み込むことができ、またデータベース40から の過去に存在したルート・オブジェクトに対する時間のリストを入手することが できる。その後で、ブロック318は、制御をブロック315に返す。 変更パラメータあるいはルート値メッセージに応答して、ブロック320は、 例えば、変数パラメータ・オブジェクト、記録パラメータ・オブジェクト、ある いは図4のアレー・パラメータ・オブジェクトのような、引用されたパラメータ ・オブジェクト、に対して変更を実行してから、制御をブロック315に返す。 変更−ユーザー−インターフェース・メッセージに応答して、ブロック322は 、ユーザー・インターフェースの変更を実行してから、制御をブロック315に 返す。 図15は、読み込みOLEオブジェクト・データ処理の間に、制御により実行 されるルーチン324を示している。具体的には、ブロック326は、DCO6 0を経由してメッセージを、制御に関連するOLEオブジェクトに送信して、該 オブジェクトからのデータを検索する。その後で、ブロック328は、どんなタ イプの読み込みメッヤージが受信されたかを決定する。非ブロック化、非周期あ るいは非ブロック化、周期的メッセージが受信された場合は、ブロック328は 、制御を、ルーチンが元々呼び出された該ブロックに返す。非ブロックは、制御 が読み込みメッセージを制御に関連したOLEオブジェクトに対して送信したも のに照会し、他の機能で継続する前に、OLEオブジェクトの応答を待たない。 非周期読み込みは、制御に関連するOLEオブジェクトからの単独の、一回読み 込みに対する要求である。周期的読み込みは、OLEオブジェクトに、該OLE と関連するルート・オブジェクトの中で定義されている速度で周期的にOLEの 中のデータに対して起こった制御の変 更を通知することを命令する。 しかし、読み込みが、常に非周期的読み込みであるブロック化であった場合は 、ブロック330は、OLEオブジェクトからのデータ返還を待つ。次ぎに、ブ ロック332は、制御キャッシュの中の受信されたOLEオブジェクト・データ を保存する。必要に応じて、ブロック334は、読み込みにより入手された新し いデータを反映させるために下記に説明されるユーザー・インターフェース変更 ルーチンによりユーザーのインターフェースを変更する。ブロック336は、カ ーレント・アプリケーション56に、例えば、制御の初期化の間に、OLEオブ ジェクト・データ読み込みからメッセージあるいはデータ変更を受信することを 希望しているアプリケーションが識別されたかどうかを通知する。その後で、制 御は、ルーチン324を呼んだ何れかのブロックに返される。 図16は、OELOLEオブジェクト(変数パラメータ・オブジェクト)のパ ラメータあるいはルーツ値あるいはルート・オブジェクトの変更の制御により実 行されるルーチン338を示している。ブロック340は、変更されるべきであ ると示されているパラメータあるいはルート値が書き込み可能であるかどうかを 決定する。要約すれば、ブロック340は、CLEオブジェクトハンドリング特 性を読み込んでから、パラメータ値が書き込み可能であるかどうかを決定するた めにメッセージを送信する。ブロック340が、パラメータあるはルート・デー タ値が書き込み不能であると決定した場合は、ブロック342は、下記に説明さ れている変更−ユーザー・インターフェース・ルーチンを呼び出すことでユーザ ーあるいはカレント・アプリケーション342に、パラメータあるいはルート値 が書き込み可能でないことを通知する。その後で、制御はルーチン33 8が、元々呼び出されたブロックに返される。 それとは反対に、ブロック340が、パラメータあるいはルート値が書き込み 可能であると決定した場合は、ブロック344は、新しいパラメータ値(あるい はルート値)が受け入れられた数値であるかどうかを決定する。この機能を実施 するには、ブロック344が、例えば、最低値、最大値と、例えば、変数、計数 セット等である、受け入れられた数値のタイプのような制御と関連するパラメー タ・オブジェクトの数値特性を読み込む。その後、ブロック344が、新しい数 値が範囲外あるいは間違ったタイプと決定した場合は、ブロック346は、メッ セージをアプリケーションに送信するか、あるいは受け入れることができない数 値が入力されたことを示すためにユーザーの表示を変更するか、あるいはその双 方を行う。その後、制御は、るーりん388が、元々呼び出されたブロックに返 される。 ブロック344が、新しい数値が、パラメータあるいはルート・オブジェクト に対して受け入れられる数値であると決定した場合は、ブロック348は、DC I 60を経由してメッセージを正しいOLEパラメータあるいはルート・オブ ジェクトに送信する。新しい数値が、そこで、言うまでもなく、スマート・デバ イスの中あるいはデータベース40の中で対応する変更を行うOLEオブジェク トの中で変更される。 ブロック350は、帰還メッセージを待ち、またブロック352は、書き込み が成功したかどうかを決定するために、メッセージを復号する。書き込みが、成 功であった場合は、ブロック354は、ユーザー・インターフェースを経由して アプリケーションあるいはユーザーあるいはその双方に、変更が行われたことを 示す(例えば、スクリーン上のデータの背景の色を変更することで)。 ブロック352が、書き込みが不成功であると決定した場合は、ブロック35 6は、ユーザー・インターフェースを経由してアプリケーションあるいはユーザ ーあるいはその双方に、変更が行われなかったことを示す(例えば、スクリーン 上のデータを元の状態に変更することで)。棄却の理由が、決定できるかあるい はユーザーに表示されることができるように、OLEオブジェクトに関連するレ スポンス・コードが、アプリケーションにとって入手可能であることを付け加え る。 ブロック352が、変更が行われたが、書き込み条件が存在すると決定した場 合は、ブロック358は、OLEオブジェクトから特に正しい読み込みを開始す ることで、OLEオブジェクトからレスポンス・コードを検索する。ブロック3 60は、そこで希望すれば、アプリケーションあるいはユーザーあるいはその双 方に、書き込み条件が存在することを示す。ブロック360は、また条件のタイ プ(例えば、OLEオブジェクト特性が、最も近い入手可能な数値に設定されて いたこと)を示すことができる。ブロック354、356と360は、制御を、 元々ルーチン338を呼び出したブロックに返す。 図17は、ユーザー・インターフェース表示を変更するために制御により実行 されたルーチン362を示している。ブロック364は、新しいカレント・アプ リケーション56により提供された新しい属性と関連するか、あるいはここで新 たに存在する条件に対して制御により以前に定義された属性のセットに従って該 表示インターフェースの属性を変更する。該以前に定義された属性は、制御キャ ッシュのような、制御に関連するメモリーに保存される。ブロック366は、荒 らしいユーザーの表示属性と表示されるはずの制御キャッシュの中のデータを利 用してユーザ一表示を再生する。それから、制御は、元々ルー チン362が呼び出されたブロックに返る。 図18は、ユーザー・インターフェースからのメッセ−ジに応答する制御の作 動を示している。ブロック370は、ユーザーの行動が、意味があるかどうかを 決定するために点検する。ブロック370は、例えば、ユーザーが、マウスの正 しいボタンをクリックした、あるいはポインター(即ち、カーソルあるいは矢印 )の位置が、制御が、行動に対して要求さているとおりのユーザーの行動を認識 する制御表示の領域の範囲内であるかどうかを決定する。ユーザーの行動が無意 味であった場合は、ブロック372は、単にユーザーの行動を無視するか、ある いは行動が無視されたことの一定の表示(即ち、ユーザーの表示を、同じ表示イ ンターフェース属性で再生する)を与える。その後で、制御は、ブロック315 に返される。 これとは反対に、ユーザーの行動が、意味がある場合は、ブロック374は、 ユーザーのインターフェースからメッセージを翻訳する。ユーザーのインターフ ェースからのメッセージが、ユーザーがパラメータ値あるいはルート値を変更し たいことを示している場合は、ブロック376は、変更−パラメータ/ルート値 ルーチン338を呼び出してから、制御をブロック315に返す。希望すれば、 ブロック376は、例えば、書き込まれるべきデータを囲んでいる背景フィール ドの色変更を実施するために、またユーザー・インターフェースを変更できる。 成功した書き込みの表示が受け取られたら、直ちに、ブロック376は、また数 値が書き込まれたことを示すために背景の色をその元の状態に返す(ルーチン3 38がこれを行っていなかった場合は)。 これとは反対に、ブロック374が、ユーザーがユーザーのインターフェース の中で変更を要求していることを決定した場 合は、ブロック378は、変更−パラメータ/ルート値ルーチン362を呼び出 してから、制御をブロック315に返す。 図19は、DCI 60からの、即ち図3と4の階層の中のOLEオブジェク トからのメッセージに応答した制御の作動を示している。ブロック380は、最 初にDCI 60からのメッセージが、非ブロック化読み込み帰還か、あるいは メッセージが、OEL階層の引用されたOLEオブジェクトの範囲内の一部の他 の変更あるいは変更された条件を示しているかどうかを決定する。条件変更メッ セージは、例えば、多重のユーザーが特定のブロックをアクセスすることを同時 に処理中のデバイスの範囲内で予防するFMS阻止メッセージから成る。例えば 、ブロックが、異なるユーザーにより、携帯通信機あるいはデバイスに取り付け られている他のFMSシステムによりアクセスされている場合、OLEオブジェ クトは、DCI 60を経由して制御に対する該状態を識別する。 その後で、 制御は、該ブロックのデータがもはや書き込み不能であることを、例えば、通常 書き込み可能な数値を囲んで、スクリーン上のグレーの背景を表示して、ユーザ ーに示す。 非ブロック化読み込み返還の場合、ブロック382は、返還された数値が変更 されたかどうかを決定する。該場合、ブロック384は該新数値を制御キャッシ ュの中に保存する。ブロック384と、制御キャッシュの中に保存されたデータ の中に変更がない場合は、ブロック382は、同様に、制御をブロック386に 提供する。該ブロック386は、ブロック380が、OLEオブジェクトからの メッセージが変更と関連しており非ブロック化読み取りと関連していないと決定 した場合は、また実行される。 ブロック386は、変更されたデータあるいは新しい条件あ るいは状態が、スクリーンに表示されるべきかどうかのような、ユーザーのイン ターフェースに対する変更が必要かどうかを決定する。必要な場合は、ブロック 390は、変更−ユーザー−インターフェース・ルーチン362を呼び出して、 変更されたデータあるいは条件をユーザーに表示する。しかし、ブロック386 が、変更されたデータあるいは条件が表示される必要がないと決定したか、ある いはブロック390が、該変更されたデータあるいは条件をユーザーに表示した 場合は、ブロック392は、アプリケーションが、書き込み済みの命令に従って 、該変更されたデータあるいは条件について通知を受けるべきかどうかを決定す る。 もしそうである場合は、394は、変更されたデータあるいは条件を示し ながら、メッセージをカーレント・アプリケーション56に送信する。その後で 、制御はブロック315に返される。 一般的に、デバイス、ブロック、パラメータ、あるいはタイムライン制御によ りアクセスされた情報は、 (1)制御が通常のマイクロソフト・ウインドウス・エディット制御と同様に 働くEDITスタイル; (2)制御が通常のマイクロソフト・ウインドウス・コンボ・ボックス制御と 同様に(即ちドロップ・ダウン・リストと同様に)働くCOMBOスタイル; (3)制御が、通常のマイクロソフト・ウインドウス・リスト・ボックス制御 と同様に(即ち計数の中の各項目が、リスト・ボックス・エントリーとして示さ れるように)働くLISTスタイル; (4)制御が、通常のマイクロソフト・ウインドウス・ボックス制御と同様に 働くGROUPスタイル;とまた (5)制御が、持ち上げられているか沈められたパネル、あ るいは他の全ての希望するスタイルあるいはフォーマットで表示するPANEL スタイルから成る、希望する方法で、スクリーンに表示させることができる。 図20は、二つのデバイス制御に関連する制御表示400と402を示してい る。デバイス制御表示400と402の各々は、カーレント・アプリケーション と関連するメモリーの中に保存されているデバイスの絵あるいはデバイスのデジ タル・ビットマップ(通常はデバイスのメーカーあるいはDDS供給者により供 給される)から成る。その代わりに、該ビットマップを、データベース40の中 に保存して、OLEオブジェクトによりアクセスさせることもできる。 該制御表示400と402には、例えば、デバイスの名前(図20に示されて いる)、タグ、略称(MONIKER)等、あるいは他のデバイス特有の情報か ら成る、デバイスに関する他の希望する情報を入れることができる。更に、デバ イスに対するメニューも、デバイス制御表示400と402に関連するプルダウ ン・ウインドウの中に設けることができる。該メニューには、例えばデバイスに 対するデバイス・オブジェクトに関連する名前集、目盛り調整、再設定、とまた 自己診断方法を含むデバイス上で実行できる方法、デバイスに関連するブロック 、デバイスに関連するパラメータのリスト、デバイスに対する支援、デバイスの ためのサービス・ノート等のようなデバイスに関連するファイルを含めることが できる。表示できるデバイスに関する他の情報は、デバイスの中の各パラメータ の各々の変数の内容、デバイスのフェース・プレート情報、例えば、デバイスの 中でエラーが起こっていいるかどうか、とまた例えば、特定の時間に存在してい るかあるいは存在したデバイスの一つあるいはそれ以上のパラメータの変数の数 値の対称リストを含 むデバイスの作動状態から成る。 図21は、デバイスの三個の特定のパラメータ制御と関連する特定のパラメー タ制御表示408、410と412に沿って一般的なパラメータ制御表示406 を示している。パラメータ制御表示406−412の各々の場所は、スクリーン の異なるところにあり、特に、パラメータ制御表示406の場所は、スクリーン のトップにある一方で、パラメータ制御表示408、410と412は、パラメ ータ制御表示406の下に連続して置かれている。 該パラメータ制御表示406は、パラメータ制御表示が、例えば「圧力」、 「温度」、あるいは「モード」が示される、情報のタイプに関する情報を提供す るラベル・フィールド、パラメータの数値を示す数値フィールド、とまた数値が 示される単位を示す単位フィールドから成る三個のフィールドを持っていること を示す。パラメータの数値を、整数、小数点数字(パラメタ制御表示408と4 10)あるいは、パラメータ制御表示412に関連するプルダウン・メニューの 中でリストアップされているとおりの計数された数値のセットの一つで構成され ている計数された数値とすることができる。該パラメータ制御表示412は、単 位変数が、該表示に関連する計数されたセットに適用できないので、該変数を含 まない。 図22は、ブロック制御に関連する二個の制御表示414と416をを示して いる。デバイス制御表示と同様に、ブロック制御表示は、一般的に、例えば、ブ ロックが入力、出力あるいは制御(あるいはインターフェース)ブロックの何れ かであることを含む、ブロックあるいはブロックが置かれているデバイスあるい はその双方に関連する絵あるいは他のブロックあるいは他の希望する情報あるい はその双方の他の符号から成る。 図23は、デバイス、ブロックとパラメータ制御のような他の制御に接続され 、またパラメータ制御を接続することができる、OLEルート・オブジェクトの 時間とビュー(仮想テーブル)特性を制御し変更するために使用されるタイムラ イン制御表示420と422を示している。表示420と422に関連するタイ ムライン制御の各々は、関連するルート・オブジェクトの時間値を、ルート・オ ブジェクトが入手でき、システムに対して時間の変更が行われ、トランザクショ ン記録が、FMSデータベース40(図1)のトランザクション・データベース 200(図5)に保存されたとき、一般的に過去の時間を含む如何なる以前の時 間に変更できる。更に、制御表示420と422に関連するタイムライン制御は 、過去、現在、あるいは将来の設定の間で、ルート・オブジェクトのビューを変 更することができる。 各タイムライン制御表示は、図23の中に示されている通り、通常、どれが過 去、現在を示しているスライダー424から成り、将来のビューは、ユーザーが 、各々が例えば日付と時間を有する過去の経過した時間から選択できるように、 コンボ・ボックス426と同時に選択される。 該タイムライン制御スライダー424を変更することで、ユーザーは、タイム ライン制御に、該タイムライン制御に関連するルート・オブジェクト・ビューを 変更するように告げる。タイムライン制御コンボ・ボックス426を変更するこ とで、ユーザーは、タイムライン制御にルート・オブジェクト時間値を、特定の 時間に変更することを告げる。 タイムライン制御が、時間あるいはルート・オブジェクトのビューを変更した とき、ルート・オブジェクトに関連するパラメータ、デバイスあるいはブロック 制御のような他の何れの制 御も、OLEオブジェクトにより作られた変更メッセージに応答して自動的に更 新される。該メッセージは、ルート・オブジェクトと同じ階層の中のOLEオブ ジェクトが、新しい時間、あるいは、ここでルート・オブジェクトと関連するビ ューに関連する新しいデータを検索したとき、OLブジェクトにより作られる。 図23は、またタイムライン制御表示420と関連するタイム制御と同じルー ト・オブジェクトに接続されている温度と圧力パラメータ制御表示430と43 2を示している。同様に、温度と圧力パラメータ制御表示440と442は、タ イムライン制御表示422と関連するタイム制御と同じルート・オブジェクトに 接続されている。タイムライン制御表示420と422は、異なった時間、即ち 、過去の時間(制御表示420)と現在(制御表示422)に設定されるので、 温度パラメータ430と440の数値は、異なり、また圧力パラメータ432と 442は、異なる。パラメータ制御表示のリストを、デバイスあるいはブロック 等に対する一つあるいはそれ以上の完全な形状で表示させるようにスクリーンの 上の構成させることができる。デバイスとブロックあるは他のパラメータ制御あ るいはその双方を、タイムライン制御として同じルート・オブジェクトに関連さ せることができ、また異なる時間に於けるデバイス、ブロックあるいはパラメー タの構成を、スクリーンの中で対称あるいは他の関係で示している構成表示を示 すために使用することができる。タイムライン制御を、デバイス、ブロックある いはパラメータの設定あるいは数値をスクロールして、表示上で他の制御と関連 させて使用することができる。言うまでもなく、全ての過去あるいは現在の情報 をユーザーに示すために、例えば現在のオンライン・デバイスに関連する情報、 即ち、オ ンラインデータ、とまた過去と将来のオンライン・デバイス、とまたオフライン ・デバイスに関連する情報、即ちオフライン・データを含む、如何なるタイムラ イン、デバイス、ブロック、パラメータあるいは他の制御あるいはその双方の組 合せも、可能である。更に、図23に関連して示されているとおり、デバイスに 対する同じデータ、例えば、同じパラメータ値を、タイムライン制御を利用して 異なる時間に対して示すことがで、また希望すれば、設定値間の差を示すために ルーチンを実施することができる。 タイムライン制御は、ルート・オブジェクトの時間特性を、タイムライン制御 を使用してユーザーが指定する特定の時間(以下ビュー時間と称す)に変更する 。従って、OLE階層のなかのルート・オブジェクトの全てのオブジェクトの川 下に対する時間属性は、上記に説明されているとおりビュー時間に合うように変 更される。更に、これ等のオブジェクトの他の特性の数値は、ビュー時間に対応 する数値に更新される。 特にブロック・オブジェクトに対しては、希望する時点(即ちタイムライン制 御を使用してビュー時間で指定された)での対応するブロックの状態5)は、上 記で説明されているトランザクション・データベース200(図を使用して得ら れる。より具体的には、ビュー時間に於けるブロック・オブジェクトのパラメー タ値(即ち、ビュー時間に於けるブロック・オブジェクトのパラメータ・オブジ ェクトの数値特性の数値)は、ビュー時間あるいはそれより前に、最後にこれ等 のパラメータ・オブジェクトに対応するパラメータに対して割り当てられた数値 を探し出すためにビュー時間で始まる時計の逆回りでトランザクション・データ ベース220を検索することで得られる。この手続きは、詳しく、図24のフロ ーチャートに参照符号を付 けて説明されている。 図24は、どのようにして特定のブロックの状態を、上記に説明されているデ ータベース200から再構築できるかを示すフローチャートである。先ず、ブロ ック450が、「セット」タイプ変数{S}をゼロに初期化する。「セット」タ イプ変数{S}は、ビュー時間状態が再構築されなければならないブロックのパ ラメータのビュー時間に於ける数値を蓄積するのに使用される。ブロック452 が、ビュー時間と等しい状態のセットと{S}関連する時間を、そこで設定する 。その後で、ブロック454が、設定変数{S}が、ブロック・オブジェクトの 各パラメータに対する数値を含んでいるかどうかを決定する。肯定的である場合 は、ブロック456は、アッセンブルされた状態{S}を、ビュー時間に於ける ブロックの状態として割り当ててから、図構築ルーチンは、終了する。 ブロック454が、蓄積された状態(即ち、セット変数{S}の内容)が、ブ ロックの中の各パラメータに対する数値を含んでいないと決定した場合は、ブロ ック458は、現在値が蓄積された状態{S}の中に含まれていない次のパラメ ータPを識別する。ブロック460は、そこで、ビュー時間あるいはそれより前 に、最後行われた変更TRをを探し出すためにビュー時間で始まる時計の逆回り で時計と逆回りでトランザクション・データベース200を検索する。ブロック 462は、そこで、トランザクションTRの符号で示されている変更によりパラ メータPセットと共に、パラメータPを、蓄積された状態{S}に加えてから、 制御は、ブロックの中の全てのパラメータの数値が、状態{S}に蓄積されたか どうか更にもう一度点検するために、そこでブロック454に返る。 デバイス、ブロック、パラメータ、とまたタイムライン制御 が、本明細書の中に図示されまた説明されているが、本発明に従った他の制御も 、他の特性あるいは、図3と4の中で示されているOLEオブジェクトの何れか の中のデータを含むDDLを経由して入手できるデータを示すように構築できる 。 本発明は、単に例示を目的としており、発明を限定することを目的として特定 の例を引用して説明されたが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく、変更、 追加あるいは削除あるいはその双方を、開示された実施例に行うことが可能であ ることは当業者にとっては明かである。 OLEオブジェクトDDL等価 OLEオブジェクトの定義Standard PropertiesArrayParameter Object Block Object BlockTag Collection Collections Collection CollectionItems Collection Collections Object DatabaseParameter Object DatabaseParameters Collction DeviceID CollectionDevice Object DeviceTag Collection EditDisplayItems CollectionsEditDisplays Co1lectionEditDisplay Object Elements CollectionEnumeration Value ObjectEnumeration Values CollectionHIU CollectionInterchange Object ItemArray Object ItemArrays Collection ItemArrayItem Object ItemArrayItems Collection Members Collection MenuItems Collection MenuItem Object Menu Object Menus Collection Methods Collection Method Object Modem CollectionNamedConfigs Collection NamedConfig Object Net Collection NetNode Object Parameters Collection PhysicalTag Collection Port Collection RecordParameter Object RefreshRelation ObjectRefreshRelations CollectionResponseCode Object RelationItems CollectionResponseCodes CollectionRoot Object Tag CollectionUnitRelation Object UnitRelations Collection VariableParameter Object WriteAsOneRelation ObjectWriteAsOneRelations Collection
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 08/764,057 (32)優先日 平成8年12月12日(1996.12.12) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ウエストブロック,ジョン アメリカ合衆国 55423 ミネソタ リッ チフィールド ピルスバリー アベニュー サウス 7430 (72)発明者 オルソン,ジーン,エイチ. アメリカ合衆国 55419 ミネソタ ミネ アポリス アルドリッチ アベニュー サ ウス 5131 (72)発明者 ブラック,ロバート アメリカ合衆国 55124 ミネソタ アッ プル バレー エンブリー パス 14604

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1つの調整可能なパラメーターを含むコンフィギュレーショ ンを有するフィールドデバイスを形成するためのコンピューターベースのデータ ベース管理システムであって、該システムは: 第1回目に調整可能なパラメーターを第1の値に設定し、第2回目に調整可能 なパラメーターを第2の値に設定するための設定手段;及び 複数のトランザクションを保管するために設定手段に応答するトランザクショ ン記憶装置を備え、トランザクション記憶装置の各々が特定の調整可能なパラメ ーターが設定される特定の値と、特定の調整可能なパラメーターが特定の値に設 定される時間に対応する時間指示を含むことを特徴とするシステム 2. 請求項1に記載のシステムで、各トランザクションの対応する時間指示 が日付の指示と、更に特定のパラメーターが特定の値に設定される日の時間指示 を含む、システム 3. 請求項1に記載のシステムで、トランザクション記憶装置に保管される 1つのトランザクションが、トランザクションの対応する時間指示によって指示 される時間現在の、特定のフィールドデバイスの複数の調整可能なパラメーター の各々のための値からなる、システム 4. 請求項1に記載のシステムで、トランザクション記憶装置に保管される 1つのトランザクションが、トランザクションの対応する時間指示によって指示 される時間現在の、特定の フィールドデバイスの各々の調整可能なパラメーター用の値からなる、システム 5. 請求項1に記載のシステムで、トランザクション記憶装置に保管される 1つのトランザクションが、トランザクションのタイプの指示を含み、そのタイ プが歴史的なタイプ、現在のタイプ、及び将来のタイプからなる群から選ばれる 、システム 6. 請求項1に記載のシステムで、更に、特定のフィールドデバイスの各々 の調整可能なパラメーターに加えられる最後の値を見い出すために、逆年代順に トランザクションをスキャンすることによって、特定のフィールドデバイスの現 在の状態を構成するための構成手段を含む、システム 7. 請求項6に記載のシステムで、トランザクション記憶装置内の1つのト ランザクションが特定のフィールドデバイスの各々の調整可能なパラメーター用 の値を含む、システム 8. 請求項1に記載のシステムで、トランザクション記憶装置内の1つのト ランザクションが特定のフィールドデバイスの特定の調整可能なパラメーター用 の値を含み、トランザクションの時間指示が、その値が、将来の指定されない時 間において、特定の調整可能なパラメーターに加えられるべきであることのみを 指示する、システム 9. 請求項1に記載のシステムで、更に、トランザクション記憶装置に保管 されているトランザクションを、二次的なト ランザクション記憶装置に保管されているトランザクションに一致させるための 手段を備える、システム 10. 請求項1に記載のシステムで、更に、トランザクション記憶装置に保 管されているトランザクションを、機能的に同一であるコンピューターベースの データベース管理システムのトランザクション記憶装置に保管されているトラン ザクションに一致させるための手段を備える、システム 11. 複数のフィールドデバイスの少なくとも1つと連合するコンフィギュ レーションデータベースを管理するためのコンピューターベースのデータベース 管理システムであって、前記1つのフィールドデバイスは少なくとも1つの調整 可能なパラメーターを含む可変性コンフィギュレーションを有し、該システムは : 特定のフィールドデバイスを選択する第1の選択手段; 特定のフィールドデバイスの特定のパラメーターを選択する第2の選択手段; 特定の時間に特定のパラメーター用の特定の値を指定する指定手段; 特定のフィールドデバイスに特定のパラメーター用の特定の値を伝達するため に、指定手段に結合される伝達手段; トランザクションレコードを作成するためのレコーディング手段、トランザク ションレコードは特定のフィールドデバイスを独特に特定するアイデンティフィ アを含み、トランザクションレコードは更に特定のフィールドデバイスの特定の パラメーター、特定のパラメーター用の特定の値、及び特定の値が特定のパラメ ーターに加えられる特定の時間の時間指示を指定し; 及び コンフィギュレーションデータベースにトランザクションレコードを保管する ための記憶手段を備えることを特徴とするシステム 12. 請求項11に記載のシステムで、各トランザクションレコードの時間 指示が日付の指示と、更に特定の値が特定のパラメーターに加えられる日の時間 指示を含む、システム 13. 請求項11に記載のシステムで、コンフィギュレーションデータベー スに保管される1つのトランザクションレコードが、トランザクションレコード の時間指示によって指示される時間現在の、特定のフィールドデバイスの複数の 調整可能なパラメーターの各々のための値からなる、システム 14. 請求項11に記載のシステムで、コンフィギュレーションデータベー スに保管される1つのトランザクションレコードが、トランザクションレコード の時間指示によって指示される時間現在の、特定のフィールドデバイスの各々の 調整可能なパラメーター用の値からなる、システム 15. 請求項11に記載のシステムで、コンフィギュレーションデータベー スに保管される1つのトランザクションレコードが、歴史的なタイプ、現在のタ イプ、及び将来のタイプからなる群から選ばれるタイプのトランザクションを表 わし、トランザクションレコードがトランザクションタイプの指示を含む、シス テム 16. 請求項11に記載のシステムで、更に、特定のフィールドデバイスの 各々の調整可能なパラメーターに指定される最後の値を見い出すために、逆年代 順にコンフィギュレーションデータベース内のトランザクションレコードをスキ ャンすることによって、特定のフィールドデバイスの現在の状態を構成するため の構成手段を含む、システム 17. 請求項16に記載のシステムで、コンフィギュレーションデータベー ス内の1つのトランザクションレコードが、特定のフィールドデバイスの各々の 調整可能なパラメーター用の値を含む、システム 18. 請求項11に記載の装置で、装置において、形状データベースの処理 記録は、特定領域装置の特定調整可能なパラメータに対する値を包含し、その処 理記録の時間の指示は、値が将来の非特定時間での特定調整可能なパラメータに 提供され得るということだけを指示することからなる、装置 19. 請求項11に記載の装置で、更に二次形状データベースに保持された 処理記録と形状データ記録に保持された処理記録を一致させるための手段を包含 することからなる、装置 20. 請求項11に記載の装置で、更に機能的に同一のコンピュータベース のデータベース管理システムの形状データベースに保持された処理記録と形状デ ータ記録に保持された処理記録を一致させるための手段を包含することからなる 、装置 21. ユーザインターフェイス、データベース、データベ ースと通信する通信ネットワーク、領域装置、領域装置と組み合わさった装置の 説明書を有する管理システムと使用するように設計されたインターフェイス制御 装置で、制御装置において、領域装置と、装置説明書は装置データの論理的に関 連する項目の複数の集団を保持し、インターフェイス制御装置は次の物を包含す る: 次の物を包含する装置データの論理的に関連する項目の複数の集団の指示され た集団に対して特定のインターフェイス制御装置を実行するための手段と; 指示された集団に対して回収された装置データの項目組みを生成するために、 領域装置、装置説明書、データベースの少なくとも一つから指示された集団と組 み合わさった装置データの項目を読みとるための通信ネットワークを制御するた めの手段と 所定のフォーマットでユーザインターフェイスを介して指示されたグループに 対して回収された装置データの項目組みを表示するための手段と 指示された集団として装置データの論理的に関連した項目の複数の集団と 指示された集団に対して特定のインターフェイス制御装置を形成するために実 行手段を始動するための識別手段に呼応する手段とからなる インターフェイス制御装置 22. 請求項21に記載のインターフェイス制御装置で、装置において、実 行手段は更に、装置データの項目の一つが領域装置或いはデータベースに保持さ れると、指示された集団と組み合わさった装置データの項目の一つに変更を実行 する様に 通信ネットワークに指令を送るためのユーザインターフェイスに呼応するための 手段を包含する、インターフェイス制御装置 23. 請求項22に記載のインターフェイス制御装置で、指令手段は、指示 された集団と組み合わさった装置データ項目の一つへの変更が実行されるかどう かを決定するための手段と、ユーザインターフェイスを介して、変更不可能であ ると決定手段が決定するときに変更が不可能であることを指示するための手段を 包含する、インターフェイス制御装置 24. 請求項23に記載のインターフェイス制御装置で、装置において、決 定手段は、装置説明、領域装置、データベースの一つから指示された集団と組み 合わさった装置されたの項目の一つと組み合わさった範囲指示を回収するために 通信ネットワークを制御するための手段と、指示された集団と組み合わさった装 置データの項目の一つへの変更が、回収された範囲指示により決定される範囲内 にくるかどうかを決定するための検討手段を更に包含する、インターフェイス制 御装置 25. 請求項22に記載の制御装置で、装置において、指令手段は、指示さ れた集団と組み合わさった装置データ項目の一つへの変更が実行されるかどうか を決定するための手段と、指示された集団と組み合わさった装置データ項目の一 つへの変更が実行されたかどうかをユーザインターフェイスを介して指示するた めの手段とを包含することからなる、インターフェイス制御装置 26. 請求項21に記載のインターフェイス制御装置で、 装置において、実行手段は更に領域装置或いはデータベースに保持された指示さ れた集団と組み合わさった装置データの項目の一つでの変更を認識するための通 信ネットワークに連結された手段と、ユーザインターフェイスを介して指示され た集団と組み合わさった装置データの項目の一つの変化を指示するための認識手 段に呼応する手段を包含する、インターフェイス制御装置 27. 請求項21に記載のインターフェイス制御装置で、指示された集団の ための回収装置データの項目組みは、領域装置に関連するデータを包含する、イ ンターフェイス制御装置 28. 請求項27に記載のインターフェイス制御装置で、回収された装置デ ータの第二項目組みは領域装置の種類の指示を包含する、インターフェイス制御 装置 29. 請求項28に記載のインターフェイス制御装置で、装置において、回 収された装置データの第三項目組みは、領域装置が使用される装置に対して領域 装置の位置を指示することを包含する、インターフェイス制御装置 30. 請求項29に記載のインターフェイス制御装置で、回収された装置デ ータの第四項目組みは、領域装置に関連する情報リストを包含する、インターフ ェイス制御装置 31. 請求項21に記載のインターフェイス制御装置で、装置において、指 示された集団のための回収された装置データの項目組みは、入力、出力或いは領 域装置と組み合わさった制 御機能の一つを包含する領域装置のブロックに関連するデータを包含し、回収さ れた装置データ第一項目組みは、ブロックを図示することを包含する、インター フェイス制御装置 32. 請求項31に記載のインターフェイス制御装置で、回収された装置デ ータの第二項目組みは、ブロックの種類を指示することを包含する、インターフ ェイス制御装置 33. 請求項32に記載のインターフェイス制御装置で、回収された装置デ ータの第三項目組みは、ブロックが使用される装置とブロックが組み合わさる方 法の指示を包含する、インターフェイス制御装置 34. 請求項21に記載のインターフェイス制御装置で、装置において、指 示された集団のための回収された装置データの項目組みは、領域装置と組み合わ さったパラメータに関連するデータを包含し、回収された装置データの第一項目 組みは、パラメータのラベルを包含し、回収された装置データの第二項目組みは 、パラメータの値を包含する、インターフェイス制御装置 35. 請求項34に記載のインターフェイス制御装置で、装置において、回 収された装置データの項目組みは、パラメータの値と組み合わさった装置指定を 包含する、インターフェイス制御装置 36. 請求項34に記載のインターフェイス制御装置で、パラメータの値は 、主な値の列挙リストの一つを包含する、イ ンターフェイス制御装置 37. 請求項21に記載のインターフェイス制御装置で、指示された手段に 対する回収された装置データの項目組みは、特定時間で領域装置の形状に関する 形状データを包含し、実行手段は、回収された装置データの項目組みと関連した 特定時間を変更するための手段を包含する、インターフェイス制御装置 38. 請求項37に記載のインターフェイス制御装置で、変更手段はユーザ インターフェイスを介してスライダーを表示するための手段と、特定時間を変更 するためのスライダーの操作を実行するための手段を包含する、インターフェイ ス制御装置 39. 請求項37に記載のインターフェイス制御装置で、変更手段は、過去 の複数の時間の一つ、現在、未来時間の間で特定時間を変更するための手段を包 含する、インターフェイス制御装置 40. 請求項21に記載のインターフェイス制御装置で、回収された装置デ ータの項目組みは、二つの特定時間で領域装置の二つの形状に関する形状データ を包含し、表示手段は二つの形状の一つに関連する指示集団のための回収装置デ ータの項目と組み合わさった特定時間を変更するための手段を包含する、インタ ーフェイス制御装置 41. ユーザインターフェイスを包含し、複数の領域装置に連結できる管理 システムにより使用する様に設計された制御 装置で、各々はそれと組み合わさった装置説明を有し、制御装置は次の物からな る: 複数の領域装置と装置説明に保持された装置データの論理的に関連した項目の 複数の集団に対して通信を実行するために装置説明と複数の領域装置と伝達する 手段と; 次の物を包含する、装置データの論理的に関連した項目の複数の集団の特定し た一つに対して特定の制御装置を実行するための手段と 装置データの項目の回収される集団を形成するために、装置データの論理的に 関連した項目の複数の集団の特定の集団内で装置項目を回収するための通信手段 を制御するための手段と 所定のフォーマットでユーザインターフェイスを介して装置データの項目の回 収される集団を表示するための手段と 装置データの論理的に関連する項目の複数の集団の特定の一つとして装置デー タの論理的に関連する項目の複数集団のいずれかを識別するための手段と 装置データの論理的に関連する項目の複数の集団の特定の一つに対して特定の 制御を形成するための実行手段を始動させるための識別手段に呼応する手段とか らなる 制御装置 42. 請求項41に記載の制御装置で、装置において、実行手段は更に装置 データの論理的に関連した項目の複数の集団の特定の一つ内で装置データ項目の 一つを変更する様に通信手段に指令を与えるためのユーザインターフェイスに呼 応する手段を包含する、制御装置 43. 請求項42に記載の制御装置で、指令手段は、装置 データの項目の一つに変更することが可能であるかどうかを決定するための手段 と、ユーザインターフェイスを介して、変更不可能であると決定手段が決定する ときに変更が不可能であることを指示するための手段を包含する、制御装置 44. 請求項42に記載の制御装置で、通信手段は、装置データの変更され た項目に装置データの項目の更に一つの項目がいつ変更されるかを識別するため の手段を包含し、実行手段は更にユーザインターフェイスを介して、装置データ 項目の更に一つの項目が、装置データの論理的関連項目の複数の集団の特定の集 団内にある時に、装置データの項目の更に一つの項目に変更することを自動的に 図示するための識別手段に呼応するための手段を包含する、制御装置 45. 請求項41に記載の制御装置で、装置において、管理システムは更に 装置データの項目を保持するデータベースを包含し、通信手段は更にデータベー スと伝達するための手段を包含し、実行手段は更にそう非データの回収された項 目の集団部として、装置データの論理的に関連した項目の複数の集団の特定の一 つと組み合わさり、データベースに保持された装置データの項目を回収するため の通信手段を制御するための手段を包含する、制御装置 46. 請求項45に記載の制御装置で、装置において、装置データの回収項 目集団は、複数の領域装置の一つに関連するデータを包含し、装置の項目の回収 された集団の第一項目は、複数の領域装置の一つの図示を包含する、制御装置 47. 請求項45に記載の制御装置において、装置データの回収項目は入力 、出力或いは複数の領域装置の一つと組み合わさった制御機能の一つを包含する ブロックに関連するデータを包含し、装置データの回収された集団の第一項目は 、ブロックを図示することを包含する、制御装置 48. 請求項45に記載の制御装置で、装置データの回収された項目集団は 、複数の領域装置の一つと組み合わさったパラメータに関連するデータを包含し 、装置データの回収された項目集団の第一項目は、パラメータのラベルを包含し 、装置データの回収された項目集団の第二項目は、パラメータの値を包含する、 制御装置 49. 請求項45に記載の制御装置で、装置データの回収された項目集団は 、特定の時間で複数の領域装置の一つの形状に関連した形状データを包含し、実 行手段は、ユーザが形状データと組み合わさった特定時間を変更できる手段を包 含する、制御装置 50. 請求項45に記載の制御装置で、装置データの回収された項目集団は 二つの個々の時間で複数の領域装置の一つ或いは二つと組み合わさった第一、第 二形状に関連する形状データを包含し、実行手段は第一形状に関する形状データ と関連する個々の時間をユーザが変更できる手段を包含する、制御装置 51. 装置データのサブセットを保持する装置説明と、それと組み合わさっ た装置データを有する領域装置と伝送する様に設計された領域装置管理システム で、装置は次の物からなる 領域装置と伝送する手段と 内部に保持された装置データのサブセットを獲得するために装置説明を解釈す るための手段と、装置データと組み合わさった情報の範疇の段階を保持するため の手段で、その範疇と組み合わさった装置データに関連した通信方法を決定する ために範疇の各々と組み合わさった手段を包含することと 装置データの一部に関連するコマンドを始動するための手段と 情報の範疇の所定の段階の範疇の一つに関連したものとしてコマンドを分類す るための手段と 通信手段と解釈手段を範疇の一つと組み合わさった通信方法に基づいて制御す るための分類手段に呼応する手段とからなる領域装置管理システム 52. 請求項51に記載の領域装置管理システムで、更に装置データの別の 部分を保持するためのデータベースと、データベースと係合するための手段と、 範疇の一つと組み合わさった通信方法に基づいて係合手段を制御するための分類 手段に呼応する手段を包含する、領域装置管理システム 53. 請求項52に記載の領域装置管理システムで、装置において、装置デ ータの別の部分が領域装置の過去の形状に関するデータを包含する、領域装置管 理システム 54. 請求項52に記載の領域装置管理システムで、始動手段は、領域装置 、装置説明、データベースの一つから装置データを回収するためのコマンドを始 動する、領域装置管理シス テム 55. 請求項52に記載の領域装置管理システムで、始動手段は領域装置と データベースの一つで装置データを保持するためのコマンドを始動する、領域装 置管理システム 56. 請求項52に記載の領域装置管理システムで、始動手段は、領域装置 が所定の機能を実行させるためのコマンドを移動させる、領域装置管理システム 57. 請求項51に記載の領域装置管理システムで、情報の範疇の所定の段 階は領域装置の物理的な連結性に関する範疇を包含し、領域装置の形状に関する 範疇を包含する、領域装置管理システム 58. 請求項51に記載の領域装置管理システムで、装置において、領域装 置は、入力、出力、領域装置の管理機能の一つを形成する機能ブロックを包含し 、情報範疇の所定の段階は、領域装置ブロックを形成する範疇を包含する、領域 装置管理システム 59. 請求項51に記載の領域装置管理システムで、装置において、情報範 疇の所定段階は、情報の複数の範疇アイでの相互関連を特定するための手段を包 含し、特定の相互関連に基づいて情報の複数の範疇の内の二つの範疇間でメッセ ージを送り、通信手段と解釈手段を制御するための手段を包含する、領域装置管 理システム 60. 請求項51に記載の領域装置管理システムで、情報範疇階級内で範疇 の中の選択された範疇の位置に基づいて選択された範疇にモニカーを割り当てる ための手段を包含する、領域装置管理システム 61. 請求項51に記載の領域装置管理システムで、装置おいて保持手段は 、対象方向付けプログラミングパラダイムで対象組みを包含する、領域装置管理 システム 62. 請求項51に記載の領域装置管理システムで、通信手段は携帯通信装 置を介して領域装置と通信するための手段を更に包含する、領域装置管理システ ム 63. それと組み合わさった領域装置情報を有する複数の領域装置に連結す る様に設計された装置管理システムで、次の物からなる: 複数の領域装置の各々と組み合わさった装置説明を保持するライブラリーで、 装置説明の各々は領域装置情報の一部を保持する事と 領域装置情報に関連した情報範疇段階を識別するための手段と 情報範疇段階に基づいて複数の領域装置と通信するための手段と 情報範疇段階に基づいて装置説明からの領域装置情報を回収するための手段と からなる 装置管理システム 64. 請求項63に記載の装置管理システムで、更に領域 装置情報の別の部分を保持できるデータベースと情報の範疇段階に基づいてデー タベースと係合するための手段を包含する、装置管理システム 65. 請求項64に記載の装置管理システムで、システムにおいて、識別手 段は情報範疇と組み合わさった領域装置情報を保持するための情報の範疇の各々 と組み合わさった手段と、情報範疇と組み合わさった領域装置情報に対して、制 御手段或いは回収手段或いはインターフェイス手段の操作を決定するための情報 範疇の各々と組み合わさった手段を包含する、装置管理システム 66. 請求項65に記載の装置管理システムで、保持手段と決定手段は対象 方向付けプログラミングパラダイムに対象組みを包含する、装置管理システム 67. 請求項63の装置簡管理システムで、装置説明の一つは複数の領域装 置の一つの通信フォーマットに関連する領域装置情報を包含する、装置管理シス テム 68. 複数の領域装置と伝送するシステムで、各々はそれと組み合わさった 装置情報を有し、次の物を包含する: 複数の領域装置の各々と組み合わさった装置説明を保持するライブラリーで、 装置説明の各々は複数の領域装置の一つに関する装置情報の一部を包含する事と ライブラリーに保持された装置記述と複数の領域装置と伝送するための手段と 複数の領域装置の各々と組み合わさった装置情報を複数の所 定の範疇に分離するための手段で、複数の所定の範疇の各々は次の物を備える: 範疇と組み合わさった装置情報を保持するための手段と 範疇と組み合わさった装置情報に対して通信手段を制御するための手段とから なる、システム 69. 請求項68に記載のシステムで、更に複数の領域装置の一つに対して 装置情報の別の一部を保持するデータベースを包含し、通信手段はデータベース と係合するための手段を包含する、システム 70. 請求項68に記載のシステムで、システムにおいて複数の所定の範疇 は範疇の段階を包含し、分類手段は、情報範疇段階の各々の範疇間の相互関係を 決定するための手段を包含する、システム 71. 請求項68に記載のシステムで、装置説明の各々は、装置プロトコル に基づいて書かれており、装置説明の第一の説明と組み合わさった装置プロトコ ルは、装置説明の第二のものと組み合わさった装置プロトコルと異なることから なる、システム
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