JP2000503372A - 継手用保護ゲートル - Google Patents

継手用保護ゲートル

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JP2000503372A
JP2000503372A JP9525775A JP52577597A JP2000503372A JP 2000503372 A JP2000503372 A JP 2000503372A JP 9525775 A JP9525775 A JP 9525775A JP 52577597 A JP52577597 A JP 52577597A JP 2000503372 A JP2000503372 A JP 2000503372A
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JP9525775A
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ヘイワド,フィリップ,フィールズ
ビドル,サイモン
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ヘイワド,フィリップ,フィールズ
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Abstract

(57)【要約】 保護ゲートルは、車輌の等速ジョイントのような潤滑された継手の周囲に取り付けられる。当該ゲートルは、その大径の方の端部において段が付された形状を有する、概して円錐形のゴム製チューブ(10)の形状をしており、その結果、継手部材の異なる直径に適合するように、これを切断することができる。段が付された形状は、ストラップ(49)を固定するための着座領域(23または40−42)を持っており、且つゲートルが屈曲し且つ心軸旋回することを可能にするためにこれらの領域の間に可撓性の中間移行部が存在する。第一の実施形態においては、可撓性の中間移行部は内方向に向けられたひだ(24)である。第二の実施形態においては、着座領域(41、42)が内方向に傾けられ、可撓性の中間移行部は、半径方向の連結壁部(43−45)を備えた角のある継手によって画定されている。

Description

【発明の詳細な説明】 継手用保護ゲートル 技術の分野 本発明は、継手用の保護ゲートルに関するものであって、特に専用ではないが 自動車用保護ゲートルに関するものである。 従来の技術 弾性ゴムのゲートルは、塵埃および湿気の侵入および潤滑剤の侵出を防止する ために、等速ジョイントを保護するために自動車に使用されている。これらのゲ ートルは、慣習的には関連する継手部材に取り付けるために適切な直径を付され た円筒形の端部を有する成形チューブから構成されている。端部は、ゴム製ゲー トルの着座用みぞ形部に配置されるストラップによって継手部材に固定される。 英国特許第2156452号明細書は、多段の異なる径の取付部分を設けるこ とによって多数の異なった寸法の継手部材への取付けを可能にするようになされ た端部を更に有する、成形ゴム製のこの種のゲートルを開示している。これは、 取付部分の不要な外側領域を適当に切断することによって、異なる自動車モデル の等速ジョイントに使用することができる多用途の「汎用」ゲートルを提供する ものである。ゲートルに要求される可撓性は、基本的には、ベロー型の構造にす ることができる中央部分から得られ、端部の可撓性はわずかである。この構成は 、一般的には満足のいくものであるが、かなりの数の取付部分が内方に残ったま までゲートルが使用される場合には、これらの残部の取付部分がゲートルの全体 的な可撓性に制約を課することになる。何故ならば、取付部分には固定ストラッ プ用の比較的に剛性の着座用みぞ形部が組み込まれているからである。これは、 使用中に、継手部材が、(等速ジョイントの場合のように)互いに回転し且つ旋 回するときに、かなりの軸方向の屈曲がある場合に、ゲートルの大きい方の直径 の端部において特に問題となる。 英国特許第2232729号は、大径の方の端部における可撓性を改善するた めに、内方向に湾曲した複数の取付部分を備えており、これら取付部分はそれら の間に外方向に湾曲するひだを備えている。この構成によって、ゲートルの大径 の方の端部の可撓性が、外方向に湾曲されたひだと、更なるひだとして作用する 、使用されていない湾曲された取付部分とによっても高められる。 この構成はかなりの利点がある。しかしながら、取付部分の間に湾曲されたひ だを備えることは、ゲートルの長さと容積を増加させ、これにより、材料を増や す必要が生ずる。また、ゲートルの大径の方の端部に内方向および外方向に湾曲 されたひだを使用することは、ひだの構造の崩壊を惹き起し、結果的に可撓性の 制限と磨耗の増加をもたらすことになる。 後者の点では、使用中のゲートルの運動が、その軸を巡る回転、および、ゲー トルの大径の方の端部における軸線上の位置での心軸旋回または屈曲をも含む場 合には、蝶番継手のように、ゲートルの大径の方の端部の一方の側でひだを曲げ る効果を生じ、これは、円滑な旋回よりも、むしろひだの崩壊の原因となり得る ものである。これによって、ひだは平坦になり、或いはしわくちゃになる。 発明の開示 本発明の課題は、大径の方の端部の可撓性を更に増大させることである。 それ故、本発明により、継手部材間の潤滑された継手の周囲に取り付けるため の保護ゲートルにおいて、当該ゲートルが、内部表面および外部表面を備えた第 一および第二の端部と、当該端部の間の中央部分とを有する略円錐台形状のチュ ーブ状の本体とを有し、当該第一の端部が当該第二の端部よりも広口径であり、 且つ固定装置を受容するためにその外部表面の周囲に環状の着座領域を組み込ん だ、軸方向に間隔を設けた環状の取付部分を有し、当該内部表面がそれぞれの当 該継手部材にそれぞれに密封係合するために締付固定可能であり、当該中央部分 が、本体の軸方向の延びを許容するために主ひだを有し、当該大径の方の端部の 当該取付部分が、段を付された形状によって画定され、且つまた当該大径の方の 端部が着座領域の間に可撓性の部分を有するような保護ゲートルにおいて、当該 可撓性部分が、当該着座領域に対して相対的に内方向に、当該大径の方の端部に おけるゲートルの軸方向の屈曲を促進するためにゲートルの軸に向かって延 びていることを特徴とするゲートルが提供される。 この配置によって、隣接する着座領域の間の可撓性部分の周辺で、蝶番の方式 で、大径の方の端部で屈曲が生ずることができるのである。各着座領域は、隣接 する可撓性部分との結合点で旋回するレバーとして作用することができる。この 屈曲の方式により、ゲートルの大径の方の端部の軸方法の寸法は、最低に保つこ とができるのである。十分な可撓性を確保するために、湾曲した長いひだのよう な、相対的に長い構造を有することは必要でない。また、屈曲が可撓性の部分の 蝶番様の継手において生じる限りにおいて、基本的にひだの周辺で屈曲が生ずる ことを要求される場合よりも、崩壊が生ずる可能性は小である。それ故、そのま ますべての取付部分で使用されようと、或いは一又は複数の取付部分が切断され るとを問わず、ゲートルの優れた屈曲の成果を維持することが可能なのである。 実施形態の一つでは、着座領域は、少なくとも、おおむね軸方向に平行であり 、且つまた内方向に向けられた可撓性部分が、第二のひだから構成されている。 上記の蝶番様の屈曲によって、これらのひだは軸方向に小さな寸法にすることが できる。 しかしながら、この代わりとしては、そしてまたむしろ望ましいのは、着座領 域が内方向に傾けられ、且つ可撓性部分が、このような領域の各々の内部末端と 次の隣接する取付部分との間の中間移行部分によって画定されることである。 後者の実施形態によって、ゲートルの大径の方の端部における環状の取付部分 を画定する段が付された形状を、おおむねZ形にすることができる。これによっ て、その長さをかなりに増大する構造を組み入れる必要なしに、ゲートルの心軸 旋回を容易にする大径の方の端部において、ゲートルの軸方向に平行な部分の使 用を回避し、或いはこれを最小にすることが可能である。傾けられた構造は、他 の特性に対する悪影響なしに、特別な材料および特別な可撓性を織り込むことを 可能にする。 内方向に向けられた着座領域と隣接する取付部分との間の中間移行は、おおむ ね半径方向に延びる壁部、或いはむしろ継手を介して、取付部分に対して鋭角で 行うことができる。これらの壁部は、取付部分と同様に、少なくともおおむね平 坦である。 最も好ましいのは、着座領域が、ゲートルの大径の方の端部の方向に内方向に 傾けられていることである。 上記の半径方向の壁部および環状の接合点に対する代案として、もし望むなら ば、可撓性の部分は、湾曲された中間移行部を含むひだによって画定することが できる。これらのひだは、実質的にJ形の形状にすることが出来、各リムは湾曲 させることができる。 第二のひだを採用する上記の第一の実施形態の場合には、これらのひだは、直 前の項に記載した可撓性部分と同様の方法で、環状にするか、或いは湾曲させる ことができる。 着座領域に関しては、これらを別個のみぞ形部から構成することができる。そ の代わりとしては、単に表面領域、好ましくは、位置取りの目的のためにこの領 域に隣接し、或いはこの領域の境界を画定する突出構造を備えた平坦な領域から 構成してもよく、また、このような表面領域もしくは平坦領域は固定装置よりも 大きな幅にしてもよく、それによって上記突出構造が、固定装置との締まりばめ を行うことなしに、位置ぎめを容易にするように作用する。 当該第一の実施形態については、中間の第二のひだと各着座領域との間の中間 移行部は、着座領域が実質的にひだの頂部部分の形状であるようにすることがで きる。すなわち、着座領域の各側に、隣接する中間の第二のひだの湾曲した中間 移行部分が存在することである。 第一の実施形態の特に好ましい形態では、各着座領域は平坦な、または実質的 に平坦な構造であり、そしてこれらの領域は、その平坦な構造ゆえの可撓性の減 少を補償するために、隣接する第二のひだよりも薄い壁厚を持たせることができ る。 上記のレバーと蝶番継手の効果を増大させるためには、各々の第二のひだの頂 部とその隣の高い方の着座領域との間に、上方に湾曲された中間移行ひだを配す ることができる。 ゲートルの大径の方の端部にある着座領域は、均等に間隔を保つことが望まし い。 ゲートルの第二の小径の方の端部にも、複数の取付部分を設けることができ る。その代わりとしては、この端部は、単一の取付部分のみ、または他のいずれ かの適当な取付装置を有することができる。 ゲートルを形成するチューブ状の本体は、円錐状に先細りで且つ段を付するこ ともでき、且つその全円周の外部表面に亘って均一な厚さにすることもできる。 この本体は、その全長に亘って、または上記の大径の方の端部における着座領域 は例外として、少なくともそのかなりの部分について、これを均一な厚さにする ことができる。 中央部分は、ベロー様または手風琴の形状にすることが出来、またはS型ベン ド、Z型ベンドまたはU型ベンド等として形成することもできる。 中央部分は、大径の方の端部で段を付された形状よりも大きな長さに亘って延 ばすことが出来、且つまた実質的にチューブ状本体の半分の長さ以上にすること ができる。 各取付部分は、関連する継手部材上のシール形状と協同作用させるためにその 内部表面を適当に構成することができる。従って、当該着座領域の各々は、一又 は複数の密封用の溝と共同する、一又は複数の円周リブを具備することができる 。 上記の第一の実施形態によって、各取付部分の内部表面は、少なくとも着座領 域の付近では、ゲートル軸に対して概して平行にすることが出来、これによって 、かかる内部表面は、通常は軸方向に平行な継手部材の表面に、直接的に固定す ることができる。第二の実施形態によって、傾けられた取付部分は、材料の弾力 性に依存して、軸方向に平行な配列に対して外方向に偏向させることができる。 各取付部分は、固定リングなどのような固定装置を受容するために、その外部 表面上に適当な形を具備することができる。着座領域がみぞ形部である場合には 、各側で直立するリムを備えた平坦または実質的に平坦な基板にすることができ る。しかしながら、固定装置のために正確な位置を与えることは、必須の要素で はない。 ゲートルは、適当ないかなる天然または合成ゴムまたは熱可塑性材料からも、 一体で成形することができる。 図面の簡単な説明 さて、本発明を実施例により、且つまた添付の図面を参照しつつ、更に説明す る。図中、 図1は、継手の周囲に位置を占める本発明によるゲートルの一形態の側方断面 図、 図2は、図1による実施形態の一変形の細部の断面図、 図3は、今一つの実施形態の、図1に相当する側方断面図、 図4は、図3による構成の一変形の拡大された詳細図、 図5は、切り詰められ且つ継手部材に取り付けられた、図4のゲートルを示す 詳細図である。 発明の実施の形態 図1に示すゲートルは、回旋状の中央部分11と、これより大径の端部12と 、小径の端部13とを有する、略円錐台形状の、一体成形されたゴム製チューブ 10から成る。 チューブの大径の方の端部12には、チューブ軸17に対して略平行に延びる 、各々順次径が増大する複数の環状の取付部分14、15、16を画定するよう に段が付されている。図面では、このような三つの部分、すなわち14、15、 16が示されており、またこれらの部分は、付属する自由端部に向かって直径を 増大させているが、いずれかの適当な部材を備えることもできる。小径端部13 には、短い円筒部分18があり、また付属する自由端には略円筒形の取付部分1 9があり、これらの部分18、19は、軸17に対して平行に延びている。これ らの部分18、19は、(必要に応じて、部分19を切り離すことによって)異 なる寸法のシャフトへの取付に備えているが、その代わりに、異なるシャフト寸 法に合わせて伸張可能な十分な弾力性を有するゴム製の単一部分を使用すること もできる。 端部12は、チューブ軸17に対して横方向または平行に、共に相対的に大き な弾力性が許容されるように、適切な形状にされ且つ合わせられている。 かくて、大径の方の端部12の取付部分14−16の各々は、ゲートル軸に対 して平行に延びる、(断面で見て)平坦な部分23によって画定され、また逆J 形にされた中間ひだ24によって次の取付部分の平坦部分23に接続された、着 座用みぞ形部20−22を持っている。 各平坦部分23は、その内部表面に隆起部25を持っており、その外部表面は 、直立するリブ26およびビード27によって、中央部分11から離れた側で境 界を限定されている。反対側では、平坦部分23の外部表面が、隣接するJ形の 中間ひだ24の長い方の腕の頂部と合体する、上方に向けられた小さな中間移行 ひだ28によって境界を付されている。このひだ24の小さい方の腕の頂部は、 次の低い平坦部分23の側部でビードと合体している。 一方の側ではそれぞれ直立するリブ25とビード26により、そして他方の側 では中間移行ひだ28によって、それぞれ境界を付された各平坦部分23は、固 定ストラップまたはつなぎ材を受容するために着座用みぞ形部20−22の境界 を限定しているが、これは、ゲートルの小径端部13における、単一の着座用み ぞ形部29と同様である。 図1に示すように使用する場合には、ゲートルが、自動車の等速ジョイントの ような継手の周囲に取り付けられ、(適切な潤滑剤を充填した後で)大径の方の 端部12を大きな直径の継手部材30の周囲に、そして小径の方の端部13を小 さな直径のシャフト31の周囲に、2本の固定用ストラップによって、すなわち 1本は小径の方の端部のみぞ形部29に、そして他方の1本を大径の方の端部の みぞ形部20−22の選ばれたものに、締め付け固定することによって、その位 置が固定確保される。 図に示すように、3個のみぞ形部のうち大きな方20が固定の目的のために使 用されている。ゲートルが小さい直径の継手部材30で使用されるときは、小さ い方のみぞ形部21、22のいずれか一方が使用され、残る大きい方の取付部分 (またはその複数)は、これを切除することができる。 隆起部25は、確実な密封を確保するために継手部材30内の溝に嵌合する。 図1において破線32によって示したように、ゲートルの大径側の端部12の 輪郭は、実際上、着座用みぞ形部20−22を画定するために平坦になされた、 上方に向けられたひだの頂部を備えた(中央部分11と同様の)手風琴形の回旋 状の部分の輪郭である。 この配列によって、シャフト31が、使用中に動いてゲートルの回転を惹き起 こし、そして(矢印33によって示されたように)大径の方の端部12内の位置 で継手を中心に旋回するときに、この運動が、ひだを崩壊させる性向もなしに、 大径の方の端部12の簡単な屈曲によって容易に調和される。これは、屈曲が、 蝶番のように、各々のJ形のひだ24の長い方の腕の頂部と、隣接する着座用み ぞ形部20−22との間の中間移行部における心軸旋回または湾曲を含んでいる からである。 このようにして、相対的にコンパクトな構造という意味での、損耗の少ない優 れた屈曲を達成することができる。 必要なときには、着座用みぞ形部20−22は、更に可撓性を高めるために厚 さを減ずることができる。 図1に示された輪郭は、必要に応じて変更することが出来、図2は、再び破線 34で示す上方に向けられたひだの概念上の頂部を含む簡略化された今一つの実 施形態の拡大された詳細を示すものである。参照符号35および36は、それぞ れ着座用みぞ形部および中間のJ形ひだに対応する。 図3−5の実施形態によって図示されたゲートルは、図1に示すゲートルに類 似したものであり、同一の符号が同一の構成部分を表示するために使用されてい る。 しかしながら、取付部分14、15、16の各々は、平坦な着座領域40、4 1、42を持っていて、これらがゲートル軸17に対して平行になる代わりに、 ゲートル軸17に対して傾けられており、且つまた着座領域40、41、42の 各々は、図1のJ形のひだ24の代わりに、概して平坦で、概して容易に延びる 壁部43−45を介して、次の取付部分14−16に結合されている。 各着座領域41、42は、外部の直立するノッチ46、47によって境界を付 されており、且つその内部表面には、図1との関連で記載されているように、グ リップ用歯状部と唇状部25が存在する。 各着座領域41−42に隣接して、切り込み溝48が存在する。 傾けられた着座領域41−42は、ゲートル12の大径の方の端部に向かって 内方向に傾けられている。壁部43−45は、小さな曲率を有する鋭角の接合点 を通じて着座領域41、42に接続されている。上記のノッチ46の一つは、各 壁部44、45の最外部の鋭角の接合点に位置を占めている。 ノッチ46、47によって画定された着座領域41、42は、図1の着座用み ぞ形部21と同一の構造ではない。この着座領域4、42は、図1の着座用みぞ 形部21の対応する寸法よりも遥かに長い、ノッチ46、47の間の、平坦な外 部表面を持っている。それ故、当該着座領域41、42は、通常の固定用ストラ ップ49が緊密に適合するようになされたみぞ形部を形成していないのである。 その代わりに、固定用ストラップ49の移動を防止するために作用する、ノッチ 46、47との適合面を提供する。 図3は、すべての取付部分14−16がもとのままの、使用中のゲートルを示 す。図5は、(取付部分14を除去するために)切断された後の使用中のゲート ルを示す。ゲートルの材料は、残余の末端取付部分15を円筒形の継手部材30 上に適合させることを可能にするために、図3に示されたその円錐台状の形状か ら、図5に示された円筒形状に、当該末端取付部分15を拡げることを可能にす る、十分な弾力性を持っている。 半径方向の連結壁部43−45を備えた取付部分14、15、16は、シャフ ト31が図3に示すように側部から側部へ心軸旋回をするので、とりわけ横方向 にゲートルの容易な屈曲を許容する、一連Z形輪郭部を画定する。 この心軸旋回の最中に、各着座領域41−42は、隣接する半径方向の壁部4 3−45に対して相対的に、これらの壁部の鋭角接合点で蝶番レバーの形で旋回 する。これは、同時にゲートルの軸方向の長さを不当に増加させることなしに、 取付部分15、16内のゴム材料の長さを増大させる効果を持っている、内方向 に傾けられた着座領域41、42の結果として、容易に行われるものである。簡 単で、しかも便利な構造で、不当にもみくちゃになり、或いはしわくちゃになる 傾向なしに、容易に心軸旋回運動を達成することが可能である。傾斜した着座領 域41、42の配置と、締まりばめのみぞ形部の代わりに残されるノッチ46、 47の使用は、屈曲を妨げる軸方向に平行な部分または厚くされた部分の 使用を回避する。 それどころか、これらの利点は、残されたすべての取付部分14−16による か、または除去された一又は複数の取付部分14−16によって、達成が可能で ある。基本的に、ゲートルは、その全長に亘って、且つまたとりわけその大径の 方の端部において、優れた屈曲特性を有する。 本発明は、例をもって説明がなされた上記の実施形態の詳細にのみ限定される ことを意図するものではない。かくて、例えば図3は、ゲートルの着座領域41 、42上の双方のノッチ46、47と切り溝48の配備を示すものである。図4 および5に示すように、一方のノッチ47と切り溝48は、交互に隣接する側壁 43、44の始めに配置することができる。 上述のように、ゲートルは一体物のチューブである。しかしながら、継手部材 を分離することなしに、ゲートルを継手の周囲に巻き付け、次いで当該スリット (または複数のスリット)を公知の方法で密封することによって、ゲートルを取 り付けることができるように、一又は複数の長手方向のスリットを備えたゲート ルを形成することも可能である。 本発明が、例をもって説明がなされた上記の実施形態の詳細にのみ限定される ことを意図するものではないことは、もちろん当然のことである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月17日(1998.2.17) 【補正内容】 請求の範囲 1.潤滑された継手の周囲の継手部材間に取り付けるための保護ゲートルであっ て、当該ゲートルが、内部表面および外部表面を備えた第一および第二の端部( 12、13)と、当該端部の間の中央部分(11)を有する概して円錐台形状の チューブ状の本体(10)から成り、当該第一の端部(12)が当該第二の端部 (13)よりも径が大きく、且つ固定装置(49)を受容するためにその外部表 面の周囲に環状の着座領域(23または40−42)を組み込んだ、軸方向に間 隔を設けた環状の取付部分(14−16)を有し、当該内部表面がそれぞれの当 該継手部材(30)にそれぞれに密封係合するために締付固定可能であり、当該 中央部分(11)が、本体の軸方向の延びを許容するために主ひだを有し、当該 大径の方の端部(12)の当該取付部分(14−16)が、段を付された形状に よって画定され、且つまた当該大径の方の端部(12)が着座領域(23または 40−42)の間に可撓性の部分(24または43−45)を有する保護ゲート ルにおいて、大径の方の端部の着座領域の間の当該可撓性部分(24または43 −45)が、当該着座領域(23または40−42)に対して相対的に内方向に 、当該大径の方の端部(12)におけるゲートルの軸方向の屈曲性を高めるため にゲートルの軸(17)に向かって延びていることを特徴とするゲートル。 2.着座領域(23)が概して軸方向に平行であり、且つ当該可撓性部分が第二 のひだ(24)から成ることを特徴とする、請求項1によるゲートル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビドル,サイモン イギリス国、ピーアール5 2キューユ ー、プレストン、レイランド、ファリント ン、クレメンツ アヴェニュー、9ストリ ート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.潤滑された継手の周囲の継手部材間に取り付けるための保護ゲートルであっ て、当該ゲートルが、内部表面および外部表面を備えた第一および第二の端部( 12、13)と、当該端部の間の中央部分(11)を有する略円錐台形状のチュ ーブ状の本体(10)から成り、当該第一の端部(12)が当該第二の端部(1 3)よりも径が大きく、且つ固定装置(49)を受容するためにその外部表面の 周囲に環状の着座領域(23または40−42)を組み込んだ、軸方向に間隔を 設けた環状の取付部分(14−16)を有し、当該内部表面がそれぞれの当該継 手部材(30)にそれぞれに密封係合するために締付固定可能であり、当該中央 部分(11)が、本体の軸方向の延びを許容するために主ひだを有し、当該大径 の方の端部(12)の当該取付部分(14−16)が、段を付された形状によっ て画定され、且つまた当該大径の方の端部(12)が着座領域(23または40 −42)の間に可撓性の部分(24または43−45)を有する保護ゲートルに おいて、当該可撓性部分(24または43−45)が、当該着座領域(23また は40−42)に対して相対的に内方向に、当該大径の方の端部(12)におけ るゲートルの軸方向の屈曲を促進するためにゲートルの軸(17)に向かって延 びていることを特徴とするゲートル。 2.着座領域(23)が概して軸方向に平行であり、且つ当該可撓性部分が第二 のひだ(24)から成ることを特徴とする、請求項1によるゲートル。 3.当該着座領域(40−42)が、内方向に傾けられ、且つ当該可撓性部分( 43−45)が、かかる領域(40−42)の各々の内部末端と次の隣接する取 付部分(14−16)との間の中間移行部によって画定されていることを特徴と する、請求項1によるゲートル。 4.ゲートルの大径の方の端部(12)において環状の取付部分(14−16) を画定形成する段形状が、概してZ形であることを特徴とする、請求項3による ゲートル。 5.当該中間移行部が、概して半径方向に延びる壁部(43−45)であること を特徴とする、請求項4によるゲートル。 6.当該壁部(43−45)が、着座領域(40−42)に鋭角的に結合されて いることを特徴とする、請求項5によるゲートル。 7.着座領域(40−42)が、ゲートルの大径の方の端部へ向う方向に内方向 に、傾けられていることを特徴とする、請求項3から6のいずれか一つによるゲ ートル。 8.各着座領域(40−42)が、突出する構造部分(46、47)の間の平坦 な面から成ることを特徴とする、請求項3から6のいずれか一つによるゲートル 。 9.各着座領域(23)の各側に、隣接する第二のひだ(24)の湾曲した中間 移行部分が存在することを特徴とする、請求項2によるゲートル。 10.各第二のひだ(24)の頂部と、その次の高い方の着座領域(23)との 間に、上方に湾曲した中間移行ひだ(28)が存在することを特徴とする、請求 項2または9によるゲートル。 11.ゲートルの大径の方の端部(12)に存在する着座領域(23または40 −42)が、均等に間隔を保っていることを特徴とする、請求項1から10のい ずれか一つによるゲートル。 12.ゲートルの第二の小径の方の端部(13)も、複数の取付部分(18、1 9)を備えていることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一つによるゲ ートル。 13.ゲートルの当該チューブ状本体(10)が、円錐状に先細にされ、且つ段 が付されていることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一つによるゲー トル。 14.チューブ状本体(10)が、全体を通じて均一な厚さを有することを特徴 とする、請求項13によるゲートル。 15.各着座領域(23または40−42)が、それぞれの継手部材上の密封溝 と協同作用をするための内部リブ(25)を有することを特徴とする、請求項1 から14のいずれか一つによるゲートル。
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