JP2000350668A - 乳幼児用の洗い台 - Google Patents

乳幼児用の洗い台

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JP2000350668A
JP2000350668A JP11166073A JP16607399A JP2000350668A JP 2000350668 A JP2000350668 A JP 2000350668A JP 11166073 A JP11166073 A JP 11166073A JP 16607399 A JP16607399 A JP 16607399A JP 2000350668 A JP2000350668 A JP 2000350668A
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JP
Japan
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infant
downward
shaped
bottom plate
washing
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JP11166073A
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English (en)
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Hideaki Sakihama
秀章 崎濱
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保育園などにおいて、乳幼児が排便したりした
後に臀部などを洗浄するのに適する乳幼児用の洗い台に
関し、一人でも、容易に、しかも安全に乳幼児の洗浄作
業を可能にする。 【解決手段】金属板などによって形成され、汚物流しの
左右両縁2、3に引っかける下向きコ字状部7、8を左
右に有し、両下向きコ字状部7、8の間の部分は、汚物
流しの中に入るように凹状になっており、該凹状部の底
板9に乳幼児が立った状態で洗浄する。前記の凹状部の
底板9に、滑り止めのために、多数の孔10が開けてあ
り、下向きコ字状部7、8に、乳幼児がつかまる手すり
を着脱できる構造になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保育園などにおいて、
乳幼児が排便したりした後に臀部などを洗浄するのに適
する乳幼児用の洗い台に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】乳幼児の
保育園において、乳幼児が排便したりした後の臀部の洗
浄は、汚物流しの上で、乳幼児を抱き抱えた状態で、シ
ャワーを用いたりして行なっている。この作業は、一人
では困難な場合が多く、また重労働となる。そのため、
二人がかりで行なうことになるが、人手を要し、人件費
の負担増大となる。
【0003】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、一人でも、容易に、しかも安全に乳幼児の洗浄
作業を可能にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次
のような手段によって解決される。請求項1は、金属板
などによって形成され、汚物流しの左右両縁に引っかけ
る下向きコ字状部を左右に有し、両下向きコ字状部の間
の部分は、汚物流しの中に入るように凹状になってお
り、該凹状部の底板に乳幼児が立てるようになっている
乳幼児用の洗い台である。
【0005】このように、左右に形成した下向きコ字状
部の間の部分が、汚物流しの中に入るように凹状になっ
ており、該凹状部の底板に乳幼児が立てる構造になって
いるので、左右の下向きコ字状部を汚物流しの左右の縁
に被せて引っかけることで、凹状部の底板の上に乳幼児
を立たせて臀部などの洗浄作業を行なうことができる。
その結果、作業が容易で、楽に、安全かつ安心して作業
できる。
【0006】請求項2は、請求項1記載の凹状部の底板
が、滑りにくいように、多数の孔が開けてある乳幼児用
の洗い台である。このように、凹状部の底板に多数の孔
が開けてあるので、排水が円滑になるだけでなく、乳幼
児の足が滑りにくく、安心して洗浄作業ができる。
【0007】請求項3は、請求項1または請求項2に記
載の少なくとも片方の下向きコ字状部に、乳幼児がつか
まる手すりを着脱できる構造になっている乳幼児用の洗
い台である。したがって、乳幼児用洗い台の左側あるい
は右側に、乳幼児がつかまる手すりを取り付けること
で、乳幼児が手すりにつかまることができるので、より
安全となり、安心して洗浄作業ができる。
【0008】請求項4は、金属板などによって形成さ
れ、左右に下向きコ字状部を有し、両下向きコ字状部の
間の部分が汚物流しの中に入るように凹状になっている
乳幼児用の洗い台を用い、汚物流しの左右両縁に、前記
の左右の下向きコ字状部を引っかけ、両下向きコ字状部
の間の凹状部の底板に乳幼児が立てるようにした乳幼児
用の洗い台である。
【0009】このように、請求項1ないし請求項3に記
載のような乳幼児用の洗い台が、汚物流しの左右の縁を
利用して装着されているので、汚物流しの中の凹状部の
底板に乳幼児を立たせて洗浄作業ができ、安心して、か
つ一人でも楽に作業できる。
【0010】請求項5は、金属板などによって形成さ
れ、左右に下向きコ字状部を有し、両下向きコ字状部の
間の部分が汚物流しの中に沈むように凹状になっている
乳幼児用の洗い台を用い、汚物流しの左右両縁に、前記
の左右の下向きコ字状部を引っかけた状態で、両下向き
コ字状部の間の凹状部の底板に乳幼児を立たせて、乳幼
児の洗浄を行なうことを特徴とする乳幼児用の洗浄方法
である。
【0011】このように、汚物流しの中の凹状部の底板
に乳幼児を立たせて、臀部などの洗浄作業を行なえるた
め、作業が楽で、作業能率が向上するので、一人でも楽
に作業できる。
【0012】以上のように、本発明によると、汚物流し
の開口の中に乳幼児用の洗い台を挿入しセットするた
め、乳幼児の洗浄に使用しない場合でも常時、この乳幼
児用洗い台をセットしておくと、汚物流し中の水面より
上側で蓋をされることになり、大人の目の届かない間に
乳幼児が汚物流しに転落して溺死するなどの事故を未然
に防ぐこともできる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明による乳幼児用の洗い
台が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明す
る。図1は本発明による乳幼児用の洗い台の実施形態を
示す斜視図である。
【0014】1は汚物流しであり、通常は、あるレベル
まで水が溜まるようになっており、水が溜まった状態
で、おむつを洗ったりした後、溜まっている水を流すよ
うな使い方がされる。
【0015】通常の汚物流しは、左右の縁2、3と手前
の縁4と後方の縁5によって四角形に形成されている。
【0016】6は本発明による乳幼児用の洗い台であ
り、左端には、前記の左側の縁2に被せて引っかける下
向きコ字状部7を有し、右端には、前記の右側の縁3に
被せて引っかける下向きコ字状部8を有している。
【0017】左右の下向きコ字状部7と8との間の部分
は、凹状に窪んでいる。この凹状部の底板9には、滑り
防止のために多数の孔10が開けてある。この乳幼児用
洗い台6の凹状部は、汚物流し1の開口よりわずかに小
さい寸法となっている。
【0018】図2はこの乳幼児用の洗い台6の詳細を示
す図で、(1)は平面図、(2)は正面図である。凹状
部の底板9は、汚物流し1の中に入るように、左右方向
の寸法が約40cm、前後方向の幅が約30cmであ
る。また、底板9の深さ、すなわち下向きコ字状部7、
8の上面から底板9までの深さは、約13cmである。
【0019】下向きコ字状部7、8の幅は、汚物流し1
の左右の縁2、3の幅よりわずかに大きい程度であり、
例えば約6cmである。
【0020】この乳幼児用洗い台6の使用に際しては、
図3のように、左側の下向きコ字状部7を汚物流し1の
左側の縁2の上に被せ、また右側の下向きコ字状部8を
汚物流し1の右側の縁3の上に被せることで、汚物流し
1の左右の縁2、3に下向きコ字状部7、8を引っかけ
る。
【0021】その結果、凹状部が汚物流し1の開口の中
に入り、凹状部の底板9の上に、乳幼児が立つことがで
きる。したがって、汚物流し1の中の底板9の上に乳幼
児を立たせた状態で、乳幼児の臀部などを洗浄でき、洗
浄作業が楽になり、しかも一人でも可能となる。
【0022】汚物流し1の中において、底板9が左右の
縁2、3より深いため、乳幼児の足が汚物流し1の外側
に踏み外して落下したりするのを防止できるほか、洗浄
水が汚物流し1の外側に跳ね出すのを抑制できる。
【0023】左右の下向きコ字状部7、8の水平面に
は、手すりを取り付ける孔11、12、13、14が開
けてある。図4は、手すりつきの乳幼児用の洗い台であ
り、左側の下向きコ字状部7に、下向きコ字状の手すり
15を取り付け固定してあり、右側の下向きコ字状部8
に、下向きコ字状の手すり16をそれぞれ取り付け固定
してある。
【0024】したがって、乳幼児の臀部などを洗浄する
際に、乳幼児が手すり15または16に捕まった状態
で、洗浄作業ができ、乳幼児にとって安全であり、安心
して洗浄作業できる。なお、汚物流し1と周辺の構造に
よっては、どちらか片方だけに手すりを設けてもよい。
【0025】下向きコ字状の手すり15、16と下向き
コ字状部7、8との連結固定は、溶接やカシメなどによ
って一体構造にしてもよいが、着脱構造でもよい。
【0026】図5は手すりと下向きコ字状部7(8)と
の着脱構造である。図示の手すりは、ステンレス製の丸
パイプからなっており、下向きコ字状の両足Lの下端の
内部にナット17を挿入して、溶接し一体化してある。
なお、両足Lの下端に直接メネジを形成してもよい。
【0027】18はゴム製の円形のパッキンであり、そ
の中央の孔からボルト19を挿通し、さらに前記下向き
コ字状部7(8)の手すり取り付け孔11、12、1
3、14に挿通した後、前記足Lの下端内部のナット1
7に螺合させることで、手すり15、16と下向きコ字
状部7、8とを連結固定する。
【0028】このように、手すり15、16と乳幼児用
の洗い台とが着脱構造になっていると、現場の状況に応
じて、好みの位置に、手すりを連結して使用できる。
【0029】手すり15、16の両足Lは、下向きコ字
状部7、8の両側板に着脱する構造も可能である。例え
ば、下向きコ字状部7、8の内側壁20、21に、両足
L、Lを挿入できる袋状部を二つ形成しておき、その中
に、両足L、Lを挿入して使用する。なお、下向きコ字
状部7、8の外側の立ち下がり板22、23を利用し
て、二つの袋状部を形成してもよい。
【0030】図示例では、手すり15、16の高さは、
底板9から約45cmの寸法になっており、幅は約20
cmになっている。
【0031】乳幼児用の洗い台1は、板厚2mm程度の
鉄板やステンレス板などが適している。滑り防止の孔1
0は、約2cm程度のピッチで、約1cm程度の孔を無
数に開けるのがよいが、ピッチや孔径は適宜選択でき
る。なお、下向きコ字状部7、8の内側壁20、21に
も孔10を開けると、強度が低下するだけでなく、乳幼
児が指を入れたりする危険がある。
【0032】
【発明の効果】請求項1によると、左右に形成した下向
きコ字状部の間の部分が、汚物流しの中に入るように凹
状になっており、該凹状部の底板に乳幼児が立てる構造
になっているので、左右の下向きコ字状部を汚物流しの
左右の縁に被せて引っかけることで、凹状部の底板の上
に乳幼児を立たせて臀部などの洗浄作業を行なうことが
できる。その結果、作業が容易で、楽に、安全かつ安心
して作業できる。
【0033】請求項2によると、凹状部の底板に多数の
孔が開けてあるので、排水が円滑になるだけでなく、乳
幼児の足が滑りにくく、安心して洗浄作業ができる。
【0034】請求項3によると、乳幼児用洗い台の左側
あるいは右側に、乳幼児がつかまる手すりを取り付ける
ことで、乳幼児が手すりにつかまることができるので、
より安全となり、安心して洗浄作業ができる。
【0035】請求項4によると、請求項1ないし請求項
3に記載のような乳幼児用の洗い台が、汚物流しの左右
の縁を利用して装着されているので、汚物流しの中の凹
状部の底板に乳幼児を立たせて洗浄作業ができ、安心し
て、かつ一人でも楽に作業できる。
【0036】請求項5の方法によると、汚物流しの中の
凹状部の底板に乳幼児を立たせて、臀部などの洗浄作業
を行なえるため、作業が楽で、作業能率が向上するの
で、一人でも楽に作業できる。
【0037】以上のように、本発明によると、汚物流し
の開口の中に乳幼児用の洗い台を挿入しセットするた
め、乳幼児の洗浄に使用しない場合でも常時、この乳幼
児用洗い台をセットしておくと、汚物流し中の水面より
上側で蓋をされることになり、大人の目の届かない間に
乳幼児が汚物流しに転落して溺死するなどの事故を未然
に防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による乳幼児用の洗い台の実施形態を
示す斜視図である。
【図2】 乳幼児用の洗い台の詳細を示す図で、(1)
は平面図、(2)は正面図である。
【図3】 乳幼児用の洗い台を汚物流しにセットした状
態の斜視図である。
【図4】 手すりつきの乳幼児用の洗い台の斜視図であ
る。
【図5】 手すりと下向きコ字状部との着脱構造の実施
形態を示す図である。
【符号の説明】
1 汚物流し 2 左の縁 3 右の縁 6 乳幼児用の洗い台 7 左側の下向きコ字状部 8 右側の下向きコ字状部 9 底板 10 孔 11、12、13、14 手すり取り付け孔 15 左側の手すり 16 右側の手すり 18 ゴムパッキン 20、21 内側壁 22、23 外側の立ち下がり板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板などによって形成され、汚物流し
    の左右両縁に引っかける下向きコ字状部を左右に有し、
    両下向きコ字状部の間の部分は、汚物流しの中に入るよ
    うに凹状になっており、該凹状部の底板に乳幼児が立て
    るようになっていることを特徴とする乳幼児用の洗い
    台。
  2. 【請求項2】 前記の凹状部の底板に、滑りにくいよう
    に、多数の孔が開けてあることを特徴とする請求項1記
    載の乳幼児用の洗い台。
  3. 【請求項3】 前記の少なくとも片方の下向きコ字状部
    に、乳幼児がつかまる手すりを着脱できる構造になって
    いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    乳幼児用の洗い台。
  4. 【請求項4】 金属板などによって形成され、左右に下
    向きコ字状部を有し、両下向きコ字状部の間の部分が汚
    物流しの中に入るように凹状になっている乳幼児用の洗
    い台を用い、 汚物流しの左右両縁に、前記の左右の下向きコ字状部を
    引っかけ、両下向きコ字状部の間の凹状部の底板に乳幼
    児が立てるようにしたことを特徴とする乳幼児用の洗い
    台。
  5. 【請求項5】 金属板などによって形成され、左右に下
    向きコ字状部を有し、両下向きコ字状部の間の部分が汚
    物流しの中に入るように凹状になっている乳幼児用の洗
    い台を用い、 汚物流しの左右両縁に、前記の左右の下向きコ字状部を
    引っかけた状態で、両下向きコ字状部の間の凹状部の底
    板に乳幼児を立たせた状態で、乳幼児の洗浄を行なうこ
    とを特徴とする乳幼児の洗浄方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7111585B2 (en) * 2003-04-08 2006-09-26 Hale Mary M Paw cleaning device

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