JP2007212975A - 経路表示装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】様々な状況において、より容易にユーザが情報を認識することができる経路表示装置を提供する。
【解決手段】 ユーザが指Eによって表示面を触れたとする(図4(b)参照)。すると、指Eが触れた位置に基準点が移動し(図示せず)、結果として、図4(c)に示すように、指Eが触れた位置に自車位置マークCが重なるように経路図全体が移動する。その後、オンルートスクロールが開始され、自車位置マークCが報知ポイントBに到達すると、図4(d)に示すように、指Eの位置に対応する体感器が作動し、指Eに振動を伝える。また、経路図331の上端に経路関連情報333が表示される。したがって、ユーザはオンルートスクロール中、表示部を必ずしも見続けなくとも、報知ポイントBに到達したことを知ることができる。そして、その時点で表示部を確認することによって報知内容を知ることができる。
【選択図】図4
【解決手段】 ユーザが指Eによって表示面を触れたとする(図4(b)参照)。すると、指Eが触れた位置に基準点が移動し(図示せず)、結果として、図4(c)に示すように、指Eが触れた位置に自車位置マークCが重なるように経路図全体が移動する。その後、オンルートスクロールが開始され、自車位置マークCが報知ポイントBに到達すると、図4(d)に示すように、指Eの位置に対応する体感器が作動し、指Eに振動を伝える。また、経路図331の上端に経路関連情報333が表示される。したがって、ユーザはオンルートスクロール中、表示部を必ずしも見続けなくとも、報知ポイントBに到達したことを知ることができる。そして、その時点で表示部を確認することによって報知内容を知ることができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、表示部に経路等を表示することができる経路表示装置に関する。
従来、経路に関する情報をユーザに報知する方法としては、表示装置に表示させる視覚情報、音声出力装置から出力させる聴覚情報、又はこれらの組み合わせによって、ユーザに経路に関する情報を報知していた。しかしながら、これらの方法を用いても、以下のような状況ではユーザに対して十分に情報を伝達できない場合があった。
[状況A]ユーザが画面を長時間見ることが望ましくない状況(∵画面を見ることが望ましくない以上、ユーザが視覚情報を得られる時間が限られるため)。
[状況B]静粛であることが要求される状況又は周囲の雑音が著しい状況(∵聴覚情報を出力することができない、又は聴覚情報が十分にユーザへ伝達されないため)。
[状況B]静粛であることが要求される状況又は周囲の雑音が著しい状況(∵聴覚情報を出力することができない、又は聴覚情報が十分にユーザへ伝達されないため)。
[状況C]聴覚や視覚の機能に障害を持つユーザが使用する状況(∵視覚情報及び聴覚情報共にユーザに対して十分に伝達することができないため)。
そこで、操作部等に振動機能を設け、表示情報に対応した振動をユーザに与え、ユーザへの報知性を向上させる技術が考えられている。すなわち、視覚情報及び聴覚情報に加え、新たに体性感覚情報を組みあわせることで、情報の伝達性を向上させる技術が考案されている。
そこで、操作部等に振動機能を設け、表示情報に対応した振動をユーザに与え、ユーザへの報知性を向上させる技術が考えられている。すなわち、視覚情報及び聴覚情報に加え、新たに体性感覚情報を組みあわせることで、情報の伝達性を向上させる技術が考案されている。
例えば、下記の特許文献1に記載された技術は、タッチパネルが設けられた表示装置においてユーザによって表示面が押圧されると、その位置に表示されている地図の標高に応じた振幅の振動が振動発生装置から出力され、表示装置を振動させるものである。したがって、ユーザが表示装置に表示された地図を指でなぞることにより、地形の起伏を認識することができる。すなわち、ユーザは画面を見なくとも、地形の起伏を認識することができるため、ユーザの視認負担を軽減できる。よって、特に状況Aにおいて好適な技術であると言える。
また、下記の特許文献2に記載された技術は、ディスプレイに表示させた市街地図をスクロールさせる際、現在ディスプレイに表示させている市街地図の基準位置と、地図データとして記憶されている市街地図の境界とを比較し、市街地図の境界までの距離が所定値以下となったときに市街地図の境界があることを通知するものである。これによりユーザは、表示されている地図の近傍に境界があることを認識し、地図スクロールを停止したり、あるいは市街地図の境界を越えて地図が広域縮尺に切り替わらないようにスクロールを慎重に行うなどの選択を行うことができる。なお、この特許文献2では、通知手段としてディスプレイに振動を与える方式にも言及されており、これを組み合わせた技術は、上述した状況Bにおいて好適な技術であると言える。
特開2004−309962号公報
特開2005−308877号公報
ここで、経路表示装置の一機能であるオンルートスクロールと呼ばれる機能に上述した技術を適用することを考える。オンルートスクロールというのは、経路上を移動する点(移動点)を移動させつつ地図をスクロールさせるものであり、移動点の場所に応じてユーザに、右左折情報、交通情報、道路の勾配情報、サービスエリアの情報等を事前に報知することを目的としたものである。このようなオンルートスクロール機能に対し、上述した技術をそのまま適用すると次のような問題が生じる。
例えば特許文献1に記載の技術をオンルートスクロール機能に適用し、道路の勾配情報をユーザに伝達するケースを考える。特許文献1に記載の技術は、ユーザが表示装置上を指でなぞる必要があるわけであるから、ユーザは地図のスクロールを停止させた後、表示装置に表示された経路の形状にしたがって指をなぞらなければならない。つまり、ユーザは表示装置を注視する必要があり、例えば、上述した状況Aや状況Cにおいてユーザは十分にオンルートスクロール機能を利用することができない。
また、特許文献2に記載の技術をオンルートスクロール機能に適用し、次の右左折ポイントをユーザに伝達するケースを考える。特許文献2に記載の技術は、ユーザが地図のスクロール方向やスクロールの停止を制御するものであるため、ユーザが次の右左折ポイントまで地図をオンルートスクロールさせることになる。つまり、ユーザは表示装置を注視する必要があり、例えば、上述した状況Aや状況Cにおいてユーザは十分にオンルートスクロール機能を利用することができない。
本発明はこれらの課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、様々な状況において、より容易にユーザが情報を認識することができる経路表示装置を提供することである。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の経路表示装置は、経路上を移動する仮想的な移動点と表示手段上の基準位置(例えば、中心位置)とを一致させて経路図をスクロールさせる場合において、スクロール中に経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達した際に、その旨を伝達手段を機能させてユーザに伝達させることを特徴とする。ここで言う伝達手段は、体性感覚(触覚、圧覚、冷覚、痛覚等)によってユーザに情報を伝達する手段である。
このため、オンルートスクロール中、経路関連情報が存在する地点に仮想的な移動点が到達したことを、ユーザは表示手段を見なくても体性感覚によって認識することができる。したがって、ユーザが画面を見る時間を最小限に抑えることができ、雑音が著しい状況でもユーザは確実に経路関連情報が存在する旨を認識することができる。
なお、請求項2に記載のように、ユーザの接触状態を検知して制御手段に検知結果を出力する検知手段をさらに備えるように経路表示装置を構成してもよい。そして、検知手段がユーザの接触を検知している間、スクロールを行い、検知手段がユーザの離脱を検知した際は、スクロールを停止状態にし、再び検知手段がユーザの接触を検知した際は、スクロールを再開するようになっていてもよい。
このようになっていれば、ユーザは、スクロールを停止しようと考えた場合には表示面に触れることをやめ、スクロールを再開しようと考えた場合には表示面を触れればよい。つまり、スクロールを簡易に制御することができる。
ところで、伝達手段は、ソレノイドやモータ等の振動機能を有するものであるとよい(請求項3)。または、電熱コイルや電熱シート等の発熱機能(温感提示機能)を有するものであってもよい(請求項4)。
このような機能を有する伝達手段であれば、経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達したことを、ユーザは容易に知ることができる。
また、伝達手段は、検知手段と共に表示手段と一体的に構成されていてもよい。その場合は、表示手段の表示面に対するユーザの接触状態を検知可能に構成され、伝達手段は、表示手段の表示面に対して上述した機能を発揮するものであるとよい(請求項5)。
また、伝達手段は、検知手段と共に表示手段と一体的に構成されていてもよい。その場合は、表示手段の表示面に対するユーザの接触状態を検知可能に構成され、伝達手段は、表示手段の表示面に対して上述した機能を発揮するものであるとよい(請求項5)。
このようになっていれば、ユーザは表示手段を見ながら直感的にスクロール指示を出すことができる。そして、経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達したことをその指示動作の続きで認識することができる(つまり、表示手段の表示面を触れた指が振動等を感じる)。
なお、このようなスクロールの制御を行うことができる表示面の場所は表示面内で限定されていてもよい。例えば、請求項6に記載のように、表示手段の表示面のうち、移動点が表示されている位置がユーザによって触られていることを検知手段が検知しているときに限り、スクロールを行うようになっていてもよい。
このようになっていれば、誤って表示手段の表示面に触れた場合に誤動作することを軽減することができる。また、ユーザの接触部位(例えば指)と移動点とが重なってはじめてスクロールを開始するため、「移動点に触れることによって移動点が移動(スクロール)を開始し、経路関連情報の存在する地点に移動点が到達した結果、移動点が振動する」というようにユーザが感じることができ、ユーザの操作(移動点を動かす操作)と経路関連情報の存在報知との間の一体性が増し、ユーザの操作感を向上させることができる。
また、上述したものとは異なり、ユーザによって表示手段の表示面が触られたことを検知手段が検知すると、その検知位置又はその近傍に基準位置を移動してスクロールを行うようになっていてもよい(請求項7)。
このようになっていれば、ユーザの接触部位と移動点とが一致していなくても、ユーザの接触部位(例えば指)と移動点とが重なった状態でスクロールがなされる。つまり、ユーザが移動点を特定しなくてもよいため、ユーザの操作感を向上させることができる。
また、請求項8に記載のように、現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段を備えるように経路表示装置を構成してもよい。そして、ユーザの接触部位が表示手段の表示面から離れたことを検知手段が検知した際は、スクロールを停止状態にし、所定時間内に再びユーザによって表示手段の表示面が触れられたことを検知手段が検知した場合には、スクロールを停止状態の続きから再開し、一方、所定時間内に再びユーザによって表示手段の表示面が触れられたことを検知手段が検知しなかった場合には、現在位置情報取得手段によって取得される現在位置に基づいて特定される現在位置を示す情報を表示手段に表示させるようになっていてもよい。ここで言う所定時間というのは、ユーザにオンルートスクロール機能を利用する意志がないのであろうと推定することができる程度の時間であり、例えば、10秒〜30秒程度の時間が考えられる(ただし、車両走行中は、時間の経過を一時的に停止するようになっているとよい)。
このようになっていれば、ユーザがオンルートスクロールの停止を明示的に指示しなくても、表示手段の表示内容を、現在位置を把握可能な表示内容に変更することができる。また、一時的に何らかの理由でユーザが表示手段の表示面から指を離したとしても、所定時間内に再度表示面を触れれば、続けてスクロールを再開することができるため、オンルートスクロールを再度初めから実行させる煩わしさを生じさせにくい。
ところで、スクロール中に経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達した際には、スクロールを一時停止状態にし、再度、ユーザによる表示手段に対する接触動作を検知手段が検知すると、スクロールを一時停止状態から再開するようになっているとよい(請求項9)。
このようになっていれば、ユーザは経路関連情報の存在を認識した後、その位置を記憶したり、その内容を確認したりすることを、余裕をもって行うことができる。
ところで、検知手段と伝達手段と表示手段とは別体に構成されていてもよい。そして、その場合は伝達手段の伝達機能が検知手段を介してユーザに伝わるように構成されているとよい(請求項10)。ここで言う「伝達手段の伝達機能が検知手段を介してユーザに伝わる」というのは、例えば、伝達手段が振動機能を有するものである場合、その振動が、伝達手段から直接検知手段へ、又は伝達手段から他の物体を通して間接的に検知手段へ伝わることにより、結果として検知手段に触れているユーザが振動を認識することができることを意味している。
ところで、検知手段と伝達手段と表示手段とは別体に構成されていてもよい。そして、その場合は伝達手段の伝達機能が検知手段を介してユーザに伝わるように構成されているとよい(請求項10)。ここで言う「伝達手段の伝達機能が検知手段を介してユーザに伝わる」というのは、例えば、伝達手段が振動機能を有するものである場合、その振動が、伝達手段から直接検知手段へ、又は伝達手段から他の物体を通して間接的に検知手段へ伝わることにより、結果として検知手段に触れているユーザが振動を認識することができることを意味している。
このようになっていても、ユーザは、オンルートスクロール中、経路関連情報が存在する地点に仮想的な移動点が到達したことを、表示手段を見なくても体性感覚によって認識することができる。そして、ユーザは、スクロールを停止しようと考えた場合には検知手段に触れることをやめ、スクロールを再開しようと考えた場合には検知手段を触れればよいため、スクロールを簡易に制御することもできる。
なお、このように検知手段と伝達手段と表示手段とが別体に構成されている場合にも、請求項11に記載のように、現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段を備えるように経路表示装置を構成してもよい。そして、ユーザの接触部位が検知手段から離れたことを検知手段が検知した際は、スクロールを停止状態にし、所定時間内に再びユーザによって触られたことを検知手段が検知した場合には、スクロールを停止状態の続きから再開し、一方、所定時間内に再びユーザによる接触を検知手段が検知しなかった場合には、現在位置情報取得手段によって取得される現在位置に基づいて特定される現在位置を示す情報を表示手段に表示させるようになっていてもよい。ここで言う所定時間というのは、上述した通りである。
このようになっていれば、上述した請求項8に記載の経路表示装置と同様の効果を奏する。
また、請求項12に記載のように、スクロール中に経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達した際には、スクロールを一時停止状態にし、再度、ユーザによる(検知手段に対する)接触動作を検知手段が検知すると、スクロールを一時停止状態から再開するようになっているとよい。
また、請求項12に記載のように、スクロール中に経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達した際には、スクロールを一時停止状態にし、再度、ユーザによる(検知手段に対する)接触動作を検知手段が検知すると、スクロールを一時停止状態から再開するようになっているとよい。
このようになっていれば、上述した請求項9に記載の経路表示装置と同様の効果を奏する。
ところで、移動点の位置が明示された経路図であって経路の全体を示す経路図を、スクロールさせて表示させる経路図に重ねて表示手段に表示させるようになっているとよい。そして、その全体を示す経路図の表示位置は、スクロールさせて表示させる経路図中の経路オブジェクト以外の場所であるとよい(請求項13)。なお、ここで言う「経路オブジェクト」というのは、経路自体を示すオブジェクトであり、具体的には経路を構成する曲線や交差点を示す図形等を意味する。
ところで、移動点の位置が明示された経路図であって経路の全体を示す経路図を、スクロールさせて表示させる経路図に重ねて表示手段に表示させるようになっているとよい。そして、その全体を示す経路図の表示位置は、スクロールさせて表示させる経路図中の経路オブジェクト以外の場所であるとよい(請求項13)。なお、ここで言う「経路オブジェクト」というのは、経路自体を示すオブジェクトであり、具体的には経路を構成する曲線や交差点を示す図形等を意味する。
このようになっていれば、現在、全経路中のどの地点をオンルートスクロールしているのかをユーザが容易に把握することができる。そして、オンルートスクロール中(又は一時停止中)の経路図における経路オブジェクトが視認できなくなることもない。したがって、結果としてユーザの認識負担を軽減でき、使い勝手が向上する。
また、スクロール中に経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達した際には、その経路関連情報を、スクロールさせて表示させる経路図に重ねて表示手段に表示させるようになっているとよい(請求項14)。
このようになっていれば、経路関連情報の存在有無に加え、経路関連情報の中身をユーザは視認することができる。
また、制御手段は、時間情報を時刻として表示させるか、現在時刻からの相対時間として表示させるかを示す表示設定情報を変更可能な状態で記憶しており、経路関連情報に時間情報が含まれる場合には、その表示設定情報に基づいて選択して表示手段に表示させるようになっているとよい。(請求項15)。ここで言う「時刻として表示させる」というのは、例えば、移動点が存在する地点に到達する予想時間を「13時15分」と表示させることを意味し、現在時刻からの相対時間として表示させる」というのは、上記例の場合に予想時間「15分後」と表示させることを意味する。
また、制御手段は、時間情報を時刻として表示させるか、現在時刻からの相対時間として表示させるかを示す表示設定情報を変更可能な状態で記憶しており、経路関連情報に時間情報が含まれる場合には、その表示設定情報に基づいて選択して表示手段に表示させるようになっているとよい。(請求項15)。ここで言う「時刻として表示させる」というのは、例えば、移動点が存在する地点に到達する予想時間を「13時15分」と表示させることを意味し、現在時刻からの相対時間として表示させる」というのは、上記例の場合に予想時間「15分後」と表示させることを意味する。
このようになっていれば、表示設定情報をユーザの意志によって予め設定しておくことにより、経路関連情報に含まれる時間情報をユーザが素早く認識できたり、正確に認識することが可能となる。
ところで、スクロール中に経路図の表示形式(例えば縮尺の大小や、2D表示,3D表示等の表示手法)を変更したいとユーザが考える場合がある。その場合、一旦、スクロールを停止させた後、表示形式をユーザから受け付け、その後、受け付けた表示形式に変更するようになっていてもよいが、請求項16に記載の経路表示装置のように、ボタンオブジェクトを表示手段に表示させ、スクロール中にボタンオブジェクトがユーザによって触れられたことを検知すると、スクロールさせて表示させる経路図の表示形式を所定のものに変更し、変更を完了するとスクロールを続行するようになっているとよい。なお、スクロール開始時に検知したユーザの接触は変化していない(つまり、引き続き表示面が触れられている)ことが、スクロール続行の条件であることは言うまでもない。ここで言う「所定のもの」というのは、拡大表示、縮小表示、2D表示、3D表示等を意味する。
このようになっていれば、ユーザはスクロールを続けながら、スクロールさせて表示させている経路図の表示形式を所定のものに変更することができ、より経路に関する情報を、適切な(見やすい)表示状態で得ることができる。
なお、請求項17に記載のように、スクロール中にユーザによって表示手段の表示面に対してタッピングがなされたことを検知すると、スクロールさせて表示させる経路図の表示形式を所定のものに変更するようになっていてもよい。ここで言うタッピングというのは、連続して複数回(例えば2回)、タッチすることを意味する。ここで言う「所定のもの」というのは、拡大表示、縮小表示、2D表示、3D表示等を意味する。
このようになっていれば、スクロール中に容易に経路図の表示形式を所定のものに変更することができる。
なお、上述した請求項10〜請求項12に記載の経路表示装置については、請求項18に記載のように、制御手段は、スクロール中に、当該スクロールの契機となった検知手段の接触検知部位においてタッピングがなされたことを検知手段が検知すると、スクロールさせて表示させる経路図の表示形式を所定のものに変更するようになっているとよい。ここで言う「所定のもの」というのは、拡大表示、縮小表示、2D表示、3D表示等を意味する。
なお、上述した請求項10〜請求項12に記載の経路表示装置については、請求項18に記載のように、制御手段は、スクロール中に、当該スクロールの契機となった検知手段の接触検知部位においてタッピングがなされたことを検知手段が検知すると、スクロールさせて表示させる経路図の表示形式を所定のものに変更するようになっているとよい。ここで言う「所定のもの」というのは、拡大表示、縮小表示、2D表示、3D表示等を意味する。
このようになっていても、スクロール中に容易に経路図の表示形式を所定のものに変更することができる。
ところで、経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達したことを、伝達手段を機能させてユーザに伝達させる際、伝達手段の動作強度を経路関連情報の種類に応じて変更するようになっているとよい(請求項19)。例えば、ユーザが比較的注意すべき種類の経路関連情報であった場合には伝達手段を相対的に強く動作させ、ユーザがそれほど注意すべき種類の経路関連情報でなかった場合には伝達手段を相対的に弱く動作させることである。
ところで、経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達したことを、伝達手段を機能させてユーザに伝達させる際、伝達手段の動作強度を経路関連情報の種類に応じて変更するようになっているとよい(請求項19)。例えば、ユーザが比較的注意すべき種類の経路関連情報であった場合には伝達手段を相対的に強く動作させ、ユーザがそれほど注意すべき種類の経路関連情報でなかった場合には伝達手段を相対的に弱く動作させることである。
このようになっていれば、ユーザは伝達手段から得られる感覚によって経路関連情報の種類がわかるため、経路関連情報の種類を経路関連情報の確認前に知ることができる。
また、請求項20に記載の経路表示装置のように、さらに、音声出力手段を備え、スクロール中に経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達した際、その経路関連情報を、音声出力手段によっても出力させるようになっているとよい。
また、請求項20に記載の経路表示装置のように、さらに、音声出力手段を備え、スクロール中に経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達した際、その経路関連情報を、音声出力手段によっても出力させるようになっているとよい。
このようになっていれば、経路関連情報を認識するためにユーザは必ずしも表示手段を視認しなくてもよくなる。また、表示手段を視認することに加え、音声出力手段から出力される音声を聞けば、視覚と聴覚という2つの種類の感覚器官によって経路関連情報を認識することになるため、ユーザは経路関連情報をより確実に認識することができる。
ところで、伝達手段は、表示手段とは別体に構成され、車両のステアリングを振動又は移動させるものであってもよい(請求項21)。
このようになっていれば、ユーザはステアリングに両手を添えた状態で、経路関連情報が存在する地点に仮想的な移動点が到達したことを認識することができる。
このようになっていれば、ユーザはステアリングに両手を添えた状態で、経路関連情報が存在する地点に仮想的な移動点が到達したことを認識することができる。
また、上述した制御手段としての機能をプログラムによって実現してもよい(請求項22)。このようなプログラムを、経路表示装置が内蔵するコンピュータに実行させれば、上述した経路表示装置と同様の作用及び効果が得られる。また、プログラムはネットワーク等を用いて流通させることも可能である上、経路表示装置におけるプログラムの入れ替えは、部品の入れ替えに比較して容易である。したがって、経路表示装置の機能向上を容易に行うことができる。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
図1は、本発明の経路表示装置の機能が組み込まれたナビゲーション装置20の概略構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の経路表示装置の機能が組み込まれたナビゲーション装置20の概略構成を示すブロック図である。
ナビゲーション装置20は車両に搭載され、車両の現在位置を検出する位置検出器21と、利用者からの各種指示を入力するための操作スイッチ群22と、操作スイッチ群22と同様に各種指示を入力可能であってナビゲーション装置20とは別体となったリモートコントロール端末(以下、リモコンと称す)23aと、リモコン23aからの信号を入力するリモコンセンサ23bと、パケット通信網等に接続して外部と通信を行う外部通信機24と、地図データや音声データ等が記録された地図記憶媒体からデータを入力する地図データ入力器25と、地図や各種情報の表示を行うための表示部26と、各種のガイド音声等を出力するための音声出力部27と、利用者が発話した音声に基づく電気信号を出力するマイクロフォン28と、上述した位置検出器21,操作スイッチ群22,リモコンセンサ23b,外部通信機24,地図データ入力器25,マイクロフォン28からの入力に応じて各種処理を実行し、外部通信機24,表示部26,音声出力部27を制御する制御部29とを備えている。
位置検出器21は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波を図示しないGPSアンテナを介して受信してその受信信号を出力するGPS受信機21aと、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロスコープ21bと、車両の前後方向の加速度等から走行した距離を検出するための距離センサ21cとを備えている。そして、これら各センサ等21a〜21cからの出力信号に基づいて制御部29が、車両の位置,方位,速度等を算出する。なお、GPS受信機21aからの出力信号に基づいて現在位置を求める方式は様々な方式があるが、単独測位方式、相対測位方式の何れであってもよい。
操作スイッチ群22は、メカニカルなキースイッチ等から構成される。操作スイッチ群22は、ユーザからの様々な操作指令を受け付け、その受け付けた指令を制御部29へ指令信号として出力するようになっている。
リモコン23aは、複数のボタンから構成されており、何れかのボタンが押下されるとそのボタンの種類に応じた信号が赤外線等の近距離無線通信を介してリモコンセンサ23bに届くように構成されている。
リモコンセンサ23bは、リモコン23aから送られる信号を受信し、受信した信号を制御部29へ出力するようになっている。
外部通信機24は、路側に設置された光ビーコンや電波ビーコン等を介してVICSの情報センタから事故情報や渋滞情報等を取得する。なお、事故情報や渋滞情報は特許請求の範囲で言うところの「経路関連情報」の一つに相当する。
外部通信機24は、路側に設置された光ビーコンや電波ビーコン等を介してVICSの情報センタから事故情報や渋滞情報等を取得する。なお、事故情報や渋滞情報は特許請求の範囲で言うところの「経路関連情報」の一つに相当する。
地図データ入力器25は、図示しない地図データ記憶媒体(例えばハードディスクやDVD−ROM等)に記憶された各種データを入力するための装置である。地図データ記憶媒体には、地図データ(ノードデータ、リンクデータ、コストデータ、背景データ、道路データ、名称データ、マークデータ、交差点データ、施設のデータ等)、案内用の音声データ、音声認識データ等が記憶されている。なお、地図データ記憶媒体からこれらのデータを入力する代わりに、通信ネットワークを介してこれらのデータを入力するようになっていてもよい。なお、ノードデータ、リンクデータ、道路データ等は特許請求の範囲で言うところの「経路情報」に相当し、名称データ、交差点データ、施設データ等は特許請求の範囲で言うところの「経路関連情報」の一つに相当する。
表示部26は、液晶ディスプレイ,有機ELディスプレイ等からなり、位置検出器21にて検出した車両の現在位置と地図データ入力器25より入力された地図データとから特定した現在地を示すマーク、目的地までの誘導経路、名称、目印、各種施設のマーク等の付加データとを重ねて表示することができる。また、施設のガイド等も表示できる。
音声出力部27は、地図データ入力器25より入力した施設のガイドや各種案内の音声を出力することができる。
マイクロフォン28は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を制御部29に出力するものである。利用者はこのマイクロフォン28に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置20を操作することができる。
マイクロフォン28は、利用者が音声を入力(発話)するとその入力した音声に基づく電気信号(音声信号)を制御部29に出力するものである。利用者はこのマイクロフォン28に様々な音声を入力することにより、ナビゲーション装置20を操作することができる。
体感器31は、ソレノイドやモータ等の振動機能を有する部品から構成され、制御部29からの指令によってユーザが体感可能な程度に振動する。
検知器32は、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式等のセンサにより、ユーザが検知器32に触れたこと、及び、離れたことを検知することができる。
検知器32は、感圧方式,電磁誘導方式,静電容量方式等のセンサにより、ユーザが検知器32に触れたこと、及び、離れたことを検知することができる。
制御部29は、CPU,ROM,RAM,SRAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。例えば、位置検出器21からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図等を表示部26に表示する現在地表示処理や、地図データ入力器25に格納された地図データと、操作スイッチ群22やリモコン23a等の操作に従って設定された目的地とに基づいて現在位置から目的地までの最適な経路を算出する経路算出処理や、その算出した経路を表示部26に表示させたり音声出力部27に音声として出力させることにより経路を案内する経路案内処理等を実行する。
次に、表示部26について、図2を用いて詳細に説明する。図2(a)は、表示部26の斜視図である。図2(a)に示すように、表示部26の外観は、一般的なナビゲーション装置において広く利用されている表示部と同様であり、ユーザの視認方向から見れば、透過性を有する検知器32と、積層一体形成された液晶パネル26aとが広い面積を占めている。
図2(b)は、図2(a)において破線で示す切断面Aによって表示部26を切断した断面図である。図2(b)に示すように、ユーザ側に板状の検知器32が配置され、ユーザが指で触れた操作をその位置と共に検知することができるようになっている。そして、その検知器32のユーザ側と反対側の面には、同じく板状の液晶パネル26aが密着して配置されている。そして、検知器32と反対側の面の液晶パネル26aには導光板26bが配置されている。導光板26bは、上端と下端に配置された光源26cから発せられた光を導き、ユーザに液晶パネル26aが発光しているように見せるようになっている。なお、導光板26bのユーザ側と反対側には、体感器31が等間隔で複数配置されており、各体感器31は、制御部29からの指令により個別に動作するようになっている。
[動作の説明]
次に、制御部29が実行する処理のうち、本発明に関連する処理であるオンルートスクロール処理について図3のフローチャートを用いて説明する。オンルートスクロール処理以外の処理(例えば、現在地表示処理や経路算出処理や経路案内処理等)については、広く知られた一般的な処理であるため説明を省略する。
次に、制御部29が実行する処理のうち、本発明に関連する処理であるオンルートスクロール処理について図3のフローチャートを用いて説明する。オンルートスクロール処理以外の処理(例えば、現在地表示処理や経路算出処理や経路案内処理等)については、広く知られた一般的な処理であるため説明を省略する。
オンルートスクロール処理の実行が開始されるのは、操作スイッチ群22、リモコンセンサ23b、又は検知器32がオンルートスクロール処理を意味する指令をユーザから受け付けた際である。ユーザの視点で言えば、目的地への出発前に全走行ルートを確認したい際や、経路案内中に走行ルートを確認したい際である。なお、オンルートスクロール処理が開始されるためには、既に目的地が設定されておりその目的地までの経路が算出されていることが前提である。
制御部29は、オンルートスクロール処理の実行を開始すると、まず、表示部26に検知器32に触れる旨を表示する(S100)。本実施例では検知器32と表示部26とが一体になっているため、例えば「ディスプレイに触れるとオンルートスクロールを開始します」というメッセージを表示部26に表示させる。なお、以下の説明においては、検知器32に対する接触操作と表示部26に対する接触操作とを、相互に同じことを意味しているものとして記載する。
続いて、制御部29は、ユーザによって検知器32が触れられ、検知器32が検知状態にあるか否かを判定する(S105)。検知器32は検知状態にあると判定した場合は(S105:Yes)、S110へ処理を移行し、検知器32は検知状態にないと判定した場合は(S105:No)、検知状態になるまで本ステップにとどまる。
検知状態にあると判定した場合に進むS110では、検知器32上のユーザによって操作された位置を検出する。そして、オンルートスクロールを開始する(S115)。オンルートスクロールというのは、経路上を移動する点(移動点)を表示面上の基準点に一致させた地図をスクロールさせるものであるが、本実施形態ではS110で検出した位置に基準点を移動した後に、オンルートスクロールを開始するようになっている。なお、移動点の経路上における初期位置は、出発地点(本オンルートスクロール処理が目的地への出発前に全走行ルートを事前に確認する旨を意味する指令を受け付けたことによって開始された場合)、又は、現在地点(本オンルートスクロール処理が経路案内中に走行ルートを確認する旨の指令を受け付けたことによって開始された場合)、又は、オンルートスクロール停止時の地点(オンルートスクロールを一旦停止していた場合)である。
続くS120では、表示変更指示があったか否かを判定する。ここで言う表示変更指示というのは、ユーザが操作スイッチ群22やリモコン23aや検知器32を操作することによってなされるものであり、スクロールさせる地図の縮尺を大きくしたりする指示や、小さくしたりする指示や、地図を2D形式によって表示する指示や、地図を3D形式によって表示する指示を意味する。このS120において、表示変更指示があったと判定した場合は(S120:Yes)、S125へ処理を移行し、表示変更指示が無かったと判定した場合は(S120:No)、S135へ処理を移行する。
表示変更指示があったと判定した場合に進むS125では、表示変更指示に応じて地図の表示を変更する。そして、変更した旨を報知する(S130)。この報知は、表示部26に「縮尺を大きくしました」というメッセージや「2D形式に変更しました」というメッセージを表示させると共に、同様のメッセージを音声出力部27から出力させることによって行う。そして、変更した旨を報知した後は、上述したS120へ処理を戻す。
一方、表示変更指示がなかったと判定した場合に進むS135では、検知器32は未検知状態になったか否かを判定する。つまり、ユーザが検知器32を触れることをやめたか否かを判定する。検知器32は未検知状態にあると判定した場合は(S135:Yes)、S140へ処理を移行し、検知器32は検知状態のままであると判定した場合は(S135:No)、S145へ処理を移行する。
検知器32は未検知状態にあると判定した場合に進むS140では、オンルートスクロールを一旦停止し、上述したS105へ処理を戻す。
一方、検知器32は検知状態のままであると判定した場合に進むS145では、移動点が目的地に到達したか否かを判定する。移動点は目的地に到達したと判定した場合は(S145:Yes)、S150へ処理を移行し、移動点は目的地に到達していないと判定した場合は(S145:No)、S155へ処理を移行する。
一方、検知器32は検知状態のままであると判定した場合に進むS145では、移動点が目的地に到達したか否かを判定する。移動点は目的地に到達したと判定した場合は(S145:Yes)、S150へ処理を移行し、移動点は目的地に到達していないと判定した場合は(S145:No)、S155へ処理を移行する。
移動点は目的地に到達したと判定した場合に進むS150では、オンルートスクロールを停止し、本処理(オンルートスクロール処理)の実行を終了する。
一方、移動点は目的地に到達していないと判定した場合に進むS155では、移動点が報知ポイントに到達したか否かを判定する。ここで言う報知ポイントというのは、経路関連情報、すなわち、経路案内情報(右左折地点情報,踏切情報,合流地点情報,分岐点情報)、交通情報(渋滞情報、規制情報、事故情報)、観光・施設情報(パーキングエリア情報,サービスエリア情報,コンビニエンスストア情報,観光スポット情報)、イベント情報(祭り情報,博覧会情報,スポーツイベントの開催情報)等を報知するポイントである。なお、これらの情報は、地図データ入力器25を介して地図データ記憶媒体から取得したり、外部通信機24を介して情報センタから取得する。また、上述した情報のうち、交通情報、観光・施設情報及びイベント情報については、経路上の情報だけでなく経路から所定距離内に地点における情報も対象としている。
一方、移動点は目的地に到達していないと判定した場合に進むS155では、移動点が報知ポイントに到達したか否かを判定する。ここで言う報知ポイントというのは、経路関連情報、すなわち、経路案内情報(右左折地点情報,踏切情報,合流地点情報,分岐点情報)、交通情報(渋滞情報、規制情報、事故情報)、観光・施設情報(パーキングエリア情報,サービスエリア情報,コンビニエンスストア情報,観光スポット情報)、イベント情報(祭り情報,博覧会情報,スポーツイベントの開催情報)等を報知するポイントである。なお、これらの情報は、地図データ入力器25を介して地図データ記憶媒体から取得したり、外部通信機24を介して情報センタから取得する。また、上述した情報のうち、交通情報、観光・施設情報及びイベント情報については、経路上の情報だけでなく経路から所定距離内に地点における情報も対象としている。
S155において、移動点は報知ポイントに到達したと判定した場合は(S155:Yes)、S160へ処理を移行し、移動点は報知ポイントに到達していないと判定した場合は(S155:No)、上述したS120へ処理を戻す。
移動点は報知ポイントに到達したと判定した場合に進むS160では、オンルートスクロールを一旦停止する。そして、報知ポイントに対応する経路関連情報の種類に応じて体感器31を作動させる(S165)。なお、複数ある体感器31のうち、S110で検出した位置に最も近い体感器31を作動させる。また、「種類」というのは、例えば経路案内情報の重要度によって分けたものであってもよいし、経路関連情報自体の種別(経路案内情報,交通情報,観光・施設情報,イベント情報等)によって分けたものであってもよい。また、「経路関連情報の種類に応じて」というのは、例えば、経路関連情報の重要度が相対的に低いものであった場合には体感器31を相対的に弱く動作させたり動作時間を短くしたりし、一方、経路関連情報の重要度が相対的に高いものであった場合には体感器31を相対的に強く動作させたり動作時間を長くしたりする。また、他の例としては、経路関連情報が経路案内情報であった場合には体感器31を相対的に強く動作させたり動作時間を長くしたりし、経路関連情報がイベント情報であった場合には体感器31を相対的に弱く動作させたり動作時間を短くしたりする。このようになっていれば、ユーザは体感器31から得られる感覚によって経路関連情報の種類がわかるため、経路関連情報の種類を経路関連情報の確認前に知ることができる。
続くS170では、経路関連情報を表示部26に表示させると共に同内容を音声出力部27に音声出力させる。その後、上述したS105へ処理を戻す。
以上、オンルートスクロール処理をフローチャートを用いて説明したが、次に、表示部26に表示される経路図においてオンルートスクロールが行われる様子を示す。なお、以下の説明のうち、(1)〜(4)は目的地への出発前に全走行ルートをユーザが確認する場合のものであり、(5)は経路案内中にユーザがオンルートスクロールを実行させた場合のものである。
以上、オンルートスクロール処理をフローチャートを用いて説明したが、次に、表示部26に表示される経路図においてオンルートスクロールが行われる様子を示す。なお、以下の説明のうち、(1)〜(4)は目的地への出発前に全走行ルートをユーザが確認する場合のものであり、(5)は経路案内中にユーザがオンルートスクロールを実行させた場合のものである。
(1)触られた位置は何れでもよく、その位置に基準点が移動する場合
図4(a)に示す経路図301は、オンルートスクロール開始前の状態である(図3のS100に対応)。図4(a)に示すように経路図301には、経路Aと、報知ポイントBと、自車位置マークC(上述した移動点に対応)と、経路の全体を示す全体経路図Dと、「ディスプレイの触れるとオンルートスクロールを開始します」というメッセージ303とが描かれている。なお、全体経路図Dでは、「S」が出発地点であり、「G」が目的地点であり、これらをつなぐ曲線が経路であり、この曲線の途中の点が移動点である。
図4(a)に示す経路図301は、オンルートスクロール開始前の状態である(図3のS100に対応)。図4(a)に示すように経路図301には、経路Aと、報知ポイントBと、自車位置マークC(上述した移動点に対応)と、経路の全体を示す全体経路図Dと、「ディスプレイの触れるとオンルートスクロールを開始します」というメッセージ303とが描かれている。なお、全体経路図Dでは、「S」が出発地点であり、「G」が目的地点であり、これらをつなぐ曲線が経路であり、この曲線の途中の点が移動点である。
ここで、ユーザが指Eによって表示部26を触れたとする(図4(b)参照)。すると、指Eが触れた位置に基準点が移動し(図示せず)、結果として、図4(c)に示すように、指Eが触れた位置に自車位置マークCが重なるように経路図全体が移動する。なお、その際、全体経路図Dに経路Aがかかることがないように全体経路図Dの表示位置が変更される。このため、オンルートスクロール中(又は一時停止中)の経路図における経路オブジェクトが視認できなくなることもない。
その後、オンルートスクロールが開始され、自車位置マークCが報知ポイントBに到達すると、図4(d)に示すように、指Eの位置に対応する(液晶パネル26aや導光板26bを挟んだ指Eの反対側に位置する)体感器31が作動し、指Eに振動を伝える。また、経路図331の上端に経路関連情報333が表示される。
このようにユーザの指が触れた位置に基準点が移動することにより、ユーザの指と自車位置マークCとが重なった状態でスクロールがなされる。したがって、ユーザから見れば「指で触れている自車位置マークCが移動(スクロール)を開始し、経路関連情報の存在する地点に自車位置マークCが到達したため、自車位置マークCが振動する」というように感じることができ、ユーザの操作(自車位置マークCを動かす操作)と経路関連情報の存在報知との間の一体性が増し、ユーザの操作感を向上させることができる。しかも、表示部26の表示面のどこを触っても自車位置マークCがその位置に移動されてスクロールが開始されるため、スクロール開始時のユーザの負担が少ない。
(2)触れられた位置は何れでもよく、基準点は固定されている場合
上述した説明では、S110で検出した位置に基準点を移動させた後に、オンルートスクロールを開始するようになっていたが、基準点を移動させなくてもよい。例えば、検知器32が検知状態になったらS110で検出した位置に基準点を移動させることなく、所定の位置(例えば表示部26の表示面の中央)に基準点を固定しておき、オンルートスクロールを開始してもよい。
上述した説明では、S110で検出した位置に基準点を移動させた後に、オンルートスクロールを開始するようになっていたが、基準点を移動させなくてもよい。例えば、検知器32が検知状態になったらS110で検出した位置に基準点を移動させることなく、所定の位置(例えば表示部26の表示面の中央)に基準点を固定しておき、オンルートスクロールを開始してもよい。
以下、この場合の表示部26に表示される経路図の実例を図5を用いて説明する。図5(a)に示す経路図401は、オンルートスクロール開始直後の状態である(図3のS115に対応)。図5(a)に示すように経路図401には、経路Aと、報知ポイントBと、自車位置マークC(上述した移動点に対応)と、経路の全体を示す全体経路図Dとが描かれている。しかし、図4の場合と異なり、基準点を移動させずにオンルートスクロールを行うようになっている。
オンルートスクロールが進み、自車位置マークCが報知ポイントBに到達すると、図5(b)に示すように、指Eの位置に対応する(液晶パネル26aや導光板26bを挟んだ指Eの反対側に位置する)体感器31が作動し、指Eに振動を伝える。また、経路図411の上端に経路関連情報413が表示される。そして、ユーザが表示部26を触り続ければ、図5(c)に示すように、自車位置マークCが報知ポイントBを通過した後もオンルートスクロールが引き続き実行される。
このように、上述した(1)の場合と異なり、基準点は移動しないようになっていてもよい。基準点が移動しなければ、ユーザによって表示部26の表示面の隅が触れられた場合でも、自車位置マークCが表示面の隅に移動しないため、自車位置マークCの付近の様子がわかりやすい。
(3)触れられた位置が基準点でないとスクロールしない場合
また、上述した2つの場合と異なり、基準点がユーザによって触れられている場合にのみオンルートスクロールを行うようになっていてもよい。つまり、図6に示すオンルートスクロール処理のフローチャートのように、オンルートスクロール処理開始後、まず、自車位置マークに触れる旨を表示部26に表示させる(S100a)。そして、続くS105aにおいて、自車位置マークがユーザによって触れられたか否かを判定する。自車位置マークがユーザによって触れられていると判定した場合は(S105a:Yes)、S115へ処理を移行し、自車位置マークに触れられていないと判定した場合は(S105:No)、自車位置マークがユーザによって触れられるまで本ステップにとどまる。
また、上述した2つの場合と異なり、基準点がユーザによって触れられている場合にのみオンルートスクロールを行うようになっていてもよい。つまり、図6に示すオンルートスクロール処理のフローチャートのように、オンルートスクロール処理開始後、まず、自車位置マークに触れる旨を表示部26に表示させる(S100a)。そして、続くS105aにおいて、自車位置マークがユーザによって触れられたか否かを判定する。自車位置マークがユーザによって触れられていると判定した場合は(S105a:Yes)、S115へ処理を移行し、自車位置マークに触れられていないと判定した場合は(S105:No)、自車位置マークがユーザによって触れられるまで本ステップにとどまる。
自車位置マークがユーザによって触れられていると判定した場合に進むS115では、オンルートスクロールを開始する。このステップ以降の処理は上述したものと同じであるため説明を省略する。
次に、このように、触れられた位置が基準点であったときに限りオンルートスクロールを開始するようになっている場合において、表示部26に表示される経路図の実例を図7を用いて説明する。図7(a)に示す経路図501は、オンルートスクロール開始直後の状態である。図7(a)に示すように経路図501には、経路Aと、報知ポイントBと、自車位置マークC(上述した移動点に対応)と、経路の全体を示す全体経路図Dとが描かれている。なお、指Eの先端が自車位置マークCを触れていることが確認できる。
オンルートスクロールが進み、自車位置マークCが報知ポイントBに到達すると、図7(b)に示すように、指Eの位置に対応する(液晶パネル26aや導光板26bを挟んだ指Eの反対側に位置する)体感器31が作動し、指Eに振動を伝える。また、経路図511の上端に経路関連情報513が表示される。なお、表示されている情報としては、「○○付近で事故発生です」という情報に加え、時間情報として「到着予定18:15頃」という情報も表示されている。したがって、ユーザは事故発生地点に到着する時刻が18:15頃ということを事前に把握することができる。なお、この時間情報の表示は、本例のように時刻として表示させるか、又は現在時刻からの相対時間として表示させるかを、予めユーザの操作により表示設定情報として制御部29に記憶させておくとよい。そして、経路関連情報に時刻情報が含まれていた場合には、記憶させておいた表示設定情報にしたがい、時刻として表示させるか、現在時刻からの相対時間として表示させるかを選択するようになっているとよい。このようになっていれば、ユーザがより早く、正確に時刻情報を認識することができる。
その後、ユーザが表示部26を触り続ければ、図7(c)に示すように、自車位置マークCが報知ポイントBを通過した後もオンルートスクロールが引き続き実行される。
このように、触れられた位置が基準点であったときに限りオンルートスクロールを開始するようになっていれば、誤って表示部26の表示面を触れてしまった場合にオンルートスクロールが実行されてしまうということがなくなる。したがって、本例は表示部26の周りにメカニカルなキースイッチが配置されているような場合に適していると言える。
このように、触れられた位置が基準点であったときに限りオンルートスクロールを開始するようになっていれば、誤って表示部26の表示面を触れてしまった場合にオンルートスクロールが実行されてしまうということがなくなる。したがって、本例は表示部26の周りにメカニカルなキースイッチが配置されているような場合に適していると言える。
(4)表示変更指示について
次に、表示変更指示について図8を用いて説明する。これは、上述したオンルートスクロール処理(図3)におけるS120,S125,S130が対応する。
次に、表示変更指示について図8を用いて説明する。これは、上述したオンルートスクロール処理(図3)におけるS120,S125,S130が対応する。
図8(a)に示す経路図601は、指E1(例えば左手の人差し指)が表示部26の表示面に触れていることによってオンルートスクロールがなされている状態のものである。なお、経路図601の下端に縮尺変更ボタン群603が表示されており、図面左側から、縮尺を複数段階(例えば、3段階)小さくするボタン、縮尺を1段階小さくするボタン、縮尺を一段階拡大するボタン及び縮尺を複数段階(例えば、3段階)拡大するボタンが表示されている。そして、図8(a)に示す状態は、指E2(他と手羽左手の中指)が、縮尺変更ボタン群603のうち、縮尺を複数段階拡大するボタンにちょうど触れたときの状態である。すると、制御部29は、その接触動作を検知し(S120:Yes)、そのボタンに対応した縮尺変更を行う(S130)。そして、縮尺の変更を行うと、図8(b)に示すように、経路図611の上端に縮尺を変更した旨のメッセージ613が表示される。そして、E2の位置に対応する(液晶パネル26aや導光板26bを挟んだ指E2の反対側に位置する)体感器31が作動し、指E2に振動を与える。
このように、ユーザはオンルートスクロールを続けながら、スクロールさせて表示させている経路図の表示形式を変更することができる。つまり、適切な(見やすい)表示形式に変えることができ、経路に関する情報をより容易に得ることができる。
なお、上記説明では、縮尺変更の場合について説明したが、経路図を2D表示にするか3D表示にするかを選択できるボタンを表示させ、そのボタンが触れられるとそのボタンに対応する表示形式に経路図が変更されるようになっていてもよい。
(5)経路案内中のオンルートスクロールについて
次に、経路案内中にユーザがオンルートスクロール処理を実行させた場合について図9を用いて説明する。図9に示す経路図701は、移動点が報知ポイントに到達したときのものであり、経路図701には、経路Aと、経路A上の交差点Bと、経路A上に位置し現在の自車位置を示す自車位置マークC1(実線)と、オンルートスクロールにおける移動点である仮想自車位置マークC2(破線)と、経路関連情報703とが描かれている。つまり、ユーザは、現在の自車位置と、オンルートスクロールにおける移動点とを区別して認識することができるようになっている。
次に、経路案内中にユーザがオンルートスクロール処理を実行させた場合について図9を用いて説明する。図9に示す経路図701は、移動点が報知ポイントに到達したときのものであり、経路図701には、経路Aと、経路A上の交差点Bと、経路A上に位置し現在の自車位置を示す自車位置マークC1(実線)と、オンルートスクロールにおける移動点である仮想自車位置マークC2(破線)と、経路関連情報703とが描かれている。つまり、ユーザは、現在の自車位置と、オンルートスクロールにおける移動点とを区別して認識することができるようになっている。
したがって、ユーザは、経路関連情報703を現在の自車位置と対応づけて(どれくらい前方の情報なのかを理解して)把握することができる。
[実施形態の効果]
上述した実施形態によれば、オンルートスクロール中、経路関連情報が存在する地点に仮想的な移動点(自車位置マーク)が到達したことを、ユーザは表示部26を見なくても指先に伝わる振動(体感器31による振動)によって認識することができる。そして、ユーザはそれを認識した後、表示部26を見ることにより、実際に経路関連情報を確認することができる。したがって、ユーザが表示部26を見る時間を最小限に抑えることができる。なお、指先に伝わる振動は雑音が著しい状況でもユーザは確実に認識することができるため、経路関連情報が存在する地点に仮想的な移動点(自車位置マーク)が到達したことは確実に認識することができる。
[実施形態の効果]
上述した実施形態によれば、オンルートスクロール中、経路関連情報が存在する地点に仮想的な移動点(自車位置マーク)が到達したことを、ユーザは表示部26を見なくても指先に伝わる振動(体感器31による振動)によって認識することができる。そして、ユーザはそれを認識した後、表示部26を見ることにより、実際に経路関連情報を確認することができる。したがって、ユーザが表示部26を見る時間を最小限に抑えることができる。なお、指先に伝わる振動は雑音が著しい状況でもユーザは確実に認識することができるため、経路関連情報が存在する地点に仮想的な移動点(自車位置マーク)が到達したことは確実に認識することができる。
また、検知器32が指の接触を検知してスクロールを開始し(図3のS105:Yes,図3のS115)、検知器32が指の離脱を検知した際は(図3のS135:Yes)、スクロールを停止状態にし(図3のS140)、再び検知器32が指の接触を検知した際は(図3のS105:Yes)、スクロールを再開するようになっている(図3のS115)。つまり、ユーザは、スクロールを停止しようと考えた場合には表示部26の表示面に触れることをやめ、スクロールを再開しようと考えた場合には表示部26の表示面を触れればよい。したがって、スクロールを簡易に制御することができる。
また、体感器31は、検知器32と共に表示部26と一体的に構成されているため、ユーザは表示部26を見ながら直感的にスクロールの開始指示を出すことができる。そして、経路関連情報が存在する経路上の位置に移動点が到達したことをその指示動作の続きで認識することができる(つまり、表示部26の表示面を触れた指が振動を感じる)。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、体感器31は、ソレノイドやモータ等の振動機能を有する部品によって構成され、制御部29からの指令によってユーザが体感可能な程度に振動するようになっていたが、振動機能を有する部品の代わりに電熱器等の発熱機能を有する部品から構成されていてもよい。そして、経路関連情報の存在する地点に自車位置マークCが到達したことを、発熱によりユーザへ伝達するようになっていてもよい。このようになっていても、上述した実施形態と同様の効果を奏する。
(1)上記実施形態では、体感器31は、ソレノイドやモータ等の振動機能を有する部品によって構成され、制御部29からの指令によってユーザが体感可能な程度に振動するようになっていたが、振動機能を有する部品の代わりに電熱器等の発熱機能を有する部品から構成されていてもよい。そして、経路関連情報の存在する地点に自車位置マークCが到達したことを、発熱によりユーザへ伝達するようになっていてもよい。このようになっていても、上述した実施形態と同様の効果を奏する。
(2)一定時間、ユーザが指を離した場合には、現在位置の地図を表示してオンルートスクロール処理を終了するようになっていてもよい。つまり、図10のフローチャートに示すようなオンルートスクロール処理を行うようになっているとよい。
制御部29は、S100(図3と同じ)を実行後、S105(図3と同じ)において、検知器32が検知状態にあるか否かを判定し、検知器32は検知状態にあると判定した場合は(S105:Yes)、S110へ処理を移行し、検知器32は検知状態にないと判定した場合は(S105:No)、S107へ処理を移行する。
そして、S107では、検知器32の未検知状態が一定時間(例えば、10秒間)を超えたか否かを判定する。検知器32の未検知状態が一定時間を超えたと判定した場合は(S107:Yes)、S109へ処理を移行し、検知器32の未検知状態が一定時間を超えていないと判定した場合は(S107:No)、上述したS105へ処理を戻す。
検知器32の未検知状態が一定時間を超えたと判定した場合に進むS109では、現在地表示処理(位置検出器21からの信号に基づいて現在位置を特定し、地図データ入力器25を介して読み込んだ現在位置付近の地図に現在位置を示す自車位置マークを重ね、表示部26に表示する処理)を起動する。そして起動した後は、本処理(オンルートスクロール処理)を終了する。
このようになっていれば、ユーザがオンルートスクロール処理の停止を明示的に指示しなくても、オンルートスクロールを一定時間停止させると、最も使用頻度の高いと考えられる現在位置の表示が自動的になされる。したがって、ユーザの使い勝手が良くなるほか、所定時間内であれば、一時的に何らかの理由でユーザが表示手段の表示面から指を離したとしても、再度表示面を触れれば続けてスクロールを再開することができるため、オンルートスクロールを再度初めから実行させる煩わしさも生じにくい。
(3)上述した実施形態では、表示変更は2本目の指によって縮尺変更ボタンを触れることにより行われるようになっていた(図8参照)。その際、誤ったボタンに触れてしまい誤動作することを防止するため、縮尺変更ボタンに対してタッピングがなされた場合にのみ当該縮尺変更ボタンに対する操作入力があったと判定するようになっていてもよい。
また、縮尺変更ボタンを表示させずに、オンルートスクロールを開始させた1本目の指によって表示部26の表示面をタッピングすることによって表示変更を行うようになっていても良い。例えば、表示面を指が触れている状態からタッピングがなされると縮尺を小さくしたり、逆に大きくしたりするようになっていてもよい。また、タッピングの回数によって表示変更を変えてもよい。例えば、2回タッピングされたら縮尺を小さくし、3回タッピングされたら縮尺を大きくする等である。このようになっていれば、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
(4)上述した実施形態では、体感器31と検知器32と表示部26とは一体になっていたが、別体となっていてもよい。例えば、図11(a)に示すようにステアリングに体感器31を据え付けると共に、ステアリングに検知器32またはその一部機能(オンルートスクロールを開始させる指令を受け付ける機能)を設けてもよい。そして、例えば運転者から見て左側に配置された検知器32Lが運転者によってタッピングされると表示形式を切り換え、同じく左側に配置された体感器31Lが切り替え操作の終了を伝達するようになっていてもよい。また、運転者から見て右側に配置された検知器32Rが運転者によって触れられたことを検知するとオンルートスクロールを開始し、同じく右側に配置された体感器31Rが運転者に対して経路関連情報の存在を伝達するようになっていてもよい。
また、体感器31をステアリングの上下機構に組み込み、図11(b)に示すように、体感器31の作動時にステアリングが微小に上下方向に移動(又は振動)をするようになっていてもよい。
また、体感器31を作動ステアリングの調整機構に組み込み、図11(c)に示すように、体感器31の作動時にステアリングの軸がぶれるように微小に移動(又は振動)するようになっていてもよい。また、図11(d)に示すように、体感器31の作動時にステアリングが軸方向に微小に移動(又は振動)するようになっていてもよい。
ここで言う微小の移動(又は振動)とは、ユーザにとって伝達が確実になされてしかも運転操作に支障をきたさない程度の距離の移動(又は振幅の振動)であり、その距離(又は振幅)とは例えば数ミリから数センチ程度が好ましい。
このようになっていれば、ユーザはステアリングから手を離さずに、オンルートスクロールを開始させることができると共に報知ポイントに到達したことを認識することができる。
なお、体感器31や検知器32はステアリングに配置されるのみならず、車室内の様々な場所に配置可能である。例えばオートマチックトランスミッション車であれば、フットレスト部に配置することもできる。また様々な場所に脱着可能な構成にしておけば、ユーザの好みの位置に配置して利用することもできる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態で用いた用語と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。地図データ入力器25及び外部通信機24が情報取得手段に相当し、体感器31が伝達手段に相当し、制御部29が制御手段に相当する。また、表示部26が表示手段に相当し、検知器32が検知手段に相当し、位置検出器21が現在位置情報取得手段に相当する。
上記実施形態で用いた用語と特許請求の範囲に記載の用語との対応を示す。地図データ入力器25及び外部通信機24が情報取得手段に相当し、体感器31が伝達手段に相当し、制御部29が制御手段に相当する。また、表示部26が表示手段に相当し、検知器32が検知手段に相当し、位置検出器21が現在位置情報取得手段に相当する。
20…ナビゲーション装置、21…位置検出器、21a…GPS受信機、21b…ジャイロスコープ、21c…距離センサ、22…操作スイッチ群、23a…リモコン、23b…リモコンセンサ、24…外部通信機、25…地図データ入力器、26…表示部、26a…液晶パネル、26b…導光板、26c…光源、27…音声出力部、28…マイクロフォン、29…制御部、31…体感器、32…検知器。
Claims (22)
- 経路を特定可能な経路情報及び前記経路に関連する経路関連情報を取得する情報取得手段と、
種々の情報を表示する表示手段と、
体性感覚によってユーザに情報を伝達する伝達手段と、
前記情報取得手段により取得された前記経路情報に基づいて特定される経路の一部を経路図によって前記表示手段に表示させ、前記経路上を移動する仮想的な移動点と前記表示手段上の基準位置とを一致させて前記経路図をスクロールさせる制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記スクロール中に前記経路関連情報が存在する経路上の位置に前記移動点が到達した際、その旨を前記伝達手段を機能させてユーザに伝達させること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項1に記載の経路表示装置において、
さらに、ユーザの接触状態を検知して前記制御手段に検知結果を出力する検知手段を備え、
前記制御手段は、前記検知手段がユーザの接触を検知している間、前記スクロールを行い、前記検知手段がユーザの離脱を検知した際は、前記スクロールを停止状態にし、再び前記検知手段がユーザの接触を検知した際は、前記スクロールを再開すること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項2に記載の経路表示装置において、
前記伝達手段は、振動機能を有するものであること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項2に記載の経路表示装置において、
前記伝達手段は、発熱機能を有するものであること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項3又は請求項4に記載の経路表示装置において、
前記表示手段と前記検知手段と前記伝達手段とは一体に構成され、
前記検知手段は、前記表示手段の表示面に対するユーザの接触状態を検知可能に構成され、
前記伝達手段は、前記表示手段の表示面に対して前記機能を発揮するものであること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項5に記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、前記表示手段の表示面のうち、前記移動点が表示されている位置がユーザによって触られていることを前記検知手段が検知しているときに限り、前記スクロールを行うこと、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項5に記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、ユーザによって前記表示手段の表示面が触られたことを前記検知手段が検知すると、前記表示手段の表示面における検知位置又はその近傍に前記基準位置を移動して前記スクロールを行うこと、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項5〜請求項7の何れかに記載の経路表示装置において、
さらに、現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段を備え、
前記制御手段は、ユーザによって前記表示手段の表示面が触れられたことを前記検知手段が検知した後、ユーザの接触部位が前記表示手段の表示面から離れたことを前記検知手段が検知した際は、前記スクロールを停止状態にし、所定時間内に再びユーザによって前記表示手段の表示面が触れられたことを前記検知手段が検知した場合には、前記スクロールを停止状態の続きから再開し、一方、前記所定時間内に再びユーザによって前記表示手段の表示面が触れられたことを前記検知手段が検知しなかった場合には、前記現在位置情報取得手段によって取得される前記現在位置に基づいて特定される現在位置を示す表示を前記表示手段に行わせること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項5〜請求項8の何れかに記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、前記スクロール中に前記経路関連情報が存在する経路上の位置に前記移動点が到達した際、前記スクロールを一時停止状態にし、再度、ユーザによる前記表示手段に対する接触動作を前記検知手段が検知すると、前記スクロールを再開すること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項2〜請求項4の何れかに記載の経路表示装置において、
前記検知手段と前記伝達手段と前記表示手段とは別体に構成されており、
前記伝達手段の伝達機能が前記検知手段を介してユーザに伝わるように構成されていること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項10に記載の経路表示装置において、
さらに、現在位置情報を取得する現在位置情報取得手段を備え、
前記制御手段は、前記検知手段がユーザの接触を検知した後、前記検知手段がユーザの離脱を検知した際は、前記スクロールを停止状態にし、所定時間内に再び前記検知手段がユーザの接触を検知した場合には、前記スクロールを停止状態から再開し、一方、前記所定時間内に再び前記検知手段がユーザの接触を検知しなかった場合には、前記現在位置情報取得手段によって取得される前記現在位置に基づいて特定される現在位置を示す表示を前記表示手段に行わせること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項10〜請求項11の何れかに記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、前記スクロール中に前記経路関連情報が存在する経路上の位置に前記移動点が到達した際、前記スクロールを一時停止状態にし、再度、ユーザによる接触動作を前記検知手段が検知すると、前記スクロールを再開すること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項5〜請求項12の何れかに記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、前記移動点の位置が明示された経路図であって前記経路の全体を示す経路図を、前記スクロールさせて表示させる経路図に重ねて前記表示手段に表示させ、前記経路の全体を示す経路図の表示位置は、前記スクロールさせて表示させる経路図中の経路オブジェクト以外の場所であること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項5〜請求項13の何れかに記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、前記スクロール中に前記経路関連情報が存在する経路上の位置に前記移動点が到達した際、その経路関連情報を、前記スクロールさせて表示させる経路図に重ねて前記表示手段に表示させること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項14に記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、時間情報を前記表示手段に表示させる際、時刻として表示させるか、現在時刻からの相対時間として表示させるかを示す表示設定情報を変更可能な状態で記憶しており、前記表示手段に表示させる前記経路関連情報に時間情報が含まれる場合、時刻として表示させるか、現在時刻からの相対時間として表示させるかを前記表示設定情報に基づいて選択し、その選択した表示方法によって前記時間情報を表示すること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項2〜請求項9、請求項2〜請求項9を引用する請求項13〜請求項15の何れかに記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、表示形式の変更を意味するボタンオブジェクトを前記表示手段に表示させ、前記スクロール中に前記ボタンオブジェクトがユーザによって触れられたことを前記検知手段が検知すると、前記スクロールさせて表示させる経路図の表示形式を所定のものに変更し、変更を完了すると前記スクロールを続行すること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項5〜請求項9、請求項5〜請求項9を引用する請求項13〜請求項15の何れかに記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、前記スクロール中に、当該スクロールの契機となった前記表示手段の表示面の接触検知部位においてタッピングがなされたことを前記検知手段が検知すると、前記スクロールさせて表示させる経路図の表示形式を所定のものに変更すること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項10〜請求項12の何れかに記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、前記スクロール中に、当該スクロールの契機となった前記検知手段の接触検知部位においてタッピングがなされたことを前記検知手段が検知すると、前記スクロールさせて表示させる経路図の表示形式を所定のものに変更すること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項1〜請求項18の何れかに記載の経路表示装置において、
前記制御手段は、前記伝達手段を機能させる際、前記伝達手段の動作強度を前記経路関連情報の種類に応じて変更すること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項1〜請求項19の何れかに記載の経路表示装置において、
さらに、音声出力手段を備え、
前記制御手段は、前記スクロール中に前記経路関連情報が存在する経路上の位置に前記移動点が到達した際、その経路関連情報を、前記音声出力手段によっても出力させること、
を特徴とする経路表示装置。 - 請求項10に記載の経路表示装置において、
前記伝達手段は、車両のステアリングを振動又は移動させるものであること、
を特徴とする経路表示装置。 - コンピュータを、請求項1〜請求項21の何れかに記載の経路表示装置における前記制御手段として機能をさせるためのプログラム。
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