JP2000354691A - 噴水付き玩具 - Google Patents

噴水付き玩具

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JP2000354691A
JP2000354691A JP11168671A JP16867199A JP2000354691A JP 2000354691 A JP2000354691 A JP 2000354691A JP 11168671 A JP11168671 A JP 11168671A JP 16867199 A JP16867199 A JP 16867199A JP 2000354691 A JP2000354691 A JP 2000354691A
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JP
Japan
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water
fountain
toy
container body
container
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Masao Kitayama
昌夫 北山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で小型・軽量、かつ装飾用置物としても
異和感なく利用でき、さらに教材としても利用できる噴
水付き玩具を提供する。 【解決手段】 容器体2を水中に沈めると、水の冷却作
用により中空部2a内の空気が収縮し、噴水ノズル部2
bの上口から中空部2a内に水が吸い込まれるようにな
る。その後、容器体2を水中から取り出してパレット4
等の上に置き、容器体2の上部に湯を注ぐ等して容器体
2を急速に加熱すると、この加熱作用で中空部2a内の
空気が急速に膨張し、中空部2a内に吸い込まれた水が
噴水ノズル部2bの上口から上向きに勢い良く噴水する
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、置物や教材として
も最適な噴水ノズル付き玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、噴水付き玩具としては、電動ポン
プや手動ポンプを用いて噴水させるものが実用化されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動ポ
ンプのものは、ポンプや電池を必要とするから高価にな
るとともに大型で重くなるという問題がある。また、手
動ポンプのものは、シリンダー状の手押しポンプを必要
とするから大型になるという問題がある。さらに、いず
れも、玩具部分に対してポンプ部分(及び電池部分)が
大きくなるので、装飾用置物として利用することができ
ない。
【0004】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、安価で小型・軽量、かつ装飾用置物
としても異和感なく利用でき、さらに教材としても利用
できる噴水付き玩具を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、中空密閉状の容器体が設けられ、この容
器体の外面に、容器体内の中空部の底部付近と容器体の
外部とを連通する噴水ノズル部が上向きに突出形成され
ていることを特徴とする噴水付き玩具を提供するもので
ある。
【0006】本発明によれば、中空密閉状の容器体に噴
水ノズル部を上向きに突出形成して、この噴水ノズル部
の上口が水面下となるよう容器体を水槽の水中に沈める
と、水の冷却作用により中空部内の空気が収縮し、中空
部内の気圧が下がって、噴水ノズル部の上口から中空部
内に水が吸い込まれるようになる。
【0007】その後、容器体を水中から取り出してパレ
ット等の上に置き、容器体の上部に湯を注ぐ等して容器
体を急速に加熱すると、この加熱作用で中空部内の空気
が急速に膨張し、中空部内の気圧が急速に上がって、中
空部内に吸い込まれた水が噴水ノズル部の上口から上向
きに勢い良く噴水するようになる。
【0008】このような容器体を水中に沈める操作と容
器体に湯を注ぐ等の操作を繰り返すことにより、何度で
も繰り返して噴水させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0010】図1に示すように、釣り鐘型の玩具1の容
器体2は、陶製(素焼き又は本焼きのいずれでも可)で
あり、例えば直径Dが5cm程度、高さTが7cm程度
である。
【0011】この容器体2の内部には密閉状の中空部2
aが形成され、この中空部2aと容器体2との壁厚みt
は、例えば2mm程度である。この中空部2aは、空気
の膨張・収縮の観点からして、できるだけ大きな容量で
あるのが好ましい。
【0012】この容器体2の外面には、容器体2の中空
部2aの底部付近と容器体2の外部とを連通する噴水ノ
ズル部2bが噴水として適当な仰角で上向きに突出形成
されている。例えば長さLが1cm程度、口径dが0.
5〜1mm程度である。なお、口径dは、細いほど噴水
時間と噴水距離が長くなるが、水の吸い込み時間が長く
かかるので、この兼ね合いによって適宜に設定する。
【0013】このように構成した玩具1を噴水として使
用する場合には、図2(a)に示すように、水を入れた
水槽3を用意して、噴水ノズル部2bの上口が水面下と
なるよう容器体2を水槽3の水中に沈める。なお、水の
水温は中空部2a内の空気温度よりも低い方が好まし
い。
【0014】そして、容器体2を水中に沈めると、水の
冷却作用により容器体2の中空部2a内の空気が収縮
し、中空部2a内の気圧が下がって(矢印a参照)、噴
水ノズル部2bの上口から中空部2a内に水が吸い込ま
れるようになる(矢印b参照)。上記寸法例の容器体2
では、2〜3分程度の時間を待てば噴水を楽しむ程度の
水が吸い込まれる。
【0015】その後、図2(b)に示すように、容器体
2を水中から取り出してパレット4等の上に置く。この
とき、噴水ノズル部2bの口径が小さいことから、水の
表面張力によって、中空部2a内の水が噴水ノズル部2
bから不用意に流れ出るおそれはない。そして、容器体
2の半球状上部にポット5等から湯(例えば80〜10
0℃)を注ぐ等して容器体2を急速に加熱する。
【0016】この加熱作用により中空部2a内の空気が
急速に膨張し、中空部内の気圧が急速に上がって(矢印
c参照)、中空部2a内に吸い込まれた水が噴水ノズル
部2bの上口から上向きに勢い良く噴水するようになる
(矢印d参照)。上記寸法例の容器体2では、50cm
〜1m程度の飛距離で、5〜6秒程度の持続時間で噴水
するようになる。
【0017】そして、噴水が終われば、容器体2を水中
に沈める操作と容器体2に湯を注ぐ等の操作を繰り返す
ことにより、何度でも繰り返して噴水させることができ
る。なお、先の噴水が終わった直後には、容器体2内の
空気は湯で加熱されて膨張していることから、続いて容
器体2を水中に沈める操作をするときには、水の冷却作
用により容器体2の中空部2a内の空気が以前よりも大
きく収縮し、中空部2a内の気圧が大きく下がるので、
水の吸い込み時間が大幅に短縮されるようになり、短サ
イクルで噴水を繰り返し楽しむことができる。
【0018】なお、図3(a)に示すように、玩具1の
容器体2の中空部2aを底上げして、噴水ノズル部2b
を上位置に形成することもできる。この場合には、底部
分が厚肉となるので、置いたときの安定性が向上する。
【0019】上記実施形態は、釣り鐘型の玩具1であっ
たが、図3(b)に示すような子象型の玩具1とするこ
ともできる。この場合には、象の前部の鼻の部分を噴水
ノズル部2bとして利用することができる。
【0020】また、図3(c)に示すような鯨型の玩具
とすることもできる。この場合には、鯨の前上部に噴水
ノズル部2bを設けて、潮吹き状に噴水させることがで
きる。
【0021】上記各実施形態は、陶製の玩具1であった
が、金属製、ガラス製、合成樹脂製であっても良い。特
にガラス製、合成樹脂製の場合には、透明素材を用いれ
ば、中空部2a内に吸い込まれた水を目視で容易に確認
することができる。このような透明素材の場合には、青
や赤等に着色した水を使用すれば、吸い込まれた水や噴
水をより明確に確認することができる。
【0022】上記玩具1を釣り鐘、子象、鯨等のような
形態とすれば、一見しただけでは噴水機能が有るように
見えないことから、意外性を楽しむこともできる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、中空密閉状の容器体に噴水ノズル部を上向きに突
出形成したものであるから、容器体を水中に沈め、水中
から取り出した後に、容器体に湯を注ぐ等するだけで噴
水ノズル部から勢い良く噴水させることができる。
【0024】したがって、噴水付き玩具として、従来の
ような高価で大型・重量の電動ポンプや手動ポンプを用
いる必要が全く無く、構造もきわめてシンプルであるこ
とから、安価で小型・軽量になる。また、噴水ノズル部
も玩具の一部として融和可能であるので装飾用置物とし
ても異和感なく利用できると共に、小学校の理科や図画
工作等の授業における空気の膨張・収縮等の教材として
も好適に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の噴水付き玩具であり、(a)は釣り
鐘型の玩具の斜視図、(b)は(a)の断面図である。
【図2】 (a)は水槽に沈めたときの玩具の断面図、
(b)は湯を注いだときの玩具の断面図である。
【図3】 (a)は釣り鐘型の玩具の変形例の断面図、
(b)は子象型の玩具の斜視図、(c)は鯨型の玩具の
斜視図である。
【符号の説明】
1 玩具 2 容器体 2a 中空部 2b 噴水ノズル部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空密閉状の容器体が設けられ、この容
    器体の外面に、容器体内の中空部の底部付近と容器体の
    外部とを連通する噴水ノズル部が上向きに突出形成され
    ていることを特徴とする噴水付き玩具。
JP11168671A 1999-06-15 1999-06-15 噴水付き玩具 Withdrawn JP2000354691A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11168671A JP2000354691A (ja) 1999-06-15 1999-06-15 噴水付き玩具

Applications Claiming Priority (1)

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JP11168671A JP2000354691A (ja) 1999-06-15 1999-06-15 噴水付き玩具

Publications (1)

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JP2000354691A true JP2000354691A (ja) 2000-12-26

Family

ID=15872343

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JP11168671A Withdrawn JP2000354691A (ja) 1999-06-15 1999-06-15 噴水付き玩具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109419255A (zh) * 2017-08-31 2019-03-05 禹济民 茶宠一体式茶壶及其使用方法
WO2019074264A1 (ko) * 2017-10-11 2019-04-18 우제민 차총이 일체화된 찻잔 및 그 사용방법

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Legal Events

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Effective date: 20060905