JP2000358224A - 上り流合雑音低減方法及びその装置 - Google Patents

上り流合雑音低減方法及びその装置

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JP2000358224A
JP2000358224A JP11171614A JP17161499A JP2000358224A JP 2000358224 A JP2000358224 A JP 2000358224A JP 11171614 A JP11171614 A JP 11171614A JP 17161499 A JP17161499 A JP 17161499A JP 2000358224 A JP2000358224 A JP 2000358224A
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noise
upstream
signal
transmission line
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Kaoru Abe
薫 阿部
Yuichi Ito
勇一 伊藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
    • H04N7/17309Transmission or handling of upstream communications

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、雑音による通信障害を回避して、
加入者が通信サービスを継続して受けることができる上
り流合雑音低減方法及びその装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 センタ装置の上り信号の入力位置にて、
伝送路の複数の方路から供給される複数の上り信号それ
ぞれのノイズレベルを測定し、各上り信号毎に測定され
たノイズレベルの良否判定を行い、この判定結果に基づ
いて前記各上り信号毎にレベル制御を行い、各上り信号
毎にレベル調整を行う。このため、ノイズレベルが不良
と判定された上り信号のレベルを調整して、そのノイズ
レベルを低減し、他の方路の上り信号に影響を与えるこ
とを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上り流合雑音低減
方法及びその装置に関し、CATVシステムの双方向通
信サービスにおいて上り信号帯域の雑音を低減する上り
流合雑音低減方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、CATVシステムの双方向通信
サービスにおける上り信号帯域の一例の周波数スペクト
ラムを示す。同図中、例えば30〜36MHzの帯域で
はインターネット等の双方向通信システムで使用される
上り方向の通信用データ信号が伝送され、36〜42M
Hzの帯域ではTV中継等の上り映像信号が伝送され
る。また、この他に、伝送路アンプのゲインを自動調整
するための基準信号としてのパイロット信号、伝送路ア
ンプの状態をセンタにて監視するためのステータスモニ
タシステムの応答信号であるSTM信号が伝送される。
【0003】図2は、CATVシステムの一例の構成図
を示す。同図中、CATV伝送路の各方路10A,10
B〜10Xそれぞれには、必要に応じて伝送路アンプ1
2が設けられると共に、複数の加入者端末14が接続さ
れている。方路10A〜10Xそれぞれを伝送される上
り信号は、ヘッドエンド装置16で混合されてセンタ装
置18に供給される。
【0004】通常、TV中継用の信号は、送信端末(上
りTV変調器)がCTAV伝送路のある方路(例えば1
0A)に設置され、この送信端末からセンタ装置18に
TV中継映像が送信される。TV中継信号の場合、セン
タ装置18と送信端末との間の通信は1対1の通信にな
るので、使用したい方路のみを接続して運用することが
可能なため。上り信号に対する雑音での影響はさほど気
にする必要がない。
【0005】これに対して、双方向通信システムの場合
は、各加入者宅に設置された加入者端末からの通信を実
施するため、1(センタ装置18)対N(加入者端末1
4)の構成になる。この場合、全ての方路10A〜10
Xからの上り信号がセンタ装置18に集中するため、伝
送路上の信号に加えて雑音も全てセンタ装置18に集中
することになる。
【0006】これにより、1方路ではさほど気にならな
い程度の雑音であっても、いくつもの方路の雑音が集中
することにより加算されて大きな流合雑音となり、通信
に影暑を与える結果となる。そのため、通信サービスを
実施している時、ある方路からの雑音が大きくなった場
合、全ての方路の通信サービスに影響を及ぼすこととな
る。また、流合雑音は一般的に、低域の周波数にいくほ
ど増大する傾向があるので通信に利用できる周波数帯域
が中高域の周波数に制限されてしまう。
【0007】従来、この間題を解決するために、ある方
路の雑音が増えた場合、センタ装置18では、どの方路
から雑音が増えたかを判断するために各方路の雑音をそ
れぞれ測定し、雑音が増えた方路を洗い出している。ま
た、発生した雑音を仰える方法としては、伝送路を改修
する方法、ステータスモニタ装置(STM装置)を使用
して、雑音が発生している方路のゲートをオフして上り
信号を遮断する方法等がある。伝送路の改修とは、その
特定された方路の悪い箇所を特定し伝送路を再調整する
ことである。
【0008】STM装置を用いる方法は、図3のCAT
Vシステムの構成図に示すように、伝送路の方路10
A,10B,10Cが分岐する位置の伝送路アンプ20
に方路対応のゲートを設け、CATVセンタのヘッドエ
ンド装置16にセンタ装置18と共に接続されているS
TM装置24において、伝送路アンプ20から供給され
るステータス信号によって方路10A,10B,10C
のうち方路10Aの雑音が増えたと判定したとき、ST
M装置24から伝送路アンプ20のゲートを制御して、
方路10Aだけをオフに切り換える。方路10B,10
Cについてはオンのままにしておく。
【0009】また、最近、加入着装置側のタップオフ接
続部にゲートを設置し、加入者端末が通信を実施する前
にある特定信号を送信し、タップオフ接続部ではその特
定信号を受信したとき、その方路のみのゲートを開ける
ことで通信を確立させる方法が提案されている。これに
より、センタ装置から見ると、加入者端末との通信時に
は1方路のみゲートがオンとなっており、複数の方路の
上り信号の混合による雑音の増大が防止される。
【0010】更に、センタ装置の直前に切換装置を設置
し、各方路の上り回線を切り換えながら加入者端末と通
信を行うシステムがある。このシステムでは、切換装置
によりセンタ装置と加入者端末との通信時には、同時に
一つの方路しかつながないことにより、各方路からの雑
音が加算されてセンタ装置へ供給されることを防止する
ことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】センタ装置で、どの方
路から雑音が増えたかを判断するためには、多大な時間
と労力を要する。ここで、雑音が伝送路の経年変化等に
より増えた場合は常時雑音を測定することで容易に特定
することが出来るものの、一時的な要因により雑音が増
えた場合は、前記方法では雑音が増えた方路を特定する
のは難しく、さらに時間を要するという問題があった。
【0012】伝送路を改修する方法では、再調整の期間
は当該方路のサービスを一定期間中断しなければならな
いという問題があった。また、STM装置を用いる方法
では、方路10B,10Cの双方向通信は可能となる
が、遮断された方路10Aの双方向通信は不可能とな
り、別途、方路10Aの改修が必要であるという問題が
あった。
【0013】また、タップオフ接続部にゲートを設置す
る方法では、通信を行う際、必ずゲートをオンする必要
があるため、通信を行うための情報とは別に、ゲートオ
ン信号のやりとりをする必要があり、余分な情報のやり
とりが必要となり、ゲートのオン/オフに時間を要し、
上り信号通信の能力(遠さ)ダウンにもつながる。ま
た、個々の方路において発生した流合雑音はその伝送路
の改修が実施されるまで通信の妨げとなるという問題が
あった。
【0014】センタ装置の直前に切換装置を設置する方
法では、同時にセンタ装置につなぐ方路を切り換えるだ
けで、実際に雑音レベルを低減させるわけではないた
め、センタ装置につながっている方路内で大きな雑音が
発生した場合は、その方路内の加入者の通信サービスは
影響を防ぐことはできず、通信サービスが不安定になる
という問題があった。
【0015】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、雑音による通信障害を回避して、加入者が通信
サービスを継続して受けることができる上り流合雑音低
減方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、センタ装置と複数の加入者端末とを伝送路で接続し
た双方向通信システムの上り流合雑音低減方法におい
て、前記センタ装置の上り信号の入力位置にて、前記伝
送路の複数の方路から供給される複数の上り信号それぞ
れのノイズレベルを測定し、各上り信号毎に測定された
ノイズレベルの良否判定を行い、前記良否判定の判定結
果に基づいて前記各上り信号毎にレベル制御を行い、前
記レベル制御によって前記各上り信号毎にレベル調整を
行う。
【0017】このように、センタ装置の上り信号の入力
位置にて、各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良
否判定を行い、判定結果に基づいて各上り信号毎にレベ
ル調整を行うため、ノイズレベルが不良と判定された上
り信号のレベルを調整して、そのノイズレベルを低減
し、他の方路の上り信号に影響を与えることを防止でき
る。
【0018】請求項2に記載の発明は、センタ装置と複
数の加入者端末とを伝送路で接続した双方向通信システ
ムの上り流合雑音低減方法において、前記伝送路に設け
られた複数の伝送路アンプにて、前記伝送路及び加入者
端末から供給される複数の上り信号それぞれのノイズレ
ベルを測定し、各上り信号毎に測定されたノイズレベル
の良否判定を行い、前記良否判定の判定結果に基づいて
前記各上り信号毎にレベル制御を行い、前記レベル制御
によって前記各上り信号毎にレベル調整を行う。
【0019】このように、伝送路の伝送路アンプにて、
各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行
い、判定結果に基づいて各上り信号毎にレベル調整を行
うため、ノイズレベルが不良と判定された上り信号のレ
ベルを調整して、そのノイズレベルを低減し、他の上り
信号に影響を与えることを防止できる。請求項3に記載
の発明は、センタ装置と複数の加入者端末とを伝送路で
接続した双方向通信システムの上り流合雑音低減装置に
おいて、前記センタ装置の上り信号の入力位置に設けら
れ、前記伝送路の複数の方路から供給される複数の上り
信号それぞれのノイズレベルを測定するノイズレベル測
定部と、各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否
判定を行うレベル判定部と、前記レベル判定部の判定結
果に基づいて前記各上り信号毎にレベル制御を行うレベ
ル制御部と、前記レベル制御部の制御によって前記各上
り信号毎にレベル調整を行うレベル調整部とを有する。
【0020】このように、センタ装置の上り信号の入力
位置にて、各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良
否判定を行い、判定結果に基づいて各上り信号毎にレベ
ル調整を行うため、ノイズレベルが不良と判定された上
り信号のレベルを調整して、そのノイズレベルを低減
し、他の方路の上り信号に影響を与えることを防止でき
る。
【0021】請求項4に記載の発明は、センタ装置と複
数の加入者端末とを伝送路で接続した双方向通信システ
ムの上り流合雑音低減装置において、前記伝送路に設け
られた複数の伝送路アンプに設けられ、前記伝送路及び
加入者端末から供給される複数の上り信号それぞれのノ
イズレベルを測定するノイズレベル測定部と、各上り信
号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行うレベル
判定部と、前記レベル判定部の判定結果に基づいて前記
各上り信号毎にレベル制御を行うレベル制御部と、前記
レベル制御部の制御によって前記各上り信号毎にレベル
調整を行うレベル調整部とを有する。
【0022】このように、伝送路の伝送路アンプにて、
各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行
い、判定結果に基づいて各上り信号毎にレベル調整を行
うため、ノイズレベルが不良と判定された上り信号のレ
ベルを調整して、そのノイズレベルを低減し、他の上り
信号に影響を与えることを防止できる。請求項5に記載
の発明は、請求項3または4記載の上り流合雑音低減装
置において、前記レベル調整部は、ノイズレベルが不良
と判定された上り信号の減衰量を低下させてレベル制御
を行う。
【0023】このため、ノイズレベルが不良と判定され
た上り信号のノイズレベルを低減することができる。請
求項6に記載の発明は、請求項5記載の上り流合雑音低
減装置において、前記レベル調整部は、前記各上り信号
毎に3以上の段階の減衰量でレベル制御を行う。
【0024】このため、上り信号に含まれるノイズレベ
ルに応じた減衰量を設定して当該上り信号のノイズレベ
ルを低減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図4は、本発明の上り流合雑音低
減装置の一実施例のブロック図を示す。同図中、図2と
同一部分には同一符号を付す。図4において、CATV
センタのヘッドエンド装置16とセンタ装置18との間
の上り回線に、上り流合雑音低減装置30が設けられて
いる。ヘッドエンド装置16内の光受信機17a〜17
dで受信され光/電気変換された各方路からの上り信号
が、上り流合雑音低減装置30内のノイズレベル測定部
32a〜32dそれぞれに供給される。
【0026】ノイズレベル測定部32a〜32dそれぞ
れは、供給される上り信号のDU比(Desired
to Undesired signal rati
o)を測定して、得られた各上り信号のDU比をレベル
判定部36に供給すると共に、供給される上り信号それ
ぞれをレベル調整部34a〜34dにそのまま供給す
る。レベル判定部36は各方路の上り信号のレベルを制
御するレベル制御信号を方路毎に生成してレベル制御部
38に供給する。レベル制御部38はこのレベル制御信
号に従って方路毎のレベル調整部34a〜34dそれぞ
れを制御して各上り信号のレベルを調整する。レベル調
整部34a〜34dの出力する上り信号は混合部40で
混合された後、センタ装置18に供給される。
【0027】CATVシステムは図2に示す構成であ
り、既存の機能によりレベル制御部44は各加入者端末
14の出力する上り信号レベルが、センタ装置18にお
いて所定の適正レベルとなるように加入者端末別に制御
している。下り信号スケジュール部42はレベル制御部
44にタイミングを指示する。レベル制御部44はセン
タ装置18の制御によって、特定の加入者端末14の出
力レベルを調整する制御信号を生成し、下り信号スケジ
ュール部42の指示するタイミングで分配部19に供給
する。分配部19ではセンタ装置18から供給される下
り信号に、上記制御信号を混合して各方路の光送信機2
1a〜21dに供給する。
【0028】図5は上り流合雑音低減装置30の1方路
分のブロック図を示す。同図中、端子48より供給され
る上り信号は、ノイズレベル測定部32a内の雑音抽出
部50A及びキャリア抽出部50Bに供給される。雑音
抽出部50Aは図6の周波数スペクトラムに示す雑音成
分Aの帯域を抽出する。この雑音成分AはRFアンプ5
2Aで増幅された後、検波器54Aで検波される。この
検波出力はアンプ56Aを通してA/Dコンバータ58
Aに供給されデジタル化されて、減算器60に供給され
る。
【0029】一方、キャリア抽出部50Bは図6の周波
数スペクトラムに示すキャリア成分Bの帯域を抽出す
る。このキャリア成分BはRFアンプ52Bで増幅され
た後、検波器54Bで検波される。この検波出力はアン
プ56Bを通してA/Dコンバータ58Bに供給されデ
ジタル化されて、減算器60に供給される。減算器60
はデジタルキャリアレベルからデジタル雑音レベルを減
算し、DU値としてレベル判定部36を構成する演算処
理装置62に供給する。
【0030】演算処理装置62は後述の処理を行ってA
TT(アッティネータ)制御レベルを設定し、レベル制
御部38のATT制御回路64に供給する。ATT制御
回路64はATT制御レベルに従ってゲート制御信号を
生成する。ゲート制御回路66はこのゲート制御信号に
よってレベル調整部34aを構成するデジタル可変AT
T68内のゲートを切り換えて上り信号のレベル調整を
行う。ここでレベル調整された上り信号は端子70から
混合部40に向けて出力される。
【0031】図7はレベル判定部36及びレベル制御部
38が実行するレベル調整処理の第1実施例のフローチ
ャート、図8はその動作シーケンスを示す。この処理は
所定時間毎に実行される。図7において、先ず、ステッ
プS2では減算器60から供給されるDU値Xを読み込
み、ステップS4でDU値Xを基準設定値Dと比較して
良否判定を行う。
【0032】ここで、X<Dの場合にはDU値が不足し
ているためステップS6に進み、デジタル可変ATT6
8の減衰量を通常の固定値αより大きな固定値βに設定
してこの処理を終了する。一方、X≧Dの場合にはDU
値が適正であるためステップS8に進み、デジタル可変
ATT68の減衰量を通常の固定値αに設定してこの処
理を終了する。
【0033】この後、図8の動作シーケンスに示すよう
に、センタ装置18は加入者端末14からの上り信号の
到達レベルが適正レベルとなるように各加入者端末14
の出力レベル調整を行い、センタ装置18における加入
者端末14からの上り信号の到達レベルが適正レベルと
される。図9はレベル判定部36及びレベル制御部38
が実行するレベル調整処理の第2実施例のフローチャー
ト、図10はその動作シーケンスを示す。この処理は所
定時間毎に実行される。図9において、先ず、ステップ
S10で減算器60から供給されるDU値Xを読み込
み、DU値Xから基準設定値Dを減算して判定値Nを求
める。次に、ステップS12で判定値Nの判定を行う。
このステップS12では、判定値Nが0を超えるレベル
過剰時にはステップS14に進み、判定値Nが0未満の
レベル不足時にはステップS20に進み、判定値Nが0
のレベル適正時にはこの処理を終了する。
【0034】ステップS14ではデジタル可変ATT6
8の減衰量を−5dB下げる制御(デジタル可変ATT
68の出力レベルは雑音も含め5dB増大)を行い、ス
テップS16でDU値Xから5を減算して値Zを求め、
値Zから基準設定値Dを減算して新たな判定値Nを求
め、ステップS18で判定値Nの判定を行う。このステ
ップS18では、判定値Nが0を超えるレベル過剰時に
はステップS14に進み、判定値Nが0未満のレベル不
足時にはステップS20に進み、判定値Nが0のレベル
適正時にはこの処理を終了する。
【0035】ステップS20ではデジタル可変ATT6
8の減衰量を+5dB上げる制御(デジタル可変ATT
68の出力レベルは雑音も含め5dB減衰)を行い、ス
テップS22でDU値Xに5を加算して値Zを求め、値
Zから基準設定値Dを減算して新たな判定値Nを求め、
ステップS24で判定値Nの判定を行う。このステップ
S24では、判定値Nが0未満のレベル不足時にはステ
ップS20に進み、判定値Nが0以上となった時にはこ
の処理を終了する。
【0036】この処理を実行することによって、上り信
号のDU比がほぼ適正な値となるようにデジタル可変A
TT68の減衰量が設定される。この後、図10の動作
シーケンスに示すように、センタ装置18は加入者端末
14からの上り信号の到達レベルが適正レベルとなるよ
うに各加入者端末14の出力レベル調整を行い、センタ
装置18における加入者端末14からの上り信号の到達
レベルが適正レベルとされる。
【0037】例えば、図11(A)に示すように、加入
者端末14における上り信号の出力レベルがc[dBμ
V]であり、上り信号キャリアがセンタ装置18に到達
するレベルが適正値a[dBμV]であるものとする。
この状態で加入者端末14と上り流合雑音低減装置30
との間の伝送路におけるDU比が悪化し、図11(B)
に示すように、上り流合雑音低減装置30でb[dB]
の減衰を行うと、上り信号キャリアがセンタ装置18に
到達するレベルはa−b[dBμV]となる。
【0038】センタ装置18は、加入者端末14からの
上り信号キャリアの到達するレベルが適正値aからa−
bに低下したため、加入者端末14に出力レベルをb
[dB]だけ増大するように制御信号を供給する。これ
によって、加入者端末14では図11(C)に示すよう
に、出力レベルをc+d[dBμV]とし、上り信号キ
ャリアがセンタ装置18に到達するレベルはa[dBμ
V]となる。
【0039】逆に、伝送路の補修が行われる等によっ
て、図11(C)に示す状態から加入者端末14と上り
流合雑音低減装置30との間の伝送路におけるDU比が
向上すると、上り流合雑音低減装置30での減衰量が小
さくなり、上り信号キャリアがセンタ装置18に到達す
るレベルが増大する。これによって、センタ装置18
は、加入者端末14に出力レベルを低下するように制御
信号を供給し、加入者端末14では出力レベルを低下さ
せ、元の図11(C)に示す状態となる。
【0040】従って、加入者端末14と上り流合雑音低
減装置30との間の伝送路におけるDU比が適正な値に
自動調整され、流合雑音が全ての方路の通信サービスに
影響を及ぼすことを防止できる。図12は、本発明の上
り流合雑音低減装置を内蔵した伝送路アンプの一実施例
のブロック図を示す。この伝送路アンプは、図2に示す
各伝送路アンプ12に代えて使用される。図12中で図
4と同一部分には同一符号を付す。図12において、端
子80は伝送路の上流側に接続され、端子82は伝送路
の下流側に接続される。また、端子84,86は、それ
ぞれ加入者端末14が接続される分岐端子である。
【0041】端子80はフィルタ88に接続されてお
り、端子80より入力する下り信号はフィルタ88の高
域出力として得られ、アッティネータ90,イコライザ
92を通してアンプ94,96で増幅されたのち分岐回
路98,フィルタ100を通して端子82から出力され
る。なお、AGC(自動利得制御)回路102はアンプ
96の出力レベルを一定となるように制御している。ま
た、分岐回路98で分岐された下り信号は、分岐回路1
03で分岐され、一方はアンプ104,フィルタ105
を通して端子84から出力され、他方はアンプ106,
フィルタ107を通して端子86から出力される。
【0042】端子82より入力する上り信号はフィルタ
100の低域出力として得られ、ノイズレベル測定部3
2a,レベル調整部34aを通し、混合回路108で加
入者端末からの上り信号と混合されたのち、アンプ11
0,イコライザ112,アッティネータ114,フィル
タ88を通して端子80から出力される。端子84より
入力する上り信号はフィルタ105の低域出力として得
られ、ノイズレベル測定部32b,レベル調整部34b
を通し、混合回路118,108で他系統の上り信号と
混合されて混合回路108に供給される。端子86より
入力する上り信号はフィルタ107の低域出力として得
られ、ノイズレベル測定部32c,レベル調整部34c
を通し、混合回路118に供給される。
【0043】なお、状態監視装置119はアンプ94,
96,110やレベル判定部36の状態(ステータス)
を監視しており、その監視結果をSTM信号として上り
信号に混合してセンタ装置18に供給する。ノイズレベ
ル測定部32a〜32cで測定された各上り信号のDU
比はレベル判定部36に供給され、レベル判定部36は
各上り信号のレベルを制御するレベル制御信号を上り信
号毎に生成してレベル制御部38に供給する。レベル制
御部38はこのレベル制御信号に従って方路毎のレベル
調整部34a〜34cそれぞれを制御して各上り信号の
レベルを調整する。
【0044】図4に示す実施例を適用したCATVシス
テムの構成を図13に示し、図12に示す伝送路アンプ
120を適用したCATVシステムの構成を図14に示
す。図13の構成では、例えば伝送路の方路10Aに接
続された複数の加入者端末14のうち14Aからの上り
信号に大きな雑音が含まれている場合、上り流合雑音低
減装置30は方路10Aに対する減衰量を低下させるた
めに、方路10Aに接続された全ての加入者端末14の
出力レベルが増大されることになる。
【0045】図14の構成では、伝送路アンプ120に
上り流合雑音低減装置が内蔵されているため、例えば伝
送路の方路10Aに接続された複数の加入者端末14の
うち14Aからの上り信号に大きな雑音が含まれている
場合、加入者端末14Aが接続された伝送路アンプ12
0において加入者端末14Aだけに対する減衰量を低下
させることができる。このため、加入者端末14Aの出
力レベルは増大されるが、方路10Aに接続された他の
全ての加入者端末14の出力レベルは変化しないので、
これらの他の全ての加入者端末14に不要な負担がかか
らなくて済み、実用上きわめて有用である。
【0046】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
センタ装置の上り信号の入力位置にて、伝送路の複数の
方路から供給される複数の上り信号それぞれのノイズレ
ベルを測定し、各上り信号毎に測定されたノイズレベル
の良否判定を行い、前記良否判定の判定結果に基づいて
前記各上り信号毎にレベル制御を行い、前記レベル制御
によって前記各上り信号毎にレベル調整を行う。
【0047】このように、センタ装置の上り信号の入力
位置にて、各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良
否判定を行い、判定結果に基づいて各上り信号毎にレベ
ル調整を行うため、ノイズレベルが不良と判定された上
り信号のレベルを調整して、そのノイズレベルを低減
し、他の方路の上り信号に影響を与えることを防止でき
る。
【0048】請求項2に記載の発明は、伝送路に設けら
れた複数の伝送路アンプにて、前記伝送路及び加入者端
末から供給される複数の上り信号それぞれのノイズレベ
ルを測定し、各上り信号毎に測定されたノイズレベルの
良否判定を行い、前記良否判定の判定結果に基づいて前
記各上り信号毎にレベル制御を行い、前記レベル制御に
よって前記各上り信号毎にレベル調整を行う。
【0049】このように、伝送路の伝送路アンプにて、
各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行
い、判定結果に基づいて各上り信号毎にレベル調整を行
うため、ノイズレベルが不良と判定された上り信号のレ
ベルを調整して、そのノイズレベルを低減し、他の上り
信号に影響を与えることを防止できる。請求項3に記載
の発明は、センタ装置の上り信号の入力位置に設けら
れ、伝送路の複数の方路から供給される複数の上り信号
それぞれのノイズレベルを測定するノイズレベル測定部
と、各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定
を行うレベル判定部と、前記レベル判定部の判定結果に
基づいて前記各上り信号毎にレベル制御を行うレベル制
御部と、前記レベル制御部の制御によって前記各上り信
号毎にレベル調整を行うレベル調整部とを有する。
【0050】このように、センタ装置の上り信号の入力
位置にて、各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良
否判定を行い、判定結果に基づいて各上り信号毎にレベ
ル調整を行うため、ノイズレベルが不良と判定された上
り信号のレベルを調整して、そのノイズレベルを低減
し、他の方路の上り信号に影響を与えることを防止でき
る。
【0051】請求項4に記載の発明は、伝送路に設けら
れた複数の伝送路アンプに設けられ、前記伝送路及び加
入者端末から供給される複数の上り信号それぞれのノイ
ズレベルを測定するノイズレベル測定部と、各上り信号
毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行うレベル判
定部と、前記レベル判定部の判定結果に基づいて前記各
上り信号毎にレベル制御を行うレベル制御部と、前記レ
ベル制御部の制御によって前記各上り信号毎にレベル調
整を行うレベル調整部とを有する。
【0052】このように、伝送路の伝送路アンプにて、
各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行
い、判定結果に基づいて各上り信号毎にレベル調整を行
うため、ノイズレベルが不良と判定された上り信号のレ
ベルを調整して、そのノイズレベルを低減し、他の上り
信号に影響を与えることを防止できる。請求項5に記載
の発明では、レベル調整部は、ノイズレベルが不良と判
定された上り信号の減衰量を低下させてレベル制御を行
う。
【0053】このため、ノイズレベルが不良と判定され
た上り信号のノイズレベルを低減することができる。請
求項6に記載の発明では、レベル調整部は、前記各上り
信号毎に3以上の段階の減衰量でレベル制御を行う。こ
のため、上り信号に含まれるノイズレベルに応じた減衰
量を設定して当該上り信号のノイズレベルを低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CATVシステムの双方向通信サービスにおけ
る上り信号帯域の一例の周波数スペクトラムである。
【図2】CATVシステムの一例の構成図である。
【図3】STM装置を用いたCATVシステムの構成図
である。
【図4】本発明の上り流合雑音低減装置の一実施例のブ
ロック図である。
【図5】上り流合雑音低減装置の1方路分のブロック図
である。
【図6】キャリアと雑音との周波数スペクトラムであ
る。
【図7】レベル判定部及びレベル制御部が実行するレベ
ル調整処理の第1実施例のフローチャートである。
【図8】レベル判定部及びレベル制御部が実行するレベ
ル調整処理の第1実施例の動作シーケンスである。
【図9】レベル判定部及びレベル制御部が実行するレベ
ル調整処理の第2実施例のフローチャートである。
【図10】レベル判定部及びレベル制御部が実行するレ
ベル調整処理の第2実施例の動作シーケンスである。
【図11】レベル調整処理の第2実施例の動作を説明す
るための図である。
【図12】本発明の上り流合雑音低減装置を内蔵した伝
送路アンプの一実施例のブロック図である。
【図13】図4に示す実施例を適用したCATVシステ
ムの構成図である。
【図14】図12に示す伝送路アンプを適用したCAT
Vシステムの構成図である。
【符号の説明】
14 加入者端末 16 ヘッドエンド装置 17a〜17d 光受信機 18 センタ装置 30 上り流合雑音低減装置 32a〜32d ノイズレベル測定部 34a〜34d レベル調整部 36 レベル判定部 38 レベル制御部 40 混合部 42 下り信号スケジュール部 44 レベル制御部 50A 雑音抽出部 50B キャリア抽出部 52A,52B RFアンプ 54A,54B 検波器 56A,56B アンプ 60 減算器 62 演算処理装置 64 ATT制御回路 66 ゲート制御回路 68 デジタル可変ATT68
フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BB05 BC10 BC11 BC12 BC27 BD01 5K046 BB03 DD13 DD25 DD29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタ装置と複数の加入者端末とを伝送
    路で接続した双方向通信システムの上り流合雑音低減方
    法において、 前記センタ装置の上り信号の入力位置にて、前記伝送路
    の複数の方路から供給される複数の上り信号それぞれの
    ノイズレベルを測定し、 各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行
    い、 前記良否判定の判定結果に基づいて前記各上り信号毎に
    レベル制御を行い、 前記レベル制御によって前記各上り信号毎にレベル調整
    を行うことを特徴とする上り流合雑音低減方法。
  2. 【請求項2】 センタ装置と複数の加入者端末とを伝送
    路で接続した双方向通信システムの上り流合雑音低減方
    法において、 前記伝送路に設けられた複数の伝送路アンプにて、前記
    伝送路及び加入者端末から供給される複数の上り信号そ
    れぞれのノイズレベルを測定し、 各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行
    い、 前記良否判定の判定結果に基づいて前記各上り信号毎に
    レベル制御を行い、 前記レベル制御によって前記各上り信号毎にレベル調整
    を行うことを特徴とする上り流合雑音低減方法。
  3. 【請求項3】 センタ装置と複数の加入者端末とを伝送
    路で接続した双方向通信システムの上り流合雑音低減装
    置において、 前記センタ装置の上り信号の入力位置に設けられ、前記
    伝送路の複数の方路から供給される複数の上り信号それ
    ぞれのノイズレベルを測定するノイズレベル測定部と、 各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行
    うレベル判定部と、 前記レベル判定部の判定結果に基づいて前記各上り信号
    毎にレベル制御を行うレベル制御部と、 前記レベル制御部の制御によって前記各上り信号毎にレ
    ベル調整を行うレベル調整部とを有することを特徴とす
    る上り流合雑音低減装置。
  4. 【請求項4】 センタ装置と複数の加入者端末とを伝送
    路で接続した双方向通信システムの上り流合雑音低減装
    置において、 前記伝送路に設けられた複数の伝送路アンプに設けら
    れ、前記伝送路及び加入者端末から供給される複数の上
    り信号それぞれのノイズレベルを測定するノイズレベル
    測定部と、 各上り信号毎に測定されたノイズレベルの良否判定を行
    うレベル判定部と、 前記レベル判定部の判定結果に基づいて前記各上り信号
    毎にレベル制御を行うレベル制御部と、 前記レベル制御部の制御によって前記各上り信号毎にレ
    ベル調整を行うレベル調整部とを有することを特徴とす
    る上り流合雑音低減装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の上り流合雑音低
    減装置において、 前記レベル調整部は、ノイズレベルが不良と判定された
    上り信号の減衰量を低下させてレベル制御を行うことを
    特徴とする上り流合雑音低減装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の上り流合雑音低減装置に
    おいて、 前記レベル調整部は、前記各上り信号毎に3以上の段階
    の減衰量でレベル制御を行うことを特徴とする上り流合
    雑音低減装置。
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