JP2000352893A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000352893A
JP2000352893A JP11163991A JP16399199A JP2000352893A JP 2000352893 A JP2000352893 A JP 2000352893A JP 11163991 A JP11163991 A JP 11163991A JP 16399199 A JP16399199 A JP 16399199A JP 2000352893 A JP2000352893 A JP 2000352893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
amount
fixing
image forming
offset
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11163991A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Sugino
修 杉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11163991A priority Critical patent/JP2000352893A/ja
Publication of JP2000352893A publication Critical patent/JP2000352893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセット現像剤を確実に回収でき、かつ定
着ウエブの送り量を最適化できる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 加熱ローラーとそれに圧接する加圧ロー
ラーと、前記加熱ローラーに接し、画像を定着する際に
生ずる現像剤のオフセット部分を回収する回収部材を有
する画像形成装置において、オフセット成分の発生量を
推定する推定手段を備え、その推定情報に対応して回収
部材の回収能力を変更させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を利用する複写装置の技術分野において利用され、特に
記録材上のトナーを該記録材上に定着させるための定着
装置を含む画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の定着装置では定着
の際に発生するオフセットの回収手段(例えば定着ウエ
ブ)を有するものでは、オフセット量は転写材の長さに
対応するものとして、転写材の送り方向に対する長さで
定着ウエブの送り量を変化させていた。
【0003】例えばA4横送りまでのサイズでのウエブ
送り量を1とすると、それより長いサイズ、例えばA
3、A4縦送りではウエブの送り量を倍の2としてい
た。
【0004】この方式では平均的なオフセットを想定し
それに余裕分を見込んでウエブの送り量を決定してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、平均的な画像比率の画像、通常の転写材である
場合には特に問題とはならないが、画像形成装置の置か
れた環境が変化し、例えば10℃程度の低温環境下で画
像形成する場合、あるいは80%程度の環境に放置され
た転写紙を用いて画像形成する場合には画像の定着性が
低下していくため発生するオフセット量は平均的な量よ
りも多くなる。
【0006】また、画像形成装置のヒーターへの通電直
後の比較的装置自体が冷えているときに画像出力した場
合と、通電後一定時間が経過し装置自体が暖まった場合
とでは、同じ転写材を用いた場合でもオフセット量は異
なってくる。
【0007】また、出力画像の画像比率が高い場合には
発生するオフセット量は多く、逆に画像比率が低い場合
には少ない。
【0008】従って、定着ウエブの送り量を紙サイズの
みによって切換えると、場合によっては送り量が少なす
ぎたり、多すぎたりするという、定着ウエブの送り量と
オフセット量とがうまく一致しないことが往々にして出
てくるという問題点がある。
【0009】本発明の目的は、オフセット現像剤を確実
に回収でき、かつ定着ウエブの送り量を最適化できる画
像形成装置を提供することにある。
【0010】
【発明を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明においては、加熱ローラーとそれに圧接する
加圧ローラーと、前記加熱ローラーに接し、画像を定着
する際に生ずるオフセット現像剤を回収する回収部材を
有する画像形成装置において、オフセット現像剤量を推
定する推定手段を備え、その推定情報に対応して前記回
収部材の回収能力を変更させることを特徴とする。
【0011】また、前記推定手段は、温度または湿度セ
ンサーであることを特徴とする。
【0012】そして、前記推定手段は、前記加熱ローラ
ー表面の温度を検知する温度センサーまたは前記加圧ロ
ーラーの温度を検知する温度センサーであることを特徴
とする。
【0013】さらに、前記推定手段は、転写材の種類を
検知または入力する手段であることを特徴とする。
【0014】また、前記推定手段は、出力画像の画像比
率を検知する手段であることを特徴とする。
【0015】そして、前記推定手段は、出力画像の線画
とべた画像の割合を検知する手段であることを特徴とす
る。
【0016】上記構成によれば、定着時でのオフセット
の発生量を推定し、その推定条件が定着ローラー温度、
湿度、画像比率、孤立ドットまたは孤立ライン等であ
り、その条件の程度により定着ウエブの送り量を変化さ
せることでオフセット現像剤を確実に回収することがで
き、かつ定着ウエブの送り量を最適化できるという効果
がある。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の第
1の実施の形態について図1に基づき詳細に説明する。
【0018】図1は本実施の形態の定着装置60を用い
た画像形成装置の一例の概略構成を示す図である。図1
に示すように本実施の形態の画像形成装置は、例えば原
稿台固定、光学系移動型、回転ドラム型、転写式の電子
写真複写装置等によるものである。
【0019】本実施の形態の装置においては、図1に示
すように固定の原稿台ガラス20上に原稿19を所要に
載置し、所要の複写条件を設定した後、コピースタート
キー(図示せず)を押すと、感光体ドラム39が矢印で
示す時計方向に所定の周速度で回転駆動される。
【0020】また、光源21(22は反射笠)と第1ミ
ラー23が原稿台ガラス20の下面に沿ってガラス左辺
側のホームポジションからガラス右辺側へ所定の速度V
で移動し、第2ミラー24、第3ミラー25が同方向に
V/2の速度で移動することで、原稿台ガラス20上の
載置原稿19の下向き画像面が左辺側から右辺側に照明
走査され、その照明走査光の原稿面反射光が結像レンズ
29を通してCCD10上に結像される。
【0021】感光体ドラム39の表面は、この露光面に
一次帯電器30により正または負の所定電位に一様に帯
電処理されており、この帯電面に対して画像情報に対応
してレーザー光が照射されることで、感光体ドラム39
面に原稿画像に対応したパターンの静電潜像が順次に形
成される。
【0022】感光体ドラム39面に形成される静電潜像
は、現像装置31の現像ローラ32でトナー像として顕
画像化される。
【0023】一方、給紙ローラー51により記録材Pが
給送され、ガイド33を通って所定のタイミングで感光
体ドラム39と転写帯電器34との間の転写部へ導入さ
れて転写コロナを受けることで感光体ドラム39に接
し、感光体ドラム39面側のトナー顕画像が記録材P上
面に順次転写される。
【0024】像転写部を通過した記録材Pは除電針(図
示せず)によって背面電荷の除電を受けつつ、感光体ド
ラム39面から順次に分離され、搬送部(図示せず)、
入り口ガイド(図示せず)で定着装置60へ導入され、
後述するようにトナー画像定着を受け、画像形成物とし
て機外に排出される。
【0025】転写後の感光体ドラム39の表面はクリー
ニング器(図示せず)のクリーニングブレード(図示せ
ず)によって残りトナー等の汚れが清掃除去され、繰り
返して像形成に供される。
【0026】上述のように往路を移動した移動光学部材
は所定の往路終点に到着すると、復路を移動するように
設定されており、初めのホームポジションへ戻り、次の
コピーサイクルの開始まで待機する。
【0027】定着装置60は加熱ローラーとそれに圧接
する加圧ローラーとからなり、加熱ローラーには前記ロ
ーラー対による定着が行われる際に発生する現像剤のオ
フセット分を回収する部材である例えば定着ウエブが設
置されている。
【0028】このとき加熱ローラーの温度制御は例えば
その表面が190゜になるように制御されている。
【0029】また、定着ウエブの送り量は加熱ローラー
の温度制御を行うサーミスタの出力および画像形成装置
内に設置された湿度検知手段等により制御されており、
具体的な例を示すと、表1の通りである。
【0030】
【表1】
【0031】ここでは定着ウエブの最小送り量を1とし
て、加熱ローラー温度および画像形成装置が置かれた環
境の湿度に対応してその送り量を変えている。
【0032】例えば加熱ローラーの温度が190゜であ
る場合にはその送り量は1となる。
【0033】また、転写紙を送ることで加熱ローラーの
温度が175゜に低下した場合にはその湿度が70%以
下である場合には定着ウエブの送り量は2であり、70
%より大きい場合には3となる。
【0034】このように加熱ローラーの温度および画像
形成装置の置かれた環境の湿度によって定着ウエブの送
り量を変え、定着の際のオフセット量の変化とその回収
能力とを対応させることで、オフセット現像剤による汚
れ等を防止することができるし、また定着ウエブの送り
量の最適化も可能になる。
【0035】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態について図2に基づき説明する。
【0036】本実施の形態では、出力する画像の画像比
率ないしは、線画の比率を計算し、その比率に対応して
定着ウエブの送り量を変化させる構成としている。
【0037】画像比率が高い場合にはオフセット量は多
くなるし、また画像のうちの孤立ドットないしラインの
比率が高い場合にもオフセット量は多くなる。
【0038】第1の実施の形態で示したようなデジタル
複写機の場合、例えば図2に示すような画像処理ブロッ
クに従って、複写開始からCCD上の結像、シェーディ
ング、変倍、エッジ強調、合成、対数変換、濃度一次変
換、γ変換、ビデオ信号一次変換、DP、レーザー走査
の順に画像処理がなされていく。
【0039】このとき、例えば2値化した段階(画像処
理ブロック図中のビデオ信号一次変換の後のDPの箇
所)で1ライン(レーザーの走査方向)でのドット数の
和を算出する。
【0040】同様のことを何ラインかで行いその総和が
一定値以上である場合には画像比率が高いと判断し定着
ウエブの送り量を多くしていく。
【0041】この送り量の変化の段階は第1の実施の形
態のように4段階程度にするとより細かい対応が可能と
なる。
【0042】また、1ラインのなかで連続ドットが例え
ば6個以下の個数を算出する。
【0043】同様のことを何ラインかで行いその総和が
一定値以上である場合には孤立ドットないしラインの比
率が高いと判断し、定着ウエブの送り量を多くしてい
く。
【0044】この送り量の変化の段階は第1の実施の形
態のように4段階程度にするとより細かい対応が可能と
なる。
【0045】以上のように画像比率または孤立ドットの
比率に対応して定着ウエブの送り量を変え、定着の際の
オフセット量の変化とその回収能力とを対応させること
で、オフセット現像剤による汚れ等を防止することがで
きるし、また定着ウエブの送り量の最適化も可能にな
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
定着時でのオフセットの発生量を推定し、その推定条件
が定着ローラー温度、湿度、画像比率、孤立ドットまた
は孤立ラインであり、その条件の程度により定着ウエブ
の送り量を変化させることでオフセット現像剤を確実に
回収でき、かつ定着ウエブの送り量を最適化できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における定着ローラ
ーの構造を示す断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態における画像処理の
ブロック図
【符号の説明】
10…CCD 20…原稿台ガラス 29…結像レンズ 30…1次帯電器 31…現像装置 34…転写帯電器 39…感光体ドラム 60…定着装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ローラーとそれに圧接する加圧ロー
    ラーと、前記加熱ローラーに接し、画像を定着する際に
    生ずるオフセット現像剤を回収する回収部材を有する画
    像形成装置において、オフセット現像剤量を推定する推
    定手段を備え、その推定情報に対応して前記回収部材の
    回収能力を変更させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記推定手段は、温度または湿度センサ
    ーであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記推定手段は、前記加熱ローラー表面
    の温度を検知する温度センサーまたは前記加圧ローラー
    の温度を検知する温度センサーであることを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記推定手段は、転写材の種類を検知ま
    たは入力する手段であることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記推定手段は、出力画像の画像比率を
    検知する手段であることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記推定手段は、出力画像の線画とべた
    画像の割合を検知する手段であることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
JP11163991A 1999-06-10 1999-06-10 画像形成装置 Pending JP2000352893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11163991A JP2000352893A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11163991A JP2000352893A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000352893A true JP2000352893A (ja) 2000-12-19

Family

ID=15784694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11163991A Pending JP2000352893A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000352893A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155067A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2014041330A (ja) * 2012-07-26 2014-03-06 Ricoh Co Ltd 定着装置及びこれを用いた画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155067A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Ricoh Co Ltd 定着装置および画像形成装置
JP2014041330A (ja) * 2012-07-26 2014-03-06 Ricoh Co Ltd 定着装置及びこれを用いた画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3403057B2 (ja) 画像形成装置
JP2004236252A (ja) クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2000352893A (ja) 画像形成装置
JPH04317076A (ja) 画像形成装置
JPH04344680A (ja) カラー画像形成装置
JPH02179659A (ja) 電子複写装置のコロナ帯電装置
JPS62244082A (ja) 画像形成装置におけるクリ−ニング装置
JPH07319238A (ja) 画像形成装置
JPS60153074A (ja) 複写機用クリ−ニング機構の制御装置
JP2004325657A (ja) 画像形成装置
JP2005055624A (ja) 画像形成装置
JP2005099320A (ja) 画像形成装置
JP3467366B2 (ja) 画像形成装置
JP2927819B2 (ja) 複写機の画像形成制御装置
JP3716642B2 (ja) 画像形成装置の紙搬送方法及び画像形成装置
JPS61166566A (ja) トナ−濃度制御装置
JPS59135484A (ja) 像形成装置
JP2008109192A (ja) 画像読み取り装置
JPH03228080A (ja) カラー画像形成装置
JPH04163564A (ja) 電子写真式複写機
JPH1138854A (ja) 画像形成装置
JP2003110805A (ja) 画像読み込み光学系ユニットにおける原稿画像読込み方法
JPS60241080A (ja) 画像形成装置
JPH07191570A (ja) 画像形成装置
JP2004133081A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081208

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees