JP2000137504A - 分散生産管理システム - Google Patents

分散生産管理システム

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JP2000137504A
JP2000137504A JP32605198A JP32605198A JP2000137504A JP 2000137504 A JP2000137504 A JP 2000137504A JP 32605198 A JP32605198 A JP 32605198A JP 32605198 A JP32605198 A JP 32605198A JP 2000137504 A JP2000137504 A JP 2000137504A
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data
management
production
management system
production management
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JP32605198A
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Kyoichi Murakami
京一 村上
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NEC Corp
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受注管理,在庫管理,計画管理等を行う生産
管理システムに於いて、他の生産管理システムで管理さ
れている管理データも利用できるようにする。 【解決手段】 複数の生産管理システムA〜Dは、ネッ
トワークNWを介して接続されている。また、各生産管
理システムA〜Dは、自生産管理システムで管理する管
理データを自生産管理システムで行う業務毎に分割し、
業務毎に分割した管理データの内の、他の生産管理シス
テムでも行っている業務の管理データについては、業務
の種類に応じた共通のデータ構造を持たせている。そし
て、各生産管理システムA〜Dは、自システムの入力装
置等から他システムで管理されているデータに対する表
示要求等があった場合は、その要求を他の生産管理シス
テムに送る。これにより、上記他の生産管理システム
は、自システムで管理している管理データの中から要求
されたデータを取り出して要求元の生産管理システムに
送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受注管理,計画管
理,在庫管理,購買管理,工程管理等を行う生産管理シ
ステムに関し、特に、異なる地点に配置されている生産
管理システムが互いの管理データを利用できるようにし
た分散生産管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業,生産拠点,事業所等に生産管理シ
ステムを設置する場合、各設置場所毎に独自の生産管理
方式を採用していることがほとんどであるため、従来
は、各設置場所毎に独自の生産管理システムを構築する
ようにしているのが一般的であった。また、パッケージ
ソフトウェアを利用して生産管理システムを構築する場
合であっても、設置場所毎にデータ構造および処理ロジ
ックに多くのカスタマイズが必要とされる。このため、
従来の生産管理システムは、設置場所毎に異なるシステ
ムとなる場合がほとんどであった。
【0003】ところで、生産管理を行う場合、例えば、
部材,製品等の発注,受注を行う同一サプライチェーン
上の企業,生産拠点,事業所等の間に於いては、相手方
の生産管理システムで管理されているデータを知りたい
場合がある。このような場合、従来の生産管理システム
は、設置場所毎にデータ構造等が異なる別システムであ
ったため、生産管理システムを用いて相手方の生産管理
システムが管理しているデータをアクセスすることはで
きない。従って、従来は、相手方に対して電話,Eメー
ル等を使用して知りたいデータを通知し、この通知を受
けた相手方では生産管理システムから要求されたデータ
を取り出し、それを電話,ファクシミリ等により要求元
に送るようにしているのが一般的であった。
【0004】また、これ以外にも、各生産管理システム
間でのデータ構造の違いや、処理ロジックの違いを吸収
するための専用のプログラムを設けることにより、他の
生産管理システムで管理されているデータを利用できる
ようにした技術も従来から提案されている(例えば、特
開平10−97574号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
内、電話連絡等により相手方の生産管理システムで管理
されているデータを取得するようにした技術では、利用
者に多くの負担がかかるという問題がある。
【0006】また、専用のプログラムを設けるという技
術では、コストが高くなるという問題がある。特に、複
数の生産管理システムで管理されているデータを必要と
する場合には、各生産管理システムにあった専用のプロ
グラムをそれぞれ設けなければならないため、コストが
非常に高くなってしまう。
【0007】そこで、本発明の目的は、利用者に負担を
かけたり、コストをかけることなく、他の生産管理シス
テムで管理されているデータを利用できるようにするこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、複数の生産管理システムをネットワークを介
して接続し、前記各生産管理システムに於いて、自生産
管理システムで管理する管理データを自生産管理システ
ムで行う業務毎に分割し、業務毎に分割した管理データ
の内の、他の生産管理システムでも行っている業務の管
理データについては、業務の種類に応じた共通のデータ
構造を持たせた。
【0009】生産管理システムで管理している管理デー
タを、1つのまとまった管理データとしてとらえると、
各生産管理システムで管理している管理データのデータ
構造を共通にすることは非常に困難である。そこで、本
発明では、各生産管理システムに於いて、自生産管理シ
ステムで管理する管理データを自生産管理システムで行
う業務毎に分割し、業務毎に分割した管理データの内
の、他の生産管理システムでも行っている業務の管理デ
ータについては、業務の種類に応じた共通のデータ構造
を持たせるようにした。これにより、各生産管理システ
ムで管理している管理データの内、各生産管理システム
で共通に行われている業務に関する管理データは、デー
タ構造が共通になるので、各生産管理システムで共通に
使用することが可能になる。
【0010】また、本発明は、或る生産管理システムで
管理されているデータに関連する、他の生産管理システ
ムで管理されているデータを容易に得られるようにする
ため、各生産管理システムで共通の業務に関する管理デ
ータは、受注番号と、生産依頼先と、該生産依頼先に於
いて受注番号となる手配番号とを含み、各生産管理シス
テムに設けられている管理部の内の、前記各生産管理シ
ステムで共通する業務についての管理部は、入力装置か
ら受注番号が入力された場合、自生産管理システム内の
記憶装置に格納されている自管理部に関連する管理デー
タをアクセスして前記入力装置から入力された受注番号
を含むデータを取り出し、該取り出したデータに含まれ
ている生産依頼先に設置されている生産管理システム
の、自管理部と同じ業務の管理部に対して前記取り出し
たデータに含まれている手配番号を送信し、他の生産管
理システム内の自管理部と同じ業務の管理部から手配番
号が送られてきた場合、自生産管理システム内の記憶装
置に格納されている自管理部に関連する管理データをア
クセスして前記送られてきた手配番号を受注番号として
含むデータを取り出して前記手配番号の送信元の管理部
に送信する構成を有する。
【0011】この構成に於いては、入力装置から受注番
号が入力されると、管理部は、自生産管理システム内の
記憶装置に格納されている自管理部に関連する管理デー
タをアクセスして上記受注番号を含むデータを取り出
す。その後、取り出したデータに含まれている生産依頼
先の管理部に対して上記データに含まれている手配番号
を送る。
【0012】これにより、手配番号の送信先の管理部
は、自生産管理システム内の記憶装置に格納されている
管理データをアクセスして、上記手配番号を受注番号と
して含むデータを取り出す。その後、取り出したデータ
を手配番号の送信元の管理部に送信する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施例の全体の構成例を
示したブロック図であり、企業Eの事業所Fに設置され
た生産管理システムAと、企業Eの生産拠点G,Hに設
置された生産管理システムB,Cと、協力会社Iに設置
された生産管理システムDとが、ネットワークNWを介
して接続されている。
【0015】ここで、事業所Fと生産拠点G,Hと協力
会社Iとは、次のような関係を有するものとする。事業
所Fは、顧客からの受注を受けて生産拠点G,Hに製品
の生産を依頼し、生産拠点G,Hは、事業所Fからの依
頼に従って生産を行うと共に依頼の一部を協力会社Iに
孫発注し、協力会社Iは生産拠点G,Hからの孫発注に
従った生産を行う。
【0016】このような関係を有することから、事業所
Fに設置されている生産管理システムAでは、受注の管
理業務を行うことが必要になり、生産拠点G,Hに設置
されている生産管理システムB,Cでは、事業所Fから
の生産依頼を受注として管理する受注管理業務や、生産
依頼に対応するための計画管理業務,在庫管理業務等を
行うことが必要になる。また、協力会社Iに設置されて
いる生産管理システムDでは、生産拠点G,Hからの生
産依頼を受注として管理する受注管理業務や、生産依頼
に対応するための計画管理業務,在庫管理業務等を行う
ことが必要になる。本実施例では、生産管理システムA
は、受注管理業務のみを行い、他の生産管理システム
B,C,Dは、受注管理業務を行うと共に、それ以外に
計画管理業務,在庫管理業務,購買管理業務,工程管理
業務,MRP(Material Requirements Planning)業務も
行うものとする。
【0017】図2は図1に示した生産管理システムB〜
Dの構成例を示したブロック図であり、生産管理システ
ムB〜Dは同様の構成を有する。
【0018】生産管理システムB〜Dは、コンピュータ
1と、記憶装置2と、通信装置3と、キーボード等の入
力装置4と、CRT等の表示装置5と、記録媒体6とを
備えており、通信装置3によってネットワークNWと接
続されている。
【0019】コンピュータ1は、受注管理業務を行う受
注管理部11と、計画管理業務を行う計画管理部12
と、在庫管理業務を行う在庫管理部13と、購買管理業
務を行う購買管理部14と、工程管理業務を行う工程管
理部15と、MRP(MaterialRequirements Planning)
業務を行うMRP部16とを備えている。
【0020】記憶装置2は、受注管理部11によって管
理される受注データが格納される受注データ部21と、
計画管理部12によって管理される計画データが格納さ
れる計画データ部22と、在庫管理部13によって管理
される在庫データが格納される在庫データ部23と、購
買管理部14によって管理される購買データが格納され
る購買データ部24と、工程管理部15によって管理さ
れる工程データが格納される工程データ部25とを備え
ている。各生産管理システムB〜Dの記憶装置2に格納
されるデータは、受注データ部21に格納されるデータ
は同じデータ構造(データ項目,データ項目のバイト
数,データ項目の配置順等)を有するというように、同
じ業務に関するデータは同じデータ構造を有する。
【0021】受注管理部11は、受注を管理するための
受注データを生成して受注データ部21に格納する機能
や、入力装置4から入力されるユーザの要求に従って受
注データ部21から要求されたデータを取り出して表示
装置5に表示する機能等の従来から存在していた機能の
他に、入力装置4から入力されるユーザの要求に従って
他の生産管理システム内の受注管理部11に対してデー
タを要求し、この要求に応答して他の生産管理システム
内の受注管理部11から送られてきたデータに対して所
定の処理(例えば、表示装置5に表示させる処理等)を
行う機能や、他の生産管理システム内の受注管理部11
からの要求に応答して自生産管理システム内の受注デー
タ部21からデータを取り出して要求元に送る機能を有
する。
【0022】計画管理部12は、受注データ部21の内
容に基づいて生産計画を立案する機能や、立案した生産
計画を計画データ部22に格納する機能や、入力装置4
から入力されるユーザの要求に従って計画データ部22
の内容を表示装置5に表示する機能等の従来から存在し
ていた機能の他に、入力装置4から入力されるユーザの
要求に従って他の生産管理システム内の計画管理部12
に対してデータを要求し、この要求に応答して他の生産
管理システム内の計画管理部12から送られてきたデー
タに対して所定の処理を行う機能や、他の生産管理シス
テム内の計画管理部12からの要求に応答して自生産管
理システム内の計画データ部22からデータを取り出し
て要求元に送る機能を有する。
【0023】在庫管理部13は、扱う資材の在庫を管理
するための在庫管理データを生成して在庫データ部23
に格納する機能や、入力装置4から入力されるユーザの
要求に従って在庫データ部23の内容を表示装置5に表
示する機能等の従来から存在していた機能の他に、入力
装置4から入力されるユーザの要求に従って他の生産管
理システム内の在庫管理部13に対してデータを要求
し、これに応答して他の生産管理システム内の在庫管理
部13から送られてきたデータに対して所定の処理を行
う機能や、他の生産管理システム内の在庫管理部13か
らのデータの要求に応答して自生産管理システム内の在
庫データ部23からデータを取り出して要求元に送る機
能等を有する。
【0024】MRP部16は、計画データ部22の内容
に基づいて資材の購買計画,製造計画を立案する機能を
有する。
【0025】購買管理部14は、MRP部16で立案さ
れた購買計画を購買データ部24に格納して管理する機
能や、入力装置4から入力されるユーザの要求に従って
購買データ部24の内容を表示装置5に表示する機能等
の従来から存在する機能の他に、入力装置4から入力さ
れるユーザの要求に従って他の生産管理システム内の購
買管理部14に対してデータを要求し、これに応答して
他の生産管理システム内の購買管理部14から送られて
きたデータに対して所定の処理を行う機能や、他の生産
管理システム内の購買管理部14からの要求に応答して
自生産管理システム内の購買データ部24からデータを
取り出して要求元に送る機能を有する。
【0026】工程管理部15は、MRP部16で立案さ
れた製造計画を工程データ部25に格納して管理する機
能や、入力装置4から入力されるユーザの要求に従って
工程データ部25の内容を表示装置5に表示する機能等
の従来から存在する機能の他に、入力装置4から入力さ
れるユーザの要求に従って他の生産管理システム内の工
程管理部15に対してデータを要求し、これに応答して
他の生産管理システム内の工程管理部15から送られて
くるデータに対して所定の処理を行う機能や、他の生産
管理システム内の工程管理部15から送られてくる要求
に従って自生産管理システム内の工程データ部25から
データを取り出して要求元に送る機能を有する。
【0027】コンピュータ1に接続されている記録媒体
6は、ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であ
り、コンピュータ1を生産管理システムとして機能させ
るためのプログラムが記録されている。この記録媒体6
に記録されているプログラムは、コンピュータ1によっ
て読み取られ、コンピュータ1の動作を制御することに
より、コンピュータ1上に受注管理部11,計画管理部
12,在庫管理部13,購買管理部14,工程管理部1
5,MRP部16を実現する。
【0028】以上が生産管理システムB〜Dの構成であ
る。次に、事業所Fに設置されている生産管理システム
Aの構成について説明する。生産管理システムAは、他
の生産管理システムB〜Dと同様に、コンピュータ1
と、記憶装置2と、通信装置3と、入力装置4と、表示
装置5と、記録媒体6とから構成され、通信装置3によ
ってネットワークNWに接続される。しかし、生産管理
システムAは、前述したように、受注管理業務のみを行
うものであるので、生産管理システムAのコンピュータ
1上には、受注管理部11のみが設けられ、計画管理部
12,在庫管理部13,購買管理部14,工程管理部1
5,MRP部16は設けられていない。また、同様の理
由から生産管理システムAの記憶装置2上には、受注デ
ータ部21のみが設けられ、計画データ部22,在庫デ
ータ部23,購買データ部24,工程データ部25は設
けられていない。尚、生産管理システムAの受注データ
部21に格納されるデータのデータ構造は、他の生産管
理システムB〜Dの受注データ部21に格納されている
データのデータ構造と同じである。
【0029】次に、本実施例の動作について説明する。
尚、以下の説明に於いては、本発明の特徴であるデータ
のアクセス処理についてのみ説明する。また、以下の説
明に於いては、各生産管理システムA,B,C,D内の
構成要素が、どの生産管理システムのものなのかを明確
にするため、構成要素を示す符号にA,B,C,Dを付
加する。従って、例えば、生産管理システムA内の受注
管理部11を示す場合には受注管理部11Aと記し、生
産管理システムD内の受注管理部11を示す場合には、
受注管理部11Dと記す。
【0030】先ず、生産管理システムBのユーザが、自
生産管理システムB内の記憶装置2Bに格納されている
データ或いは他生産管理システムA,C,D内の記憶装
置2A,2C,2Dに格納されているデータを表示装置
5Bに表示させる場合を例にとって表示動作を説明す
る。
【0031】生産管理システムBのユーザは、データを
表示装置5Bに表示させる場合、表示させようとしてい
るデータが存在している生産管理システムを示すシステ
ム情報及び表示させようとしているデータを管理してい
る管理部を示す管理部情報を含む表示要求を入力装置4
Bから入力する。
【0032】表示要求が入力されると、コンピュータ1
B上の各管理部11B〜15Bの内の、管理部情報によ
って示される管理部(例えば、受注管理部11Bとす
る)が図3の流れ図に示す処理を行う。
【0033】受注管理部11Bは、先ず、表示要求に含
まれているシステム情報が、自生産管理システムBを示
しているか否かを判断する(S31)。
【0034】そして、自生産管理システムBを示してい
ると判断した場合(S31がYES)は、記憶装置2B
上の受注データ部21Bに格納されている受注データを
取り出して表示装置5に表示する(S32,S33)。
【0035】これに対して、システム情報が他の生産管
理システム(例えば、生産管理システムA)を示してい
ると判断した場合(S31がNO)は、受注管理部11
Bは、通信装置3B,ネットワークNWを介して生産管
理システムA内の受注管理部11Aに表示要求を送る
(S34)。この表示要求には、要求元を示す情報とし
て生産管理システムB内の受注管理部11Bを示す情報
が含まれている。
【0036】生産管理システムA内の受注管理部11A
は、他の生産管理システムB内の受注管理部11Bから
表示要求が送られてくると、図4の流れ図に示すよう
に、記憶装置2A上の受注データ部21Aに格納されて
いる受注データを取り出し、要求元の受注管理部11B
に送る(S41,S42)。
【0037】これにより、要求元の受注管理部11B
は、図3の流れ図に示すように、受注管理部11Aから
送られてきた受注データを表示装置5Bに表示する(S
35がYES,S33)。ここで、受注管理部11Aか
ら送られてくるデータも、受注管理部11Bが管理して
いる受注データとデータ構造が同じであるので、受注管
理部11Bは、受注管理部11Aから送られてきたデー
タを自身で管理しているデータと同様に処理することが
できる。
【0038】尚、ここでは、表示要求に受注管理部11
Bを示す管理部情報が含まれている場合を例にとって表
示要求時の動作を説明したが、他の管理部を示す管理部
情報が含まれている場合に於いても、上記他の管理部に
よって同様の動作が行われる。
【0039】次に、生産管理システムBのユーザが、自
生産管理システムB内の記憶装置2B或いは他生産管理
システムA,C,D内の記憶装置2A,2C,2Dに格
納されているデータの中から所定の条件を満たすデータ
を検索する場合を例にとって検索時の動作を説明する。
【0040】生産管理システムBのユーザは、データを
検索する場合、検索対象のデータが存在する生産管理シ
ステムを示すシステム情報,検索対象のデータを管理し
ている管理部を示す管理部情報及び検索条件を含む検索
要求を自システム内の入力装置4Bから入力する。
【0041】検索要求が入力されると、コンピュータ1
B上の各管理部11B〜15Bの内の、検索要求中の管
理部情報によって示される管理部(例えば、受注管理部
11B)が、図5の流れ図に示す処理を行う。
【0042】受注管理部11Bは、先ず、検索要求に含
まれているシステム情報が、自生産管理システムBを示
すものであるか否かを判断する(S51)。
【0043】そして、自生産管理システムBを示すもの
であると判断した場合(S51がYES)は、受注管理
部11Bは、受注データ部21Bを検索して検索条件を
満たすデータを探し出し、それを表示装置5Bに表示す
る(S52,S53)。
【0044】これに対して、システム情報が他の生産管
理システム(例えば、生産管理システムA)を示すもの
であると判断した場合(S51がNO)は、受注管理部
11Bは、通信装置3B,ネットワークNWを介して生
産管理システムA内の受注管理部11Aに検索要求を送
る(S54)。この検索要求には、要求元を示す情報と
して生産管理システムBの受注管理部11Bを示す情報
を含ませる。
【0045】生産管理システムA内の受注管理部11A
は、受注管理部11Bから検索要求が送られてくると、
図6の流れ図に示すように、受注データ部21Aを検索
して検索条件を満たすデータを探し出し、それを要求元
の受注管理部11Bへ送る(S61,S62)。
【0046】要求元の受注管理部11Bは、受注管理部
11Aから検索結果が送られてくると、それを表示装置
5Bに表示する(図5,S55がYES,S53)。
【0047】尚、ここでは、検索要求に受注管理部11
Bを示す管理部情報が含まれている場合を例にとって検
索要求時の動作を説明したが、他の管理部を示す管理部
情報が含まれている場合に於いても、上記他の管理部に
よって同様の動作が行われる。
【0048】次に、生産管理システムAのユーザが、或
る受注に対する進捗状況を調べる場合の動作について説
明する。
【0049】或る受注に対する進捗状況を調べる場合、
ユーザは、入力装置4Aから受注管理部11Aに対して
進捗状況調査要求を入力する。この進捗状況調査要求に
は、調査対象とする受注の受注番号が含まれている。
【0050】受注管理部11Aは、進捗状況調査要求が
入力されると、図7の流れ図に示すように、受注番号を
検索キーにして自生産管理システムA内の受注データ部
21Aを検索し、検索したデータを表示装置5Aに表示
する(S71)。
【0051】図8は、受注データ部21Aの内容例を示
した図であり、受注データ部21Aに格納される受注デ
ータは、データ項目として「受注番号」,「受注品目番
号」,「顧客名」,「顧客納期」,「工場納期」,「工
場(生産依頼先)」,「手配番号」を有している。尚、
ここで、「手配番号」は、生産拠点G,Hに於いて「受
注番号」となるものである。
【0052】今、例えば、進捗状況調査要求に含まれて
いる受注番号が「H98−10002」であり、受注デ
ータ部21Aの内容が図8に示すものであるとすると、
受注管理部11Aは、S71に於いて、図8に示す第3
行目のデータを探し出すことになる。
【0053】その後、受注管理部21Aは、S71で探
し出したデータから生産依頼先「生産拠点H」と手配番
号「J98−4000」とを抜き出す(S72)。
【0054】次に、受注管理部21Aは、生産拠点Hに
設置されている生産管理システムC内の受注管理部11
Cに対して検索要求を送る(S73)。この検索要求に
は、要求元が生産管理システムA内の受注管理部11A
であることを示す情報と、検索条件「受注番号がJ98
−4000」とが含まれる。ここで、検索条件は、S7
2で抜き出した手配番号に基づいて作成するものであ
る。
【0055】検索要求が送られてきた生産管理システム
C内の受注管理部11Cは、図6の流れ図に示すよう
に、受注データ部21Cを検索して受注番号が「J98
−4000」のデータを探し出し、探し出したデータを
要求元の受注管理部11Aに送る(S61,S62)。
今、例えば、生産管理システムCの受注データ部21C
の内容が図9に示すものであったとすると、受注管理部
11Cは、図9の第1行目のデータを受注管理部11A
に送ることになる。
【0056】受注管理部11Aは、受注管理部11Cか
ら検索データが送られてくると(図7,S74がYE
S)、それを表示装置5に表示した後、検索要求の送信
先の受注管理部が設置されている場所と、検索されたデ
ータ中の生産依頼先とが同じか否かを判断する(S7
5,S76)。この例の場合、検索要求の送信先の受注
管理部が設置されている場所は、「生産拠点H」であ
り、検索データ中の生産依頼先は「協力会社I」である
ので、S76の判断結果はNOとなる。
【0057】S76の判断結果がNOとなると、受注管
理部11Aは、検索データ中の生産依頼先「協力会社
I」に設置されている生産管理システムD内の受注管理
部11Dに対して検索要求を送る(S77)。この検索
要求には、要求元が受注管理部11Aであることを示す
情報と、検索条件「受注番号がJ98−4000」とが
含まれる。ここで、検索条件は、送られてきた検索デー
タ中の手配番号に基づいて作成するものである。
【0058】生産管理システムD内の受注管理部11D
は、受注管理部11Aから検索要求が送られてくると、
図6の流れ図に示すように、受注データ部21Dを検索
して受注番号が「J98−4000」のデータを探し出
し、それを要求元の受注管理部11Aに送る(S61,
S62)。今、例えば、受注データ部21Dの内容が図
10に示すものであるとすると、受注管理部11Dは、
図10の第1行目に示すデータを検索データとして受注
管理部11Aに送ることになる。
【0059】受注管理部11Aは、受注管理部11Dか
ら検索データが送られてくると(図7,S74がYE
S)、それを表示装置5に表示する(S75)。
【0060】その後、受注管理部11Aは、検索要求の
送信先の受注管理部が設置されている場所と、検索され
たデータ中の生産依頼先とが同じか否かを判断する(S
76)。この例の場合、検索要求の送信先の受注管理部
11Dが設置されている場所は、「協力会社I」であ
り、検索データ中の生産依頼先は「協力会社I」である
ので、S76の判断結果はYESとなり、受注管理部1
1Aはその処理を終了する。
【0061】この状態に於いて、表示装置5Aには、図
8の第3行目,図9の第1行目,図10の第1行目のデ
ータが表示されるので、ユーザは、受注番号「H98−
10002」の受注にかかる製品を手配番号「J98−
4000」で生産拠点Hに生産依頼したことや、生産拠
点Hが受注番号「H98−10002」の受注にかかる
製品を手配番号「J98−4000」で協力会社Iに生
産依頼したことや、受注番号「H98−10002」の
受注にかかる製品が、手配番号「ORDER−001」
で協力会社Iに於いて生産されていることを知ることが
できる。
【0062】尚、生産管理システムAに、計画管理部1
2Aや工程管理部15Aを設けるようにすれば、次のよ
うなことも行うことができる。つまり、上記したような
表示を見て、受注番号「H98−10002」の受注に
かかる製品についての、更に詳細な進捗状況を知りたい
場合には、生産管理システムAのユーザは、入力装置4
Aから計画管理部12Aや工程管理部15Aに対して、
協力会社Iに設置されている生産管理システムDで管理
されている計画データ,工程データの表示要求を入力す
れば良い。これにより、前述したと同様にして生産管理
システムDの計画データ部22D,工程データ部25D
に格納されている計画データ,工程データが生産管理シ
ステムAの表示装置5Aに表示される。
【0063】尚、上述した実施例に於いては、生産管理
システムB,C,Dの構成を同一にしたが、各生産管理
システムB,C,Dの構成が必ずしも同一である必要は
ない。例えば、生産管理システムCに、生産管理システ
ムB,C,Dで共通に行う業務以外に外注管理業務を行
わせる場合には、図11に示すように、生産管理システ
ムCのコンピュータ1上に、外注管理部17を追加し、
記憶装置2上に外注データ部27を追加するようにすれ
ば良い。この場合、外注管理業務は、生産管理システム
Cでのみ行う業務であるので、外注データ部27に格納
する外注データは、生産管理システムC独自のデータ構
造とすることができる。また、上述した実施例に於いて
は説明しなかったが、例えば、或る管理部(例えば、管
理システムCの計画管理部12C)に、生産計画の外作
・内作設定ロジックを追加するようにすることもでき
る。また、上記外作・内作設定ロジックを追加すること
によって、計画管理部12Cに対応する計画データ部2
2Cに格納する計画データに、新たなデータ項目を追加
することが必要になった場合には、その追加したデータ
項目が分かるような形式でデータ項目を追加するように
しても良い。このようにしておけば、計画管理部12C
は、他の生産管理システム内の計画管理部から要求があ
った場合、自計画管理部12C固有のデータ項目と、各
生産管理システムで共通のデータ項目とを区別すること
ができるので、共通するデータ項目のみを要求元に送る
ことができる。
【0064】
【発明の効果】第1の効果は、利用者に負担をかけた
り、コストをかけることなく、他の生産管理システムで
管理されているデータを利用できるという点にある。そ
の理由は、各生産管理システムに於いて、自生産管理シ
ステムで管理する管理データを自生産管理システムで行
う業務毎に分割し、業務毎に分割した管理データの内
の、他の生産管理システムでも行っている業務の管理デ
ータについては、業務の種類に応じた共通のデータ構造
を持たせるようにしたからである。
【0065】第2の効果は、或る生産管理システムで管
理されているデータに関連する、他の生産管理システム
で管理されているデータを容易に得られるという点にあ
る。その理由は、各生産管理システムで共通の業務に関
する管理データに、受注番号と、生産依頼先と、該生産
依頼先に於いて受注番号となる手配番号とを含ませ、管
理部に、入力装置から受注番号が入力された場合、自生
産管理システム内の記憶装置に格納されている自管理部
に関連する管理データをアクセスして入力装置から入力
された受注番号を含むデータを取り出し、この取り出し
たデータに含まれている生産依頼先に設置されている生
産管理システムの、自管理部と同じ業務の管理部に対し
て上記取り出したデータに含まれている手配番号を送信
し、他の生産管理システム内の自管理部と同じ業務の管
理部から手配番号が送られてきた場合、自生産管理シス
テム内の記憶装置に格納されている自管理部に関連する
管理データをアクセスして上記送られてきた手配番号を
受注番号として含むデータを取り出して上記手配番号の
送信元の管理部に送信する構成を持たせたからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体の構成例を示すブロック
図である。
【図2】生産管理システムB,C,Dの構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】自生産管理システムの入力装置から表示要求が
入力された時の処理例を示す流れ図である。
【図4】他の生産管理システムから表示要求が送られて
きた時の処理例を示す流れ図である。
【図5】自生産管理システムの入力装置から検索要求が
入力された時の処理例を示す流れ図である。
【図6】他の生産管理システムから検索要求が送られて
きた時の処理例を示す流れ図である。
【図7】自生産管理システムの入力装置から進捗状況調
査要求が入力された時の処理例を示す流れ図である。
【図8】生産管理システムA内の受注データ部21の内
容例を示す図である。
【図9】生産管理システムC内の受注データ部21の内
容例を示す図である。
【図10】生産管理システムD内の受注データ部21の
内容例を示す図である。
【図11】生産管理システムCの他の構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
A〜D…生産管理システム E…企業 F…事業所 G,H…生産拠点 I…協力会社 1…コンピュータ 11…受注管理部 12…計画管理部 13…在庫管理部 14…購買管理部 15…工程管理部 16…MRP部 17…外注管理部 2…記憶装置 21…受注データ部 22…計画データ部 23…在庫データ部 24…購買データ部 25…工程データ部 27…外注データ部 3…通信装置 4…入力装置 5…表示装置 6…記録媒体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月8日(1999.10.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
請求項1複数の生産管理システムをネットワーク
を介して接続した分散生産管理システムであって、 前記各生産管理システムは、それぞれ、 自生産管理システムで行う業務毎に分割された管理デー
タであって、他の生産管理システムでも行われている業
務についての管理データには受注番号と、生産依頼先
と、該生産依頼先に於いて受注番号となる手配番号とを
含む共通のデータ構造が与えられ、他の生産管理システ
ムでは行われていない業務についての管理データには自
生産管理システム独自のデータ構造が与えられた管理デ
ータが格納される記憶装置と、 該記憶装置に格納されている各業務毎の管理データをそ
れぞれ管理する前記業務毎の管理部とを備え、 前記管理部の内の、前記各生産管理システムで共通する
業務についての管理部は、入力装置から受注番号が入力
された場合、自生産管理システム内の記憶装置に格納さ
れている自管理部に関連する管理データをアクセスして
前記入力装置から入力された受注番号を含むデータを取
り出し、該取り出したデータに含まれている生産依頼先
に設置されている生産管理システムの、自管理部と同じ
業務の管理部に対して前記取り出したデータに含まれて
いる手配番号を送信し、自管理部から送信した手配番号
に応答して他の生産管理システム内の自管理部と同じ業
務の管理部からデータが送られてきた場合、該データに
含まれている生産依頼先と前記手配番号を送信した生産
管理システムとが一致するか否かを判断し、不一致の場
合は前記データに含まれている生産依頼先に設置されて
いる生産管理システムの、自管理部と同じ業務の管理部
に対して前記データに含まれている手配番号を送信し、
他の生産管理システム内の自管理部と同じ業務の管理部
から手配番号が送られてきた場合、自生産管理システム
内の記憶装置に格納されている自管理部に関連する管理
データをアクセスして前記送られてきた手配番号を受注
番号として含むデータを取り出して前記手配番号の送信
元の管理部に送信する構成を有し、 前記管理部の内の、他の生産管理システムで行っていな
い業務についての管理部は、各生産管理システムで独自
の機能を有することを特徴とする 分散生産管理システ
ム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すると共に、或る生産管理システムで管理されているデ
ータに関する、他の生産管理システムで管理されている
データを容易に得られるようにするため、複数の生産管
理システムをネットワークを介して接続した分散生産管
理システムであって、前記各生産管理システムは、それ
ぞれ、自生産管理システムで行う業務毎に分割された管
理データであって、他の生産管理システムでも行われて
いる業務についての管理データには受注番号と、生産依
頼先と、該生産依頼先に於いて受注番号となる手配番号
とを含む共通のデータ構造が与えられ、他の生産管理シ
ステムでは行われていない業務についての管理データに
は自生産管理システム独自のデータ構造が与えられた管
理データが格納される記憶装置と、該記憶装置に格納さ
れている各業務毎の管理データをそれぞれ管理する前記
業務毎の管理部とを備え、前記管理部の内の、前記各生
産管理システムで共通する業務についての管理部は、入
力装置から受注番号が入力された場合、自生産管理シス
テム内の記憶装置に格納されている自管理部に関連する
管理データをアクセスして前記入力装置から入力された
受注番号を含むデータを取り出し、該取り出したデータ
に含まれている生産依頼先に設置されている生産管理シ
ステムの、自管理部と同じ業務の管理部に対して前記取
り出したデータに含まれている手配番号を送信し、自管
理部から送信した手配番号に応答して他の生産管理シス
テム内の自管理部と同じ業務の管理部からデータが送ら
れてきた場合、該データに含まれている生産依頼先と前
記手配番号を送信した生産管理システムとが一致するか
否かを判断し、不一致の場合は前記データに含まれてい
る生産依頼先に設置されている生産管理システムの、自
管理部と同じ業務の管理部に対して前記データに含まれ
ている手配番号を送信し、他の生産管理システム内の自
管理部と同じ業務の管理部から手配番号が送られてきた
場合、自生産管理システム内の記憶装置に格納されてい
る自管理部に関連する管理データをアクセスして前記送
られてきた手配番号を受注番号として含むデータを取り
出して前記手配番号の送信元の管理部に送信する構成を
有し、前記管理部の内の、他の生産管理システムで行っ
ていない業務についての管理部は、各生産管理システム
で独自の機能を有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、上記した構成に於いては、入力装置
から受注番号が入力されると、管理部は、自生産管理シ
ステム内の記憶装置に格納されている自管理部に関連す
る管理データをアクセスして上記受注番号を含むデータ
を取り出す。その後、取り出したデータに含まれている
生産依頼先の管理部に対して上記データに含まれている
手配番号を送る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】これにより、手配番号の送信先の管理部
は、自生産管理システム内の記憶装置に格納されている
管理データをアクセスして、上記手配番号を受注番号と
して含むデータを取り出す。その後、取り出したデータ
を手配番号の送信元の管理部に送信する。要求元の管理
部は、データが送られてくると、そのデータに含まれて
いる生産依頼先と手配番号を送信した生産管理システム
とが一致するか否かを判断し、不一致の場合は上記デー
タに含まれている生産依頼先に設置されている生産管理
システムの、自管理部と同じ業務の管理部に対して上記
データに含まれている手配番号を送信する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】第2の効果は、或る生産管理システムで管
理されているデータに関連する、他の生産管理システム
で管理されているデータを容易に得られるという点にあ
る。その理由は、各生産管理システムで共通の業務に関
する管理データに、受注番号と、生産依頼先と、該生産
依頼先に於いて受注番号となる手配番号とを含ませ、管
理部に、入力装置から受注番号が入力された場合、自生
産管理システム内の記憶装置に格納されている自管理部
に関連する管理データをアクセスして入力装置から入力
された受注番号を含むデータを取り出し、この取り出し
たデータに含まれている生産依頼先に設置されている生
産管理システムの、自管理部と同じ業務の管理部に対し
て上記取り出したデータに含まれている手配番号を送信
し、自管理部から送信した手配番号に応答して他の生産
管理システム内の自管理部と同じ業務の管理部からデー
タが送られてきた場合、該データに含まれている生産依
頼先と前記手配番号を送信した生産管理システムとが一
致するか否かを判断し、不一致の場合は前記データに含
まれている生産依頼先に設置されている生産管理システ
ムの、自管理部と同じ業務の管理部に対して前記データ
に含まれている手配番号を送信し、他の生産管理システ
ム内の自管理部と同じ業務の管理部から手配番号が送ら
れてきた場合、自生産管理システム内の記憶装置に格納
されている自管理部に関連する管理データをアクセスし
て上記送られてきた手配番号を受注番号として含むデー
タを取り出して上記手配番号の送信元の管理部に送信す
る構成を持たせたからである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月11日(2000.1.1
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すると共に、或る生産管理システムで管理されているデ
ータに関する、他の生産管理システムで管理されている
データを容易に得られるようにするため、複数の生産管
理システムをネットワークを介して接続した分散生産管
理システムであって、前記各生産管理システムは、それ
ぞれ、自生産管理システムで行う業務毎に分割された管
理データであって、他の生産管理システムでも行われて
いる業務についての管理データには受注番号と、生産依
頼先と、該生産依頼先に於いて受注番号となる手配番号
とを含む共通のデータ構造が与えられ、他の生産管理シ
ステムでは行われていない業務についての管理データに
は自生産管理システム独自のデータ構造が与えられた管
理データが格納される記憶装置と、該記憶装置に格納さ
れている各業務毎の管理データをそれぞれ管理する前記
業務毎の管理部とを備え、前記管理部の内の、前記各生
産管理システムで共通する業務についての管理部は、入
力装置から受注番号が入力された場合、自生産管理シス
テム内の記憶装置に格納されている自管理部に関連する
管理データをアクセスして前記入力装置から入力された
受注番号を含むデータを取り出し、該取り出したデータ
に含まれている生産依頼先に設置されている生産管理シ
ステムの、自管理部と同じ業務の管理部に対して前記取
り出したデータに含まれている手配番号を送信し、他の
生産管理システム内の自管理部と同じ業務の管理部から
手配番号が送られてきた場合、自生産管理システム内の
記憶装置に格納されている自管理部に関連する管理デー
タをアクセスして前記送られてきた手配番号を受注番号
として含むデータを取り出して前記手配番号の送信元の
管理部に返信し、自管理部から送信した手配番号に応答
して他の生産管理システム内の自管理部と同じ業務の管
理部から、該管理部が前記他の生産管理システム内の記
憶装置に格納されている該管理部に関連する管理データ
をアクセスすることにより得た前記手配番号を受注番号
として含むデータが返信されてきた場合、該データを自
生産管理システム内の表示装置に表示すると共に該デー
タに含まれている生産依頼先に設置されている生産管理
システムと前記手配番号の送信先とした生産管理システ
ムとが一致するか否かを判断し、不一致の場合は前記デ
ータに含まれている生産依頼先に設置されている生産管
理システムの、自管理部と同じ業務の管理部に対して前
記データに含まれている手配番号を送信する構成を有
し、前記管理部の内の、他の生産管理システムで行って
いない業務についての管理部は、各生産管理システムで
独自の機能を有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】これにより、手配番号の送信先の管理部
は、自生産管理システム内の記憶装置に格納されている
管理データをアクセスして、上記手配番号を受注番号と
して含むデータを取り出す。その後、取り出したデータ
を手配番号の送信元の管理部に返信する。要求元の管理
部は、データが返信されてくると、そのデータに含まれ
ている生産依頼先に設置されている生産管理システムと
手配番号の送信先とした生産管理システムとが一致する
か否かを判断し、不一致の場合は上記データに含まれて
いる生産依頼先に設置されている生産管理システムの、
自管理部と同じ業務の管理部に対して上記データに含ま
れている手配番号を送信する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】第2の効果は、或る生産管理システムで管
理されているデータに関連する、他の生産管理システム
で管理されているデータを容易に得られるという点にあ
る。その理由は、各生産管理システムで共通の業務に関
する管理データに、受注番号と、生産依頼先と、該生産
依頼先に於いて受注番号となる手配番号とを含ませ、管
理部に、入力装置から受注番号が入力された場合、自生
産管理システム内の記憶装置に格納されている自管理部
に関連する管理データをアクセスして入力装置から入力
された受注番号を含むデータを取り出し、この取り出し
たデータに含まれている生産依頼先に設置されている生
産管理システムの、自管理部と同じ業務の管理部に対し
て上記取り出したデータに含まれている手配番号を送信
し、他の生産管理システム内の自管理部と同じ業務の管
理部から手配番号が送られてきた場合、自生産管理シス
テム内の記憶装置に格納されている自管理部に関連する
管理データをアクセスして上記送られてきた手配番号を
受注番号として含むデータを取り出して手配番号の送信
元の管理部に返信し、自管理部から送信した手配番号に
応答して他の生産管理システム内の自管理部と同じ業務
の管理部から、該管理部が記憶装置に格納されている該
管理部に関連する管理データをアクセスすることにより
得た上記手配番号を受注番号として含むデータが返信さ
れてきた場合、そのデータを自生産管理システム内の表
示装置に表示すると共に該データに含まれている生産依
頼先に設置されている生産管理システムと前記手配番号
の送信先とした生産管理システムとが一致するか否かを
判断し、不一致の場合は前記データに含まれている生産
依頼先に設置されている生産管理システムの、自管理部
と同じ業務の管理部に対して前記データに含まれている
手配番号を送信する構成を持たせたからである。
フロントページの続き Fターム(参考) 3C042 RH03 RH05 RH07 5B049 BB07 CC05 CC21 CC27 DD05 EE05 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5H215 AA06 BB09 BB20 CC07 CC09 CX01 CX06 GG05 GG09 HH03 JJ14 KK03 9A001 BB02 BB03 BB04 CC03 FF03 JJ05 JJ44 JJ46 JJ47 JJ52 KK54 LL09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の生産管理システムをネットワーク
    を介して接続した分散生産管理システムであって、 前記各生産管理システムに於いて、自生産管理システム
    で管理する管理データを自生産管理システムで行う業務
    毎に分割し、業務毎に分割した管理データの内の、他の
    生産管理システムでも行っている業務の管理データにつ
    いては、業務の種類に応じた共通のデータ構造を持たせ
    たことを特徴とする分散生産管理システム。
  2. 【請求項2】 複数の生産管理システムをネットワーク
    を介して接続した分散生産管理システムであって、 前記各生産管理システムは、それぞれ、 自生産管理システムで行う業務毎に分割された管理デー
    タであって、他の生産管理システムでも行われている業
    務についての管理データには業務の種類に応じた共通の
    データ構造が与えられた管理データが格納される記憶装
    置と、 該記憶装置に格納されている各業務毎の管理データをそ
    れぞれ管理する前記業務毎の管理部とを備え、 前記各業務毎の管理部の内の、前記各生産管理システム
    で共通する業務についての管理部は、自生産管理システ
    ム内の記憶装置に格納されている自管理部の業務に関連
    する管理データ及び他の生産管理システム内の記憶装置
    に格納されている自管理部の業務に関連する管理データ
    をアクセスする構成を備えたことを特徴とする分散生産
    管理システム。
  3. 【請求項3】 他の生産管理システムで行っていない業
    務についての管理データは、各生産管理システムで独自
    のデータ構造を有することを特徴とする請求項2記載の
    分散生産管理システム。
  4. 【請求項4】 他の生産管理システムで行っていない業
    務についての管理部は、各生産管理システムで独自の機
    能を有することを特徴とする請求項3記載の分散生産管
    理システム。
  5. 【請求項5】 前記各生産管理システムで共通の業務に
    関する管理データは、受注番号と、生産依頼先と、該生
    産依頼先に於いて受注番号となる手配番号とを含み、 前記管理部の内の、前記各生産管理システムで共通する
    業務についての管理部は、入力装置から受注番号が入力
    された場合、自生産管理システム内の記憶装置に格納さ
    れている自管理部に関連する管理データをアクセスして
    前記入力装置から入力された受注番号を含むデータを取
    り出し、該取り出したデータに含まれている生産依頼先
    に設置されている生産管理システムの、自管理部と同じ
    業務の管理部に対して前記取り出したデータに含まれて
    いる手配番号を送信し、他の生産管理システム内の自管
    理部と同じ業務の管理部から手配番号が送られてきた場
    合、自生産管理システム内の記憶装置に格納されている
    自管理部に関連する管理データをアクセスして前記送ら
    れてきた手配番号を受注番号として含むデータを取り出
    して前記手配番号の送信元の管理部に送信する構成を有
    することを特徴とする請求項4記載の分散生産管理シス
    テム。
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