JP2000504665A - キルンプラントからのNOx排出を減少させる方法 - Google Patents

キルンプラントからのNOx排出を減少させる方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、未精製材料の加熱処理用のキルンプラントからのNOx排出を減少させる方法に関する。ここで、キルンプラント燃料は、少なくとも3つのゾーン内で焼成可能である。これらの少なくとも3つのゾーンの一つにおいて、燃料の量cが燃焼する。これらの少なくとも3つのゾーンの第2のゾーンにおいて、燃料の量bが燃焼し、この第2のゾーンには、さらに他の少なくとも2つのゾーンからのNO含有排ガスが送り込まれる。これらの少なくとも3つのゾーンの最後のゾーンにおいて、燃料の量aが燃焼し、酸素含有ガスと一緒に未精製材料の少なくとも一部がこれらのゾーンに送り込まれる。第2のゾーン及び最後のゾーンにおいて燃焼する燃料の総量b+aは、未精製材料の処理の必要性によって決定される。キルンプラントがセメントクリンカーの製造用に用いられる場合には、熱処理は、未精製材料鉱物の予加熱、か焼、焼結及び冷却からなる。本発明の目的は、キルンプラントからのNOx排出を減少させ得、同時に、石油コークス、無煙炭及び低いガス含有率の他の石炭などの低い活性の燃料を比較的低い温度にてゾーン内で利用し得る方法を提供することにある。本発明によれば、この目的は、他のすべての燃焼ゾーンからのNO含有排ガスが送り込まれるゾーンからの排ガス内にて最小NO含有量が達成されるまで、燃料の量b及びaを上方向及び下方向に調節することによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 キルンプラントからのNOx排出を減少させる方法 本発明は、未精製材料の加熱処理用に低揮発性燃料が用いられるキルンプラン トからのNOx排出を減少させる方法に関する。上記キルンプラントにおいて、 キルンプラント燃料は、少なくとも3つの異なるゾーンにて焼成可能である。こ れらの少なくとも3つの異なるゾーンの第1のゾーンにおいて燃料の量cが燃焼 し、これらの少なくとも3つのゾーンのうち第2のゾーンにおいて燃料の量bが 燃焼する。この第2のゾーンには、他の少なくとも2つのゾーンからのNO含有 排ガスがさらに送り込まれる。これらの少なくとも3つのゾーンの最後のゾーン において、燃料の量aが燃焼する。未精製材料の少なくとも一部は、酸素含有ガ スと一緒に、これらのゾーンに送り込まれる。第2のゾーン及び最後のゾーン内 で燃焼した燃料の総量b+aは、未精製材料の処理の必要によって決定される。 第2のゾーン(2)で燃焼した燃料の量b及び最後のゾーンで燃焼した燃料の量 aは、最小NO含有量が第2のゾーンからの排ガス内で達成されるまで、上方向 及び下方向に調整される。 窒素酸化物NOxは、燃料中の窒素の酸化及び燃焼空気中の窒素の酸化によっ て、燃焼中に形成される。燃焼ゾーン内の温度が1200℃未満の場合には、N Oxは、単に燃料中に存在する窒素を基礎として形成されるだけである。このタ イプは、燃料性NOx(fuel NOx)と呼ばれる。温度が1200℃を越えるレベ ルまで上昇すると、窒素酸化物は、さらに燃焼空気を基礎としても形成されるよ うになる。このタイプは、サーマルNOx(thermal NOx)と呼ばれる。燃料性N Ox(fuel NOx)及びサーマルNOx(thermal NOx)として形成される窒素酸化 物の約95%は、一酸化窒素NOからなる。 窒素を含有する燃料が燃焼するシステムにおいて、下記式で表される反応が起 こり得る。 (1)Nfuel + O → NO (2)Nfuel + NO → N2 + O 反応(1)は、ゾーン内でのNO形成が、燃料中の窒素含有量及びゾーン内の ガスの酸素含有量に依存することを示す。反応(2)は、このゾーンに送り込ま れたガス内にNOが既に存在するとすれば、供給されたガス内に存在するNOの 量は、燃料から放出された窒素化合物によって減少するであろうことを示す。よ って、NOの正味生成量は、供給されたガス内のNO含有量に依存し、反応(2 )の反応率が反応(1)に対する反応率よりも迅速に温度と共に上昇するので、 温度の上昇は、正味期間内にか焼ゾーンから排出されるNOxの量の減少を導く であろう。か焼装置内の高温燃焼に関して、温度が約100℃上昇すると、か焼 装置からのNOxは10〜15%減少し得ることが知られている。この有利な条 件の上限は、1200℃である。この温度にて、燃焼空気からのサーマルNOx の形成は、反応(2)によるNOの減少を越えるであろう。 セメントクリンカー製造用にキルンプラントが用いられる場合には、熱処理は 、鉱物未精製材料の予加熱、か焼、焼結及び冷却からなる。 N(窒素)含有燃料が燃焼する3つのゾーンは、キルン内の焼結ゾーンと、か 焼装置内及び少なくとも1つの燃焼区画内のか焼ゾーンにおける2つの場所と、 である。本発明の記載において、「燃焼区画」とは、燃料が焼成し、同時に処理 されるべき材料が添加される場所である。「か焼装置」とは、キルンからの排ガ スが通過するであろうキルンガスダクト内に配置された燃焼区画である。 セメントクリンカー製造用のキルンプラント内の温度は、焼結キルン自身内に おける温度である1200℃をわずかに越える。キルン内での反応に必要な温度 及び時間は、未精製材料の特性に依存する。よって、燃焼特性が低い未精製材料 は高温及び/又は長い反応時間を要する。かような2000℃に至るまでの高炎 温度状態は、NOx排出率を著しく増加させる。 用いられた燃料内の揮発性物質の含有量及びか焼が行われた温度が、か焼ゾー ン内でのNOx形成に影響する因子であることを測定結果は示している。燃料内 の揮発性物質の含有量が高いほど、NOxに変換されるN fuel の量は小さくな ることがわかる。 燃焼区画にクーラーからの第3の空気が独占的に送り込まれる態様にて配置さ れている追加の燃焼区画を具備するか焼ゾーンを構成することにより、種々の利 点が得られることが認められている。かような燃焼区画は、未精製材料が燃焼区 画に添加されるとすれば、か焼ゾーン内に含まれるべく構成される。 このタイプのプラントは、ヨーロッパ特許第103423号明細書(F.L.Smid th & Co.A/S、DK-C-151319に対応する)に開示されている。この特許から、セ メント未精製材料のか焼用のプラント(SLC−S)が公知である。上記SLC −Sプラントにおいては、か焼装置内で用いられる燃料の完全燃焼を達成するこ とが困難であるかもしれないことが考慮されている。このプラントにおいて、粗 挽きされた未精製材料の粉はサイクロン予加熱器(18,18'、19,20, 21)を通過した後、燃焼区画(4)内に送り込まれる。燃料区画(4)内にお いて、粗挽きされた未精製材料の粉はクーラー(2)からのホットエアー内でか 焼される。予加熱に続いて、粗挽きされた未精製材料の粉は、燃焼区画(4)内 の場所及びキルンガスダクト(28)又は留置区画(retention compartment) (29)内の場所の2つの場所にて、か焼ゾーンに向けられる。請求項4に記載 されているように、バーナー(45)を介してキルンガスダクト(28)に燃料 を送り込むことが可能であるが、請求項6第13行〜第27行によれば、この補 助的な燃料は、キルンガスダクト内の粗挽きされた未精製材料の粉の量を確実に 増加可能とするために、供給される。 米国特許第4014641号(Mitsubishi)明細書から、セメント未精製材料 のか焼用プラントが公知である。このプラントにおいて、キルンの排ガス中の窒 素酸化物の量は、キルンガスダクト内に、還元ガス(reducing gas)が送り込ま れる領域を生成することによって減少される。クーラーからの(ダクト(5)を 介しての)ホットエアー及びキルンからの(ダクト(13)を介しての)ホット エアーは、サイクロン予加熱器(14,15,16,17)に経由される。サイ クロン予加熱器において、クーラー及びキルンからの熱いガスに対する対向流内 で未精製材料は予加熱される。クーラーからの供給ダクト(5)の下方に位置し ているキルンガスダクトの領域において、ダクト(12)を介して還元ガス(re ducing gas)を導入することによって、還元状態(reducing condition)が形成 される。還元ガス(reducing gas)は、か焼装置(8)に送り込まれている空気 の容量が、か焼装置内で燃料のガス化を引き起こすに十分であるが、か焼装置( 8)内で燃料の完全燃焼を引き起こすには不十分である場合に、か焼装置(8) 内で形成され る(請求項4、第1行〜第5行)。このプラントの特別の欠点は、石油コークス 、無煙炭及び低いガス含有量の他の石炭などの着火が困難で緩やかに燃焼する燃 料はロータリキルン内で沈殿してしまって、硫黄放出及びケーキングの問題を生 ずるので、これらの燃料を使用できないことである。 米国特許第5364265号明細書(CLE)から、さらに別のか焼システム が公知である。このシステムにおいて、NOx排出は、燃焼区画(20)内の還 元ガス(reducing gas)の組成すなわちCO及びH2によって制限される。この プロセス中、燃焼区画内で形成されるコークスは、きわめて特有の反応特性を有 する。しかし、この方法の最適化は、最小NOx排出を確実にすることに関して 、比較的困難である。なぜなら、作業中、2,3のパラメータだけが調節可能だ からである。燃焼区画内で燃焼する燃料の量は、全体として粗挽きされた未精製 材料の粉のか焼の所望の程度に依存する。 本発明の目的は、キルンプラントからのNOx排出を減少させ得、同時に、石 油コークス、無煙炭及び低いガス含有量の他の石炭などの低い活性の燃料を比較 的低い温度にてゾーン内で利用することができる方法を提供することにある。セ メントクリンカーを生成する場合、比較的低い温度におけるゾーンが、粗挽きさ れた未精製材料の粉がキルンに入る前に、か焼ユニット内で見出される。 この目的は本発明により達成される。すなわち、他のすべての焼成ゾーンから のNO含有排ガスが送り込まれるゾーンからの排ガス中で最小NO含有量が達成 されるまで、NO含有排ガスが送り込まれるゾーン内での焼成に用いられる燃料 の量b、未精製材料及び酸素含有ガスが送り込まれるゾーン内での焼成に用いら れる燃料の量aが、それぞれ上方向及び下方向に調節される。燃料b及びaが燃 焼するゾーン内の温度は、900〜1200℃である。 実際に、第3の空気ダクト内に配置された燃焼区画内及びキルンガスダクト内 に配置された燃焼区画であるか焼装置内の燃料の燃焼を伴うこの方法は、ILC プラント(インラインか焼装置 (In-Line-Calciner))及びSLC−Sプラント (分離ラインか焼装置単一予加熱器ストリング(Separate-Line-Calciner-Single preheater string)の組合せである。したがって、かような組合せプラントか らのNOx排出は、ILCプラントからのNOx排出及び等価容量のSLC−Sプ ラントからの NOx排出の間の平均値となるであろうことが予想されるのは理由があることで ある。しかし、非常に驚くべきことに、本願請求項1記載の方法により操作され るプラントからのNOx排出は、2つの伝統的なプラント、ILC及びSLC− Sのいずれかにおいて達成できるよりも低いのである。 さらに、現存するすべてのILCプラントを本願請求項1記載の方法に従って 操作し得るプラントに転換することは、それほど困難ではない。これは、か焼ゾ ーン内で燃焼することが困難な燃料を使用することが可能であるということを意 味する。 ヨーロッパ特許第103423号明細書に記載されている現存のSLC−Sプ ラントにおいて、すでに、還元ゾーン(reducing zone)を構成するキルンガス ダクト内で燃料を燃焼させることが可能である。したがって、本発明は、これら のプラントにおいて、何らの主要なプラント構造上の改造を必要とせずに実行す ることができるものである。 か焼ゾーン内で用いられる燃料の総量の10%近辺である燃料の適当な量bが キルンガスダクト内で焼成する場合に、か焼ゾーンからのNOx排出の顕著な減 少を達成可能であろうが、一般的には、か焼ゾーンから排出されるNOx最小値 は、25〜75%の燃料の量bが、か焼装置内で焼成する場合に確かめられる。 セメントクリンカー製造プロセス中のNOx排出を最小化するために、燃焼区 画内及びか焼装置内でプロセスが比較的高温で行われることが有利である。なぜ なら、反応(2)の反応率は、反応(1)の反応率に対して相対的に増加するか らである。さらに、石油コークス及び無煙炭などの緩やかに燃焼する燃料の燃焼 は、温度が高いほど増加する。プロセスがセメントの製造に利用される場合には 、操作温度の上限は1200℃近辺である。温度が1200℃近辺である場合に は、粗挽きされた原料の粉における液層の形成が始まり、粗挽きされた原料の粉 を粘着性にする。 か焼装置及び燃焼区画内での温度の調整の有利な方法は、制御された態様にて か焼ゾーンに粗挽きされた原料の粉を送り込むことである。ゆえに、粗挽きされ た原料の粉を分割することが特に有利であるべきことが証明されている。これは 、粗挽きされた原料の粉を3つの副流になるように、か焼ゾーン内に送り込むと い うことである。これらの3つの副流は、次いで、燃焼区画への粗挽きされた原料 の粉の流入に加えて、か焼装置の前後にそれぞれ送り込まれる。この分割に関し て、キルンからの排ガスと、燃焼区画からの排ガス及び部分的にか焼された未精 製材料と、か焼装置の燃料と、の混合物がすぐ後に続くが、残りの未精製材料を 添加する前のか焼ゾーンの部分の温度は、1000〜1150℃に設定される。 この温度ゾーンは、石油コークスや無煙炭などの燃焼が困難な燃料を用いる場合 であっても、NOxの好ましい分解を与える。 本発明を貼付図面を参照しながら、さらに詳細に説明する。 図1は、本発明の方法を実施するためのプラントの一例を示す。 図2は、か焼装置に入るNOx量の関数として、いくらかのILCプラントか らのNOx排出量を示す。 図3は、か焼ゾーンに添加された燃料の総量に対して、か焼装置に添加された 燃料の量の関数として、か焼装置からのNOx排出量を示す。 図1に示すキルンプラントは、セメントクリンカー製造用のキルンプラントで ある。該キルンプラントは、キルン1、か焼装置2及び燃焼区画3を備える。キ ルン1の後方に、クーラー4がある。クーラー4から、ホットエアーが、ダクト 5を介して、か焼ゾーンに運ばれる。ホットエアーは、2つのダクト5a及び5 bに分割される。ダクト5bはホットエアーをか焼装置2に導き、ダクト5aは ホットエアーを燃焼区画3に導く。か焼装置2には、ダクト6を介してキルン1 からの熱い排ガス及びダクト7を介して燃焼区画3からの部分的にか焼された材 料と混合した熱い排ガスが送り込まれる。 か焼された材料は、か焼装置2から、ダクト8を介して、浮遊状態にて、分離 サイクロン9に向けられる。分離サイクロン9において、ガス/材料浮遊物は、 か焼された材料の流れと、熱いガス流と、に分離される。か焼された未精製材料 は、ダクト10を介して、ロータリキルン1に運ばれる。熱いガス流は、ダクト 11を介して、数個のサイクロンを具備する浮遊物予加熱器に向けられる。予加 熱器内の最下段のサイクロン12のみが図1に示されている。 予加熱された未精製材料は、サイクロン12から、三分割手段13を介して下 方に向けられ、3つのダクト14,15及び16を介して、か焼ゾーンに向けら れる。ダクト14は、未精製材料をか焼装置の後方の位置に、又は適当なか焼装 置2内に送り込む。ダクト15は、未精製材料をキルン1からの排ガス内に送り 込む。こうして、粗挽きされた未精製材料の粉は、か焼装置2内に向けられる。 ダクト16は、未精製材料を燃焼区画3内に送り込む。ダクト16は、材料を薗 接、燃焼区画3に向けるか又は第3のエアーダクト5に向ける。エアーダクト5 は、図1に示されている。 未精製材料の流れの総量は、ダクト14,15及び16の間で、制御された態 様にて、かつ特別の環境下で、連続的に分配される。特別の環境としては、例え ば、ダクト14,15及び16の1個又は数個を通過する材料の流れを中断する ように選択されているものであってもよい。 このプラントにおいて、燃料は、バーナー17によってか焼装置2内で (b k cal/kgクリンカー)、バーナー18によって燃焼区画3内で (a kcal/kgクリ ンカー)、及びバーナー19によってキルン1内で (c kcal/kgクリンカー)、 焼成されてもよい。 図2は、キルンからか焼装置内に送り込まれるNOの量の関数として、いくら かのILCか焼装置内のNO生成の記録されたデータを示す。このデータは、租 々のカロリー値及び窒素含有量を表す異なる燃料により焼成される幾らかの異な るプラントからの測定値に関するので、無次元の例が選ばれている。ここで、=NOへのNfuelの転化率 そして、NOIN,NOOUT及びNOfuelは、kmol/h又はkg N等価/kgクリ ンカーにて計算される。 曲線が実験データに適合する場合には、下記関係式が得られる。 y=15・exp(-x)-1 xの大きさを選ぶことができるのであれば、xはy<0となるように選ばれる べきである。これは、か焼装置から排気されるNOxの量がか焼装置に供給され る量よりも小さいことを意味する。請求項1に記載されているように、焼成がキ ルンプラント内の3つの位置で行われる場合には、かようなx値を選ぶことがで きる。 yとして上記式を用いるコンピュータによる計算例が、燃料がか焼装置並びに 燃焼区画内で焼成するプラント用になされる場合には、図3に示す曲線が得られ る。 この実施例において、750 kcal/kgクリンカーの総量がキルンプラント内 で焼成する。このうち、C=300 kcal/kgクリンカーは、ロータリキルン内 で焼成する。石油コークスがロータリキルン内の燃料として用いられる場合には 、NOへのN fuelの転化率は、比較的低くなるであろう。これは、石油コーク スの炎温度が特に高くなく、よって、生成されるサーマルNOxの量が非常に小 さいが、同時に、1400℃近辺のキルン内の温度が反応(2)を優勢にするに 十分高いことによる。したがって、キルンに対する転化率は、石油コークスで焼 成されるロータリキルンに対しては典型的であるy kiln=0.3となるように 設定される。 か焼ゾーンにて、焼成はa+b=450 kcal/kgクリンカーで置換される。 これは、か焼装置内のb kcal/kgクリンカーと、燃焼区画内の450−b kcal /kgクリンカーに分配される。燃焼区画内の温度が1100℃近辺に維持される ならば、石油コークスで焼成する場合には、燃焼区画内の転化率は、典型的には y burn=0.5程度になるであろう。 か焼装置には、下記式が適用される。 排出量NOout,calcは、b/a+bの関数として、図3に示される。 b/a+b=0ならば、プラントはSLC−Sプラントとして用いられる。こ の場合には、NOxは、絶対値の最大レベルである。b/a+b=1ならばa= 0で、プラントはILCプラントとして用いられる。 がある。 最小限度は、基本的に、キルンによって生成されるNOxの量に依存する。キ ルンからか焼装置へのNOxの流入量が高いほど、燃焼区画内で焼成する燃料の 量は低くなるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年5月4日(1998.5.4) 【補正内容】 請求の範囲 1.未精製材料の加熱処理用のキルンプラントからのNOx排出を減少させる方 法であって、上記キルンプラントにおいてN含有燃料が少なくとも3つの異なる ゾーンにおいて焼成可能であり、 上記少なくとも3つの異なるゾーンのうち第1のゾーン(1)において燃料の 量cが燃焼され、この第1のゾーンには酸素含有ガスが送り込まれ、 上記少なくとも3つの異なるゾーンのうち第2のゾーン(2)において燃料の 量bが燃焼され、この第2のゾーンには他の少なくとも2つのゾーン(1,3) からそれぞれダクト(6)及びダクト(7)を介してNO含有排ガスが送り込ま れ、この第2のゾーンを出る排ガスはキルンプラントから除去され、 上記少なくとも3つの異なるゾーンのうち第3のゾーン(3)において燃料の 量aが燃焼され、この第3のゾーン(3)には酸素含有ガスが送り込まれ、 ここで、上記第2のゾーン及び第3のゾーン(2,3)内で燃焼される燃料の 総量b+aは、上記第1のゾーンに送り込まれている未精製材料の加熱処理の所 望の程度を得るために要求されるエネルギーによって決定され、 aに対するbの割合は、上記第2のゾーン(2)からの排ガス中の最小NO含 有量を得るために調節され、 上記少なくとも3つの異なるゾーンのうち上記第2のゾーン及び第3のゾーン 内の温度を900〜1200℃の範囲内に調整するように、予加熱器(12)か らの未精製材料の流れは、3つの流れ(14,15,16)に分割され、 上記3つの流れのうち第1の流れ(15)は、上記第1のゾーン(1)から上 記第2のゾーン(2)まで上記ダクト(6)を介して流れる排ガス中に送り込ま れ、 上記3つの流れのうち第2の流れ(16)は、上記第3のゾーン(3)に送り 込まれ、 ここで、上記3つの流れのうち第3の流れ(14)は、上記第2のゾーン(2 )を下方に、上記第3のゾーン(3)から少なくとも部分的にか焼された材料を 供給する上記ダクト(7)まで、貫通する材料の流れに送り込まれることを特徴 とする方法。 2.請求項1の方法であって、前記第3の流れ(14)は、前記第2のゾーン( 2)の後方の位置にて、前記材料の流れに送り込まれることを特徴とする方法。 3.請求項1又は請求項2の方法であって、 前記第1のゾーンは、キルン(1)であり、 前記第2のゾーンは、か焼装置(2)であり、 前記第3のゾーンは、燃焼区画(3)であることを特徴とする方法。 4.請求項1,請求項2又は請求項3のいずれか1の方法であって、 前記未精製材料及び酸素含有ガスは、前記燃焼区画(3)の頂部に送り込まれ 、 前記燃料もまた、焼成されて、上記燃焼区画(3)の頂部に送り込まれ、 前記少なくとも部分的にか焼された材料及び前記排ガスは、上記燃焼区画(3 )の底部から抽出されることを特徴とする方法。 5.請求項1〜請求項4のいずれか1の方法であって、前記か焼装置(2)内の 温度は、900〜1150℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 6.請求項1〜請求項5のいずれか1の方法であって、前記燃焼区画(3)内の 温度は、900〜1200℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 7.請求項1〜請求項6のいずれか1の方法であって、前記燃焼区画(3)内の 温度は、1000〜1200℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 8.請求項1〜請求項7のいずれか1の方法であって、前記か焼装置(2)内の 温度は、950〜1150℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 9.請求項1〜請求項8のいずれか1の方法であって、前記燃焼区画(3)内の 温度は、1050〜1200℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 10.請求項1〜請求項9のいずれか1の方法であって、前記か焼装置(2)内 の温度は、1000〜1050℃の範囲内にあることを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 用し得る方法を提供することにある。本発明によれば、 この目的は、他のすべての燃焼ゾーンからのNO含有排 ガスが送り込まれるゾーンからの排ガス内にて最小NO 含有量が達成されるまで、燃料の量b及びaを上方向及 び下方向に調節することによって達成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.N含有燃料が少なくとも3つの異なるゾーンにて焼成され得る未精製材料の 加熱処理用のキルンプラントからのNOx排出を減少させる方法であって、 上記少なくとも3つのゾーンの第1のゾーン(1)において、燃料の量cが燃 焼し、このゾーン(1)に酸幸含有ガスが送り込まれ、 上記少なくとも3つのゾーンの第2のゾーン(2)において、燃料の量bが燃 焼し、少なくとも2つのゾーン(1,3)からのNO含有排ガスがこのゾーン( 2)に送り込まれ、このゾーンを出る排ガスはキルンプラントから除去され、 上記少なくとも3つのゾーンの第3のゾーン(3)において、燃料の量aが燃 焼し、このゾーン(3)に未精製材料の少なくとも一部と酸素含有ガスとが送り 込まれ、 第2のゾーン(2)と第3のゾーン(3)とで燃焼する燃料の総量b+aは未 精製材料の処理の必要によって決定され、 それぞれ第2のゾーン(2)及び第3のゾーン(3)内で燃焼する燃料の量b 及びaは、第2のゾーン(2)からの排ガス内で最小NO含有量が達成されるま で、上方向及び下方向に調節され、 ここで、上記少なくとも3つの異なるゾーンのうち第2のゾーン及び第3のゾ ーン内の温度は、プロセスが許す限り高いが1200℃以下であることを特徴と する方法。 2.少なくとも3つの異なる区画内でキルンプラント燃料が焼成可能なセメント クリンカー製造用キルンプラントからのNOx排出を減少させる方法であって、 上記少なくとも3つの区画のうち第1の区画はキルン(1)であり、該キルン 内にて燃料の量cが焼成し、該第1の区画には酸素含有ガスが送り込まれ、 上記少なくとも3つの区画のうち第2の区画は、か焼装置(2)であり、該か 焼装置(2)内にて、燃料の量bが焼成し、少なくとも2つの区画である他の区 画からのNO含有排ガスがこのゾーンに送り込まれ、か焼装置(2)を出る排ガ スはキルンプラントから除去され、 上記3つの異なる区画の最後の区画は、少なくとも1の燃焼区画であり、該燃 焼区画内にて、燃料の量aが焼成し、未精製材料の少なくとも一部と酸素含有ガ スとが送り込まれ、 上記か焼装置(2)及び燃焼区画(3)内で焼成する燃焼の総量b+aは、必 要とされる未精製材料のか焼程度によって決定され、 上記か焼装置(2)と上記燃焼区画(3)内でそれぞれ燃焼する燃料の量b及 びaは、か焼装置(2)からの排ガス内で最小NO含有量が達成されるまで、上 方向及び下方向に調節され、 ここで、上記か焼装置(2)内の温度は、900〜1150℃の範囲内にある ことを特徴とする方法。 3.請求項1の方法であって、前記燃焼区画(3)内の温度は、900〜120 0℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 4.請求項1〜3のいずれか1の方法であって、前記燃焼区画(3)内の温度は 、1000〜1200℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 5.請求項1〜4のいずれか1の方法であって、前記か焼装置(2)内の温度は 、950〜1150℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 6.請求項1〜5のいずれか1の方法であって、前記燃焼区画(3)内の温度は 、1050〜1200℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 7.請求項1〜6のいずれか1の方法であって、前記か焼装置(2)内の温度は 、1000〜1150℃の範囲内にあることを特徴とする方法。 8.請求項1〜7のいずれか1の方法であって、予加熱器(12)からの未精製 材料の流れは、3つの流れ(14,15,16)に分割され、これらの流れのう ち第1の流れ(15)は、ダクト(6)を介してか焼装置に向けられるキルン( 1)からの排ガスに送り込まれ、これらの流れのうち第2の流れ(14)は、か 焼装置(2)を通過してダクト(7)に向かって下方向に流れる燃焼区画(3) からの部分的にか焼された材料を供給する材料の流れに送り込まれることを特徴 とする方法。
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