JP2000352925A - 盲人用観光案内装置 - Google Patents

盲人用観光案内装置

Info

Publication number
JP2000352925A
JP2000352925A JP11166249A JP16624999A JP2000352925A JP 2000352925 A JP2000352925 A JP 2000352925A JP 11166249 A JP11166249 A JP 11166249A JP 16624999 A JP16624999 A JP 16624999A JP 2000352925 A JP2000352925 A JP 2000352925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
destination
vibration
guide device
main body
direction indicating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11166249A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Hagiwara
省三 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11166249A priority Critical patent/JP2000352925A/ja
Publication of JP2000352925A publication Critical patent/JP2000352925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、GPSを利用して現在地を知るこ
とのできる観光案内装置を視覚の不自由な盲人用とした
ことを目的としている。 【構成】 このため、GPSを利用して現在地及び目的
地を表示する観光案内装置において、観光案内装置に取
り外し可能な方向指示振動手段を設け、方向指示振動手
段を、把持可能な本体部と、この本体部の所定箇所に配
設されるとともに振動によって方向を指示する方向指示
部と、目的地への到着を振動にて告知するとともに電源
のON・OFF機能をも付加した振動告知・電源部とを
有する構成としている。また、観光案内装置に脱落防止
カバーを介して取り外し可能に収容される方向指示音声
手段を設け、方向指示音声手段を、本体部と、この本体
部に配設されるイヤホン型のスピーカ部と、スタートボ
タン部とを有する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は盲人用観光案内装
置に係り、特にGPSを利用して現在地を知ることので
きる観光案内装置を視覚の不自由な盲人用とした盲人用
観光案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】観光案内装置としては、この出願人の所
有する特許権(特許番号第2856315号)がある。
【0003】上記特許権においては、GPSを利用して
現在地に関する電波を捕らえ、観光案内情報や地図等を
表示するディスプレイを有し、内蔵される中央処理部に
よって現在地から目的地までの距離の最短ルートを決定
し、前記ディスプレイに地図とともに表示する機能を有
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の観光
案内装置においては、視覚の不自由な盲人用として開発
されたものはない。
【0005】すなわち、従来の観光案内装置には、ディ
スプレイ表示機能のみが付加されており、盲人のための
対処策が何ら講じられていない。
【0006】この結果、盲人が単独にて旅行することな
どは到底思料することができないとともに、近隣への移
動においても、不慣れな場所へ移動する場合には大変な
労力を必要とし、前記観光案内装置の改善が切望されて
いた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、GPSを利用して現在地及
び目的地を表示する観光案内装置において、この観光案
内装置に取り外し可能な方向指示振動手段を設け、方向
指示振動手段を、把持可能な本体部と、この本体部の所
定箇所に配設されるとともに振動によって方向を指示す
る方向指示部と、目的地への到着を振動にて告知すると
ともに電源のON・OFF機能をも付加した振動告知・
電源部とを有する構成としたことを特徴とする。
【0008】また、GPSを利用して現在地及び目的地
を表示する観光案内装置において、この観光案内装置に
脱落防止カバーを介して取り外し可能に収容される方向
指示音声手段を設け、方向指示音声手段を、本体部と、
この本体部に配設されるイヤホン型のスピーカ部と、ス
タートボタン部とを有する構成としたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
目的地までの誘導の際には、把持可能な本体部と方向指
示部と振動告知・電源部とを有する方向指示振動手段に
よって、盲人を現在地から目的地まで確実に案内してい
る。
【0010】また、目的地までの誘導の際には、本体部
とイヤホン型のスピーカ部とスタートボタン部とを有す
る方向指示音声手段によって、盲人を現在地から目的地
まで確実に案内するとともに、細かな音声指示を可能と
している。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1〜図6はこの発明の第1実施例を示す
ものである。図2において、2は携帯可能な観光案内装
置である。
【0013】この観光案内装置2は、GPS(Glob
al Positioning System「全地球
位置把握システム」)を利用して現在地に関する電波を
捕らえる図示しないGPSアンテナや、観光案内情報や
地図等を表示するディスプレイ4、観光案内情報を記憶
する記憶部(図示せず)、現在地、目的地等に関する情
報の演算処理を行い、現在地から目的地までの距離の最
短ルートを決定する図示しない中央処理部等を有してい
る。
【0014】すなわち、この出願人の所有する特許権
(特許番号第2856315号)によって開示される観
光案内装置と考えることができる。
【0015】そして、前記観光案内装置2の前面部位
に、図2に示す如く、ディスプレイ4を配設するととも
に、このディスプレイ4の近傍にスピーカ・マイクから
なる音声入出力部6と、ディスプレイ4に表示される目
的地を選択する目的地選択ボタン8と、取り外し可能な
方向指示振動手段10とを設ける。
【0016】このとき、方向指示振動手段10を、把持
可能な本体部12と、この本体部12の所定箇所に配設
されるとともに振動によって方向を指示する方向指示部
14と、目的地への到着を振動にて告知するとともに電
源のON・OFF機能をも付加した振動告知・電源部1
6とを有する構成とする。
【0017】詳述すれば、前記方向指示振動手段10
は、図1に示す如く、観光案内装置2の前面部位に装着
される円板状に形成された本体部12からなり、この本
体部12の外周部位に円周等間隔に複数個の第1突起部
18を配設し、これらの第1突起部18を振動させて方
向を指示する方向指示部14として使用する。
【0018】また、この方向指示部14の配設箇所より
も内側部位には、図1に示す如く、円周等間隔に複数個
の第2突起部20を配設し、これらの第2突起部20
を、現在の進行方向が変更される前に、今後予定される
進行方向を振動にて予告する予告部22として使用する
ものである。
【0019】更に、前記方向指示振動手段10の中央部
位には、図1に示す如く、目的地への到着を振動にて告
知するとともに、電源のON・OFF機能をも付加した
振動告知・電源部16を設ける。
【0020】なお、前記観光案内装置2の音声入出力部
6や目的地選択ボタン8、方向指示振動手段10の各種
動作を行わせる機能は、図示しない制御用プログラムと
して前記記憶部(外部記憶部でも対応可能)に予め記憶
されている。
【0021】また、前記方向指示振動手段10を取り外
して使用する場合には、方向指示振動手段10と前記観
光案内装置2との信号のやりとりは、無線にて行われる
ものである。
【0022】次に作用を説明する。
【0023】先ず、目的地を選択する際には、図3の状
態から前記観光案内装置2の前面部位に位置する目的地
選択ボタン8を押圧し、観光案内装置2のディスプレイ
4に、図4に示す如く、目的地選択画面1を表示する。
【0024】この目的地選択画面1がディスプレイ4に
表示されると、目的地選択画面1に沿って順次選択項目
が音声入出力部6から音声にて出力され、該当する目的
地が聞こえた際に、前記目的地選択ボタン8を再度押圧
して目的地を選択する。
【0025】なお、この目的地を直接選択する場合に
は、音声入出力部6から選択項目を直接入力することも
できる。
【0026】そして、前記目的地選択画面1において選
択項目が決定すると、図5に示す如く、詳細化された目
的地選択画面2がディスプレイ4に表示される。
【0027】この目的地選択画面2がディスプレイ4に
表示されると、目的地選択画面2に沿って順次選択項目
が音声入出力部6から音声にて出力され、該当する詳細
化された目的地が聞こえた際に、前記目的地選択ボタン
8を再度押圧して詳細化された目的地を選択する。
【0028】なお、この時点においても、詳細化された
目的地を直接選択する場合には、音声入出力部6から選
択項目を直接入力することもできる。
【0029】前記目的地選択画面2における詳細化され
た目的地が選択されると、図6に示す如く、前記観光案
内装置2のディスプレイ4に地図が表示され、この地図
中に現在地(図6中において黒三角印)から目的地(図
6中において二重丸印)までのルートが表示されること
となる。
【0030】また、目的地の選択後の誘導手順について
説明すると、図1に示す如く、前記方向指示振動手段1
0の中央部位に位置する振動告知・電源部16を押圧
し、電源をONする。
【0031】そして、電源がONされると、方向指示振
動手段10の本体部12の外周部位に円周等間隔に配設
した方向指示部14の第1突起部18が振動し、進行方
向が伝わることとなり、振動する第1突起部18に向か
って歩くことができる。
【0032】このとき、一般的には、現在地から目的地
までを直線的に移動することができるものではなく、道
路に沿った多数の直線の接続によってルートが形成され
ており、今回のルートに関しては、図6に示す如く、a
〜c点までの3つの方向変更部を開示して説明する。
【0033】よって、上述した方向指示部14の第1突
起部18の振動によって、第1の方向変更部であるa点
に向かって移動することとなる。このとき、ルートから
外れた方向に進み始めた場合には、方向指示部14にお
ける他の位置に配設される第1突起部18が振動し、進
行方向の修正を知らせる。
【0034】そして、第1の方向変更部であるa点に近
づくと、前記方向指示部14の配設箇所よりも内側部位
に配設した予告部22の第2突起部20が振動し、次の
進行方向を予告する。今回のルートにおいては、左側に
位置する第2突起部20が振動する。このとき、第1の
方向変更部であるa点に到達するまでの距離は、予め所
定の数メートルに設定しておくことにより、今後予定さ
れる進行方向に向かうまでの不安感が解消される。
【0035】また、万一、第1の方向変更部であるa点
を通り過ぎた場合には、下側に位置する第2突起部20
が振動することとなり、現在の進行方向がルートから外
れていることを告知する。
【0036】第1の方向変更部であるa点を通過し、第
2の方向変更部であるb点に近づくと、前記方向指示部
14の配設箇所よりも内側部位に配設した予告部22の
第2突起部20が再度振動し、次の進行方向を予告す
る。今回のルートにおいては、右側に位置する第2突起
部20が振動する。このとき、第2の方向変更部である
b点に到達するまでの距離は、上述した第1の方向変更
部であるa点の場合と同様に設定しておけば良い。
【0037】また、万一、第2の方向変更部であるb点
を通り過ぎた場合にも、下側に位置する第2突起部20
が振動することとなり、現在の進行方向がルートから外
れていることを告知する。
【0038】更に、第2の方向変更部であるb点を通過
し、第3の方向変更部であるc点に近づくと、前記方向
指示部14の配設箇所よりも内側部位に配設した予告部
22の第2突起部20が再度振動し、次の進行方向を予
告する。今回のルートにおいては、左側に位置する第2
突起部20が振動する。このとき、第3の方向変更部で
あるc点に到達するまでの距離は、上述した第1及び第
2の方向変更部であるa点及びb点の場合と同様に設定
しておけば良い。
【0039】また、万一、第3の方向変更部であるc点
を通り過ぎた場合にも、下側に位置する第2突起部20
が振動することとなり、現在の進行方向がルートから外
れていることを告知する。
【0040】そして、目的地まで到達すると、前記方向
指示振動手段10の中央部位に位置する振動告知・電源
部16が振動し、目的地に到達したことを知らせること
となり、振動告知・電源部16を押圧し、電源をOFF
する。
【0041】これにより、把持可能な本体部12と方向
指示部14と振動告知・電源部16とを有する方向指示
振動手段10によって、盲人を現在地から目的地まで確
実に案内することができ、盲人の行動範囲を広くするこ
とができ、実用上有利である。
【0042】また、前記方向指示振動手段10に予告部
22を設けたことにより、予告部22によって、現在の
進行方向が変更される前に、今後予定される進行方向を
振動にて予告することができ、盲人の不安感を解消し得
て、使い勝手を向上し得るものである。
【0043】更に、前記方向指示振動手段10は、指に
振動を受け、進行方向を告知する構成としたが、指以外
の腕や胸、顔、背中等の身体部位に振動を告知させるこ
とも可能である。
【0044】図7及び図8はこの発明の第2実施例を示
すものである。この第2実施例において、上述第1実施
例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0045】第1実施例においては、方向指示振動手段
10を使用する構成としたが、この第2実施例の特徴と
するところは、方向指示音声手段32を使用する構成と
した点にある。
【0046】すなわち、観光案内装置2に、図8に示す
如く、脱落防止カバー34を介して、取り外し可能に収
容される方向指示音声手段32を設け、この方向指示音
声手段32を、図7に示す如く、円板状の本体部36
と、この本体部36に配設されるイヤホン型のスピーカ
部38と、スタートボタン部40とを有する構成とす
る。
【0047】ここで、目的地を選択する手順に関して
は、上述した第1実施例のものと同様に操作すれば良
く、説明は省略する。
【0048】目的地の選択後の誘導手順について説明す
ると、先ず、図7に示す如く、イヤホン型のスピーカ部
38を耳42にセットする。このとき、スピーカ部38
を耳42にセットさせず、観光案内装置2に装着した状
態で使用することも可能である。
【0049】そして、前記方向指示音声手段32のスタ
ートボタン部40を押圧すると、スピーカ部38から音
声指示、例えば今回のルートにおいては「前進して下さ
い」の指示が出力される。
【0050】そして、この音声指示に沿って移動する場
合には何ら問題はないが、異なる方向に移動して始めた
場合には、「方向が違っています。XX方向に進んで下
さい」と音声にて進行方向の修正を知らせてくれる。
【0051】また、図8に示す如く、a〜c点までの3
つの方向変更部を有する今回のルートのおいては、第1
の方向変更部であるa点に向かって移動することとな
り、この第1の方向変更部であるa点に近づくと、「あ
とYYメートルで、左に曲がって下さい」の音声による
予告指示がある。
【0052】更に移動して第1の方向変更部であるa点
に到達すると、「ここを左に曲がって下さい」との音声
指示があり、万一、第1の方向変更部であるa点を通り
過ぎた場合には、「通り過ぎました。戻って下さい」と
の音声指示があり、現在の進行方向がルートから外れて
いることを告知する。
【0053】第1の方向変更部であるa点を通過し、第
2の方向変更部であるb点に近づくと、「あとYYメー
トルで、右に曲がって下さい」の音声による予告指示が
あり、更に移動して第2の方向変更部であるb点に到達
すると、「ここを右に曲がって下さい」との音声指示が
あるとともに、万一、第2の方向変更部であるb点を通
り過ぎた場合には、「通り過ぎました。戻って下さい」
との音声指示があり、現在の進行方向がルートから外れ
ていることを告知する。
【0054】また、第2の方向変更部であるb点を通過
し、第3の方向変更部であるc点に近づくと、「あとY
Yメートルで、左に曲がって下さい」の音声による予告
指示があり、更に移動して第3の方向変更部であるc点
に到達すると、「ここを左に曲がって下さい」との音声
指示があるとともに、万一、第3の方向変更部であるc
点を通り過ぎた場合には、「通り過ぎました。戻って下
さい」との音声指示があり、現在の進行方向がルートか
ら外れていることを告知する。
【0055】そして、目的地まで到達すると、「目的地
に到着しました」との音声指示があり、前記スタートボ
タン部40を押圧することによって、電源をOFFする
ことができる。
【0056】さすれば、本体部36とイヤホン型のスピ
ーカ部38とスタートボタン部40とを有する方向指示
音声手段32によって、盲人を現在地から目的地まで確
実に案内することができるとともに、細かな音声指示が
可能となり、上述第1実施例のものと同様に、盲人の行
動範囲を広くすることができ、実用上有利である。
【0057】また、前記方向指示音声手段32には予告
機能が付加されていることにより、現在の進行方向が変
更される前に、今後予定される進行方向を音声にて予告
することができ、上述第1実施例のものと同様に、盲人
の不安感を解消し得て、使い勝手を向上し得るものであ
る。
【0058】更に、前記方向指示音声手段32に、更に
詳細な現在位置状況を音声にて告知する機能を付加する
こともできる。つまり、「現在は、道路から○○センチ
メートルにいます」や「○○センチメートル先に障害物
があります」等の音声出力を行えば、使用者が現在位置
状況の把握を容易に行うことができ、盲人の不安感の解
消及び安全性の向上に寄与し得るものである。
【0059】なお、この発明は上述第1及び第2実施例
に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
【0060】例えば、この発明の第1実施例において
は、観光案内装置に対して取り外し可能に方向指示振動
手段を設け、この方向指示振動手段からの振動を使用す
る構成としたが、観光案内装置のディスプレイ部分に直
接振動因子を設け、ディスプレイに触れるのみで、地図
上の現在地や目的地への進行方向を告知する振動掲示板
式の構成とすることも可能である。
【0061】また、振動掲示板式の構成において、電柱
や電話ボックス等の障害物を告知できる機能を付加すれ
ば、安全性の高い観光案内装置の実現に寄与し得る。
【0062】更に、この発明の第2実施例のものにおい
ては、単に方向指示音声手段によって音声指示を行う構
成として説明したが、音声出力させる際の音質を変化さ
せることも可能である。
【0063】例えば、男女2種類の音質を利用し、男女
2種類の音声にて同時に発音しても、音声認識が可能で
あり、短時間内により多くの音声情報を使用者に提供す
ることができ、盲人の不安感の解消及び安全性の向上に
より一層寄与し得るものである。
【0064】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によ
れば、GPSを利用して現在地及び目的地を表示する観
光案内装置において、観光案内装置に取り外し可能な方
向指示振動手段を設け、方向指示振動手段を、把持可能
な本体部と、この本体部の所定箇所に配設されるととも
に振動によって方向を指示する方向指示部と、目的地へ
の到着を振動にて告知するとともに電源のON・OFF
機能をも付加した振動告知・電源部とを有する構成とし
たので、把持可能な本体部と方向指示部と振動告知・電
源部とを有する方向指示振動手段によって、盲人を現在
地から目的地まで確実に案内することができ、盲人の行
動範囲を広くすることができ、実用上有利である。
【0065】また、GPSを利用して現在地及び目的地
を表示する観光案内装置において、観光案内装置に脱落
防止カバーを介して取り外し可能に収容される方向指示
音声手段を設け、方向指示音声手段を、本体部と、この
本体部に配設されるイヤホン型のスピーカ部と、スター
トボタン部とを有する構成としたので、本体部とイヤホ
ン型のスピーカ部とスタートボタン部とを有する方向指
示音声手段によって、盲人を現在地から目的地まで確実
に案内することができるとともに、細かな音声指示が可
能となり、盲人の行動範囲を広くすることができ、実用
上有利である。しかも、前記方向指示音声手段に予告機
能を付加すれば、現在の進行方向が変更される前に、今
後予定される進行方向を音声にて予告することができ、
盲人の不安感を解消し得て、使い勝手を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す図2の矢視1部分
の方向指示振動手段の拡大図である。
【図2】観光案内装置に取り外し可能に方向指示振動手
段を取り付けた状態の正面図である。
【図3】目的地選択時の観光案内装置に取り外し可能に
方向指示振動手段を取り付けた状態の正面図である。
【図4】目的地選択画面1を表示した観光案内装置に取
り外し可能に方向指示振動手段を取り付けた状態の正面
図である。
【図5】目的地選択画面2を表示した観光案内装置に取
り外し可能に方向指示振動手段を取り付けた状態の正面
図である。
【図6】現在地から目的地までのルートを表示した観光
案内装置に取り外し可能に方向指示振動手段を取り付け
た状態の正面図である。
【図7】この発明の第2実施例を示す方向指示音声手段
の概略説明図である。
【図8】観光案内装置に取り外し可能に方向指示音声手
段を取り付けた状態及び現在地から目的地までのルート
を表示した状態の正面図である。
【符号の説明】
2 観光案内装置 4 ディスプレイ 6 目的地選択ボタン 10 方向指示振動手段 12 本体部 14 方向指示部 16 振動告知・電源部 18 第1突起部 20 第2突起部 22 予告部 32 方向指示音声手段 34 脱落防止カバー 36 本体部 38 スピーカ部 40 スタートボタン部 42 耳

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPSを利用して現在地及び目的地を表
    示する観光案内装置において、この観光案内装置に取り
    外し可能な方向指示振動手段を設け、方向指示振動手段
    を、把持可能な本体部と、この本体部の所定箇所に配設
    されるとともに振動によって方向を指示する方向指示部
    と、目的地への到着を振動にて告知するとともに電源の
    ON・OFF機能をも付加した振動告知・電源部とを有
    する構成としたことを特徴とする盲人用観光案内装置。
  2. 【請求項2】 前記方向指示振動手段は、現在の進行方
    向が変更される前に、今後予定される進行方向を振動に
    て予告する予告部を有する請求項1に記載の盲人用観光
    案内装置。
  3. 【請求項3】 GPSを利用して現在地及び目的地を表
    示する観光案内装置において、この観光案内装置に脱落
    防止カバーを介して取り外し可能に収容される方向指示
    音声手段を設け、方向指示音声手段を、本体部と、この
    本体部に配設されるイヤホン型のスピーカ部と、スター
    トボタン部とを有する構成としたことを特徴とする盲人
    用観光案内装置。
JP11166249A 1999-06-14 1999-06-14 盲人用観光案内装置 Pending JP2000352925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166249A JP2000352925A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 盲人用観光案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166249A JP2000352925A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 盲人用観光案内装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000352925A true JP2000352925A (ja) 2000-12-19

Family

ID=15827890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11166249A Pending JP2000352925A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 盲人用観光案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000352925A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005108926A1 (ja) * 2004-05-12 2005-11-17 Takashi Yoshimine 情報処理装置、携帯機器及び情報処理方法
JP2016024766A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 日本精工株式会社 案内用ロボット
JP2016205937A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 英和 藤川 ナビゲーションシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005108926A1 (ja) * 2004-05-12 2005-11-17 Takashi Yoshimine 情報処理装置、携帯機器及び情報処理方法
US7546204B2 (en) 2004-05-12 2009-06-09 Takashi Yoshimine Information processor, portable apparatus and information processing method
JP2016024766A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 日本精工株式会社 案内用ロボット
JP2016205937A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 英和 藤川 ナビゲーションシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7396980B2 (ja) 視覚障害者用の振動触覚装置
US7636633B2 (en) Car navigation system
JP2000193480A (ja) 車載入出力装置
JP2012127940A (ja) 携帯ナビゲーション装置
WO2004092679A1 (ja) 歩行者ナビゲーション装置、歩行者ナビゲーションシステム、歩行者ナビゲーション方法及びプログラム
EP2511662B1 (en) Method for guiding a user of a navigation device
JPH10170301A (ja) 歩行者用経路誘導装置
JP2007212975A (ja) 経路表示装置及びプログラム
EP1033557A3 (en) Navigation apparatus
JP2018128466A (ja) ナビゲーション装置、ヘッドアップディスプレイ、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JPH09292261A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP2000352925A (ja) 盲人用観光案内装置
JP2003028663A (ja) ナビゲーション装置及び制御プログラム
JP2000155893A (ja) 情報報知装置、ナビゲーション装置、車載情報処理装置及び自動車
JP2023116595A (ja) システム及びプログラム
JP5670090B2 (ja) 携帯ナビゲーション方法および携帯ナビゲーション装置
JP2000205891A (ja) 盲人用誘導案内装置
JP2011149778A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法およびプログラム
JP2003083762A (ja) 目的地案内装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2006244231A (ja) 入力制御装置、および入力制御方法
JP2005280487A (ja) 単車用方向指示装置、単車用情報出力装置、ナビゲーション装置、単車用方向指示方法、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム
JP2021162379A (ja) 経路案内装置
JP2006133145A (ja) ハンズフリーシステム
JP2000352926A (ja) 耳の不自由な人用の観光案内装置
JPH0997396A (ja) 車載用案内装置