JP2000353381A - 不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置及びプレートライン駆動方法 - Google Patents
不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置及びプレートライン駆動方法Info
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Abstract
状態になることを防止して信頼性を向上させることがで
きるとともに、感知マージンを向上させることができる
不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置およびプ
レートライン駆動方法を提供すること。 【解決手段】 スイッチ制御信号SELa,SELbに
応じてプレートラインPLS0〜PLSmの一端をワー
ドラインWL0〜WLmに接続するNMOSトランジス
タ14と、スイッチ制御信号PRCHGa,PRCHG
bに応じてプレートラインPLS0〜PLSmの他端を
基準電圧(接地電圧)に接続するNMOSトランジスタ
16とを設ける。
Description
モリ装置に関するものであり、より詳しくはセグメント
プレートラインスキム(segmented plat
e line scheme)を有する不揮発性強誘電
体ランダムアクセスメモリ装置及びプレートライン駆動
方法に関するものである。
メモリセルの貯蔵素子として強誘電体キャパシタを使用
する。各メモリセルは、強誘電体キャパシタの電気的な
分極によってロジック状態を貯蔵する。強誘電体キャパ
シタは、プレート(電極)の間に誘電物質を有し、誘電
物質は、PZT(lead zirconate ti
tanate)のような強誘電体物質を含む。強誘電体
キャパシタのプレートに電圧が印加されるとき、強誘電
体物質は電界方向に分極される。強誘電体キャパシタの
分極状態を変化させるためのスイッチングスレッショル
ド電圧は、強制電圧(coercive voltag
e)と定義する。強誘電体キャパシタの1プレートはア
クセストランジスタを通してビットラインに接続され、
他のプレートはプレートライン(plate lin
e)(駆動ライン:drive line)に接続さ
れ、これはU.S.Pat.No.5751626に
“FERROELECTRIC MEMORY USI
NG FERROELECTRICREFERENCE
CELLS”という題目で掲載されている。
し、キャパシタでの電流流れはキャパシタの分極状態に
依存する。もしキャパシタに印加された電圧が強制電圧
より大きいと、強誘電体キャパシタは、印加された電圧
極性によって分極状態が変化する。分極状態は、電源が
除去された後にも維持されることによって不揮発性を提
供する。強誘電体キャパシタは、約1nsec以内に分
極状態がスイッチされ、これはEPROM、EEPRO
M又はフラッシュEEPROMのような大部分の他の不
揮発性メモリのプログラム時間より速い。
き込む)ためには、強誘電体キャパシタのプレートの間
に電圧差が発生するようにプレートラインが駆動され
る。プレートラインを駆動する技術は、U.S.Pa
t.No.5592410に“CIRCUIT AND
METHOD FOR REDUCING A CO
MPENSATION OF A FERROELEC
TRIC CAPACITOR BY MULTIPL
E PULSING OF THE PLATELIN
E FOLLOWING A WRITE OPERA
TION”という題目で、あるいはU.S.Pat.N
o.5086412に“SENSE AMPLIFIE
R AND METHOD FOR FERROELE
CTRICMEMORY”という題目で掲載されてい
る。このような米国特許は、メモリセルのアレイ及びデ
コーダを開示し、デコーダは、複数のワードライン及び
複数のプレートライン(ワードラインに各々対応する)
を通してアレイに接続される。前述した特許のデコーデ
ィング構造によると、ワードライン及びプレートライン
がデコーダによって同時に選択駆動される。しかし、そ
のようなデコーディング構造は、高密度メモリ装置には
不適当であり、これはプレートラインに共通に接続され
た強誘電体キャパシタの数がプレートラインのRCデイ
レイの増加のために制限されるためである。
“セグメントプレートラインスキム(segmente
d plate line scheme)と呼ばれる
方法が提案されている。このセグメントプレートライン
構造は、U.S.Pat.No.5598366に“F
ERROELECTRIC NONVOLATILER
ANDOM ACCESS MEMORY UTILI
ZING SELF−BOOSTING PLATE
LINE SEGMENT DRIVERS”という題
目で、あるいはU.S.Pat.No.5373463
に“FERROELECTRIC NONVOLATI
LE RANDOM ACCESS MEMORY H
AVING DRIVE LINE SEGMENT
S”という題目で各々掲載されているし。
トライン構造によると、非活性状態のプレートラインセ
グメントに接続されたメモリセルの分極状態が変化する
ことを防止することによって疲労(fatigue)を
減らし、メモリの使用可能な動作寿命を延長することが
できる。
ントプレートライン構造下で、非選択のプレートライン
セグメントは書き込み/読出し動作の間にフローティン
グ状態になるため、非選択のプレートラインセグメント
は、周辺ノイズ及び信号カップリングの影響を受ける。
即ち、非選択のプレートラインセグメントは、選択され
たビットラインに、さらに選択されたプレートラインセ
グメントに電気的に接続される。それ故、非選択のプレ
ートラインセグメントに各々接続された強誘電体キャパ
シタの分極方向が、選択されたプレートラインセグメン
トと関連した読出し/書き込みサイクルの間に変化する
ことがある。これによって感知マージンが減少し、非選
択のプレートラインセグメントに各々接続された強誘電
体キャパシタに貯蔵されたデータが破壊されることがあ
る。
ルの間に非選択のプレートラインセグメントがフローテ
ィング状態となることを防止することができるセグメン
トプレートラインスキムの不揮発性強誘電体ランダムア
クセスメモリ装置及びプレートライン駆動方法を提供す
ることにある。
と、本発明の不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ
装置は、第1方向に配列されたワードラインと、第1方
向に配列された第1プレートラインと、第1方向と直交
する第2方向に配列された複数のビットラインと、各々
がワードラインと対応するビットラインの交差領域に配
列された複数の第1メモリセルと、第1スイッチ制御信
号に応じてプレートラインの一端をワードラインに接続
する第1スイッチ回路と、第2スイッチ制御信号に応じ
てプレートラインの他端を基準電圧に接続する第2スイ
ッチ回路とを含む。
は、具体的には、ワードラインに接続されたゲートを有
するアクセストランジスタと、このアクセストランジス
タを通して対応するビットラインに接続される第1プレ
ート及びプレートラインに接続される第2プレートを有
する強誘電体キャパシタとを含む。
制御信号を受け入れるゲート及びワードラインとプレー
トラインとの間に形成された電流通路を有する第1NM
OSトランジスタからなる。
制御信号を受け入れるゲート及びプレートラインと基準
電圧との間に形成された電流通路を有する第2NMOS
トランジスタからなる。
ットラインと、第1プレートラインと電気的に絶縁さ
れ、第1方向に配列された第2プレートラインと、ワー
ドラインと複数の第2ビットラインのうち対応するビッ
トラインの交差領域に配列された複数の第2メモリセル
と、第3スイッチ制御信号に応じて第2プレートライン
の一端をワードラインに接続する第3スイッチ回路と、
第4スイッチ制御信号に応じて第2プレートラインの他
端を基準電圧に接続する第4スイッチ回路とを上記装置
にさらに含めることができる。
は、具体的には、第3スイッチ制御信号を受け入れるゲ
ート及びワードラインと第2プレートラインとの間に形
成された電流通路を有する第1NMOSトランジスタか
らなり、第4スイッチ回路は、第4スイッチ制御信号を
受け入れるゲート及び第2プレートラインと基準電圧と
の間に形成された電流通路を有する第2NMOSトラン
ジスタからなる。
とも1つのメモリセルが選択されるときは、第1プレー
トラインがワードラインに接続されるように第1スイッ
チ制御信号が活性化されるが、第2スイッチ制御信号は
非活性化され、第2プレートラインがワードラインから
分離されるように第3スイッチ制御信号は非活性化さ
れ、第4スイッチ制御信号は活性化される。
とも1つのメモリセルが選択されるときは、第1スイッ
チ制御信号が非活性化されるが、第1プレートラインが
基準電圧に接続されるように第2スイッチ制御信号は活
性化され、第2プレートラインがワードラインに接続さ
れるように第3スイッチ制御信号は活性化されるが、第
4スイッチ制御信号は非活性化される。
発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置は、複数のメ
モリブロックに分かれたメモリセルアレイと、複数のブ
ロックを通して第1方向に配列された複数のワードライ
ンと、複数のワードラインのうち1つを選択する行デコ
ーダとを含み、メモリブロックの各々は、第2方向に配
列された複数のビットラインと、第1方向に配列された
複数のプレートラインセグメントと、対応するワードラ
インとビットラインの交差領域に配列された複数のメモ
リセルと、各々が複数のプレートラインセグメントに対
応し、第1スイッチ制御信号に応じて対応するプレート
ラインセグメントの一端を対応するワードラインに接続
する複数の第1スイッチトランジスタと、各々が複数の
プレートラインセグメントに対応し、対応する第2スイ
ッチ制御信号に応じてプレートラインセグメントの他端
を接地電圧に接続する複数の第2スイッチトランジスタ
とを含む。
リブロック内のメモリセルの各々は、具体的には、対応
するワードラインに接続されたゲートを有するアクセス
トランジスタと、このアクセストランジスタを通して対
応するビットラインに接続された第1プレート及び対応
するプレートラインセグメントに接続された第2プレー
トを有する強誘電体キャパシタとを含む。
は、第1スイッチ制御信号を受け入れるゲート及び対応
するワードラインと対応するプレートラインセグメント
との間に形成された電流通路を有するNMOSトランジ
スタからなる。
は、第2スイッチ制御信号を受け入れるゲート及び対応
するプレートラインセグメントと接地電圧との間に形成
された電流通路を有するNMOSトランジスタからな
る。
対してデータの読出し、あるいは書き込みが行われると
き、選択されたメモリブロックに関連した第1スイッチ
制御信号は活性化され、選択されたメモリブロックに関
連した第2スイッチ制御信号は非活性化されるが、非選
択のメモリブロックの各々に関連した第1スイッチ制御
信号は非活性化され、非選択のメモリブロックの各々に
関連した第2スイッチ制御信号は活性化される。
ートライン駆動方法は、第1方向に配列されたワードラ
インと、第1方向に配列されたプレートラインと、第2
方向に配列された複数のビットラインと、ワードライン
ラインと対応するビットラインの交差領域に各々配列さ
れた複数のメモリセルとを有する不揮発性強誘電体ラン
ダムアクセスメモリ装置のプレートライン駆動方法にお
いて、プレートラインを基準電圧に充電する段階と、プ
レートラインを基準電圧から分離する段階と、プレート
ラインを基準電圧から分離した後、ワードラインをプレ
ートラインに接続する段階と、プレートラインがプレー
トライン電圧を有するようにワードラインを活性化させ
る段階とを含む。
には接地電圧である。
る段階と、プレートラインを基準電圧に接続する段階
と、ワードラインを非活性化させる段階とを上記駆動方
法にさらに含めることができる。
施の形態をが詳しく説明する。図1は、本発明による不
揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ(nonvol
atile ferroelectric rando
m access memory;NVFRAM)装置
の望ましい実施形態である。本発明によるNVFRAM
装置は、セグメントプレートスキム(又はローカルプレ
ートラインスキム;local plate line
scheme)を有し、このようなスキムによると、
非選択のプレートラインセグメントに接続されたメモリ
セルの分極状態が変化することを防止することによって
疲労を減らし、メモリの使用可能な動作寿命を延長する
ことができる。それだけではなく、メモリアレイの総電
力消耗が減少し、かつプレートラインセグメントを遷移
させることに要求される時間がノンセグメント(non
−segmented)プレートラインと比較すると非
常に減少する。
装置は、メモリセルアレイ100を含み、このアレイ1
00は、データ情報を貯蔵して複数のメモリブロック1
00a〜100bに分離されている。複数のワードライ
ンWLi(i=0〜m)は、メモリブロック100a〜
100bを通して伸長するように行方向に並列配列され
ている。各々のメモリブロック100a〜100bは、
行方向に並列配列された複数のプレートラインセグメン
トPLSi(又はローカルプレートライン)と、列方向
に並列配列された複数のビットラインBLj(j=0〜
n)を含む。各メモリブロック100a〜100b内に
設けられる複数のプレートラインセグメントPLSi
は、ワードラインWLiに各々対応する。
は、アクセストランジスタ10と強誘電体キャパシタ1
2を各々有する複数のメモリセルMCが設けられる。任
意の行に配列されたメモリセル各々のアクセストランジ
スタ10は、行に対応するワードラインWLiに接続さ
れたゲートを有する。任意の行に配列されたメモリセル
各々の強誘電体キャパシタ12は、対応するアクセスト
ランジスタ10を通して対応するビットラインBLjに
接続された1プレートと、対応するプレートラインセグ
メントPLSiに接続された他のプレートを有する。
ク100a〜100b内に設けられるプレートラインセ
グメントPLSiの各々の一端は、NMOSトランジス
タ14を通して対応するワードラインWLiに各々接続
され、トランジスタ14は、スイッチコントローラ16
0から発生された対応するスイッチ制御信号SELa〜
SELbに応じてスイッチング動作を実施する。プレー
トラインセグメントPLSiの各々の他端は、NMOS
トランジスタ16を介して基準電圧(例えば、接地電
圧)に各々接続され、トランジスタ16は、スイッチコ
ントローラ160から生成された対応するスイッチ制御
信号PRCHGa〜PRCHGbに応じて各々スイッチ
動作を実施する。
れるプレートラインセグメントPLS0は、ロジック高
レベルのスイッチ制御信号SELaに応じてターンオン
されるNMOSトランジスタ14を通して対応するワー
ドラインWL0に接続されたり、ロジック高レベルのス
イッチ制御信号PRCHGaに応じてターンオンされる
NMOSトランジスタ16を通して接地電圧に接続され
る。他のメモリブロック100bに設けられるプレート
ラインセグメントPLS0は、ロジック高レベルのスイ
ッチ制御信号SELbに応じてターンオンされるNMO
Sトランジスタ14を通して対応するワードラインWL
0に接続されたり、ロジック高レベルのスイッチ制御信
号PRCHGbに応じてターンオンされるNMOSトラ
ンジスタ16を通して接地電圧に接続される。メモリブ
ロック100a〜100bに設けられる他のプレートラ
インセグメントPLS1〜PLSmは、前述と同一の方
法で対応するワードラインWL1〜WLm、又は接地電
圧に接続される。
WL0〜WLmは行デコーダ120に接続される。行デ
コーダ120は、行アドレスに応じてワードラインWL
0〜WLmのうち1つを選択駆動する。各メモリブロッ
ク100a〜100bのビットラインBL0〜BLn
は、感知増幅器/列デコーダ回路140に接続される。
この回路140は、各メモリブロック100a〜100
bのビットラインBLj各々のための列デコーダ及び感
知増幅器を含む。列デコーダは、列アドレスに応じて対
応するビットラインを選択する。感知増幅器は、対応す
るビットライン上の信号を感知増幅し、読出しサイクル
の間に対応する出力データ信号を外部に出力する。書き
込みサイクルの間に、感知増幅器は、対応するビットラ
インを通してメモリセルにロジック‘1’、又はロジッ
ク‘0’を書き込むための駆動器として使用される。
ミング図を示す図面である。この図を参照して本発明に
よる不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の読
み出し動作を以下詳細に説明する。まず、一例として、
メモリブロック100aからデータが読み出される場
合、メモリブロック100bのスイッチ制御信号SEL
bは低に維持され、スイッチ制御信号PRCHGbは高
に維持される。この条件下から、メモリブロック100
bのNMOSトランジスタ14はターンオフされ、NM
OSトランジスタ16はターンオンされる。これは、ワ
ードラインWLiをメモリブロック100bの対応する
プレートラインセグメントPLSiから分離させ(絶縁
させ)、メモリブロック100bのプレートラインセグ
メントPLSiを接地させる。同様に他の非選択のメモ
リブロックのプレートラインセグメントPLSiは、対
応するワードラインWLiから分離された状態下で前述
と同一の方法で接地される。
き、図2に図示されたように、スイッチ制御信号PRC
HGaがロジック高レベルからロジック低レベルに遷移
する。これは選択されたメモリブロック100aのNM
OSトランジスタ16をターンオフさせ、その結果プレ
ートラインセグメントPLSiは接地電圧から分離され
る。その上、メモリブロック100aが選択されると
き、スイッチ制御信号SELaがロジック低レベルから
ロジック高レベルに遷移する。これは選択されたメモリ
ブロック100aのNMOSトランジスタ14をターン
オンさせ、その結果プレートラインセグメントPLSi
は、対応するNMOSトランジスタ14を通して接地電
圧レベルの対応するワードラインWLiに各々接続され
る。それ故、選択されたメモリブロック100aのプレ
ートラインセグメントPLS0〜PLSmは、続いて接
地電圧レベルに維持される。
ワードラインWL0がロジック高レベルになるとき、選
択されたワードラインWL0に対応するプレートライン
セグメントPLS0もNMOSトランジスタ14を通し
て強制電圧より高い電圧に駆動される。すると、プレー
トラインセグメントPLS0に接続された各強誘電体キ
ャパシタ12の両プレートの間に電圧差が発生するため
に、強誘電体キャパシタ12の各々は、分極状態によっ
てスイッチされたりノンスイッチ(non−switc
hed)される。さらに、例えば、ロジック‘1’のデ
ータを貯蔵したメモリセルMCに接続されたビットライ
ン上の電圧は、ロジック‘0’のデータを貯蔵するメモ
リセルMCに接続されたビットライン上の電圧より高く
なる。
ーブル信号SAEがロジック低レベルからロジック高レ
ベルに遷移するとき、ビットラインBL0〜BLm上の
電圧は、対応する感知増幅器を通して電源電圧、又は接
地電圧に各々増幅される。さらに、ビットラインBL0
〜BLnのうち所定のビットラインが列デコーダ回路1
40によって選択されることによって、選択されたビッ
トライン上の電圧が出力データとして外部に出力され
る。所定時間が経過した後、スイッチ制御信号SELa
がロジック高レベルからロジック低レベルに遷移すると
き、プレートラインセグメントPLSiは、対応するワ
ードラインWLiと分離される。そしてスイッチ制御信
号PRCHGaがロジック低レベルからロジック高レベ
ルに遷移するとき、プレートラインセグメントPLSi
は、対応するNMOSトランジスタ16を通して各々接
地される。このとき、選択されたワードラインWL0に
接続されたメモリブロック100aのメモリセルに対す
るライトバック動作(write−back oper
ation)が実施される。その後、読み出し動作は、
図2に図示されたように選択されたワードラインWL0
及び感知増幅器イネーブル信号SAEを非活性化させる
ことによって終了する。
U.S.Pat.No.5592410あるいはU.
S.Pat.No.5086412によって構成された
行デコーダ構造と比較すると、行デコーダ構造によって
占有されるチップ面積を非常に減少できる。従って、不
揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置のレイアウ
ト効率が向上する。第二に、スイッチ制御信号SELa
〜SELbの電圧レベルを調節することによって選択さ
れたプレートラインセグメント上の電圧レベルを自由に
調節することができる。これは強誘電体キャパシタの両
プレート間の電圧差を自由に調節して感知マージンを向
上させることができることを意味する。最後に、書き込
み/読出しサイクルの間に、非選択のプレートラインセ
グメントがフローティング状態になることを防止するこ
とができる。詳しく述べると、選択されたメモリブロッ
クにおいては、非選択のプレートラインセグメントがロ
ジック高レベルのスイッチ制御信号によってターンオン
されたNMOSトランジスタ14を通して接地電圧レベ
ルの非選択のワードラインに各々接続される。一方、非
選択のメモリブロックにおいては、全てのプレートライ
ンセグメントPLSiが、スイッチ制御信号PRCHG
によってターンオンされたNMOSトランジスタ16を
通して各々接地される。それ故、選択されたプレートラ
インセグメントを除く他のプレートラインセグメント
は、書き込み/読み出しサイクルの間に周辺ノイズ及び
信号カップリングの影響を受けない。これは他のプレー
トラインセグメントに接続された強誘電体キャパシタの
各々の分極方向を一定に、そして安定に維持することを
意味する。結果的に、本発明による不揮発性強誘電体ラ
ンダムアクセスメモリ装置の信頼性を向上させることが
できる。
ば、プレートラインセグメントがフローティング状態に
なることを防止してセグメントプレートラインスキムの
不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置の信頼性
を向上させることができるとともに、感知マージンを向
上させることができる。
スメモリ装置の望ましい実施形態を示す回路図。
Claims (17)
- 【請求項1】 第1方向に配列されたワードラインと、 前記第1方向に配列された第1プレートラインと、 前記第1方向と直交する第2方向に並列配列された複数
のビットラインと、 各々が前記ワードラインと対応するビットラインの交差
領域に配列された複数の第1メモリセルと、 第1スイッチ制御信号に応じて前記プレートラインの一
端を前記ワードラインに接続する第1スイッチ回路と、 第2スイッチ制御信号に応じて前記プレートラインの他
端を基準電圧に接続する第2スイッチ回路とを含むこと
を特徴とする不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ
装置。 - 【請求項2】 前記第1メモリセルの各々は、前記ワー
ドラインに接続されたゲートを有するアクセストランジ
スタと、このアクセストランジスタを通して対応するビ
ットラインに接続される第1プレート及び前記プレート
ラインに接続される第2プレートを有する強誘電体キャ
パシタとを含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮
発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項3】 前記第1スイッチ回路は、前記第1スイ
ッチ制御信号を受け入れるゲート及び前記ワードライン
と前記プレートラインとの間に形成された電流通路を有
する第1NMOSトランジスタからなることを特徴とす
る請求項2に記載の不揮発性強誘電体ランダムアクセス
メモリ装置。 - 【請求項4】 前記第2スイッチ回路は、前記第2スイ
ッチ制御信号を受け入れるゲート及び前記プレートライ
ンと前記基準電圧との間に形成された電流通路を有する
第2NMOSトランジスタからなることを特徴とする請
求項3に記載の不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモ
リ装置。 - 【請求項5】 前記基準電圧は接地電圧であることを特
徴とする請求項4に記載の不揮発性強誘電体ランダムア
クセスメモリ装置。 - 【請求項6】 前記第2方向に配列された複数の第2ビ
ットラインと、 前記第1プレートラインと電気的に絶縁され、前記第1
方向に配列された第2プレートラインと、 前記ワードラインと前記複数の第2ビットラインのうち
対応するビットラインの交差領域に配列された複数の第
2メモリセルと、 第3スイッチ制御信号に応じて前記第2プレートライン
の一端を前記ワードラインに接続する第3スイッチ回路
と、 第4スイッチ制御信号に応じて前記第2プレートライン
の他端を前記基準電圧に接続する第4スイッチ回路とを
さらに含むことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性
強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項7】 前記第3スイッチ回路は、前記第3スイ
ッチ制御信号を受け入れるゲート及び前記ワードライン
と前記第2プレートラインとの間に形成された電流通路
を有する第1NMOSトランジスタからなり、 前記第4スイッチ回路は、前記第4スイッチ制御信号を
受け入れるゲート及び前記第2プレートラインと前記基
準電圧との間に形成された電流通路を有する第2NMO
Sトランジスタからなることを特徴とする請求項6に記
載の不揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項8】 前記複数の第1メモリセルのうち少なく
とも1つのメモリセルが選択されるとき、前記第1プレ
ートラインがワードラインに接続されるように前記第1
スイッチ制御信号は活性化されるが、前記第2スイッチ
制御信号は非活性化され、前記第2プレートラインが前
記ワードラインから分離されるように前記第3スイッチ
制御信号は非活性化され、前記第4スイッチ制御信号は
活性化されることを特徴とする請求項7に記載の不揮発
性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項9】 前記複数の第2メモリセルのうち少なく
とも1つのメモリセルが選択されるとき、前記第1スイ
ッチ制御信号は非活性化されるが、前記第1プレートラ
インが基準電圧に接続されるように前記第2スイッチ制
御信号は活性化され、前記第2プレートラインが前記ワ
ードラインに接続されるように前記第3スイッチ制御信
号は活性化されるが、前記第4スイッチ制御信号は非活
性化されることを特徴とする請求項7に記載の不揮発性
強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項10】 複数のメモリブロックに分かれたメモ
リセルアレイと、 前記複数のブロックを通して第1方向に配列された複数
のワードラインと、 前記複数のワードラインのうち1つを選択する行デコー
ダとを含み、 前記各々のメモリブロックは、 第2方向に配列された複数のビットラインと、 前記第1方向に配列された複数のプレートラインセグメ
ントと、 対応するワードラインとビットラインの交差領域に配列
された複数のメモリセルと、 各々が前記複数のプレートラインセグメントに対応し、
第1スイッチ制御信号に応じて対応するプレートライン
セグメントの一端を対応するワードラインに接続する複
数の第1スイッチトランジスタと、 各々が前記複数のプレートラインセグメントに対応し、
対応する第2スイッチ制御信号に応じてプレートライン
セグメントの他端を接地電圧に接続する複数の第2スイ
ッチトランジスタとを含むことを特徴とする不揮発性強
誘電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項11】 前記各メモリブロック内のメモリセル
の各々は、対応するワードラインに接続されたゲートを
有するアクセストランジスタと、このアクセストランジ
スタを通して対応するビットラインに接続された第1プ
レート及び対応するプレートラインセグメントに接続さ
れた第2プレートを有する強誘電体キャパシタとを含む
ことを特徴とする請求項10に記載の不揮発性強誘電体
ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項12】 前記各々の第1スイッチトランジスタ
は、前記第1スイッチ制御信号を受け入れるゲート及び
対応するワードラインと対応するプレートラインセグメ
ントとの間に形成された電流通路を有するNMOSトラ
ンジスタであることを特徴とする請求項11に記載の不
揮発性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項13】 前記各々の第2スイッチトランジスタ
は、前記第2スイッチ制御信号を受け入れるゲート及び
前記対応するプレートラインセグメントと前記接地電圧
との間に形成された電流通路を有するNMOSトランジ
スタであることを特徴とする請求項12に記載の不揮発
性強誘電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項14】 所定の選択されたメモリブロックに対
してデータの読出し、あるいは書き込みが行われると
き、前記選択されたメモリブロックに関連した第1スイ
ッチ制御信号は活性化され、前記選択されたメモリブロ
ックに関連した第2スイッチ制御信号は非活性化される
が、非選択のメモリブロックの各々に関連した第1スイ
ッチ制御信号は非活性化され、前記非選択のメモリブロ
ックの各々に関連した第2スイッチ制御信号は活性化さ
れることを特徴とする請求項13に記載の不揮発性強誘
電体ランダムアクセスメモリ装置。 - 【請求項15】 第1方向に配列されたワードライン
と、前記第1方向に配列されたプレートラインと、第2
方向に配列された複数のビットラインと、前記ワードラ
インと対応するビットラインの交差領域に各々配列され
た複数のメモリセルとを有する不揮発性強誘電体ランダ
ムアクセスメモリ装置のプレートライン駆動方法におい
て、 前記プレートラインを基準電圧に充電する段階と、 前記プレートラインを前記基準電圧から分離する段階
と、 前記プレートラインを前記基準電圧から分離した後、前
記ワードラインを前記プレートラインに接続する段階
と、 前記プレートラインがプレートライン電圧を有するよう
に前記ワードラインを活性化させる段階とを含むことを
特徴とするプレートライン駆動方法。 - 【請求項16】 前記基準電圧は接地電圧であることを
特徴とする請求項15に記載のプレートライン駆動方
法。 - 【請求項17】 前記プレートラインを前記ワードライ
ンから分離する段階と、 前記プレートラインを前記基準電圧に接続する段階と、 前記ワードラインを非活性化させる段階とをさらに含む
ことを特徴とする請求項16に記載のプレートライン駆
動方法。
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