JP2000358020A - タイミング抽出・識別再生回路 - Google Patents

タイミング抽出・識別再生回路

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JP2000358020A
JP2000358020A JP11167877A JP16787799A JP2000358020A JP 2000358020 A JP2000358020 A JP 2000358020A JP 11167877 A JP11167877 A JP 11167877A JP 16787799 A JP16787799 A JP 16787799A JP 2000358020 A JP2000358020 A JP 2000358020A
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Kiyoshi Ishii
清 石井
Yoshimichi Kishine
桂路 岸根
Haruhiko Ichino
晴彦 市野
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低いジッタのカットオフ周波数をもつたタイ
ミング抽出・識別再生回路を実現する。 【解決手段】 入力データ信号から位相同期ループ12
により抽出したクロックを識別回路17に入力してデー
タの識別再生を行う回路において、該クロックの周波数
を1/16に低下させてからその低下させた周波数を中
心周波数とする弾性表面波フィルタ14に入力し、その
弾性表面波フィルタ14の出力を16逓倍してから上記
識別回路17に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力データ信号か
らクロック信号を抽出し該抽出したクロック信号によっ
て該入力データ信号を識別再生する回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の最も一般的に使用されて
いる非線形抽出技術を用いたタイミング抽出・識別再生
回路を示す図である。ここでは、入力データ信号のクロ
ック成分はそのデータ信号のビットレートの1/2の周
波数であるので、入力端子51に入力するデータ信号を
微分回路52により微分し続けて全波整流回路53によ
り全波整流することによって入力信号を2逓倍し、クロ
ック信号周波数成分を抽出する。このクロック成分を弾
性表面波フィルタ54に入力させることにより、前記抽
出した周波数の振動を持続させて連続したクロック信号
を得る。このクロック信号を増幅回路55により一定振
幅の信号に増幅してから、遅延量が予め所定値に調整さ
れた可変遅延回路56に入力しタイミング調整する。
【0003】これにより、可変遅延回路56から得られ
るクロック信号は入力端子51に入力するデータ信号の
ビットレートと同じ周波数となり、且つそのデータ信号
を再生する最適な位相(例えば180度の位相差)にな
って識別回路57に入力し、そこで入力データ信号が識
別再生され、出力端子58に出力する。59は抽出した
クロック信号の出力端子である。
【0004】図7は位相同期ループを用いた構成の別の
従来のタイミング抽出・識別再生回路を示す図である。
入力端子61に入力したデータ信号が位相同期ループ6
2に入力することにより、そのデータ信号に含まれるク
ロック成分の周波数を2逓倍したクロック周波数成分が
抽出され、可変遅延回路63に入力しタイミング調整さ
れてから、識別回路64に入力する。これにより、入力
データ信号が識別再生され、出力端子65に出力する。
66は抽出クロックの出力端子である。
【0005】位相同期ループ62は位相比較器621、
ローパスフィルタ622、電圧制御発振器623、2分
周器624をループ接続したものである。
【0006】図8は図7における接続点a〜dの電圧レ
ベルのタイミングチャートである。入力端子61の信号
aと電圧制御発振器623の出力信号を2分周器624
で2分周した信号bの位相が比較され、その位相差に応
じた信号cがローパスフィルタ522に入力することに
より、高周波成分が抑圧されて、直流信号dとなり、電
圧制御発振器623の発振周波数を制御する。
【0007】例えば、入力信号aの位相が信号bより遅
れていれば信号dのレベルが高くなって電圧制御発振器
623の発振周波数が高くなり、進んでいる場合はこれ
と逆になる。電圧制御発振器623で得られた周波数信
号が可変遅延回路63により最適な位相(入力信号aに
対して例えば90度の位相差をもつ)に調整されて、識
別回路64に入力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示し
たタイミング抽出・識別再生回路の構成では、主に弾性
表面波フィルタ54の性能が、タイミング抽出・識別再
生回路のジッタのカットオフ周波数を決定する。このた
め、高周波で動作し、かつ低いジッタのカットオフ周波
数をもつタイミング抽出・識別回路を実現するために
は、高周波で動作する優れた性能(高Q)の弾性表面波
フィルタが必要とされるが、現状では、このような性能
の弾性表面波フィルタを実現することは困難であった。
【0009】また、図7に示したタイミング抽出・識別
再生回路の構成では、信号aにおいて同符号が連続する
領域では、信号dが初期状態に引き戻されてしまうた
め、この信号dが一定の電圧レベルとならず、わずかに
変化する。この信号dは電圧制御発振器623の発信制
御信号であるので、発振出力周波数にジッタを生じてし
まう。このジッタが大きいと高精度の識別再生ができな
いため、位相同期ループのループ利得を大きくしなけれ
ばならないが、このようにするとジッタのカットオフ周
波数が高くなってしまう。
【0010】光通信に用いられる再生中継器では、ジッ
タの低いカットオフ周波数が要求されるが、上記のよう
に、従来のタイミング抽出・識別再生回路では、いずれ
もジッタのカットオフ周波数を低くすることができず、
光通信用再生中継器への応用に問題があった。
【0011】本発明の目的は、上記した問題を解決し、
ジッタのカットオフ周波数を極めて低くできるようにし
たタイミング抽出・識別再生回路を提供することであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の発明は、入力データ信号からクロック抽出手段
によってクロック信号を抽出し、該抽出したクロック信
号を識別回路に入力して、前記入力データ信号の識別再
生を行い出力データ信号として出力するタイミング抽出
・識別回路において、前記抽出したクロック信号を入力
して該クロック信号の周波数より低い周波数の信号に変
換する第1の周波数変換手段と、該第1の周波数変換手
段の後段に接続され該第1の周波数変換手段の出力信号
の周波数を中心周波数とする帯域通過フィルタと、該帯
域通過フィルタの後段に接続され前記帯域通過フィルタ
の出力信号の周波数を前記抽出したクロック信号の周波
数に変換して前記識別回路に入力させる第2の周波数変
換手段と、前記第1の周波数変換手段の入力側から前記
第2の周波数変換手段の出力側の間のいずれかの経路に
設けた遅延手段とを具備するよう構成した。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、前記
クロック抽出手段が、前記入力データ信号を入力する位
相比較器と、該位相比較器の出力信号中の高周波成分を
抑圧するローパスフィルタと、該ローパスフィルタの出
力信号により発振周波数が制御される電圧制御発振器
と、該電圧制御発振器の出力周波数を1/2にする第1
分周器とを有し、前記位相比較器が前記入力データ信号
と前記第1分周器の出力信号の位相比較を行い、且つ前
記電圧制御発振器の出力信号を抽出クロック信号とする
よう構成した。
【0014】第3の発明は、入力データ信号からクロッ
ク信号を抽出し、該抽出したクロック信号により前記入
力データ信号の識別再生を行うタイミング抽出・識別回
路において、前記入力データ信号を入力して前記抽出ク
ロック信号により識別再生しデータ信号を出力する識別
回路と、該識別回路の出力データ信号と前記入力データ
信号と前記入力データ信号を所定量遅延した信号を入力
して出力データ信号と入力データ信号との位相差に応じ
た信号を出力する位相比較器と、該位相比較器の出力信
号の高周波成分を抑圧するローパスフィルタと、該ロー
パスフィルタの出力信号により発振周波数が制御される
電圧制御発振器と、該電圧制御発振器の出力信号をより
低い周波数の信号に変換する第1の周波数変換手段と、
該第1の周波数変換手段の後段に接続され該第1の周波
数変換手段の出力信号の周波数を中心周波数とする帯域
通過フィルタと、該帯域通過フィルタの後段に接続され
前記帯域通過フィルタの出力信号の周波数を前記電圧制
御発振器の出力信号の周波数に変換する第2の周波数変
換手段とを具備し、該第2の周波数変換手段の出力信号
を前記抽出クロック信号とするよう構成した。
【0015】第4の発明は、第1乃至第3の発明におい
て、前記識別回路の出力側に直列データを並列データに
変換するデマルチプレクサを接続し、前記第2の周波数
変換手段を同一逓倍値の複数の逓倍器で構成し、該各逓
倍器の入力信号を前記デマルチプレクサにクロック信号
として入力させるよう構成した。
【0016】第5の発明は、第1乃至第3の発明におい
て、前記識別回路の出力側に直列データを並列データに
変換するデマルチプレクサを接続し、前記第1の周波数
変換手段を同一分周値の複数の分周器で構成し、該各分
周器の出力信号を前記デマルチプレクサにクロック信号
として入力させるよう構成した。
【0017】第6の発明は、前記帯域通過フィルタに弾
性表面波フィルタを使用して構成した。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は本発
明の第1の実施形態のタイミング抽出・識別再生回路の
構成を示す図である。11はデータ信号が入力する入力
端子、12は入力データ信号を取り込んでそのビットレ
ートと同じ周波数のクロック信号を抽出する位相同期ル
ープ、13はそのクロック信号の周波数を1/16の周
波数に変換する16分周器(第1の周波数変換手段)、
14は弾性表面波フィルタ、15は周波数を16倍にす
る16逓倍器(第2の周波数変換手段)、16は遅延量
が手動調整可能な可変遅延回路、17は可変遅延回路1
6の出力クロックによりデータを識別再生するFF回路
等からなる識別回路、18はデータ出力端子、19は抽
出クロック出力端子である。
【0019】位相同期ループ12は位相比較器121、
ローパスフィルタ122、電圧制御発振器123、2分
周器124をループ接続したものである。
【0020】いま、入力端子11にNRZの2.5Gbi
t/sのデータ信号が入力すると、そこに含まれている
1.25GHzのクロック成分は位相同期ループ12によ
って2逓倍され、2.5GHZのクロック信号として抽出
される。そして、この抽出クロック信号は16分周器1
3において156MHzのクロック信号に変換され、中心
周波数がその156MHzに設定された弾性表面波フィル
タ14に入力する。そして、この弾性表面波フィルタ1
4の出力信号は16逓倍器15で周波数が16倍の2.
5GHzに戻されて、可変遅延回路16に入力する。識別
回路17は入力データのビットレートと同じ2.5GHz
の周波数でかつその入力データに対して所定の位相に調
整された抽出クロックにより、データの識別再生を行
う。
【0021】図2の太実線の特性は上記した弾性表面波
フィルタ14のジッタ伝送特性の測定結果を示すもので
ある。ジッタのカットオフ周波数は50KHzである。本
実施形態ではこのように抽出クロック信号の周波数を低
下させてから弾性表面波フィルタ14を使用することに
より、50KHz以上のジッタの周波数成分が抑圧され
る。これは、図7に示した従来構成のタイミング抽出・
識別再生回路に2.5Gbit/sのデータ信号を入力させ
たとき、得られた2.5GHzのクロック信号をそのまま
使用する場合のジッタカットオフ周波数1.5MHz(太
破線の特性)と比較すると、1/30と大幅に低い周波
数に抑圧されてることが分かる。
【0022】以上により、本実施形態で得られた抽出ク
ロック信号は、ジッタの極めて少ない高精度な信号とな
る。このため、本実施形態では、ジッタのカットオフ周
波数の極めて低い優れた性能のタイミング抽出・識別再
生回路を実現することができる。
【0023】なお、図1の回路において、識別回路17
に入力するクロックの位相を調整する可変遅延回路16
は、16分周器13の入力側、弾性表面波フィルタ14
の入力側、16逓倍器15の入力側のいずれに接続して
も良く、これらの場合は16逓倍器15の出力信号が識
別回路17や出力端子19に対して直接出力する。
【0024】[第2の実施形態]図3は本発明の第2の
実施形態のタイミング抽出・識別再生回路の構成を示す
図である。21はデータ信号が入力する入力端子、22
は位相比較器、23は入力データ信号を90度移相する
固定遅延回路、24はローパスフィルタ、25は電圧制
御発振器、26は16分周器(第1の周波数変換手
段)、27は弾性表面波フィルタ、28は16逓倍器
(第2の周波数変換手段)、29は識別回路、30はデ
ータ出力端子、31は抽出クロック出力端子である。
【0025】位相比較器22は、入力データ信号と識別
回路29の出力データ信号と入力データ信号を90度移
相させた固定遅延回路23からの信号を取り込んで、出
力データ信号の位相が入力データ信号の位相よりちょう
ど90度遅延しているときは誤差信号を所定の一定値と
し、90度遅延より進んでいるときは正パルス(パルス
幅小)信号とし、90遅延より遅れているときは負パル
ス(パルス幅大)信号とするよう動作する(参考:N.Is
hihara,et al,"A Monolithic 156Mb/s Clockand Data R
ecovery PLL Circuit Using the Sample and-Hold Tech
nique "IEEEJ.S.C vol.29, No.12,Dec.1994,pp.1566-15
71) 。
【0026】ローパスフィルタ24からの出力は、誤差
信号が一定値のときは一定値となり電圧制御発振器25
の発振周波数を変化させず、正パルスのときはレベルを
低下させて発振周波数を低下させ、負パルスのときはレ
ベルを増大させて発振周波数を高くする。
【0027】このように制御することにより、識別回路
29に入力するクロック信号は入力データ信号に対して
所定位相(例えば180度)に自動的に制御され、正確
なデータ識別再生を行うようになる。ここでは、図1に
示したような可変遅延回路は不要となり、回路構成が簡
単となる。
【0028】また、ここでは、入力端子11に2.5G
bit/sのデータ信号が入力すると、電圧制御発振器25
は2.5GHzのクロック信号を発振し、その周波数を1
/16の156MHzに低下させてから中心周波数がその
156MHzの弾性表面波フィルタ27に入力させるの
で、ジッタのカットオフ周波数が図1で説明した回路と
同様に低い周波数に抑圧される。弾性表面波フィルタ2
7の出力信号は16逓倍器28で16倍されて2.5G
Hzとなり、識別回路29にクロック信号として入力す
る。
【0029】[第3の実施形態]図4は第3の実施形態
のタイミング抽出・識別再生回路を示す図である。この
回路は、図1に示した回路において、16分周器13を
8分周器32に置換し、16逓倍器15を3個の2逓倍
器33,34,35に置換し、識別回路17の出力側に
直列データを8ビットの並列データに変換するデマルチ
プレクサ36を接続して、各2逓倍器33,34,35
の入力側の3種の周波数のクロックを可変遅延回路3
8,39,40で位相調整してからデマルチプレクサ3
6に入力したものである。
【0030】ここでは、識別回路17に入力するクロッ
クの1/2,1/4,1/8の周波数のクロックがデマ
ルチプレクサ36に入力するが、これらのクロックは弾
性表面波フィルタ14によってジッタの少ないクロック
となっているので、適正なデータ変換ができる。
【0031】[第4の実施形態]図5は第4の実施形態
のタイミング抽出・識別再生回路を示す図である。この
回路は、図4に示した回路において、8分周器32を3
個の2分周器41,42,43に置換し、3個の2逓倍
器33,34,35を1個の8逓倍器44に置換し、各
2分周器41,42,43の出力に表れるクロック信号
を可変遅延回路45,46,47により位相調整してか
らデマルチプレクサ36に入力したものである。
【0032】ここでは、デマルチプレクサ36に前記と
同様に、識別回路17に入力するクロックの1/2,1
/4,1/8の周波数のクロックが入力するが、これら
のクロックは弾性表面波フィルタ14を経由していない
ので、シミュレーションが容易となり、それらのクロッ
クの可変遅延回路45,46,47による位相調整が容
易となるという利点がある。
【0033】[その他の実施形態]なお、以上では弾性
表面波フィルタに入力するクロック周波数を低下させる
ためにその前段で16分周し後段で16逓倍したり、前
段で8分周し後段で8逓倍しているが、これに限られる
ものではない。また、以上では弾性表面波フィルタを用
いた場合について説明したが、タンク回路等の他の形式
の高Qの帯域通過フィルタを用いても同様にジッタのカ
ットオフ周波数を低下させることができることは勿論で
ある。また、上記の図4,図5ではデマルチプレクサ用
のクロック信号を作成する例を図1に示したタイミング
抽出・識別再生回路に適用した場合について説明した
が、図3に示したタイミング抽出・識別再生回路にも同
様に適用できることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上から本発明によれば、入力データ信
号から抽出したクロック信号を低い周波数に変換してか
ら帯域通過フィルタに入力させ、その出力クロック信号
をもとの周波数にもどしてからデータ信号の識別再生を
行うので、その帯域通過フィルタにその中心周波数が低
い周波数のものを使用することができ、極めて優れた性
能(高Q)のフィルタを使用可能となるので、ジッタの
カットオフ周波数を低くすることができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のタイミング抽出・
識別再生回路のブロック図である。
【図2】 図1の回路と従来回路のジッタカットオフの
特性図である。
【図3】 本発明の第2の実施形態のタイミング抽出・
識別再生回路のブロック図である。
【図4】 本発明の第3の実施形態のタイミング抽出・
識別再生回路のブロック図である。
【図5】 本発明の第4の実施形態のタイミング抽出・
識別再生回路のブロック図である。
【図6】 従来の非線形抽出技術を使用したタイミング
抽出・識別再生回路のブロック図である。
【図7】 従来の位相同期ループを使用したタイミング
抽出・識別再生回路のブロック図である。
【図8】 図7の回路の各点の信号のタイミングチャー
トである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市野 晴彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5J106 AA04 CC01 CC21 CC38 CC39 CC41 CC52 CC54 CC59 FF02 KK25 5K047 AA06 BB02 FF02 GG08 GG42 GG45 MM33 MM36 MM46 MM50 MM55 MM63

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データ信号からクロック抽出手段によ
    ってクロック信号を抽出し、該抽出したクロック信号を
    識別回路に入力して、前記入力データ信号の識別再生を
    行い出力データ信号として出力するタイミング抽出・識
    別回路において、 前記抽出したクロック信号を入力して該クロック信号の
    周波数より低い周波数の信号に変換する第1の周波数変
    換手段と、該第1の周波数変換手段の後段に接続され該
    第1の周波数変換手段の出力信号の周波数を中心周波数
    とする帯域通過フィルタと、該帯域通過フィルタの後段
    に接続され前記帯域通過フィルタの出力信号の周波数を
    前記抽出したクロック信号の周波数に変換して前記識別
    回路に入力させる第2の周波数変換手段と、前記第1の
    周波数変換手段の入力側から前記第2の周波数変換手段
    の出力側の間のいずれかの経路に設けた遅延手段とを具
    備することを特徴とするタイミング抽出・識別再生回
    路。
  2. 【請求項2】前記クロック抽出手段が、前記入力データ
    信号を入力する位相比較器と、該位相比較器の出力信号
    中の高周波成分を抑圧するローパスフィルタと、該ロー
    パスフィルタの出力信号により発振周波数が制御される
    電圧制御発振器と、該電圧制御発振器の出力周波数を1
    /2にする第1分周器とを有し、前記位相比較器が前記
    入力データ信号と前記第1分周器の出力信号の位相比較
    を行い、且つ前記電圧制御発振器の出力信号を抽出クロ
    ック信号とするよう構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のタイミング抽出・識別再生回路。
  3. 【請求項3】入力データ信号からクロック信号を抽出
    し、該抽出したクロック信号により前記入力データ信号
    の識別再生を行うタイミング抽出・識別回路において、 前記入力データ信号を入力して前記抽出クロック信号に
    より識別再生しデータ信号を出力する識別回路と、該識
    別回路の出力データ信号と前記入力データ信号と前記入
    力データ信号を所定量遅延した信号を入力して出力デー
    タ信号と入力データ信号との位相差に応じた信号を出力
    する位相比較器と、該位相比較器の出力信号の高周波成
    分を抑圧するローパスフィルタと、該ローパスフィルタ
    の出力信号により発振周波数が制御される電圧制御発振
    器と、該電圧制御発振器の出力信号をより低い周波数の
    信号に変換する第1の周波数変換手段と、該第1の周波
    数変換手段の後段に接続され該第1の周波数変換手段の
    出力信号の周波数を中心周波数とする帯域通過フィルタ
    と、該帯域通過フィルタの後段に接続され前記帯域通過
    フィルタの出力信号の周波数を前記電圧制御発振器の出
    力信号の周波数に変換する第2の周波数変換手段とを具
    備し、該第2の周波数変換手段の出力信号を前記抽出ク
    ロック信号とすることを特徴とするタイミング抽出・識
    別再生回路。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のタイミング抽出・識別再
    生回路において、 前記識別回路の出力側に直列データを並列データに変換
    するデマルチプレクサを接続し、前記第2の周波数変換
    手段を同一逓倍値の複数の逓倍器で構成し、該各逓倍器
    の入力信号を前記デマルチプレクサにクロック信号とし
    て入力させたことを特徴とするタイミング抽出・識別再
    生回路。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のタイミング抽出・識別再
    生回路において、 前記識別回路の出力側に直列データを並列データに変換
    するデマルチプレクサを接続し、前記第1の周波数変換
    手段を同一分周値の複数の分周器で構成し、該各分周器
    の出力信号を前記デマルチプレクサにクロック信号とし
    て入力させたことを特徴とするタイミング抽出・識別再
    生回路。
  6. 【請求項6】前記帯域通過フィルタに弾性表面波フィル
    タを使用したことを特徴とする請求項1乃至5に記載の
    タイミング抽出・識別再生回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010103626A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 株式会社日立製作所 クロック生成回路およびそれを備えた信号再生回路

Cited By (1)

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WO2010103626A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 株式会社日立製作所 クロック生成回路およびそれを備えた信号再生回路

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