JP2000502076A - Ssz−26、ssz−33、cit−1型ゼオライトまたはこれらの混合物を用いた、オレフィンからのアミンの製造法 - Google Patents

Ssz−26、ssz−33、cit−1型ゼオライトまたはこれらの混合物を用いた、オレフィンからのアミンの製造法

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Abstract

(57)【要約】 一般式I で示され、式中R1、R2、R3、R4、R5およびR6が、それぞれ水素、C1−C20アルキル、C2−C20アルケニル、C2−C20アルキニル、C3−C20シクロアルキル、C4−C20アルキルシクロアルキル、C4−C20シクロアルキルアルキル、アリール、C7−C20アルキルアリール、C7−C20アリールアルキルを意味し、R1とR2とが、一緒に飽和または不飽和C3−C9アルキレンジチェーンを形成し、およびR3またはR5が、それぞれC21−C200アルキルまたはC21−C200アルケニルを意味するか、または一緒にC2−C12アルキレンジチェーンを形成するアミンを製造するために、一般式II で表され、式中R3、R4、R5およびR6がそれぞれ上述の意味を有するオレフィンを、一般式III で表され、式中R1およびR2がそれぞれ上述の意味を有するアンモニアまたは、第1級ないし第2級アミンと、200−350℃、100−300バールで、不均質触媒の存在下に反応させ、SSZ−26型、SSZ−33型、CIT−1型、またはこれらの混合物としてのゼオライトを含む不均質触媒を用いることを特徴とする、一般式Iのアミンの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】 SSZ−26、SSZ−33、CIT−1型ゼオライト またはこれらの混合物を用いた、オレフィンからのアミンの製造法 本発明は、アンモニアまたは第1級または第2級アミンと、オレフィンとを、 高温にて、SSZ−26、SSZ−33、CIT−1型ゼオライト、またはこれ らの混合物の存在下に反応させることによるアミンの製造法に関する。 オレフィンのアミン化方方法に関しては、アルケンの官能化、モノオレフィン の接触的アミン化(Functionalisation of Alkenes: Catalytic Amination ofMo noolefins)、J.J.ブルネット等著、J.Mol.Catal.、49(1989) 、235−259を参照されたい。 基本的に、触媒は2機構を有する。オレフィンには金属錯体が配位する。この 様な活性化種は求核的アミン類の攻撃を受け、更に高度にアミン化された生成物 となり得る。アミンは酸中心または金属中心に(金属アミドを経て)化学吸着さ れ、上記のような活性化状態のオレフィンと反応する。 ゼオライトは、非常に有用な触媒である。これは多数の触媒的活性中心と、大 きな表面積を有する。ゼオライトには多種類のものがあり、後処理の方法も様々 である(例えば熱処理、脱アルミニウム化、酸処理、金属イオン交換等)。この 例は、米国特許第4375002号、同第4536602号各明細書、ヨーロパ 特許出願公開第305564号、同第101921号、同第4206992号各 公報に記載されている。 ヨーロッパ特許出願公開第133938号、同第431451号、および同第 132736号各公報にはボロシリケート、ガリウムシリケート、アルミノシリ ケートおよび鉄シリケートゼオライトを、オレフィンからアミンを製造するため に使用する方法が開示され、この様なゼオライトはアルカリ金属、アルカリ土類 金属または遷移金属でドープ可能であることが言及されている。 カナダ特許第092964号公報には、特定組成を有し、孔径が5Åを超過す る結晶質アルミノシリケートとして定義されるβ−ゼオライトを用いた、オレフ ィンからのアミンの製造法が開示されている。金属変性またはハロゲン変性βゼ オライトを用いるのが好ましい。 これらの触媒によりオレフィンからアミンを合成する全ての方法では、アミン 収率、時空収量共に低く、触媒が急速に失活してしまう。 本発明、上記問題点を解決することをその目的とする。 本発明者等は、一般式I で示され、式中 R1、R2、R3、R4、R5およびR6が、それぞれ水素、C1−C20アルキル、 C2−C20アルケニル、C2−C20アルキニル、C3−C20シクロアルキル、C4− C20アルキルシクロアルキル、C4−C20シクロアルキルアルキル、アリール、 C7−C20アルキルアリール、C7−C20アリールアルキルを意味し、 R1とR2とが、一緒に飽和または不飽和C3−C9アルキレンジチェーンを形成 し、および R3またはR5が、それぞれC21−C200アルキルまたはC21−C200アルケニル を意味するか、または一緒にC2−C12アルキレンジチェーンを形成するアミン を製造するために、一般式II で表され、式中 R3、R4、R5およびR6がそれぞれ上述の意味を有するオレフィンを、一般式 III で表され、式中 R1およびR2がそれぞれ上述の意味を有するアンモニアまたは、第1級ないし 第2級アミンと、200−350℃、100−300バールで、不均質触媒の存 在下に反応させ、SSZ−26型、SSZ−33型、CIT−1型ゼオライト、 またはこれらの混合物を含む不均質触媒を用いることを特徴とする、一般式Iで 示されるアミンの新規の改良された製造方法により、上記目的が達成されること を見出した。 新規方法は、以下のように実施される。 オレフィンIIと、アンモニアまたは第1級ないし第2級アミンIIIとは、20 0−350℃好ましくは220−330℃、特に好ましくは230−320℃の 温度で、100−300バール、好ましくは120−300バール、特に好まし くは140−290バールの圧力で、触媒としてのSSZ−26型、SSZ03 3型、CIT−1型ゼオライトまたはこれらの混合物の存在下に、例えば圧力反 応器中で反応に付され、好ましくは得られたアミンを分離し、未反応の給送材料 を再循環させる。 この方法により非常に優れた収率、選択性、および高い時空収量が達成される 。更に、触媒の失活が抑制される。 少量過剰のアンモニアまたはアミンを用いたとしても、本発明の方法は所望の 反応生成物に対する高い選択性を示し、使用するオレフィンの二量体化および/ またはオリゴマー化が避けられる。 この方法の実施形態として、アンモニアおよび/またはアミンIIIをオレフィ ンIIと共に、モル比1:1〜5:1の混合物として、固定床反応器に給送し、1 00−300バールの圧力下、200−350℃の温度として、気相または超臨 界状態で反応させる。 所望の生成物は反応流出液から公知方法、例えば蒸留または抽出により得ら れ、必要に応じて他の分離操作により所望の純度となされる。一般的には未反応 の給送材料を反応器に再循環させるのが好ましい。 モノ不飽和またはポリ不飽和オレフィンII、特に炭素原子数2−10のモノ不 飽和またはポリ不飽和オレフィンIIまたはその混合物、およびポリオレフィンが 出発材料として用いられる。重合傾向が乏しいことにより、モノオレフィンはジ オレフィンやポリオレフィンよりも好ましく用いられるが、ジオレフィンおよび ポリオレフィンは、アンモニアまたはアミンを大過剰に用い、選択的に反応させ ることが可能である。平衡位置、つまり所望のアミンへの転化率は、用いる反応 圧力に非常に大きく依存する。高圧では付加物が生成されるが、通常は300バ ールまでの圧力範囲が、技術的および工業的理由により最大とされる。反応の選 択性はアンモニア/アミン過剰、および触媒等の選択肢のみならず、かなりの程 度において温度の影響を受ける。付加反応の反応速度は温度上昇に伴いかなり上 昇するが、これと同時にオレフィンの競争的分解および再結合反応が促進される 。また、熱力学的見地からは温度上昇が有利とは言い難い。転化率および選択性 に関する最適温度は、オレフィン、使用するアミン、使用触媒の各構造に依存し 、通常は200−350℃の範囲とされる。 オレフィン類のアミン化に用いられる好適な触媒の例には、SSZ−26型、 SSZ−33型、CIT−1型ゼオライト、またはこれらの混合物が挙げられる 。SSZ−26の製造法は米国特許第4910006号明細書に、SSZ−33 の製造法は米国特許第4963337号、同第5120425号各明細書、およ び国際特許公開第94/00233号公報に、CIT−1の製造法は国際特許出 願公開第95/07859号公報にそれぞれ記載されている。Stud.Sur f.Sci.Catal.84、461−468(1994)により、アルミノ シリケートSSZ−26、および2種類のボロシリケートSSZ−33およびC IT−1は密接に関連する構造を有し、2種類の異なる多形転位現象の積み重ね 順序においてのみ異なることが知られてる。 本発明のゼオライトSSZ−26、SSZ−33、CIT−1はバインダーを 98:2〜40:60の比率で用い、押出物またはタブレット状に成形される。 適する結合剤には、種々のアルミナ、好ましくはベーム石、SiO2/Al2 3割合が25:75〜95:5の非晶質アルミノシリケート、シリカ、好まし くは微粒子状SiO2、微粒子状SiO2と微粒子状Al23との混合物、微粒子 状TiO2、および粘土が挙げられる。成形後、押出物またはタブレットを11 0℃で16時間乾燥し、200−500℃で2−16時間焼成するのが有利であ り、この場合、焼成をアミン化反応器中で直接行うこともできる。 本発明のゼオライト触媒SSZ−26、SSZ−33およびCIT−1を種々 の方法で変性し、選択性、オンストリーム時間、可能な再生回数を増加させるこ とができる。 触媒変性の一方法として、成形後または非成形状のゼオライトをアルカリ金属 、例えばNaおよびK、アルカリ土類金属、例えばCaおよびMg、土類金属、 例えばTl)遷移金属、例えばTi、Zr、Mn、Fe、Mo、Cu、Zn、C r、貴金属および/または希土類金属、例えばLa、CeまたはYでイオン交換 に付すか、またはドープする。 好ましい実施の形態において、成形後の本発明のゼオライトSSZ−26、S SZ−33およびCIT−1をフローチューブ中に配置し、溶解状の上記金属の ハロゲン化物、酢酸塩、蓚酸塩、クエン酸塩、または硝酸塩等を20−100℃ で通過させる。この様なイオン交換は例えば水素、アンモニウムまたはアルカリ 金属形態の本発明のゼオライトSSZ−26、SSZ−33、CIT−1につい て行われる。 本発明のゼオライトSSZ−26、SSZ−33、CIT−1に金属を施す他 の方法においては、これらの金属に水溶液またはアルコール溶液中、上記金属の ハロゲン化物、酢酸塩、蓚酸塩、クエン酸塩、または硝酸塩等を含浸させる。 イオン交換と含浸のいずれを行った後にも、乾燥を行うことができ、必要に応 じて更に焼成してもよい。金属ドープされたSSZ−26、SSZ−33、CI T−1各型のゼオライトの場合、水素および/または蒸気を用いて後処理をする のも有利である。 変性方法の他の可能な形態において、成形後または非成形状態の本発明のゼオ ライトSSZ−26、SSZ−33、CIT−1を、塩酸(HCl)、弗化水素 (HF)、硫酸(H2SO4)、蓚酸(HO2C−CO2H)、燐酸(H3 PO4)またはこれらの混合物等の酸で処理してもよい。 特に好ましい実施の形態において、本発明のゼオライトSSZ−26、SSZ −33、CIT−1を、成形前に、0.001N−2N、好ましくは0.05− 0.5Nの上述の酸のいずれかと、1−100時間還流させる。濾過と洗浄によ り回収した後、通常は100−160℃で乾燥させ、200−600℃で焼成す る。他の好ましい実施の形態において、本発明のゼオライトSSZ−26、SS Z−33、CIT−1をバインダーを用いて成形した後に酸処理に付すことがで きる。本発明のゼオライトを、通常3−25%濃度、好ましくは12−20%濃 度の酸で、60−80℃で1−3時間処理し、次いで洗浄し、100−160℃ で乾燥し、200−600℃で焼成する。この場合も、アミン化反応器中で直接 焼成を行うことも可能である。 他の可能な変性方法は、アンモニウム塩、例えばNH4Cl、またはモノ−、 ジ−またはポリアミドを用いたイオン交換である。このバインダー成形ゼオライ トを、ゼオライトと塩化アンモニウムを重量比1:15で有する溶液として10 −25%濃度、好ましくは20%濃度のNH4Cl溶液により60−800℃で 2時間連続的にイオン交換に付し、100−120℃で乾燥する。 本発明のゼオライトに関して行われる他の変性では、アルミニウムゼオライト SSZ−26の場合は、一部のアルミニウム原子をシリコンで置換するか、或い は水熱処理により除去する等の脱アルミニウム化が行われる。水熱脱アルミニウ ム化の後、酸または錯生成剤で抽出し、生成した非格子アルミニウムを除去する と好ましい。アルミニウムのシリコンによる置換は、例えば(NH4)SiF6ま たはSiCl4により行われる。Yゼオライトの脱アルミニウム化の例は、コル マ(Corma)等著、Stud.Surf.Sci.Catal.37(19 87)、495−503に示されている。これに対応して、ボロンゼオライトS SZ−33およびCIT−1の場合、一部のボロンを除去するか、或いはシリコ ンで置換する。 この触媒は、直径1−4mm等の押出物形状、または直径3−5mm等のタブ レット形状のオレフィンのアミン化に使用される。 0.1−0.8mmの寸法を有する流動化可能材料が、粉砕および篩い分け等 により押出物状に成形された本発明の触媒から製造可能である。 化合物I、IIおよびIIIにおける置換基R1、R2、R3、R4、R5およびR6は 以下の意味を有する。1、R2、R3、R4、R5、R6 水素、 C1−C20アルキル、好ましくはC1−C12アルキル、特に好ましくはC1−C8 アルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、 イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル 、n−ヘキシル、イソヘキシル、n−ヘプチル、イソヘプチル、n−オクチル、 またはイソオクチル、 C2−C20アルケニル、好ましくはC2−C12アルケニル、特に好ましくはC2 −C8アルケニル、例えばビニルまたはアリル、 C2−C20アルキニル、好ましくはC2−C8アルキニル、特にC2Hおよびプロ パルギル、 C3−C20シクロアルキル、好ましくはC3−C12シクロアルキル、特に好まし くはC5−C8シクロアルキル、例えばシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ ヘプチルおよびシクロオクチル、 C4−C20アルキルシクロアルキル、好ましくはC4−C12アルキルシクロアル キル、特に好ましくはC5−C10アルキルシクロアルキル、 C4−C20シクロアルキルアルキル、好ましくはC4−C12シクロアルキルアル キル、特に好ましくはC5−C10シクロアルキルアルキル、 アリール、例えばフェニル、1−ナフチルおよび2−ナフチル、好ましくはフ ェニル、 C7−C20アルキルアリール、好ましくはC7−C16アルキルアリール、好まし くはC7−C12アルキルフェニル、例えば2−メチルフェニル、3−メチルフェ ニル、4−メチルフェニル、2−エチルフェニル、3−エチルフェニルおよび4 −エチルフェニル、 C7−C20アリールアルキル、好ましくはC7−C16アリールアルキル、好まし くはC7−C12フェニルアルキル、例えばフェニルメチル、1−フェニルエチ ル、2−フェニルエチル、1およびR2 共同で飽和または不飽和C3−C9アルキレンジチェーン、好ましくは−(CH24−、−(CH25−、−(CH27−および−CH=CH−CH=CH−、3またはR5 21−C200アルキル、好ましくはC40−C200アルキル、例えばポリブチル、 ポリイソブチル、ポリプロピル、ポリイソプロピルおよびポリエチル、特に好ま しくはポリブチルおよびポリイソブチル、 C21−C200アルケニル、好ましくはC40−C200アルケニル、特に好ましくは C70−C170アルケニル、3およびR5 共同でC2−C12ジチェーン、好ましくはC3−C8アルキレンジチェーン、特 に好ましくは−(CH23−、−(CH24−、−(CH25−、−(CH26 −、−(CH27−、特に−(CH23−および−(CH24−。実施例 触媒合成 [触媒A] 30gのSSZ−26を、20gのベーム石および1gの蟻酸と共に、混練器 中で圧縮し、65ミリリットルの水を添加して45分間混練した。2mmの押出 物を押出機中で、成形圧力を40バールとして製造し、120℃で16時間乾燥 し、次いで500℃で16時間焼成した。 [触媒B] 30gのSSZ−33を、20gのベーム石および1gの蟻酸と共に、混練器 中で圧縮し、49ミリリットルの水を添加して45分間混練した。2mmの押出 物を押出機中で、成形圧力を40バールとして製造し、120℃で16時間乾燥 し、次いで500℃で16時間焼成した。 [触媒C] 30gのCIT−1を、20gのベーム石および1gの蟻酸と共に、混練器中 で圧縮し、67ミリリットルの水を添加して45分間混練した。2mmの押出物 を押出機中で、成形圧力を40バールとして製造し、120℃で16時間乾燥し 、次いで500℃で16時間焼成した。アミノ化例 乱流反応器(内径6mm)中、260−300℃圧力280バールの恒温条件 下、イソブテンとアンモニアのモル比1:1.5の混合物を用いて実験を行った 。反応生成物をガスクロマトグラフィーで分析した。 結果を表1にまとめて示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一般式I で示され、式中 R1、R2、R3、R4、R5およびR6が、それぞれ水素、C1−C20アルキル、 C2−C20アルケニル、C2−C20アルキニル、C3−C20シクロアルキル、C4− C20アルキルシクロアルキル、C4−C20シクロアルキルアルキル、アリール、 C7−C20アルキルアリール、C7−C20アリールアルキルを意味し、 R1とR2とが、一緒に飽和または不飽和C3−C9アルキレンジチェーンを形成 し、および R3またはR5が、それぞれC21−C200アルキルまたはC21−C200アルケニル を意味するか、または一緒にC2−C12アルキレンジチェーンを形成する、アミ ンを製造するために、一般式II で表され、式中 R3、R4、R5およびR6がそれぞれ上述の意味を有するオレフィンを、一般式 III で表され、式中 R1およびR2がそれぞれ上述の意味を有するアンモニアまたは、第1級ないし 第2級アミンと、200−350℃、100−300バールで、不均質触媒の存 在下に反応させ、SSZ−26型、SSZ−33型、CIT−1型、またはこれ らの混合物としてのゼオライトを含む不均質触媒を用いることを特徴とする、一 般式Iのアミンの製造法。 2.生成物アミンIを分離し、未反応給送材料IIおよびIIIを再循環させること を特徴とする、請求項1に記載のアミンIの製造法。 3.オレフィンIIがイソブテン、ジイソブテン、シクロペンテン、シクロヘキセ ンまたはポリイソブテンであることを特徴とする、請求項1または2に記載のア ミンの製造法。 4.使用される不均質触媒がH型のSSZ−26型、SSZ−33型またはCI T−1型ゼオライト、或いはこれらの混合物を含むことを特徴とする、請求項1 〜3のいずれかに記載のアミンの製造法。 5.使用される不均質触媒が、酸、特に塩酸、弗化水素酸、硫酸、蓚酸、燐酸ま たはこれらの混合物で処理されたSSZ−26型、SSZ−33型、CIT−1 型のいずれかのゼオライト、或いはこれらの混合物を含むことを特徴とする、請 求項1〜4のいずれかに記載のアミンの製造法。 6.使用される不均質触媒が、1種類以上の遷移金属でドープされたSSZ− 26型、SSZ−33型、CIT−1型のいずれかのゼオライト、或いはこれら の混合物を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のアミンの製 造法。 7.使用される不均質触媒が、1種類以上の希土類元素でドープされたSSZ− 26型、SSZ−33型、CIT−1型のいずれかのゼオライト、或いはこれら の混合物を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のアミンの製 造法。 8.使用される不均質触媒がアンモニア型のSSZ−26型、SSZ−33型ま たはCIT−1型ゼオライト、或いはこれらの混合物を含むことを特徴とする、 請求項1〜7のいずれかに記載のアミンの製造法。 9.使用される不均質触媒が、アルカリ金属、アルカリ土類金属および土類金属 から成る群から選択される1種類以上の元素でドープされたSSZ−26型、S SZ−33型、CIT−1型のいずれかのゼオライト、或いはこれらの混合物を 含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のアミンの製造法。 10.使用される不均質触媒が、バインダーを用いて成形され、200−600 ℃で焼成されたSSZ−26型、SSZ−33型、CIT−1型のいずれかのゼ オライト、或いはこれらの混合物を含むことを特徴とする、請求項1〜9のいず れかに記載のアミンの製造法。 11.使用される不均質触媒が、脱アルミニウム化または脱ボロン化されたSS Z−26型、SSZ−33型、CIT−1型のいずれかのゼオライト、或いはこ れらの混合物を含むことを特徴とする、請求項1−10のいずれかに記載のアミ ンの製造法。
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