JP2000352267A - パワーウインド装置 - Google Patents

パワーウインド装置

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JP2000352267A
JP2000352267A JP11164342A JP16434299A JP2000352267A JP 2000352267 A JP2000352267 A JP 2000352267A JP 11164342 A JP11164342 A JP 11164342A JP 16434299 A JP16434299 A JP 16434299A JP 2000352267 A JP2000352267 A JP 2000352267A
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switch
closing
motor
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Akira Sasaki
晃 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の浸水時、自席側ウインド開スイッチ
7Dの操作で確実に自席側ウインドを開き、ウインドへ
の挟み込みを生じた時、そのウインドを開動作できるパ
ワーウインド装置を提供する。 【解決手段】 ウインド開スイッチ7D及びウインド閉
スイッチ7Uと、ウインド開閉用モーター12と、ウイ
ンド開リレー13D及びウインド閉リレー13Uを含
み、モーター回転方向を切替えるモーター回転駆動回路
15と、水没時に水没検知信号を出力する水没検知回路
17と、ウインドへの挟み込み検知時に挟み込み検知信
号を出力する挟み込み検知回路30と、水没検知信号ま
たは挟み込み検知信号のいずれかが出力された時、モー
ター回転駆動回路15のウインド閉リレー13Uへの電
源の供給を断つ電源カット回路18とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーウインド装
置に係わり、特に、自動車の水没を検知する水没検知手
段及び/またはウインドへの挟み込みを検知する挟み込
み検知手段の動作時に、モーターによるウインド閉動作
を停止させるようにしたパワーウインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パワーウインド装置は、運転席
側ウインド操作ユニット、助手席側ウインド操作ユニッ
ト、右後部席側ウインド操作ユニット、左後部席側ウイ
ンド操作ユニットとからなっている。
【0003】この場合、運転席側ウインド操作ユニット
は、少なくとも、運転席用ウインド開スイッチ及びウイ
ンド閉スイッチと、助手席用ウインド開スイッチ及びウ
インド閉スイッチと、右後部席用ウインド開スイッチ及
びウインド閉スイッチと、左後部席用ウインド開スイッ
チ及びウインド閉スイッチと、運転席側ウインドを開閉
するウインド開閉モーターと、運転席用ウインド開スイ
ッチまたはウインド閉スイッチの操作に対応して運転席
側ウインドを開閉するようにモーターを回転駆動するモ
ーター回転駆動手段とを備えている。
【0004】また、助手席側ウインド操作ユニット、右
後部席側ウインド操作ユニット、左後部席側ウインド操
作ユニットは、それぞれ、少なくとも、自席用ウインド
開スイッチ及びウインド閉スイッチと、自席のウインド
を開閉するウインド開閉モーターと、自席用ウインド開
スイッチまたはウインド閉スイッチの操作に対応して自
席のウインドを開閉するようにモーターを回転駆動する
モーター回転駆動手段とを備えている。
【0005】前記既知のパワーウインド装置は、運転者
が、運転席側ウインド操作ユニットにおける、自席用ウ
インド開スイッチまたはウインド閉スイッチを手動操作
した際、運転席側ウインドをその操作に対応して開閉す
ることができ、助手席用ウインド開スイッチ及びウイン
ド閉スイッチを手動操作した際、助手席側ウインドをそ
の操作に対応して開閉することができ、同様に、右後部
席用ウインド開スイッチまたはウインド閉スイッチを手
動操作した際、右後部席側ウインドをその操作に対応し
て開閉することができ、左後部席用ウインド開スイッチ
またはウインド閉スイッチを手動操作した際、左後部席
側ウインドをその操作に対応して開閉することができ
る。また、助手席搭乗者が、助手席側ウインド操作ユニ
ットの自席用ウインド開スイッチまたはウインド閉スイ
ッチを手動操作した際、助手席側ウインドをその操作に
対応して開閉することができ、右後部席搭乗者が、自席
側ウインド操作ユニットの自席用ウインド開スイッチま
たはウインド閉スイッチを手動操作した際、右後部席側
ウインドをその操作に対応して開閉することができ、左
後部席搭乗者が、自席側ウインド操作ユニットの自席用
ウインド開スイッチまたはウインド閉スイッチを手動操
作した際、左後部席側ウインドをその操作に対応して開
閉することができるものである。
【0006】ところで、前記既知のパワーウインド装置
においては、何等かの原因で自動車が水中に落ち、自動
車内に浸水が生じた場合、それぞれドアポケット内に収
容配置されている運転席側ウインド操作ユニット、助手
席側ウインド操作ユニット、右後部席側ウインド操作ユ
ニット、左後部席側ウインド操作ユニットも、浸水の影
響を受けようになる。即ち、各ウインド操作ユニットに
おいては、操作部分が外部に露出しているウインド開ス
イッチ及びウインド閉スイッチ内に水が入り易く、ウイ
ンド開スイッチ及びウインド閉スイッチ内に水が入り、
その水が開いているスイッチの接点間に加わった場合、
スイッチの接点が開いているにも係わらず、その間に低
抵抗が接続されたものと等価になり、ウインド開スイッ
チ及びウインド閉スイッチの各接点の開閉状態が正常で
なくなる。
【0007】このような状態のとき、自動車搭乗者がウ
インドを開くために、近くの席側のウインド操作ユニッ
トのウインド開スイッチを手動操作しても、正常にウイ
ンドを開くことができない場合があり、搭乗者が浸水し
た自動車から脱出することが困難になる。
【0008】かかる弊害を取り除くために、本出願人等
は、運転席側ウインド操作ユニット及び/または他席側
ウインド操作ユニットに、水没対策を施した耐水型パワ
ーウインド装置を提案している。
【0009】この耐水型パワーウインド装置は、ウイン
ド開スイッチ及びウインド閉スイッチの常閉接点を接地
接続しているもので、自動車内に浸水し、ウインド開ス
イッチ及び/またはウインド閉スイッチ内に水が入り込
んだ場合、開いている接点間が水によって短絡されたと
しても、ウインド開スイッチ及びウインド閉スイッチに
供給される電源電圧は常閉接点を通して接地点に流れる
ので、モーターに電源が接続されることはないものであ
る。このため、自席のウインド開スイッチを手動操作し
たときに、正常に自席のウインドを開くようにモーター
を回転駆動させる働きをする。そして、浸水の影響を受
けた時点から一定時間内であれば、自席のウインド開ス
イッチを手動操作することによって、運転席側ウインド
及び/または他席側ウインドを開くことが可能になり、
自動車搭乗者は、開いたウインドから車外に脱出するこ
とができる。
【0010】また、既知のパワーウインド装置において
は、いずれかのウインドが閉動作を行っているときに、
そのウインドに人間の体の一部、例えば、手の指等が挟
み込まれることがある。
【0011】そこで、本出願人は、運転席側ウインド操
作ユニット及び/または他席側ウインド操作ユニット
に、ウインドへの挟み込みの発生を検知する挟み込み検
知回路を配置した挟み込み防止手段付のパワーウインド
装置を提案している。
【0012】この挟み込み防止手段付きパワーウインド
装置は、モーターの一方方向への回転駆動により、ウイ
ンドが閉動作している場合、そのウインドに何等かの物
体が挟み込めれたことを、モーターの負荷量の変化によ
って検知して挟み込み検知信号を出力し、この挟み込み
検知信号によって、挟み込みを生じたウインドを閉じる
方向に回転しているモーターの回転方向を逆転させる、
または、モーターの回転動作を停止させるものである。
このため、挟み込みを生じたウインドは、挟み込みが検
知された時点で開くようになる、または、それ以上閉じ
なくなるので、挟み込みが防止できる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記提案による耐水型
パワーウインド装置は、自動車内への浸水が生じて間も
ない時点に、自動車搭乗者が開いたウインドを通って浸
水した自動車から脱出することが可能なものであるが、
自動車への浸水時においても、運転席側ウインド閉スイ
ッチに電源電圧が加わった状態になっているので、モー
ターが不必要に駆動され、ウインドの開閉動作が不安定
になるという問題を有している。
【0014】また、前記提案による挟み込み防止手段付
きパワーウインド装置は、ウインドへの挟み込みを防止
できるものであるが、自動車への浸水時のことを何等考
慮していないため、自動車の浸水時に挟み込みが生じた
場合に誤動作を生じるという問題を有している。
【0015】さらに、既知のパワーウインド装置におい
ては、製造コストや回路が複雑になる等の点から水没対
策と挟み込み防止対策の双方を具備しているものがなか
った。
【0016】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたものであって、その第1の目的は、自動車への
浸水時に、自席側ウインド開スイッチを操作することに
よって、確実に自席側ウインドを開くことができるパワ
ーウインド装置を提供することにある。
【0017】また、本発明の第2の目的は、自動車への
浸水時においても、ウインドへの挟み込みが生じた場合
に、確実に挟み込みを生じたウインドを開動作させるま
たは閉動作を停止させることができるパワーウインド装
置を提供することにある。
【0018】さらに、本発明の第3の目的は、回路が簡
単であり、かつ、製造コストが安価な水没対策と挟み込
み防止対策とを兼ね備えたパワーウインド装置を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明によるパワーウインド装置は、ウイン
ド開スイッチ及びウインド閉スイッチと、ウインド開閉
用モーターと、モーターの回転方向を切替えるモーター
回転駆動手段と、ウインド開接続手段及びウインド閉接
続手段と、水没時に水没検知信号を出力する水没検知手
段と、水没検知信号の出力時にウインド閉リレーへの電
源供給を断つ電源カット手段とを有する第1の手段を具
備している。
【0020】また、前記第2の目的を達成するために、
本発明によるパワーウインド装置は、ウインド開スイッ
チ及びウインド閉スイッチと、ウインド開閉用モーター
と、モーターの回転方向を切替えるモーター回転駆動手
段と、ウインド開接続手段及びウインド閉接続手段と、
ウインドへの挟み込みの検知時に挟み込み検知信号を出
力する挟み込み検知手段と、挟み込み検知信号が出力し
た際にウインド閉接続手段への電源供給を断つ電源カッ
ト手段とを有する第2の手段を具備している。
【0021】さらに、前記第1乃至第3の目的を達成す
るために、本発明によるパワーウインド装置は、ウイン
ド開スイッチ及びウインド閉スイッチと、ウインド開閉
用モーターと、モーターの回転方向を切替えるモーター
回転駆動手段と、ウインド開接続手段及びウインド閉接
続手段と、水没時に水没検知信号を出力する水没検知手
段と、ウインドへの挟み込みの検知時に挟み込み検知信
号を出力する挟み込み検知手段と、水没検知信号または
挟み込み検知信号のいずれかが出力した際にウインド閉
接続手段への電源供給を断つ電源カット手段とを有する
第3の手段を具備している。
【0022】前記第1の手段によれば、水没検知手段が
自動車内への浸水を検知して水没検知信号を出力し、そ
の水没検知信号を電源カット手段に供給してウインド閉
接続手段(ウインド閉リレー)への電源供給を断つもの
で、ウインド閉接続手段(ウインド閉リレー)が誤動作
することがなくなるとともに、この時点に、ウインド開
スイッチを操作すれば、ウインド開接続手段(ウインド
開リレー)だけが確実に動作し、ウインド開動作が確実
に実行され、自動車搭乗者は開いた近くのウインドを通
して浸水した自動車から迅速に脱出することができる。
【0023】また、前記第2の手段によれば、挟み込み
検知手段が閉動作中のウインドへの挟み込みを検知して
挟み込み検知信号を出力し、その挟み込み検知信号を電
源カット手段に供給してウインド閉接続手段(ウインド
閉リレー)への電源供給を断つもので、この時点に、閉
動作中のウインドを開動作方向に確実に切替えることが
でき、挟み込みを有効に防止できる。
【0024】さらに、前記第3の手段によれば、水没検
知手段が自動車内への浸水を検知して水没検知信号を出
力し、その水没検知信号を電源カット手段に供給し、さ
らに電源カット手段がウインド閉接続手段(ウインド閉
リレー)への電源供給を断つか、または、挟み込み検知
手段が閉動作中のウインドの挟み込みを検知して挟み込
み検知信号を出力し、その挟み込み検知信号を電源カッ
ト手段に供給してウインド閉接続手段(ウインド閉リレ
ー)の電源供給を断つもので、自動車への浸水時に、ウ
インドの開動作が確実に実行されて、自動車搭乗者は開
いた近くのウインドを通して浸水した自動車から迅速に
脱出することができるとともに、挟み込みがあったと
き、特に自動車への浸水時に挟み込みがあったとして
も、閉動作中のウインドを開動作方向に確実に切替える
ことができ、挟み込みを防止して開いたウインドを通し
て浸水した自動車から迅速に脱出することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0026】図1は、本発明によるパワーウインド装置
の実施の形態を示す要部構成図であり、図2は、図1に
図示されたパワーウインド装置における運転席側ウイン
ド操作ユニットの詳細な構成を示す回路図であり、図3
は、図1に図示されたパワーウインド装置における助手
席側ウインド操作ユニットの詳細な構成を示す回路図で
ある。なお、この実施の形態における例は、パワーウイ
ンド装置が水没検知回路と挟み込み検知回路の双方を備
えている。
【0027】図1に示されるように、この実施の形態に
係るパワーウインド装置は、運転席側ウインド操作ユニ
ット1と、助手席側ウインド操作ユニット2と、右後部
座席側ウインド操作ユニット3と、左後部座席側ウイン
ド操作ユニット4と、バスライン5とからなる。
【0028】運転席側ウインド操作ユニット1は、図1
及び図2に図示されるように、バスライン接続端子6
と、1回路2接点の運転席用ウインド開スイッチ7D
と、1回路2接点の運転席用ウインド閉スイッチ7U
と、助手席用ウインド開閉スイッチ8と、右後部席用ウ
インド開閉スイッチ9と、左後部席用ウインド開閉スイ
ッチ10と、オートスイッチ11と、ウインド開閉モー
ター12と、モーター回転方向切替リレー13と、制御
部(CPU)14と、モーター駆動制御回路15と、イ
ンターフェイス(I/F)16と、水没検知回路17
と、電源カット回路18と、挟み込み検知回路19と、
電源端子20とを備える。
【0029】また、モーター回転方向切替リレー13
は、1回路2接点を有するウインド閉リレー13Uと、
1回路2接点を有するウインド開リレー13Dとを備え
る。モーター駆動制御回路15は、ウインド閉リレー1
3Uを電源端子20に接続するトランジスタ151 U、
152 Uと、ウインド開リレー13Dを電源端子20に
接続するトランジスタ151 D、152 Dと、2個のバ
ッファダイオード15D1 、15D2 とを備える。水没
検知回路17は、水没検知センサー17Sと、水没検知
トランジスタ17T1 と、側路トランジスタ17T2
備える。電源カット回路18は、1回路2接点を有する
電源カットリレーを備える。挟み込み検知回路19は、
ウインドの挟み込みの有無を検知するもので、図2では
2つのスイッチとして表している。そして、運転席側ウ
インド操作ユニット1を構成する各種の構成要素6、7
D、7U、8乃至20は、図1及び図2に図示されるよ
うにそれぞれ接続されている。
【0030】助手席側ウインド操作ユニット2は、図1
及び図3に図示されるように、1回路2接点の助手席用
ウインド閉スイッチ21Uと、1回路2接点の助手席用
ウインド開スイッチ21Dと、ウインド開閉モーター2
2と、モーター回転方向切替リレー23と、制御部(C
PU)24と、モーター駆動制御回路25と、インター
フェイス(I/F)26と、バスライン接続端子27
と、水没検知回路28と、電源カット回路29と、挟み
込み検知回路30と、電源端子31とを備える。
【0031】また、モーター回転方向切替リレー23
は、1回路2接点を有するウインド閉リレー23Uと、
1回路2接点を有するウインド開リレー23Dとを備え
る。モーター駆動制御回路25は、ウインド閉リレー2
3Uを電源端子31に接続するトランジスタ251 U、
252 Uと、ウインド開リレー23Dを電源端子31に
接続するトランジスタ251 D、252 Dと、2個のバ
ッファダイオード25D1 、25D2 とを備える。水没
検知回路28は、水没検知センサー28Sと、水没検知
トランジスタ28T1 と、側路トランジスタ28T2
を備える。電源カット回路29は、1回路2接点を有す
る電源カットリレーを備える。挟み込み検知回路30
は、ウインドの挟み込みの有無を検知するもので、図3
においても2つのスイッチとして表している。そして、
助手席側ウインド操作ユニット2を構成する各種の構成
要素21D、21U、22乃至31は、図1及び図3に
図示されるようにそれぞれ接続されている。
【0032】なお、右後部座席側ウインド操作ユニット
3及び左後部座席側ウインド操作ユニット4は、図1に
具体的回路が図示されていないが、いずれも、図3に図
示された助手席側ウインド操作ユニット2の回路構成と
同じ回路構成を有している。
【0033】さらに、図1に図示されるように、バスラ
イン5は、運転席側ウインド操作ユニット1のバスライ
ン接続端子6と、助手席側ウインド操作ユニット2のバ
スライン接続端子27、右後部座席側ウインド操作ユニ
ット3のバスライン接続端子(図示なし)、左後部座席
側ウインド操作ユニット4のバスライン接続端子(図示
なし)との間にそれぞれ接続されている。
【0034】ここで、この実施の形態に係るパワーウイ
ンド装置の動作について説明する。
【0035】始めに、自動車が正常状態で使用されてい
るとき(自動車内に浸水がなく、ウインドへの挟み込み
が生じていないとき)の動作について述べる。この時点
には、水没検知回路17が動作しないので、電源カット
回路18のリレーも動作せず、その接点が図2に図示の
実線の状態に切替えられている。
【0036】運転者が運転席側ウインド操作ユニット1
の運転席用ウインド閉スイッチ7Uを手動操作すると、
運転席用ウインド閉スイッチ7Uの接点が図示の実線の
状態から点線の状態に切替り、電源端子20に供給され
た正電圧が切替った運転席用ウインド閉スイッチ7U及
びバッファダイオード15D1 を通してモーター回転方
向切替リレー13のウインド閉リレー13Uに供給さ
れ、ウインド閉リレー13Uの接点を図2に図示の実線
の状態から点線の状態に切替える。このとき、ウインド
開閉モーター12には、電源端子20の正電圧が切替っ
たウインド閉リレー13Uの接点を通して供給され、ウ
インド開閉モーター12が一方方向に回転し、運転席側
ウインドを閉じる。
【0037】また、運転者が運転席側ウインド操作ユニ
ット1の運転席用ウインド開スイッチ7Dを手動操作す
ると、運転席用ウインド開スイッチ7Dの接点が図示の
実線の状態から点線の状態に切替り、電源端子20に供
給された正電圧が切替った運転席用ウインド開スイッチ
7D及びバッファダイオード15D2 を通してモーター
回転方向切替リレー13のウインド開リレー13Dに供
給され、ウインド開リレー13Dの接点を図2に図示の
実線の状態から点線の状態に切替える。このとき、ウイ
ンド開閉モーター12には、電源端子20の正電圧が切
替ったウインド開リレー13Dの接点を通して供給さ
れ、ウインド開閉モーター12が他方方向に回転し、運
転席側ウインドを開く。
【0038】さらに、運転者が運転席側ウインド操作ユ
ニット1の運転席用ウインド閉スイッチ7Uとオートス
イッチ11とを同時に手動操作すると、運転席用ウイン
ド閉スイッチ7Uの接点が図示の実線の状態から点線の
状態に切替り、前述のように電源端子20に供給された
正電圧が運転席用ウインド閉スイッチ7U及びバッファ
ダイオード15D1 を通してモーター回転方向切替リレ
ー13のウインド閉リレー13Uに供給される。このと
き、運転席用ウインド閉スイッチ7Uは、操作を解除す
ると、その接点が点線の状態から実線の状態に切替る
が、オートスイッチ11の操作によって、制御部14か
ら制御電圧がトランジスタ152 Uに供給され、トラン
ジスタ152 U及びトランジスタ151 Uを導通させる
ので、電源端子20に供給された正電圧が導通したトラ
ンジスタ151 Uを通してモーター回転方向切替リレー
13のウインド閉リレー13Uに供給され、ウインド開
閉モーター12が一方方向に回転し続ける。そして、こ
の状態は運転席側ウインドが完全に閉じるまで持続され
る。
【0039】また、運転者が運転席側ウインド操作ユニ
ット1の運転席用ウインド開スイッチ7Dとオートスイ
ッチ11とを同時に手動操作したときも前述の場合と同
じで、運転席側ウインドが全部開くまでこの状態が持続
される。
【0040】続いて、運転者が運転席側ウインド操作ユ
ニット1にある助手席用ウインド開閉スイッチ8を手動
操作し、その接点をウインド閉側に切替えると、制御部
14が助手席用ウインド開閉スイッチ8の接点の切替え
を検知し、助手席側ウインドを閉じる第1制御信号を発
生する。第1制御信号は、制御部14からインターフェ
イス16及びバスライン接続端子6を通り、さらにバス
ライン5を通して助手席側ウインド操作ユニット2側に
伝送される。助手席側ウインド操作ユニット2は、バス
ライン5を通して伝送されてきた第1制御信号をバスラ
イン接続端子27で受け、インターフェイス26を介し
て制御部24に供給する。制御部24は、供給された第
1制御信号に応答してトランジスタ252 Uに駆動信号
を供給し、トランジスタ252 Uを導通させる。トラン
ジスタ252 Uが導通すると、トランジスタ251 Uが
導通し、電源端子31に供給された正電圧は、図3に図
示の実線の状態にある電源カット回路29の接点と導通
したトランジスタ251 Uとを通してモーター回転方向
切替リレー23のウインド閉リレー23Uに供給され、
ウインド閉リレー23Uの接点を図3に図示の実線の状
態から点線の状態に切替える。このとき、ウインド開閉
モーター22には、電源端子28の正電圧が切替ったウ
インド閉リレー23Uの接点を通して供給され、ウイン
ド開閉モーター22が一方方向に回転し、助手席側ウイ
ンドを閉じる。
【0041】また、運転者が運転席側ウインド操作ユニ
ット1にある助手席用ウインド開閉スイッチ8を手動操
作し、その接点をウインド開側に切替ると、制御部14
が助手席用ウインド開閉スイッチ8の接点の切替えを検
知し、助手席側ウインドを開くための第2制御信号を発
生する。第2制御信号は、制御部14からインターフェ
イス16及びバスライン接続端子6を通り、さらにバス
ライン5を通して助手席側ウインド操作ユニット2側に
伝送される。助手席側ウインド操作ユニット2は、バス
ライン5を通して伝送されてきた第2制御信号をバスラ
イン接続端子27で受け、インターフェイス26を介し
て制御部24に供給する。制御部24は、供給された第
2制御信号に応答してトランジスタ252 Dに駆動信号
を供給し、トランジスタ252 Dを導通させる。トラン
ジスタ252 Dが導通すると、トランジスタ251 Dが
導通し、電源端子31に供給された正電圧は、電源カッ
ト回路29の接点と導通したトランジスタ251 Dを通
してモーター回転方向切替リレー23のウインド開リレ
ー23Dに供給され、ウインド開リレー23Dの接点を
図3に図示の実線の状態から点線の状態に切替える。こ
のとき、ウインド開閉モーター22には、電源端子31
の正電圧が切替ったウインド開リレー23Dの接点を通
して供給され、ウインド開閉モーター22が他方方向に
回転し、助手席側ウインドを開く。
【0042】続いて、運転者が運転席側ウインド操作ユ
ニット1にある右後部席側ウインド開閉スイッチ9を手
動操作し、その接点を切替えた場合も、助手席側ウイン
ド開閉スイッチ8の接点を切替えた場合と同じであっ
て、右後部席側ウインドが閉じるかまたは開く。
【0043】同様に、運転者が運転席側ウインド操作ユ
ニット1にある左後部席側ウインド開閉スイッチ10を
手動操作し、その接点を切替えた場合も、助手席側ウイ
ンド開閉スイッチ8の接点を切替えた場合と同じで、左
後部席側ウインドが閉じるかまたは開く。
【0044】一方、助手席搭乗者が助手席側ウインド操
作ユニット2の助手席用ウインド閉スイッチ21Uを手
動操作すると、助手席用ウインド閉スイッチ21Uの接
点が図3に図示の実線の状態から点線の状態に切替り、
電源端子31に供給された正電圧が切替った助手席用ウ
インド閉スイッチ21U及びバッファダイオード25D
1 を通してモーター回転方向切替リレー23のウインド
閉リレー23Uに供給され、ウインド閉リレー23Uの
接点を図3に図示の実線の状態から点線の状態に切替え
る。このとき、ウインド開閉モーター22には、電源端
子31の正電圧が切替ったウインド閉リレー21Uの接
点を通して供給され、ウインド開閉モーター22が一方
方向に回転し、助手席側ウインドが閉じる。
【0045】また、助手席搭乗者が助手席側ウインド操
作ユニット2の助手席用ウインド開スイッチ21Dを手
動操作すると、助手席用ウインド開スイッチ21Dの接
点が図3に図示の実線の状態から点線の状態に切替り、
電源端子31に供給された正電圧が電源カット回路29
の接点、切替った助手席用ウインド開スイッチ21D及
びバッファダイオード25D2 を通してモーター回転方
向切替リレー23のウインド開リレー23Dに供給さ
れ、ウインド開リレー23Dの接点を図3に図示の実線
の状態から点線の状態に切替える。このとき、ウインド
開閉モーター22には、電源端子31の正電圧が切替っ
たウインド開リレー21Dの接点を通して供給され、ウ
インド開閉モーター22が他方方向に回転し、助手席側
ウインドを開く。
【0046】さらに、図1には図示されていないが、右
後部席搭乗者が、右後部席側ウインド操作ユニット3に
ある右後部席用ウインド閉スイッチまたは開スイッチを
手動操作した場合、または、左後部席搭乗者が左後部席
側ウインド操作ユニット4にある左後部席用ウインド閉
スイッチまたは開スイッチを手動操作した場合は、助手
席搭乗者が助手席側ウインド操作ユニット2にある助手
席用ウインド閉スイッチ21Uまたは開スイッチ21D
を手動操作した場合と同様の動作経緯により、それぞ
れ、右後部席側ウインドまたは左後部席側ウインドが閉
じるまたは開く。
【0047】ここで、第1の実施の形態のパワーウイン
ド装置において、自動車が何等かの原因で水中に落ち、
自動車内に浸水したときの動作について説明すると、次
の通りである。
【0048】自動車内に浸水を生じると、運転席側ドア
ポケット内、助手席側ドアポケット内、右後部席側ドア
ポケット内、左後部席側ドアポケット内に順次水が浸入
し、運転席側ウインド操作ユニット1、助手席側ウイン
ド操作ユニット2、右後部席側ウインド操作ユニット
3、左後部席側ウインド操作ユニット4も順次浸水状態
になる。
【0049】自動車内に浸水が始まった際に、運転席側
ウインド操作ユニット1は、水没検知回路17に配置の
水没検知センサー17Sにおける露出状態の一対の水没
検知導体間に水が加わると、それらの間の抵抗値が小さ
くなり、水没検知トランジスタ17T1 のベース・接地
間が直流的に低抵抗になり、水没検知トランジスタ17
1 が導通する。このとき、水没検知回路17は、電源
端子20の電圧にほぼ等しい水没検知信号を出力し、電
源カット回路18の電源カットリレーに供給されてその
接点を図2に図示の実線の状態から点線の状態に切替え
る。この切替により、電源カットリレーの常閉接点を通
してモーター駆動制御回路15に供給されていた電源端
子20の正電圧が断たれ、ウインド閉スイッチ7Uへの
供給も断たれる。この時点に、運転者がウインドを開く
ために、ウインド開スイッチ7Dを手動操作すると、そ
の接点が図2に図示の実線の状態から点線の状態に切替
えられ、電源端子20の正電圧が切替ったウインド開ス
イッチ7Dの接点及びバッファダイオード15D2 を通
してウインド開リレー13Dに供給され、ウインド開リ
レー13Dの接点を図2に図示の実線の状態から点線の
状態に切替える。このため、ウインド開閉モーター12
には切替わったウインド開リレー13Dの接点を介して
電源端子20の正電圧が供給され、ウインド開閉モータ
ー12を他方方向に回転させ、運転席側ウインドを開く
ことができる。
【0050】そして、運転席側ウインド操作ユニット1
内への浸水によりウインド閉スイッチ7U内にも浸水
し、既にその接点間の絶縁状態が保たれなくなって場合
であっても、電源カット回路18によりウインド閉スイ
ッチ7Uへの電源端子20の正電圧の供給が断たれてい
るので、ウインド閉リレー13Uが誤作動することはな
く、確実にウインド開閉モーター12を他方方向に回転
させ、運転席側ウインドを開くことができる。
【0051】また、助手席側ウインド操作ユニット2、
右後部席側ウインド操作ユニット3、左後部席側ウイン
ド操作ユニット4においても、運転席側ウインド操作ユ
ニット1にあるのと同様の水没検知回路、電源カット回
路をそれぞれ備えているので、運転席ウインド操作ユニ
ット1以外の他のウインド操作ユニット、例えば、助手
席側ウインド操作ユニット2、右後部席側ウインド操作
ユニット3、左後部席側ウインド操作ユニット4のいず
れかにおいて水没検知が行われた場合も、運転席ウイン
ド操作ユニット1で水没検知が行われた場合と同様の動
作過程により、助手席側ウインド、右後部席側ウイン
ド、左後部席側ウインドの中の対応するウインドを開く
ことができる。
【0052】さらに、第1の実施の形態のパワーウイン
ド装置において、ウインドへの挟み込みが発生した場合
の動作について説明すると、次の通りである。
【0053】運転席側ウインド操作ユニット1のウイン
ド閉スイッチ7Uが手動操作され、運転席側ウインドが
閉動作している最中に、運転席側ウインドに何等かの物
体、例えば人間の手の指等が挟み込まれた場合、挟み込
み検知回路19が挟み込みを検知して挟み込み検知信号
を出力し、制御部14に供給する。制御部14は、供給
された挟み込み検知信号に応答し、水没検知回路17の
側路トランジスタ17T2 を導通する駆動信号を発生す
る。側路トランジスタ17T2 が導通すると、水没検知
トランジスタ17T1 も導通し、電源端子20の電圧に
ほぼ等しい水没検知信号を発生する。この水没検知信号
は、電源カット回路18の電源カットリレーに供給さ
れ、その接点を図2に図示の実線の状態から点線の状態
に切替える。この切替により、電源カットリレーの常閉
接点を通してモーター駆動制御回路15に供給されてい
た電源端子20の正電圧の供給が断たれ、ウインド閉ス
イッチ7Uへの供給も断たれる。この一連の動作によ
り、ウインド閉リレー13Uへの電源端子20の正電圧
の供給が完全に断たれ、直ちにモーター12の回転が停
止し、これ以上の挟み込み状態になるのを回避できる。
【0054】また、助手席側ウインド操作ユニット2の
ウインド閉スイッチ21Uが手動操作されている際に、
助手席側ウインドに挟み込みがあった場合、他席側ウイ
ンド操作ユニット3、4の対応するウインド閉スイッチ
が手動操作されている際に、他席側ウインドに挟み込み
があった場合も、前述の運転席側ウインド操作ユニット
1における動作と同じ動作により、これ以上の挟み込み
状態になるのを回避できる。
【0055】この他に、運転席側ウインド操作ユニット
1におけるオート動作時、例えばウインド閉スイッチ7
Uとオートスイッチ11を同時操作し、運転席側ウイン
ドを閉じているときに挟み込みが発生した場合も電源カ
ット回路18がトランジスタ151 Uへの電源供給を断
ちこれ以上の挟み込み状態になるのを回避させ、また、
運転席側ウインド操作ユニット1の助手席用ウインド開
閉スイッチ8をウインド閉方向に操作し、助手席用ウイ
ンドを閉じているときに挟み込みが発生した場合は、電
源カット回路29がトランジスタ251 Uへの電源供給
を断ちこれ以上の挟み込み状態になるのを回避させるよ
うに働く。
【0056】なお、運転席側ウインド操作ユニット1に
おいて制御部14は、側路トランジスタ17T2 に挟み
込み検知信号を供給すると同時に、トランジスタ152
Dを導通する駆動信号を発生するようにしてもよい。こ
のような駆動信号が出力されると、トランジスタ152
Dが導通し、トランジスタ151 Dも導通して、電源端
子20の正電圧が導通したトランジスタ151 Dを通し
てウインド開リレー13Dに供給され、ウインド開リレ
ー13Dの接点を図2に図示の実線の状態から点線の状
態に切替える。これにより、ウインド開閉モーター12
には、電源端子20の正電圧が切替ったウインド開リレ
ー13Dの接点を通して供給され、ウインド開閉モータ
ー12が他方方向に回転し、運転席側ウインドを開いて
挟み込み状態を回避させる。また、助手席側ウインド操
作ユニット2の制御部24においても、制御部14の前
記動作と同様の動作が行なわれるようにしてもよい。
【0057】最後に、第1の実施の形態のパワーウイン
ド装置において、自動車が水没した際にウインドへの挟
み込みが発生した場合の動作について説明すると、次の
通りである。
【0058】自動車内に浸水が生じたとき、搭乗者、例
えば運転者があわて、開いている運転席側ウインドを閉
じるためにウインド閉スイッチ7Uを操作することがあ
り、その際に挟み込みを生じることがある。そして、挟
み込み検知回路19は前述のような動作によって運転席
側ウインドを閉じる動作を直ちに停止させ、またはさら
に運転席側ウインドを開く。
【0059】この場合、運転席側ウインド操作ユニット
1内への浸水に伴ってウインド閉スイッチ7U内にも浸
水し、既にその接点間の絶縁状態が保たれなくなってい
たとしても、電源カット回路18によりウインド閉スイ
ッチ7Uへの電源端子20の正電圧の供給が断たれてい
るので、ウインド閉リレー13Uが誤作動することはな
く、確実にウインド開閉モーター12を他方方向に回転
させ、運転席側ウインドを開くことができる。
【0060】このように、第1の実施の形態のパワーウ
インド装置によれば、運転席側ウインド操作ユニット
1、助手席側ウインド操作ユニット2、右後部席側ウイ
ンド操作ユニット3、左後部席側ウインド操作ユニット
4のいずれかにおいて、自ユニットにある水没検知回路
17、28で自ユニットへの浸水の検知が行われて水没
検知信号を出力した場合、または、自ユニットにある挟
み込み検知回路19、30で自席ウインドへの挟み込み
の検知が行われて挟み込み検知信号を出力した場合のい
ずれの場合においても、電源カット回路18においてウ
インド閉スイッチ7U及びトランジスタ151 Uへの電
源端子20の正電圧の供給を断つようにしているので、
対応ができる。
【0061】次に、図4は、本発明によるパワーウイン
ド装置の第2の実施の形態を示すもので、運転席側ウイ
ンド操作ユニット1の詳細な構成を示す回路図であり、
このパワーウインド装置の第2の実施の形態は水没検知
回路だけを備えた例を示すものである。
【0062】図4に示されるように、第2の実施の形態
による運転席側ウインド操作ユニット1は、第1の実施
の形態による運転席側ウインド操作ユニット1と比べる
と、挟み込み検知回路19がなく、しかも、水没検知回
路17がそれぞれ側路トランジスタ17T2 を備えてい
ない点で構成を異にするが、その他の構成は第1の実施
の形態による運転席側ウインド操作ユニット1と同じで
ある。
【0063】なお、図4においては、図1及び図2に図
示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を
付け、それらの構成要素の説明は省略する。
【0064】また、第2の実施の形態において特に図示
していないが、助手席側ウインド操作ユニット2の構成
は、図3に図示された第1の実施形態の助手席側ウイン
ド操作ユニット2と比べて、挟み込み検知回路30がな
く、しかも、水没検知回路28内の側路トランジスタ2
8T2 を備えていない点だけで、その他の構成は第1の
実施の形態の助手席側ウインド操作ユニット2と同じで
ある。
【0065】同様に、第2の実施の形態の右後部席側ウ
インド操作ユニット3及び左後部席側ウインド操作ユニ
ット4の各構成は、それぞれ、前述の第2の実施の形態
の助手席側ウインド操作ユニット2の構成と同じであ
る。
【0066】そして、第2の実施の形態の運転席側ウイ
ンド操作ユニット1の動作は、既に説明した第1の実施
の形態の運転席側ウインド操作ユニット1の動作から挟
み込み検知回路19に関連する動作を除いた動作と同じ
であり、また、第2の実施の形態の運転席側ウインド操
作ユニット1で得られる効果は、既に説明した第1の実
施の形態の運転席側ウインド操作ユニット1で得られる
効果から挟み込み検知回路19に関連する効果を除いた
効果と同じである。
【0067】同様にして、第2の実施の形態の右後部席
側ウインド操作ユニット3及び左後部席側ウインド操作
ユニット4で得られる効果も、既に説明した第1の実施
の形態の運転席側ウインド操作ユニット1で得られる効
果から挟み込み検知回路19に関連する効果を除いた効
果と同じである。
【0068】このため、第2の実施の形態における各ウ
インド操作ユニット1乃至4の構成、各ウインド操作ユ
ニット1乃至4の動作、及び、各ウインド操作ユニット
1乃至4で得られる効果については、いずれも、これ以
上の説明を省略する。
【0069】続いて、図5は、本発明によるパワーウイ
ンド装置の第3の実施の形態を示すもので、運転席側ウ
インド操作ユニット1の詳細な構成を示す回路図であ
り、このパワーウインド装置の第3の実施の形態は挟み
込み検知回路だけを備えた例を示すものである。
【0070】図5に示されるように、第3の実施の形態
の運転席側ウインド操作ユニット1は、第1の実施の形
態の運転席側ウインド操作ユニット1と比べると、水没
検知センサー17Sを含む水没検知回路17がなく、そ
の代わりに、水没検知回路17を構成していた水没検知
トランジスタ17T1 及び側路トランジスタ17T2
電源カット回路18の構成要素にしている点で構成を異
にしているが、その他の構成は第1の実施の形態の運転
席側ウインド操作ユニット1と同じである。
【0071】なお、図5においても、図1及び図2に図
示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を
付け、それらの構成要素の説明は省略する。
【0072】また、第3の実施の形態において特に図示
していないが、助手席側ウインド操作ユニット2の構成
は、図3に図示された第1の実施の形態の助手席側ウイ
ンド操作ユニット2と比べて、水没検知センサー28S
を含む水没検知回路28がなく、その代わりに、水没検
知回路28を構成していた水没検知トランジスタ28T
1 及び側路トランジスタ28T2 を電源カット回路29
の構成要素にしている点だけで、その他の構成は第1の
実施の形態の助手席側ウインド操作ユニット2と同じで
ある。
【0073】同様に、第3の実施の形態の右後部席側ウ
インド操作ユニット3及び左後部席側ウインド操作ユニ
ット4の各構成も、それぞれ、前記第3の実施の形態の
助手席側ウインド操作ユニット2の構成と同じである。
【0074】そして、第3の実施の形態の運転席側ウイ
ンド操作ユニット1の動作は、既に説明した第1の実施
の形態の運転席側ウインド操作ユニット1の動作から水
没検知回路17の水没検知センサー17Sに関連する動
作を除いた動作と同じであり、また、第3の実施の形態
の運転席側ウインド操作ユニット1で得られる効果は、
既に説明した第1の実施の形態の運転席側ウインド操作
ユニット1で得られる効果から水没検知回路17の水没
検知センサー17Sに関連する効果を除いた効果と同じ
である。
【0075】同様にして、第3の実施の形態の右後部席
側ウインド操作ユニット3及び左後部席側ウインド操作
ユニット4で得られる効果も、既に説明した第1の実施
の形態の運転席側ウインド操作ユニット1で得られる効
果から水没検知回路17の水没検知センサー17Sに関
連する効果を除いた効果と同じである。
【0076】このため、第3の実施の形態における各ウ
インド操作ユニット1乃至4の構成、各ウインド操作ユ
ニット1乃至4の動作、及び、各ウインド操作ユニット
1乃至4で得られる効果についても、これ以上の説明を
省略する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、水没検知手段が自動車内への浸水を検知
したときに水没検知信号を出力し、水没検知信号を受け
た電源カット手段がモーター回転駆動手段のウインド閉
リレーへの電源の供給を断つようにし、この時点におい
て、ウインド開スイッチを操作することによってウイン
ド開リレーだけが動作し、モーターの他方方向の回転に
よってウインドの開動作が確実に実行され、自動車搭乗
者は開いた近くのウインドを通して浸水した自動車内か
ら迅速に脱出することができるとともに、挟み込み検知
手段が閉動作中のウインドへの挟み込みを検知したとき
に挟み込み検知信号を出力し、挟み込み検知信号を受け
た電源カット手段が同様にモーター回転駆動手段のウイ
ンド閉リレーへの電源の供給を断つようにしているの
で、閉動作中のウインドを開動作に確実に切替えること
ができ、挟み込みの発生により各種の弊害が生じるのを
回避することができるという効果がある。
【0078】また、請求項2に記載の発明によれば、挟
み込み検知手段が閉動作中のウインドへの挟み込みを検
知したときに挟み込み検知信号を出力し、挟み込み検知
信号を受けた電源カット手段がウインド閉リレーへの電
源の供給を断つようにしているので、この時点におい
て、挟み込みによる各種の弊害の発生を避けられるとい
う効果がある。
【0079】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
水没検知手段が自動車内への浸水を検知したときに水没
検知信号を出力し、水没検知信号を受けた電源カット手
段がウインド閉リレーへの電源の供給を断つようにして
いるので、ウインド閉リレーの誤動作を防止でき、この
時点において、ウインド開スイッチを操作することによ
りウインド開リレーだけが動作し、モーターの他方方向
の回転によってウインドの開動作が確実に実行され、自
動車搭乗者は開いた近くのウインドを通して浸水した自
動車内から迅速に脱出できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパワーウインド装置の第1の実施
の形態の要部構成を示す回路図である。
【図2】図1に図示されたパワーウインド装置における
運転席側ウインド操作ユニットの詳細な構成を示す回路
図である。
【図3】図1に図示されたパワーウインド装置における
助手席側ウインド操作ユニットの詳細な構成を示す回路
図である。
【図4】本発明によるパワーウインド装置の第2の実施
の形態を示すもので、運転席側ウインド操作ユニットの
詳細な構成を示す回路図である。
【図5】本発明によるパワーウインド装置の第3の実施
の形態を示すもので、運転席側ウインド操作ユニットの
詳細な構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 運転席側ウインド操作ユニット 2 助手席側ウインド操作ユニット 3 右後部座席側ウインド操作ユニット 4 左後部座席側ウインド操作ユニット 5 バスライン 6、27 バスライン接続端子 7U 運転席用ウインド閉スイッチ 7D 運転席用ウインド開スイッチ 8 助手席用ウインド開閉スイッチ 9 右後部座席用ウインド開閉スイッチ 10 左後部座席用ウインド開閉スイッチ 11 オートスイッチ 12、22 ウインド開閉モーター 13、23 モーター回転方向切替リレー 13U、23U ウインド閉リレー 13D、23D ウインド開リレー 14、24 制御部(CPU) 15、25 モーター駆動制御回路 151 U、151 D、152 U、152 D、251 U、
251 D、252 U、252 D トランジスタ 15D1 、15D2 、25D1 、25D2 バッファダ
イオード 16、26 インターフェイス(I/F) 17、28 水没検知回路 17S、28S 水没検知センサー 17T1 、28T1 水没検知トランジスタ 17T2 、28T2 側路トランジスタ 18、29 電源カット回路 19、30 挟み込み検知回路 20、31 電源端子 21U 助手席用ウインド閉スイッチ 21D 助手席用ウインド開スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月3日(1999.8.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 B60J 1/17 A E05F 15/16 B60R 21/00 630A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、手動操作されるウインド開
    スイッチ及びウインド閉スイッチと、回転時にウインド
    を開閉するモーターと、前記ウインド開スイッチ及び前
    記ウインド閉スイッチの操作に対応して前記モーターの
    回転方向を切替えるモーター回転駆動手段と、前記モー
    ター回転駆動手段により駆動され、前記モーターにウイ
    ンドを開く方向の極性またはウインドを閉じる方向の極
    性の電源を接続するウインド開接続手段及びウインド閉
    接続手段と、水没時に水没検知信号を出力する水没検知
    手段と、前記水没検知信号が出力された際に前記ウイン
    ド閉リレーへの電源供給を断つ電源カット手段とを備え
    ることを特徴とするパワーウインド装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも、手動操作されるウインド開
    スイッチ及びウインド閉スイッチと、回転時にウインド
    を開閉するモーターと、前記ウインド開スイッチ及び前
    記ウインド閉スイッチの操作に対応して前記モーターの
    回転方向を切替えるモーター回転駆動手段と、前記モー
    ター回転駆動手段により駆動され、前記モーターにウイ
    ンドを開く方向の極性またはウインドを閉じる方向の極
    性の電源を接続するウインド開接続手段及びウインド閉
    接続手段と、ウインドへの挟み込みの検知時に挟み込み
    検知信号を出力する挟み込み検知手段と、前記挟み込み
    検知信号が出力された際に前記ウインド閉リレーへの電
    源供給を断つ電源カット手段とを備えることを特徴とす
    るパワーウインド装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも、手動操作されるウインド開
    スイッチ及びウインド閉スイッチと、回転時にウインド
    を開閉するモーターと、前記ウインド開スイッチ及び前
    記ウインド閉スイッチの操作に対応して前記モーターの
    回転方向を切替えるモーター回転駆動手段と、前記モー
    ター回転駆動手段により駆動され、前記モーターにウイ
    ンドを開く方向の極性またはウインドを閉じる方向の極
    性の電源を接続するウインド開接続手段及びウインド閉
    接続手段と、水没時に水没検知信号を出力する水没検知
    手段と、ウインドへの挟み込みの検知時に挟み込み検知
    信号を出力する挟み込み検知手段と、前記水没検知信号
    または前記挟み込み検知信号のいずれかが出力された際
    に前記ウインド閉リレーへの電源供給を断つ電源カット
    手段とを備えることを特徴とするパワーウインド装置。
  4. 【請求項4】 前記電源カット手段は、前記ウインド閉
    接続手段及び前記ウインド閉スイッチへの電源供給を断
    つように動作する電源カットリレーを備えていることを
    特徴とする請求項1乃至3に記載のパワーウインド装
    置。
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