JP2000349710A - 光データ伝送システム - Google Patents

光データ伝送システム

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JP2000349710A
JP2000349710A JP16217999A JP16217999A JP2000349710A JP 2000349710 A JP2000349710 A JP 2000349710A JP 16217999 A JP16217999 A JP 16217999A JP 16217999 A JP16217999 A JP 16217999A JP 2000349710 A JP2000349710 A JP 2000349710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data transmission
lighting device
transmission system
optical data
signal
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Application number
JP16217999A
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English (en)
Inventor
Kenji Kamiya
賢治 上谷
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の室内装置を利用してデータ伝送システ
ムを構築する。 【解決手段】 主端末からのデジタル信号を必要に応じ
て室内照明装置に送信するデータ送信装置と、このデジ
タル信号に応じて、[0]情報には、自ら外部に発光す
る発光信号の第一の周波数F1を対応させ、[1]情報
には第二の周波数F2を対応させて、これらの周波数F
1,F2をFSK変調して外部に出力する室内照明装置
と、室内照明装置からの信号を受信して連結接続された
端末に情報を送る受信装置とを具備する。これにより、
既存の照明装置(蛍光灯)の光を利用して容易に光デー
タ伝送システムを構築できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光データ伝送シス
テムに係り、特に蛍光灯の光を利用した光データ伝送シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のデータ伝送システム
は、赤外線を利用したシステムで有り、図5に示すよう
に、送受信機500を有する室内集中制御局50と、送
受信機600を有する複数の室内端末60とからなり、
それぞれの送受信機500,600は所定の波長の赤外
線を受光してデータ信号を取り出すようになっている。
各送受信機500,600は、このデータ信号を取り出
すために、一般的には、赤外線受光素子と赤外線受光用
光学フィルタとを組み合わせた受光部(図示せず)によ
って、目的とする波長の赤外線を受信している。
【0003】このようなデータ伝送システムのネットワ
ーク形態がサテライト型の場合は図4,5に示すよう
に、室内集中制御局50が天井に設置され、この室内集
中制御局50と通信する複数の室内端末60が常に天井
の室内集中制御局50に向けられている。
【0004】一方、室内集中制御局50を装備しない、
天井反射サテライト型(特開平2−16822号)[図
示せず]では、各端末の送受信機が天井のある領域に向
けられ、赤外線の送受信を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】室内集中制御局50を
備えたサテライト型の光データ伝送システムでは、天井
に必ず室内集中制御局50を設ける必要があり、既存の
室内に容易に設置する事が困難であり、室内灯とは別物
なので室内の美観状難点があった。
【0006】また、天井反射サテライト型は、設置は比
較的簡単であるが、天井を直接反射媒体に利用するの
で、送受信効率が悪く、通信品質が劣化する欠点があっ
た。本発明は、このような従来の難点を解決するために
なされたもので、既存の室内設備、特に蛍光灯の光を利
用して、容易に光データ伝送を構築できる光データ伝送
システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、主端末からのデジタル信号を必要
に応じて室内照明装置に送信するデータ送信装置と、こ
のデジタル信号に応じて、[0]情報には、自ら外部に
発光する発光信号の第一の周波数F1を対応させ、
[1]情報には第二の周波数F2を対応させて、これら
の周波数F1,F2をFSK変調して外部に出力する室
内照明装置と、室内照明装置からの信号を受信して連結
接続された端末に情報を送る受信装置とを具備した。ま
た、既存の室内設備を利用するために、室内照明装置と
して蛍光灯を利用した。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の光データ伝送システ
ムの実施の一形態について図面を参照して説明する。
【0009】本発明の光データ伝送システムは、図1に
示すように、天井に設置された室内照明装置10と、床
側に設置され室内照明装置10に端末20からの情報を
ディジタル信号で送信するデータ送信装置30と、室内
照明装置10からの信号を受信して連接装備された端末
に情報を送る受信装置40とを備えている。データ送信
装置30は、例えば、表示装置20とパーソナルコンピ
ュータ(PC)30であり、送りたい情報をデジタル信
号Dで室内照明装置10に送信する機能を持っている。
【0010】室内照明装置10は、図3に示すように周
波数F1を発信するインバータ発信器10A1と周波数
F2を発信するインバータ発信器10A2からなる発信
手段10Aと、前記デジタル信号Dの情報[0],
[1]に対応して、インバータ発信器10A1,10A
2を択一的に選択するスイッチ部(電子スイッチ)10
Bと、室内照明を兼ねた蛍光灯装置10Cとを備えてい
る。受信装置40は、図3に示すように室内照明装置1
0から発信されたFSK変調された信号Fを受信する受
光器42とFSK信号をデジタル信号に変換するFSK
受信機41とからなる。この受信機40には表示装置8
0を備えた端末(PC)90が設けられており、これに
よって、受信した情報を表示するようになっている。
【0011】ここで、デジタル信号−FSK変調の一例
を図2に基づいて説明する。例えば、発信器10A1の
周波数F1を20[kHz],発信器10A2の周波数
F2を5[kHz]とすれば、デジタル信号DがT1時
間[0],T2時間[1],T3時間[0],T4時間
[1]であれば、図2のように、T1:F1,T2:F
2,T3:F1,T4:F2となり、これらを重畳して
FSK変調してデジタル符号を室内照明装置10を介し
て受信装置に送信するようになっている。
【0012】受信器42には、必要な周波数の信号だけ
を透過させる、光学フィルタを装備てしてもよい。
【0013】また、スイッチ部10Bは、電子スイッチ
に限らず、同様の動作をするもので有ればどのようなも
のでもよい。
【0014】FSK変調の周波数は、これに限るもので
はなく、異なる周波数であればよい。
【0015】この光データ伝送システムによれば、既存
の照明装置(蛍光灯)を本発明の室内照明装置10に置
き換えるだけで、照明とデータ伝送が共用でき、容易に
光データ伝送システムを構築できる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、既存の室内設備を利用して、容易に光データ伝送
を構築できる光データ伝送システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光データ伝送システムの概要を示す説
明図。
【図2】本発明のFSK変調を示す説明図。
【図3】本発明の室内照明装置の概略説明図。
【図4】従来の光データ伝送システムの概要を示す説明
図。
【図5】従来の光データ伝送システムの送受信装置を示
す説明図。 10・・・・・・・室内照明装置 30・・・・・・・データ送信機 40・・・・・・・受信装置 D・・・・・・・・デジタル信号 F・・・・・・・・FSK変調された信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主端末からのデジタル信号を必要に応じて
    室内照明装置に送信するデータ送信装置と、このデジタ
    ル信号に応じて、[0]情報には、自ら外部に発光する
    発光信号の第一の周波数F1を対応させ、[1]情報に
    は第二の周波数F2を対応させて、これらの周波数F
    1,F2をFSK変調して外部に出力する室内照明装置
    と、室内照明装置からの信号を受信して連結接続された
    端末に情報を送る受信装置とを具備した光データ伝送シ
    ステム。
  2. 【請求項2】室内照明装置が蛍光灯であることを特徴と
    する請求項1記載の光データ伝送システム。
JP16217999A 1999-06-09 1999-06-09 光データ伝送システム Pending JP2000349710A (ja)

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