JP2000502924A - 水密な靴構造 - Google Patents

水密な靴構造

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JP2000502924A JP9524852A JP52485297A JP2000502924A JP 2000502924 A JP2000502924 A JP 2000502924A JP 9524852 A JP9524852 A JP 9524852A JP 52485297 A JP52485297 A JP 52485297A JP 2000502924 A JP2000502924 A JP 2000502924A
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Abstract

(57)【要約】 水密な靴構造であって、少なくとも靴の1部を有し、上皮(1)と、水密ではあるが水蒸気は透過させる機能層を有する内張り(2)と、中底(3)と、接着された外底とから成る形式のものにおいて、機能層を有する内張り(2)が内側へ折曲げられた、外底に対して平行に配置された下方の端部範囲を有し、折曲げられた端部範囲が中底(3)と共通な一平面に位置しかつ内縁部を有し、中底(3)の外縁が、折曲げられた端部範囲の内縁部に対し少なくともほぼ平行に延びており、中底(3)が折曲げられた端部範囲と結合されており、外底が少なくとも、内張り(2)の機能層の折曲げられた端部範囲と面状に接着されていること。

Description

【発明の詳細な説明】 水密な靴構造 本発明は、水密な靴構造であって、少なくとも靴の1部を有し、上皮と、水密 ではあるが水蒸気は透過させる機能層を有する内張りと、中底と、接着された外 底とから成る形式のものに関する。 このような靴構造から成る靴は非公開のドイツ特許出願第19513413. 3−26号明細書に記載されている。この靴は接着吊込み構造で製造され、靴を 履く人の快適性を高めるために役立つ。この靴においては外底の接着も外底の射 出成形もすすめられる。 過去においては、通常は内張りに統合された水密ではあるが水蒸気を透過させ る機能層により快適性を高めようとする水密な靴の開発は、主として射出成形さ れた外底を有する靴において行われてきた。何故ならば外底を製造するために使 用された射出成形材料はそれ自体良好なシール性を下から保証し、上材料との良 好な結合を保証するからである。 本発明の課題は、接着吊込み構造だけで製造されるのではない、接着された外 底を有する他の水密な靴構造を提供することである。特に本発明の課題は接着さ れた外底を備えていることのできる、ストロベル製靴法による靴構造を提供する ことである。 本発明の課題は、水密な靴構造であって、少なくとも靴の1部を成し、上皮と 、水密ではあるが水蒸気は透過させる機能層を有する内張りと、中底と、接着さ れた外底とから成る形式のものにおいて、機能層を有する内張りが、内方へ折曲 げられかつ外底に対して平行に配置された下方の端部範囲を有し、折曲げられた 端部範囲が中底と共通な一平面に位置しかつ内縁部を有し、中底の外縁部が折曲 げられた端部範囲の内縁部に対して少なくともほぼ平行に延びており、中底が折 曲げられた端部範囲と結合されており、外底が少なくとも、内張りの機能層の折 曲げられた端部範囲に面状に接着されていることによって解決された。 下方の端部範囲はすでに述べたように中底と同一平面上にあるようにしたい。 したがって内張りの下方の端部範囲と中底は、内張りの端部範囲も中底も外底の 上に位置するように配置したい。もちろんこれは、中底と内張りの下方の端部範 囲とがオーバラップすることを排除するものではない。内張りの端部範囲の内縁 と中底の外縁との間には間隔が与えられていることもできる。この場合、中底は 内張りの折曲げられた端部範囲に縫合(ストロベル縫合)されていると有利であ る。この両方の部分の縫合(ストロベル縫合)に際しては間隔は縫目を形成する 糸で容易に橋絡することができる。 本発明にとって重要なことは、外底を接着するため に使用された接着剤を介して、水密なブリッジが機能層と外底との間に形成され ることである。これは、接着剤層がきわめて薄く構成され、外底と機能層との間 に緊密な結合が達成されることで達成することができる。しかしながらより厚い 接着層を使用することもできる。もちろんこの場合には凝固後に水密である接着 剤が使用されると有利である。このためにはポリウレタン接着剤が特に適してい る。 本発明の靴構造の容易な製造にとっては、上皮の下方の端部が外底に対してほ ぼ垂直に配置されかつ土踏まず範囲で、中底に対して平行に配置された保持体と 結合されていると有利である。 さらに好ましいことは、少なくとも爪先き範囲において、モノフィラメントか ら成るグリッドが上皮の下方の端部と結合され、有利には縫合され、ひいては上 皮の爪先き範囲の形状を維持することである。 少なくとも後者の両実施形態においては、内張りと上皮との間の直接的な結合 、例えば上皮に対する内張りの接着は完全に止めることができる。換言すれば、 内張りは上皮内にルーズに配置されるかもしくは上皮の上縁、つまり底とは反対 側にあって足を入れる開口を成す縁だけにおいて前記上縁と結合される。 靴構造を製造する場合の靴構造の形状維持は、少なくとも土踏まず範囲におい てモノフィラメントから成るグリッドが上皮の下方の端部と結合され、有利には 縫合され、ひいては上皮の形が維持されることで改善される。 しかしながらグリッドは、例えば靴構造の形を特に正確に維持するためには全 足範囲に亙って延びていることもできる。 製造の間に形を維持するためには、上皮が爪先き範囲で下方へ延長され、内側 へ折曲げられ、上皮の折曲げられた部分が外底に対して平行に配置されているこ とも有利である。この場合には爪先きにおいて楔形部が切出され、いまや発生し た縁を互いに縫合されることが好ましい。この形状維持形式は未公開のドイツ特 許出願第19513412.5号である射出成形された底を有する靴に関する特 許出願明細書にも記載されている。 さらに踵範囲においても、踵範囲において上皮が下方へ延長されかつ内側へ折 曲げられ、上皮の折曲げられた部分が外底に対して平行に配置されることが有利 である。この場合には上皮が内側へ折曲げられる範囲において、中底の外側輪郭 が機能層に接触し、上皮が機能層と一緒に、中底の外側輪郭に沿って折曲げられ ることが有利である。 前記形状維持は、上皮の下方の端部範囲が折曲げられかつ上皮と結合されて鍔 縁に成形され、該鍔縁に紐体が通され、この紐体を介して上皮の下方の端部が保 持されることによっても保証される。この場合に特に 有利であるのは鍔縁が靴構造の爪先き範囲に配置されかつほぼ靴構造の土踏まず 範囲まで達し、土踏まず範囲において鍔縁から出る紐体の端部が内方へかつ外底 に対して平行に配置されかつ互いに結合されていることである。 特に有利な実施態様では、紐体はモノフィラメントである。この場合には紐体 は完全に接着剤に包み囲まれる。紐体のためにマルチフィラメント糸を使用した 場合には若干の実施態様では紐体を介して毛細管作用力に基づき水が中底まで侵 入する危険がある。 さらに既に述べたように特に有利であるのは、外底が機能層に、水密な接着剤 で接着されていることである。外底の材料として完全に水密でない材料、例えば 革が選ばれていると、場合によっては外底を介して侵入する水に対し遮断層が作 用するように、中底を外底に水密な接着剤で接着することもすすめられる。 本発明の水密な靴構造はラミネートである内張りを有していると有利である。 このラミネートにおいては機能層に1つ内張り層が結合される。機能層としては 商品名SYMPATEXのもとで市販されているダイヤフラムがもっとも適して いる。 特別な場合には、機能層が内張り層とは反対側で繊維補強層と結合されており 、繊維補強層が接着に必要な接着層内に完全に埋設されるように外底が機能層の 端部に接着されていることが有利である。この場合に 重要なことは、外からの水密な遮断を保証するために、接着剤層が繊維補強層の 糸を完全に包み囲むことである。特にマルチフィラメント糸においてしばしば観 察されるように毛細管作用力を介して水が侵入することを効果的に排除するため には、繊維補強層としてもモノフィラメントを使用したい。 この場合に特に有利であることは、外底と機能層とを結合する接着剤が機能層 の折曲げられた端部範囲の内縁をも包囲していることである。底に向って内張り に配置された繊維面組織に接着剤が完全に浸透しないが、内張りの折曲げられた 端部範囲の内縁を接着剤が包囲していると、接着剤は機能層の縁に十分に到達す ることができるのでそこで外底は機能層に水密に結合される。 次に本発明を図面に基づき詳細に説明する。 第1図は本発明の靴を外底を除いて下から見た図である。 第2図は第1図の靴のB−B線に沿った横断面図である。 第3図は本発明の別の靴(請求項4)を外底を除いて下から見た図である。 第4図は本発明の別の靴(請求項5、6及び7)を外底を除いて下から見た図 である。 第5図は第4図の靴をA−A線に沿って断面した図である。 第6図は靴の前方部分が本発明による靴構造を備えているのに対し、踵に向け られた後方の靴部分が接着吊込み構造で製造されている靴を下から見た図である 。 第1図と第2図とにおいては上皮は符号1で示されている。上皮1内には内張 り2が配置されている。この内張り2は下方の範囲で折曲げられ、折曲げられた 端部範囲の内縁は縫目4まで達している。縫目4は内張り2の端部範囲を中底3 と結合する。該中底3の外縁も同様に縫目4の範囲に位置している。踵範囲はキ ャップ5によって補強されている。土踏まず範囲においてはモノフィラメントか ら成るグリッド6が縫目7を介して上皮1に縫合されている。同様に爪先き範囲 においては、図示されていない縫目を介してグリッド6が上皮1と縫合されてい る。内張り2は本発明によれば、ラミネートから成り、該ラミネートは足側に向 って内張り層を有し、底側に向って機能層を有している。この機能層の上には図 示されていない底が接着されている。重要であることは水が外から中底3に向っ て侵入することを阻止するために接着剤が底と機能層との間に面状の結合を有し ていることである。通常は中底3も外底に接着されている。これは、例えば圧縮 されていない皮の場合のように、時間と共に水を吸込む材料が底のために選ばれ ている場合にはすすめられる。さらに内張りが、機能層の足とは反対側に繊維補 強層を有していることも有利である。 第3図には本発明の靴の別の実施例が示されている。この実施例の場合には第 1図と第2図と示された実施例の場合と同じ部分には同じ符号が設けられており 、これらについて繰返えすことは省略する。この実施例においては上皮は爪先き 範囲で下へ折曲げられている(範囲9)。爪先きにおいては上皮からは楔形部分 が切出されている。楔形部分の切出しによって生じた上皮の縁は縫目10を介し て互いに結合されている。上皮1の内側に折曲げられた範囲9からは別の楔形部 分を切出すことができる。この場合には発生した縁は同様に縫目を介して結合す ることができる。内張りの下方の端部範囲においても、靴が比較的に小さな半径 を有する範囲、少なくとも爪先き範囲と踵範囲とにおいて、折曲げられた端部範 囲に切込みを入れ、発生した縁を互いに水密に結合することがすすめられる。こ の水密な結合は例えば接着で達成することができる。しかしながら楔形部を切出 すことで生じた縁を互いに縫合することもできる。しかしながらこの場合には縫 目は有効にシールされなければならない。これは例えば縫目の範囲を完全に覆う 水密な接着テープで達成することができる。このような縫目の水密性はいずれに しても、きれいなシールを達成するために、機能層の下方の端部範囲の、底に向 いた側で保証されていなければならない。 第4図と第5図には本発明による靴の別の実施例が示されている。この場合に も同じ部分には第1図から第3図までと同じ符号が使用されている。上皮1の下 端は鍔縁12(紐通路又はトンネルとも呼ばれる)として成形され、この鍔縁1 2には紐11が通されている。この鍔縁12は爪先き範囲から靴の土踏まず範囲 まで達している。この場合、紐の両端は土踏まず範囲で鍔縁12から外へ出る結 び目を介して互いに結合されている。 第6図においては、靴の前方部分が本発明の靴構造を備えているのに対し、踵 に向けられた後方の靴部分が接着吊込み構造で製作されている靴が下面図で示さ れている。このためには上皮1は踵範囲で下方へ延長されかつ内方へ折曲げられ 、内方へ折曲げられた部分1′が外底に対して平行に配置されている。上皮1が 内方へ折曲げられた範囲において、中底13の外輪郭は機能層に接触する(輪郭 中空)。上皮1は機能層2と一緒に中底13の外側の輪郭に沿って折曲げられて いる。この場合、両方の中底部分3と13は一体に構成されるか又は2部分構造 で構成されていることができる。2部構造の構成では内方の中底部分3と13は 互いにオーバラップする。図示の場合には中底部分3と13は保持グリッド6の 範囲でオーバラップする。両方の中底部分3と13とがオーバラップする図示の 実施例では、オーバラップ範囲に特に高いフレキシブ ル性が得られる。したがってこのオーバラップ範囲は靴のフレキシブル性が求め られる個所に配置しておきたい。 本発明の靴構造では、上皮を内張りに接着する必要はない。通常は既に述べた ように保持グリッドを上皮に縫い付ける(ストロベル縫合する)か又は上皮の下 方部分を内側へ折曲げるだけで十分である。上皮の下方部分が内方へ折曲げられ ていると接着吊込み−内張りの折曲げられた端部範囲との接着−は必ずしも必要 ではない。何故ならば保持は外底が接着される接着剤で行われるからである。こ の限りにおいては靴構造は特に経済的に製造することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月19日(1998.2.19) 【補正内容】 本発明は、水密な靴構造であって、少なくとも靴の1部を有し、上皮と、水密 ではあるが水蒸気は透過させる機能層を有する内張りと、中底と、接着された外 底とから成る形式のものに関する。 このような靴構造から成る靴は非公開のドイツ特許出願第19513413. 3−26号明細書に記載されている。この靴は接着吊込み構造で製造され、靴を 履く人の快適性を高めるために役立つ。この靴においては外底の接着も外底の射 出成形もすすめられる。 過去においては、通常は内張りに統合された水密ではあるが水蒸気を透過させ る機能層により快適性を高めようとする水密な靴の開発は、主として射出成形さ れた外底を有する靴において行われてきた。何故ならば外底を製造するために使 用された射出成形材料はそれ自体良好なシール性を下から保証し、上材料との良 好な結合を保証するからである。 EP−A−0544270号明細書によれば、射出成形された外底を有する靴 であって、内張りの下端が内側へ折曲げられかつ外底に対して平行に配置されて いるものが公知である。中底の外縁部は内張りの端縁部と縫合されている。この 靴構造には底が一体に射出成形されている。製造する間に形状が維持されること を保証するためには内張りは下端範囲で上皮に接着されている。この製靴形式を 簡単に、接着された底を有する靴に転用することはできない。何故ならば底を取 付ける場合に必要な力は外底を射出成形する場合よりも著しく大きく、ひいては 内張りが強く負荷され、これにより内張りに含まれる水密で、水蒸気は通す機能 層が裂け、その結果として不緊密になる惧れがあるからである。 本発明の課題は、接着吊込み構造だけで製造されるのではない、接着された外 底を有する他の水密な靴構造を提供することである。特に本発明の課題は、接着 された外底を備えていることのできるストロベル製靴法による靴構造を提供する ことである。 本発明の課題は、水密な靴構造であって、少なくとも靴の1部を成し、上皮と 、水密ではあるが水蒸気は通す機能層を有する内張りと、中底と、外底とを有し 、機能層を有する内張りが、内方へ折曲げられかつ外底に対して平行に配置され た下方の端部範囲を有し、折曲げられた端部範囲が中底と共通な一平面に位置し 、かつ内縁部を有し、中底の外縁部が、折曲げられた端部範囲の内縁部に対し少 なくともほぼ平行に延びており、中底が折曲げられた端部範囲と結合されている 形式のものにおいて、外底が少なくとも、内張りの機能層の折曲げられた端部範 囲に面状に接着されており、上皮の下端が外底に対してほぼ垂直に配置され、少 なくとも土踏まず範囲において、外底に対して平行に配置された保持体と結合さ れかつ/又は少なくとも爪先き範囲において、モノフィラメントから成るグリッ ドが上皮の下端部と結合されており、内張りが上皮の内にルーズに配置されてい ることによって解決された。 下方の端部範囲はすでに述べたように中底と同一平面上にあるようにしたい。 したがって内張りの下方の端部範囲と中底は、内張りの端部範囲も中底も外底の 上に位置するように配置したい。もちろんこれは、中底と内張りの下方の端部範 囲とがオーバラップすることを排除するものではない。内張りの端部範囲の内縁 と中底の外縁との間には間隔が与えられていることもできる。この場合、中底は 内張りの折曲げられた端部範囲に縫合(ストロベル縫合)されていると有利であ る。この両方の部分の縫合(ストロベル縫合)に際しては前記間隔は縫目を形成 する糸で容易に橋絡することができる。 本発明にとって重要なことは、外底を接着するために使用された接着剤を介し て、水密なブリッジが機能層と外底との間に形成されることである。これは、接 着剤層がきわめて薄く構成され、外底と機能層との間に緊密な結合が達成される ことで達成することができる。しかしながらより厚い接着層を使用することもで きる。もちろんこの場合には凝固後に水密である接着剤が使用されると有利であ る。このためにはポリウレタン接着剤が特に適している。 さらに好ましいことは、少なくとも爪先き範囲にお いて、モノフィラメントから成るグリッドが上皮の下方の端部と結合され、有利 には縫合され、ひいては上皮の爪先き範囲の形状を維持することである。 本発明の靴構造においては、内張りと上皮との間の直接的な結合、例えば上皮 に対する内張りの接着は完全に止めることができる。換言すれば、内張りは上皮 内にルーズに配置されるかもしくは上皮の上縁、つまり底とは反対側にあって足 を入れる開口を成す縁だけにおいて前記上縁と結合される。 製造の間に形を維持するためには、上皮が爪先き範囲で下方へ延長され、内側 へ折曲げられ、上皮の折曲げられた部分が外底に対して平行に配置されているこ とも有利である。この場合には爪先きにおいて楔形部が切出され、いまや発生し た縁を互いに縫合されることが好ましい。この形状維持形式は未公開のドイツ特 許出願第19513412.5号である射出成形された底を有する靴に関する特 許出願明細書にも記載されている。 請求の範囲 1. 水密な靴構造であって、靴の少なくとも1部を成し、上皮(1)と、水は通 さないが水蒸気は通す機能層を有する内張り(2)と、中底(3)と、外底とを 有し、機能層を有する内張り(2)が内側に折曲げられた、外底に対して平行に 配置された下方の端部範囲を有し、折曲げられた端部範囲が中底(3)と共通な 一平面に位置しかつ内縁を有し、中底の外縁が、折曲げられた端部範囲の内縁に 対して少なくともほぼ平行に延び、中底が折曲げられた端部範囲と結合されてい る形式のものにおいて、外底が少なくとも、内張り(2)の機能層の折曲げられ た端部範囲と面状に接着され、上皮(1)の下端が外底に対しほぼ垂直に配置さ れ、少なくとも土踏まず範囲で、外底に対し平行に配置された保持体(6,11 /12)と結合されかつ/又は少なくとも爪先き範囲においてモノフィラメント から成るグリッドが上皮(1)の下端部と結合されかつ内張り(2)が上皮(1 )の内側にルーズに配置されていることを特徴とする、水密な靴構造。 2. 中底が内張りの折曲げられた端部範囲と縫合(ストロベル)されている、請 求項1記載の水密な靴構造。 3. 少なくとも爪先き範囲においてモノフィラメント から成るグリッド(8)が上皮(1)の下端と結合され、有利には縫合され、上 皮(1)の爪先き範囲の形状が維持されている、請求項1又は2記載の水密な靴 構造。 4. 少なくとも土踏まず範囲においてモノフィラメントから成るグリッド(6) が上皮(1)の下端と結合され、有利には縫合され、ひいては上皮(1)の形が 維持されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 5. 上皮(1)が爪先き範囲において下方へ延長されかつ内側へ折曲げられ、上 皮(1)の折曲げられた部分(9)が外底に対して平行に配置されている、請求 項1から4までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 6. 上皮(1)が踵範囲で下方へ延長されかつ内側へ折曲げられ、上皮(1)の 折曲げられた部分(1′)が外底に対して平行に配置されている、請求項1から 5までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 7. 上皮(1)が内側へ折曲げられた範囲で、中底(13)の外輪郭が機能層( 1)に接触しかつ上皮(1)が機能層(1)と共に中底(13)の外輪郭を起点 として折曲げられている、請求項6記載の水密な靴構造。 8. 上皮(1)の下方の端範囲が折曲げられかつ上皮(1)と結合されることで 鍔縁部(12)として成 形され、該鍔縁部(12)に紐体(11)が挿入され、この紐体(11)を介し て上皮(1)の下方の端部が保持されている、請求項1又は2記載の水密な靴構 造。 9. 鍔縁部(12)が靴の爪先き範囲に配置され、ほぼ靴の土踏まず範囲まで達 し、土踏まず範囲において鍔縁部(12)から出る紐体(11)の端部が内側に 向って、外底に対して平行に配置されかつ互いに結合されている、請求項8記載 の水密な靴構造。 10.紐体(11)がモノフィラメントである、請求項8又は9記載の水密な靴構 造。 11.外底が機能層に、水密な接着剤を介して接着されている、請求項1から10 までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 12.内張りがラミネートであって、このラミネートにおいて機能層に内張り層が 結合されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 13.機能層が内張り層とは反対側で繊維補強層と結合されており、外底と機能層 の端部範囲との接着が繊維補強層が接着に必要な接着層内に完全に埋込まれるよ うに行われている、請求項12記載の水密な靴構造。 14.繊維補強層がモノフィラメントから成っている、請求項13記載の水密な靴 構造。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,US 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 水密な靴構造であって、少なくとも靴の1部を有し、上皮(1)と、水密で はあるが水蒸気は透過させる機能層を有する内張り(2)と、中底(3)と、接 着された外底とから成る形式のものにおいて、機能層を有する内張り(2)が内 側へ折曲げられた、外底に対して平行に配置された下方の端部範囲を有し、折曲 げられた端部範囲が中底(3)と共通な一平面に位置しかつ内縁部を有し、中底 (3)の外縁が、折曲げられた端部範囲の内縁部に対し少なくともほぼ平行に延 びており、中底(3)が折曲げられた端部範囲と結合されており、外底が少なく とも、内張り(2)の機能層の折曲げられた端部範囲と面状に接着されているこ とを特徴とする、水密な靴構造。 2. 中底が内張りの折曲げられた端部範囲と縫合(ストロベル)されている、請 求項1記載の水密な靴構造。 3. 上皮(1)の下端部が外底に対してほぼ垂直に配置されておりかつ少なくと も土踏まず範囲で、中底に対して平行に配置された保持体(6,11/12)に 結合されている、請求項1又は2記載の水密な靴構造。 4. 少なくとも爪先き範囲においてモノフィラメント から成るグリッド(8)が上皮(1)の下端と結合され、有利には縫合され、上 皮(1)の爪先き範囲の形状が維持されている、請求項1から3までのいずれか 1項記載の水密な靴構造。 5. 少なくとも土踏まず範囲においてモノフィラメントから成るグリッド(6) が上皮(1)の下端と結合され、有利には縫合され、ひいては上皮(1)の形が 維持されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 6. 上皮(1)が爪先き範囲において下方へ延長されかつ内側へ折曲げられ、上 皮(1)の折曲げられた部分(9)が外底に対して平行に配置されている、請求 項1から4までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 7. 上皮(1)が踵範囲で下方へ延長されかつ内側へ折曲げられ、上皮(1)の 折曲げられた部分(1′)が外底に対して平行に配置されている、請求項1から 6までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 8. 上皮(1)が内側へ折曲げられた範囲で、中底(13)の外輪郭が機能層( 1)に接触しかつ上皮(1)が機能層(1)と共に中底(13)の外輪郭を起点 として折曲げられている、請求項7記載の水密な靴構造。 9. 上皮(1)の下方の端範囲が折曲げられかつ上皮(1)と結合されることで 鍔縁部(12)として成 形され、該鍔縁部(12)に紐体(11)が挿入され、この紐体(11)を介し て上皮(1)の下方の端部が保持されている、請求項1、2又は3記載の水密な 靴構造。 10.鍔縁部(12)が靴の爪先き範囲に配置され、ほぼ靴の土踏まず範囲まで達 し、土踏まず範囲において鍔縁部(12)から出る紐体(11)の端部が内側に 向って、外底に対して平行に配置されかつ互いに結合されている、請求項9記載 の水密な靴構造。 11.紐体(11)がモノフィラメントである、請求項9又は10記載の水密な靴 構造。 12.外底が機能層に、水密な接着剤を介して接着されている、請求項1から11 までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 13.内張りがラミネートであって、このラミネートにおいて機能層に内張り層が 結合されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の水密な靴構造。 14.機能層が内張り層とは反対側で繊維補強層と結合されており、外底と機能層 の端部範囲との接着が繊維補強層が接着に必要な接着層内に完全に埋込まれるよ うに行われている、請求項13記載の水密な靴構造。 15.繊維補強層がモノフィラメントから成っている、請求項14記載の水密な靴 構造。
JP9524852A 1996-01-10 1997-01-08 水密な靴構造 Pending JP2000502924A (ja)

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