JP2000358251A - 信号処理装置およびその方法 - Google Patents

信号処理装置およびその方法

Info

Publication number
JP2000358251A
JP2000358251A JP11167484A JP16748499A JP2000358251A JP 2000358251 A JP2000358251 A JP 2000358251A JP 11167484 A JP11167484 A JP 11167484A JP 16748499 A JP16748499 A JP 16748499A JP 2000358251 A JP2000358251 A JP 2000358251A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
output
luminance
digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11167484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000358251A5 (ja
JP3986038B2 (ja
Inventor
Yoshihiro Honma
義浩 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP16748499A priority Critical patent/JP3986038B2/ja
Publication of JP2000358251A publication Critical patent/JP2000358251A/ja
Publication of JP2000358251A5 publication Critical patent/JP2000358251A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3986038B2 publication Critical patent/JP3986038B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示方式が異なっても、システム全体に大幅
な変更を加えることなく、部品点数を増加させずに安価
な構成とすること。 【解決手段】 TV系信号処理回路6において処理され
たデジタルの画像信号を、表示方式に対応して切替え制
御されるセレクタ53,54,26,27を用いて選択
し、該選択された信号を所定数の出力端子28〜30か
ら出力し、DA変換器7〜9でDA変換して表示器1
3,18に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号の処理を
行う信号処理装置およびその方法に関し、特に、TVモ
ニタや液晶モニタへの任意の表示方式に対応して映像信
号を選択して出力することが可能な映像出力装置および
その方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、映像信号の処理を行う第1の
従来例としての信号処理装置を示す。
【0003】101はCCDセンサであり、このCCD
センサ101で受光した映像は電気信号に変換される。
【0004】102はA/D変換器であり、CCDセン
サ101の出力であるアナログの映像信号をデジタルの
映像信号に変換する。
【0005】103は撮影系の信号処理回路であり、C
CD出力信号から色キャリア除去やアパチャー補正やガ
ンマ処理等を施して輝度信号を作り、また、同時に色補
間やマトリクス変換やガンマ処理やゲイン調整等を施し
て色差信号を作り、YUV等の映像信号を出力する。
【0006】105はVRAMであり、例えば、ダイナ
ミックRAM(DRAM)に書込み用と読出し用のポー
トを設けて、水平ライン毎にアドレッシングを行う構成
をしたビデオ用のメモリである。
【0007】104は、VRAM105ヘデータの書込
みや読出しを行うためのメモリインターフェイス(I/
F)回路である。この回路104は、データ書込み回路
(RW)104aと、データ読出し回路(RD)104
bとを備えている。
【0008】データ書込み回路104aによって信号処
理回路103の信号処理後の映像信号をVRAM105
へ書き込み、データ読出し回路104bによってVRA
M105に格納された映像データを読み出し、後段の回
路へ出力する(例えば、図5に示すように、水平ライン
毎に連続したメモリアドレス上にY,U,Y,V…、と
データを格納し、水平ライン毎にH1,H2,…のアド
レスポインタとデータサイズに従ってデータを読み出
す)。
【0009】106は、TV系の信号処理回路である。
この信号処理回路106は、メモリI/F回路104の
Y,U,Vの出力信号を、クロマエンコード処理や帯域
補正やコンポジット化等の信号処理を行って、TV用の
信号として出力する。
【0010】107および108は、D/A変換器(D
AC)であり、デジタル映像信号の出力をアナログ映像
信号の出力に変換する。
【0011】D/A変換107は輝度信号用の変換器で
あり、108は変調クロマ信号用の変換器である。
【0012】111は輝度帯域のローパスフィルタ(L
PF)であり、D/A変換後に含まれている高周波ノイ
ズ成分をカットする。
【0013】112は変調クロマ帯域のバンドパスフィ
ルタ(BPF)であり、クロマ帯域のみの信号を取り出
している。
【0014】115は、LPF111からのアナログ輝
度信号と、BPF112からのアナログクロマ信号とを
ミックスし、コンポジットビデオ信号として出力するM
IX回路である。
【0015】116はビデオアンプであり、TV用の信
号レベルや出力インピーダンスで出力する回路である。
【0016】119は、一般的なビデオ入力を有するT
Vモニタであり、NTSC方式やPAL方式等とそれぞ
れのTV方式に従って映像を表示する。
【0017】117は液晶用のデコーダ/コントローラ
であり、液晶表示で必要な駆動パルスを発生したり、L
PF111からの輝度信号(Y)とBPF112からの
クロマ信号(C)をもとに液晶に表示するためのRGB
信号にデコードする回路ブロックである。
【0018】この場合、デコーダ/コントローラ117
のデコード回路で変調クロマ信号をデコードするため
に、サブキャリアの源発振用水晶(NTSC:fsc=
3.58MHz、PAL:fsc=4.43MHz)が必
要であり、NTSCとPAL方式の回路は別々の構成に
なる。
【0019】118は液晶表示パネルであり、コントロ
ーラ117からの信号を液晶デバイスを用いて可視映像
として表示する。
【0020】そして、図10の回路において、CCD1
01で受光された映像信号は、A/D変換器102でデ
ジタル映像信号に変換され、撮像系の信号処理回路10
3でYUV形式の映像信号に処理される。
【0021】信号処理回路103の出力Yは輝度信号を
示し、色キャリア除去やアパチャー補正やガンマ変換等
の処理をして生成している。
【0022】出力Uは(B−Y)の色差信号で、出力V
は(R−Y)の色差信号を示し、色補間やマトリクス変
換やガンマ変換等の処理を施して生成している。
【0023】信号処理回路103の撮像系信号処理の
Y,U,Vの出力は、例えば、図5のYUVデータ配列
に示すように、画面左上から順に、上位データ(Y0
1,Y2,Y3,Y4,Y5,…)と、下位データ(U0
0,U2,V2,U4,V4,…)と、メモリI/F10
4のブロックヘ送られる。
【0024】VRAM105のデータは、メモリI/F
104のブロックのデータ読出し回路104bにより読
み出され、TV系の信号処理回路106によって、輝度
や変調クロマ信号に処理されていく。
【0025】TV系の信号処理回路106の輝度(Y)
出力は、D/A変換器(YDAC)107でアナログ信
号に変換され、LPF111で帯域制限される。クロマ
(C)出力は、D/A変換器(CDAC)108でアナ
ログ信号に変換され、BPF112でクロマ帯域のみに
制限される。
【0026】LPF111のY信号出力とBPF112
のC信号出力は、MIX回路115でミックスされてコ
ンポジットビデオ信号となり、ビデオアンプ116を通
してTVモニタ119に出力される。
【0027】また、LPF111からのY出力とBPF
112からのC出力をデコーダ/コントローラ117に
入力し、その入力に基づいてデコーダ/コントローラ1
17で液晶表示するためのRGBデータや液晶表示パネ
ル制御用の信号を発生させて、液晶表示パネル118ヘ
出力する。
【0028】図11は、第2の従来例としての信号処理
装置を示す。なお、前述した第1の従来例と同様な部分
については同一符号を付し、その説明は省略する。
【0029】109および110は、D/A変換器(D
AC)であり、デジタル映像信号の出力をアナログ映像
信号の出力に変換する。
【0030】D/A変換器109は、色差U(=B−
Y)信号変換用のDACであり、D/A変換器110
は、色差V(=R−Y)信号変換用のDACである。
【0031】113および114は、通常1.5MHz
〜2MHzぐらいの色差信号帯域のローパスフィルタ
(LPF)であり、色差信号帯域以外のD/A変換後に
含まれている高周波ノイズ成分をカットする。
【0032】TV系の信号処理回路106からの出力C
は、デジタルであり、YとCを加算したコンポジットビ
デオ信号である。
【0033】D/A変換器108は、このコンポジット
信号のD/A変換を行う。
【0034】121は、輝度帯域のLPF111と同特
性のローパスフィルタであり、D/A変換後に含まれて
いる映像信号以外の高周波ノイズ成分をカットする。
【0035】液晶用のデコーダ/コントローラ117
は、第1の従来例とは異なり、LPF111からの輝度
信号(Y)とLPF113からの色差信号(B−Y)と
LPF114からの色差信号(R−Y)をもとに、液晶
に表示するための信号に変換する回路である。
【0036】CCD101からTV系の信号処理回路1
06までの回路は、第1の従来例と同様であり、ここで
は106に色差信号UV出力が加わっている。
【0037】これは、デコーダ/コントローラ117の
デコード回路を変調クロマ信号からでなく、YUVの輝
度−色差信号から行うためである。この輝度−色差信号
から液晶表示用のRGBをデコードすることにより、第
1の従来例と異なり、RGBデコードのためにサブキャ
リアの源発振水晶を必要とせず、部品削減による低コス
ト化を図ることができる。また、デコーダ/コントロー
ラ117が同一の回路構成でNTSCとPAL方式の両
方に対応でき、量産効果による低コスト化が図れる。さ
らに、液晶表示を第1の従来例より高画質にできるとい
う特徴がある。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例の場合に
は、RGBデコードのために、サブキャリアの源発振水
晶を必要とし、部品点数の増加という問題や、NTSC
方式とPAL方式とで回路構成が異なるため、各々別個
の調整方法を用いなければならないという問題がある。
【0039】第2の従来例の場合には、液晶表示パネル
に画像を表示するために、輝度信号Yと色差信号U(B
−Y)、V(R−Y)と、さらに、TVモニタ用にコン
ポジット信号の4つのD/A変換器を必要としている上
に、S端子入力TVモニタに出力表示をする場合にはク
ロマ信号用のDA変換器を増やさなければならないとい
う問題があり、対象とする表示機器が変わる場合には、
システム全体の構成を見直さなければならないという問
題がある。
【0040】また、TVモニタと液晶表示パネルのどち
らか一方のみの画像を表示する場合でも、共通に使用し
ている輝度信号YのDACの電源は入れたままにして置
かなければならず、そのためDAC出力の後段回路も必
要無いのに電源を入れておく必要があり、システムの電
源消費に無駄が生じてしまう。
【0041】さらに、DAC出力の後段回路の電源を切
るために、後段回路の入力に電源が入ってなくても高イ
ンピーダンスになる回路を付加しなければならないた
め、システム回路の規模が増大するという問題がある。
【0042】そこで、本発明の目的は、表示方式が異な
っても、システム全体に大幅な変更を加えることなく、
部品点数を増加させずに安価な構成とすることが可能な
信号処理装置および信号処理方法を提供することにあ
る。
【0043】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像データの
信号処理を行って再生する装置であって、複数種類の色
データを含むデジタル画像データを一時的に保持するデ
ータ記憶手段と、前記保持された前記デジタル画像デー
タを読み出すデータ読出手段と、前記読み出されたデジ
タル画像データの複数種類の色データを各々別個に処理
して複数のデジタル出力信号を生成するデータ処理手段
と、前記生成された複数のデジタル出力信号の中から、
所定のデータ再生方式に対応したデジタル出力信号を選
択するデータ選択手段と、前記選択されたデジタル出力
信号を各々別個に出力する所定数の出力端子を有するデ
ータ出力手段と、前記所定数の出力端子から各々出力さ
れた前記デジタル出力信号をアナログ信号に変換するD
A変換手段と、前記変換されたアナログ信号を表示する
前記データ再生方式に対応した表示手段とを具えること
によって、信号処理装置を構成する。
【0044】ここで、前記データ処理手段と、前記デー
タ選択手段と、前記データ出力手段とを1つの信号処理
ユニットとして構成してもよい。
【0045】前記データ記憶手段は、前記デジタル画像
データを、輝度データと色差データとに分けて一時的に
保持し、前記データ処理手段は、前記輝度データと前記
色差データとを各々別個に処理することによって前記複
数のデジタル出力信号を生成することができる。
【0046】前記データ処理手段は、クロマ信号データ
と、該クロマ信号データを前記輝度データと組み合せた
コンポジット信号とを少なくとも生成し、前記データ選
択手段は、前記生成されたクロマ信号データとコンポジ
ット信号との一方を選択し、前記選択された信号を、前
記出力端子を介して前記DA変換手段に出力することが
できる。
【0047】前記データ処理手段は、クロマ信号データ
を少なくとも生成し、前記データ選択手段は、前記色差
データと前記生成されたクロマ信号データとの一方を選
択し、前記選択された信号を、前記出力端子を介して前
記DA変換手段に出力することができる。
【0048】前記データ処理手段は、前記輝度信号デー
タを、前記出力端子を介して前記DA変換手段に出力す
ることができる。
【0049】前記DA変換手段は、前記輝度データをD
A変換するDA変換器と、クロマ信号データと該クロマ
信号データを前記輝度データと組み合せたコンポジット
信号とを前記データ選択手段に入力して該選択された出
力データをDA変換するDA変換器と、前記色差データ
と前記クロマ信号データを前記データ選択手段に入力し
て該選択された出力データをDA変換するDA変換器と
の3つのDA変換器からなり、前記表示手段のデータ再
生方式に対応した入力インターフェイスに適合するよう
に前記データ選択手段の設定を切り替えることができ
る。
【0050】前記データ処理手段は、前記輝度データに
同期信号を加算する加算手段をさらに具えることができ
る。
【0051】アナログ画像データを入力するデータ入力
手段と、前記入力されたアナログ画像データを前記デジ
タル画像データに変換するAD変換手段とをさらに具え
ることができる。
【0052】本発明は、画像データの信号処理を行って
再生する方法であって、複数種類の色データを含むデジ
タル画像データを一時的に保持する工程と、前記保持さ
れたデジタル画像データを読み出す工程と、前記読み出
されたデジタル画像データの複数種類の色データを各々
別個に処理して複数のデジタル出力信号を生成する工程
と、前記生成された複数のデジタル出力信号の中から、
所定のデータ再生方式に対応したデジタル出力信号を選
択する工程と、前記選択されたデジタル出力信号を所定
の出力端子から各々別個に出力する工程と、前記所定の
出力端子から各々出力された前記デジタル出力信号をア
ナログ信号に変換する工程と、前記変換されたアナログ
信号を前記データ再生方式に対応して表示する工程とを
具えることによって、信号処理方法を提供する。
【0053】本発明は、コンピュータによって、画像デ
ータの信号処理を行って再生制御するためのプログラム
を記録した媒体であって、該制御プログラムはコンピュ
ータに、複数種類の色データを含むデジタル画像データ
を一時的に保持させ、前記保持させたデジタル画像デー
タを読み出させ、前記読み出させたデジタル画像データ
の複数種類の色データを各々別個に処理させて複数のデ
ジタル出力信号を生成させ、前記生成させた複数のデジ
タル出力信号の中から、所定のデータ再生方式に対応し
たデジタル出力信号を選択させ、前記選択させたデジタ
ル出力信号を所定の出力端子から各々別個に出力させ、
前記所定の出力端子から各々出力させた前記デジタル出
力信号をアナログ信号に変換させ、前記変換させたアナ
ログ信号を前記データ再生方式に対応して表示させるこ
とによって、信号処理制御プログラムを記録した媒体を
提供する。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0055】[概要]まず、本発明の概要について説明
する。
【0056】本発明は、デジタル画像データを一時的に
保持する記憶手段と、該記憶手段からデジタル画像デー
タを読み出すための読出し手段と、該読み出されたデジ
タル画像データの信号処理を実行する信号処理手段と、
該処理されたデジタル画像データをアナログ信号に変換
するDA変換手段と、該DA変換された前記アナログ信
号を表示する表示手段とを備えたシステムにおいて、前
記信号処理手段は、信号処理によって複数のデジタルデ
ータを作成し、データ表示方式に対応してデータセレク
タを切り替え制御することによって、該作成した複数の
デジタルデータの中から、データ表示方式に対応したデ
ジタルデータを選択して出力し、さらに、前記DA変換
手段は、前記信号処理手段から選択出力されたデジタル
データをアナログ信号に変換して、その変換されたアナ
ログ信号を前記データ表示方式に従った表示手段に出力
するものである。
【0057】この場合、DA変換手段は、輝度信号専用
でDA変換する(YDAC)と、コンポジット信号と変
調クロマ信号のどちらかをDA変換する(CDAC)
と、点順次色差信号と変調クロマ信号のどちらかをDA
変換する(RBDAC)との3つのDA変換器を備え、
信号処理手段内のデータセレクタの切り替えを行うこと
によって、DA変換する信号を切り替える。
【0058】例えば、図1に示すような、コンポジット
信号入力のTVモニタと液晶表示のシステム時には、コ
ンポジット信号をCDACに、輝度信号をYDACに、
色差点順次信号をRBDACに出力する。
【0059】また、図7に示すような、S端子入力のT
Vモニタと液晶表示のシステム時には、変調クロマ信号
をCDACに、輝度信号をYDACに、色差点順次信号
をRBDACに出力する。
【0060】さらに、図8に示すような、S端子入力の
TVモニタとコンポジット信号入力のTVモニタ表示の
システム時には、コンポジット信号をCDACに、輝度
信号をYDACに、変調クロマ信号をRBDACに出力
する。
【0061】以下、具体的な例を挙げて説明する。
【0062】[第1の例]まず、本発明の第1の実施の
形態を、図1〜図6に基づいて説明する。なお、前述し
た第1および第2の従来例(図10,図11参照)と同
一部分については、その説明を省略する。
【0063】(システム構成)図1は、本システムの全
体構成を示す。
【0064】1はCCDセンサであり、このCCDセン
サ1で受光した映像は電気信号に変換される。
【0065】2はA/D変換器であり、CCDセンサ1
の出力信号であるアナログ映像信号をデジタル映像信号
に変換する。
【0066】3は撮影系の信号処理回路であり、CCD
センサ1の出力信号から色キャリア除去,アパチャー補
正,ガンマ処理等を施して輝度信号を作り、また同時
に、色補間,マトリクス変換,ガンマ処理,ゲイン調整
等を施して色差信号を作り、YUV等の映像信号を出力
する(ここで、Uは色差信号B−Yを示し、Vは色差信
号R−Yを示す。) 5はメモリとしてのVRAMであり、例えば、ダイナミ
ックRAM(DRAM)に書込み用と読出し用のポート
を設け、水平ライン毎にアドレッシングを行う構成をし
たビデオ用メモリとして構成できる。
【0067】4は、VRAM5ヘデータの書込みや読出
しを行うためのメモリインターフェイス(I/F)回路
である。このメモリI/F回路4は、データ書込み回路
(WR)4aと、データ読出し回路(RD)4bとを備
えている。
【0068】データ書込み回路4aによって信号処理回
路3の信号処理後の映像信号をVRAM5へ書き込み、
データ読出し回路によってVRAM5に格納された映像
データを読み出し、後段の回路へ出力する(例えば、図
5に示すように、水平ライン毎に連続したメモリアドレ
ス上にY,U,Y,V…、とデータを格納し、水平ライ
ン毎にアドレスポインタとデータサイズに従ってデータ
を読出す)。
【0069】6は、TV系の信号処理回路である。この
信号処理回路106は、メモリI/F回路4から読み出
されたY,U,Vの出力信号を、クロマエンコード処理
や帯域補正やコンポジット化等の信号処理を行って、T
V用の信号として出力する。なお、信号処理回路106
の詳細な説明については後述する。
【0070】7,8,9は、D/A変換器(YDAC,
CDAC,RBDAC)であり、デジタル映像信号をア
ナログ映像信号に変換して出力する。
【0071】D/A変換器7は、輝度信号を変換するD
ACである。D/A変換器8は、輝度信号と変調クロマ
信号が加算されたコンポジット信号を変換するDACで
ある。D/A変換器9は、UV(点順次色差:B−Y/
R−Y)信号を変換するDACである。
【0072】11は、輝度帯域のローパスフィルタ(L
PF)と同特性のローパスフィルタであり、D/A変換
後に含まれている映像信号以外の高周波ノイズ成分をカ
ットする。
【0073】12は、ビデオアンプであり、TV用の信
号レベルや出力インピーダンスで出力する回路である。
【0074】13は、一般的なビデオ入力を有するTV
モニタであり、NTSC方式やPAL方式等とそれぞれ
のTV方式に従って映像を表示する。
【0075】16は、色差の同時化回路と色差信号のL
PFとからなる同時化回路&LPFである。この同時化
回路&LPF16は、図3に示すように、点順次色差信
号を、B−YとR−Yのそれぞれ独立した色差信号に変
換して、色差信号帯域のLPF41,42を通して出力
する。
【0076】17は、液晶用のデコーダ/コントローラ
である。このデコーダ/コントローラ17は、液晶表示
で必要な駆動パルスを発生したり、LPF10からの輝
度信号(Y)と同時化回路&LPF16からの色差信号
(B−YとR−Y)をもとに、液晶に表示するための信
号に変換する。
【0077】18は、液晶表示パネルであり、液晶用の
デコーダ/コントローラ17からの信号を液晶デバイス
を用いて可視映像として表示する。
【0078】次に、TV系の信号処理回路6の内部構成
を、図2に基づいて説明する。
【0079】20は、信号処理回路6の入力端子であ
り、図1のメモリI/F4からY,U,V信号が入力さ
れる。
【0080】21は、色差信号同時化回路であり、デジ
タルで点順次色差信号UVを1クロックおき交互にサン
プリングすることによって、U(B−Y)信号とV(R
−Y)信号とを分離し、これらU(B−Y)信号とV
(R−Y)信号とを時間的に揃える。
【0081】さらに、点順次色差信号は、輝度信号のサ
ンプリングレートの半分であり(YUV=422)、ク
ロマエンコードするためには、同時化色差信号を補完し
て輝度信号Yのサンプリングレートと合わせる必要があ
る(YUV=444にする)。そのための1画素おきの
補間を行う回路が同時化回路21に含まれている。
【0082】22は、クロマエンコード回路であり、前
段の同時化回路21からのU(B−Y)信号とV(R−
Y)信号とを変調して、NTSC方式やPAL方式の変
調クロマ信号を発生させる。
【0083】23は、7MHzに零点のあるローパスフ
ィルタ(LPF)であり、クロマエンコード回路22の
出力のクロマ信号に加算してコンポジット信号にするた
めに、輝度信号上の変調クロマ信号の帯域を抑制するの
が目的である。
【0084】24は、アパーチャ補正回路であり、入力
20からの輝度信号の高域特性を変更して高解像度の輝
度信号を発生させる。このアパーチャ補正は、設定によ
り可変であり、アパーチャ補正をOFFすることもでき
る。
【0085】50および51は、同期信号SYNCを加
算するためのSYNC加算回路である。
【0086】加算回路50は、アパーチャ補正回路24
から出力される輝度信号に同期信号SYNCを加算す
る。加算回路51は、LPF23から出力される輝度信
号に同期信号SYNCを加算する。
【0087】25は、クロマエンコード回路22の出力
変調クロマ信号とLPF23の出力輝度信号を加算し
て、コンポジット信号にするための加算回路である。
【0088】52は、レート変換回路であり、点順次色
差信号UVを出力する。この場合、レート変換回路52
は、図6(b)に示す入力端子20に入力される色差信
号U0,V0,U2,V2,U4,V4,…を、図6(c)に
示すような色差信号U0,U0,V0,V0,U4,U4,V
4,V4,…と半分のレートに変換して出力する。また、
このレート変換回路52は、ON/OFF切り替えによ
って、レート変換をしない設定にすることも可能であ
る。
【0089】53は、クロマエンコード回路22の出力
である変調クロマ信号と、色差信号同時化回路21の出
力であるB−Y信号とを切り替えるためのセレクタであ
る。
【0090】このセレクタ53は、接点a,b,cによ
り構成され、TV用又は液晶用の表示方式に対応して、
a−c間、b−c間の接続切替えが行われる。この場
合、a−c間の場合にはB−Y信号が出力され、b−c
間の場合には変調クロマ信号が出力される。
【0091】54は、クロマエンコード回路22の出力
である変調クロマ信号と、色差信号同時化回路21の出
力であるR−Y信号とを切り替えるためのセレクタであ
る。
【0092】このセレクタ54は、接点d,e,fによ
り構成され、TV用又は液晶用の表示方式に対応して、
d−f間、e−f間の接続切替えが行われる。この場
合、d−f間の場合には変調クロマ信号が出力され、e
−f間の場合にはR−Y信号が出力される。
【0093】26は、加算回路25からの出力であるコ
ンポジット信号と、セレクタ53からの出力信号とを切
り替えて出力するためのセレクタである。
【0094】このセレクタ26は、接点g,h,iによ
り構成され、TV用又は液晶用の表示方式に対応して、
g−i間、h−i間の接続切替えが行われる。この場
合、g−i間の場合にはコンポジット信号が出力され、
h−i間の場合にはセレクタ53からの出力信号である
変調クロマ信号又はB−Y信号が出力される。
【0095】27は、セレクタ54からの出力信号とレ
ート変換回路52から出力される点順次の色差信号UV
とを切り替えて出力するためのセレクタである。
【0096】このセレクタ27は、接点j,k,mによ
り構成され、TV用又は液晶用の表示方式に対応して、
j−m間、k−m間の接続切替えが行われる。この場
合、j−m間の場合にはセレクタ54からの出力信号で
ある変調クロマ信号又はR−Y信号が出力され、k−m
間の場合にはレート変換回路52から出力される点順次
の色差信号UVが出力される。
【0097】28は、TV系の信号処理回路6の輝度信
号Yを出力する出力端子であり、アパーチャ補正回路2
4からの出力である。
【0098】29は、セレクタ26からの出力信号であ
る、TV系の信号処理回路6のコンポジット信号、変調
クロマ信号、若しくは、同時化信号を出力する出力端子
である。
【0099】30は、セレクタ27からの出力信号であ
る、色差信号UV、変調クロマ信号、若しくは、同時化
信号を出力する出力端子である。
【0100】次に、同時化回路&LPF16の内部構成
を、図3に基づいて説明する。
【0101】31は、同時化信号U,Vの入力端子であ
る。
【0102】32は、同時化信号U、(B−Y)信号出
力用のサンプルホールド制御信号SH−1である。
【0103】33は、同時化信号V、(R−Y)信号出
力用のサンプルホールド制御信号SH−2である。
【0104】これらサンプルホールド制御信号32,3
3は、TV系の信号処理回路6から同時化回路&LPF
16へ供給される。
【0105】34は、入力端子31から入力された信号
を低インピーダンスでドライブするバッファである。
【0106】35および36は、それぞれB−Y信号,
R−Y信号をサンプル用のスイッチである。
【0107】37は、B−Y信号ホールド用のコンデン
サであり、スイッチ35がONしているとき電荷の注入
および放出がなされ、スイッチ35がOFFしていると
き電荷の保持がなされる。
【0108】38は、R−Y信号ホールド用のコンデン
サであり、スイッチ36がONしているとき電荷の注入
および放出がなされ、スイッチ36がOFFしていると
き電荷の保持がなされる。
【0109】39および40は、バッファ34と同様な
バッファであり、それぞれB−Y信号とR−Y信号をド
ライブする。
【0110】41および42は、帯域制限用のローパス
フィルタ(LPF)であり、後段の液晶表示する上で十
分な色差信号帯域に設定され、D/A変換時にあるノイ
ズや同時化するときのサンプル/ホールドのスイッチン
グノイズ等を抑制する。
【0111】43は、同時化されたU(B−Y)信号を
出力する出力端子である。44は、同時化されたV(R
−Y)信号を出力する出力端子である。
【0112】図4は、入力端子31から入力されるUV
信号と、サンプルホールド制御信号32,33とのタイ
ミング関係を示す。
【0113】サンプルホールド制御信号32により、B
−Y信号サンプル用のスイッチ35は、点順次色差U
(B−Y)の信号期間でサンプル(ON)し、点順次色
差V(R−Y)の信号期間でホールド(OFF)する。
【0114】同様に、サンプルホールド制御信号33に
より、R−Y信号サンプル用のスイッチ36は、点順次
色差V(R−Y)の信号期間でサンプル(ON)し、点
順次色差U(B−Y)の信号期間でホールド(OFF)
する。
【0115】なお、本システムにおいて、TVモニタ1
3と液晶表示パネル18のどちらか一方のみの画像を表
示する場合、DA変換器7〜9の電源を個々に制御する
ようにしてもよい。
【0116】[システム動作]次に、本システムの動作
について説明する。
【0117】図1中のCCD1で受光された映像信号
は、A/D変;換器2でデジタル映像信号に変換され、
撮像系信号処理回路3でYUV形式の映像信号に処理さ
れる。撮像系信号処理回路3の輝度信号Y出力は、色キ
ャリア除去、アパチャー補正、ガンマ変換等の処理をし
て生成される。色差信号U(B−Y)と色差信号V(R
−Y)は、色補間、マトリクス変換、ガンマ変換等の処
理を施して生成される。
【0118】撮像系の信号処理回路3のY,U,Vの出
力は、例えば、図5のY,U,Vデータ配列に示すよう
に、画面左上から順に、上位データ(Y0,Y1,Y2
3,Y4,Y5,…)と、下位データ(U0,V0,U2
2,U4,V4,…)と、メモリI/F104のブロッ
クヘ送られる。
【0119】VRAM105のデータは、メモリI/F
104のブロックのデータ読出し回路104bにより読
み出され、TV系の信号処理回路6によって、輝度信
号、変調クロマ信号、コンポジット信号に処理されてい
く。
【0120】そして、信号処理回路6において、入力さ
れたY,U,V信号は、YとUVの信号に分けられ、Y
はアパーチャ補正回路24で高域側の特性が補正され、
輝度信号Yとして出力端子28から出力される。また、
輝度信号Yは、LPF23にてクロマ帯域である高域側
が抑制され、加算器25にて変調クロマ信号と加算さ
れ、TV系のコンポジット信号になる。
【0121】UV信号は、同時化回路21でU(B−
Y)とV(R−Y)に分けられ、クロマエンコード回路
22に入力される。クロマエンコード回路22では、U
(B−Y)とV(R−Y)の信号を、14MHz(サブ
キャリアの4倍の周波数)でサンプリングし、3.58
MHzの変調クロマ信号(PAL方式では、4.43M
Hzの変調クロマ信号)に変換する。クロマエンコード
回路22から出力される変調クロマ信号は、前述した輝
度信号Yと加算器25で加算され、コンポジット信号と
してセレクタ26に入力される。
【0122】また、この変調クロマ信号は、そのままセ
レクタ53に入力される。セレクタ53とセレクタ26
とでは、前述したコンポジット信号と変調クロマ信号と
同時化B−Y信号とを切り替えて、出力端子29のC出
力へ出力する。
【0123】具体的には、セレクタ26で接点g−i間
が接続されることによって、コンポジット信号が出力さ
れる。セレクタ53で接点b−c間、および、セレクタ
26の接点h−i間が接続されることによって、変調ク
ロマ信号が出力される。セレクタ53で接点a−c間、
および、セレクタ26の接点h−i間が接続されること
によって、同時化B−Y信号が出力される。
【0124】そして、今、セレクタ26からのC出力を
コンポジット信号とすると、DA変換器8によりDA変
換してビデオアンプ12を通過させることによって、T
V信号としてTVモニタ13において画像表示させるこ
とができる。
【0125】なお、セレクタ26からのC出力を変調ク
ロマ信号とすると、後述する第2および第3の例に示す
ような出力処理{S端子(YCセパレート端子)でTV
モニタ15に出力}を行うことができる。また、セレク
タ26からのC出力を同時化B−Y信号にすると同時
に、セレクタ27からのRB出力を同時化R−Y信号に
することによって、後述する第4の例に示すような出力
処理{液晶へのY,B−Y,R−Y信号を出力}を行うこ
とができる。
【0126】一方、図2において、UV信号は、レート
変換回路52を通してセレクタ27に入力される。セレ
クタ27には、クロマエンコード回路22からの変調ク
ロマ信号と同時化回路21からのR−Y信号とを切り替
えるセレクタ54の出力も入力されている。従って、セ
レクタ27では、UV信号とセレクタ54からの出力と
を切り替えることによって、出力端子30からRB出力
として出力される。
【0127】具体的には、セレクタ27で接点k−m間
が接続されることによって、UV信号が出力される。セ
レクタ54の接点d−f間、および、セレクタ27の接
点j−m間が接続されることによって、変調クロマ信号
が出力される。セレクタ54の接点e−f間、および、
セレクタ27の接点j−m間が接続されることによっ
て、同時化R−Y信号が出力される。
【0128】そして、今、セレクタ27からのRB出力
を点順次色差のUV信号とすると、RB用のDA変換器
9でDA変換し、同時化回路&LPF16でU(B−
Y)とV(R−Y)の別々の色差信号に同時化して、液
晶用のデコーダ/コントローラ17を介して、液晶表示
パネル18にカラー画像表示を行うことができる。
【0129】なお、セレクタ27からのRB出力を変調
クロマ信号とすると、後述する第3の例に示すような出
力処理{RB用のDA変換器9でDA変換してBPF1
1を通すことにより、LPF10の輝度信号出力Yと合
わせてS端子出力}を行うことができる。
【0130】以上、図2を用いて説明したように、TV
系の信号処理回路6では、入力用のY,U,V信号を、
YとUVの信号に分けて処理し、表示方式に対応してセ
レクタ26,27,53,54の接続形態の切替え制御
することによって、その処理された信号を、出力端子2
8からのY出力と、出力端子29からのC出力と、出力
端子30からのRB出力とに振り分けて出力することが
できる。
【0131】そして、出力端子28からのY出力は、Y
用のDA変換器7(例えば、9ビット)でDA変換し
て、LPF10で輝度信号帯域のフィルタを通して液晶
用のデコーダ/コントローラ17に入力される。
【0132】出力端子29からの変調クロマのC出力
は、C用のDA変換器8(例えば、9ビット)でDA変
換して、LPF11でTV映像信号帯域のフィルタを通
してビデオアンプ12に入力され、NTSC方式やPA
L方式のTV信号がTVモニタによって出力される。
【0133】出力端子30からの点順次色差のRB出力
は、RB用のDA変換器9(例えば、8ビット)でDA
変換して、同時化回路&LPF16に入力され、この同
時化回路&LPF16にて前述したようにB−Y信号と
R−Y信号とが分離抽出され、後段の液晶用のデコーダ
/コントローラ17に入力される。
【0134】液晶用のデコーダ/コントローラ17で
は、B−Y信号およびR−Y信号の色差信号と、LPF
10からの輝度信号Yとをデコードして、液晶表示に必
要なRGB信号を出力し、液晶表示パネル18で画像が
表示される。
【0135】上述したように、表示方式がコンポジット
信号入力用のTVモニタ13と液晶表示パネル18とを
用いたシステムでは、コンポジット信号をDA変換器8
に、輝度信号をDA変換器7に、点順次色差信号をDA
変換器9にそれぞれ出力するような切替え制御を行うこ
とによって、対象とする表示機器が変わっても、大幅な
変更を必要としないシステムを構築できる。
【0136】[第2の例]次に、本発明の第2の実施の
形態を、図7に基づいて説明する。なお、前述した第1
の例と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号
を付す。
【0137】本例では、図7に示すように、S端子出力
アンプ14と、S端子対応TVモニタ15と、バンドパ
スフィルタ(BPF)15とが設けられている。
【0138】ただし、第1の例(図1参照)で示した、
LPF11とビデオアンプ12とTVモニタ13とは削
除されている。
【0139】S端子出力アンプ14は、S端子対応TV
モニタ15の入力信号用として用いられ、輝度信号Yと
クロマ信号Cとを別々に、インピーダンスマッチングを
施した出力アンプである。
【0140】S端子対応TVモニタ15は、高解像度画
像表示のために、輝度信号Yと変調クロマ信号Cとをミ
ックスせずに、セパレートで入力可能なTVモニタであ
る。
【0141】BPF19は、変調クロマ信号帯域のバン
ドパスフィルタであり、NTSC方式では3.58MH
zで、PAL方式では4.43MHz中心のBPFであ
る。
【0142】以下、本システムの動作について説明す
る。
【0143】信号処理回路6内のセレクタ53とセレク
タ26との切替え制御を行うことによって、出力端子2
9に変調クロマ信号を出力する。すなわち、変調クロマ
信号は、セレクタ53でb−c間を接続し、セレクタ2
6でh−i間を接続することによって出力される。
【0144】また、セレクタ27の切替え制御によっ
て、出力端子30に点順次色差のUV信号を出力する。
すなわち、UV信号は、セレクタ27でk−m間を接続
することによって出力される。
【0145】これにより、変調クロマ信号は、出力端子
29に接続されたDA変換器8でDA変換され、BPF
19でクロマ信号帯域のフィルタ処理を施され、S端子
出力アンプ14でクロマ信号として入力させる。一方、
このS端子出力アンプ14の輝度信号入力端子には、L
PF10から出力された輝度信号が入力される。
【0146】そして、S端子出力アンプ14では、輝度
信号とクロマ信号とが別々のビデオアンプによってドラ
イブされて出力される。S端子出力アンプ14の出力
は、後段のS端子対応TVモニタ15に入力され、高解
像度のTV画像が表示される。
【0147】上述したように、表示方式に対応して信号
処理回路6のセレクタ26からのC出力が変調クロマ信
号となるような切替え制御を行い、S端子出力アンプ1
4のS端子(YCセパレート端子)を介してTVモニタ
15に出力することにより、一段と高解像度な画像を表
示することができる。
【0148】なお、液晶表示関連は、前述した第1の例
と同じ処理が施されて画像表示される。
【0149】[第3の例]次に、本発明の第3の実施の
形態を、図8に基づいて説明する。なお、前述した各例
と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付
す。
【0150】本例では、図8に示すように、S端子出力
アンプ14と、S端子対応TVモニタ15と、バンドパ
スフィルタ(BPF)19とが設けられている。
【0151】ただし、第1の例(図1参照)で示した、
同時化回路&LPF16と、液晶用のデコーダ/コント
ローラ17と、液晶表示パネル18とは削除されてい
る。
【0152】S端子出力アンプ14と、S端子対応TV
モニタ15と、BPF19とは、前述した第2の例で述
べた構成と同一なので、その説明については省略する。
【0153】以下、本システムの動作について説明す
る。
【0154】信号処理回路6内のセレクタ26の切替え
制御によって、出力端子29のC出力から、第1の例と
同様な、コンポジット信号を出力する。すなわち、コン
ポジット信号は、セレクタ26でg−i間を接続するこ
とによって出力される。
【0155】また、セレクタ54およびセレクタ27の
切替え制御によって、出力端子30のRB出力から、変
調クロマ信号を出力する。すなわち、変調クロマ信号
は、セレクタ54でd−f間を接続し、セレクタ27で
j−m間を接続することによって出力される。
【0156】これにより、変調クロマ信号は、RB用の
DA変換器9でDA変換され、BPF19でクロマ信号
帯域のフィルタ処理を施され、S端子出力アンプ14に
クロマ信号として入力される。一方、S端子出力アンプ
14の輝度信号入力端子は、LPF10から出力された
輝度信号が入力される。
【0157】そして、S端子出力アンプ14では、輝度
信号とクロマ信号とが別々のビデオアンプでドライブさ
れて出力される。S端子出力アンプ14の出力は、後段
のS端子対応TVモニタ15に入力され、高解像度のT
V画像が表示される。
【0158】また、DA変換器8では、第1の例と同様
に、コンポジット信号がDA変換され、LPF11でT
V映像信号帯域のフィルタを通してビデオアンプ12に
入力され、NTSC方式やPAL方式のTV信号がTV
モニタ13から出力される。
【0159】上述したように、表示方式に対応してセレ
クタ27からのRB出力が変調クロマ信号となるような
切替え制御を行い、RB用のDA変換器9でDA変換さ
れBPF19から出力されたクロマ信号と、LPF10
からの輝度信号Yとを合わせてS端子出力アンプ14を
介してS端子対応TVモニタ15に出力することによ
り、コンポジット信号のTVモニタ表示と、高解像度な
S端子対応TVモニタ表示とを同時に行うことができ
る。
【0160】[第4の例]次に、本発明の第4の実施の
形態を、図9に基づいて説明する。なお、前述した各例
と同一部分についてはその説明を省略し、同一符号を付
す。
【0161】本例では、図8に示すように、B−Y信号
用のLPF41と、R−Y信号用のLPF42とが設け
られている。そして、3つのLPF10,41,42
は、液晶用のデコーダ/コントローラ17に接続されて
いる。
【0162】ただし、第1の例(図1参照)で示した、
同時化回路&LPF16と、ビデオアンプ12と、TV
モニタ13とは削除されている。
【0163】以下、本システムの動作について説明す
る。
【0164】信号処理回路6内のセレクタ53およびセ
レクタ26の切替え制御によって、出力端子29から同
時化B−Y信号を出力する。すなわち、同時化B−Y信
号は、セレクタ53でa−c間を接続し、セレクタ26
でh−i間を接続することによって出力される。
【0165】また、セレクタ54およびセレクタ27の
切替え制御によって、出力端子30から同時化R−Y信
号を出力する。すなわち、同時化R−Y信号は、セレク
タ54でe−f間を接続し、セレクタ27でj−m間を
接続することによって出力される。
【0166】これにより、Y用のDA変換器7では輝度
信号がDA変換され、LPF10で輝度信号帯域のフィ
ルタ処理が施される。
【0167】また、C用のDA変換器8では同時化B−
Y信号がDA変換され、LPF41で色差信号帯域のフ
ィルタ処理が施される。
【0168】さらに、RB用のDA変換器9では同時化
R−Y信号がDA変換され、LPF42で色差信号帯域
のフィルタ処理が施される。
【0169】そして、Y,B−Y,R−Yの各信号は、
液晶用のデコーダ/コントローラ17に入力される。こ
の液晶用のデコーダ/コントローラ17では、第1の例
で述べたように、輝度信号Yと、B−YとR−Yの色差
信号とをデコードし、液晶表示に必要なRGB信号を出
力する。このRGB信号に基づいて、液晶表示パネル1
8で画像が表示される。
【0170】上述したように、表示方式に対応して、セ
レクタ26からのC出力が同時化B−Y信号となるよう
に切替え制御を行うと同時に、セレクタ27からのRB
出力が同時化R−Y信号となるように切替え制御を行
い、液晶へのY,B−Y,R−Y信号を出力することに
より、同時化回路&LPF16を削減して、液晶のみの
表示を行うことができる。
【0171】従って、対象とする表示機器が変わって
も、大幅なシステム構成の変更を行うことなく、部品点
数を削減した安価な構成とすることができる。
【0172】また、出力端子29からDA変換器8への
C出力を、同時化B−Y信号とコンポジット信号との時
分割切替え制御とすることによって、TVモニタ13へ
の画像表示を行うことも可能となる。
【0173】なお、前述した本発明に係るシステムは、
デジタルカメラ等の撮像装置に適用できるものである
が、この他に、複数の機器(例えば、ホストコンピュー
タ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)か
ら構成されるシステムに適用しても、1つの機器(例え
ば、PDA(個人情報管理)機器のような小型の画像処
理機器、複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適
用してもよい。
【0174】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0175】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0176】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモ
リカード)、ROM(マスクROM、フラッシュEEP
ROMなど)などを用いることができる。
【0177】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0178】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ポー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0179】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示系の信号処理手段において処理された信号を、その
表示系の表示方式に対応して切替え制御されるセレクタ
を用いて選択し、該選択された信号を所定数の出力端子
から出力して表示するようにしたので、TVモニタがコ
ンポジット入力やS端子入力に切り替わったり、液晶表
示の有無が切り替わるなど、対象とする表示機器が変わ
った場合でも、様々なシステム構成の変更に対応するこ
とができ、多品種の製品展開を行う場合においても、従
来のように製品毎に回路設計を行う必要がなくなり、こ
れにより、回路の再設計を行うことなく、様々な組み合
わせの表示システムを構築することができ、開発コスト
を大幅に低減してシステム全体の低コスト化を図ること
ができる。
【0180】また、本発明によれば、TVモニタと液晶
表示パネルに同時に画像表示したり、TVモニタと液晶
表示パネルのどちらか一方のみの画像を表示する場合、
DA変換器の電源を個々に制御することにより、システ
ムの電力の低減を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるシステム構成
を示すブロック図である。
【図2】信号処理回路の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同時化回路&LPFの内部構成を示すブロック
図である。
【図4】UV信号同時化のためのサンプルホールドパル
スのタイミングチャートである。
【図5】メモリに対して、書込み、読出しされる映像デ
ータの配列を示す説明図である。
【図6】信号処理回路内でのデータ転送構造を示す説明
図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態であるシステム構成
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態であるシステム構成
を示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態であるシステム構成
を示すブロック図である。
【図10】第1の従来例であるシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図11】第2の従来例であるシステム構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 CCD 2 AD変換器 3 撮影系信号処理回路 4 メモリI/F 5 メモリ 6 TV系信号処理回路 7〜9 DA変換器 10,11 LPF 12 ビデオアンプ 13 TVモニタ 14 S端子出力アンプ 15 S端子対応TVモニタ 16 同時化回路&LPF 17 デコーダ/コントローラ 18 液晶表示パネル 19 BPF 41,42 LPF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 1/12 H03M 1/66 C 5J022 1/66 H04N 9/00 A H04N 9/00 9/07 C 9/07 9/67 B 9/67 G09G 5/00 520W Fターム(参考) 5C057 AA06 DA04 DA09 DC06 EA01 EA02 EA06 EH02 EL01 GA03 GC01 GF01 GF02 GF07 GG04 GJ01 GM01 GM05 GM07 5C065 AA01 BB12 DD02 GG11 GG13 GG15 GG18 GG21 GG27 5C066 AA03 BA02 BA03 CA25 DA01 DB02 DB06 EA01 EC02 EC05 GA02 GA04 HA02 KA01 KC01 KE02 KE07 KE19 KE20 KF03 KG01 KG08 KM11 KM13 5C080 AA10 BB05 CC03 DD22 DD26 DD27 EE17 EE30 FF09 GG07 GG08 JJ02 JJ04 5C082 AA02 AA27 AA34 BA34 BB15 BC16 BD01 BD02 CA21 CA81 CA84 CB01 DA54 DA55 DA87 MM04 MM07 5J022 AA01 AB01 BA02 CA07 CD02 CD03 CF08

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの信号処理を行って再生する
    装置であって、 複数種類の色データを含むデジタル画像データを一時的
    に保持するデータ記憶手段と、 前記保持された前記デジタル画像データを読み出すデー
    タ読出手段と、 前記読み出されたデジタル画像データの複数種類の色デ
    ータを各々別個に処理して複数のデジタル出力信号を生
    成するデータ処理手段と、 前記生成された複数のデジタル出力信号の中から、所定
    のデータ再生方式に対応したデジタル出力信号を選択す
    るデータ選択手段と、 前記選択されたデジタル出力信号を各々別個に出力する
    所定数の出力端子を有するデータ出力手段と、 前記所定数の出力端子から各々出力された前記デジタル
    出力信号をアナログ信号に変換するDA変換手段と、 前記変換されたアナログ信号を表示する前記データ再生
    方式に対応した表示手段とを具えたことを特徴とする信
    号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理手段と、前記データ選択
    手段と、前記データ出力手段とを1つの信号処理ユニッ
    トとして構成したことを特徴とする請求項1記載の信号
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記データ記憶手段は、前記デジタル画
    像データを、輝度データと色差データとに分けて一時的
    に保持し、 前記データ処理手段は、前記輝度データと前記色差デー
    タとを各々別個に処理することによって前記複数のデジ
    タル出力信号を生成することを特徴とする請求項1又は
    2記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記データ処理手段は、クロマ信号デー
    タと、該クロマ信号データを前記輝度データと組み合せ
    たコンポジット信号とを少なくとも生成し、 前記データ選択手段は、前記生成されたクロマ信号デー
    タとコンポジット信号との一方を選択し、 前記選択された信号を、前記出力端子を介して前記DA
    変換手段に出力することを特徴とする請求項3記載の信
    号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記データ処理手段は、クロマ信号デー
    タを少なくとも生成し、 前記データ選択手段は、前記色差データと前記生成され
    たクロマ信号データとの一方を選択し、 前記選択された信号を、前記出力端子を介して前記DA
    変換手段に出力することを特徴とする請求項3記載の信
    号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記データ処理手段は、前記輝度信号デ
    ータを、前記出力端子を介して前記DA変換手段に出力
    することを特徴とする請求項3記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記DA変換手段は、前記輝度データを
    DA変換するDA変換器と、クロマ信号データと該クロ
    マ信号データを前記輝度データと組み合せたコンポジッ
    ト信号とを前記データ選択手段に入力して該選択された
    出力データをDA変換するDA変換器と、前記色差デー
    タと前記クロマ信号データを前記データ選択手段に入力
    して該選択された出力データをDA変換するDA変換器
    との3つのDA変換器からなり、 前記表示手段のデータ再生方式に対応した入力インター
    フェイスに適合するように前記データ選択手段の設定を
    切り替えることを特徴とする請求項3記載の信号処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記データ処理手段は、前記輝度データ
    に同期信号を加算する加算手段をさらに具えたことを特
    徴とする請求項3ないし7のいずれかに記載の信号処理
    装置。
  9. 【請求項9】 アナログ画像データを入力するデータ入
    力手段と、 前記入力されたアナログ画像データを前記デジタル画像
    データに変換するAD変換手段と をさらに具えたことを特徴とする請求項1ないし8のい
    ずれかに記載の信号処理装置。
  10. 【請求項10】 画像データの信号処理を行って再生す
    る方法であって、 複数種類の色データを含むデジタル画像データを一時的
    に保持する工程と、 前記保持されたデジタル画像データを読み出す工程と、 前記読み出されたデジタル画像データの複数種類の色デ
    ータを各々別個に処理して複数のデジタル出力信号を生
    成する工程と、 前記生成された複数のデジタル出力信号の中から、所定
    のデータ再生方式に対応したデジタル出力信号を選択す
    る工程と、 前記選択されたデジタル出力信号を所定の出力端子から
    各々別個に出力する工程と、 前記所定の出力端子から各々出力された前記デジタル出
    力信号をアナログ信号に変換する工程と、 前記変換されたアナログ信号を前記データ再生方式に対
    応して表示する工程とを具えたことを特徴とする信号処
    理方法。
  11. 【請求項11】 前記デジタル画像データは、輝度デー
    タと色差データとに分けて一時的に保持され、 前記輝度データと前記色差データとを各々別個に処理す
    ることによって前記複数のデジタル出力信号を生成する
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項10記載の信
    号処理方法。
  12. 【請求項12】 前記クロマ信号データと、該クロマ信
    号データを前記輝度信号データと組み合せたコンポジッ
    ト信号とを少なくとも生成し、 前記生成されたクロマ信号データとコンポジット信号と
    の一方を選択し、 前記選択された信号を、前記出力端子を介してアナログ
    信号に変換して出力することを特徴とする請求項11記
    載の信号処理方法。
  13. 【請求項13】 前記クロマ信号データを少なくとも生
    成し、 前記色差データと前記生成されたクロマ信号データとの
    一方を選択し、 前記選択された信号を、前記出力端子を介してアナログ
    信号に変換して出力することを特徴とする請求項11記
    載の信号処理方法。
  14. 【請求項14】 前記輝度信号データを、前記出力端子
    を介してアナログ信号に変換して出力することを特徴と
    する請求項11記載の信号処理方法。
  15. 【請求項15】 前記デジタル出力信号を前記アナログ
    信号に変換する工程は、前記輝度データをDA変換する
    工程と、クロマ信号データと該クロマ信号データを前記
    輝度データと組み合せたコンポジット信号との一方を選
    択して出力されたデータをDA変換する工程と、前記色
    差データと前記クロマ信号データとの一方を選択して出
    力されたデータをDA変換する工程との3つの工程を含
    み、 前記表示する際の前記データ再生方式に対応した入力イ
    ンターフェイスに適合するように前記デジタル出力信号
    の選択の設定を切り替えることを特徴とする請求項11
    記載の信号処理方法。
  16. 【請求項16】 前記輝度データに同期信号を加算する
    工程をさらに具えたことを特徴とする請求項11ないし
    15のいずれかに記載の信号処理方法。
  17. 【請求項17】 アナログ画像データを入力する工程
    と、 前記入力されたアナログ画像データを前記デジタル画像
    データに変換する工程とをさらに具えたことを特徴とす
    る請求項10ないし16のいずれかに記載の信号処理方
    法。
  18. 【請求項18】 コンピュータによって、画像データの
    信号処理を行って再生制御するためのプログラムを記録
    した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 複数種類の色データを含むデジタル画像データを一時的
    に保持させ、 前記保持させたデジタル画像データを読み出させ、 前記読み出させたデジタル画像データの複数種類の色デ
    ータを各々別個に処理させて複数のデジタル出力信号を
    生成させ、 前記生成させた複数のデジタル出力信号の中から、所定
    のデータ再生方式に対応したデジタル出力信号を選択さ
    せ、 前記選択させたデジタル出力信号を所定の出力端子から
    各々別個に出力させ、 前記所定の出力端子から各々出力させた前記デジタル出
    力信号をアナログ信号に変換させ、 前記変換させたアナログ信号を前記データ再生方式に対
    応して表示させることを特徴とする信号処理制御プログ
    ラムを記録した媒体。
  19. 【請求項19】 前記デジタル画像データを、輝度デー
    タと色差データとに分けて一時的に保持させ、 前記輝度データと前記色差データとを各々別個に処理さ
    せることによって前記複数のデジタル出力信号を生成さ
    せることを特徴とすることを特徴とする請求項18記載
    の信号処理制御プログラムを記録した媒体。
  20. 【請求項20】 前記クロマ信号データと、該クロマ信
    号データを前記輝度信号データと組み合せたコンポジッ
    ト信号とを少なくとも生成させ、 前記生成させたクロマ信号データとコンポジット信号と
    の一方を選択させ、 前記選択させた信号を、前記出力端子を介してアナログ
    信号に変換させて出力させることを特徴とする請求項1
    9記載の信号処理制御プログラムを記録した媒体。
  21. 【請求項21】 前記クロマ信号データを少なくとも生
    成させ、 前記色差データと前記生成させたクロマ信号データとの
    一方を選択させ、 前記選択させた信号を、前記出力端子を介してアナログ
    信号に変換させて出力させることを特徴とする請求項1
    9記載の信号処理制御プログラムを記録した媒体。
  22. 【請求項22】 前記輝度信号データを、前記出力端子
    を介してアナログ信号に変換させて出力させることを特
    徴とする請求項19記載の信号処理制御プログラムを記
    録した媒体。
  23. 【請求項23】 前記デジタル出力信号を前記アナログ
    信号に変換させる処理は、前記輝度データをDA変換さ
    せる処理と、クロマ信号データと該クロマ信号データを
    前記輝度データと組み合せたコンポジット信号との一方
    を選択させて出力させたデータをDA変換させる処理
    と、前記色差データと前記クロマ信号データとの一方を
    選択して出力させたデータをDA変換させる処理との3
    つの処理を含み、 前記表示させる際の前記データ再生方式に対応した入力
    インターフェイスに適合するように前記デジタル出力信
    号の選択の設定を切り替えさせることを特徴とする請求
    項19記載の信号処理制御プログラムを記録した媒体。
  24. 【請求項24】 前記輝度データに同期信号を加算させ
    ることを特徴とする請求項19ないし23のいずれかに
    記載の信号処理制御プログラムを記録した媒体。
  25. 【請求項25】 アナログ画像データを入力させ、 前記入力させたアナログ画像データを前記デジタル画像
    データに変換させることを特徴とする請求項18ないし
    24のいずれかに記載の信号処理制御プログラムを記録
    した媒体。
JP16748499A 1999-06-14 1999-06-14 信号処理装置 Expired - Fee Related JP3986038B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16748499A JP3986038B2 (ja) 1999-06-14 1999-06-14 信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16748499A JP3986038B2 (ja) 1999-06-14 1999-06-14 信号処理装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2000358251A true JP2000358251A (ja) 2000-12-26
JP2000358251A5 JP2000358251A5 (ja) 2006-07-27
JP3986038B2 JP3986038B2 (ja) 2007-10-03

Family

ID=15850549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16748499A Expired - Fee Related JP3986038B2 (ja) 1999-06-14 1999-06-14 信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3986038B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003318A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 I-O Data Device Inc 映像出力装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003318A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 I-O Data Device Inc 映像出力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3986038B2 (ja) 2007-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5327156A (en) Apparatus for processing signals representative of a computer graphics image and a real image including storing processed signals back into internal memory
US5912710A (en) System and method for controlling a display of graphics data pixels on a video monitor having a different display aspect ratio than the pixel aspect ratio
JP2898807B2 (ja) 画像データ処理装置
JP2001525635A (ja) ディジタルビデオ映像の発生装置
US5943097A (en) Image processing means for processing image signals of different signal formats
US6240245B1 (en) Recording/reproducing device for various formats
JPH04500131A (ja) ビデオフレーム記憶装置をカラー表示装置に接続するための装置
JP3986038B2 (ja) 信号処理装置
JPH11289551A (ja) 表示装置およびその制御方法
JPH11143441A (ja) 画像表示制御装置および画像表示制御方法
JP2948693B2 (ja) 画像データ処理装置におけるインデックス画像の記録方法および記録装置
JP2002258814A (ja) 液晶駆動装置
JP4717168B2 (ja) 信号処理装置および信号処理方法
JPH07334456A (ja) ポータブルコンピュータ及び同コンピュータに用いられるカード
KR0155596B1 (ko) 영상 캡쳐 겸용 영상 재생장치
JP2556561B2 (ja) 記録画像表示装置
JP4235796B2 (ja) 電子カメラ
JPH05260509A (ja) 画像信号処理装置
JP2002320086A (ja) 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JPH06292200A (ja) 静止画送出装置および静止画受信表示装置
JPH10199228A (ja) メモリ回路
JPH05183879A (ja) 静止画像再生装置
JPH04248591A (ja) 動画ウィンドウ表示装置
JP2002311919A (ja) 液晶表示装置
JPH08265789A (ja) ハイビジョン静止画シリアルa/d入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060614

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees