JP2000503505A - 集積半ブリッジタイミング制御回路 - Google Patents

集積半ブリッジタイミング制御回路

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JP2000503505A
JP2000503505A JP10520225A JP52022598A JP2000503505A JP 2000503505 A JP2000503505 A JP 2000503505A JP 10520225 A JP10520225 A JP 10520225A JP 52022598 A JP52022598 A JP 52022598A JP 2000503505 A JP2000503505 A JP 2000503505A
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シュテファン、エル.ウォング
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コーニンクレッカ、フィリップス、エレクトロニクス、エヌ.ヴィ.
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Abstract

(57)【要約】 半ブリッジ出力段を駆動するための集積半ブリッジタイミング制御回路が、高電圧出力端子において共に結合された高電圧側パワートランジスタ及び低電圧側トランジスタと、高電圧側タイミング制御波形を発生する双安定回路とを有する。その双安定回路は2つの遅延回路により駆動され、それらの遅延回路のそれぞれは、関係するインタフェース回路により高圧側電圧から切り離される。そのインタフェース回路は、相互に遅延させられ、低電圧側(接地)を基準とする入力電圧により駆動される。このようにして、高周波数で動作可能で電力損失がほとんど無く、容易に集積化することができ、かつ、動作が正確で容易に調整することができる集積半ブリッジタイミング制御回路が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 集積半ブリッジタイミング制御回路 本発明は、 高電圧出力端子において共に結合された高電圧側パワートランジスタ及び低電 圧側トランジスタを有する半ブリッジ出力段を駆動するための集積半ブリッジタ イミング制御回路であって、 セット入力端子と、リセット入力端子と、前記高電圧側パワートランジスタの 制御端子に結合される出力端子とを有し、高電圧側タイミング制御波形を発生す る双安定回路と、 タイミング制御回路入力端子と、 前記タイミング制御回路入力端子に結合される入力端子と、出力端子とを有す る第1の遅延回路と、 を備える半ブリッジタイミング制御回路に関する。 そのような半ブリッジタイミング制御回路は日本特許出願JP−A−02/2 81813から知られている。 高輝度放電灯及び誘導灯のための電子式バラストにおける電力変換器としての 用途において、半ブリッジ駆動回路がパワートランジスタを駆動するために現在 用いられている。現在の電子式バラスト回路は比較的低い周波数、通常は数百K Hzまで、で動作するが、高輝度放電灯のために現在開発中の電子式バラストは 、700KHzより高い周波数で動作することを要求され、誘導灯用の電子式バ ラストは数MHzまでの周波数で動作することを要する。そのような用途におい ては、電子式バラストの電力変換器に既存の半ブリッジ駆動回路を使用すること は実用的ではない。その理由は、現在の集積回路設計は高周波数で大きな損失と 過 大な熱を生ずるからである。そのために実際には高電圧・高周波数での動作が制 限される。 代表的な先行技術の集積駆動回路は、インターナショナル・レクティファイア (International Rectifier)製のIR2110である。この高電圧集積回路は 、IC内の浮遊ウェルに設けられる高電圧側のゲート駆動回路に電力を供給する ために、ブートストラップ・コンデンサを用いている。低電圧制御回路からのタ イミング情報は、レベルシフト段により、浮遊ウェル内の回路に伝達される。そ のレベルシフト段は高電圧なしで動作し、浮遊ウェル内のラッチ回路に電流パル スを送る。それにより、ラッチ回路の状態が、高電圧側パワートランジスタがオ ン及びオフになる時を決定する。しかし、高電圧なしで動作するレベルシフト段 を使用し、タイミング情報を高電圧側スイッチへ送ることは、高周波数では電力 損失の大きな原因であり、実際にはそのような回路の動作周波数を約100KH zに制限する。 レベルシフト段における消費に起因する電力損失が非常に小さくされるか又は 排除され、かつ、現在得られる集積駆動回路の最高動作周波数より十分に高い周 波数で動作可能な集積半ブリッジ駆動回路が私の初期の米国特許第5,543, 740号に示されており、その米国特許の全体が参照されてここに含まれている 。 しかし、この先行技術の集積半ブリッジ駆動回路には、依然としていくつかの 欠点がある。減少するアナログ電圧の関数としてタイミング情報に変換されるア ナログ電圧を蓄積するためにブートストラップ・コンデンサを用いることによっ て、アナログ−デジタル変換過程において精度問題が起きることがある。また、 集積化が実際的でなくなるか、不可能にさえなるほどにブートストラップ・コン デンサが非常に大容量に形成されなければ、寄生容量が回路のタイミング精度に 悪影響を及ぼすことがある。 従って、高周波数でも電力損失がほとんど無い集積半ブリッジタイミング制御 回路を得ることが望ましい。また、容易に集積化できるように、駆動回路は大容 量のコンデンサ又は複雑なアナログ回路の使用を要求すべきでない。最後に、駆 動回路は、タイミング制御回路のデューティサイクルと周期とが選択できるよう に、動作に柔軟性を有するべきである。 そこで、本発明の目的は、高周波数でも電力損失が最小にされる集積半ブリッ ジタイミング制御回路を提供することである。本発明の他の目的は、容易に集積 化できるように、大容量のコンデンサ及び複雑なアナログ回路の使用を避けた集 積半ブリッジタイミング制御回路を提供することである。本発明のさらに他の目 的は、柔軟な動作のために、デューティサイクルと周期とを選択できる集積半ブ リッジタイミング制御回路を提供することである。 従って、最初の節で述べた集積半ブリッジタイミング制御回路は、本発明に従 って、前記第1の遅延回路が低電圧側を基準とし、前記タイミング制御回路が、 入力端子と、前記双安定回路のセット入力端子に結合される出力端子とを有する 第2の遅延回路と、 前記第1の遅延回路の出力端子を前記第2の遅延回路の入力端子に結合するた めの第1のインタフェース回路と、 入力端子と、前記双安定回路のリセット入力端子に結合される出力端子とを有 する第3の遅延回路と、 前記タイミング制御回路の入力端子を前記第3の遅延回路の入力端子に結合す るための第2のインタフェース回路と、 を備えることを特徴とするものである。 本発明の好適な実施例においては、第1の遅延回路は制御可能な遅延回路であ り、第2の遅延回路と第3の遅延回路とは固定遅延回路である。 本発明の他の好適な実施例においては、集積半ブリッジタイミング制御回路は 、セット入力端子と、リセット入力端子と、低電圧側パワートランジスタの制御 端 子に結合された出力端子とを有し、低電圧側タイミング制御波形を発生する他の 双安定回路をも備え、第1の遅延回路の出力端子が他の双安定回路のリセット入 力端子に結合され、他の遅延回路がタイミング制御回路の入力端子と他の双安定 回路のセット入力端子との間に結合される。 このようにして、高周波数で動作でき、電力損失が小さく、集積化が容易であ り、半ブリッジ回路のデューティサイクルと周期とを変更できる集積半ブリッジ タイミング制御回路が得られる。 本発明のこれらの観点及びその他の観点は以下に記載する本発明の実施例から 明確であり、かつ、それらの実施例を参照することで明らかになるであろう。 本発明は、添付図面と共に読むべき以下の説明を参照して一層完全に理解でき るであろう。 図1は、本発明に係る集積半ブリッジタイミング制御回路のブロック図を示す 。 図2は、図1に示す回路の動作中に発生された選択された電圧波形を示す。 図3は、図1の半ブリッジタイミング制御回路に使用するインタフェース及び 遅延回路の回路図を示す。 図4は、図1のタイミング制御回路と共に使用する低電圧側制御回路のブロッ ク図を示す。 図5は、図4に示す回路の動作中に発生された選択した電圧波形を示す。 本発明に係る集積半ブリッジタイミング回路10をブロック図の形で図1に示 す。この回路は、高電圧側パワートランジスタ14及び低電圧側パワートランジ スタ16を有する半ブリッジ出力段12を駆動するために用いられる。それらの パワートランジスタは、高電圧端子18と共通ノード又は接地ノード20との間 の高電圧出力端子22において共に結合されている。 タイミング制御回路10は低電圧側遅延回路24も備えている。この遅延回路 は低電圧側(接地)を基準としており、タイミング制御回路入力端子26と出力 端子27とを有する。出力端子27は浮遊ウェル30内の第1のインタフェース 回路28に結合されている。浮遊ウェル30は、図1図において破線長方形で示 されている。ここで使用する「浮遊ウェル」という用語は、同じ集積回路の他の 部分に対して電気的に「浮遊している」集積回路の部分を示すこと、従って、そ の電圧源と共通又は接地接続とは、集積回路の残りの部分の電圧源と接地接続と に対して、この技術の当業者に周知の方法で、「浮遊」又は変化をすることがで きることを理解すべきである。従って、浮遊ウェル30内のインタフェース回路 28などの回路は、浮遊電圧源線(簡単のため図示せず)と浮遊接地ノード(水 平破線32として概略図示している)との間に結合されている。浮遊接地ノード は高電圧側出力端子22に接続されている。浮遊ウェル30内のインタフェース 回路28などの回路は、ウェル内の回路に接続されている浮遊電圧源線と浮遊接 地ノード32との間に結合されている浮遊電圧源により電力を供給される。 第1のインタフェース回路28の出力端子は第2の遅延回路34の入力端子に 結合される。この第2の遅延回路の出力端子はラッチ回路(又は他の適当な双安 定回路)36のセット入力端子Sに結合される。ラッチ回路36の出力端子Qは 、ゲートドライバ回路40又は他の適当な結合手段により高電圧側パワートラン ジスタ14のゲート端子に結合され、高電圧側タイミング制御波形を供給する。 タイミング制御回路入力端子26は第2のインタフェース回路42の入力端子 にも結合されている。第2のインタフェース回路42の出力端子は第3の遅延回 路44の入力端子に結合されている。遅延回路44の出力端子はラッチ36のリ セット入力端子Rに結合されている。浮遊ウェル30内のラッチ回路36などの 回路は、図1に破線32により概略図示されている浮遊接地ノードを基準として いる浮遊低電圧源によって電力を供給されることが分かる。 図1の回路の動作は、図2のタイミング図を参照すると一層容易に理解するこ とができる。図2において、初めの2つの波形V26とV27とは、タイミング制御 入力端子26とノード27とにおける電圧をそれぞれ示し、時間間隔D24とD44 とは遅延回路24と44との遅延時間をそれぞれ示す。ラッチ回路36の出力電 圧VQを発生するトリガ点は、波形V26の時刻t1における立ち下がりエッジであ る。図2に示すように、V26とV27との立ち下がりエッジは遅延時間D24だけ隔 てられており、半ブリッジ回路の出力が低く、従って、浮遊ウェル30が依然と して接地電位近くにある期間中に生ずる。接地を基準とする電圧V26とV27とは インタフェース回路28と42とによって、浮遊ウェル内の遅延回路34と44 とにそれぞれ結合されて、ラッチ36へのセット(S)入力及びリセット(R) 入力になる。それらの入力はラッチ36の出力VQを時刻t3において上昇させる 。出力VQの上昇は時刻t1の後の遅延時間D24とD34との和に等しい遅れで生じ 、この時刻t1の後の遅延時間D44の時刻t4において立ち下がる。従って、電圧 VQのパルス幅PWの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとは遅延回路24、 34及び44の組合わせによる波形V26の単一の立ち下がりエッジから制御され る。さらに、遅延回路24は接地を基準にしているので、その遅延は回路調整に よって容易に制御でき、そのために、遅延D24に適切な値を選択することにより 所望のパルス幅PWを得ることができ、一方、浮遊ウェル内の、遅延回路34と 44とは一定の遅延を保持する。 多くの形態のインタフェース回路(28、42)と遅延回路(34、44)と を使用できることが分かるであろうが、それらの回路の1つの有利な実施例を図 3に示す。図3において、図1における回路28又は42などのインタフェース 回路が、図1における遅延34又は44などの遅延回路に結合されている。イン タフェース回路と遅延回路とは浮遊接地32と電源バス46との間に接続されて いる。電源バス46は、図3の回路のために望ましい電源電圧に等しい電圧にあ り、その電圧は浮遊接地32の電位より上である。この回路のインタフェース部 分は、入力電圧VINを直列接続されている一対のダイオードD2及びD3に結合す るためのダイオードD1と、抵抗Rと、インバータINV1とを含む。この回路の この部分は、接地を基準とする電圧VIN(この電圧は図1のノード26又はノー ド27における電圧とすることができる)を浮遊接地32を基準とする浮遊ウェ ル内の遅延回路まで結合する。この目的のために、ダイオードD1は、回路の動 作サイクルの部分の期間中における接地と浮遊ウェルとの間に発生する高電圧に 耐えるため、高電圧ダイオードでなければなない。インタフェース回路28、4 2の特定の回路構成のために、遅延回路34、44に供給される論理入力の状態 は、浮遊ウェル内の電圧レベルの変化中も不変のまま保たれる。 図3は、遅延回路34、44の1つの特定の実施例を示しもするが、多くの異 なる遅延回路構成を採用できることがわかるであろう。この回路では、インバー タINV1の出力が一対のMOSFETトランジスタT1及びT2に供給される。 それらのトランジスタは電流源Iに直列接続されている。その電流源はコンデン サCを充電する。充電の際の遅延時間は、電流源IによりコンデンサCを零から 、後のインバータINV2の閾値電圧まで充電するために必要とする時間である 。端子48におけるインバータINV2の出力は、図1のラッチ回路36のセッ ト入力端子(遅延回路34のための)又はリセット入力端子(遅延回路44のた めの)に結合されている。 トランジスタ14に供給される高電圧側ゲート信号をトランジスタ16に供給 される低電圧側ゲート信号に同期させるために、図1の回路と共働するのに適当 な回路を図4に示す。図4にブロック図で示すこの追加の回路は、遅延回路24 の入力端子(26)と出力端子(27)とに存在する信号を用いて、低電圧側ゲ ート50のための低電圧側ゲートタイミング信号を発生する。その低電圧側ゲー トタイミング信号は、ラッチ36出力Qから浮遊ウェル30内のゲートドライバ 40を通じて高電圧側ゲート38に加えられる信号に同期させられる。これは、 遅延素子34’の出力がラッチ36’のセット入力端子S’に加えられると共に 、 端子26におけるタイミング制御信号を、インバータ52に接続されている一対 の遅延素子44’と34’とに加えることによって行われる。ラッチ36’のリ セット入力端子R’は、遅延素子24の出力端子27から入力を受ける。前述の 回路と同様に、ラッチ36’の出力端子Q’がゲートドライバ40’の出力端子 に結合されている。そのゲートドライバ40’の出力端子はタイミング信号を低 電圧側トランジスタ16のゲート50に供給する。低電圧側のタイミングを高電 圧側のそれに同期させるために、遅延素子44’と34’との遅延は遅延回路4 4と34との遅延にそれぞれほぼ等しく設定されることに注意すべきである。 この同期は、高電圧側及び低電圧側トランジスタの動作が重なり合うことを避 けるために必要である。両者の動作が重なり合うと、高電圧側端子18と接地端 子20との間に望ましくない電流サージが生じて、回路を損傷させ得る。この同 期をどのようにしてとるかは図5を参照するとよく理解することができる。図5 は、図4の回路の動作に関係する選択された波形のタイミング図を示す。図5に おいて、初めの3つの波形(V26,V27及びVQ)は、図2に示して説明した波 形に対応する。波形VQのうち、時刻t3とt4との間に発生し、PWと示されて いる部分は、高電圧側トランジスタ14を活性化するようにゲートドライバ40 を通じて加えられる信号のパルス幅を表す。図5の第4番目の線は、ラッチ36 ’の出力VQ’を表す。その出力は低電圧側トランジスタ16のゲートをゲート ドライバ40’を通じて駆動する。電圧VQ’は時刻t2において低くなり、その 時にラッチ36’は遅延素子24からの電圧V27の立ち下がりエッジによりリセ ットされる。すると、電圧VQ’は時刻t5まで低く保たれる。その時刻t5は、 図4の遅延回路44’と34’とにより与えられる遅延の和に等しい遅延時間後の 時刻である。従って、図5に明確に示すように、高電圧側トランジスタ14は、 時刻t3とt4との間の持続時間「PW」の間はオンであり、一方低電圧側トラン ジスタ16は、時刻t2とt5との間の持続時間PW’の間はオフである。遅延D 34とD34’とによって決定されるように、t2はt3より前に起こり、t5はt4の 後で起こるので、高電圧側トランジスタがオンになる僅かに前から高電圧側トラ ンジスタがオフになる僅かに後まで、低電圧側トランジスタ16は常にオフであ り、従って、両方のトランジスタが同時に導通する影響による望ましくない、潜 在的に損傷をひき起こすような状況が回避される。 上述の集積半ブリッジタイミング制御回路は、従って、半ブリッジ出力段を効 率的に駆動することができ、しかもより高い周波数においても電力損失を最小に する。これは、大容量のコンデンサと複雑なアナログ回路との使用を避ける回路 で行われるから、容易に集積化することができる。従って、出力段トランジスタ を駆動するために用いる波形のデューティサイクルと周期とを容易に選択するこ とができ、そのために柔軟な動作を達成する。 いくつかの好適な実施例について本発明を特に示して説明してきたが、本発明 の要旨及び範囲から逸脱することなく態様及び細部を種々に変更できることは当 業者には理解されるであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 高電圧出力端子において共に結合された高電圧側パワートランジスタ及 び低電圧側トランジスタを有する半ブリッジ出力段を駆動するための集積半ブリ ッジタイミング制御回路であって、 セット入力端子と、リセット入力端子と、前記高電圧側パワートランジスタの 制御端子に結合される出力端子とを有し、高電圧側タイミング制御波形を発生す る双安定回路と、 タイミング制御回路入力端子と、 前記タイミング制御回路入力端子に結合される入力端子と、出力端子とを有す る第1の遅延回路と、 を備える半ブリッジタイミング制御回路において、前記第1の遅延回路が低電圧 側を基準とし、前記タイミング制御回路が、 入力端子と、前記双安定回路のセット入力端子に結合される出力端子とを有す る第2の遅延回路と、 前記第1の遅延回路の出力端子を前記第2の遅延回路の入力端子に結合するた めの第1のインタフェース回路と、 入力端子と、前記双安定回路のリセット入力端子に結合される出力端子とを有 する第3の遅延回路と、 前記タイミング制御回路の入力端子を前記第3の遅延回路の入力端子に結合す るための第2のインタフェース回路と、 を備えたことを特徴とする集積半ブリッジタイミング制御回路。 2. 請求の範囲1に記載の集積半ブリッジタイミング制御回路において、前 記第1の遅延回路は、制御可能な遅延回路であることを特徴とする集積半ブリッ ジタイミング制御回路。 3. 請求の範囲1又は2のいずれかに記載の集積半ブリッジタイミング制御 回路において、前記第2の遅延回路と前記第3の遅延回路とは、固定遅延回路で あることを特徴とする集積半ブリッジタイミング制御回路。 4. 請求の範囲1乃至3のいずれかに記載の集積半ブリッジタイミング制御 回路において、セット入力端子と、リセット入力端子と、前記低電圧側パワート ランジスタの制御端子に結合された出力端子とを有し、低電圧側タイミング制御 波形を発生する他の双安定回路をさらに備え、前記第1の遅延回路の出力端子が 前記他の双安定回路のリセット入力端子に結合され、他の遅延回路が前記タイミ ング制御回路の入力端子と前記他の双安定回路のセット入力端子との間に結合さ れたことを特徴とする集積半ブリッジタイミング制御回路。 5. 請求の範囲4に記載の集積半ブリッジタイミング制御回路において、前 記他の遅延回路の遅延は、前記第2の遅延回路の遅延と前記第3の遅延回路の遅 延との和にほぼ等しいことを特徴とする集積半ブリッジタイミング制御回路。 6. 請求の範囲1乃至5のいずれかに記載の集積半ブリッジタイミング制御 回路において、前記双安定回路の出力端子を前記高電圧側トランジスタの前記制 御端子に結合するためのゲートドライバ回路をさらに備えたことを特徴とする集 積半ブリッジタイミング制御回路。 7. 請求の範囲1乃至6のいずれかに記載の集積半ブリッジタイミング制御 回路において、前記双安定回路はラッチ回路を備えたことを特徴とする集積半ブ リッジタイミング制御回路。 8. 請求の範囲1乃至7のいずれかに記載の集積半ブリッジタイミング制御 回路において、前記第2の遅延回路と前記第3の遅延回路とは、デジタル遅延回 路を備えたことを特徴とする集積半ブリッジタイミング制御回路。 9. 請求の範囲1乃至8のいずれかに記載の集積半ブリッジタイミング制御 回路において、セット入力端子と、リセット入力端子と、前記低電圧側パワート ランジスタの制御端子に結合された出力端子とを有し、低電圧側タイミング制御 波形を発生する他の双安定回路をさらに備え、前記第1の遅延回路の出力端子が 前記他の双安定回路のリセット入力端子に結合され、他の遅延回路が前記タイミ ング制御回路の入力端子と前記他の双安定回路のセット入力端子との間に結合さ れたことを特徴とする集積半ブリッジタイミング制御回路。 10. 請求の範囲1乃至9のいずれかに記載の集積半ブリッジタイミング制 御回路において、前記第1のインタフェース回路と前記第2のインタフェース回 路とはインバータをそれぞれ備え、前記インバータは、前記インバータをタイミ ング制御回路の接地接続から切り離すためにダイオード結合された入力部を有す ることを特徴とする集積半ブリッジタイミング制御回路。
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