JP2000354052A - 通信方法 - Google Patents

通信方法

Info

Publication number
JP2000354052A
JP2000354052A JP11165072A JP16507299A JP2000354052A JP 2000354052 A JP2000354052 A JP 2000354052A JP 11165072 A JP11165072 A JP 11165072A JP 16507299 A JP16507299 A JP 16507299A JP 2000354052 A JP2000354052 A JP 2000354052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
node
stored
communication system
topology
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11165072A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4218132B2 (ja
Inventor
Shizutoku Murayama
静得 村山
Kenji Kaneko
健二 金子
Tamiya Tanaka
民也 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP16507299A priority Critical patent/JP4218132B2/ja
Publication of JP2000354052A publication Critical patent/JP2000354052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4218132B2 publication Critical patent/JP4218132B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システムを構成する各機器の接続状況や
トポロジーの変化を検出し、然も、ユーザの把握し易い
形態でその検出結果に応じた通知を行えるようにする。 【解決手段】 バスリセットが発生した場合には、通信
システム上に存在する全ての機器のノードユニークID
と、各機器に関する情報とを問い合わせて取得し、取得
したノードユニークIDと、各機器に関する情報とを関
連付けて所定メモリ10に格納し、また、トポロジー解
析を行ってトポロジー情報を生成し、このトポロジー情
報をノードユニークIDおよび各機器に関する情報と関
連付けて所定メモリ10に格納する。そして、システム
リセットや前回バスリセットによって既に格納されてい
る各情報と今回格納された各情報とを比較し、格納され
た情報に変化があるかどうか判定し、得られた判定結果
に応じた処理を行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の電子機器
が通信制御バスにより接続されて構築されるシステムの
各電子機器間の接続状態をID情報に基づいて判定する
通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、マルチメディア化に対応してパー
ソナルコンピュータと各民生機器間をつなぐ次世代の周
辺装置インターフェースとしてIEEE1394と称さ
れるシリアルインターフェース方式が提案されており、
このインターフェース方式を用いてVTR、ビデオカメ
ラ、プリンタ、楽器、家庭内LAN等のシステムへの応
用が進められている。一方、カーナビゲーションシステ
ムにおいては、機能の複合化が図られてCDチェンジャ
やMDチェンジャが接続され、これらオーディオ機器を
カーナビゲーションユニット側でコントロールすること
が可能とされたシステムが知られている。
【0003】図6Aは、例えば、IEEE1394シリ
アルインターフェース方式を用いて複数の車載用機器に
より通信システムを構築した例を示す。図6Aに示すよ
うにこの通信システムは、ナビゲーション装置101、
CDチェンジャ102、MDチェンジャ103、DSP
ハイダウェイアンプ(以下、単にアンプと称する)10
4、TVチューナ(以下、単にチューナと称する)10
5により構成されている。具体的には、IEEE139
4規格に対応したケーブルが用いられ、ナビゲーション
装置101に対して、CDチェンジャ102とMDチェ
ンジャ103とが並列に接続されている。また、CDチ
ェンジャ102に対してアンプ104とチューナ105
とが並列に接続されている。
【0004】なお、IEEE1394シリアルインター
フェース方式における接続形態としては、「デイジチェ
ーン」と「ノード分岐」の2種類が使用でき、デイジチ
ェーン方式では、その機器間の距離が最長4.5mの範
囲内で最大16台まで接続でき、また、ノード分岐併用
では、規格最大の63台まで接続することが可能とされ
ている。
【0005】このように複数の電子機器が接続されて構
築されるIEEE1394シリアルインターフェース方
式による通信システムでは、機器に対して電源電圧が供
給された動作状態でケーブルの抜き差しが可能で、ノー
ドが追加または削除された時点で自動的にシステムの再
構成がなされる。この時、接続されたノードの機器を自
動的に認識することができ、接続されたノードや配置
は、インターフェース上で管理される。
【0006】具体的には、IEEE1394シリアルイ
ンターフェース方式による通信システムにおいては、ノ
ードの増減における機器の認識は、バスリセットにより
なされる。IEEE1394シリアルインターフェース
に対応したポートは、そのポート基板上のターミネーシ
ョンにより、ケーブル接続状態でのポートの出力レベル
にバイアス電圧が生じる。各ノードポートは、転送信号
の受信と同時にこの信号レベルを監視しており、このこ
とによりポートの電圧の変化で通信システムの接続機器
数に増減があったことを認識する。どこか一つでもこの
ポートの状態変化を検知すると、そのノードは、バス上
にバスリセット信号を送信して接続機器数の増減を伝達
する。このバスリセットは、ケーブルの挿抜による場合
と、プロトコルからのホスト制御による場合とがある。
【0007】このようにバス上でリセット信号が告知さ
れると、各ポートのフィジカル・レイヤは、このバスリ
セット情報を伝達する。また、それと同時に各リンク・
レイヤに、バスリセットが発生していることを知らせ
る。そして、る接続ノード数のカウントを実行する。つ
まり、IEEE1394シリアルインターフェース方式
による通信システムにおいては、バスリセットが起こる
と、そのノードIDが再設定されるので、常に同じノー
ドIDが維持されることはない。
【0008】例えば、車両には、電源ラインとしてバッ
クアップとアクセサリが用意されている。バックアップ
は、エンジンを停止させてキーを抜いた状態でもバッテ
リと接続されて通電している電源ラインであり、アクセ
サリは、キーを抜くとバッテリと遮断される電源ライン
である。従って、複数の車載用機器により通信システム
を構築した場合には、電源ラインとしては、アクセサリ
が用いられ、エンジンを起動させる度にバスリセットが
発生する。また、車載用機器による通信システムでは、
走行中の振動から電源ラインをオン/オフしなくてもバ
スリセットが発生する場合が想定される。なお、家庭用
電子機器による通信システムにおいても電源スイッチの
オン/オフもしくは電源スタンバイ状態に一度移行する
と、次にオンした際にバスリセットが発生する場合も想
定される。
【0009】つまり、前回のバスリセットにより図6A
に示すようにナビゲーション装置101に対してノード
IDが「4」に設定され、CDチェンジャ102に対し
てノードIDが「3」に設定され、MDチェンジャ10
3に対してノードIDが「2」に設定され、アンプ10
4に対してノードIDが「0」に設定され、チューナ1
05に対してノードIDが「1」に設定されているもの
とする。この状態でバスリセットが発生すると、例え
ば、図6Bに示すようにナビゲーション装置101に対
してノードIDが「3」に設定され、CDチェンジャ1
02に対してノードIDが「4」に設定され、MDチェ
ンジャ103に対してノードIDが「0」に設定され、
アンプ104に対してノードIDが「2」に設定され、
チューナ105に対してノードIDが「1」に設定され
る。このようにIEEE1394シリアルインターフェ
ース方式による通信システムにおいては、バスリセット
が起こると、そのノードIDが再設定されるので、バス
リセットが起きる度にそれぞれの機器に割り振られるノ
ードIDが基本的に異なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようにIEEE1
394シリアルインターフェース方式による通信システ
ムにおいては、コネクタの挿抜だけでなく、電源を投入
した場合にもバスリセットが発生するため、各機器を接
続したまま接続状況を変化させずに電源を投入した場合
と、接続を変化させた場合とを区別することができない
問題点を有する。また、どの機器の接続が変化したか、
どこに故障が発生したかを特定することができない問題
点を有する。つまり、現在のIEEE1394シリアル
インターフェースによる通信システムにおいては、バス
リセットの前後および電源の投入の前後の接続状況やト
ポロジーの変化を知る手段が存在せず、使い勝手が悪く
なる問題点を有する。
【0011】また、IEEE1394シリアルインター
フェース方式においては、接続する機器固有のノードユ
ニークIDと呼ばれるIDが存在する。図7は、ノード
ユニークIDの構成を模式的に示す。図7に示すように
先頭からカンパニーID111、カンパニー名112、
部署名113、機種名114、シリアルNoが配されてい
る。しかしながら、このノードユニークIDからは、メ
ーカ名や機種、シリアルNoの情報しか得ることができ
ず、ユーザに対して機種名で通知できてもそれらが何を
指すのか、例えば、CDチェンジャなのかチューナなの
かを通知することができない問題点を有する。
【0012】従って、この発明の目的は、バスリセット
の前後および電源の投入の前後の接続状況やトポロジー
の変化を検出することができ、然も、その検出結果を必
要に応じてユーザの把握し易い形態で通知することがで
きる通信方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、バスで接続された複数の電子
機器間でデータ通信を行う通信システムにおける通信方
法において、バスリセットに際して複数の電子機器の全
てから各機器固有のIDと各機器に関する情報とを取得
し、少なくとも一電子機器が有する不揮発性メモリにI
Dと各機器に関する情報とを関連付けて記憶するステッ
プと、前回バスリセット時に記憶するステップにより記
憶されたIDおよび各機器に関する情報と今回記憶する
ステップにより記憶されたIDおよび各機器に関する情
報とを比較して通信システムの変化を検出するステップ
とを有することを特徴とする通信方法である。
【0014】この発明では、リセットボタンが押された
場合には、通信システム上に存在する全ての機器のノー
ドユニークIDと各機器の情報とを問い合わせて取得
し、取得したノードユニークIDと各機器の情報とを関
連付けて所定メモリに保持し、また、トポロジー解析を
行ってトポロジー情報を生成し、このトポロジー情報を
ノードユニークIDおよび各機器の情報と関連付けて所
定メモリに保持する。一方、何らかの要因でバスリセッ
トが発生した場合には、再度、通信システム上に存在す
る全ての機器のノードユニークIDと各機器の情報とを
問い合わせて取得し、取得したノードユニークIDと各
機器の情報とを関連付けて所定メモリに保持し、また、
トポロジー解析を行ってトポロジー情報を生成し、この
トポロジー情報をノードユニークIDおよび各機器の情
報と関連付けて所定メモリに保持する。そして、システ
ムリセットや前回バスリセットにより既に格納されてい
る各情報と今回格納された各情報とを比較し、格納され
た情報に変化があるかどうかを判定し、得られた判定結
果に応じてユーザの把握し易い形態で表示や音声によっ
て通知を行う。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明が複数
の車載用機器により構築される通信システムに適用され
た一実施形態を示す。この通信システムは、例えば、I
EEE1394シリアルインターフェース方式により構
築されており、図1に示すようにナビゲーション装置
1、CDチェンジャ2、MDチェンジャ3、DSPハイ
ダウェイアンプ(以下、単にアンプと称する)4、TV
チューナ(以下、単にチューナと称する)5により構成
されている。
【0016】具体的には、IEEE1394規格に対応
したケーブルが用いられ、ナビゲーション装置1に対し
て、CDチェンジャ2とMDチェンジャ3とが並列に接
続されている。また、CDチェンジャ2に対してアンプ
4とチューナ5とが並列に接続されている。従って、5
台の機器間において高速データ伝送、リアルタイム伝送
が可能とされている。なお、ナビゲーション装置1に
は、ノードユニークIDとして#Aが割り付けられ、C
Dチェンジャ2には、ノードユニークIDとして#Cが
割り付けられ、MDチェンジャ3には、ノードユニーク
IDとして#Bが割り付けられ、、アンプ4には、ノー
ドユニークIDとして#Dが割り付けられ、チューナ5
には、ノードユニークIDとして#Eが割り付けられて
いるものとする。
【0017】ナビゲーション装置1は、図1に示す通信
システムにおける中心的な機能を果たし、本来のナビゲ
ーション機能の他に後述する各機器の各種情報を取得
し、取得した情報を不揮発性RAM10の所定領域に格
納して集中管理する機能を有する。つまり、ナビゲーシ
ョン装置1は、この通信システムにおけるシステムコン
トローラとして機能する。
【0018】図2は、ナビゲーション装置1の一例とし
ての構成を示す。先ず、ナビゲーション装置1のナビゲ
ーション機能に係わる部分の構成と動作について簡単に
説明する。図2において21で示されるのが地図情報や
オーディオデータ等が記録されたディスクである。ナビ
ゲーション動作時やCD再生時においては、ディスク2
1がスピンドルモータ22により回転駆動され、ディス
ク21から光学ピックアップ23により記録情報が読み
取られる。
【0019】光学ピックアップ23は、レンズ、光検出
器、レーザダイオード等によって構成されている。ま
た、ディスク21上の記録トラックの情報を順次読み込
むために、光学ピックアップ23には、図示せずもレン
ズとディスク21との距離を一定にするフォーカスコイ
ル、レンズをディスク21の径方向に駆動するトラッキ
ングコイルが設けられ、また、光学ピックアップ23全
体をディスク21の径方向に移動させるスレッド機構が
設けられている。
【0020】ディスク21の記録情報を読み取ることで
発生した光学ピックアップ23の出力がRFアンプ25
に供給される。RFアンプ25は、RF信号の処理回路
の機能を有し、RF信号の2値化、トラッキングエラー
信号、フォーカスエラー信号を形成する。RFアンプ2
5において形成された再生2値化信号、トラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号がCD再生部26に供
給される。
【0021】CD再生部26は、システムコントローラ
34からの制御情報により各種動作を行い、形成した制
御信号や得られた各種データをCD−ROM再生部2
7、システムコントローラ18およびサーボドライバ1
7等の各部に供給する。例えば、CD再生部26におい
て、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号に
基づいてトラッキングコントロールおよびフォーカスコ
ントロールするための制御信号が形成され、この制御信
号がサーボドライバ24に供給される。サーボドライバ
24において、CD再生部26からの制御信号に基づい
て各部への駆動出力が形成され、この駆動出力によりフ
ォーカスコイル、トラッキングコイルおよびスレッド機
構が駆動される。
【0022】CD−ROM再生部において、再生2値化
信号がデコードされ、制御系信号あるいは制御用デー
タ、地図情報の画像データおよびオーディオデータ等が
形成される。CD再生時においては、オーディオデータ
がオーディオデコーダ29に供給されて復号され、この
復号出力がD/Aコンバータ30に供給されてアナログ
のオーディオ信号に変換される。このアナログのオーデ
ィオ信号がLPF31を介してアンプ32に供給され、
スピーカ33により再生される。
【0023】また、地図情報等の画像データは、グラフ
ィックコントローラ35に供給される。グラフィックコ
ントローラ35と、オーディオデコーダ29と、CPU
28と、システムコントローラ34と、CD−ROM再
生部27とは、バスにより接続されており、双方向にデ
ータの授受が可能とされている。また、バスには、シス
テムROM40、プログラムROM41、ワークRAM
42、不揮発性RAM10からなる処理用のメモリ部が
接続されており、各種処理は、メモリ部のデータを読み
出しながらCPU28の演算処理を中心になされる。な
お、システムROM40には、起動処理などを実行する
プログラムやフォント等が格納され、プログラムROM
41には、各種処理を行うための起動処理以外のその他
の大部分のプログラムが格納される。また、ワークRA
Mは、プログラムのワークエリアと描画用として用いら
れる。不揮発性RAM10には、ナビゲーション用のユ
ーザメモリとして目的地のマークなどの各種設定値およ
び航跡データが格納されると共に、後述する通信システ
ムを構成する各電子機器を集中管理するための情報が格
納される。
【0024】また、図2において、44で示されるの
が、GPS(Global Positioning System )衛星からの
電波を受信するGPSアンテナである。GPS衛星から
の電波信号がGPSアンテナ44で受信され、この受信
信号がGPSレシーバ43に供給される。GPSレシー
バ43において復調処理等がなされ、絶対位置を示すG
PSデータが形成され、このGPSデータがシステムコ
ントローラ34に供給される。
【0025】システムコントローラ34には、リモコン
受光部38と、操作入力部39とが接続されている。リ
モコン受光部38は、図示せずも操作ボタンおよび入力
キーを有したリモートコントロールユニットからの赤外
線コントロール信号を受信し、赤外線コントロール信号
に基づいて制御情報を形成し、この制御情報をシステム
コントローラ34に供給する。
【0026】例えば、このリモートコントロールユニッ
トを操作することで、各種モードの設定が可能とされ、
目的地の入力や、地図情報の取り込みや自車位置の表示
等に関する設定や、各種情報に基づいた総合的な案内表
示等の設定がなされる。また、リモートコントロールユ
ニットを操作することでCD再生モードとすることがで
き、CD再生部26およびCD−ROM再生部を制御し
た状態で音楽再生に連動して画像情報や文字情報の表示
が可能とされる。
【0027】システムコントローラ34において、GP
Sレシーバ43からのGPSデータ等に基づいて自車位
置情報等が形成される。システムコントローラ34にお
いて形成された自車位置情報等がグラフィックコントロ
ーラ35に供給される。グラフィックコントローラ35
では、地図情報の画像データや位置情報に基づいて描画
処理等がなされ、表示情報が形成される。この表示情報
がLCD駆動部36を介して液晶表示板に供給される。
従って、液晶表示板37の画面には、地図や自車位置等
が表示される。
【0028】また、オーディオデコーダ29は、音声合
成機能を有し、オーディオデコーダ29では、自車位置
情報や各種情報に基づいて音声合成処理がなされる。自
車位置情報等に基づいて音声合成処理によって得られた
音声データは、D/Aコンバータ30に供給され、アナ
ログのオーディオ信号に変換される。そして、このアナ
ログのオーディオ信号がスピーカ33が接続されたアン
プ32に供給される。従って、スピーカ33からは、音
声による操作案内や道路案内等がなされる。
【0029】操作入力部39には、ディスクイジェクト
ボタンやシステムリセットボタン等が配設されており、
ディスクイジェクトボタンやリセットボタン等が押され
ると、操作入力部39において、押されたボタンに応じ
た検出信号が形成され、この検出信号がシステムコント
ローラ34に供給される。システムコントローラ34
は、検出信号により操作入力部39の状態を監視し、デ
ィスクイジェクトボタンが押された場合には、ディスク
イジェクト動作を行い、また、リセットボタンが押され
た場合には、制御情報をCPU28に供給して後述する
ように所定の初期化処理を行う。
【0030】次に、ナビゲーション装置1の通信システ
ムに係わる部分の構成と動作について説明する。図2に
おいて45で示されるのがIEEE1394シリアルイ
ンターフェース方式に適合したインターフェース回路で
ある。このインターフェース回路45にアンプ4とチュ
ーナ5が接続されたCDチェンジャ2と、MDチェンジ
ャ3とが並列に接続される。このことによりナビゲーシ
ョン装置1と、CDチェンジャ2と、MDチェンジャ3
と、アンプ4と、チューナ5との間において高速データ
伝送、リアルタイム伝送が可能とされている。
【0031】CPU28は、操作入力部39のリセット
ボタンが押された場合には、通信システム上に存在する
全ての機器のノードユニークIDを問い合わせて取得
し、取得したノードユニークIDを不揮発性RAM10
の所定領域に格納する。また、各機器に関する情報も問
い合わせて取得し、取得した各機器の情報をノードユニ
ークIDに関連付けて不揮発性RAM10の所定領域に
格納する。さらに、CPU28は、トポロジー解析を行
ってトポロジー情報を生成し、このトポロジー情報をノ
ードユニークIDに関連付けて不揮発性RAM10の所
定領域に格納する。
【0032】図3は、不揮発性RAM10に格納される
通信システムを集中管理するための諸情報を概念的に示
す。図3に示すようにCPU28により取得もしくは生
成された種々の情報は、不揮発性RAM10の所定領域
に関連付けて格納されることによりテーブル状に保持さ
れる。図3において11で示される領域には、各機器の
ノードユニークIDが格納される。具体的には、先頭か
ら順にナビゲーション装置1のノードユニークID「#
A」、MDチェンジャ3のノードユニークID「#
B」、CDチェンジャ2のノードユニークID「#
C」、アンプ4のノードユニークID「#D」、チュー
ナのノードユニークID「#E」が格納される。
【0033】図3において12、13、14で示される
領域には、各機器の情報が格納される。具体的には、領
域12には、予め規定されたカテゴリー名が格納され、
先頭から順にナビゲーション装置1の情報「ナビゲーシ
ョン」、MDチェンジャ3の情報「チェンジャ」、CD
チェンジャ2の情報「チェンジャ」、アンプ4の情報
「オーディオ」、チューナの情報「チューナ」が格納さ
れる。また、領域13には、さらに細分化されて予め規
定されたカテゴリー名が格納され、先頭から順にナビゲ
ーション装置1の情報「VICS」、MDチェンジャ3
の情報「MD」、CDチェンジャ2の情報「CD」、ア
ンプ4の情報「DSP」、チューナの情報「TV」が格
納される。さらに、領域14には、例えば、ユーザによ
り各機器に対して付けられた名前等が格納される。な
お、各機器に付けられる名前は、例えば、ユーザが操作
入力部39やリモートコントロールユニットを操作する
ことにより入力される。
【0034】図3において、15で示される領域には、
そのタイミングで決定されたノードIDが格納される。
具体的には、先頭から順にナビゲーション装置1に対し
て割り付けられたノードID「4」、MDチェンジャ3
に対して割り付けられたノードID「2」、CDチェン
ジャ2に対して割り付けられたノードID「3」、アン
プ4に対して割り付けられたノードID「0」、チュー
ナに対して割り付けられたノードID「1」が格納され
る。なお、16で示される領域には、トポロジー情報が
格納される。
【0035】また、CPU28は、何らかの要因でバス
リセットが発生した場合には、再度、通信システム上に
存在する全ての機器のノードユニークIDを問い合わせ
て取得し、取得したノードユニークIDを不揮発性RA
M10の所定領域に格納する。また、各機器に関する情
報も問い合わせて取得し、取得した各機器の情報をノー
ドユニークIDに関連付けて不揮発性RAM10の所定
領域に格納する。さらに、CPU28は、トポロジー解
析を行ってトポロジー情報を生成し、このトポロジー情
報をノードユニークIDに関連付けて不揮発性RAM1
0の所定領域に格納する。そして、システムリセットや
前回のバスリセットにより既に格納されている各情報と
今回格納された各情報とを比較し、格納された情報に変
化があるかどうかを判定する。判定結果により情報に変
化がある場合には、必要に応じてCPU28において、
ユーザに対して通知処理を行うための制御情報が生成さ
れる。この制御情報がオーディオデコーダ29およびグ
ラフィックコントローラ35に供給される。従って、液
晶表示板37の画面においては、接続状況やトポロジー
の変化がユーザの把握し易い形態で表示される。また、
スピーカ33からは、接続状況やトポロジーの変化がユ
ーザの把握し易い形態のメッセージで発せられる。
【0036】図4は、上述した操作入力部39に配設さ
れたリセットボタンが押された場合のリセットの処理の
フローチャートを示し、図4を用いてさらに詳細に説明
する。なお、図4のフローチャートの各ステップには、
S1〜S4の参照符号が付されている。
【0037】先ず、ステップS1において、リセットボ
タンが押されると、ステップS2に移行する。ステップ
S2において、未問い合わせの機器が存在するかどうか
の判定がなされ、未問い合わせの機器が存在する場合に
は、ステップS3に移行し、問い合わせの機器が存在し
ない場合には、リセットの処理を終了する。
【0038】ステップS3において、ノードユニークI
Dおよび各機器の情報の問い合わせがなされると共に、
テーブルに情報格納用の領域が確保される。そして、問
い合わせ先の機器から取得されたノードユニークIDお
よびその問い合わせ先の機器の情報が不揮発性RAM1
0の所定の領域に格納される。ノードユニークIDおよ
び問い合わせ先の機器の情報の取得が完了すると、さら
に各アプリケーションで必要な情報が問い合わせ先の機
器から取得されると共に、トポロジー情報が生成され、
それらの諸情報が不揮発性RAM10の所定の領域に格
納される。
【0039】ステップS3における各情報の取得と取得
した情報の格納が完了すると、ステップS4において、
ノードIDに基づいて全機器に対して問い合わせが完了
したかどうかが判定され、全機器に対して問い合わせが
完了していないと判定される場合には、再びステップS
3に戻され、繰り返してステップS3の処理がなされ
る。そして、全機器に対して問い合わせが完了したと判
定される場合には、リセットの処理が終了される。な
お、ステップS2において、問い合わせの機器が存在し
なと判定される場合もリセットの処理を終了する。
【0040】図5は、上述したケーブルが挿抜された
り、電源が投入された場合のバスリセットの処理のフロ
ーチャートを示し、図5を用いてさらに詳細に説明す
る。なお、図5のフローチャートの各ステップには、S
11〜S25の参照符号が付されている。
【0041】先ず、ステップS11において、ケーブル
が挿抜されるか、または、電源が投入されることにより
バスリセットが発生すると、ステップS12に移行す
る。ステップS12において、未問い合わせの機器が存
在するかどうかの判定がなされ、未問い合わせの機器が
存在する場合には、ステップS13に移行し、問い合わ
せの機器が存在しない場合には、ステップS22に移行
する。
【0042】未問い合わせの機器が存在する場合には、
ステップS13において、ノードユニークIDの問い合
わせがなされる。そして、ステップS14において、問
い合わせ先の機器から取得されたノードユニークIDが
既に取得されてテーブルに格納されているかどうかの判
定がなされる。ステップS14において、ノードユニー
クIDが既に取得されてテーブルに格納されている場合
には、そのままステップS17に移行し、格納されてい
ない場合には、ステップS15に移行し、追加機器あり
として所定の処理がなされる。そして、追加機器か有る
場合には、ステップS16において、新たに取得された
ノードユニークIDが不揮発性RAM10の所定の領域
に格納される。そして、ステップS17に移行する。
【0043】ステップS17において、問い合わせ先の
機器の情報の問い合わせがなされる。そして、ステップ
S18において、問い合わせ先の機器の情報が既に取得
された情報と一致しているかどうかの判定がなされる。
ステップS18において、今回取得された問い合わせ先
の機器の情報が既に取得された情報と一致している場合
には、そのままステップS21に移行し、一致していな
い場合には、ステップS19に移行し、情報の変化あり
として所定の処理がなされる。そして、情報の変化が有
る場合には、ステップS20において、新たに取得され
た問い合わせ先の機器の情報が不揮発性RAM10の所
定の領域に格納される。そして、ステップS21に移行
する。
【0044】上述したように新規情報の取得と格納が完
了すると、ステップS21において、ノードIDに基づ
いて全機器に対して問い合わせが完了したかどうかが判
定され、全機器に対して問い合わせが完了していないと
判定される場合には、再びステップS13に戻され、繰
り返してステップS13〜ステップS21の処理が繰り
返してなされる。そして、全機器に対して問い合わせが
完了したと判定される場合には、ステップS22に移行
する。
【0045】ステップS22において、データテーブル
上に存在し、今回のバスリセットの処理において通信が
なされていない機器が存在するか、もしくは、追加機器
があり、構成が異なるかどうかの判定がなされ、通信が
なされていない機器が存在するか、もしくは、追加機器
があり、構成が異なると判定される場合には、ステップ
S23に移行する。また、通信がなされていない機器が
存在しないで、構成が同一と判定される場合には、ステ
ップS25に移行する。
【0046】ステップS23において、トポロジー解析
がなされ、トポロジー情報が生成される。そして、ステ
ップS24において、アプリケーションが起動され、ユ
ーザへの通知が行われる。最後にステップS25におい
て、新たなトポロジー情報が不揮発性RAM10の所定
の領域に格納されて、バスリセットの処理が終了され
る。なお、ステップS22において、構成が異なる部分
がないと判定される場合には、既に格納されているトポ
ロジー情報が新たなトポロジー情報に書き替えられ、バ
スリセットの処理が終了される。上述したステップS1
1〜ステップS25までの処理がバスリセットが発生す
る度に繰り返してなされ、確実にバスリセットの前後お
よび電源の投入の前後の接続状況やトポロジーの変化が
検出されると共に、検出結果が必要に応じてユーザの把
握し易い形態で通知される。
【0047】上述したステップS22〜ステップS24
においてなされるユーザに対する通知処理等についてさ
らに具体的に下記の(1) 〜(7) の例を挙げて説明する。
【0048】(1) 通信システム上のどれかの機器の電源
をオフしたり、スタンバイ状態にして再びオンした場合
や、車載用機器の場合にエンジンを一旦停止させた後、
再起動した場合には、バスリセットが発生する。バスリ
セットの前後の全てのノードユニークIDに変化がなけ
れば接続されている変化がないとみなし、ユーザに対し
ては何も通知しない。なお、図5に示す処理において
は、ノードユニークIDに変化がなければユーザに対し
ては何も通知しない場合について説明したが、前回のバ
スリセット時と変化がないことを表示したり、変化がな
いことを音声にて通知するようにしても良い。
【0049】(2) 通信システムを構成している機器に変
化がなくとも、配置や配線を変更する場合がある。この
場合においてもバスリセットが発生するがバスリセット
前後の全てのノードユニークIDに変化がなくともノー
ドユニークIDに対するトポロジー情報を比較すること
により、接続の変化を認識することができ、その認識結
果がユーザに対して表示や音声により通知される。その
場合においては、接続の不具合等でユーザの意図したも
のでない可能性が存在するため、「接続が変化していま
すが、よろしいですか?」とユーザに対して確認を促す
通知がなされる。
【0050】(3) 電源のオン/オフや配線変更ばかりで
なく、機器が新たに追加された場合にもバスリセットが
発生するがバスリセット前後のノードユニークIDを比
較することにより、通信システム上に追加された機器を
特定することができ、追加された機器が何であるかの情
報を問い合わせることにより「CDチェンジャが追加さ
れました。」とか、「CDチェンジャNo1が接続されま
した。」というようにユーザの理解し易い形態で通知が
なされる。
【0051】(4) 電源のオン/オフや配線変更ばかりで
なく、機器が取り外された場合にもバスリセットが発生
するがバスリセット前後のノードユニークIDを比較す
ることにより、通信システム上から取り外された機器を
認識することができ、さらに、バスリセット前の各機器
の情報を記憶しておくことにより「CDチェンジャが外
されました。」とか、「CDチェンジャNo1が外されま
した。」というようにユーザの理解し易い形態で通知が
なされる。また、この場合においては、機器が外された
のではなく故障により通信できない可能性が存在するた
め、「○○がつながっていません。故障の可能性があり
ます。このままでよろしいですか?」とユーザに対して
確認を促す通知がなされる。さらに、例えば、ユーザに
より「NO」と入力がなされた場合には、故障の可能性
があると判断して数回バスリセットを実行した後におい
ても、本来のノードユニークIDが得られない場合に
は、自動的に電源をオフする。
【0052】(5) また、(4) の場合において、ノードユ
ニークIDと共に記憶してあるトポロジー情報とを比較
することにより、どの機器とどの機器とをつないだ接続
が切り離されているかを特定することができ、「○○と
××の接続を確認してください。」とユーザに対して確
認を促す通知がなされる。
【0053】(6) 電源オフやスタンバイ時等通信システ
ムがオフ状態にある間に、ある機器が外されて再び接続
されたり、ある機器を追加して再び外したりしても、結
局元の接続状態に戻っている場合には、電源をオフする
前やスタンバイ前後のノードユニークIDを比較しても
変化が検出されないので、当然、ユーザに対する通知は
なされない。
【0054】(7) 電源の投入の前後等で、配線が同じで
機器が入れ替わっている場合には、ノードIDとトポロ
ジー情報が同一であってもそれらに対するノードユニー
クIDが異なるため、入れ替えを認識することができ、
さらに、バスリセット前の各機器の情報を記憶しておく
ことにより「CDチェンジャの代わりにCDプレーヤが
接続されました。」というようにユーザの理解し易い形
態で通知がなされる。
【0055】なお、上述した一実施形態においては、ナ
ビゲーション装置1をシステムコントローラとして機能
させる場合について説明したが、他の機器をシステムコ
ントローラとして機能させるようにしても良い。
【0056】また、上述した一実施形態においては、ナ
ビゲーション装置1の不揮発性RAM10に取得した各
情報を格納する場合について説明したが、ナビゲーショ
ン装置1内の他の不揮発性メモリに格納するようにして
も良い。つまり、一度取得された情報が保持されるもの
であれば良い。
【0057】さらに、上述した一実施形態においては、
ナビゲーション装置1の不揮発性RAM10に取得した
各情報を格納する場合について説明したが、他の機器の
不揮発性メモリに同一の情報を格納するようにし、複数
箇所で情報を保持し、万が一の事故および故障に対処す
るようにしても良い。
【0058】
【発明の効果】この発明に依れば、バスリセットの前後
および電源の投入の前後の接続状況やトポロジーの変化
を検出することができ、然も、その検出結果を必要に応
じてユーザの把握し易い形態で通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施形態におけるナビゲーション
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明に用いる概念
図である。
【図4】この発明の一実施形態の動作説明に用いるフロ
ーチャートである。
【図5】この発明の一実施形態の動作説明に用いるフロ
ーチャートである。
【図6】従来の通信方法の説明に用いるブロック図であ
る。
【図7】従来の通信方法の説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
1・・・ナビゲーション装置、2・・・CDチェンジ
ャ、3・・・MDチェンジャ、4・・・アンプ、5・・
・チューナ、10・・・不揮発性RAM、28・・・C
PU、45・・・インターフェース回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月16日(1999.7.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このようにバス上でリセット信号が告知さ
れると、各ポートのフィジカル・レイヤは、このバスリ
セット情報を伝達する。また、それと同時に各リンク・
レイヤに、バスリセットが発生していることを知らせ
る。そして、接続ノード数のカウントを実行する。つま
り、IEEE1394シリアルインターフェース方式に
よる通信システムにおいては、バスリセットが起こる
と、そのノードIDが再設定されるので、常に同じノー
ドIDが維持されることはない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】つまり、前回のバスリセットにより図6A
に示すようにナビゲーション装置101に対してノード
IDが「4」に設定され、CDチェンジャ102に対し
てノードIDが「」に設定され、MDチェンジャ10
3に対してノードIDが「2」に設定され、アンプ10
4に対してノードIDが「0」に設定され、チューナ1
05に対してノードIDが「1」に設定されているもの
とする。この状態でバスリセットが発生すると、例え
ば、図6Bに示すようにナビゲーション装置101に対
してノードIDが「」に設定され、CDチェンジャ1
02に対してノードIDが「4」に設定され、MDチェ
ンジャ103に対してノードIDが「0」に設定され、
アンプ104に対してノードIDが「2」に設定され、
チューナ105に対してノードIDが「」に設定され
る。このようにIEEE1394シリアルインターフェ
ース方式による通信システムにおいては、バスリセット
が起こると、そのノードIDが再設定されるので、バス
リセットが起きる度にそれぞれの機器に割り振られるノ
ードIDが基本的に異なる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】図3において、15で示される領域には、
そのタイミングで決定されたノードIDが格納される。
具体的には、先頭から順にナビゲーション装置1に対し
て割り付けられたノードID「4」、MDチェンジャ3
に対して割り付けられたノードID「」、CDチェン
ジャ2に対して割り付けられたノードID「」、アン
プ4に対して割り付けられたノードID「0」、チュー
ナに対して割り付けられたノードID「1」が格納され
る。なお、16で示される領域には、トポロジー情報が
格納される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】ステップS3における各情報の取得と取得
した情報の格納が完了すると、ステップS4において、
ノードIDに基づいて全機器に対して問い合わせが完了
したかどうかが判定され、全機器に対して問い合わせが
完了していないと判定される場合には、再びステップS
3に戻され、繰り返してステップS3の処理がなされ
る。そして、全機器に対して問い合わせが完了したと判
定される場合には、リセットの処理が終了される。な
お、ステップS2において、問い合わせの機器が存在し
いと判定される場合もリセットの処理を終了する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 民也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5K032 DB19 EA07 EC01 EC02 EC04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスで接続された複数の電子機器間でデ
    ータ通信を行う通信システムにおける通信方法におい
    て、 バスリセットに際して上記複数の電子機器の全てから各
    機器固有のIDと各機器に関する情報とを取得し、少な
    くとも一電子機器が有する不揮発性メモリに上記IDと
    上記各機器に関する情報とを関連付けて記憶するステッ
    プと、 前回バスリセット時に上記記憶するステップにより記憶
    された上記IDおよび各機器に関する情報と今回上記記
    憶するステップにより記憶された上記IDおよび各機器
    に関する情報とを比較して上記通信システムの変化を検
    出するステップとを有することを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記記憶するステップにおいて、さらに、トポロジー情
    報を取得し、少なくとも一電子機器が有する不揮発性メ
    モリに上記IDおよび上記各機器に関する情報とトポロ
    ジー情報とを関連付けて記憶し、 前回バスリセット時に上記記憶するステップにより記憶
    された上記IDおよび各機器に関する情報およびトポロ
    ジー情報と、今回上記記憶するステップにより記憶され
    た上記IDおよび各機器に関する情報およびトポロジー
    情報とを比較して上記通信システムの変化を検出するス
    テップとを有することを特徴とする通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 さらに、上記通信システムの変化を検出するステップに
    より得られる結果に応じてユーザに上記通信システムの
    状態を表示もしくは音声により通知するステップとを有
    することを特徴とする通信方法。
JP16507299A 1999-06-11 1999-06-11 電子機器およびその接続状況の検出方法 Expired - Lifetime JP4218132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16507299A JP4218132B2 (ja) 1999-06-11 1999-06-11 電子機器およびその接続状況の検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16507299A JP4218132B2 (ja) 1999-06-11 1999-06-11 電子機器およびその接続状況の検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000354052A true JP2000354052A (ja) 2000-12-19
JP4218132B2 JP4218132B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=15805347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16507299A Expired - Lifetime JP4218132B2 (ja) 1999-06-11 1999-06-11 電子機器およびその接続状況の検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4218132B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201788A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Xanavi Informatics Corp 車載装置
JP2007281839A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Nec Electronics Corp ネットワークに接続された通信装置の管理方法、機器認識装置及びコンピュータプログラム
JP2009188830A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Nissan Motor Co Ltd 車載通信システムおよび車載通信制御方法
JP2011055694A (ja) * 2009-08-05 2011-03-17 Denso Corp 構築物への配線方法
JP2012124840A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Fujitsu Semiconductor Ltd 通信装置、ネットワークシステム及び通信方法
JP2012126383A (ja) * 2010-11-25 2012-07-05 Denso Corp 乗員保護システムの通信装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201788A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Xanavi Informatics Corp 車載装置
JP2007281839A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Nec Electronics Corp ネットワークに接続された通信装置の管理方法、機器認識装置及びコンピュータプログラム
JP2009188830A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Nissan Motor Co Ltd 車載通信システムおよび車載通信制御方法
JP2011055694A (ja) * 2009-08-05 2011-03-17 Denso Corp 構築物への配線方法
US8384238B2 (en) 2009-08-05 2013-02-26 Denso Corporation Wiring method and wiring system for structures
US8519571B2 (en) 2009-08-05 2013-08-27 Denso Corporation Wiring method and wiring system for structures
JP2012126383A (ja) * 2010-11-25 2012-07-05 Denso Corp 乗員保護システムの通信装置
US8996256B2 (en) 2010-11-25 2015-03-31 Denso Corporation Communication system for a passenger protection system
JP2012124840A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Fujitsu Semiconductor Ltd 通信装置、ネットワークシステム及び通信方法
US8914554B2 (en) 2010-12-10 2014-12-16 Spansion Llc Communication network device that compares first and second identification number of packet to determine if they are in conformance or non-conformance with self-ID packet

Also Published As

Publication number Publication date
JP4218132B2 (ja) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020032876A1 (en) Automotive information system and method of controlling the same, recording medium storing control program, disk playback apparatus, and semiconductor integrated circuit
JPH11305878A (ja) 車載用情報処理装置及び自動車
JP4415947B2 (ja) 車載機の電源管理システム及び車載機
JP2000354052A (ja) 通信方法
JPH04326897A (ja) 車載用データ通信システム
JP2001128280A (ja) オーディオ機器
JP2006339985A (ja) 車載通信システム
US7254096B2 (en) Reproducing apparatus, method for controlling reproduction and controlling program for reproduction
JPH04326898A (ja) 車載用データ通信システム
JP3199084B2 (ja) Avシステムのリモートコントロール方法
JP2002185874A (ja) テレビジョン受信装置および入力端子の自動設定方法
JP4588587B2 (ja) クライアント端末、およびその接続エラー表示方法ならびにコンピュータプログラム
JP3100975B2 (ja) データ通信システム
JP3100997B2 (ja) 車載用データ通信システム
JP2001328495A (ja) 車載型電子機器
JP2000321385A (ja) 時計システム、時計機能付ユニット、時計機能付ユニットの時計合わせ方法及び記録媒体
KR20120008833A (ko) 차량 멀티미디어 시스템의 외부 기기 접속 표시 방법
JPH04326900A (ja) 車載用データ通信システム
JPH08329591A (ja) 車載用ディスク交換装置
EP1401153B1 (en) Status notification apparatus and method
JPH11175457A (ja) 車載機器情報表示方法、車載用情報処理装置及び自動車
JP2007272936A (ja) 車載用情報機器、車載用情報機器の制御方法および制御プログラム
JP3414061B2 (ja) 車載オーディオ機器ネットワークシステム
JP2534912Y2 (ja) 音響機器の入力切換装置
JPH0927163A (ja) 車載用ディスク交換装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 19990716

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081103

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4218132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term