JP2000353190A - 納期回答システム - Google Patents

納期回答システム

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JP2000353190A
JP2000353190A JP16271099A JP16271099A JP2000353190A JP 2000353190 A JP2000353190 A JP 2000353190A JP 16271099 A JP16271099 A JP 16271099A JP 16271099 A JP16271099 A JP 16271099A JP 2000353190 A JP2000353190 A JP 2000353190A
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JP16271099A
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Noriko Takatani
紀子 高谷
Kazuhiro Yukio
和弘 幸尾
Satoshi Kobayashi
聡 小林
Yoichi Haga
洋一 葉賀
Kimitaka Tamura
公孝 田村
Atsushi Tateishi
淳 立石
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計変更を伴う受注生産製品の場合にも、迅
速な納期の回答を行うことのできる納期回答システムを
提供する。 【解決手段】 生産計画を作成する生産計画立案装置1
を持ち、生産計画立案装置1で作成された生産計画を基
に納期回答装置2が納期の回答を行うシステムであり、
顧客からの要求仕様を読み込んで、顧客からの要求仕様
を製品の製造に必要となる標準部品・部材・生産能力等
の展開データである抽象データにより構成される生産仕
様としての抽象仕様に変換する抽象データ管理装置3を
備え、納期回答装置2が抽象データ管理装置3において
変換された抽象仕様に対応する製品在庫・生産計画・部
品情報・生産能力等に引き当てて納期回答を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品の注文に対す
る納期回答システムに係り、特に、設計変更を伴う製品
を受注生産して納入する場合にもリアルタイムに納期の
回答を行うことができる納期回答システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による納期回答システムは、顧
客からの注文に対して、顧客の要求を納期回答システム
内で管理している具体的な製品在庫・生産計画・部品情
報・生産能力等に引き当てて、納期の回答を行うという
ものが一般的である。なお、この種の納期回答システム
に関する従来技術として、例えば、特開平3−1367
56号公報等に記載された技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術は、注
文の製品が見込み生産や部品仕込み生産等による製品の
場合には、顧客の注文に対して迅速に納期の回答を行う
ことができるが、設計変更を伴う受注生産の場合には、
顧客の要求を引き当てる生産計画立案装置で管理してい
る具体的な製品在庫・生産計画・部品情報・生産能力等
についての情報が存在しないため、設計変更完了後でな
ければ納期回答を行うことができないという問題点を有
している。
【0004】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、設計変更を伴う受注生産の製品に対する注文の
場合にも、迅速にリアルタイムに納期の回答を行うこと
のできる納期回答システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、生産計画立案装置と、納期回答装置とを備え、前記
生産計画立案装置で作成された生産計画に基づいて納期
回答装置により納期の回答を行う納期回答システムにお
いて、顧客からの要求仕様を製品の製造に必要となる標
準部品・部材・生産能力等の展開データである抽象デー
タにより構成される生産仕様としての抽象仕様に変換す
る抽象データ管理装置を備え、前記納期回答装置が前記
抽象データ管理装置において変換された抽象仕様に対応
する製品在庫・生産計画・部品情報・生産能力等に引き
当てて納期の回答を行うことにより達成される。
【0006】また、前記目的は、製品を構成する部品の
情報や各部品間の関係に関する情報等を管理する製品情
報管理装置をさらに備え、前記製品情報管理装置が、顧
客の要求仕様に基づく設計変更後の製品情報を管理し、
設計変更後の製品情報を前記抽象データ管理装置で管理
している抽象データに反映し、前記生産計画立案装置が
前記抽象データ管理装置に反映された抽象データに対応
する生産計画を作成することにより達成される。
【0007】さらに、前記目的は、顧客からの要求仕様
を製品の製造に必要となる標準部品・部材・生産能力等
の展開データである抽象データにより構成される生産仕
様としての抽象仕様に変換するプログラムと、抽象仕様
に対応する製品在庫・生産計画・部品情報・生産能力等
に引き当てて納期の回答を行うプログラムと、設計変更
後の製品情報を前記抽象データに反映し、設計変更後の
製品情報が反映された抽象データに対応する生産計画を
作成するプログラムとを記憶媒体に格納しておくことに
より達成される。
【0008】本発明は、前述した構成を備えることによ
り、顧客からの要求仕様に基づく設計変更の完了を待つ
ことなく、顧客に対してリアルタイムに納期を回答する
ことができるので、迅速に納期の回答を行うことができ
る。また、顧客の要求仕様に基づく設計変更後の製品情
報を基に、納期回答装置で管理している製品在庫・生産
計画・部品情報・生産能力等を見直すことができるの
で、納期回答の精度を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による納期回答シス
テムの実施形態を図面により詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態による納期回答
システムの構成を示すブロック図、図2は本発明の実施
形態による納期回答システムによる納期回答の処理手順
を説明するフローチャートである。図1において、1は
生産計画立案装置、2は納期回答装置、3は抽象データ
管理装置である。以下に説明する本発明の実施形態は、
注文される製品が設計変更を伴う受注生産品である場合
に本発明を適用した例である。
【0011】本発明の実施形態による納期回答システム
は、図1に示すように、生産計画立案装置1と、納期回
答装置2と、抽象データ管理装置3とを備え、相互に通
信によりデータの送受信が可能に構成されている。な
お、本発明の実施形態による納期回答システムは、全体
が一体に構成されても、あるいは、図示装置を別々に備
えて構成されてもよい。例えば、納期回答装置と抽象デ
ータ管理装置とが同一マシン上の装置であってもよい
し、あるいは、これらがネットワークで結合された別マ
シン上の装置であってもよい。また、納期回答装置と抽
象データ管理装置とが同一マシン上のプロセスで構成さ
れてもよいし、あるいは、これらがネットワークで結合
された分散環境にある別マシン上のプロセスで構成され
てもよい。
【0012】前述のように構成される本発明の実施形態
によるシステムにおいて、抽象データ管理装置3は、受
注した製品を製造するために必要となる基本的な抽象デ
ータを管理し、顧客の要求仕様を要求項目毎に分解し
て、各要求項目を満たす製品や部品を製造するために必
要となる抽象データへ変換し、変換された抽象データを
マージして抽象仕様を作成する装置である。抽象データ
とは、ここでは、例えば、標準製品や標準部品、オプシ
ョン仕様や特注仕様に対して必要となる部品や材料、各
種部品を製造するのに必要となる生産ラインの種類と稼
働時間(以下、能力という)等のデータである。
【0013】納期回答装置2は、抽象データ管理装置3
により管理している抽象データに対応する製品在庫や部
品情報や生産能力を管理している。具体的には、納期回
答装置2は、標準製品の製品在庫、標準部品やオプショ
ン部品の部品情報や各部品間の関係に関する情報、生産
ライン能力を管理している。そして、納期回答装置2
は、顧客からの注文に対して、顧客の要求を生産計画立
案装置1において作成された生産計画や製品在庫や部品
情報や生産能力に引き当てて納期の回答を行う。
【0014】また、生産計画立案装置1は、納期回答装
置2で管理されている製品在庫や部品情報や生産能力に
基づいて生産計画を作成する装置である。
【0015】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て、注文される製品が設計変更を伴う受注生産品である
場合の本発明の実施形態による納期回答システムの処理
動作を説明する。
【0016】(1)生産計画立案装置1は、予め、納期
回答装置2が管理している抽象データに対応する製品在
庫や部品情報や生産能力に基づいて生産計画を作成して
おく。そして、納期回答装置2は、顧客の注文を受け付
ける(ステップ10)。
【0017】(2)納期回答装置2は、顧客の要求を、
納期回答装置2が管理している製品在庫や生産計画や部
品情報や生産能力に引き当てる。しかし、顧客の要求が
設計変更を伴う場合、例えば、顧客から標準製品の内装
の変更やサイズ変更を要求されている場合、納期回答装
置2が管理している製品在庫や生産計画や部品情報や生
産能力に引き当てることができない。例えば、標準製品
Xが、この製品を構成する部品として、「部品Aをa個
と部品Bをb個と」を必要とし、製造に「ラインZをh
時間」使用する必要があるとし、サイズ変更の場合、設
計変更を伴う部品を部品Aとする。いま、標準製品Xを
サイズ変更した製品Yを要求された場合、製品Yが、こ
の製品を構成する部品として、「部品Aをサイズ変更し
た部品Cをa個と部品Bをb個と」となるものとする。
この場合、部品Bは引き当てることができるが、部品C
は引き当てることができない。そこで、抽象データ管理
装置3は、引き当て不可能な顧客の要求仕様「部品Aを
サイズ変更した部品C」を納期回答装置2で引き当て可
能な抽象仕様に変換するため、納期回答装置2から顧客
の要求仕様を読み込む(ステップ11)。
【0018】(3)抽象データ管理装置3は、読み込ん
だ顧客からの要求仕様が複数の要求項目を含む場合、ま
ず、顧客からの要求仕様を要求項目毎に分解する。例え
ば、要求が内装変更とサイズ変更とを含む場合、内装変
更の要求項目とサイズ変更の要求項目とに分解する。次
に、各要求項目を満たす製品や部品を作るために必要と
なる抽象データを求める。例えば、内装変更の場合、要
求された内装の変更に必要な標準部品や標準材料と必要
な数量とを求め、要求された内装を変更するために必要
となる製造ライン等の標準の能力を求める。サイズ変更
の場合も、同様にして、必要となる標準部品と数量、生
産能力を求める。抽象データ管理装置3は、内装変更要
求を、例えば、「標準材料Dをd個、ラインZ1をh1
時間」、サイズ変更要求を、例えば、「標準部品Aをa
個、ラインZ2をh2時間」のような抽象データに変換
する。そして、抽象データ管理装置3は、要求項目毎に
変換された抽象データをマージして、顧客からの要求仕
様に対応する抽象仕様を作成する。抽象仕様は、前述の
例の場合、例えば、内装変更とサイズ変更要求に対応す
る抽象データをマージした「標準部品Aをa個、標準材
料Dをd個、ラインZ1をh1時間、ラインZ2をh2
時間」となる(ステップ12)。
【0019】(4)納期回答装置2は、抽象データ管理
装置3で変換された抽象仕様を読み込み、その抽象仕様
に対応する製品在庫や生産計画や部品情報や生産能力に
引き当てて納期の回答を行う。納期回答装置2は、例え
ば、抽象データ管理装置3において変換された標準製品
と数量とを納期回答装置2で管理している製品在庫や生
産計画に引き当て、標準部品や材料と数量「標準部品A
をa個、標準材料Dをd個」とを納期回答装置2で管理
している部品情報に引き当て、標準生産能力を納期回答
装置2で管理している生産能力「ラインZ1をh1時
間、ラインZ2をh2時間」に引き当てる。そして、納
期回答装置2は、前述した引き当ての結果に基づいて、
納期の回答を行う(ステップ13〜15)。
【0020】前述した本発明の実施形態は、納期回答装
置2と抽象データ管理装置3との間のデータの受け渡し
を通信で自動的に行うとして説明したが、納期回答装置
2と抽象データ管理装置3との間のデータの受け渡し
は、入力手段や出力手段を用いて直接行ってもよい。例
えば、要求仕様を直接抽象データ管理装置3に入力し、
変換された抽象仕様を出力して、納期回答装置2が変換
された抽象仕様に基づいて納期の回答を行うようにする
こともできる。
【0021】また、前述した本発明の実施形態は、顧客
からの注文の製品が、設計変更を伴う受注生産の場合を
例として説明したが、本発明は、設計変更を伴わない受
注生産の場合にも適用することができる。
【0022】図3は本発明の他の実施形態による納期回
答システムの構成を示すブロック図であり、前述した本
発明の実施形態により、顧客の注文の製品に対応して設
計変更を完了させた後の製品情報を納期回答システムに
反映するようにした例である。図3において、4は製品
情報管理装置であり、他の符号は図1の場合と同一であ
る。
【0023】図3に示すシステムは、図1に示すシステ
ムに、製品情報管理装置4を加えて構成したものであ
る。製品情報管理装置4は、製品を構成する部品の情報
や各部品間の関係に関する情報等を管理する装置であ
る。なお、製品情報管理装置4は、抽象データ管理装置
3や生産計画立案装置1と同一マシン上に構成されてい
てもよく、また、別のマシン上に構成されていてもよ
い。また、製品情報管理4は、紙の管理表であっても、
データベースシステム等であってもよい。
【0024】次に、図3に示す本発明の実施形態におい
て、設計変更完了後の製品情報を納期回答装置へ反映す
る場合の処理手順を説明する。
【0025】顧客の要求仕様が製品や部品の設計変更を
伴う場合、納期回答装置2は、設計変更が完了する前に
納期回答を行うが、実際、要求仕様を満たす製品や部品
を製造するためには、設計変更や新規設計が必要であ
る。設計変更完了後、顧客の要求仕様に基く設計変更後
の製品や部品を標準製品や標準部品として追加したい場
合、製品情報管理装置4において管理されている顧客の
要求仕様に基づく設計変更後の製品情報や部品情報を、
抽象データ管理装置3で管理している抽象データに追加
する。
【0026】次に、納期回答装置2において管理されて
いる製品在庫・部品情報・生産能力に、設計変更完了後
の製品情報の抽象データに対応する製品在庫・部品情報
・生産能力を追加する。例えば、「設計変更した製品
Y」や「部品Aを設計変更した部品C」を標準製品や標
準部品として登録したい場合、製品情報管理装置4で管
理している「製品Y」と「部品C」との製品情報を基
に、抽象データ管理装置3の抽象データに「製品Y」、
「部品C」を追加する。また、製品情報管理装置4で管
理している製品情報を基に、納期回答装置2で管理して
いる製品在庫や部品情報や生産能力に、抽象データ管理
装置3に追加した標準製品「製品Y」と標準部品「部品
C」との情報を反映させる。
【0027】次に、生産計画立案装置1は、納期回答装
置2で管理している標準製品「製品Y」と標準部品「部
品C」との情報を反映した製品情報や部品情報や生産能
力に基づいて生産計画を作成する。納期回答装置2は、
設計変更完了前の納期回答時に引き当てた製品在庫や生
産計画や部品情報や生産能力を見直し、顧客の要求を設
計変更完了後の製品在庫や生産計画や部品情報や生産能
力に引き当てる。例えば、納期回答時に、「部品Aを設
計変更した部品Cをa個」という要求仕様に対する抽象
仕様として「部品Aをa個、生産能力をラインZ1をh
1時間」を引き当てていた場合、設計変更完了後の部品
Cの情報を納期回答装置に反映した後、設計変更完了前
に引き当てた「部品Aをa個、生産能力をラインZ1を
h1時間」をキャンセルして、「部品Cをa個」に引き
当てる。
【0028】前述本発明の実施形態は、設計変更完了
後、製品情報管理装置4が、設計変更後の製品情報を自
動的に抽象データ管理装置3に送信するようにしてもよ
く、抽象データ管理装置3に直接入力してもよい。ま
た、製品情報管理装置4と抽象データ管理装置3との
間、抽象データ管理装置3と生産計画立案装置1との間
のデータの受け渡しは、通信により行ってもよいし、直
接入力して行ってもよい。例えば、製品情報管理が、管
理表を用いて行われている場合、要求仕様に基づく設計
変更後の製品情報を抽象データ管理装置3に直接入力し
て、抽象データへ反映し、反映された抽象データを出力
して、抽象データ管理装置3に反映された抽象データを
生産計画立案装置1へ直接入力して生産計画を作成する
ようにすることも可能である。
【0029】図4は本発明の実施形態による納期回答シ
ステムにより、設計変更を伴うエレベーターの受注した
場合の納期回答処理の例を説明する図であり、以下、図
4を参照して具体的な回答処理について説明する。
【0030】いま、例えば、標準のエレベーターの高さ
をXmとし、その製造に長さXmの標準部品である部品
Aをa個、長さXmの標準部品である部品Bをb個必要
とするものとする。また、顧客の要求するエレベーター
の高さがYm(X>Y)であるとする。そして、部品A
と部品Bとに対応する長さYmの部品をそれぞれ部品
C、部品Dとし、長さYmの部品は標準部品でないもの
とする。
【0031】この場合、部品Cと部品Dとは、納期回答
装置2で管理している製品在庫・生産計画・部品情報・
生産能力に存在しないため、「長さYmの部品Cをa個
と部品Dをb個」は引き当てることができない。そこ
で、抽象データ管理装置3は、「長さYmの部品Cをa
個と部品Dをb個」作成するために必要な標準部品とそ
の数量「部品Aをa個と部品Bをb個」に変換し、ま
た、「部品Aをa個と部品Bをb個」を長さXmからY
mに加工するために必要な標準の生産能力「ラインZで
h時間」に変換して抽象仕様を生成する。
【0032】納期回答装置2は、自装置で管理している
製品在庫・生産計画・部品情報・生産能力に、抽象デー
タ管理装置3において変換された抽象仕様「部品Aをa
個と部品Bをb個、ラインZでh時間」を引き当てる。
すなわち、納期回答装置2は、部品Aをa個と部品Bを
b個を納期回答装置2で管理している部品情報に引き当
て、ラインZでh時間を納期回答装置2で管理している
生産能力に引き当てて納期の回答を行う。
【0033】前述した本発明の実施形態によれば、設計
変更を伴う受注生産の製品に対する注文の場合に、顧客
の要求仕様を読み込んで要求仕様の内容を分析し、顧客
の要求仕様を、仕様の構成要素や様々な条件等をモデル
化した抽象データで構成される抽象仕様に変換し、変換
された抽象仕様に対応する製品在庫・生産計画・部品情
報・生産能力等に引き当てて納期の回答をするようにし
ているので、顧客の要求仕様に基づく設計変更の完了を
待つことなく、顧客に対して納期を回答することができ
る。また、本発明の実施形態によれば、設計変更完了後
の製品仕様を反映させることができ、高精度な納期回答
をリアルタイムで行うことができる。
【0034】前述した本発明の実施形態は、受注製品の
納期回答システムであるが、本発明は、納期回答だけで
はなく、受注製品の価格の問い合わせ等のためにも適用
することができる。
【0035】また、前述した本発明の実施形態は、顧客
からの要求仕様を製品の製造に必要となる標準部品・部
材・生産能力等の展開データである抽象データにより構
成される生産仕様としての抽象仕様に変換するプログラ
ムと、抽象仕様に対応する製品在庫・生産計画・部品情
報・生産能力等に引き当てて納期の回答を行うプログラ
ムと、設計変更後の製品情報を前記抽象データに反映
し、設計変更後の製品情報が反映された抽象データに対
応する生産計画を作成するプログラムとを、フロッピー
ディスク、CDROM、DVDROM等の記憶媒体に格
納して実現することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、設
計変更を伴う受注生産の製品にの注文の場合にも、設計
変更完了を待つことなく、顧客からの注文に対して迅速
な納期回答を行うことができるという効果を奏すること
ができる。また、設計変更を伴わない受注生産の場合に
も対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による納期回答システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態による納期回答システムによ
る納期回答の処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図3】本発明の他の実施形態による納期回答システム
の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態による納期回答システムによ
り、設計変更を伴うエレベーターの受注した場合の納期
回答処理の例を説明する図である。
【符号の説明】
1 生産計画立案装置 2 納期回答装置 3 抽象データ管理装置 4 製品情報管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 聡 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 葉賀 洋一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 田村 公孝 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 立石 淳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 3C042 RJ01 RJ10 RL01 5B049 AA02 BB07 CC05 CC21 CC32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産計画立案装置と、納期回答装置とを
    備え、前記生産計画立案装置で作成された生産計画に基
    づいて納期回答装置により納期の回答を行う納期回答シ
    ステムにおいて、顧客からの要求仕様を製品の製造に必
    要となる標準部品・部材・生産能力等の展開データであ
    る抽象データにより構成される生産仕様としての抽象仕
    様に変換する抽象データ管理装置を備え、前記納期回答
    装置が前記抽象データ管理装置において変換された抽象
    仕様に対応する製品在庫・生産計画・部品情報・生産能
    力等に引き当てて納期の回答を行うことを特徴とする納
    期回答システム。
  2. 【請求項2】 製品を構成する部品の情報や各部品間の
    関係に関する情報等を管理する製品情報管理装置をさら
    に備え、前記製品情報管理装置は、顧客の要求仕様に基
    づく設計変更後の製品情報を管理し、設計変更後の製品
    情報を前記抽象データ管理装置で管理している抽象デー
    タに反映し、前記生産計画立案装置が前記抽象データ管
    理装置に反映された抽象データに対応する生産計画を作
    成することを特徴とする請求項1記載の納期回答システ
    ム。
  3. 【請求項3】 顧客からの要求仕様を製品の製造に必要
    となる標準部品・部材・生産能力等の展開データである
    抽象データにより構成される生産仕様としての抽象仕様
    に変換するプログラムと、抽象仕様に対応する製品在庫
    ・生産計画・部品情報・生産能力等に引き当てて納期の
    回答を行うプログラムと、設計変更後の製品情報を前記
    抽象データに反映し、設計変更後の製品情報が反映され
    た抽象データに対応する生産計画を作成するプログラム
    とを格納し、請求項1または2記載の納期回答システム
    を実現することを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7092775B2 (en) 2004-04-08 2006-08-15 Hitachi, Ltd. Production planning apparatus and production planning method
JP2010079762A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Nec Corp 情報処理装置
JP2013235451A (ja) * 2012-05-09 2013-11-21 Mitsubishi Electric Corp 納期回答装置、納期回答方法及びプログラム並びに納期回答システム

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