JP2000352099A - 評価用便器、評価用洗面器及びその製造方法 - Google Patents

評価用便器、評価用洗面器及びその製造方法

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徹 上野
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信吾 笠原
Katsuhiro Kawakami
克博 川上
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茂幸 山田
Yukinari Matsumoto
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Toshimitsu Suda
稔光 須田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 便器や洗面器の表面に防汚等の新機能や新規
な色調を付与した場合に簡単にその機能比較を行うこと
を可能とする便器及び洗面器の提供。 【解決手段】 溜水部が分割されるように便鉢面を使用
者に対して垂直方向に2分割し、その一方の分割面は他
方の分割面とは異なる表面性質を有する面が形成されて
いることを特徴とする評価用便器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】評価用便器及び洗面器、及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】便器や洗面器の表面に防汚等の新機能や
新規な色調を付与した場合、その機能比較を行う場合
に、従来は従来品と開発品の2つの製品を作製して比較
することにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記機
能比較の場合、着色又は外観上の質感等の比較をする場
合、視感での判断はつきにくく、また、汚れの付着具合
等においてもわかりにくかった。
【0004】又、陶器製の便器又は洗面器を焼成する
際、窯の焼成位置或いは条件が異なる為、上記個々の製
品を比較は前記窯条件のバラツキも考慮しなければなら
ず、完全な同一ロットでの比較が困難であった。
【0005】本発明では上記事情に鑑み、窯条件のバラ
ツキを考慮することなく、便器や洗面器の表面に防汚等
の新機能や新規な色調を付与した場合に簡単にその機能
比較を行うことを可能とする便器、洗面器及びその製造
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決すべく、溜水部が分割されるように便鉢面を使用者
に対して垂直方向に2分割し、その一方の分割面は他方
の分割面とは異なる表面性質を有する面が形成されてい
ることを特徴とする評価用便器、及び排水口が分割され
るようにボール面を使用者に対して垂直方向に2分割
し、その一方の分割面は他方の分割面とは異なる表面性
質を有する面が形成されていることを特徴とする評価用
洗面器を提供する。そうすることにより、洗浄水を便鉢
面又はボール面に流したときに、使用者の位置から簡単
に色調や防汚性能等の表面性質の違いを認識できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施態様においては、
前記一方の分割面には、着色性の釉薬層のみが形成され
ており、他方の分割面には、着色性の第一の釉薬層と、
前記第一の釉薬層表面に被覆された透明性の第二の釉薬
層が形成されているようにする。こうすることにより、
他方の分割面における防汚性能の優位性を確実に認識で
きるようになる。
【0008】上記態様において、前記一方の分割面に形
成された着色性の釉薬層の厚みは、前記他方の分割面に
形成された第一の釉薬層の厚みと第二の釉薬層の厚みと
の合計和と略等しいようにするのが好ましい。そうする
ことにより、評価がより公平になる。
【0009】上記態様の便器を製造する1つの方法は、
例えば、マスキング材により便器の便鉢面を形成する陶
器素地表面のうちの前記他方の分割面を覆った後に着色
性の釉薬を前記一方の分割面に施釉し、その後に前記マ
スキング材を除去する工程、マスキング材により便器の
便鉢面を形成する陶器素地表面のうちの前記一方の分割
面を覆った後に着色性の釉薬及び透明性の釉薬をこの順
で前記他方の分割面に施釉し、その後に前記マスキング
材を除去する工程、1000〜1300℃の温度で焼成
する工程を行う。
【0010】上記態様の便器を製造する他の方法は、例
えば、便器の便鉢面を形成する陶器素地表面に着色性の
釉薬を施釉する工程、マスキング材により便器の便鉢面
のうちの前記一方の分割面を覆った後に透明性の釉薬を
前記他方の分割面に施釉し、その後に前記マスキング材
を除去する工程、1000〜1300℃の温度で焼成す
る工程を行う。
【0011】上記態様の洗面器を製造する1つの方法
は、例えば、マスキング材により洗面器のボール面を形
成する陶器素地表面のうちの前記他方の分割面を覆った
後に着色性の釉薬を前記一方の分割面に施釉し、その後
に前記マスキング材を除去する工程、マスキング材によ
り洗面器のボール面を形成する陶器素地表面のうちの前
記一方の分割面を覆った後に着色性の釉薬及び透明性の
釉薬をこの順で前記他方の分割面に施釉し、その後に前
記マスキング材を除去する工程、1000〜1300℃
の温度で焼成する工程を行う。
【0012】上記態様の洗面器を製造する他の方法は、
例えば、洗面器のボール面を形成する陶器素地表面に着
色性の釉薬を施釉する工程、マスキング材により洗面器
のボール面のうちの前記一方の分割面を覆った後に透明
性の釉薬を前記他方の分割面に施釉し、その後に前記マ
スキング材を除去する工程、1000〜1300℃の温
度で焼成する工程を行う。
【0013】本発明の他の実施態様においては、前記一
方の分割面には、着色性の釉薬層のみが形成されてお
り、他方の分割面には撥水処理された着色性の釉薬層が
形成されているようにする。こうすることにより、2つ
の分割面における防汚性能の比較を確実に認識できるよ
うに行えるようになる。
【0014】上記態様の便器を製造する1つの方法は、
例えば、便器の便鉢面を形成する陶器素地表面に着色性
の釉薬を施釉する工程、1000〜1300℃の温度で
焼成する工程、マスキング材により便器の便鉢面のうち
の前記一方の分割面を覆った後に撥水剤を前記他方の分
割面に被覆する工程、前記マスキング材を除去する工程
を行う。
【0015】撥水剤にはシリコーン樹脂、フッ素樹脂、
フルオロシラン系樹脂等が好適に利用できる。
【0016】上記態様の洗面器を製造する1つの方法
は、例えば、洗面器のボール面を形成する陶器素地表面
に着色性の釉薬を施釉する工程、1000〜1300℃
の温度で焼成する工程、マスキング材により洗面器のボ
ール面のうちの前記一方の分割面を覆った後に撥水剤を
前記他方の分割面に被覆する工程、前記マスキング材を
除去する工程を行う。
【0017】本発明の他の実施態様においては、前記一
方の分割面には、着色性の第一の釉薬層と、前記第一の
釉薬層表面に被覆された透明性の第二の釉薬層が形成さ
れており、他方の分割面には撥水処理された着色性の釉
薬層が形成されているようにする。こうすることによ
り、一方の分割面における防汚性能の優位性を確実に認
識できるようになる。
【0018】上記態様の便器を製造する1つの方法は、
例えば、便器の便鉢面を形成する陶器素地表面に着色性
の釉薬を施釉する工程、マスキング材により便器の便鉢
面のうちの前記他方の分割面を覆った後に透明性の釉薬
を前記一方の分割面に施釉し、その後に前記マスキング
材を除去する工程、1000〜1300℃の温度で焼成
する工程、マスキング材により便器の便鉢面のうちの前
記一方の分割面を覆った後に撥水剤を前記他方の分割面
に被覆し、前記マスキング材を除去する工程を行う。
【0019】上記態様の洗面器を製造する1つの方法
は、例えば、洗面器のボール面を形成する陶器素地表面
に着色性の釉薬を施釉する工程、マスキング材により洗
面器のボール面のうちの前記他方の分割面を覆った後に
透明性の釉薬を前記一方の分割面に施釉し、その後に前
記マスキング材を除去する工程、1000〜1300℃
の温度で焼成する工程、マスキング材により便器の便鉢
面のうちの前記一方の分割面を覆った後に撥水剤を前記
他方の分割面に被覆し、前記マスキング材を除去する工
程を行う。
【0020】マスキング材には、例えば、紙及び/又は
テープが好適に利用できる。
【0021】
【実施例】
【表1】
【0022】表1の組成からなる釉薬原料2Kgと水1
Kg及び球石4Kgを、容積6リットルの陶器性ポット
に入れ、レーザー回折式粒度分布計を用いた粉砕後の着
色性釉薬スラリーの粒度測定結果が、10μm以下が6
5%、50%平均粒径(D50)が6.5μm程度にな
るように、ボールミルにより粉砕を行った。
【0023】これとは別に、表1の組成からなる原料か
ら、乳濁剤であるジルコン(ZrSiO4)と顔料を除
いたものと、非晶質釉薬とを、両者の合計和に対する非
晶質釉薬の割合が50〜99重量%になるように調整し
た釉薬原料2Kgと水1Kg及び球石4Kgを、容積6
リットルの陶器性ポットに入れ、レーザー回折式粒度分
布計を用いた粉砕後の透明性釉薬スラリーの粒度測定結
果が、10μm以下が67%、50%平均粒径(D5
0)が6.0μmになるように、ボールミルにより粉砕
を行った。
【0024】次に、珪砂、長石、粘土等を原料として調
製した衛生陶器素地泥漿を用いて、衛生陶器を成形し、
その陶器素地表面にまず、前記着色性釉薬を塗布する。
【0025】次に、上記着色性釉薬表面について、左右
対称の左側に紙及び/又はテープで表面を被覆し、上記
透明性釉薬を塗布した後、紙及び/又はテープを剥ぎ取
る。その後1000〜1300℃で焼成した。
【0026】焼成して得られた焼成品のボール内に疑似
汚物を塗り、水洗を実施すると着色性釉薬表面に疑似汚
物が残り、透明性釉薬表面では残らず流れ落ちた。
【0027】さらに、上記衛生陶器表面において、着色
性釉薬と透明性釉薬では光沢及び平滑性について、透明
性釉薬表面が良好であると言うことが、目視にて容易に
把握できた。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、着色、外観上の質感及
び平滑性等の比較相対評価が視感により容易に評価でき
るようになる。又、表面の汚物付着等の試験において
も、より鮮明に比較評価できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にて疑似汚物を塗布した状態を
示す図である。
【図2】本発明の実施例にて疑似汚物を洗浄した後の状
態を示す図である。
【符号の説明】
1.衛生陶器 2.第一の釉薬表面(着色性釉薬表面) 3.第二の釉薬表面(透明性釉薬表面) 4.疑似汚物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 信吾 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 川上 克博 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 山田 茂幸 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 松本 幸成 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 須田 稔光 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 高田 宏行 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D039 AA01 AB00

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溜水部が分割されるように便鉢面を使用
    者に対して垂直方向に2分割し、その一方の分割面は他
    方の分割面とは異なる表面性質を有する面が形成されて
    いることを特徴とする評価用便器。
  2. 【請求項2】 前記一方の分割面には、着色性の釉薬層
    のみが形成されており、他方の分割面には、着色性の第
    一の釉薬層と、前記第一の釉薬層表面に被覆された透明
    性の第二の釉薬層が形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の評価用便器。
  3. 【請求項3】 前記一方の分割面に形成された着色性の
    釉薬層の厚みは、前記他方の分割面に形成された第一の
    釉薬層の厚みと第二の釉薬層の厚みとの合計和と略等し
    いことを特徴とする請求項2に記載の評価用便器。
  4. 【請求項4】 前記一方の分割面には、着色性の釉薬層
    のみが形成されており、他方の分割面には撥水処理され
    た着色性の釉薬層が形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の評価用便器。
  5. 【請求項5】 前記一方の分割面には、着色性の第一の
    釉薬層と、前記第一の釉薬層表面に被覆された透明性の
    第二の釉薬層が形成されており、他方の分割面には撥水
    処理された着色性の釉薬層が形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の評価用便器。
  6. 【請求項6】 排水口が分割されるようにボール面を使
    用者に対して垂直方向に2分割し、その一方の分割面は
    他方の分割面とは異なる表面性質を有する面が形成され
    ていることを特徴とする評価用洗面器。
  7. 【請求項7】 前記一方の分割面には、着色性の釉薬層
    のみが形成されており、他方の分割面には着色性の第一
    の釉薬層と、前記第一の釉薬層表面に被覆された透明性
    の第二の釉薬層が形成されていることを特徴とする請求
    項6に記載の評価用洗面器。
  8. 【請求項8】 前記一方の分割面に形成された着色性の
    釉薬層の厚みは、前記他方の分割面に形成された第一の
    釉薬層の厚みと第二の釉薬層の厚みとの合計和と略等し
    いことを特徴とする請求項7に記載の評価用洗面器。
  9. 【請求項9】 前記一方の分割面には、着色性の釉薬層
    のみが形成されており、他方の分割面には撥水処理され
    た着色性の釉薬層が形成されていることを特徴とする請
    求項6に記載の評価用洗面器。
  10. 【請求項10】 前記一方の分割面には、着色性の第一
    の釉薬層と、前記第一の釉薬層表面に被覆された透明性
    の第二の釉薬層が形成されており、他方の分割面には撥
    水処理された着色性の釉薬層が形成されていることを特
    徴とする請求項6に記載の評価用洗面器。
  11. 【請求項11】 請求項2又は3に記載の評価用便器の
    製造方法であって、その方法は、マスキング材により便
    器の便鉢面を形成する陶器素地表面のうちの前記他方の
    分割面を覆った後に着色性の釉薬を前記一方の分割面に
    施釉し、その後に前記マスキング材を除去する工程、マ
    スキング材により便器の便鉢面を形成する陶器素地表面
    のうちの前記一方の分割面を覆った後に着色性の釉薬及
    び透明性の釉薬をこの順で前記他方の分割面に施釉し、
    その後に前記マスキング材を除去する工程、1000〜
    1300℃の温度で焼成する工程を含むことを特徴とす
    る評価用便器の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載の評価用便器の製造方
    法であって、その方法は、便器の便鉢面を形成する陶器
    素地表面に着色性の釉薬を施釉する工程、マスキング材
    により便器の便鉢面のうちの前記一方の分割面を覆った
    後に透明性の釉薬を前記他方の分割面に施釉し、その後
    に前記マスキング材を除去する工程、1000〜130
    0℃の温度で焼成する工程を含むことを特徴とする評価
    用便器の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項4に記載の評価用便器の製造方
    法であって、その方法は、便器の便鉢面を形成する陶器
    素地表面に着色性の釉薬を施釉する工程、1000〜1
    300℃の温度で焼成する工程、マスキング材により便
    器の便鉢面のうちの前記一方の分割面を覆った後に撥水
    剤を前記他方の分割面に被覆する工程、前記マスキング
    材を除去する工程を含むことを特徴とする評価用便器の
    製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項5に記載の評価用便器の製造方
    法であって、その方法は、便器の便鉢面を形成する陶器
    素地表面に着色性の釉薬を施釉する工程、マスキング材
    により便器の便鉢面のうちの前記他方の分割面を覆った
    後に透明性の釉薬を前記一方の分割面に施釉し、その後
    に前記マスキング材を除去する工程、1000〜130
    0℃の温度で焼成する工程、マスキング材により便器の
    便鉢面のうちの前記一方の分割面を覆った後に撥水剤を
    前記他方の分割面に被覆し、前記マスキング材を除去す
    る工程を含むことを特徴とする評価用便器の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記マスキング材は、紙及び/又はテ
    ープであることを特徴とする請求項11〜14に記載の
    評価用便器の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項7又は8に記載の評価用洗面器
    の製造方法であって、その方法は、マスキング材により
    洗面器のボール面を形成する陶器素地表面のうちの前記
    他方の分割面を覆った後に着色性の釉薬を前記一方の分
    割面に施釉し、その後に前記マスキング材を除去する工
    程、マスキング材により洗面器のボール面を形成する陶
    器素地表面のうちの前記一方の分割面を覆った後に着色
    性の釉薬及び透明性の釉薬をこの順で前記他方の分割面
    に施釉し、その後に前記マスキング材を除去する工程、
    1000〜1300℃の温度で焼成する工程を含むこと
    を特徴とする評価用洗面器の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項7に記載の評価用洗面器の製造
    方法であって、その方法は、洗面器のボール面を形成す
    る陶器素地表面に着色性の釉薬を施釉する工程、マスキ
    ング材により洗面器のボール面のうちの前記一方の分割
    面を覆った後に透明性の釉薬を前記他方の分割面に施釉
    し、その後に前記マスキング材を除去する工程、100
    0〜1300℃の温度で焼成する工程を含むことを特徴
    とする評価用便器の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項9に記載の評価用洗面器の製造
    方法であって、その方法は、洗面器のボール面を形成す
    る陶器素地表面に着色性の釉薬を施釉する工程、100
    0〜1300℃の温度で焼成する工程、マスキング材に
    より洗面器のボール面のうちの前記一方の分割面を覆っ
    た後に撥水剤を前記他方の分割面に被覆する工程、前記
    マスキング材を除去する工程を含むことを特徴とする評
    価用洗面器の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項10に記載の評価用洗面器の製
    造方法であって、その方法は、洗面器のボール面を形成
    する陶器素地表面に着色性の釉薬を施釉する工程、マス
    キング材により洗面器のボール面のうちの前記他方の分
    割面を覆った後に透明性の釉薬を前記一方の分割面に施
    釉し、その後に前記マスキング材を除去する工程、10
    00〜1300℃の温度で焼成する工程、マスキング材
    により便器の便鉢面のうちの前記一方の分割面を覆った
    後に撥水剤を前記他方の分割面に被覆し、前記マスキン
    グ材を除去する工程を含むことを特徴とする評価用洗面
    器の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記マスキング材は、紙及び/又はテ
    ープであることを特徴とする請求項16〜19に記載の
    評価用洗面器の製造方法。
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