JP2000353063A - 印刷コマンドの生成および送信を行う印刷制御方法、印刷制御装置、および、そのためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

印刷コマンドの生成および送信を行う印刷制御方法、印刷制御装置、および、そのためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2000353063A
JP2000353063A JP2000086724A JP2000086724A JP2000353063A JP 2000353063 A JP2000353063 A JP 2000353063A JP 2000086724 A JP2000086724 A JP 2000086724A JP 2000086724 A JP2000086724 A JP 2000086724A JP 2000353063 A JP2000353063 A JP 2000353063A
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Seiji Kojima
聖司 小島
Haruki Hanazono
春樹 花園
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷コマンドの量が多い場合でも、少ない記憶
領域に印刷コマンドを記憶させることができ、また、印
刷が途中で中断することが起こりにくい印刷制御を実現
できる技術を提供。 【解決手段】印刷データから変換された印刷コマンドを
メモリ15に記録する処理と、前記記録された印刷コマ
ンドを読み出して、印刷装置2に向けて送るための処理
と、印刷コマンドが読み出されると、それが記憶されて
いた前記メモリ15の該当領域について書き込み可能と
する処理とをコンピュータ1に実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクの
使用量を節約できる印刷制御方法、当該印刷制御方法を
実施するための印刷制御装置、及び当該印刷制御方法を
コンピュータに実施させるための記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置による印刷を高速で行うため
に、印刷対象となるイメージデータ等(以下、「印刷デ
ータ」と称する)を印刷コマンドに変換する処理と、当
該印刷コマンドを印刷装置に送信する処理とを、別プロ
セスで並列的に実行する印刷制御システムが存在する。
【0003】この種の印刷制御システムでは、印刷処理
は、次のように行われる。まず、印刷管理部が、アプリ
ケーション(AP)からの印刷要求を受信して印刷ジョ
ブを発行する。次に、印刷処理部が、当該印刷ジョブを
受信して、印刷対象となる印刷データを生成し、この印
刷データを印刷装置独自の形式の印刷コマンドに変換
し、および、当該印刷コマンドをハードディスク内に中
間ファイルとして格納する。中間ファイル内の印刷コマ
ンドは、コマンド送信部により読み出されて、スプーラ
によってスプールファイルに格納される。そして、デス
プーラによって適宜読み出され、印刷装置に転送され
る。
【0004】上記印刷処理部による処理とコマンド送信
部による処理とは別個に実行される。しかし、コマンド
送信部の処理速度は、印刷装置へのデータ転送速度に依
存するため、一般的に、印刷処理部の処理速度よりも遅
い。両者の処理速度の違いを吸収するため、1つの印刷
コマンドが印刷装置に送信される間に、後続の印刷コマ
ンドが中間ファイルとしてハードディスクに格納され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように印刷コマンドをハードディスクに格納する印刷制
御システムの場合、1つのジョブに関するすべての印刷
コマンドを、そのジョブが終了するまで保持している。
そのため、印刷コマンドがハードディスクにおいて多く
の記憶領域を占有することとなる。このため、ハードデ
ィスクの容量が小さいと、他のアプリケーションの動作
の妨げとなるおそれがあり得る。また、記憶すべき印刷
コマンドの量が非常に多い印刷、例えば、大判印刷の場
合には、ハードディスクの記憶領域に空きが少ないと、
印刷コマンドを記憶させることができなくなる。そのた
め、途中で印刷が中断してしまう可能性がある。
【0006】本発明の目的は、印刷コマンドの量が多い
場合でも、少ない記憶領域に印刷コマンドを記憶させる
ことができて、印刷が途中で中断することが起こりにく
い印刷制御技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、印刷データを所定の形式の印刷コマンド
に変換し、当該変換された印刷コマンドを第1メモリに
記録する変換・記録処理と、前記第1メモリに記録され
ている印刷コマンド量の第1メモリの容量に対する割合
が、第1閾値以上の場合に、前記変換・記録処理を停止
させる第1停止処理と、当該記録された印刷コマンドを
読み出すとともに、当該読み出された印刷コマンドを第
2メモリに記録する読出・記録処理と、第2メモリに記
録された印刷コマンドを印刷装置に送信する送信処理
と、前記第1メモリの前記印刷コマンドが読み出された
領域を書込可能とする処理を行う解放処理と、前記第1
メモリに記録されている印刷コマンド量の第1メモリの
容量に対する割合が、第2閾値以下の場合に、前記読出
・記録処理を停止させる第2停止処理と、前記第2メモ
リに記録されている印刷コマンド量の第2メモリの容量
に対する割合が、第3閾値以上の場合に、前記読出・記
録処理を停止させる第3停止処理と、をコンピュータに
実行させることを特徴とする。
【0008】これにより、第1のメモリに関する処理に
CPUの占有率が集中するのを避けることができると共
に、第2のメモリへの読出・書込処理に関する処理に対
しても、CPUの占有率が集中するのを避けることがで
きる。それによって、CPUの負荷を分散することがで
きて、印刷装置全体の能力を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0010】図1に、本発明が適用される印刷システム
の一例を示す。当該印刷システムは、ホストコンピュー
タ1と印刷装置2とをケーブルを介して接続して構成さ
れる。印刷装置2は、印刷対象データ及び当該データに
付随する書式情報をホストコンピュータ1から受信した
ときに、所定の印刷プロセスを実行して印刷用紙に画像
を形成する。
【0011】印刷装置2としては、前述したような機能
を有するプリンタであれば、どのような形式のプリンタ
であってもよい。例えば、シリアルプリンタ、ページプ
リンタ等が挙げられる。また、本発明は、種々の用途の
プリンタに適用可能である。例えば、次のようなプリン
タに適用可能である。第1に、コンピュータ上で生成さ
れたテキスト、画像等を印刷するプリンタがある。第2
に、スキャナで生成された画像を印刷するプリンタがあ
る。第3に、ディジタルカメラで生成された画像等を印
刷するプリンタがある。さらに、印刷装置2とホストコ
ンピュータ1との接続形態も種々可能である。例えば、
ローカル接続、ネットワーク接続のいずれであっても良
い。
【0012】ホストコンピュータ1は、システムプログ
ラムの制御下において、プログラムの実行、その制御及
び監視を行う。具体的には、CPU(Central Processing U
nit)1a、ROM(Read Only Memory)1bおよびRAM(Rando
m Access Memory)1cと、補助記憶装置として、内蔵又
は外付けのハードディスク装置HDD3とを備える。CPU1
a、ROM1bおよびRAM1cは、例えば、システムボード
上に配置される。HDD3には、印刷対象データ、書式情
報等を生成するアプリケーションプログラム(AP)、ホ
ストコンピュータ1を印刷制御装置として機能させるた
めの印刷制御プログラム等の各種プログラムが記録され
ている。CPU1aは、実行すべきプログラムをHDD3から
RAM1cにロードして、当該プログラムによる処理を
実行する。
【0013】さらに、ホストコンピュータ1には、モニ
タ画面を有する表示装置4、各種設定情報を入力するた
めの入力装置5、メディア読取装置6、および、ローカ
ルエリアネットワークとの接続インタフェイスとなる通
信制御装置7が接続されている。表示装置4には、ホス
トコンピュータ1から送られる画像データによる各種画
像が表示される。例えば、印刷指示を行うためのダイア
ログウインドウを、システムプログラム、アプリケーシ
ョンプログラム、印刷制御プログラム等からの指示に従
って表示する。入力装置5としては、キーボード、およ
び、マウス等のポインティングデバイスが接続される。
メディア読取装置6としては、CD-ROM、フレキシブルデ
ィスク、光磁気ディスク、メモリカード等の可搬型記録
媒体からのデータの読み取り、また、書き込み可能な記
録媒体の場合には、さらにデータの書き込みを行う、1
種または2種以上の装置が接続される。
【0014】印刷制御プログラムは、通常、印刷装置2
の製造メーカにおいて開発される。具体的には、印刷制
御プログラムは、ホストコンピュータ1が読取可能な形
態で、可搬型記録媒体、例えば、フレキシブルディスク
(FD)、CD-ROM等に記録されて流通する。当該印刷制御
プログラムは、印刷装置2を使用するにあたり、メディ
ア読取装置6を通じてホストコンピュータ1に読み取ら
れ、HDD3にインストールされる。また、印刷制御プロ
グラムのインストールは、ネットワークを介してダウン
ロードした印刷制御プログラムを用いて行うこともでき
る。
【0015】次に、ホストコンピュータ1が印刷制御プ
ログラムを実行することで実現される印刷制御装置の機
能について、図2を参照して説明する。
【0016】図2に、本発明の第1の実施形態の印刷制
御装置によって実現される各種機能の構成を示す。図2
に示すように、本実施の形態の印刷制御装置は、その機
能として、印刷コマンドの生成を行う印刷処理部12
と、生成された印刷コマンドを一時記憶するメモリであ
る共有メモリ15と、共有メモリ15に格納されている
印刷コマンドを読み出して、印刷装置2に送るためのコ
マンド送信部14、スプーラ17、スプールファイル1
8、および、デスプーラ19と、印刷処理部12および
コマンド送信部14の動作を管理する印刷管理部11、
および、両者の管理のためのデータを記憶する制御用メ
モリ16とを備える。
【0017】印刷処理部12は、印刷対象となる印刷デ
ータを生成すると共に、当該印刷データを印刷装置独自
の形式の印刷コマンドに変換する手段として機能する。
また、変換した印刷コマンドを、共有メモリ15に格納
する処理を行う手段としても機能する。さらに、印刷処
理部12は、印刷管理部11から送られた印刷条件に関
する各種情報を制御用メモリ16に設定する処理も行
う。なお、印刷条件に関する各種情報の設定は、印刷管
理部11により直接行うようにしてもよい。また、後述
するように、メモリ管理部を設けてそれにより行うよう
にしてもよい。
【0018】コマンド送信部14は、共有メモリ15に
記録された印刷コマンドを読み出し、印刷装置に送信す
る処理を実行する。具体的には、共有メモリ15から印
刷コマンドを読み出してスプーラ17に渡す。また、コ
マンド送信部14は、共有メモリ15の、送信した印刷
コマンドが格納されていた領域を、新たな印刷コマンド
が格納できるように、書込可能とする解放処理を行う。
【0019】スプーラ17は、コマンド送信部14から
送信される印刷コマンドをスプールファイル18に転送
する。デスプーラ19は、スプールファイル18にスプ
ールされた印刷データを適宜読み出し印刷装置に転送す
る。
【0020】印刷処理部12とコマンド送信部14と
は、CPU1aによりそれぞれ独立に処理される。従っ
て、印刷処理部12とコマンド送信部14とは、見かけ
上、並列的に実行される。印刷管理部11から印刷処理
部12に印刷ジョブの受付が通知されると、印刷制御装
置10によって実際に印刷が実行される。
【0021】共有メモリ15および制御用メモリ16
は、本実施の形態では、例えば、RAM1c内に設けられ
る。共有メモリ15および制御用メモリ16は、いずれ
も印刷処理部12およびコマンド送信部14の両者から
アクセスできるように設けられる。共有メモリ15は、
印刷コマンドを一時的に記憶する。共有メモリ15は、
本実施形態では、印刷ジョブ対応に設けられる。すなわ
ち、複数の印刷ジョブがある場合に、それぞれのジョブ
毎に共有メモリ15がRAM1c内に設けられる。一方、
制御用メモリ16は、印刷コマンドの書込・読出を制御
するための制御データを記憶する。制御用メモリ16に
記憶される制御データは、共有メモリ15が前述したよ
うに複数設けられる場合には、それに対応して複数組の
データを記憶する。それらの制御データはジョブ毎に区
別される。
【0022】ここで、共有メモリ15は、記憶されてい
るデータが読み出されると、それまでデータが記録され
ていた領域について、他のデータを格納できるように解
放される点である。この点は、ジョブが終了するまで、
すべての印刷コマンドを記憶している中間ファイルとは
異なる。
【0023】前記制御用メモリ16は、例えば、図3に
示すように、共有メモリサイズM16aと、共有メモリ
15の全書込量W16bと、共有メモリ15の全読出量
R16cと、共有メモリ15内のデータ量(W−R)1
6dと、コマンド送信部14がアクセスしているデータ
を示す読出ハンドル16eと、印刷処理部12がアクセ
スしているデータを示す書込ハンドル16fと、印刷コ
マンドのブロックを示すブロックID16gと、そのブ
ロックが格納されている位置を示すアドレス16hと、
印刷コマンドのブロックを示すブロックID16iと、
そのブロックが格納されている位置を示すアドレス16
jとを格納している。
【0024】メモリサイズM16aは、共有メモリ15
の領域を設定する際に書き込まれる。なお、このサイズ
は、固定的に定めること、および、動的に定めることの
いずれも可能である。全書込量Wは、そのジョブの開始
から現時点までの書込量を累積加算した値である。全読
出量Rは、そのジョブの開始から現時点までの読出量を
累積加算した値である。データ量Rは、全書込量Wと全
読出量Rとの差で、現時点のメモリ15内に格納されて
いる印刷コマンド量を表す。読出ハンドル16eは、例
えば、コマンド送信部14がアクセスしているブロック
のブロックID、または、そのアドレスにより示され
る。書込ハンドル16fは、例えば、印刷処理部12が
アクセスしているブロックのブロックID、または、そ
のアドレスにより示される。ブロックID16g、16
i…は、共有メモリ15に格納されているブロックを示
す。このブロックの数は、共有メモリ15の容量と、ブ
ロックの大きさにより決まる。本実施の形態では、複数
のブロックを格納することを想定している。ただし、共
有メモリ15は、生成される印刷コマンドのすべてを、
それらが同時に存在する状態で格納するに足る容量を持
っているとは限らない。そのため、あるブロックの印刷
コマンドが読み出された後は、このブロックIDは無効
とされ、この領域に新たなブロックIDの書込が可能と
される。
【0025】印刷管理部11は、例えば、印刷制御装置
立ち上げ時に、または、アプリケーションから起動され
た時に、予め定められた、または、ユーザにより設定さ
れた記憶容量を持つ共有メモリ15をRAM1c上に確保
する。そして、アプリケーションから印刷要求がある
と、印刷ジョブを発行する。この印刷ジョブを印刷処理
部12に送る。この際、前述した印刷条件に関する各種
情報として、例えば、図3に示すメモリサイズM、およ
び、最初のブロックを格納すべきアドレス16hを印刷
処理部12に渡す。
【0026】次に、図4を参照して、印刷処理部12の
処理手順を説明する。印刷処理部12では、以下の手順
で印刷コマンドデータを共有メモリ15に出力する。
【0027】印刷管理部11から印刷ジョブが渡される
と、印刷処理部12は、ジョブ開始のための初期設定処
理を行う(ステップ22)。すなわち、印刷ジョブ対応
に印刷管理部11から渡されたメモリサイズM、最初の
格納アドレスを制御用メモリ16に格納すると共に、制
御用メモリ16に記録されている全書込量Wおよび全読
出量Rを初期値、例えば、0にセットする。
【0028】次に、制御用メモリ16における共有メモ
リ15のサイズM、及び、共有メモリ15内のデータ量
(W−R)を参照して、共有メモリ15に空き領域があ
るか否かを判断する(ステップ24)。
【0029】共有メモリ15に空き領域がない場合、す
なわちM−(W−R)=0のとき(ステップ24、NO)
には、共有メモリ15に開き領域ができるまで共有メモ
リ15へのデータ出力を停止する(ステップ26)。一
方、共有メモリ15に空き領域がある場合、すなわちM
−(W−R)>0のとき(ステップ24、YES)には、
印刷データから印刷コマンドへの変換処理を実行すると
ともに、変換された印刷コマンドを共有メモリ15の空
き領域に記録する(ステップ28)。なお、最初は、W
=R=0であるから、M>0となる。
【0030】ここで、印刷コマンドの格納は、印刷コマ
ンドの一定量毎に行う。ここでは、この一定量をブロッ
クと称する。印刷処理部12は、1ブロック分を共有メ
モリ15に書き込むと、そのブロックIDと格納アドレ
スとを、図3に示すように、制御用メモリ16に格納す
る。そして、現在、書込を行っているブロックを示すブ
ロックIDを書込ハンドル16fに格納する。
【0031】次に、書き込んだデータ量を、それまでに
書き込まれている全書込量W16bに加算して、新たな
全書込量Wを求め、これにより全書込量W16bを更新
する。また、それと共に、制御用メモリ16に記憶され
ている全読出量R16cを参照して、全データ量(W−
R)を算出して、全データ量(W−R)16dを更新す
る。
【0032】上記ステップ24〜29は、印刷管理部1
1から印刷ジョブの終了が通知されるまで(ステップ3
0、NO)繰り返される。一方、印刷処理部12は、印刷
管理部11から印刷ジョブの終了が通知されると(ステ
ップ30、YES)、制御用メモリ16に対して、ジョブ
終了のための処理を行い(ステップ32)、共有メモリ
15への印刷コマンドデータ出力を終了する。ジョブ終
了のための処理としては、例えば、書込ハンドルを0に
セットすることが挙げられる。
【0033】次に、図5を参照して、コマンド送信部1
4の処理手順を説明する。コマンド送信部14は、印刷
管理部11から印刷コマンドの送出の指示を受けると、
共有メモリ15から印刷コマンドの読み出しを開始す
る。す。
【0034】まず、コマンド送信部14は、制御用メモ
リ16における共有メモリ15内データ量(W−R)1
6dを参照して、共有メモリ15内に読み出すべき印刷
コマンドが存在するか否かを判断する(ステップ4
0)。共有メモリ15内に読み出すべき印刷コマンドが
存在する場合、すなわちW−R>0のとき(ステップ4
0、YES)、コマンド送信部14は、共有メモリ15か
ら印刷コマンドを読み出して(ステップ42)、当該印
刷コマンドをバッファ(図示せず)にコピーする(ステ
ップ43)。この後、共有メモリ15において、コピー
した印刷コマンドが記憶されていた、メモリ領域を書込
可能にする(ステップ44)。その後、順次スプーラ1
7に対して送信する(ステップ46)。
【0035】ここで、ステップ44の処理として、例え
ば、次のように行う。すなわち、読み出したブロックに
ついてのブロックIDを無効化すると共に、読出ハンド
ルを次に読み出すべきブロックIDに書き直す。さら
に、全読出量Rに、読み出したブロック分のデータ量を
加算し、さらに、データ量(W−R)を算出する。そし
て、それぞれを図3に示す制御用メモリ16の該当個所
16cおよび16dに格納して、それぞれを更新する。
これにより、共有メモリ15に、新たに書込可能な領域
が確保されることとなる。
【0036】上記ステップ40〜46は、ジョブが終了
するまで繰り返される(ステップ48)。
【0037】なお、上記印刷処理部12による処理とコ
マンド送信部14によるプロセスとは、独立して並列的
に実行される。ここで、後者の処理速度は、印刷装置へ
のデータ転送速度に依存する。従って、共有メモリ15
の容量を印刷装置へのデータ転送速度に基づいて設定す
ることが考えられる。
【0038】具体的には、印刷装置へのデータ転送速度
が速い場合には、コマンド送信部14の共有メモリ15
からのデータ読出速度も速くなるため、共有メモリ15
の容量を大きくすることが挙げられる。一方、印刷装置
へのデータ転送速度が遅い場合には、コマンド送信部1
4の共有メモリ15からのデータ読出速度も遅くなるた
め、共有メモリ15の容量を小さくして、共有メモリ1
5以外のプロセスを行うためのRAM領域を大きくして、
システム全体の効率化を図ることができる。
【0039】印刷装置へのデータ転送速度は、ポートの
種類で予測することができる。具体的には、シリアルポ
ート、パラレルポート、USBポート、1394ポートの
順でデータ転送速度が速くなる。そこで、ポートの種類
に応じて、共有メモリ15の容量を、ユーザの指示に従
って設定するようにしてもよい。もちろん、使用ポート
を自動判定して、共有メモリ15の容量を決定するよう
にしてもよい。
【0040】このように、送信された印刷コマンドを記
録していたデータ領域を解放して、共有メモリ15に新
たなデータを書込可能にすることによって、ハードディ
スクに一群の印刷コマンドからなる中間ファイルを格納
せずに印刷が可能となる。このため、高速アクセスを実
現できる。また、ハードディスクの使用量を節約するこ
とができる。具体的には、1画素当たり6色として、1
画素を表わすのに2bit/dotラ6=12ビット必要であ
り、A4用紙(8ラ11インチ)で縦及び横方向の解像度を
それぞれ720dpiとすると、A4用紙1枚当たり2×6×
8×11×720×720=547メガビット(68メ
ガバイト)のハードディスク領域を必要とする。従っ
て、小容量のメモリ領域を共有メモリスペースとして確
保することによって、(68メガバイト)×(A4用紙
の枚数)のハードディスク領域を節約することができ
る。
【0041】また、一般的にアクセス時間の長いハード
ディスクに印刷コマンドを記憶する代わりに、一般的に
アクセス時間の短い共有メモリに記憶しているので、ハ
ードディスクへのアクセス回数を減少させて印刷速度を
向上させることができる。
【0042】次に、本発明の第2の実施形態について、
図面を参照して説明する。本実施の形態は、前述した第
1の実施形態と同様のハードウエア資源を用いて実現す
ることができる。
【0043】本実施形態は、ホストコンピュータ1が印
刷制御プログラムを読み込むことによって実現される。
本実施の形態は、図2に示すように、アプリケーション
(AP)からの印刷要求を受けて印刷ジョブを発行する印
刷管理部11と、印刷対象となる印刷データを生成する
とともに、当該印刷データを印刷装置独自の形式の印刷
コマンドに変換する処理を実行する印刷処理部12と、
前記印刷コマンドを一時的に記憶するためのRAM1c内
に形成される共有メモリ15と、共有メモリ15に記録
された印刷コマンドを読み出し、印刷装置に送信する処
理を実行するコマンド送信部14と、共有メモリ15に
おける印刷コマンドの書込・読出を制御するための制御
用メモリ16と、コマンド送信部14から送信される印
刷コマンドをスプールファイル18に転送するスプーラ
17と、スプールファイル18にスプールされた印刷デ
ータを適宜読み出し印刷装置に転送するデスプーラ19
とを備える。前述したように、本実施の形態の機能構成
は、図2に示すものと同様の構成が多い。従って、ここ
では相違点を中心として説明する。
【0044】前記制御用メモリ16は、図6に示すよう
に、共有メモリサイズM16aと、共有メモリ15の全
書込量W16bと、共有メモリ15の全読出量R16c
と、共有メモリ15内のデータ量(W−R)16dと、
コマンド送信部14がアクセスしているデータを示す読
出ハンドル16eと、印刷処理部12がアクセスしてい
るデータを示す書込ハンドル16fと、印刷コマンドの
ブロックを示すブロックID16g、16i、および、
それらのアドレス16h、16jと、共有メモリ15に
書き込まれたデータ量のメモリ容量Mに対する割合の閾
値である占有率の閾値α16xおよび閾値β16yと、
ジョブ終了コマンドフラグ16zとを格納している。当
該第2の実施の形態では、共有メモリ15内のデータ量
の共有メモリサイズに対する割合を所定の範囲内に制御
する。
【0045】なお、上記構成において、印刷処理部12
は、前述した第1の実施形態における機能の他、印刷コ
マンドの書込を停止する第1停止手段としても機能す
る。また、コマンド送信部14は、前述した第1の実施
の形態における機能の他、印刷コマンドの読出を停止す
る第2停止手段としても機能する。
【0046】また、上記構成において、共有メモリ15
に書き込まれたデータ量のメモリ容量Mに対する割合を
用いて、メモリへの格納状態の知るための指標としてい
る。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、デー
タ量を絶対量で表すことであってもよい。
【0047】ここで、印刷管理部11から印刷コマンド
を生成するよう指示を受けると、印刷処理部12は、次
のように動作する。図7を参照して、印刷処理部12の
処理手順を説明する。印刷処理部12では、以下の手順
で印刷コマンドデータを共有メモリ15に出力する。
【0048】印刷管理部11から印刷ジョブが入力され
ると、印刷処理部12は、まず、前記第1の実施形態の
場合と同様のジョブ開始のための初期設定処理を行うと
共に、制御用メモリ16のジョブ終了コマンドフラグ1
6zを初期化する(ステップ222)。
【0049】次に、制御用メモリ16における共有メモ
リサイズM16a、及び、共有メモリ15内データ量
(W−R)16dを参照して、K=(W−R)/Mを算
出する(ステップ223)。そして、得られたKについ
て、図6に示す制御用メモリ16内の占有率の閾値αと
比較する。本実施の形態では、α=0.8に設定してあ
る。従って、K>0.8であるか否かを判定する。すなわ
ち共有メモリ15内のデータ量が共有メモリサイズの8
0パーセントを超えるか否かを判断する(ステップ22
4)。本実施形態では、印刷処理部12でのKの値の閾
値αを0.8に設定している。これは単なる一例に過ぎ
ない。閾値は1より小さな任意の正の値に設定すること
ができる。
【0050】Kの値が0.8以上、すなわち共有メモリ
15内のデータ量が共有メモリ15のサイズMの80パ
ーセント以上の場合(ステップ224、NO)、共有メモ
リ15内のデータ量が共有メモリサイズの80パーセン
ト未満になるまで共有メモリ15へのデータ出力を停止
する(ステップ226)。一方、Kの値が0.8未満、
すなわち共有メモリ15内のデータ量が共有メモリサイ
ズの80パーセント未満の場合(ステップ224、YE
S)には、印刷データから印刷コマンドへの変換処理を
実行するとともに、変換された印刷コマンドを共有メモ
リ15の空き領域に記録する(ステップ28)。また、
第1の実施形態と同様に、全書込量Wの更新処理、およ
び、データ量(W−R)を算出して、制御用メモリ16
の該当するデータを更新する(ステップ229)。
【0051】上記ステップ223〜229は、印刷管理
部11から印刷ジョブの終了が通知されるまで(ステッ
プ230、NO)繰り返される。一方、印刷処理部12
は、印刷管理部11から印刷ジョブの終了が通知される
と(ステップ230、YES)、ジョブ終了処理を行うと
共に、制御用メモリ16のジョブ終了コマンドフラグ1
6zを設定して(ステップ232)、共有メモリ15へ
の印刷コマンドデータ出力を終了する。ここで、ジョブ
終了処理としては、例えば、読出ハンドルを0とするこ
とが挙げられる。
【0052】次に、図8を参照して、コマンド送信部1
4の処理手順を説明する。
【0053】コマンド送信部14は、制御用メモリ16
における共有メモリ15内データ量(W−R)を参照し
て、共有メモリ15内に読み出すべき印刷コマンドが存
在するか否かを判断する(ステップ40)。共有メモリ
15内に読み出すべき印刷コマンドが存在する場合、す
なわちW−R>0のとき(ステップ240、YES)、コ
マンド送信部14は、制御用メモリ16における共有メ
モリサイズM16a及び共有メモリ15内データ量(W
−R)16dを参照して、K=(W−R)/Mを算出す
る(ステップ241)。得られたKの値を閾値βと比較
する。本実施の形態では、K>0.6か否か、すなわ
ち、共有メモリ15内のデータ量が共有メモリサイズの
60パーセントを超えるか否かを判断する(ステップ2
42)。ここでは、Kの値の閾値βを0.6に設定して
いる。これは、単なる一例に過ぎない。閾値βは、印刷
処理部で使用するKの閾値α(本実施形態では0.8)
未満の任意の正の値に設定することができる。
【0054】Kの値が0.6以下、すなわち共有メモリ
15内のデータ量が共有メモリサイズMの60パーセン
ト以下の場合(ステップ242、NO)には、制御用メモ
リ16を参照して、ジョブ終了コマンドフラグ16zが
設定されているか否かを判断する(ステップ243)。
ジョブ終了コマンドフラグ16zが設定されていない場
合(ステップ243、NO)には、共有メモリ15内のデ
ータ量が共有メモリサイズMの60パーセントよりも大
きくなるまで、共有メモリ15からの印刷コマンドの読
出を停止する(ステップ244)。
【0055】このように、図7における、ステップ22
4−NO、および、ステップ226と、ステップ242−
NO、および、ステップ244とによって、Kの値が0.
6よりも大きく、かつ、0.8よりも小さくなるよう
に、すなわち共有メモリ15内のデータ量が共有メモリ
サイズの60パーセントよりも大きく、且つ80パーセ
ントよりも小さくなるように制御される。従って、共有
メモリ15に対する処理に、CPU1aの占有率が集中
するのを避け、CPU資源をプリンタドライバの各モジ
ュール及びプリンタドライバ以外のアプリケーション、
OS等に割り振ることができ、適切な負荷分散を図るこ
とができる。
【0056】一方、Kの値が0.6よりも大きい場合、
すなわち、共有メモリ15内のデータ量が共有メモリサ
イズの60パーセントよりも大きい場合(ステップ24
2、YES)、または、ジョブ終了コマンドフラグ16z
が設定されている場合(ステップ243、YES)、すな
わち、共有メモリ15内のデータ量が共有メモリサイズ
Mの60パーセント以下であっても、ジョブが終了する
場合には、共有メモリ15から印刷コマンドを読み出し
て(ステップ245)、印刷コマンドをバッファ(図示
せず)にコピー(ステップ246)した後、共有メモリ
15の、コピーした印刷コマンドが記憶されいた領域を
書込可能にする(ステップ247)。この後、順次スプ
ーラ17に対して送信する(ステップ248)。上記ス
テップ240〜248は、ジョブが終了するまで繰り返
される(ステップ249)。
【0057】図9に、本発明の第3の実施形態にかかる
印刷制御装置の要部構成図を示す。本実施の形態は、第
1および第2の実施形態において、印刷処理部12およ
びコマンド送信部14が処理していた共有メモリ15へ
の書込・読出制御を、それらとは別のメモリ管理部22
により処理する構成としたものである。
【0058】すなわち、本実施の形態ついては、印刷処
理部12は、印刷イメージのコマンド変換、および、共
有メモリ15への書き込みを主として行い、コマンド送
信部14は、共有メモリ15から印刷コマンドの読み出
し、印刷コマンドのバッファへのコピー、および、読み
出された印刷コマンドを送信することを主として行うこ
ととなる。
【0059】次に、本発明の第4の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。本実施の形態は、前述し
た第1の実施の形態と同様のハードウエア資源を用いて
実現することができる。
【0060】本実施の形態は、ホストコンピュータ1が
印刷制御プログラムを読み込むことによって実現され
る。本実施形態は、図10に示すように、基本的な構成
は、図2に示す印刷制御装置と同じである。すなわち、
印刷管理部11、印刷処理部12、共有メモリ15、コ
マンド送信部14、スプーラ17、スプールファイル1
8およびデスプーラ19を有する。これらについては、
前述の図2に示すものと同じ構成である。一方、本実施
形態は、共有メモリ15における印刷コマンドの書込・
読出を制御するための第1制御用メモリ20と、スプー
ルファイル18における印刷コマンドの書込・読出を制
御するための第2制御用メモリ21とを備える点におい
て第1および第2の実施形態と相違する。ここでは、相
違点を中心として説明する。
【0061】第1制御用メモリ20は、図11に示すよ
うに、20aから20zまでデータが記録されている。
記録されるデータは図6に示すものと同じである。ただ
し、第2制御用メモリ21の記録内容と区別するため、
例えば、共有メモリサイズM1のように、添え字が付さ
れている点において相違する。
【0062】同様に、第2制御用メモリ21には、図1
2に示すように、印刷開始時に設定した許容量M2(例
えば共有メモリ15と同じサイズ)と、スプールファイ
ル18の全書込量W2(現在のスプールファイルサイ
ズ)と、スプールファイル18の全読出量R2(送信済
のデータ量)と、スプールファイル18内の未送信デー
タ量(W2−R2)と、スプーラ17がアクセスしてい
るデータを示す読出ハンドルと、デスプーラ19がアク
セスしているデータを示す書込ハンドルと、印刷コマン
ドのブロックを示すブロックID、および、それらのア
ドレスと、スプールファイル18に書き込まれたデータ
量のファイル容量M2に対する割合の閾値である占有率
の閾値α2と、ジョブ終了コマンドフラグとが、21a
から21zまでに記録されている。これらについても、
図12に示すように、添え字2が付されている。
【0063】ここで、印刷処理部12は、印刷コマンド
の変換と、それを共有メモリに記録する手段と、後述す
る第1停止手段とに対応している。また、コマンド送信
部14は、印刷コマンドを読み出す手段と、記録する手
段と、第1並びに第2停止手段とに対応している。
【0064】まず、図13を参照して、印刷処理部12
の処理手順を説明する。印刷処理部12では、以下の手
順で印刷コマンドデータを共有メモリ15に出力する。
【0065】印刷管理部11から印刷ジョブが入力され
ると、印刷処理部12は、まず、第1の実施形態の場合
と同様に、ジョブ開始処理を行うと共に、第1制御用メ
モリ20のジョブ終了コマンドフラグを初期化する(ス
テップ452)。
【0066】次に、第1制御用メモリ20における共有
メモリサイズM1及び共有メモリ15内データ量(W1
−R1)を参照して、K1=(W1−R1)/M1を算
出する(ステップ453)。そして、K1>0.8か否
か、すなわち共有メモリ15内のデータ量が共有メモリ
サイズの80パーセントを超えるか否かを判断する(ス
テップ454)。本実施形態では、K1の値の閾値α1
を0.8に設定している。ただし、閾値α1の値は一例
にすぎない。1より小さな任意の正の値に設定すること
ができる。
【0067】K1の値が0.8以上、すなわち、共有メ
モリ15内のデータ量が共有メモリサイズの80パーセ
ント以上の場合(ステップ454、NO)、共有メモリ1
5内のデータ量が共有メモリサイズの80パーセント未
満になるまで共有メモリ15へのデータ出力を停止する
(ステップ456)。一方、K1の値が0.8未満、す
なわち、共有メモリ15内のデータ量が共有メモリサイ
ズの80パーセント未満の場合(ステップ454、YE
S)には、印刷データから印刷コマンドへの変換処理を
実行すると共に、変換された印刷コマンドを共有メモリ
15の空き領域に記録する(ステップ458)。
【0068】そして、印刷処理部12は、前述した他の
実施形態の場合と同様に、全書込量W1の更新を行うと
共に、(W1−R1)を算出して、算出結果を第1制御
用メモリ20の該当個所に格納して、更新する(ステッ
プ459)。
【0069】上記ステップ454〜459は、印刷管理
部11から印刷ジョブの終了が通知されるまで(ステッ
プ460、NO)繰り返される。一方、印刷処理部12
は、印刷管理部11から印刷ジョブの終了が通知される
と(ステップ460、YES)、ジョブ終了処理を行うと
共に、第1制御用メモリ20のジョブ終了コマンドフラ
グを設定して(ステップ62)、共有メモリ15への印
刷コマンドデータ出力を終了する。
【0070】次に、図14を参照して、コマンド送信部
14の処理手順を説明する。
【0071】コマンド送信部14は、図11に示す、第
1制御用メモリ20における共有メモリ15内データ量
(W1−R1)を参照して、共有メモリ15内に読み出
すべき印刷コマンドが存在するか否かを判断する(ステ
ップ470)。
【0072】共有メモリ15内に読み出すべき印刷コマ
ンドが存在する場合、すなわちW1−R1>0のとき
(ステップ470、YES)、コマンド送信部14は、図
12に示す、第2制御用メモリ21における許容量M2
及びスプールファイル18内の未送信データ量(W2−
R2)を参照して、K2=(W2−R2)/M2を算出
する(ステップ471)そして、K2<0.8か否か、
すなわち、スプールファイル18内の未送信データ量が
許容量M2の80パーセントを超えるか否かを判断する
(ステップ472)。ここでは、K2の値の閾値α2を
0.8に設定しているが、この閾値α2の値は一例にす
ぎない。1より小さな任意の正の値に設定することがで
きる。
【0073】K2の値が0.8以上、すなわちスプール
ファイル18内の未送信データ量が許容量M2の80パ
ーセント以上の場合(ステップ472、NO)には、スプ
ールファイル18内の未送信データ量が許容量M2の8
0パーセント未満になるまで、コマンド送信部14はス
プーラ17に対するコマンド送信を停止する(ステップ
472a)。このようにして、K2の値が0.8よりも
小さくなるように、すなわちスプールファイル18内の
未送信データ量が許容量M2の80パーセントよりも小
さくなるように、コマンド送信部14によるスプーラ1
7へのコマンド送信が制御される。従って、コマンド送
信部14によるスプーラ17へのコマンド送信に関する
処理に対して、CPU1aの占有率が集中するのを避
け、CPU資源をプリンタドライバの各モジュール及び
プリンタドライバ以外のアプリケーション、OS等に割
り振ることができ、適切な負荷分散を図ることができ
る。
【0074】一方、K2の値が0.8未満、すなわちス
プールファイル18内の未送信データ量が許容量M2の
80パーセント未満の場合(ステップ472、YES)、
コマンド送信部14は、第1制御用メモリ20における
共有メモリサイズM1及び共有メモリ15内データ量
(W1−R1)を参照して、K1=(W1−R1)/M
を算出する(ステップ473)。K1>0.6か否か、
すなわち、共有メモリ15内のデータ量が共有メモリサ
イズの60パーセントを超えるか否かを判断する(ステ
ップ474)。ここでは、K1の値の閾値β1を0.6
に設定しているが、閾値β1の値は一例に過ぎない。印
刷処理部12で使用するK1の閾値α1(本実施の形態
では0.8)未満の任意の正の値に設定することができ
る。
【0075】K1の値が0.6以下、すなわち共有メモ
リ15内のデータ量が共有メモリサイズの60パーセン
ト以下の場合(ステップ73、NO)には、第1制御用メ
モリ20を参照してジョブ終了コマンドフラグが設定さ
れているか否かを判断する(ステップ475)。ジョブ
終了コマンドフラグが設定されていない場合(ステップ
475、NO)には、共有メモリ15内のデータ量が共有
メモリサイズの60パーセントよりも大きくなるまで共
有メモリ15からの印刷コマンドの読出を停止する(ス
テップ475a)。
【0076】このように、図13に示す、ステップ45
4−NO、ステップ456と、図14に示す、ステップ4
74−NO、及び、ステップ475aによって、K1の値
が0.6よりも大きく、且つ、0.8よりも小さくなる
ように、すなわち、共有メモリ15内のデータ量が共有
メモリサイズの60パーセントよりも大きく、且つ80
パーセントよりも小さくなるように制御される。従っ
て、共有メモリに対する処理にCPUの占有率が集中す
るのを避け、CPU資源をプリンタドライバの各モジュ
ール及びプリンタドライバ以外のアプリケーション、O
S等に割り振ることができ、さらに適切な負荷分散を図
ることができる。
【0077】一方、K1の値が0.6以上、すなわち共
有メモリ15内のデータ量が共有メモリサイズの60パ
ーセント以上の場合(ステップ472、YES)、又はジ
ョブ終了コマンドフラグが設定されている場合(ステッ
プ475、YES)、すなわち共有メモリ15内のデータ
量が共有メモリサイズの60パーセント以下であっても
ジョブが終了する場合には、共有メモリ15から印刷コ
マンドを読み出す(ステップ476)。そして、読み出
した印刷コマンドをバッファ(図示せず)にコピー(ス
テップ477)した後、共有メモリ15の、コピーした
印刷コマンドのメモリ上の領域を書込可能にする(ステ
ップ478)。そして、順次スプーラ17に対して送信
する(ステップ79)。上記ステップ470〜479
は、ジョブが終了するまで繰り返される(ステップ48
0)。
【0078】なお、共有メモリ15の容量を印刷装置へ
のデータ転送速度に基づいて設定することが好ましい点
に関しては、第1の実施の形態と同様である。
【0079】図15に、本発明の第5の実施形態による
印刷制御装置の要部構成図を示す。本実施形態による印
刷制御装置では、中間ファイルを備えている。そして、
同一ページを複数枚印刷するコピー印刷を行う場合に、
共有メモリと中間ファイルとを併用する。
【0080】図15に示すように、本実施形態の印刷制
御装置10は、図2に示す印刷制御装置に中間ファイル
13を追加したものである。ここで、中間ファイル13
は、例えば、ハードディスク3上に構築される。そし
て、この中間ファイル13は、共有メモリ15に比べて
大きな記憶容量を持つ。
【0081】制御用メモリ16には、前述した図3に示
すデータの他に、図17に示すデータが格納される。図
17には、印刷コマンドがページ単位でどのデバイス、
すなわち、中間ファイル13および共有メモリ15のい
ずれに格納されるかについて示す格納先情報が記録され
ている。この情報は、印刷管理部11により決定され
る。
【0082】印刷管理部11は、例えば、印刷制御装置
立ち上げ時に、予め定められた、または、ユーザにより
設定された記憶容量を持つ共有メモリ15をRAM1c上
に確保する。そして、アプリケーションから印刷要求が
あると、印刷ジョブを発行する。この印刷ジョブを印刷
処理部12に送る。この際、前述した印刷条件に関する
各種情報として、例えば、図3に示すメモリサイズM、
および、最初のブロックを格納すべきアドレス16hを
印刷処理部12に渡す。
【0083】次に、本実施の形態による印刷制御装置の
動作について説明する。
【0084】印刷管理部11は、図16に示すように、
アプリケーションからの印刷指示を受け付けて、それが
どのような印刷であるのかを調べる。すなわち、1部の
みの印刷であるのか、複数部印刷(コピー印刷)するの
かを判断する(ステップ511)。そして、1部のみの
印刷である場合には、印刷処理部12に対し共有メモリ
15への印刷コマンド出力を指示する(ステップ51
2)。なお、この際、図4において述べたと同様に、印
刷処理部12は、印刷に先立って、メモリサイズMの情
報等を、制御用メモリ16に格納する。この後、印刷処
理部12は、既に述べた実施の形態において行われてい
る、共有メモリ15を用いて印刷コマンドを一時的に記
憶する処理を行う。これについては説明を繰り返さな
い。
【0085】一方、複数部印刷の場合、全ページが中間
ファイル13に格納可能であるかを調べる(ステップ5
13)。これは、印刷管理部11が、オペレーティング
システムに問い合わせて、ハードディスク上で当該印刷
コマンド格納のために割り当てられる領域の大きさを取
得すると共に、アプリケーションから送られた印刷デー
タの量を調べて、判断する。ここで、全ページ中間ファ
イル13に格納可能の場合、印刷処理部12に対して印
刷コマンドを中間ファイル13に出力するよう指示する
(ステップ514)。
【0086】印刷処理部12は、図18に示すように、
印刷イメージのコマンド変換を行った後、生成された印
刷コマンドを中間ファイル13に格納する(ステップ5
21)。この場合、同一ページが複数部印刷されて、複
数セットの印刷物を生成することが求められている。し
かし、中間ファイル13では、ジョブが終了するまで
は、すべての印刷コマンドが保存されているため、1セ
ット分の印刷コマンドのみの格納となる。
【0087】また、ジョブが終了したかを監視する(ス
テップ522)。そして、ジョブが終了するまで、印刷
イメージの生成と格納とが繰り返される。一方、ジョブ
が終了すると、上部終了コマンドを出力して、そのジョ
ブについての印刷コマンドの変換および中間ファイル1
3への格納が終了したことを印刷管理部11に知らせる
(ステップ523)。
【0088】次に、中間ファイル13に、印刷コマンド
の一部しか格納できないと判断される場合には(ステッ
プ513、NO)、印刷管理部11は、印刷ジョブにつ
いてページ単位で格納先を指定する(ステップ51
5)。その指定は、例えば、図17に示すようなテーブ
ルを作成して行うことができる。作成されたテーブルは
制御用メモリ16に格納される。図17に示すように、
ページIDと格納先の組合せで格納される。例えば、第
1ページ−中間ファイル、第2ページ−中間ファイル、
第3ページ−共有メモリ等のように指定される。この情
報は、コマンド送信部がコマンドを読み出す場合に利用
される。
【0089】印刷処理部12は、印刷管理部11から送
られる印刷ジョブについて、印刷コマンドへの変換処理
を行い、変換後の印刷コマンドについて、制御用メモリ
16に格納される前記図17に示す宛先情報を参照し
て、当該印刷コマンドを中間ファイル13に出力する
か、共有メモリ15に出力するかを決定する。中間ファ
イル13が宛先となっている場合には、その印刷コマン
ドを印刷処理部12から中間ファイル13に送る。一
方、宛先情報が共有メモリ15である場合には、既に述
べた図4に示す手順に従って印刷コマンドを共有メモリ
15に格納する。その際、図3に示すデータが参照され
る。
【0090】次に、図19を参照して、コマンド送信部
14の処理手順について説明する。
【0091】コマンド送信部14は、印刷管理部11か
らどのページをどのような順で読み出すかの指示を含む
コマンド送信指示を受け付ける。そして、まず、中間フ
ァイル13に該当するファイルが存在するかを調べる
(ステップ670)。そして、中間ファイル13に送信
すべき印刷コマンドがある場合には、中間ファイルから
印刷コマンドを読み出す(ステップ674)。そして、
読み出した印刷コマンドを図示しないバッファにコピー
して、送信する(ステップ676)。ここで、共有メモ
リ15からの読み出しがあるかを調べる(ステップ67
8)。これは、制御用メモリ16を調べることで分か
る。すなわち、共有メモリ15において、(W−R)>
0である場合には、読み出すべき印刷コマンドが共有メ
モリ15に存在することが分かる。また、印刷管理部1
1が、図16において示したように、中間ファイル13
に印刷コマンドを出力することを指示しているか、また
は、中間ファイルおよび共有メモリに印刷コマンドを出
力することを指示しているかにより、判断することもで
きる。さらに、図17に示す格納先情報を参照すること
で知ることもできる。
【0092】ステップ674〜ステップ679は、中間
ファイル13に格納されているすべての印刷コマンドを
読み出すまで繰り返される。すべての印刷コマンドを読
み出し終わることで、ジョブを終了する(ステップ67
9)。
【0093】一方、ステップ680〜ステップ685ま
での処理は、図5に示す処理と同じ手順で行われる。従
って、ここでは、説明を繰り返さない。なお、共有メモ
リ15の場合には、共有メモリ15への書込が行われる
ことがあるため、印刷コマンドの書込が終了し、読み出
すべき印刷コマンドを読み出し終わった時点で、終了す
る(ステップ635)。
【0094】なお、本実施の形態においても、共有メモ
リ15の容量を印刷装置へのデータ転送速度に基づいて
設定することができる。
【0095】また、本実施形態では、ページ単位で中間
ファイルに格納するか共有メモリに格納するかを判断し
ている。しかし、本発明はこれに限定されない。中間フ
ァイルに格納するか、共有メモリに格納するかを、ペー
ジより小さい単位で行ってもよい。例えば、ブロック単
位とすることもできる。
【0096】さらに、本実施形態についても、図9に示
すようなメモリ管理部を設けて、印刷処理部12および
コマンド送信部14による共有メモリへの書込・読出の
制御をメモリ管理部が行うようにすることができる。
【0097】本実施形態では、中間ファイルの作成可能
領域に、可能な限りの印刷コマンドを記録する。従っ
て、コピー印刷の場合、中間ファイルが作成された印刷
コマンドに関しては、印刷データから印刷装置独自の形
式の印刷コマンドへの変換をコピーの回数行う代わり
に、中間ファイルから印刷コマンドをコピーの回数読み
出して印刷を実行する。一般的に、印刷データから印刷
コマンドへの変換処理よりも、中間ファイルから印刷コ
マンドを読み出すほうが高速であるため、コピー印刷を
行う場合には中間ファイルを作成することによって印刷
速度が向上させることができる。
【0098】さらに、本実施形態によれば、印刷ジョブ
が大きく、中間ファイルを作成し切れない印刷コマンド
に関しても適用可能である。すなわち、第1の実施の形
態と同様に、中間メモリを使用して印刷を実行できるの
で、大判印刷の場合であっても途中で印刷が中断してし
まうことはない。
【0099】
【発明の効果】本発明によれば、印刷コマンドの量が多
い場合でも、少ない記憶領域に印刷コマンドを記憶させ
ることができる。また、印刷が途中で中断することが起
こりにくい印刷制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される印刷システムの構成示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態による印刷制御装置の
要部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態において用いられる制
御用メモリに格納される制御データの一例を示す説明図
である。
【図4】第1の実施の形態による印刷処理部の処理手順
を示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態によるコマンド送信部の処理
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態において用いられる制
御用メモリに格納される制御データの一例を示す説明図
である。
【図7】第2の実施の形態に係る印刷処理部の処理手順
を示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態に係るコマンド送信部の処理
手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る印刷制御装置の
要部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第4の実施形態に係る印刷制御装置
の要部構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第4の実施形態において用いられる
制御用メモリに格納される制御データの一例を示す説明
図である。
【図12】本発明の第4の実施形態において用いられる
制御用メモリに格納される制御データの一例を示す説明
図である。
【図13】本発明の第4の実施形態に係る印刷処理部の
処理手順を示すフローチャートである。
【図14】第4の実施の形態に係るコマンド送信部の処
理手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明の第5の実施形態に係る印刷制御装置
の要部構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の第5の実施形態に係る印刷管理部の
処理手順を示すフローチャートである。
【図17】本発明の第5の実施形態において用いられる
制御用メモリに格納される制御データの一例を示す説明
図である。
【図18】本発明の第5の実施形態に係る印刷管理部の
処理手順を示すフローチャートである。
【図19】第5の実施の形態に係るコマンド送信部の処
理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ホストコンピュータ 2…印刷装置 3…ハードディスク装置(HDD) 4…表示装置 5…入力装置 6…メディア読取装置 7…通信制御装置 11…印刷管理部 12…印刷処理部 13…中間ファイル 14…コマンド送信部 15…共有メモリ 16…制御用メモリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月28日(2000.3.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 印刷コマンドの生成および送信を行う
印刷制御方法、印刷制御装置、および、そのためのプロ
グラムを記録した記録媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷データを所定の形式の印刷コマンドに
    変換し、当該変換された印刷コマンドを第1メモリに記
    録する変換・記録処理と、 前記第1メモリに記録されている印刷コマンド量の第1
    メモリの容量に対する割合が、第1閾値以上の場合に、
    前記変換・記録処理を停止させる第1停止処理と、 当該記録された印刷コマンドを読み出すとともに、当該
    読み出された印刷コマンドを第2メモリに記録する読出
    ・記録処理と、 第2メモリに記録された印刷コマンドを印刷装置に送信
    する送信処理と、 前記第1メモリの前記印刷コマンドが読み出された領域
    を書込可能とする処理を行う解放処理と、 前記第1メモリに記録されている印刷コマンド量の第1
    メモリの容量に対する割合が、第2閾値以下の場合に、
    前記読出・記録処理を停止させる第2停止処理と、 前記第2メモリに記録されている印刷コマンド量の第2
    メモリの容量に対する割合が、第3閾値以上の場合に、
    前記読出・記録処理を停止させる第3停止処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録さ
    れたコンピュータによって読取可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の記録媒体において、 前記第1のメモリの記憶容量を印刷コマンドの印刷装置
    への送信速度に基づいて設定する、プログラムを記録し
    た記録媒体。
  3. 【請求項3】印刷データを所定の形式の印刷コマンドに
    変換し、当該変換された印刷コマンドを第1メモリに記
    録する変換・記録工程と、 前記第1メモリに記録されている印刷コマンド量の第1
    メモリの容量に対する割合が、第1閾値以上の場合に、
    前記変換・記録工程を停止させる第1停止工程と、 当該記録された印刷コマンドを読み出すとともに、当該
    読み出された印刷コマンドを第2メモリに記録する読出
    ・記録工程と、 第2メモリに記録された印刷コマンドを印刷装置に送信
    する送信工程と、 前記第1メモリの前記印刷コマンドが読み出された領域
    を書込可能とする処理を行う解放工程と、 前記第1メモリに記録されている印刷コマンド量の第1
    メモリの容量に対する割合が、第2閾値以下の場合に、
    前記読出・記録工程を停止させる第2停止工程と、 前記第2メモリに記録されている印刷コマンド量の第2
    メモリの容量に対する割合が、第3閾値以上の場合に、
    前記読出・記録工程を停止させる第3停止工程と、 を備えている印刷制御方法。
  4. 【請求項4】印刷データを所定の形式の印刷コマンドに
    変換し、当該変換された印刷コマンドを第1メモリに記
    録する変換・記録手段と、 前記第1メモリに記録されている印刷コマンド量の第1
    メモリの容量に対する割合が、第1閾値以上の場合に、
    前記変換・記録手段を停止させる第1停止手段と、 当該記録された印刷コマンドを読み出すとともに、当該
    読み出された印刷コマンドを第2メモリに記録する読出
    ・記録手段と、 第2メモリに記録された印刷コマンドを印刷装置に送信
    する送信手段と、 前記第1メモリの前記印刷コマンドが読み出された領域
    を書込可能とする処理を行う解放手段と、 前記第1メモリに記録されている印刷コマンド量の第1
    メモリの容量に対する割合が、第2閾値以下の場合に、
    前記読出・記録手段を停止させる第2停止手段と、 前記第2メモリに記録されている印刷コマンド量の第2
    メモリの容量に対する割合が、第3閾値以上の場合に、
    前記読出・記録手段を停止させる第3停止手段と、 を備えている印刷制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133485A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Seiko Epson Corp 印刷制御装置、印刷制御方法及びそのプログラム
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