JP2000354437A - 竿体の嵌合構造 - Google Patents

竿体の嵌合構造

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JP2000354437A
JP2000354437A JP11168365A JP16836599A JP2000354437A JP 2000354437 A JP2000354437 A JP 2000354437A JP 11168365 A JP11168365 A JP 11168365A JP 16836599 A JP16836599 A JP 16836599A JP 2000354437 A JP2000354437 A JP 2000354437A
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Japan
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rod
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fitting
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Yasuhiro Watari
康宏 渡
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Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期にわたって嵌合力を十分に維持可能な竿
体の嵌合構造を提供する。 【解決手段】 嵌合部材20は、円柱状の本体部21
と、本体部21側周面上に形成され径外方向に突出する
複数の突出部22と、本体部21の竿元側に形成された
固定部24と、固定部24と本体部21との間に形成さ
れる鍔部23とを有している。本体部21の外径は元上
竿2の竿元側内径よりやや小径に形成されている。本体
部21の竿元側の鍔部23は本体部21より径外方向に
突出しており元上竿2の竿元側内径より大径であって、
本体部21が元上竿2内に挿入される際に本体部21が
必要以上に元上竿2内に挿入されるのを抑えているスト
ッパーとなっている。突出部22は本体部21の側周面
上に周方向に均等に並んで配置され、また、本体部21
の側周面上に軸方向に伸びて配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振出形式で連結さ
れる2つの竿体を嵌合固定するための嵌合構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の振出形式の釣竿は、複数の筒状の
竿体が穂先側の竿体から順次竿元側の竿体内に挿入可能
になっている。釣りを行う際には各竿体を順次穂先側に
引き出して嵌合固定して一本の竿体として用いる。一
方、収納時には穂先側の竿体を順次竿元側の竿体内に収
納してコンパクトな状態とする。
【0003】また、従来の振出形式の釣竿には、元上竿
と元竿とにおいて調整し、竿全体の長さを変化させて釣
りを行えるように工夫したものがある。このように工夫
された釣竿の元竿は、穂先側端部内周面に他の部分より
やや小径に形成され元上竿の竿元側端部外周面と嵌合可
能な嵌合固定部と、竿元側端部内に配置され元上竿の竿
元側端部内周面に嵌合可能なように穂先側に向かって突
出する嵌合雄部とを有している。
【0004】この釣竿においては、元竿の穂先側に連結
される元上竿が穂先側に引き出された状態(以下「延伸
状態」という)では、元竿の嵌合固定部が元上竿の竿元
側端部外周面と嵌合し、元上竿が元竿内に挿入された状
態(以下「収納状態」という)では、元竿の嵌合雄部が
元上竿の竿元側内に挿入された内周面と嵌合する。こう
して、元竿と元上竿とは「延伸状態」,「収納状態」の
いずれの状態においても互いに嵌合固定可能であり、状
況に応じて竿全体の長さを変化させて釣りを行えること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の竿全体の長さを
変化させることが可能な釣竿の嵌合雄部は、ウレタンゴ
ムやスチレンゴム等の弾性部材からなる円筒形の部材で
ある。その弾性力によって弾性変形し元上竿内に嵌合
し、元上竿と元竿とを収納状態において嵌合固定してい
る。しかし、長時間にわたって元上竿と元竿とを収納状
態として嵌合雄部を弾性変形させておくと、嵌合雄部が
変形歪みをおこして変形したまま元の形状に戻りにくく
なり嵌合力の低下を招く恐れがある。特に、弾性変形さ
せたまま温度が上昇すると変形歪みが生じ易く、嵌合力
が低下しやすい。
【0006】また、円筒状の嵌合雄部を元上竿と十分に
嵌合させて高い嵌合力を演出するためには、嵌合雄部の
外径と元上竿の竿元側内径とを精密に合致させる必要も
生じる。このような部材の径の調整は手間がかかると共
に困難である。本発明の課題は、長期にわたって嵌合力
を十分に維持可能な竿体の嵌合構造を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1にかかる竿体の嵌
合構造は、振出形式で連結される筒状の竿体の嵌合構造
であって、大径竿体と、大径竿体の穂先側に振出形式で
連結された小径竿体と、大径竿体の竿元側内部に配置さ
れ、円柱状の本体部と本体部側周面上に形成され径外方
向に突出する複数の突出部とを有し小径竿体の竿元側端
部内周面と嵌合可能な嵌合部材とを備えている。
【0008】この構造では、小径竿体を大径竿体の穂先
側に引き出した延伸状態においては、通常の振出形式の
釣竿のように、小径竿体の竿元側外周面を大径竿体の穂
先側内周面に嵌合させて固定する。そして、小径竿体を
大径竿体内に挿入した収納状態においては、嵌合部材の
本体部を小径竿体の竿元側内に挿入して小径竿体の竿元
側内周面と嵌合させることによって固定する。ここで、
嵌合部材の本体部の側周面(小径竿体の竿元側内周面と
接触する周面)には突出部が形成されており、この突出
部が小径竿体との嵌合力を演出する。このため、本体部
自体は弾性歪みをおこしにくく、長期にわたって使用し
ても嵌合部材全体として嵌合力の低下は生じにくい。ま
た、突出部が小径竿体との嵌合力を演出するため、嵌合
部材全体としては非常に精密な周径の設定を必要としな
いので製造が比較的容易である。さらに、突出部と小径
竿体の竿元側内周面とは複数の点接触による嵌合となる
ので、嵌合固定時に不快な「きしみ音」等が発生しにく
い。
【0009】発明2にかかる嵌合構造は、発明1の構造
であって、嵌合部材の突出部は本体部の側周面上に周方
向に等間隔に配置され本体部の軸方向に伸びている。こ
の場合には、突出部が本体部の側周面上において周方向
全体かつ軸方向全体にわたって均等に配置されており、
部分的嵌合力の低下を生じることなくバランスのよい第
2竿体との嵌合力を演出できる。
【0010】発明3にかかる嵌合構造は、発明2の構造
であって、複数の突出部はそれぞれ穂先側部分において
面取部分が形成されている。この場合には、第2竿体の
竿元側内に挿入される挿入端である穂先側部分におい
て、各突出部は面取りが施されている。この結果、突出
部の第2竿体への挿入時において突出部が破損するのを
防止できる。
【0011】発明4にかかる竿体の嵌合構造は、発明2
または3の構造であって、複数の突出部はそれぞれ竿元
側部分において面取部分が形成されている。この場合に
は、嵌合部材を第2竿体から引き出す際などにおいて突
出部が破損するのを防止できる。発明5にかかる竿体の
嵌合構造は、発明1の構造であって、嵌合部材の突出部
は本体部の側周面上に軸方向に等間隔に配置され本体部
の全周方向に鍔状に張り出している。
【0012】この場合には、突出部が本体部の側周面上
において周方向全体かつ軸方向全体にわたって均等に配
置されており、部分的嵌合力の低下を生じることなくバ
ランスのよい第2竿体との嵌合力を演出できる。発明6
にかかる竿体の嵌合構造は、発明1〜5のいずれかの構
造であって、嵌合部材は大径竿体の竿元側内部に脱着自
在に配置されている。
【0013】この場合には、必要に応じて嵌合部材を取
り替え変更することもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明の
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本発
明の第1実施形態を採用した中通し竿は、図1に示すよ
うに、元竿1と、元竿1の穂先側に連結された元上竿2
と、元上竿2の穂先側に連結された第1中竿3,第2中
竿4と、第2中竿4の穂先側に連結された穂先竿5とを
有している。これら元竿1〜穂先竿5は炭素繊維または
ガラス繊維等に合成樹脂を含浸させたプリプレグから形
成される先細り筒状部材であって、内部に釣糸通路10
0を有する(図2等参照)。そして、第1中竿2〜穂先
竿5は穂先側から順次竿元側の竿体の内部に挿入され出
し入れ自在になっており、いわゆる振出形式で連結され
ている。
【0015】元竿1は、外周面に形成されリール7を脱
着自在に装着可能なリールシート8とを有し、竿元側端
部には尻栓10が脱着自在に装着されている。また、元
上竿2には、穂先側外周面に形成されリール7からの釣
糸Lを竿体内部に導入する釣糸導入孔9が形成されてお
り、釣糸導入孔9を覆うように配置された釣糸ガイドG
が固定されている。穂先竿5の穂先側端部にはトップガ
イド6が取り付けられており、リール7からの釣糸Lは
釣糸ガイドG及び釣糸導入孔9を通り釣糸通路100に
導かれて、穂先側のトップガイド6より外部へ導かれ
る。
【0016】図2に示すように、元竿1は、やや先細り
のテーパが形成された筒状の竿本体部1aと、竿本体部
1aの竿元側端部内周面に形成された雌ネジ部1bとを
有している。この雌ネジ部1bには尻栓10が脱着自在
に螺合しており、尻栓10の穂先側の元竿1内には嵌合
部材20がはめ込まれて固定されている。また、通常の
振出形式の釣竿と同様に、元竿1の穂先側端部内周面は
他の部分よりやや肉厚に形成され内径が小径になるよう
に成形されており(図示せず)、延伸状態においてこの
穂先側端部内周面が元上竿2の竿元側端部外周面と嵌合
する。
【0017】図3に詳しく示すように、尻栓10は、元
竿1の雌ネジ部1bに脱着自在に螺合され装着された栓
部材であって、合成樹脂製の円盤状の本体部11と、本
体部11の穂先側に本体部11よりやや小径かつ一体的
に形成され外周にネジ溝が形成された雄ネジ部12とを
有している。本体部11の側周面には滑り止め用の溝が
形成されている。また、雄ネジ部12は内部に中空を有
しておりこの中空内に嵌合部材20がはめ込まれて、必
要に応じて接着剤等によって接着固定されている。
【0018】図3及び図4に示すように、嵌合部材20
は、円柱状の本体部21と、本体部21の側周面上に形
成され径外方向に突出する複数の突出部22と、本体部
21の竿元側に形成された固定部24と、固定部24と
本体部21との間に形成される鍔部23とを有してい
る。本体部21は天然ゴムやスチレンゴム,ブタジエン
ゴム等のゴム材やポリカーボネイト,ポリスチレン等の
やや弾性を有する合成樹脂からなり、その外径は元上竿
2の竿元側内径よりやや小径に形成されている。また、
断面中心には軸方向に貫通する貫通孔21aが形成され
ている。本体部21の竿元側の鍔部23は本体部21よ
り径外方向に突出しており元上竿2の竿元側内径より大
径であって、本体部21が元上竿2内に挿入される際に
本体部21が必要以上に元上竿2内に挿入されるのを抑
えるストッパとなっている。また、固定部24はその外
径が尻栓10の雄ネジ部12の中空に合致するように形
成され、この中空に挿入されて固定されている。これら
鍔部23及び固定部24は本体部21と一体的に形成さ
れてもよく、また合成樹脂等によって別体として形成さ
れ本体部21に連結されていてもよい。
【0019】また、突出部22はゴム材または所定の弾
性を有する合成樹脂からなり、本体部21と一体的に複
数個形成される。本体部21の側周面上に周方向に均等
に並んで配置され、本体部21の側周面上に軸方向に伸
びて配置されている。それぞれの突出部22は本体部2
1の周方向断面においてその断面形状が三角形であり、
本体部21の径外方向に頂点が位置するようになってい
る。径外方向各頂点は鋭角に突出することなきように面
取が施されている。そして、この径外方向の頂点におけ
る突出部22の外径A(図4参照)は、元上竿2の竿元
側内径よりやや大径に設定されている。なお、それぞれ
の突出部22は穂先側端部及び竿元側端部において、そ
れぞれ穂先側端部,竿元側端部が小径になるように面取
りが施された面取部22a,22bを有しており、これ
ら面取部22a,22bが元上竿2内への出し入れ時に
おいて突出部22が破損するのを抑えている。
【0020】一方、図2に示すように、元上竿2も、元
竿1と同様に、やや先細りのテーパが形成された筒状部
材であって、通常の振出形式の釣竿と同様に、延伸状態
において竿元側端部外周面が元竿1の穂先側内周面と嵌
合する。このように構成された中通し竿では、穂先竿5
から順次竿元側の竿体内に挿入していわゆる振出形式で
各竿体を収納可能であると共に、元竿1と元上竿2と
は、元上竿2を穂先側に引き出した状態(延伸状態)及
び元上竿2を元竿1の竿元側まで挿入し収納した状態
(収納状態)のいずれの状態においても、互いにその位
置を固定可能である。そして、竿全体の長さを変化させ
て状況に応じて釣りを行うことができる。
【0021】具体的には、延伸状態においては、通常の
振出形式の釣竿と同様に、元上竿2の竿元側外周面を元
竿1の穂先側内周面に嵌合させて固定する。一方、収納
状態においては、元上竿2の竿元側内部に嵌合部材20
を挿入し嵌合させて固定する。ここで、嵌合部材20の
本体部21の側周面には周方向及び軸方向全体にわたっ
て突出部22が形成されており、この突出部22が弾性
変形して元上竿2の竿元側内周面と接触してバランスの
よい優れた嵌合力を演出する。このため、本体部21自
体は弾性歪みをおこしにくく、長期にわたって使用して
も嵌合部材20全体として嵌合力の低下は生じにくい。
【0022】また、突出部22が弾性変形して元上竿2
との嵌合力を演出するため、突出部22の外径A(図4
参照)に対して非常に精密な周径の設定を必要としな
い。このため、比較的製造が容易でありコスト及び製造
時間の短縮も可能である。さらに、突出部22と元上竿
2の竿元側内周面とは複数の点接触による嵌合となるの
で、嵌合固定時に不快な「きしみ音」等が発生しにく
い。
【0023】[第2実施形態]以下、本発明の第2実施
形態について図面を参照しつつ説明する。本発明の第2
実施形態を採用した釣竿は、第1実施形態と同様に、元
竿1の竿元側端部に尻栓10が脱着自在にはめ込まれて
いる。図5に詳しく示すように、尻栓10は、元竿1の
雌ネジ部1bに脱着自在に螺合され装着された栓部材で
あって、合成樹脂製の円盤状の本体部11と、本体部1
1の穂先側に本体部11よりやや小径かつ一体的に形成
され外周にネジ溝が形成された雄ネジ部12とを有して
いる。本体部11の側周面には滑り止め用の溝が形成さ
れている。また、雄ネジ部12は内部に中空を有してお
りこの中空内に嵌合部材30がはめ込まれて、必要に応
じて接着剤等によって接着固定されている。
【0024】図5及び図6に示すように、嵌合部材30
は、円柱状の本体部31と、本体部31の側周面上に形
成され径外方向に突出する複数の突出部32と、本体部
31の竿元側に形成された固定部34と、固定部34と
本体部31との間に形成される鍔部33とを有してい
る。本体部31は天然ゴムやスチレンゴム,ブタジエン
ゴム等のゴム材やポリカーボネイト,ポリスチレン等の
やや弾性を有する合成樹脂からなり、その外径は元上竿
2の竿元側内径よりやや小径に形成されている。また、
断面中心には軸方向に貫通する貫通孔31aが形成され
ている。固定部34はその外径が尻栓10の雄ネジ部1
2の中空に合致するように形成され、この中空に挿入さ
れて固定されている。これら鍔部33及び固定部34は
本体部31と一体的に形成されてもよく、また合成樹脂
等によって別体として形成され本体部31に連結されて
いてもよい。
【0025】突出部32はゴム材または所定の弾性を有
する合成樹脂からなり、本体部31と一体的に複数個形
成される。本体部31の側周面上に軸方向に均等に並ん
で配置され、本体部31の全周にわたって径外方向に鍔
状に延伸して配置されている。それぞれの突出部32は
本体部31の軸方向断面においてそれぞれの断面形状が
三角形であり、本体部21の径外方向に頂点が位置する
ようになっている。径外方向各頂点は鋭角に突出するこ
となきように面取が施されている。そして、この径外方
向の頂点における突出部の外径Bは、元上竿2の竿元側
内径よりやや大径に設定されている。
【0026】このように構成された中通し竿では、第1
実施形態と同様に、穂先竿5から順次竿元側の竿体内に
挿入していわゆる振出形式で各竿体を収納可能であると
共に、元竿1と元上竿2とは、元上竿2を穂先側に引き
出した状態(延伸状態)及び元上竿2を元竿1の竿元側
まで挿入し収納した状態(収納状態)のいずれの状態に
おいても、互いにその位置を固定可能である。そして、
竿全体の長さを変化させて状況に応じて釣りを行うこと
ができる。
【0027】具体的には、延伸状態においては、通常の
振出形式の釣竿と同様に、元上竿2の竿元側外周面を元
竿1の穂先側内周面に嵌合させて固定する。一方、収納
状態においては、元上竿2の竿元側内部に嵌合部材30
を挿入し嵌合させて固定する。ここで、嵌合部材30の
本体部31の側周面には周方向及び軸方向全体にわたっ
て突出部32が形成されており、この突出部32が弾性
変形して元上竿2の竿元側内周面と接触してバランスの
よい優れた嵌合力を演出する。このため、本体部31自
体は弾性歪みをおこしにくく、長期にわたって使用して
も嵌合部材30全体として嵌合力の低下は生じにくい。
【0028】また、突出部32が弾性変形して元上竿2
との嵌合力を演出するため、突出部22の外径B(図6
参照)に対して非常に精密な周径の設定を必要としな
い。このため、比較的製造が容易でありコスト及び製造
時間の短縮も可能である。 [他の実施形態] (a)突出部は上記実施形態として例示したものに限定
されない。例えば、嵌合部材において、本体部の側周面
上に柱状の小突起を均等またはランダムに配置したり、
半球状の突出部や球状の突出部を本体部の側周面上に均
等またはランダムに並べて配置してもよい。 (b)釣竿全体の長さを調整できる上記実施形態に例示
した釣竿のほかにも、並継形式に釣竿にも応用できる。
例えば、振出形式の釣竿において、小径竿体の嵌合雄部
を、本発明の嵌合部材を利用して形成してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明にかかる嵌合構造によれば、長期
にわたって嵌合力を十分に維持可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した中通し竿の全
体図。
【図2】図1の竿元側付近の拡大図。
【図3】尻栓10及び嵌合部材20の拡大図。
【図4】図3の嵌合部材20の穂先側側面図。
【図5】本発明の第2実施形態を採用した釣竿の尻栓1
0及び嵌合部材30の拡大図。
【図6】図5の嵌合部材30の穂先側側面図。
【符号の説明】
1 元竿 2 元上竿 10 尻栓 20,30 嵌合部材 21,31 本体部 22,32 突出部 23,33 鍔部 24,34 固定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振出形式で連結される筒状の竿体の嵌合構
    造であって、 大径竿体と、 前記大径竿体の穂先側に振出形式で連結された小径竿体
    と、 前記大径竿体の竿元側内部に配置され、円柱状の本体部
    と前記本体部側周面上に形成され径外方向に突出する複
    数の突出部とを有し前記小径竿体の竿元側端部内周面と
    嵌合可能な嵌合部材とを備えた竿体の嵌合構造。
  2. 【請求項2】前記嵌合部材の突出部は前記本体部の側周
    面上に周方向に等間隔に配置され前記本体部の軸方向に
    伸びている、請求項1に記載の竿体の嵌合構造。
  3. 【請求項3】前記複数の突出部はそれぞれ穂先側部分に
    おいて面取部分が形成されている、請求項2に記載の竿
    体の嵌合構造。
  4. 【請求項4】前記複数の突出部はそれぞれ竿元側部分に
    おいて面取部分が形成されている、請求項2または3の
    いずれかに記載の竿体の嵌合構造。
  5. 【請求項5】前記嵌合部材の突出部は前記本体部の側周
    面上に軸方向に等間隔に配置され前記本体部の全周方向
    に鍔状に張り出している、請求項1に記載の竿体の嵌合
    構造。
  6. 【請求項6】前記嵌合部材は前記大径竿体の竿元側内部
    に脱着自在に配置されている、請求項1〜5のいずれか
    に記載の嵌合構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7313886B2 (en) * 2005-07-19 2008-01-01 Brown Bill D Fishing rod securing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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