JP2000357026A - 情報処理装置およびこの情報処理装置に用いるキーボードユニット - Google Patents

情報処理装置およびこの情報処理装置に用いるキーボードユニット

Info

Publication number
JP2000357026A
JP2000357026A JP11166716A JP16671699A JP2000357026A JP 2000357026 A JP2000357026 A JP 2000357026A JP 11166716 A JP11166716 A JP 11166716A JP 16671699 A JP16671699 A JP 16671699A JP 2000357026 A JP2000357026 A JP 2000357026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keyboard
main body
unit
liquid crystal
crystal display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11166716A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamamori
健司 山森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11166716A priority Critical patent/JP2000357026A/ja
Publication of JP2000357026A publication Critical patent/JP2000357026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、キーボードユニットの未使用時の転
倒を防止できるとともに、移設作業も簡単かつ容易に行
える情報処理装置を得ることにある。 【解決手段】情報処理装置は、載置面4に置かれる装置
本体2と;装置本体と一体化された液晶ディスプレイユ
ニット40と;装置本体と共に載置面に置かれるキーボー
ドユニット3と;を備えている。装置本体は、ベース部6
と、ベース部の上面から上向きに延びてその上端で液晶
ディスプレイユニットを支持するスタンド部7とを有し
ている。ベース部の上面、スタンド部の前面および液晶
ディスプレイユニットの背面とで囲まれる部分には、キ
ーボードケース30を縦置きの姿勢で格納する格納スペー
ス65が形成されている。キーボードケースの幅方向に沿
う一側縁部には、このケースを格納スペースに格納した
時にベース部の左右の側面に引っ掛かる一対の凸部33a,
33bが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
ユニットと装置本体とを一体化したデスクトップ形のパ
ーソナルコンピュータのような情報処理装置およびこの
情報処理装置に用いるキーボードユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレイユニットを一体
化し、全ての機能を一つに集約した、いわゆる液晶一体
形のデスクトップ形パーソナルコンピュータが種々提供
されている。この種のコンピュータは、CPUやハードデ
ィスク駆動装置等を収容した装置本体と、この装置本体
に一体的に取り付けられた液晶ディスプレイユニットと
を備えている。装置本体は縦長の箱状をなしており、こ
の装置本体の前面に液晶ディスプレイユニットが据え付
けられている。
【0003】そのため、液晶一体形のパーソナルコンピ
ュータは、従来のCRTディスプレイを採用したタワー形
のパーソナルコンピュータに比べて設置スペースが半分
以下となり、パーソナルコンピュータを机の天板上に設
置して使用する場合に省スペース化を図れるといった利
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶一体形
のパーソナルコンピュータにおいても、タワー形のパー
ソナルコンピュータと同様にキーボードユニットを必要
とする。このキーボードユニットは、長方形の箱状をな
すキーボードケースと、このキーボードケースの上面に
配置された多数のキーとを有し、上記装置本体と共に机
の天板のような載置面に置かれている。
【0005】この場合、キーボードユニットは、ケーブ
ルを介して装置本体に接続されており、パーソナルコン
ピュータを使用しない時でも装置本体の手元側に置かれ
ている。そのため、キーボードユニットの分だけ天板上
の作業スペースが狭くなり、この天板上に例えば書類や
図面を広げる時にキーボードユニットが邪魔な存在とな
ることがあり得る。
【0006】このことから、従来ではキーボードユニッ
トを使用しない時に、このキーボードユニットを装置本
体や液晶ディスプレイユニットに立て掛けることが多々
見受けられる。しかしながら、このようにすると、キー
ボードユニットの姿勢が極めて不安定となり、このキー
ボードユニットが不意に倒れて破損の原因となったり、
大きな音を発するといった不具合が生じてくる。
【0007】また、キーボードユニットを装置本体に止
めておくことができないので、パーソナルコンピュータ
を移動する際には、キーボードユニットと装置本体とを
別々に持ち運ばなくてはならない。そのため、パーソナ
ルコンピュータの移動に手間を要するといった問題があ
る。
【0008】さらに、液晶一体形のパーソナルコンピュ
ータでは、キーボードユニットと装置本体とが別々に切
り離されているために、液晶ディスプレイユニットや装
置本体に対するキーボードユニットの基準位置を明確に
定めることができず、机の天板上でのキーボードユニッ
トの位置は、オペレータ任せとなっているのが現状であ
る。
【0009】それとともに、キーボードユニットは、装
置本体とは独立して机の天板上に置かれるために、これ
らキーボードユニットと装置本体あるいは液晶ディスプ
レイユニットとの一体感を得ることができず、外観的な
面でいま一歩改善の余地が残されている。
【0010】本発明の目的は、キーボードユニットを使
用しない時に、このキーボードユニットを装置本体や液
晶ディスプレイユニットを利用してしっかりと保持する
ことができ、載置面上に広い作業スペースを確保しつ
つ、キーボードユニットの転倒を防止できるとともに、
装置本体とキーボードユニットとを同時に持ち運ぶこと
ができ、移動作業を簡単かつ容易に行える情報処理装置
を得ることにある。
【0011】本発明の他の目的は、装置本体に対するキ
ーボードケースの基準位置を容易に定めることができ、
かつ装置本体との一体感を得ることができるキーボード
ユニットを得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る情報処理装置は、載置面に置かれる装
置本体と;この装置本体と一体化されたフラットな液晶
ディスプレイユニットと;長方形の箱状をなすキーボー
ドケースと、このキーボードケースの上面に配置された
多数のキーとを有し、上記装置本体と共に上記載置面に
置かれるキーボードユニットと;を備えている。そし
て、上記装置本体は、上記載置面に置かれるフラットな
ベース部と、このベース部の上面から上向きに延びて、
その上端で上記液晶ディスプレイユニットを支持するス
タンド部とを有し、上記ベース部の上面、上記スタンド
部の前面および上記液晶ディスプレイユニットの背面と
で囲まれる部分に、上記キーボードユニットのキーボー
ドケースを縦置きの姿勢で格納する格納スペースを形成
するとともに、上記キーボードケースの幅方向に沿う一
側縁部に、このキーボードケースを上記格納スペースに
格納した時に上記ベース部の左右の側面に引っ掛かる一
対の凸部を形成したことを特徴としている。
【0013】このような構成において、キーボードユニ
ットを使用しない時は、このキーボードユニットをベー
ス部上の格納スペースに導き、このキーボードケースを
液晶ディスプレイユニットの背面とスタンド部の前面と
の間に縦置きの姿勢で介在させる。
【0014】このことにより、キーボードケースは、ベ
ース部の上面において液晶ディスプレイユニットとスタ
ンド部とで挟み込まれることになり、キーボードユニッ
トが液晶ディスプレイユニットの背後に格納される。そ
のため、キーボードユニットを使用しない時に、装置本
体の前方に広い作業スペースを確保することができ、載
置面上の省スペース化により有効に寄与することにな
る。
【0015】しかも、キーボードユニットを格納スペー
スに格納した状態では、そのキーボードケースが液晶デ
ィスプレイユニットとスタンド部とによって前後から挟
み込まれるので、ベース部上でのキーボードユニットの
姿勢が安定する。その上、キーボードケースの凸部がベ
ース部の左右の側面に引っ掛かるので、ベース部の幅方
向へのキーボードケースの位置決めもなされる。
【0016】したがって、装置本体と液晶ディスプレイ
ユニットとを利用してキーボードユニットをしっかりと
保持することができ、このキーボードユニットが転倒し
たり、ベース部の上面からずれ落ちることもない。それ
とともに、キーボードユニットを格納スペースに格納し
た状態では、キーボードユニット、装置本体および液晶
ディスプレイユニットが一つの構造物として纏まるの
で、キーボードユニットを装置本体や液晶ディスプレイ
ユニットと共に一括して持ち運ぶことができる。
【0017】上記目的を達成するため、本発明に係るキ
ーボードユニットは、液晶ディスプレイユニットを支持
する装置本体と共に載置面に置かれる長方形の箱状をな
すキーボードケースと、このキーボードケースの上面に
配置された多数のキーとを備えている。そして、上記キ
ーボードケースは、上記装置本体よりも手元側において
上記載置面に置かれるとともに、このキーボードケース
の上記装置本体と向かい合う後縁部に、上記装置本体の
前端部が入り込む凹所を形成したことを特徴としてい
る。
【0018】このような構成によれば、キーボードユニ
ットを載置面に載置する際に、キーボードケースの凹所
を装置本体の前端部に合わせることで、装置本体に対す
るキーボードユニットの基準位置を容易に設定すること
ができる。
【0019】しかも、凹所に装置本体の前端部が入り込
むので、キーボードユニットが装置本体から独立してい
る構成でありながら、キーボードユニットと装置本体と
の一体感が得られ、外観的な面でも好都合となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、デス
クトップ形のパーソナルコンピュータに適用した図面に
もとづいて説明する。
【0021】図1は、情報処理装置としてのデスクトッ
プ形のパーソナルコンピュータ1を開示している。この
コンピュータ1は、液晶一体形の装置本体2と、この装
置本体2に接続して使用するキーボードユニット3とを
備えている。これら装置本体2およびキーボードユニッ
ト3は、例えば机の天板のような水平な載置面4(図6
に示す)に設置されている。
【0022】装置本体2は、合成樹脂製のハウジング5
を有し、このハウジング5は、ベース部6とスタンド部
7とで構成されている。ベース部6は、底壁8a、上壁
8b、左右の側壁8c,8dを有するフラットな四角形
の箱状をなしており、上記載置面4に置かれている。ベ
ース部6の上壁8bの上面は、水平な支持面9を兼ねて
いるとともに、このベース部6の前端部は、開閉可能な
フロント扉10によって覆われている。
【0023】スタンド部7は、ベース部6と同等の幅寸
法L1を保ったまま、このベース部6の支持面9の後端か
ら上向きに延びている。スタンド部7は、前壁12a、
後壁12b、左右の側壁12c,12dおよび上壁12
eを有する中空の箱状をなしている。図2や図6に示す
ように、スタンド部7は、上方に進むに従い前向きに傾
斜されており、このスタンド部7の傾斜角度αは、約6
5°に設定されている。そのため、スタンド部7の上端
は、ベース部6の奥行き方向に沿う中間部の上方に位置
されている。
【0024】ベース部6の内部には、CD−ROM駆動
装置14又はフロッピー(登録商標)ディスク駆動装置
(図示せず)のいずれか一方が選択的に取り外し可能に
挿入されている。CD−ROM駆動装置14又はフロッ
ピーディスク駆動装置は、上記フロント扉10を開くこ
とでベース6の内部に出し入れされるようになってい
る。
【0025】また、図2に示すように、ベース6の内部
には、入・出力基板15が配置されている。この基板1
5の下面には、ハードディスク駆動装置16が支持され
ている。ハードディスク駆動装置16は、コネクタ17
を介して入・出力基板15の下面に電気的に接続されて
いる。CD−ROM駆動装置14およびハードディスク
駆動装置16は、ベース部6の薄型化を達成するため、
このベース部6の幅方向に互いに並べて配置されてい
る。
【0026】スタンド部7の内部には、メインの回路基
板19が収容されている。回路基板19は、スタンド部
7の前壁12aに沿って配置されている。この回路基板
19の背面には、CPUを構成する半導体パッケージ20
や図示しない電源回路部およびカードコネクタのような
各種の回路部品が実装されている。
【0027】図2に示すように、装置本体2のハウジン
グ5の内部には、骨格としての金属製のフレーム22が
収容されている。フレーム22は、ベース部6とスタン
ド部7とに跨っている。フレーム22は、ベース部6の
内部に収容されたベースフレーム23と、スタンド部7
の内部に収容されたスタンドフレーム24とを一体に備
えている。
【0028】ベースフレーム23は、上記CD−ROM
駆動装置14や入・出力基板15を支持している。スタ
ンドフレーム24は、上記回路基板19を支持してお
り、このスタンドフレーム24の上端には、スタンド部
7の幅方向に延びるディスプレイ支持部25が形成され
ている。
【0029】図1に示すように、上記キーボードユニッ
ト3は、長方形状の箱状をなすキーボードケース30
と、このキーボードケース30の上面に配置された多数
のキー31とを有している。このキーボードユニット3
は、机の天板のような載置面4上において装置本体2の
前方、つまりオペレータの手元側に置かれている。
【0030】キーボードケース30は、その幅寸法L2が
上記ベース部6の幅寸法L1よりも大きく設定されている
とともに、奥行き寸法L3がベース部6の奥行き寸法L4と
同等に設定されている。
【0031】キーボードケース30は、載置面4に置い
た時にベース部6と向かい合う後縁部32を有してい
る。このキーボードケース30の後縁部32には、後方
に向けて突出する一対の凸部33a,33bが形成され
ている。図3に見られるように、凸部33a,33b
は、キーボードケース30の幅方向に互いに離間して配
置されており、これら凸部33a,33bの配置間隔
は、ベース部6の幅寸法L1よりもやや大きく定められて
いる。そして、凸部33a,33bは、互いに向かい合
う側面34を有し、これら凸部33a,33bは、キー
ボードケース30の後縁部32にベース部6の前端部が
入り込むような凹所35を構成している。
【0032】キーボードユニット3は、USBケーブル
36を有している。USBケーブル36は、キーボード
ケース30の左側面から導出されており、このUSBケ
ーブル36は、装置本体2のUSBポート(図示せず)
に接続されている。キーボードユニット3に付属するマ
ウス37はマウスケーブル38を有し、このマウスケー
ブル38の先端のコネクタ38aは、キーボードケース
30の右側面に配置されたマウスコネクタ39に接続さ
れている。
【0033】図1ないし図3に示すように、上記装置本
体2のスタンド部7の上端には、フラットな液晶ディス
プレイユニット40が支持されている。液晶ディスプレ
イユニット40は、合成樹脂製のディスプレイハウジン
グ41と、このディスプレイハウジング41に収容され
た液晶ディスプレイモジュール42とを備えている。
【0034】ディスプレイハウジング41は、ディスプ
レイカバー43とディスプレイマスク44とに分割され
ている。ディスプレイカバー43は、長方形の板状をな
しており、このディスプレイカバー43の内面に液晶デ
ィスプレイモジュール42がねじ止めされている。ディ
スプレイマスク44は、表示用の開口部45を有する四
角形の枠状をなしており、この開口部45を通じて液晶
ディスプレイモジュール42の表示画面42aが外方に
露出されている。
【0035】図5に示すように、ディスプレイカバー4
3は、スタンド部7の前壁12aの上部と向かい合う背
面47を有している。この背面47の略中央部には、一
対のヒンジ取り付け凹部48a,48bが形成されてい
る。ヒンジ取り付け凹部48a,48bは、ディスプレ
イカバー43の幅方向に互いに離間して配置されてい
る。
【0036】図4や図5に示すように、上記スタンドフ
レーム24のディスプレイ支持部25には、液晶ディス
プレイユニット40を支持する一対の摩擦式のヒンジ金
具50a,50bが取り付けられている。ヒンジ金具5
0a,50bは、夫々第1のブラケット51、第2のブ
ラケット52およびこれらブラケット51,52の間に
跨るヒンジ軸53とを有している。
【0037】第1のブラケット51は、ディスプレイ支
持部25にねじ止めされた基部54と、この基部54か
ら上向きに延びる軸受部55とを有し、この軸受部55
にヒンジ軸53が軸回り方向に回動可能に支持されてい
る。そして、これらヒンジ金具50a,50bのヒンジ
軸53は、互いに同軸状をなして水平に配置されてい
る。
【0038】第2のブラケット52は、ヒンジ軸53に
固定された軸支持部56と、この軸支持部56に連なる
連結部57とを有している。軸支持部56は、軸受部5
5に隣接されており、これら軸支持部56と軸受部55
との間および軸支持部56とヒンジ軸53との間には、
ヒンジ軸53に摩擦抵抗を付与することでその自由な回
動を制限する波形座金58が介在されている。
【0039】第2のブラケット52の連結部57は、上
記ディスプレイカバー43の背面47のヒンジ取り付け
凹部48a,48bに嵌め込まれている。このヒンジ取
り付け凹部48a,48bに対応するディスプレイカバ
ー43の内面には、金属製の補強板60が重ね合わされ
ている。補強板60は、ディスプレイカバー43を挟ん
で第2のブラケット52の連結部57と向かい合ってお
り、これら補強板60と連結部57とは、ディスプレイ
カバー43を貫通する複数のねじ61を介して互いに結
合されている。
【0040】この結果、液晶ディスプレイユニット40
は、ヒンジ軸53を支点として上下方向に所定の角度回
動可能に装置本体2のスタンド部7に支持されており、
表示画面42aを見易い角度に液晶ディスプレイユニッ
ト40の傾斜角度を変えられるようになっている。そし
て、液晶ディスプレイユニット40は、いずれの角度に
傾斜させた状態においても、波形座金58を介して付与
される摩擦抵抗により、所望の角度傾いた姿勢に保持さ
れる。
【0041】図4に示すように、ヒンジ金具50a,5
0bやディスプレイカバー43のヒンジ取り付け凹部4
8a,48bは、ヒンジカバー62によって覆い隠され
ている。このヒンジカバー62は、ディスプレイカバー
43を貫通するねじ63を介して補強板57に支持され
ている。
【0042】液晶ディスプレイユニット40は、ベース
部6の支持面9の上方に位置されている。この液晶ディ
スプレイユニット40の下端と支持面9との間には、上
記キーボードユニット3を挿入し得えるに十分な挿入ス
ペース64が確保されている。
【0043】また、ディスプレイハウジング41の背面
47の下部は、上記支持面9の上方においてスタンド部
7の前壁12aの前面と向かい合っている。これらディ
スプレイハウジング41の背面47、スタンド部7の前
壁12aの前面および支持面9とで囲まれる部分には、
上記キーボードユニット3のキーボードケース30を縦
置きにした姿勢で格納するための格納スペース65が形
成されている。格納スペース65は、上記挿入スペース
64に連なるとともに、装置本体2の左右方向にそのま
ま開放されている。
【0044】図2ないし図5に示すように、装置本体2
のスタンド部7の上端には、運搬用のハンドル68が取
り付けられている。ハンドル68は、手指で把持するグ
リップ部69と、このグリップ部69の両端に連なる一
対のボス部70a,70bとを有している。ハンドル6
8のボス部70a,70bは、上記ヒンジ金具50a,
50bに隣接されており、これらボス部70a,70b
をヒンジ金具50a,50bのヒンジ軸53が軸回り方
向に回動可能に貫通している。
【0045】このため、ハンドル68は、ヒンジ軸53
を支点としてスタンド部7の上方に張り出す使用位置
(図6に示す)と、スタンド部7の後方に倒れ込む格納
位置(図2に示す)とに亘って回動可能に装置本体2に
支持されている。そして、スタンド部7の上壁12eに
は、ハンドル68を格納位置に回動させた時に、このハ
ンドル68のグリップ部69が入り込む格納溝71が形
成されている。
【0046】このような構成のパーソナルコンピュータ
1において、キーボードユニット3は、装置本体2や液
晶ディスプレイユニット40の前方に設置して所望の入
力操作を行うものであるから、キーボードユニット3を
使用しない時にこれが装置本体2の前方に設置されてい
ると、載置面4上の省スペース化を図る上での妨げとな
る。
【0047】このことから、キーボードユニット3を必
要としない時は、キーボードケース30の後縁部32を
オペレータ側に向けるとともに、この姿勢を保ったまま
キーボードケース30をベース部6とディスプレイハウ
ジング41との間の挿入スペース64を通じて格納スペ
ース65に導く。そして、この格納スペース65におい
てキーボードケース30を縦置きとなるように起立させ
る。
【0048】これにより、図6および図7に示すよう
に、キーボードケース30の後縁部32がベース部6の
支持面9に接するとともに、キーボードケース30の上
部がスタンド部7とディスプレイハウジング41の下部
との間に入り込む。そして、必要に応じてディスプレイ
ハウジング41を下向きに回動させれば、キーボードケ
ース30の上部がスタンド部7とディスプレイハウジン
グ41との間で挟み込まれ、キーボードユニット3が装
置本体2に対し上下方向および前後方向に移動不能に保
持される。
【0049】また、支持面9に接するキーボードケース
30後縁部32には、一対の凸部33a,33bが存在
するので、これら凸部33a,33bの間にベース部6
を位置させれば、図7に最も良く示されるように、凸部
33a,33bの側面34がベース部6の側壁8c,8
dと向かい合う。このため、キーボードケース30が支
持面9に沿って幅方向に動こうとしても、凸部33a,
33bの側面34がベース部6の側壁8c,8dに引っ
掛かる。よって、キーボードケース30は、装置本体2
の幅方向への動きが阻止されるた状態で格納スペース6
5に保持される。
【0050】したがって、キーボードユニット3を液晶
ディスプレイユニット40の背後に縦置きの姿勢で格納
することができ、載置面4のうちこれまでキーボードユ
ニット3が置かれていた部分が空きスペースとなって、
この載置面4を広く有効に活用することができる。
【0051】しかも、上記構成によれば、装置本体2と
液晶ディスプレイユニット40とを利用してキーボード
ユニット3を格納スペース65にしっかりと保持するこ
とができる。このため、キーボードユニット3が転倒し
たり、ベース部6の支持面9からずれ落ちることはな
く、キーボードユニット3の破損を未然に防止すること
ができる。
【0052】また、載置面4上のキーボードユニット3
が一時的に邪魔となった場合には、このキーボードユニ
ット3のキーボードケース30を装置本体2のベース部
6とディスプレイハウジング41の下端との間を通し
て、これらの両者間の挿入スペース64に導く。この
際、ベース部6の奥行き寸法L4とキーボードケース3
0の奥行き寸法L3とは同等に定められているので、図
8に示すように、キーボードケース30をベース部6の
上面の平坦な支持面9に載せておくことができ、ベース
部6の前方を広く開放することができる。
【0053】その上、キーボードユニット3は、平坦な
支持面9によって下方から支えられるので、キーボード
ユニット3の姿勢が安定し、このキーボードユニット3
の転倒やベース部6からの脱落を防止することができ
る。
【0054】それとともに、キーボードユニット3を格
納スペース65に格納すると、キーボードユニット3、
装置本体2および液晶ディスプレイユニット40が一つ
の構造物として纏まるので、キーボードユニット3を装
置本体2や液晶ディスプレイユニット40と共に一括し
て持ち運ぶことができる。
【0055】特に本実施の形態の装置本体2は、そのス
タンド部7の上端に運搬用のハンドル68を有している
ので、このハンドル68のグリップ部69を手で把持す
れば、キーボードユニット3、装置本体2および液晶デ
ィスプレイユニット40を片方の手で持ち運ぶことがで
きる。
【0056】よって、従来のようにキーボードユニット
3と装置本体2とを別々に持ち運ぶ必要はなく、パーソ
ナルコンピュータ1の移設作業を簡単かつ容易に行うこ
とができる。
【0057】さらに、上記構成のパーソナルコンピュー
タ1において、キーボードユニット3を載置面4に載置
する際に、キーボードケース30の凹所35を装置本体
2のベース部6の前端部に合わせれば、装置本体2に対
するキーボードユニット3の基準位置を容易に設定する
ことができる。このため、載置面4での装置本体2とキ
ーボードユニット3との位置決めが容易となり、従来に
比べて使い勝手が向上する。
【0058】しかも、キーボードケース30の凹所35
にベース部6の前端部が入り込むので、キーボードユニ
ット3が装置本体2から独立しているにも拘わらず、キ
ーボードユニット3と装置本体2との一体感を得ること
ができ、外観的な面でも好都合となるといった利点があ
る。
【0059】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、キーボー
ドユニットを使用しない時には、このキーボードユニッ
トを液晶ディスプレイユニットの背後にしっかりと保持
することができる。このため、載置面を広く有効に活用
できるとともに、キーボードユニットが転倒したり、ベ
ース部の上面からずれ落ちることはなく、キーボードユ
ニットの破損を未然に防止できる。それとともに、キー
ボードユニットを格納スペースに格納した状態では、キ
ーボードユニット、装置本体および液晶ディスプレイユ
ニットが一つの構造物として纏まるので、キーボードユ
ニットを装置本体や液晶ディスプレイユニットと共に一
括して持ち運ぶことができる。よって、従来のようにキ
ーボードユニットと装置本体とを別々に持ち運ぶ必要は
なく、情報処理装置の移設作業を簡単かつ容易に行うこ
とができる。
【0060】また、本発明によれば、キーボードケース
の凹所を利用して装置本体に対するキーボードユニット
の基準位置を容易に設定することができるので、載置面
上での装置本体とキーボードユニットとの位置決めが容
易となり、従来に比べて使い勝手が向上する。しかも、
キーボードケースの凹所に装置本体の前端部が入り込む
ので、キーボードユニットが装置本体から独立している
にも拘わらず、キーボードユニットと装置本体との一体
感を得ることができ、外観的な面でも好都合となるとい
った利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るデスクトップ
形のパーソナルコンピュータの斜視図。
【図2】装置本体を断面して示すパーソナルコンピュー
タの側面図。
【図3】装置本体とキーボードユニットとの位置関係を
示すパーソナルコンピュータの平面図。
【図4】装置本体と液晶ディスプレイユニットとの連結
構造を示す断面図。
【図5】図4のF5−F5線に沿う断面図。
【図6】キーボードユニットを装置本体の格納スペース
に格納した状態を示すパーソナルコンピュータの側面
図。
【図7】キーボードユニットを装置本体の格納スペース
に格納した状態を示すパーソナルコンピュータの斜視
図。
【図8】キーボードユニットを装置本体のベース部の上
に載せた状態を示すパーソナルコンピュータの斜視図。
【符号の説明】
2…装置本体 3…キーボードユニット 4…載置面 6…ベース部 7…スタンド部 30…キーボードケース 31…キー 33a,33b…凸部 35…凹所 40…液晶ディスプレイユニット 42…液晶ディスプレイモジュール 65…格納スペース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置面に置かれる装置本体と;この装置
    本体と一体化されたフラットな液晶ディスプレイユニッ
    トと;長方形の箱状をなすキーボードケースと、このキ
    ーボードケースの上面に配置された多数のキーとを有
    し、上記装置本体と共に上記載置面に置かれるキーボー
    ドユニットと;を備えている情報処理装置において、 上記装置本体は、上記載置面に置かれるフラットなベー
    ス部と、このベース部の上面から上向きに延びて、その
    上端で上記液晶ディスプレイユニットを支持するスタン
    ド部とを有し、上記ベース部の上面、上記スタンド部の
    前面および上記液晶ディスプレイユニットの背面とで囲
    まれる部分に、上記キーボードユニットのキーボードケ
    ースを縦置きの姿勢で格納する格納スペースを形成する
    とともに、 上記キーボードケースの幅方向に沿う一側縁部に、この
    キーボードケースを上記格納スペースに格納した時に上
    記ベース部の左右の側面に引っ掛かる一対の凸部を形成
    したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記キーボー
    ドユニットは、上記ベース部よりも手元側に置かれると
    ともに、上記キーボードケースの凸部は、上記ベース部
    と向かい合うキーボードケースの後縁部に形成され、こ
    れら凸部の間に上記ベース部の前端部が入り込む凹所が
    形成されていることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記ベース部
    の上面は、平坦な支持面をなしており、この支持面の後
    端から上記スタンド部が上向きに延出されているととも
    に、上記支持面の奥行き寸法と上記キーボードケースの
    奥行き寸法とは、互いに同等に設定されていることを特
    徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、上記液晶ディ
    スプレイユニットは、上記スタンド部の上端に摩擦式の
    ヒンジ金具を介して水平軸回りに所定の角度範囲に亘っ
    て回動可能に連結され、この液晶ディスプレイユニット
    は、上記格納スペースに上記キーボードユニットを格納
    した時に上記スタンド部と協働して上記キーボードケー
    スを挟み込むことを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は4の記載において、上記ス
    タンド部の上端に運搬用のハンドルを取り付けたことを
    特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 長方形の箱状をなすキーボードケース
    と、このキーボードケースの上面に配置された多数のキ
    ーとを有し、液晶ディスプレイユニットを支持する装置
    本体と共に載置面に置かれるキーボードユニットにおい
    て、 上記キーボードケースは、上記装置本体よりも手元側に
    おいて上記載置面に置かれるとともに、このキーボード
    ケースの上記装置本体と向かい合う後縁部に、上記装置
    本体の前端部が入り込む凹所を形成したことを特徴とす
    るキーボードユニット。
JP11166716A 1999-06-14 1999-06-14 情報処理装置およびこの情報処理装置に用いるキーボードユニット Pending JP2000357026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166716A JP2000357026A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 情報処理装置およびこの情報処理装置に用いるキーボードユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166716A JP2000357026A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 情報処理装置およびこの情報処理装置に用いるキーボードユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000357026A true JP2000357026A (ja) 2000-12-26

Family

ID=15836444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11166716A Pending JP2000357026A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 情報処理装置およびこの情報処理装置に用いるキーボードユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000357026A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1458263A1 (en) * 2001-12-11 2004-09-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus for supporting a keyboard
JP2007272819A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nec Personal Products Co Ltd 情報処理システム
JP2008176597A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Seiko Epson Corp 情報処理装置、スタンドおよびキーボード

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1458263A1 (en) * 2001-12-11 2004-09-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Apparatus for supporting a keyboard
JP2007272819A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nec Personal Products Co Ltd 情報処理システム
JP4584175B2 (ja) * 2006-03-31 2010-11-17 Necパーソナルプロダクツ株式会社 情報処理システム
JP2008176597A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Seiko Epson Corp 情報処理装置、スタンドおよびキーボード

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7030859B2 (en) Flat-type computer with keyboard
US5629832A (en) Electronic device keyboard with pivot bar tilt mechanism
JP3073121B2 (ja) 表示機器の外装構造
US5539615A (en) Notebook computer keyboard with slot-supported sliding pin tilt mechanism
JPH0733264Y2 (ja) フラットディスプレイ支持機構
US6778196B2 (en) Mounting a display panel in a computer
JPH0731263Y2 (ja) フラットディスプレイ支持機構
JPH1091281A (ja) 情報処理機器
JPH10124177A (ja) コンピュータ・ドッキング・ステーション
KR930005834B1 (ko) 베이스유닛에 프린트 배선기판을 고정하기 위한 구조를 갖는 휴대형기기
US6388872B1 (en) Portable computer with cover and torsion member
JP2000357026A (ja) 情報処理装置およびこの情報処理装置に用いるキーボードユニット
US20050068756A1 (en) Electronic apparatus with a leg
JPH11161367A (ja) 携帯型情報処理装置
US8310619B2 (en) LCD device having a support structure
JP3475642B2 (ja) 電子機器
JP2000323851A (ja) 携帯形電子機器
JPH1065356A (ja) 電子機器
JP3026914B2 (ja) キーボード面のチルト機構
JPH04205215A (ja) 小型電子機器
JP2002108505A (ja) 情報処理装置
JP3209879B2 (ja) キーボードの高さ調整装置の装着構造
JP2000163157A (ja) 情報処理装置
JPH05250067A (ja) パーソナルコンピュータ等の入力装置台
JP2000284855A (ja) 携帯用パソコン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060404

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512