JP2000501803A - シリンダ錠と平鍵を備えた鎖錠装置 - Google Patents

シリンダ錠と平鍵を備えた鎖錠装置

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Abstract

(57)【要約】 シリンダ錠は鍵通路の幅広側面に対して平行に案内されたロックタンブラを備えている。平鍵(2)の幅広側面(13,14)には、ロックタンブラの連行部材と協働する案内溝(15,16)が配置されている。鍵(2)の溝(15,16)は複数の機能範囲を備えている。この場合、溝の部分範囲(51)が広がった溝幅を備えている。連行体がこの広がった溝範囲(51)に係合するタンブラは、付加的な位置決め要素を備えている。この配置構造は複製した案内溝(15,16)を有する鍵(2)による、本発明の錠の無断開放を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 シリンダ錠と平鍵を備えた鎖錠装置 本発明は、シリンダ錠と平鍵を備え、シリンダ錠がステータ内で回転可能なロ ータを備え、このロータが鍵通路と、ロータの長手軸線に対してほぼ直角にかつ 鍵通路の幅広側面に対して平行に配置された、タンブラを有するガイドとを備え 、このタンブラが連行体を備え、この連行体が鍵通路内に達し、平鍵が各々の幅 広側面に、少なくとも一つの案内溝を備え、鍵が鍵通路に挿入されたときに、タ ンブラの連行体が案内溝に係合する、鎖錠装置に関する。 シリンダ錠と平鍵を備えたこのような鎖錠装置は米国特許第3264852号 明細書またはヨーロッパ特許第0008310号公報によって知られている。そ の際、錠に差し込まれる可逆平鍵の部分の両幅広側面には、案内溝が設けられて いる。この案内溝はカーブ状に延び、連行体のためのガイドと位置決め範囲を形 成している。この連行体は錠のロックタンブラの一部である。ロックタンブラは 錠内のロータのガイドに支承されている。このガイドは錠中心軸線に対してほぼ 直角にかつ鍵通路の幅広側面に対して平行に延びている。ロックタンブラはガイ ド内で自由に移動可能であり、ばねで付勢されていない。錠のロック時にロック タンブラの端部はステータの穴に係合し、それによって錠のロータとステータの 間の分離面または剪断面を貫通する。鍵通路内に達するロックタンブラの連行体 は、鍵の案内溝と同じ寸法を有する。従って、連行体は両方向に強制案内され、 それによって解錠位置において案内溝によってロックタンブラの正確な位置決め が可能である。鍵通路への鍵の差込み時に、連行体は案内溝のカーブ軌道に追従 し、タンブラは、鍵を完全に挿入し解錠位置に達するまで、そのガイド内を摺動 する。可逆平鍵の場合には、鍵の各々の幅広側面に、2個の案内溝が設けられて いる。この場合、通常は、各々の幅広側面の一方の溝だけが錠の連行体と協働す る。鍵を180度だけ回転させて鍵通路に差し込むときには、第2の溝が使用さ れる。この公知の鎖錠装置の場合に使用される鍵は、小型の工作機械によって、 正確な寸法に複製可能であり、幅広側面の案内溝も正確に複製することができる 。このような工作機械は特殊機械としてサービスセンターに多数普及している。 従って、鍵を比較的に簡単に複製することができる。許可されていない人が原本 の鍵を手に入れ、この原本の鍵から複製を製作し、そして原本の鍵の所有者が鍵 の複製の存在を知らないことがあり得る。そして、大きな力を加えたり、他の手 段を用いることなく、この鍵の複製によって鎖錠装置を開放することができる。 多数の錠と鍵を備えた鎖錠装置の場合には、原本の鍵の複製によって、必要な精 度を有していない副鍵を製作することができる。それによって、錠が損傷し、鎖 錠機能が悪化することになり得る。このようにして複製された鍵は所有者には知 られていないのでシステムから排除されない。 本発明の課題は、米国特許第3264852号明細書に記載された、ばね付勢 されていないロックタンブラのシステムを維持して、解錠位置でのタンブラの位 置決めを、鍵の案内溝の形から切り離すことができるようにすることである。更 に、複製された鍵によって錠を開放するのに、溝の直接的な同一複製が不十分で あるようにすることである。鍵の複製ひいては複製された鍵による鎖錠装置の開 放が困難になるようにすべきである。 本発明の課題は、請求項1の特徴部分に記載された特徴によって解決される。 本発明の有利な実施形は従属請求項の特徴によって生じる。 本発明による鎖錠装置の場合には、平鍵が鍵通路に完全に挿入されたときに、 少なくとも1個のタンブラが案内位置によって解錠位置に保持されない。付加的 な位置決め要素が設けられている。この付加的な位置決め要素はこのタンブラを 解錠位置に位置決めし、保持する。この付加的な位置決め要素は、ロックタンブ ラに連結された連行体をもはやいかなる場合でも鍵の案内溝によって強制的に案 内しなくてもよいという利点がある。従って、鍵の溝は広がった範囲を有する。 この範囲において溝の側壁と連行体の間には中間空間がある。鍵を完全に差し込 むと、少なくとも1個の連行体が溝のこの広がった範囲に位置し、従ってロック タンブラはこの範囲において付加的な位置決め要素によって位置決めしなければ ならない。この位置決め要素がないと、タンブラを解錠位置にもたらすことがで きない。すなわち、錠を開放できない。これは、鍵が正確に複製された案内溝を 備え、錠または鍵が付加的な位置決め要素を備えていないときにも当てはまる。 それによって、幅広側面に案内溝を有する複製された鍵の使用が非常に困難にな る。付加的な位置決め要素が鍵先に設けられた永久磁石と、タンブラに設けられ た磁気要素とからなっていると、対応する磁石を鍵に模造形成しなければならな い。しかし、この模造は普通の複製機械では困難である。他の利点は、付加的な 位置決め要素が、タンブラの背面に設けた付加的なコーディング部と、それに関 連する二つの部分からなるロック要素とによって形成可能である。この構造はロ ックタンブラの開放位置を付加的に被覆し、本発明による鍵とシリンダ錠の間の 機能を見抜くことを困難にする。磁石連結装置を備えた少なくとも1個の付加的 な位置決め要素と、タンブラの背面に設けたコーディング部を備えた少なくとも 1個の付加的な位置決め要素を配置する場合、組み合わせが生じ、この組み合わ せの場合、付加的な磁力を加えてもあるいは錠をこじ開けるための他の手段を講 じても、シリンダ錠は複製された鍵によって解錠不可能である。それによって、 本発明による鎖錠装置の安全性が改善される。 次に、添付の図を参照して実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。 図1は技術水準による錠と、鍵の概略縦断面図、 図2は付加的な位置決め要素を備えた本発明による錠装置の横断面図、 図3は本発明に従って形成された溝と、嵌め込まれた永久磁石を備えた鍵の側 面図である。 図1に示した錠装置は、シリンダ錠1と、平鍵2、図示例では平らな可逆鍵と からなっている。錠装置は米国特許第3264852号明細書による技術水準に ほぼ一致している。このシリンダ錠1は簡略して示され、ステータ4内で回転可 能なロータ3と、外周壁としてシリンダ錠1全体を取り囲むスリーブ5を備えて いる。ロータ3内には、長方形の横断面を有する鍵通路6が加工されている。こ の鍵通路6には鍵2の鍵先21が挿入可能である。平らな可逆鍵2の幅広側面1 3,14には、溝の形をした案内軌道15,16ががフライス加工されている。 この案内軌道はシリンダ錠1内での鎖錠要素の位置決めのために役立つ。鍵2が 可逆鍵であるので、見えない幅広側面14では溝15が下側にあり、溝16が上 側にある。従って、両幅広側面13,14の同一に形成された溝15または16 が、鍵2の中心軸線56に関して斜めに対向している。図示例では、ロータ3内 において鍵通路6の各々の幅広側面8,9に、5個のタンブラ10が設けられて いるので、10個の鎖錠要素が生じる。このタンブラ10はロータ3のガイド1 1に支承され、錠1の長手軸線7に対して横方向に摺動可能である。ロータ3の 後端54には、図示していない公知の連結要素が設けられている。この連結要素 は同様に図示していない鎖錠要素、例えばドア錠と協働する。 図2はシリンダ錠1の横断面、しかも鍵通路6の両側に設けられた2個のガイ ド11の範囲の横断面を示している。しかし、この両ガイド11には、図1の標 準タンブラ10は設けられておらず、本発明に従って変形されたタンブラ17, 18が設けられている。ステータ4内でのロータ3の図示位置では、ガイド11 はステータ4の穴42,43と協働するので、図示したタンブラ17,18と場 合によっては他のタンブラ10を軸線57,58の方向に摺動させることができ る。従って、ロータのこの位置では、鍵2を鍵通路6から引き抜くことができる かあるいは鍵をこの鍵通路に挿入することができる。タンブラ17,18または 10に連結された連行体12,12′,12″は鍵2の幅広側面13,14の案 内溝15,16の延長状態に追従する。この場合、タンブラ17,18または1 0の端部は穴42,43の範囲内に延びることができる。鍵が引き抜かれたとき には、タンブラ17,18または19の端部はステータ4の穴42,43に係合 し、ロータ3を回転しないようにロックする。図2に示したタンブラ17,18 の位置の場合、ロータ3はステータ4内で回転可能である。すなわち、タンブラ 17,18はその解錠位置にある。というのは、ロータ3とステータ4の間の剪 断線を越えて端部が突出しないからである。錠1内に設けた他のタンブラ10は 同様に、その解錠位置にある。図2に示していないこの複数のタンブラ10の場 合、連行体12が鍵2の両側で案内溝15,16によって案内され、案内溝範囲 によって位置決めされる。その際、タンブラ10の連行体12は溝15の側壁2 2,23または溝16の側壁24,25に接触する。 鍵先21の幅広側面13,14の溝15,16はいろいろな機能範囲を備えて いる。図2に示した鍵先21の切断範囲において、溝15,16の幅が拡大され 、いわゆる空き範囲51を形成している。溝15,16の広がったこの空き範囲 において、溝15,16の幅は連行体12′または12″の寸法よりも大きい。 溝15,16に係合する連行体12′または12″と、溝15の少なくとも一方 の側壁22または23あるいは溝16の少なくとも一方の側壁24または25と の間には、中間室47または48が形成されている。従って、連行体12′,1 2″はこの広がった溝15,16の空き範囲において、溝によって案内されない で、タンブラ17,18を解錠位置に固定するために付加的な位置決め要素26 ,27が必要である。 付加的な位置決め要素を形成する一例が、タンブラ18に基づいて図2の右側 に示してある。連行体12′のそばにおいてタンブラ18には、磁気要素46が 設けられている。この磁気要素は鍵先21に組み込まれた永久磁石44と協働す る。図示例では、鍵先21上の永久磁石44はタンブラ18内の磁気要素46を 上方へ引っ張る。それによって、連行体12′は溝15の側壁23の方へ引っ張 られる。この位置で、タンブラ18は解錠位置に正確に固定される。鍵先21に 永久磁石44が設けられていないと、タンブラ18は、連行体12″が溝15の 側壁22に接触するまで下方へ落下する。この位置で、タンブラ18は穴43に 係合し、ロータ3は回転しないようにステータ4内でロックされる。永久磁石4 4と磁気要素46は更に、次のように協働する。すなわち、連行体12″が案内 溝15の側壁22,23に接触することなく、永久磁石44が磁気要素46を介 してタンブラ18を予め定めた位置に保持するように協働する。そのために、案 内溝15には予位置決め範囲が設けられている。この予位置決め範囲は、鍵2を 鍵通路6に挿入する際に、タンブラを解錠位置にもたらし、そして溝15の次の 空き範囲51に移行する際に永久磁石がこの解錠位置にタンブラ18を保持およ び固定する。この実施態様の場合にも、鍵先21上に永久磁石44が存在しない ときまたは正しく位置決めされていないときに、タンブラ18はステータ4に対 してロータ3をロックする。 付加的な位置決め要素を形成する第2の例が、図2の左側半部においてタンブ ラ17上に示してある。錠1の本発明による実施形の場合には、タンブラ17と テータ4の間に、付加的なロック要素29が設けられている。このロック要素は 二分割され、ステータ4の穴34に支承された第1の部分30と、ロータ3の穴 35に支承された第2の部分31とからなっている。錠1の図示した開放位置 または鍵2を引抜き可能なステータ4内のロータ3の位置では、両穴34,35 の中心軸線32が一致している。この位置では、両穴34,35は共通の1つの 案内穴を形成している。この案内穴内で、ロック要素30,31がステータ4と ロータ3の間で往復摺動可能である。第1のロック要素部分30はコップ状に形 成され、圧縮ばね60によってタンブラ17の方へ押されている。第2のロック 要素部分31は肩を備えている。この肩は段付き穴35の段差部と協働する。両 ロック要素部分30,31の間には、分離面33が形成されている。この分離面 に沿って、両部分30,31が互いに摺動可能である。錠1の長手軸線7の方に 向いた第2のロック要素部分31の段差付き端部36は、タンブラ17の背面1 9に接触している。その際、鍵通路6と反対のタンブラ17の側の側面を、タン ブラ17の背面19と呼ぶ。この背面19は位置決め面37を備えている。この 位置決め面には、凹部39と頂部38の形をしたコーディング部28が設けられ ている。端部36は凹部39の側面形状に対応して形成され、図示例では尖って いる。タンブラ17がその長手軸線57の方へあるいは鍵通路6の幅広側面8, 9に対して平行に摺動すると、第2のロック要素部分31の端部36はその都度 凹部39に係合するかあるいは頂部38の間に係合する。その際、タンブラ17 の位置決め面37の最も外側の頂部38のそばの凹部は、錠1からの鍵2の引抜 きの後でタンブラ17をロック位置に保持する。このロック位置では、タンブラ 17の一端はステータ4の穴42に係合する。図2に示したタンブラ17は開放 位置が示してある。すなわち、このタンブラは両端部がステータ4の穴42に係 合していない。タンブラ17はこの位置で穴41または凹部39を介して第2の ロック要素31によって保持される。両ロック要素部分30,31の間の分離面 33はロータ3とステータ4の間の剪断線40上にある。他のタンブラ10,1 8がステータ4の穴42,43に係合しないと、ロータ3は回転可能である。タ ンブラ17の図示した解錠位置では、連行体12′は同様に、溝16の幅が広が っている空き範囲51内にある。タンブラ17は溝16の空き範囲51の直前に 設けた予位置決め範囲によって図示し解錠位置にもたらされ、付加的なロック要 素29によってこの位置に保持される。それによって、解錠位置にタンブラ17 を固定するために、永久磁石が不要であり、この固定は付加的な位置決め要素2 6によってタンブラ17の背面19で行われる。付加的な位置決め要素26のこ の構造体は特に、図2の右側に示すような磁気位置決めする位置決め要素27に 追加して配置される。それによって、錠がどのようにコード化されているかある いはどのタンブラが付加的な磁気位置決めによって解錠位置に保持されるかが、 鍵に基づいて見抜くことがきわめて困難である。これは鍵2の溝15,16の広 がった空き範囲51で見抜くことはできない。なぜなら、鍵2を完全に差し込ん だときに、タンブラ17の連行体12′もこの空き範囲に係合し得るからである 。このタンブラは図2の左側に示すように、付加的な位置決め要素26を備える ことができる。 図3は本発明に従って形成された平鍵2の鍵先21を示している。この平鍵が 可逆平鍵であるので、鍵2の見えない幅広側面14の下側に案内溝15があり、 上側に案内溝16がある。従って、両案内溝15,16の詳細は見える幅広側面 13に基づいて説明する。というのは、案内溝は前側と後側の幅広側面13また は14で全く同一に形成されているからである。案内溝15,16は鍵2の尖端 61の始端52からその終端53まで、いろいろな機能範囲を有している。図示 連結は位置決め範囲49、予位置決め範囲50,55および空き範囲51,59 である。位置決め範囲49と予位置決め範囲50の場合、溝15,16の幅はこ の溝15,16に係合する連行体12,12′,12″の寸法に一致している。 空き範囲51,59の場合には、溝15,16の幅は広がっている。すなわち、 溝の幅は連行体12,12′,12″の寸法よりも大きい。溝16の空き範囲5 1の場合には、連行体12′は一点鎖線で示してあり、この空き範囲51では連 行体12′は側壁24にも側壁25にも接触しない。連行体12′少なくとも一 方の側壁24,25の間には中間空間がある。案内溝15,16の始端52から 見て、案内溝16の広がった空き範囲51または溝15の広がった空き範囲59 の手前に、予位置決め範囲50または55が配置されている。この予位置決め範 囲50または55において連行体12,12′,12″が解錠位置にもたらされ 、そして図2に関連して説明した付加的な位置決め要素26または27によって 固定される。図3に示した鍵では、2個の永久磁石44,45が案内溝15,1 6の間に配置されている。この場合、後側の永久磁石44だけが磁気要素46 を備えたタンブラ18を位置決めする。その際、タンブラ18は鍵2の幅広側面 14に対して平行である。永久磁石44,45が被覆されていると有利であり、 それによって鍵先21内での永久磁石の位置は見えない。鍵2の材料は公知のご とく、非磁性である。この場合、硬質真鍮が使用される。本発明による鍵は、こ の種の鍵の今まで用いられてきた溝形状と異なる溝15,16の特有の形状を有 する。磁石44,45が見えるように配置されると、付加的な識別特徴が生じる 。しかし、溝15,16を正確に複製しても、付加的な位置決め要素26,27 を備えた本発明による錠2の開放を可能にする鍵2が得られない。それによって 、この種の鍵の無断複製が非常に困難になる。なぜなら、磁石を付加的に、正し い場所に正しく配置しなければならないからである。これは今日入手可能な工作 機械では不可能であり、非常に多くの追加コストを必要とする。それによって、 鎖錠装置の安全性が高まる。というのは、許可なく複製するためには、多大のコ ストが必要であるからである。同時に、本発明による種類の錠/鍵装置は改良さ れたタンブラ17を備えることができる。このタンブラは背面19に付加的なコ ーディング部28を備えている。これは錠と鍵の付加的な鎖錠を可能にし、複製 を一層困難にする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年12月8日(1997.12.8) 【補正内容】 明細書 シリンダ錠と平鍵を備えた鎖錠装置 本発明は、シリンダ錠と平鍵を備え、シリンダ錠がステータ内で回転可能なロ ータを備え、このロータが鍵通路と、ロータの長手軸線に対して実質的に直角に かつ鍵通路の幅広側面に対して平行に配置された、タンブラを有するガイドとを 備え、このタンブラが連行体を備え、この連行体が鍵通路内に達し、平鍵が各々 の幅広側面に、少なくとも一つの案内溝を備え、鍵が鍵通路に挿入されたときに 、タンブラの連行体が案内溝に係合し、平鍵と少なくとも1個のタンブラが磁気 要素を備えている、鎖錠装置に関する。 シリンダ錠と平鍵を備えたこのような鎖錠装置は米国特許第3264852号 明細書またはヨーロッパ特許第0008310号公報によって知られている。そ の際、錠に差し込まれる可逆平鍵の部分の両幅広側面には、案内溝が設けられて いる。この案内溝はカーブ状に延び、連行体のためのガイドと位置決め範囲を形 成している。この連行体は錠のロックタンブラの一部である。ロックタンブラは 錠内のロータのガイドに支承されている。このガイドは錠中心軸線に対してほぼ 直角にかつ鍵通路の幅広側面に対して平行に延びている。ロックタンブラはガイ ド内で自由に移動可能であり、ばねで付勢されていない。錠のロック時にロック タンブラの端部はステータの穴に係合し、それによって錠のロータとステータの 間の分離面または剪断面を貫通する。 所有者には知られていないのでシステムから排除されない。 本発明の課題は、米国特許第3264852号明細書に記載された、ばね付勢 されていないロックタンブラのシステムを維持して、解錠位置でのタンブラの位 置決めを、鍵の案内溝の形から切り離すことができるようにすることである。更 に、複製された鍵によって錠を開放するのに、溝の直接的な同一複製が不十分で あるようにすることである。鍵の複製ひいては複製された鍵による鎖錠装置の開 放が困難になるようにすべきである。 本発明の課題は、請求項1の特徴部分に記載された特徴によって解決される。 本発明の有利な実施形は従属請求項の特徴によって生じる。 本発明による鎖錠装置の場合には、平鍵が鍵通路に完全に挿入されたときに、 少なくとも1個のタンブラが案内位置によって解錠位置に保持されない。付加的 な位置決め要素が設けられている。この付加的な位置決め要素はこのタンブラを 解錠位置に位置決めし、保持する。この付加的な位置決め要素は、ロックタンブ ラに連結された連行体をもはやいかなる場合でも鍵の案内溝によって強制的に案 内しなくてもよいという利点がある。従って、鍵の溝は広がった範囲を有する。 この範囲において溝の側壁と連行体の間には中間空間がある。鍵を完全に差し込 むと、少なくとも1個の連行体が溝のこの広がった範囲に位置し、従ってロック タンブラはこの範囲において付加的な位置決め要素によって位置決めしなければ ならない。この場合、連行体は鍵溝の側壁によって案内されない。この位置決め 要素がないと、タンブラを解錠位置にもたらすことができない。すなわち、錠を 開放できない。これは、鍵が正確に複製された案内溝を備え、錠または鍵が付加 的な位置決め要素を備えていないときにも当てはまる。それによって、幅広側而 に案内溝を有する複製された鍵の使用が非常に困難になる。付加的な位置決め要 素が鍵先に設けられた永久磁石と、タンブラに設けられた磁気要素とからなって いると、対応する磁石を鍵に模造形成しなければならない。しかし、この模造は 普通の複製機械では困難である。他の利点は、付加的な位置決め要素が、タンブ ラの背面に設けた付加的なコーディング部(符号化部)と、それに関連する二つ の部分からなるロック要素とによって形成可能である。この構造はロックタンブ ラの開放位置を付加的に被覆し、本発明による鍵とシリンダ錠の間の機能を見抜 くことを困難にする。磁石連結装置を備えた少なくとも1個の付加的な位置決め 要素と、タンブラの背面に設けたコーディング部を備えた少なくとも1個の付加 的な位置決め要素を配置する場合、組み合わせが生じ、この組み合わせの場合、 付加的な磁力を加えてもあるいは錠をこじ開けるための他の手段を講じても、シ リンダ錠は複製された鍵によって解錠不可能である。それによって、本発明によ る鎖錠装置の安全性が改善される。 次に、添付の図を参照して実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。 設けられている。この連結要素は同様に図示していない鎖錠要素、例えばドア錠 と協働する。 図2はシリンダ錠1の横断面、しかも鍵通路6の両側に設けられた2個のガイ ド11の範囲の横断面を示している。しかし、この両ガイド11には、図1の標 準タンブラ10は設けられておらず、本発明に従って変形されたタンブラ17, 18が設けられている。ステータ4内でのロータ3の図示位置では、ガイド11 はステータ4の穴42,43と協働するので、図示したタンブラ17,18と場 合によっては他のタンブラ10を軸線57,58の方向に摺動させることができ る。従って、ロータのこの位置では、鍵2を鍵通路6から引き抜くことができる かあるいは鍵をこの鍵通路に挿入することができる。タンブラ17,18または 10に連結された連行体12,12′,12″は鍵2の幅広側面13,14の案 内溝15,16の延長状態に追従する。この場合、タンブラ17,18または1 0の端部は穴42,43の範囲内に延びることができる。鍵が引き抜かれたとき には、タンブラ17,18または19の端部はステータ4の穴42,43に係合 し、ロータ3を回転しないようにロックする。図2に示したタンブラ17,18 の位置の場合、ロータ3はステータ4内で回転可能である。すなわち、タンブラ 17,18はその解錠位置にある。というのは、ロータ3とステータ4の間の剪 断線を越えて端部が突出しないからである。錠1内に設けた他のタンブラ10は 同様に、その解錠位置にある。図2に示していないこの複数のタンブラ10の場 合、連行体12が鍵2の両側で案内溝15,16によって案内され、案内溝範囲 によって位置決めされる。その際、タンブラ10の連行体12は、連行体12′ ,12″と異なり、溝15の側壁22,23または溝16の側壁24,25に接 触しない。 鍵先21の幅広側面13,14の溝15,16はいろいろな機能範囲を備えて いる。図2に示した鍵先21の切断範囲において、溝15,16の幅が拡大され 、いわゆる空き範囲51を形成している。溝15,16の広がったこの空き範囲 において、溝15,16の幅は連行体12′または12″の寸法よりも大きい。 溝15,16に係合する連行体12′または12″と、溝15の両側壁22,2 3あるいは溝16の両側壁24,25との間には、中間室47または48が形成 されている。従って、連行体12′,12″はこの広がった溝15,16の空き 範囲において、溝によって案内されないで、タンブラ17,18を解錠位置に固 定するために付加的な位置決め要素26,27が必要である。 付加的な位置決め要素を形成する第1の例が、タンブラ18に基づいて図2の 右側に示してある。連行体12′のそばにおいてタンブラ18には、磁気要素4 6が設けられている。この磁気要素は鍵先21に組み込まれた永久磁石44と協 働する。図示例では、磁石44,46の中心軸線が同じ平面内に位置するまで、 鍵先21上の永久磁石44はタンブラ18内の磁気要素46を上方へ引っ張る。 永久磁石44と磁気要素46は次のように協働する。すなわち、連行体12″が 案内溝15の側壁22,23に接触することなく、永久磁石44が磁気要素46 を介してタンブラ18を予め定めた位置に保持するように協働する。そのために 、案内溝15には予位置決め範囲が設けられている。この予位置決め範囲は、鍵 2を鍵通路6に挿入する際に、タンブラを解錠位置にもたらし、そして溝15の 次の空き範囲51に移行する際に永久磁石がこの解錠位置にタンブラ18を保持 および固定する。この位置で、タンブラ18は解錠位置に正確に固定される。鍵 先21に永久磁石44が設けられていないと、タンブラ18は、連行体12″が 溝15の側壁22に接触するまで下方へ落下する。この位置で、タンブラ18の 下端は穴43に係合し、ロータ3は回転しないようにステータ4内でロックされ る。この実施態様の場合、鍵先21上に永久磁石44が正しく位置決めされてい ないときにも、タンブラ18はステータ4に対してロータ3をロックする。 付加的な第2の位置決め要素を形成する例が、図2の左側半部においてタンブ ラ17上に示してある。錠1の本発明による実施形の場合には、第1の位置決め 要素27に補足して、タンブラ17とステータ4の間に、ロック要素29を備え た付加的な第2の位置決め要素26が設けられている。このロック要素は二分割 され、ステータ4の穴34に支承された第1の部分30と、ロータ3の穴35に 支承された第2の部分31とからなっている。錠1の図示した開放位置または鍵 2を引抜き可能なステータ4内のロータ3の位置では、両穴34,35の中心軸 線32が一致している。この位置では、両穴34,35は共通の1つの案内穴を 形成している。この案内穴内で、ロック要素30,31がステータ4とロータ3 の間で往復摺動可能である。第1のロック要素部分30はコップ状に形成され、 圧縮ばね60によってタンブラ17の方へ押されている。第2のロック要素部分 31は肩を備えている。この肩は段付き穴35の段差部と協働する。両ロック要 素部分30,31の間には、分離面33が形成されている。この分離面に沿って 、両部分30,31が互いに摺動可能である。錠1の長手軸線7の方に向いた第 2のロック要素部分31の段差付き端部36は、タンブラ17の背面19に接触 している。その際、鍵通路6と反対のタンブラ17の側を、タンブラ17の背面 19と呼ぶ。この背面19は位置決め面37を備えている。この位置決め面には 、凹部39と頂部38の形をしたコーディング部28が設けられている。端部3 6は凹部39の側面形状に対応して形成され、図示例では尖っている。タンブラ 17がその長手軸線57の方へあるいは鍵通路6の幅広側面8,9に対して平行 に摺動すると、第2のロック要素部分31の端部36はその都度凹部39に係合 するかあるいは頂部38の間に係合する。その際、タンブラ17の位置決め面3 7の最も外側の頂部38のそばの凹部は、錠1からの鍵2の引抜きの後でタンブ ラ17をロック位置に保持する。このロック位置では、タンブラ17の一端はス テータ4の穴42に係合する。図2に示したタンブラ17は開放位置が示してあ る。すなわち、このタンブラは両端部がステータ4の穴42に係合していない。 タンブラ17はこの位置で穴41または凹部39を介して第2のロック要素31 によって保持される。両ロック要素部分30,31の間の分離面33はロータ3 とステータ4の間の剪断線40上にある。他のタンブラ10,18がステータ4 の穴42,43に係合しないと、ロータ3は回転可能である。タンブラ17の図 示した解錠位置では、連行体12′は同様に、溝16の幅が広がっている空き範 囲51内にある。タンブラ17は溝16の空き範囲51の直前に設けた予位置決 め範囲によって図示し解錠位置にもたらされ、ロック要素29を備えた付加的な 位置決め要素26によってこの位置に保持される。それによって、解錠位置にタ ンブラ17を固定するために、永久磁石が不要であり、この固定は付加的な第2 の位置決め要素26によってタンブラ17の背面19で行われる。付加的な位置 決め要素26のこの配置は特に、図2の右側に示すような磁気位置決めする位置 決め要素27に追加して行われる。それによって、錠がどのようにコード化され ているかあるいはどのタンブラが付加的な磁気位置決めによって解錠位置に保持 されるかが、鍵に基づいて見抜くことがきわめて困難である。これは鍵2の溝1 5,16の広がった空き範囲51で見抜くことはできない。なぜなら、鍵2を完 全に差し込んだときに、タンブラ17の連行体12′もこの空き範囲に係合し得 るからである。このタンブラは図2の左側に示すように、付加的な位置決め要素 26を備えることができる。 図3は本発明に従って形成された平鍵2の鍵先21を示している。この平鍵が 可逆平鍵であるので、鍵2の見えない幅広側面14の下側に案内溝15があり、 上側に案内溝16がある。従って、両案内溝15,16の詳細は見える幅広側面 13に基づいて説明する。というのは、案内溝は前側と後側の幅広側面13また は14で全く同一に形成されているからである。案内溝15,16は鍵2の尖端 61の始端52からその終端53まで、いろいろな機能範囲を有している。図示 連結は位置決め範囲49、予位置決め範囲50,55および空き範囲51,59 である。位置決め範囲49と予位置決め範囲50の場合、溝15,16の幅はこ の溝15,16に係合する連行体12,12′,12″の寸法に一致している。 空き範囲51,59の場合には、溝15,16の幅は広がっている。すなわち、 溝の幅は連行体12,12′,12″の寸法よりも大きい。溝16の空き範囲5 1の場合には、連行体12′は一点鎖線で示してあり、この空き範囲51では連 行体12′は側壁24にも側壁25にも 請求の範囲 1.シリンダ錠(1)と平鍵(2)を備え、シリンダ錠(1)がステータ(4) 内で回転可能なロータ(3)を備え、このロータが鍵通路(6)と、ロータ( 3)の長手軸線(7)に対して実質的に直角にかつ鍵通路(6)の幅広側面( 8,9)に対して平行に配置された、タンブラ(10)を有するガイド(11 )とを備え、このタンブラ(10)が連行体(12)を備え、この連行体が鍵 通路(6)内に達し、平鍵(2)が各々の幅広側面(13,14)に、少なく とも一つの案内溝(15,16)を備え、鍵(2)が鍵通路(6)に挿入され たときに、タンブラ(10)の連行体(12)が案内溝に係合し、平鍵(2) と少なくとも1個のタンブラ(10)が磁気要素(44,45,46)を備え ている、鎖錠装置において、鍵(2)の一方の幅広側面(13,14)の案内 溝(15,16)が、溝の幅が広がった少なくとも一つの範囲を有し、鍵(2 )が鍵通路(6)に完全に挿入されたときに、少なくとも1個の連行体(12 ′,12″)が広がった溝(15,16)の範囲(51)に配置され、この連 行体(12′,12″)と溝(15,16)の両側壁(22,23,24,2 5)との間に、中間空間(47,48)が設けられ、鍵先(21)に設けられ た各々1個の永久磁石(44,45)と、タンブラ(18)に設けられ永久磁 石(44,45)と協働する各々1個の磁気的な要素(46)が、付加的な位 置決め要素(27)を形成し、この付加的な位置決め要素によって、それに所 属するタンブラ(17,18)が解錠位置に固定され、この解錠位置でタンブ ラ(18)の連行体(12″)が溝(48)の側壁(22,23)に対して接 触しないで位置決めされ、その他の連行体(12)が溝(15,16)の側面 (22,23,24,25)に接触し、溝(15,16)の位置決め範囲(4 9)によって残りの連行体(12)とそれに所属するタンブラ(10)が解錠 位置に固定されていることを特徴とする鎖錠装置。 2.少なくとも1個の第2のタンブラ(14)が付加的な第2の位置決め要素( 26)を備え、付加的な第2の位置決め要素(26)がタンブラ(17)の背 面(19)に設けたコーディング部(28)と、二つの部分かなるロック要素 (29)とからなり、このロック要素(29)がタンブラ(17)の背面(1 9)とステータ(4)の間に配置され、ロータ(3)の長手軸線(7)に対し てほぼ直角に中心軸線(32)に沿って摺動可能であることを特徴とする請求 項1記載のシリンダ錠を備えた鎖錠装置。 3.付加的な第2のロック要素(29)の両部分(30,31)の間に分離面( 33)設けられ、ロック要素(29)の第1の部分(30)がステータ(4) の穴(34)内に摺動可能に支承され、第2の部分(31)がロータ(3)の 穴(35)内に摺動可能に支承され、この両穴(34,35)の中心軸線(3 2)が錠(1)のロック位置で重なり、ロック要素(29)の第2の部分(3 1)の、ロータ(3)の長手軸線(7)に向いた端部(36)が、所属のタン ブラ(17)の背面(19)に接触し、タンブラ(17)の背面(19)のコ ーディング部(28)が、付加的な第2の位置決め要素(26)のロック位置 および開放位置のための複数の付加的なコーディング部(38,39)を有す る位置決め面(37)からなり、位置決め要素(26)の第2の部分(31) の端部(36)がそれに所属する各々のタンブラ(17)の背面(19)に設 けたコーディング部(28)に正しく位置決めされるときに、位置決め要素( 26)の第1と第2の部分(30,31)の間の分離面(33)が、ロータ( 3)とステータ(4)の間の剪断線(40)に重なっていることを特徴とする 請求項2記載のシリンダ錠を備えた鎖錠装置。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月5日(1998.3.5) 【補正内容】 所有者には知られていないのでシステムから排除されない。 フランス国特許出願公開第2572117号公報により、冒頭に述べた種類の 鎖錠装置が知られている。この鎖錠装置は少なくとも1個のタンブラを備え、こ のタンブラの連行体は鍵の溝幅の方向の寸法が、溝の幅よりも狭くなっている。 更に、鍵の案内溝は全長にわたって同じ幅を有する。寸法の小さなタンブラを解 錠位置にもたらすために、鍵に磁石が設けられ、連行体またはタンブラの一部が 磁気的な材料によって形成されている。鍵の磁石の力により、連行体は鍵の案内 溝の一方の側面の方へ引っ張られるかまたは押され、それによってタンブラが解 錠位置に固定される。複製された鍵によるこのような鎖錠装置の操作は困難であ るが、それにもかかわらず、多くの場合可能である。外部から磁力を加えること により、磁気的な連行体を備えたタンブラはいかなる場合でも正しく位置決め可 能であり、錠はロック解除可能である。従って、この鎖錠装置も、高まってきた 鍵の複製防止に対する要求や、このような鎖錠装置の安全性に対する要求を満足 することができない。 本発明の課題は、米国特許第3264852号明細書に記載された、ばね付勢 されていないロックタンブラのシステムを維持して、解錠位置でのタンブラの位 置決めを、鍵の案内溝の形から切り離すことができるようにすることである。更 に、複製された鍵によって錠を開放するのに、溝の直接的な同一複製が不十分で あるようにすることである。鍵の複製ひいては複製された鍵による鎖錠装置の開 放が困難になるようにすべきである。 本発明の課題は、請求項1の特徴部分に記載された特徴によって解決される。 本発明の有利な実施形は従属請求項の特徴によって生じる。 本発明による鎖錠装置の場合には、平鍵が鍵通路に完全に挿入されたときに、 少なくとも1個のタンブラが案内位置によって解錠位置に保持されない。付加的 な位置決め要素が設けられている。この付加的な位置決め要素はこのタンブラを 解錠位置に位置決めし、保持する。この付加的な位置決め要素は、ロックタンブ ラに連結された連行体をもはやいかなる場合でも鍵の案内溝によって強制的に案 内しなくてもよいという利点がある。従って、鍵の溝は広がった範囲を有する。 この範囲において溝の側壁と連行体の間には中間空間がある。鍵を完全に差し込 むと、少なくとも1個の連行体が溝のこの広がった範囲に位置し、従ってロック タンブラはこの範囲において付加的な位置決め要素によって位置決めしなければ ならない。 3.付加的な第2のロック要素(29)の両部分(30,31)の間に分離面( 33)設けられ、ロック要素(29)の第1の部分(30)がステータ(4) の穴(34)内に摺動可能に支承され、第2の部分(31)がロータ(3)の 穴(35)内に摺動可能に支承され、この両穴(34,35)の中心軸線(3 2)が錠(1)のロック位置で重なり、ロック要素(29)の第2の部分(3 1)の、ロータ(3)の長手軸線(7)に向いた端部(36)が、所属のタン ブラ(17)の背面(19)に接触し、タンブラ(17)の背面(19)のコ ーディング部(28)が、付加的な第2の位置決め要素(26)のロック位置 および開放位置のための複数の付加的なコーディング部(38,39)を有す る位置決め面(37)からなり、位置決め要素(26)の第1と第2の部分( 30,31)の間の分離面(33)が、ロータ(3)とステータ(4)の間の 剪断線(40)に重なっていることを特徴とする請求項2記載のシリンダ錠を 備えた鎖錠装置。 4.タンブラ(17)の背面(19)に設けた位置決め面(37)の付加的なコ ーディング部が、凹部(39)または頂部(38)あるいはこの凹部(39) と頂部(38)との組み合わせからなっていることを特徴とする請求項3記載 のシリンダ錠を備えた鎖錠装置。 5.タンブラ(17)の位置決め面(37)に複数の穴(41)が設けられ、こ の穴(41)が付加的なロック要素(29)の第2の部分(31)のためのコ ーディング部を形成していることを特徴とする請求項3記載のシリンダ錠を備 えた鎖錠装置。 6.鍵先(21)の各々の幅広側面(13,14)に少なくとも一つの案内溝( 15,16)を備え、鍵(2)を鍵通路(6)に挿入したときに、錠(1)の タンブラ(10)の連行体(12)が案内溝に係合し、この場合鍵先(21) が少なくとも1個の磁気的な要素(44,45)を備えている、請求項1記載 の鎖錠装置のための平鍵(2)において、鍵(2)の幅広側面(13,14) に設けた溝(15,16)の少なくとも一つが異なる機能範囲を有し、この機 能範囲が位置決め範囲(49)と、予め定めた溝幅を有する予位置決め範囲( 50,55)と、広がった溝幅を有する少なくとも一つの空き範囲(51)で あり、溝(15,16)の始端(52)から終端(53)の方向において、各 々の空き範囲(51)の手前に、予位置決め範囲(50,55)が配置され、 磁気的な要素(44,45)が溝(15,16)の空き範囲(51)のそばに 、従って鍵先(13)の広がった溝幅の範囲に設けられていることを特徴とす る平鍵。 7.磁気的な要素(44,45)が永久磁石(44,45)によって形成され、 残りの全体の鍵(2)の材料が非磁性であることを特徴とする請求項6記載の 平鍵。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シリンダ錠(1)と平鍵(2)を備え、シリンダ錠(1)がステータ(4) 内で回転可能なロータ(3)を備え、このロータが鍵通路(6)と、ロータ( 3)の長手軸線(7)に対してほぼ直角にかつ鍵通路(6)の幅広側面(8, 9)に対して平行に配置された、タンブラ(10)を有するガイド(11)と を備え、このタンブラ(10)が連行体(12)を備え、この連行体が鍵通路 (6)内に達し、平鍵(2)が各々の幅広側面(13,14)に、少なくとも 一つの案内溝(15,16)を備え、鍵(2)が鍵通路(6)に挿入されたと きに、タンブラ(10)の連行体(12)が案内溝に係合する、鎖錠装置にお いて、鍵(2)の一方の幅広側面(13,14)の案内溝(15,16)が、 溝の幅が広がった少なくとも一つの範囲を有し、鍵(2)が鍵通路(6)に完 全に挿入されたときに、少なくとも1個の連行体(12′,12″)が広がっ た溝(15,16)の範囲(51)に配置され、この連行体(12′,12″ )と溝(15,16)の少なくとも一方の側壁(22,23,24,25)と の間に、中間空間(47,48)が設けられ、この連行体(12′,12″) と所属のタンブラ(17,18)が付加的な位置決め要素(26,27)によ って解錠位置に固定され、その他の連行体(12)が溝の側面(22,23, 24,25)に接触し、溝(15,16)の位置決め範囲(49)によって残 りの連行体(12)とそれに所属するタンブラ(10)が解錠位置に固定され ていることを特徴とする鎖錠装置。 2.付加的な位置決め要素(27)が鍵先(21)に設けた永久磁石(44,4 5)と、タンブラ(18)内に配置され永久磁石(44,45)と協働する磁 気的な要素(46)とによって形成されていることを特徴とする請求項1記載 のシリンダ錠を備えた鎖錠装置。 3.付加的な位置決め要素(26)がタンブラ(17)の背面(19)に設けた コーディング部(28)と、二つの部分かなるロック要素(29)とからなり 、このロック要素(29)がタンブラ(17)の背面(19)とステータ(4 )の間に配置され、ロータ(3)の長手軸線(7)に対してほぼ直角に中心軸 線(32)に沿って摺動可能であることを特徴とする請求項1記載のシリンダ 錠を備えた鎖錠装置。 4.ロック要素(29)の両部分(30,31)の間に分離面(33)設けられ、 ロック要素(29)の第1の部分(30)がステータ(4)の穴(34)内に 摺動可能に支承され、第2の部分(31)がロータ(3)の穴(35)内に摺 動可能に支承され、この両穴(34,35)の中心軸線(32)が錠(1)の ロック位置で重なり、ロック要素(29)の第2の部分(31)の、ロータ( 3)の長手軸線(7)に向いた端部(36)が、所属のタンブラ(17)の背 面(19)に接触し、タンブラ(17)の背面(19)のコーディング部(2 8)が、付加的な位置決め要素(26)のロック位置および開放位置のための 複数の付加的なコーディング部(38,39)を有する位置決め面(37)か らなり、位置決め要素(26)の第2の部分(31)の端部(36)がそれに 所属する各々のタンブラ(17)の背面(19)に設けたコーディング部(2 8)に正しく位置決めされるときに、位置決め要素(26)の第1と第2の部 分(30,31)の間の分離面(33)が、ロータ(3)とステータ(4)の 間の剪断線(40)に一致していることを特徴とする請求項3記載のシリンダ 錠を備えた鎖錠装置。 5.タンブラ(17)の背面(19)に設けた位置決め面(37)の付加的なコ ーディング部が、凹部(39)または頂部(38)あるいはこの凹部(39) と頂部(38)との組み合わせからなっていることを特徴とする請求項4記載 のシリンダ錠を備えた鎖錠装置。 6.タンブラ(17)の位置決め面(37)に複数の穴(41)が設けられ、こ の穴(41)が付加的なロック要素(29)の第2の部分(31)のためのコ ーディング部を形成していることを特徴とする請求項4記載のシリンダ錠を備 えた鎖錠装置。 7.鍵(2)の幅広側面(13,14)に設けた溝(15,16)の少なくとも 一つが異なる機能範囲を有し、この機能範囲が位置決め範囲(49)と、予め 定めた溝幅を有する予位置決め範囲(50,55)と、広がった溝幅を有する 少なくとも一つの空き範囲(51)であり、溝(15,16)の始端(52) から終端(53)の方向において、各々の空き範囲(51)の手前に、予位置 決め範囲(50,55)が配置されていることを特徴とする請求項1記載の鎖 錠装置のための平鍵。 8.溝(15,16)の空き範囲(51)、ひいては広がった溝幅の範囲に、永 久磁石(44,45)が設けられ、残りの全体の鍵(2)の材料が非磁性であ ることを特徴とする請求項7記載の平鍵。
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