JP2000350993A - Dmso含有水の処理装置及び半導体工場排水の処理設備 - Google Patents

Dmso含有水の処理装置及び半導体工場排水の処理設備

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JP2000350993A
JP2000350993A JP11162714A JP16271499A JP2000350993A JP 2000350993 A JP2000350993 A JP 2000350993A JP 11162714 A JP11162714 A JP 11162714A JP 16271499 A JP16271499 A JP 16271499A JP 2000350993 A JP2000350993 A JP 2000350993A
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dmso
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water
hydrogen peroxide
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Kiminari Shigeta
公成 重田
Tsuneo Kawakami
恒雄 河上
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Kurita Water Industries Ltd
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Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DMSO(ジメチルスルホキシド)含有排水
を効率的に処理する。 【解決手段】 第1の処理手段と第2の処理手段とガス
処理手段とを備えるDMSO含有水の処理装置。第1の
処理手段の還元剤添加手段でDMSOをDMSないしH
2S,MMに還元し、生成したDMS,H2S,MMを第
2の処理手段の過酸化水素添加手段で酸化して硫酸イオ
ンにまで分解する。DMSO含有排水に還元剤を添加す
る第1の処理手段1と、還元剤添加手段の処理水と過酸
化水素含有排水とを接触させる第2の処理手段7とを備
えてなる半導体工場排水の処理設備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDMSO((C
32SO:ジメチルスルホキシド)を含む排水を効率
的に処理する装置及び半導体工場から排出されるDMS
O含有排水と過酸化水素(H22)含有排水を効率的に
処理する設備に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程からは、DMSO含有排
水と、過酸化水素含有排水が排出されるため、これらの
排水を処理する必要がある。
【0003】従来、DMSO含有排水と過酸化水素含有
排水とは各々別々に処理が行われており、このうち、D
MSO含有排水の処理方法としては、次のような方法が
知られている。
【0004】 活性汚泥又は担体担持させた微生物に
よる生物分解法 オゾンや過酸化水素水などの酸化剤を用いて分解す
る方法 燃焼処理方法 しかしながら、の方法では、反応槽内を好気性条件に
保つことが難しく、嫌気性条件下での生物分解過程でメ
チルメルカプタン(CH3SH:MM)や硫化水素(H2
S)などの臭気性毒性ガスを発生するという問題があ
る。この問題を解決するべく、生物処理槽を好気性条件
に保つために様々な工夫がなされているが、活性汚泥フ
ロック又は担持担体内部の一部が嫌気性条件となった
り、装置停止により好気性条件を保てなくなった時など
には、上記の問題を回避し得なかった。また、の方法
ではDMSOの分解効率が悪く、反応に長時間を要し、
ランニングコストもかかる。の方法では、低濃度のD
MSOを処理できないなどの問題があった。
【0005】そのため、DMSO含有排水の多くは、廃
棄物処理業者による引き取りにより処分されている。
【0006】一方、過酸化水素含有排水は、還元剤添加
や活性炭還元塔等による処理を経て、一般排水等として
処理されていた。
【0007】なお、本出願人は先に、嫌気生物処理と好
気生物処理との組み合せで、DMSO含有排水を臭気発
生の問題を引き起こすことなく、高い処理効率で、低コ
ストに処理する方法を提案した(特開平6−91289
号公報)。この方法では、DMSOを嫌気生物処理によ
り還元反応させて硫化メチル((CH32S:DMS)
とし、生成したDMSを好気生物処理によりMM、H2
Sを経て硫酸イオンにまで酸化分解することで効率的な
処理を行える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−91289号公報に記載される生物処理を2段階に
行う方法では、装置設置面積が大きく、広いスペースを
必要とする;運転管理が難しい;余剰汚泥が発生するこ
とから、汚泥の処分の問題がある;といった不具合があ
る。
【0009】また、DMSO含有排水と過酸化水素含有
排水とを各々別々に処理する従来の処理法では各々の排
水に対して排水処理設備と処理薬剤を必要とし、工業的
に不利である。
【0010】本発明はこのような問題を解決し、DMS
O含有排水を容易かつ効率的に処理することができる装
置であって、装置設置面積が小さくて足り、運転管理が
容易で、また、余剰汚泥発生の問題が全くないDMSO
含有水の処理装置を提供することを目的とする。
【0011】本発明はまた、DMSO含有排水と過酸化
水素含有排水とが排出される半導体工場において、DM
SO含有排水の処理に過酸化水素含有排水を有効利用し
て、これらの排水を同時に処理する設備を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のDMSO含有水
の処理装置は、DMSOを含む排水が導入される第1の
処理手段と、この第1の処理手段の処理水が導入される
第2の処理手段と、該第1の処理手段及び/又は第2の
処理手段で発生したガスを処理するガス処理手段とを備
えてなるDMSO含有水の処理装置において、該第1の
処理手段が還元剤添加手段であり、該第2の処理手段が
酸化剤添加手段であり、かつ酸化剤は過酸化水素である
ことを特徴とする。
【0013】本発明においては、DMSOを第1の処理
手段でDMSないしはH2S,MMに還元した後、生成
したDMS,H2S,MMを第2の処理手段で酸化して
硫酸イオンにまで分解する。
【0014】本発明においては、これら第1の処理手段
及び第2の処理手段がいずれも生物処理手段ではないた
め、生物処理手段を採用することによる装置設置スペー
スの増大、運転管理の煩雑化、余剰汚泥発生の問題を解
消して、DMSO含有排水を容易かつ効率的に処理する
ことができる。
【0015】ところで、DMSO含有水に還元剤を添加
した後、酸化剤を添加して処理すると、大量の薬剤を必
要とすることになるが、このうち、酸化剤として過酸化
水素含有排水を有効利用することにより酸化剤を不要と
するか或いはその使用量を大幅に低減することができる
上に、従来、DMSO含有排水とは別に、還元剤や専用
設備を用いて処理されていた過酸化水素含有排水の同時
処理も可能となり、従って、過酸化水素含有排水の処理
のための還元剤等も不要となり、全体としての薬剤使用
量の低減、排水量の低減、処理専用設備の削減及びそれ
によるメンテナンスの軽減、装置設置面積の縮小が図
れ、工業的に極めて有利である。
【0016】本発明の半導体工場排水の処理設備は、D
MSO含有排水に還元剤を添加する第1の処理手段と、
還元剤添加手段の処理水と過酸化水素含有排水とを接触
させる第2の処理手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0017】このような本発明の半導体工場排水の処理
設備によれば、DMSO含有排水の処理に過酸化水素含
有排水を有効利用することにより、両排水を同時に処理
することができ、上述の如く、薬剤使用量の低減、排水
量の低減、処理専用設備の削減及びそれによるメンテナ
ンスの軽減、装置設置面積の縮小を図ることができる。
【0018】この半導体工場排水の処理設備では、DM
SO含有排水の処理で発生した臭気も過酸化水素含有排
水と接触させて処理するのが好適である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明のD
MSO含有水の処理装置及び半導体工場排水の処理設備
の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】図1に示す実施の形態では、DMSO含有
排水を還元反応槽1に導入し、Na2SO3、NaHSO
3等の亜硫酸塩、亜硝酸塩や2価鉄塩のような還元性金
属塩類、水素等の還元剤を添加してDMSOを還元処理
する。なお、還元剤としてガス状のものを用いる場合に
は、必要に応じて還元反応槽1の前段に気液混合器を設
け、後段に気液分離槽を設けるのが好ましい。還元剤の
添加量は、被処理液中の還元対象成分の量に応じて適宜
決定される。さらに、酸化後の処理水中に残留するH2
2を還元処理したい場合は、還元剤量をそれに応じて
予め多めに供給するように設定するのが好ましい。この
還元反応槽1の後段には、必要に応じて残留する還元剤
の処理手段を設けても良い。また、還元反応槽1は触媒
を用いた触媒還元反応槽であっても良く、更に紫外線を
照射して反応を促進させるものであっても良い。
【0021】この還元反応槽1にはスチームを用いた加
温器1Aが設けられており、槽内液は必要に応じて還元
処理に好適な温度、通常40〜100℃に加温される。
還元反応槽1では、更に、圧力やpH調整、超音波、磁
場、赤外線等の光線、放射線等の活性線を併用して反応
を促進させることもできる。
【0022】この還元反応槽1におけるDMSOの還元
で生成したDMS,H2S,MM等を含む還元処理水は
酸化反応槽2へ送給される。また、この還元反応で生成
したメタン(CH4),H2S,MM等のガスは、脱臭処
理槽4へ送給されて処理される。
【0023】酸化反応槽2では、H22含有排水が酸化
剤として添加され、還元処理水中のDMS,H2S,M
M等を酸化して硫酸イオンにまで分解し、酸化処理水は
系外へ排出される。この酸化反応槽2では溶存している
DMS,H2S,MM等によりDMS,H2S,MM等の
ガスが発生する場合があるため、このガスも脱臭処理槽
4に送給される。この酸化反応槽2において、H22
有排水の添加量は、DMSO含有排水中のDMSO濃度
やH22含有排水中のH22濃度に応じて設定される
が、通常、処理するDMSO含有排水に対して1〜10
倍程度である。
【0024】なお、この酸化反応槽2における酸化処理
において、H22含有排水のみでは、酸化剤が不足する
場合には、別途酸化剤を添加しても良い。この場合、酸
化剤としては、O3,O2,KMnO4,K2Cr27等を
用いることができるが、H22であっても良い。
【0025】この酸化反応槽2も触媒を用いた触媒酸化
反応槽であっても良く、更に紫外線を照射して反応を促
進させるものであっても良い。
【0026】脱臭処理槽4はポンプP及び気液混合器3
を備える循環配管4Aで槽内液が循環処理されており、
還元反応槽1及び酸化反応槽2の発生ガスは、この循環
配管4Aに導入され、気液混合器3で十分に混合された
後、脱臭処理槽4に導入される。
【0027】この脱臭処理槽4にはH22含有排水と、
必要に応じてpH調整剤が添加され、ガス中のH2S,
MM,DMS,CH4等が酸化分解される。
【0028】この脱臭処理槽4では、H22含有排水に
必要に応じてH22を添加して、H22濃度を10mg
/L以上、特に100mg/L以上として添加するのが
処理効率の面で好ましい。また、pH条件は6.0〜1
0.0とするのが好ましい。
【0029】脱臭処理槽4の処理水は系外へ排出され、
処理ガスは高度脱臭用活性炭塔5で更に残留するH
2S,MM,DMS等が処理されて浄化された後、大気
中へ放出される。
【0030】なお、この高度脱臭のための手段として
は、活性炭塔の他、O3,H22等による酸化剤処理手
段、生物脱臭処理手段等も採用することができ、これら
を2種以上組み合わせて処理を行っても良い。
【0031】図2に示す実施の形態は、図1において、
酸化反応槽2の代りに曝気槽6を設け、還元反応槽1か
らの還元処理水を曝気槽6で曝気処理して還元処理水中
のCH4,H2S,MM等の溶存ガスを気化させて発生ガ
スを脱臭処理槽4で処理し、溶存ガスを気化させた後の
水をラインミキサー7で、脱臭処理槽4の流出水(H2
2排水)と接触させて酸化処理した後系外へ排出する
ようにした点が異なり、その他は同様の構成とされてい
る。
【0032】図2において、曝気槽6では、N2ガスに
よる曝気を行っているが、この曝気には空気を用いても
良い。また、溶存ガスの気化には、曝気槽の他、膜脱気
装置やN2又は真空脱気装置を用いることもできる。こ
の溶存ガスの気化に当っては、被処理水のpHは2.0
〜6.0であることが好ましく、従って、このようなp
Hとなるように、必要に応じて酸を添加してpH調整す
るのが好ましい。
【0033】この装置においてもH22含有排水は、D
MSO含有排水のDMSO濃度やH22含有排水のH2
2濃度に応じて、その使用量が設定されるが、通常の
場合、H22含有排水の使用量はDMSO含有排水の1
〜10倍程度とされる。
【0034】なお、本発明において、pH調整用の酸、
アルカリとしては特に制限はないが、酸としてはHC
l,H2SO4,HNO3,HF等を用いることができ、
アルカリとしてはNaOH,Ca(OH)2,Al(O
H)3,Mg(OH)2,KOH等を用いることができ
る。
【0035】また、脱臭処理槽4に設ける気液混合器
3、その他、還元剤等としてガス状のものを用いた場合
に用いる気液混合器としては、特に制限はないが、気液
攪拌用ポンプ、エゼクター、ラインミキサー等、その
他、溶解膜、圧力溶解装置等を用いることができる。
【0036】本発明は、特に、DMSO含有排水と共に
大量のH22含有排水が排出される半導体工場における
排水処理に有効である。
【0037】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。なお、以下の実施例において処理した排水
は、半導体製造工場から排出された下記水質のDMSO
含有排水とH22含有排水である。 [DMSO含有排水] DMSO:350mg/L pH :7.8 [H22含有排水] H22:4000mg/L pH :7.8 実施例1 図1に示す装置によりDMSO含有排水とH22含有排
水の同時処理を行った。まず、DMSO含有排水を40
L/hrで還元反応槽1に導入し、Na2SO3を170
0mg/L添加し70℃で還元反応した。この還元処理
水は酸化反応槽2に送給し、発生ガスは脱臭処理槽4に
送給した。酸化反応槽2には、還元処理水に対して3容
量倍のH22含有排水を添加して酸化処理し、発生ガス
は脱臭処理槽4へ送給した。脱臭処理槽4では、発生ガ
ス量を推定できる還元処理水量に対してH22含有排水
を1:1の割合で添加して脱臭処理した。なお、この脱
臭処理槽4は、NaOHを添加してpH9に調整した。
【0038】脱臭処理槽4の処理ガスは高度脱臭用活性
炭塔5で更に脱臭した。その結果、下記のような処理水
及び処理ガスが得られ、DMSO含有排水及びH22
有排水の同時処理及び脱臭処理を行うことができた。
[酸化反応槽2からの処理水] DMSO :<1mg/L H22 :1200mg/L pH :8.8 [脱臭処理槽4からの処理水] DMSO :<1mg/L H22 :280mg/L pH :8.5 [高度脱臭用活性炭塔5からの処理ガス] DMS :<1mg/m3 MM :<1mg/m32S :<1mg/m3 実施例2 図2に示す装置によりDMSO含有排水とH22含有排
水の同時処理を行った。まず、DMSO含有排水を40
L/hrで還元反応槽1に導入し、Na2SO3を850
0mg/L添加し70℃で還元反応した。この還元処理
水は曝気槽6に送給し、N2曝気して溶存ガスを気化さ
せた。この曝気槽6はHClを添加することによりpH
3.0に調整した。脱臭処理槽4では、発生ガス量を推
定できる還元処理水量に対してH22含有排水を1:1
の割合で添加して脱臭処理した。なお、この脱臭処理槽
4は、NaOHを添加してpH9に調整した。
【0039】脱臭処理槽4の処理ガスは高度脱臭用活性
炭塔5で更に脱臭した。脱臭処理槽4の流出水と、曝気
槽6の流出水とをラインミキサー7で混合した。その結
果、下記のような処理水及び処理ガスが得られ、DMS
O含有排水及びH22含有排水の同時処理及び脱臭処理
を行うことができた。 [ラインミキサーからの処理水] DMSO :<1mg/L H22 :<10mg/L pH :7.9 [高度脱臭用活性炭塔5からの処理ガス] DMS :<1mg/m3 MM :<1mg/m32S :<1mg/m3
【0040】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のDMSO含
有水の処理装置によれば、DMSO含有排水を容易かつ
効率的に低コストに処理して高水質処理水を得ることが
できる。特に、請求項2のDMSO含有水の処理装置及
び請求項3の半導体工場排水の処理設備によれば、DM
SO含有排水の処理に過酸化水素含有排水を有効利用す
ることにより、両排水を同時に処理することができ、薬
剤使用量の低減、排水量の低減、処理専用設備の削減及
びそれによるメンテナンスの軽減、装置設備面積の縮小
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDMSO含有水の処理装置及び半導体
工場排水の処理設備の実施の形態を示す系統図である。
【図2】本発明のDMSO含有水の処理装置及び半導体
工場排水の処理設備の他の実施の形態を示す系統図であ
る。
【符号の説明】
1 還元反応槽 2 酸化反応槽 3 気液混合器 4 脱臭処理槽 5 高度脱臭用活性炭塔 6 曝気槽 7 ラインミキサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D002 AB02 BA02 BA04 DA41 DA52 EA02 GA03 GB09 4D050 AA13 AB18 AB33 BA06 BA07 BA10 BA14 BA20 BB01 BB02 BB09 BB11 BC01 BC10 BD02 BD03 BD06 CA06 CA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DMSOを含む排水が導入される第1の
    処理手段と、この第1の処理手段の処理水が導入される
    第2の処理手段と、該第1の処理手段及び/又は第2の
    処理手段で発生したガスを処理するガス処理手段とを備
    えてなるDMSO含有水の処理装置において、 該第1の処理手段が還元剤添加手段であり、 該第2の処理手段が酸化剤添加手段であり、かつ酸化剤
    は過酸化水素であることを特徴とするDMSO含有水の
    処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該過酸化水素添加手
    段が、過酸化水素含有排水を前記第1の処理手段の処理
    水と接触させる手段であることを特徴とするDMSO含
    有水の処理装置。
  3. 【請求項3】 半導体工場排水の処理設備において、D
    MSO含有排水に還元剤を添加する第1の処理手段と、
    還元剤添加手段の処理水と過酸化水素含有排水とを接触
    させる第2の処理手段とを備えてなることを特徴とする
    半導体工場排水の処理設備。
  4. 【請求項4】 請求項3において、DMSO含有排水の
    処理で発生した臭気を過酸化水素含有排水と接触させる
    手段を備えることを特徴とする半導体工場排水の処理設
    備。
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