JP4060184B2 - 回路 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明はHIDランプを動作させる回路に関するものである。こうした回路は安定器としても知られている。近年の安定器は、制御装置を設けた電子回路である。本発明は、動作方法及びこの方法を実行するシステムにも関するものである。
【0002】
(従来技術)
高輝度放電(HID)ランプは通常、定常状態時に交流(AC)モードで動作する。より詳細には、ランプを通常、正電圧と負電圧との間で交番する方形波で駆動して、定常状態では、電流が一方向に2、3ミリ秒以上流れないようにする。こうした装置を動作させられる好適な周波数は60Hzである。電流が一方向に流れる時間が長過ぎると、こうした装置の物理特性及び設計によって装置の損傷が発生する。
【0003】
米国特許番号5,917,290(「290号特許」)には、HIDランプを駆動する技術が記載されている。本明細書の図1に、290号特許と同様の回路を示す。図1の回路はスイッチ103〜108を具え、これらのスイッチは、好適な実施例ではトランジスタとして適切に実現することができる。明瞭にするために、図1には、コントローラ165からスイッチ103〜108までのすべての接続は示していない。
【0004】
図1の装置では、比較的高周波数(例えば200kHz)の2つの方形波をコントローラ165によって発生する。これらの高周波数の方形波の一方は、入力交流電圧が正であるか負であるかに応じて、スイッチ103及び104のゲートを異なる時刻に駆動するために利用することができる。コントローラ165からの高周波信号の他方は、ランプ115の両端の交流電圧の極性に応じて、トランジスタ107〜108のゲートを駆動するために使用する。スイッチ105〜106は周波数VACで動作させ、これはランプ115の両端の電圧と同じ周波数である。この周波数は通常低く、100Hz以下である。
【0005】
HIDランプ115を駆動する信号の周波数は入力電圧VACと同じ周波数であると考えることができ、この周波数はスイッチ105及び106を動作させる周波数に相当する。以上のことは多くの応用に当てはまるが、入力電圧VACのライン周波数が低過ぎる場合には当てはまらない。この状況は、例えばヨーロッパではライン(電灯線)周波数が50Hzしかない所で発生することがあり、この周波数は、HIDランプ115を駆動して満足な動作を行わせるのに必要な最小周波数よりも少し低い。結果として、図1に示すような回路をヨーロッパ市場で動作させると、この回路がランプにフリッカを生じさせ得る。入力電圧とは異なる周波数のAC信号を用いてランプを動作させることが所望される他の状況もあり得る。
【0006】
以上の観点から、現在技術において、設計が簡単であり、かつHIDランプまたは他の装置をライン周波数以外の周波数で駆動可能なシステムの必要性が存在する。
【0007】
(発明の開示)
従来技術の上述した問題及び他の問題は、本発明の教示によって克服でき、本発明はHIDランプを駆動する電圧を発生する技術に関するものであり、この電圧は、入力電圧の周波数とは異なる周波数である。ここでは説明上、パルス幅変調(PWM)スイッチまたは高周波スイッチについて述べる。これらのスイッチは、好適例ではトランジスタとして実現し、通常、ランプの両端のAC電圧(例えば50Hz)よりもずっと高い周波数(例えば200kHz)の方形波で駆動する。
【0008】
また、ここでは説明上、昇圧及び降圧機能について述べる。これらの用語は当業者に既知である。昇圧機能は通常、電力を低電圧から高電圧に変換することを称し、降圧機能は電圧を高電圧から低電圧に変換することを称する。本明細書に記載のような安定器では通常、まず入力電圧を昇圧段階にかけて、次に、ランプに印加する前に降圧させる。従って、入力電圧をまずステップアップ(昇圧)させて、次にステップダウン(降圧)させる。
【0009】
本発明によれば、図1のスイッチのようなスイッチを駆動する制御回路は、装置が同期モード及び非同期モードを有するように構成する。同期モード中には、2つの異なるスイッチが高周波数で同期して動作して、PWM信号を発生する。これら2つのスイッチの一方が降圧機能を実行すべく動作して、他方が昇圧機能を実行すべく動作する。非同期モードでは、単一のスイッチが高周波PWMモードで動作して、昇圧及び降圧機能を実現すべく作用する。
【0010】
入力電圧の正の部分毎に、同期及び非同期のランプ電圧が存在可能であり、従って、ランプ電圧は入力電圧周波数の2倍の周波数になり得る。ランプ電圧は一般に、回路への入力電圧周波数とは異なり得るいずれの周波数にすることもできる。
【0011】
本発明は一般に、単一のPWMスイッチを使用して昇圧及び降圧機能を実現することと、2つのPWMスイッチを同期させて使用し、一方を昇圧機能に使用して他方を降圧機能に使用することとの間で周期的に切り換わる制御機能を具えることができる。
【0012】
(発明を実施するための最良の形態)
図2に、従来技術の回路が発生する信号のタイミング図を示す。入力電圧VAC、各スイッチ103、104、105、106、107、108の電圧V、及びランプ電圧VLAを縦向きに示す。
【0013】
図3に、回路への入力電圧VACを、HIDランプ115の電圧VLAと比較したタイミング図を示す。図3に示す例では、ランプを駆動する周波数はVACの周波数の約2倍である。図3のタイミング図は、図1に示す回路を用いて発生することができる。こうした回路は以下に記述するように、特定の制御シーケンスおよび以下に説明する新規のコントローラを利用して動作させるべきものである。
【0014】
図4〜11に本発明に関連して利用される好適な回路が取り得る8つの状況を示す。簡単のため、図4〜11では制御回路を接続して示さない。より詳細には、スイッチ103〜108は、従来技術で周知の適切な電圧を加えることによってオン状態またはオフ状態にすることのできるスイッチを表わす。これらのスイッチ103〜108は、例えばMOSFETデバイス、あるいは他のいずれかの種類のスイッチングデバイスとすることができる。通常、コンピュータコントローラをこれらのデバイスのゲート電圧に接続して、このゲート電圧の活性あるいは不活性を制御して、前記スイッチを開閉することができる。明瞭さのために、こうしたコントローラは図示していない。
【0015】
各スイッチ103〜108には、スイッチが開状態の際に電流が一方向のみに流れることを促進する目的で、ダイオードを並列接続する。なおMOSFET及びダイオードの使用は好適例に過ぎず、同じ機能を実現する他のデバイスを使用することもできる。
【0016】
ここで図3に示すように、入力電圧信号309からHIDランプ115の両端の電圧信号307を発生するための、図4〜11に示す回路の種々の状態の動作について説明する。なお、従来技術のシステムとは異なり、入力電圧波形309はランプ駆動電圧307と同じ周波数ではない。本発明の新規の要点によれば、昇圧及び降圧機能を生成するための高周波数のPWM信号によって制御可能なスイッチは、安定器の動作サイクルを通して同じものではない。より詳細には、以下で図4〜11を参照して詳細に説明するように、まず高周波パルスを使用して、スイッチ104及び107が同期して動作するように制御する。次に、PWMパルスを用いてスイッチ105のみを制御する。第3段階では、PWMパルスを用いてスイッチ106が独立して動作するように制御して、続いて第4段階では、PWMパルスを、スイッチ103及び108が同期して動作するための制御信号として用いる。
【0017】
図4〜11では、矢印付きの破線が、通常昇圧と称する電流の流れを表わし、矢印付きの実線が降圧機能を表わす。昇圧及び降圧機能は互いに対して同期にすることも非同期にすることもでき、これについては以下で詳細に説明する。異なるスイッチ組を同期させて使用して昇圧及び降圧機能を実現する際、及び非同期で使用する際には、同じスイッチ組を、昇圧機能を実現するためにも降圧機能を実現するためにも用いる。
【0018】
以下では、特定時刻にPWM信号によって制御するスイッチのことをPWMスイッチと称する。また本明細書では、スイッチのうちの1つがPWM信号を発生するものとし、この信号は、PWM制御信号によって駆動されるスイッチから出力される信号を意味する。
【0019】
図4に示すスイッチ107がオン状態で、キャパシタ118がインダクタ150を通して放電されて、インダクタ160が閉じたスイッチ104経由で充電される。次に、スイッチ107及び104をオフ状態にする。しかし、電流がインダクタ160を通って流れ続けようとするので、ここでは図に示すように、電流がダイオード156を通って逆に流れてキャパシタ118を充電する。同時に、キャパシタ118の充電により、スイッチ107を開にした後にも、インダクタ150からのエネルギーが、HIDランプ115を通る電流を流したままにする。図5にはこの電流径路も示す。
【0020】
従って、まとめて言えば、図4及び図5は、図3のランプ電圧307の部分320を表現する。図4及び図5は、部分320中の、図3に示すオン及びオフのパルス311を表わす。図4では、エネルギーが、入力電源VACからインダクタ160に転送されて、予め蓄積されているエネルギーがキャパシタ118からランプ115を通ってインダクタ150に転送される。図5では、インダクタ160に予め蓄積されたエネルギーを利用してキャパシタ118を充電し、インダクタ150に予め蓄積されたエネルギーを利用して、HIDランプ115を通る電流の流れを維持する。図4及び図5は、図12の表の行1201を表現する。図12のこのPWMは、スイッチが比較的高いスイッチング周波数(例えば100kHz)で動作することを暗に意味する。このスイッチのオン時間は帰還ループによって規定される。
【0021】
図6及び図7は、信号307の部分322を表現する。図6及び図7では、入力電源VACからキャパシタ118へのエネルギー転送、及びキャパシタ118からインダクタ150を通ってHIDランプ115に至るエネルギー転送の両方を、同じスイッチ105によって制御する。より詳細には、部分322中にスイッチ105がPWMモードで動作して、図6はそのオン期間を表現し、図7はそのオフ期間を表現する。オン期間中には、エネルギーがキャパシタ118からインダクタ150を通って放出され、これにより負電圧をHIDランプ115に送達する。
【0022】
信号307の部分322は図12の表の行1203を表現し、ここでは図に示すように、入力電圧VACが正であり、ランプ115の両端の電圧が負である。図6及び図7はそれぞれ、PWM変調されるスイッチ105のオン状態及びオフ状態を表現する。図6では、スイッチ105がオン状態でありスイッチ106がオフ状態であり、図に示すようにスイッチ105を通る電流径路ができる。より詳細には、PWM信号のオン時間中には、図に示すように電流がインダクタ160及びスイッチ103を通って流れて、インダクタ160にエネルギーが蓄積されることになる。同時に、これによって、エネルギーが、図に示すようにキャパシタ118からスイッチ105を通り、そしてインダクタ150を通って放出される。従って、エネルギーがインダクタ160に蓄積される間に、キャパシタ118からのエネルギーがランプ115に送達される。
【0023】
PWMスイッチ105をオフ状態にした際にも、インダクタ160に流れる電流が流れ続けようとし、ここでは図7に示すように、キャパシタ118に送達されてその充電を促進する。キャパシタ118の充電中には、インダクタ150に蓄積されたエネルギーによって、ランプ115を通る負方向の電流が維持されて、このエネルギーが電流を流し続けようとする。
【0024】
従って、図6と図7との違いは次のように考えられる。図6では、エネルギーがキャパシタ118からランプに送達されて、キャパシタ118もエネルギーをインダクタ150に送達する。同時に、これによって、エネルギーがインダクタ160に送達される。図7では、PWMスイッチ105がオフ状態になると、図6でインダクタ160に予め送達されたエネルギーが今度は、インダクタ160からキャパシタ118に送達される。同時に、これによって、インダクタ150に予め送達されたエネルギーが今度はHIDランプ115に送達される。こうして、元の入力電源から送達されたエネルギーがまずインダクタ160に蓄積されて、次にキャパシタ118に送達され、そしてキャパシタ118からインダクタ150を通ってランプ115に送達される。従って、昇圧用及び降圧用に別個のスイッチを有するのではなく、昇圧機能及び降圧機能の両者用に、PWMスイッチ105を高周波PWMモードで使用する。
【0025】
図3の信号307の部分322を通して、スイッチ105のPWM信号を、部分324が始まるまで維持する。部分324中のPWMスイッチの挙動は、図12の表の行1204を表現する。信号307の部分324では、スイッチ106がPWMスイッチとして作用してランプ115に電力を送達し、同時にキャパシタ118の充電及び放電を促進する。図8に示すように、スイッチ106がオン状態で動作中には、図8に示す径路を利用して、電流がインダクタ160を通って送達される。この径路はインダクタ160にエネルギーを蓄積させて、この径路は図9を参照して後に説明するように用いる。同時に、これによって、電荷がキャパシタ118からインダクタ150を通って、図8に示すように、スイッチ106を通る径路を利用してランプ115を点灯させる。スイッチ106がオフ位置になると、こうしたスイッチを通る径路が遮断されて、インダクタ160に流れる電流は、図9に示す新たな径路を利用して流れ続ける。これにより、インダクタ160に蓄積されたエネルギーがキャパシタ118に送達されてこれに蓄積され、その後のサイクル中に使用される。同時に、これによって、インダクタ150に流れる電流も流れ続けようとし、従って、スイッチ105の一部であるダイオードを通って、図に示す方向に流れる。
【0026】
従って、インダクタ150に蓄積されたエネルギーがランプ115に送達されて、ランプを点灯させ続ける。図3に信号311として示す交流パルスが、信号307の部分324の持続時間中に、回路の状態を図8の状態と図9の状態との間で交番させる。従って図8及び図9では、スイッチ106を用いて昇圧及び降圧機能の両方を達成することができる。
【0027】
部分324の終わりには、回路が、図3の部分326として示すように、ランプ115の両端の電圧が負になって入力電圧が負のままである状態に切り換わる。この部分326中の、信号311におけるオン及びオフのパルスをそれぞれ、図10及び図11によって表わす。この状態は図12の表の行1202に相当する。この部分の回路の動作は、ここでは昇圧及び降圧機能をスイッチ104及び107を同期させずにスイッチ103及び108を同期させることによって達成すること以外は、部分320(図3)の期間中の動作と同様である。
【0028】
スイッチ103及び108がオン位置である際には、電流が、入力電圧からスイッチ105を通ってスイッチ103に流れて、インダクタ160内にエネルギーを蓄積させる。同時に、これによって、エネルギーがキャパシタ118からランプ115及びインダクタ150を通って、並びに図10に示すようにスイッチ108を通って放出される。PWM信号がオフ状態になると、インダクタ160に蓄積されたエネルギーが電流を維持する。しかし、インダクタ160に流れる電流はもはやスイッチ103にも流れることはできない。従って、径路が図11に示すように変化して、今度はインダクタ160に蓄積されたエネルギーを利用してキャパシタ118を充電する。同時に、これによって、インダクタ150に流れるエネルギーが流れ続けて、ランプ115を点灯させ続ける。
【0029】
以上のことからわかるように、本発明は、PWMスイッチを利用してエネルギーを高輝度放電ランプに送達する回路を意図したものである。PWM信号は、昇圧機能用及び降圧機能用共に、装置の動作サイクルの特定部分中に、1つのスイッチを用いて実現することができる。装置の動作サイクルの他の部分中には、同期して動作する2つの異なるスイッチを用いてPWM信号を実現することができる。好適例では、制御信号を利用して、昇圧機能用と降圧機能用に別個のスイッチを使用することと、昇圧及び降圧機能用に同一のスイッチを使用することとの間で、周期的な切り換えを行うことができる。
【0030】
一般に、PWM信号がオン状態の部分中には、入力電圧源からのエネルギーが第1エネルギー蓄積デバイス(インダクタ160)に送達されて、第2エネルギー蓄積デバイス(キャパシタ118)からのエネルギーが第3エネルギー蓄積デバイス(インダクタ150)に送達される。PWMスイッチがオフ状態である時間中には、第1エネルギー蓄積デバイス(インダクタ160)に予め送達されたエネルギーが第2エネルギー蓄積デバイスに送達されて、第3エネルギー蓄積デバイスに蓄積されたエネルギーがHIDランプに送達される。
【0031】
従って、このシステムの基本的な動作は、より一般的には、単に3つのエネルギー蓄積デバイス、即ちインダクタ160、キャパシタ118、及びインダクタ150として考えることができる。第1モードの動作中には、一組のスイッチ103及び108を利用して同期したPWM信号を供給して、第1エネルギー蓄積デバイスと第2エネルギー蓄積デバイスとの間のエネルギーの転送、並びに第2エネルギー蓄積デバイスと第3エネルギー蓄積デバイスとの間のエネルギーの転送を促進する。第2モードの動作中には、1つのスイッチのみを利用して、PWMサイクル中に、第1エネルギー蓄積デバイスと第2エネルギー蓄積デバイスとの間のエネルギー転送、並びに第2エネルギー蓄積デバイスと第3エネルギー蓄積デバイスとの間のエネルギーの転送を行う。
【0032】
図に示す6つのスイッチのうちでは、回路が動作する計4つの方法が実際に存在する。第1の方法は、スイッチ103及び108を利用して、上述したPWMエネルギー転送機能を提供する。動作の第2モードは、PWMの同期の方法で動作するスイッチ104及び107を使用して、上述したエネルギー蓄積デバイス間でエネルギー転送を行う。動作の第3モードは単一のスイッチ105を使用して、第1エネルギー蓄積デバイスと第2エネルギー蓄積デバイスとの間、並びに第2エネルギー蓄積デバイスと第3エネルギー蓄積デバイスとの間のエネルギー転送を促進し、動作の第4モードはスイッチ106を単一のスイッチとして利用して、上述した3つのエネルギー蓄積デバイス間でのエネルギー転送を生成する。また、単一のスイッチ、即ち105または106のいずれかを使用する際には、入力電圧とランプ115の両端の電圧とが非同期であり、2つのスイッチを使用する際には、入力電圧とランプ115の両端の電圧とが同期していることも明らかである。
【0033】
以上のことは本発明の好適例について記述したものであり、種々の変形及び追加は当業者にとって明らかである。こうした変形は、請求項の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現するために使用する回路の好適な実施例を示す図である。
【図2】 高輝度放電ランプを駆動する従来技術の回路が発生する信号のタイミング図である。
【図3】 本発明の好適な実施例によって発生する好適な信号の組を示す図である。
【図4】 本発明を実現するために使用する回路の動作の第1モードを示す図である。
【図5】 本発明を実現するために使用する回路の動作の第2モードを示す図である。
【図6】 本発明を実現するために使用する回路の動作の第3モードを示す図である。
【図7】 本発明を実現するために使用する回路の動作の第4モードを示す図である。
【図8】 本発明を実現するために使用する回路の動作の第5モードを示す図である。
【図9】 本発明を実現するために使用する回路の動作の第6モードを示す図である。
【図10】 本発明を実現するために使用する回路の動作の第7モードを示す図である。
【図11】 本発明を実現するために使用する回路の動作の第8モードを示す図である。
【図12】 HIDランプの両端の電圧と回路の入力電圧との関係を示す状態図である。
Claims (5)
- 電力を高輝度放電(HID)ランプに送達することによって該ランプ(115)を動作させる回路であって、この回路が、
第1接続点を介して2つのスイッチ (103,104) が接続された第1の直列接続と、
前記第1の直列接続と並列接続され、第2接続点を介して2つのスイッチ (105,106) が接続された第2の直列接続と、
前記第1の直列接続と並列接続され、第3接続点を介して2つのスイッチ (107,108) が接続された第3の直列接続と、
前記第1の直列接続と並列接続されたキャパシタ (118) と、
前記第2接続点に接続された第1入力端,及び第2入力端を有し入力交流電圧(VAC)を受ける入力部と、
前記第2入力端と前記第1接続点との間に接続された第1のインダクタ (160) と、
前記第2接続点と前記第3接続点との間に接続された、第2のインダクタ (150) と前記ランプ (115) の直列接続と、
前記スイッチを周期的にオン・オフするように駆動信号を発生するコントローラ(165)を具え、
前記コントローラが、第1及び第2のセットの駆動信号を発生するように構成され、
前記第1のセットの駆動信号は低周波数であり、前記第2のセットの駆動信号は前記第1のセットの駆動信号より高周波数であるパルス幅変調(PWM)信号であり、前記パルス幅変調信号のデューティサイクルが前記ランプに送達する電力のレベルを示し、
前記コントローラが、前記第2の直列接続の一方のスイッチ (106;105) を継続的にオンにし、前記第2の直列接続の他方のスイッチ (105;106) を継続的にオフにし、前記第1の直列接続の一方のスイッチ (104;103) と前記第3の直列接続の一方のスイッチ (107;108) を互いに同期させて周期的にオン・オフし、前記第1及び第3の直列接続の他方のスイッチ (103,108;104,107) を継続的にオフにするように、前記第2の直列接続のスイッチ (105,106) を前記第1のセットの低周波数駆動信号で駆動し、且つ、前記第1及び第3の直列接続のスイッチ (103,104,107,108) を前記第2のセットの高周波数パルス幅変調(PWM)信号で駆動する同期モードで作動可能である前記回路において、
前記コントローラは、
前記第2の直列接続の一つのスイッチ (105;106) を周期的にオン・オフし、前記第2の直列接続のもう一方のスイッチ (106;105) を継続的にオフにし、前記第3の直列接続の一方のスイッチ (108;107) を継続的にオンにし、前記第1及び第3の直列接続の残りのスイッチ (103,104,107;103,104,108) を継続的にオフにするように、前記第2の直列接続のスイッチ (105;106) を前記第2のセットの高周波数パルス幅変調(PWM)信号で駆動し、且つ、前記第1及び第3の直列接続のスイッチ (103,104,107,108) を前記第1のセットの低周波数駆動信号で駆動する非同期モードで作動可能であり、
前記コントローラは、前記ランプ (115) の動作サイクル内の第1部分 (320;326) 中に前記同期モードで作動し、前記ランプ (115) の前記動作サイクル内の第2部分 (322;324) 中に前記非同期モードで作動するように構成されていることを特徴とする回路。 - 前記ランプ (115) の動作サイクル内の第1部分 (320;326) 中に、前記第1の直列接続の一方のスイッチ (104;103) と前記第3の直列接続の一方のスイッチ (107;108) が、それぞれ昇圧機能と降圧機能を実行し、
前記ランプ (115) の前記動作サイクル内の第2部分 (322;324) 中に、前記第2の直列接続の一方のスイッチ (105;106) が、昇圧機能と降圧機能の両方を実行することを特徴とする請求項1に記載の回路。 - 前記スイッチ(103-108)がトランジスタであることを特徴とする請求項1又は2に記載の回路。
- 前記スイッチの各々にダイオード(156)を並列接続したことを特徴とする請求項3に記載の回路。
- 前記ランプ (115) の動作サイクル内の第1部分 (320;326) 中に、ランプ 電圧が前記入力電圧(VAC)と同極性関係にあり、前記ランプ (115) の前記動作サイクル内の第2部分 (322;324) 中に、前記ランプ電圧が前記入力電圧(VAC)と逆極性関係にあることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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