JPH07312579A - 光空間伝送装置 - Google Patents

光空間伝送装置

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JPH07312579A
JPH07312579A JP6103854A JP10385494A JPH07312579A JP H07312579 A JPH07312579 A JP H07312579A JP 6103854 A JP6103854 A JP 6103854A JP 10385494 A JP10385494 A JP 10385494A JP H07312579 A JPH07312579 A JP H07312579A
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Shinichi Seki
真一 関
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信データを光信号に変換して他の装置に空
間伝送する光空間伝送装置において、同一時刻により多
くの装置間で通信できるようにする。 【構成】 発光送信部であるTXモジュール7に、発光
素子として例えばLEDを複数個各々指向性を少しずつ
ずらして配置しておき、また通信相手ごとにそのLED
による最適な送信指向性及び必要最小発光出力を設定
し、それらの設定データをRAM4に格納しておく。そ
して、通信相手が指示された時に、その相手先の設定デ
ータをRAM4から読み出し、そのデータに従ってLE
Dを駆動し、相手先に通信データを光信号として送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光信号を送受信する
光空間伝送装置、特に同一時刻により多くの装置間で通
信ができるようにした光空間伝送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光空間伝送装置は、図6に示すように、
装置AとBの間に光ファイバケーブル等を使用すること
なく、赤外LED等の発光素子を用いて光信号を送受信
できるように構成されており、例えばパーソナルコンピ
ュータやAV機器などの伝送装置Aからのデータ信号を
赤外LED等の発光素子により光信号として空間中に放
射し、プリンタなどの伝送装置Bに伝送するようになっ
ている。
【0003】図7は上記パーソナルコンピュータとプリ
ンタの間で通信を行う場合の伝送装置の内部構成を示す
ブロック図である。同図において、1はネットワークの
インタフェースケーブルと接続された入出力制御部であ
るIOコントローラで、各種設定されたディップスイッ
チ(DIP SW)2の情報を読み込み、入力データを
CPU3へ送る。
【0004】CPU3では、入力データを一時的にRA
M4に取り入れながら、ROM5に書き込まれたプログ
ラムの手順に基づき、データのディジタル信号処理を行
う。この処理されたデータは、変調部6により空間伝送
するのに適した形に変調、例えば正弦波をキャリアとす
るFSK(周波数偏移)変調され、送信部であるTXモ
ジュール(transmitter) 7に送られる。そして、TXモ
ジュール7では、LED等の発光素子を駆動して、出力
データを信号光として放射する。
【0005】また、他の装置から送られてきた信号光
は、受信部であるRXモジュール(receiver)8の受光素
子にて受光され、電気信号に変換される。この受信信号
は、増幅後に復調部9により復調され、ディジタル信号
に変換された後、CPU3に送られる。そして、このC
PU3でディジタル信号処理が行われた受信信号は、I
Oコントローラ1を通してインタフェースケーブルに出
力される。
【0006】ここで、一方のパーソナルコンピュータ側
の伝送装置Aから送信される信号には、通信相手先のプ
リンタ側の伝送装置Bを特定する信号(ヘッダ)が先頭
に含まれており、プリンタ側ではその信号を受信して自
分が呼ばれていると判断すると、以降の動作、つまり入
力データの受信からプリントデータの出力の一定の処理
を行う。しかし、自分ではないと判断した場合には、以
降の処理を中止し、次のヘッダを待つことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の光空間伝送装置にあっては、ユーザーが使い易
くするためにはLED等の発光素子の出力を大きくし、
また指向性を広くした方が良いが、その場合、同一時刻
に通信できる装置が制限されてしまうという問題点があ
った。
【0008】すなわち、図8に示すように、装置A,B
の送信サービスエリアSAa,SAbを広くとると、装
置Aと装置Bの間で通信を行っている時に他の装置Cと
装置Dの間で新たに通信を開始しようとしても、装置C
は装置Dからの信号の他に装置Bからの信号を受信し、
同様に装置Dは装置Cからの信号の他に装置Aからの信
号を受信してしまい、したがって装置Cと装置Dの間の
通信は装置Aと装置Bの間の通信が終ってからでないと
始められない。これは、上記のように発光素子の出力,
指向性ともに、装置A,B間の通信に必要な値以上に大
きく、広く設定されているためである。
【0009】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、同一時刻により多くの装置間で通信
を行うことができ、また省電力及びセキュリティが確保
される光空間伝送装置を得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の光空間伝送装
置は、光信号を出力する発光素子を有した発光部と、そ
の発光素子の出力強度及び指向性を制御する発光制御手
段と、通信相手ごとに前記光信号を受信可能な前記発光
素子の必要最小出力データ及び最適指向性データを記憶
する記憶部とを備え、通信相手が指定された時にその相
手先に応じた前記発光素子の必要最小出力データ及び最
適指向性データに従って送信するように構成したもので
ある。
【0011】また、上記の光空間伝送装置において、光
信号を受信する受光部の受光レベルを数値化し、そのデ
ータを送信側へ戻して自動的に発光素子の必要最小出力
データ及び最適指向性データを設定するように構成した
ものである。
【0012】
【作用】この発明の光空間伝送装置においては、予め通
信相手ごとに設定された発光素子の必要最小出力データ
及び最適指向性データが記憶部に格納され、通信相手が
指定されるとその相手先の設定データが記憶部から読み
出され、そのデータに従って送信が行われる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例による光空間伝送
装置の構成を示すブロック図であり、図7と同一符号は
同一構成部分を示している。図中、10は発光部である
TXモジュール7の発光素子の出力強度及び指向性を制
御する発光制御手段で、切換スイッチ及びATT(Atten
uator)部から構成され、CPU3からの送信強度データ
と指向性データに基づいて点灯するLED及びその発光
強度を制御する。
【0014】11は受光部であるRXモジュール8の受
光レベル(受信強度)を数値化してCPU3に送るため
の数値化手段として設けられたA/D(アナログ/ディ
ジタル)変換部で、CPU3がその数値化したデータを
送信側へ戻すことにより自動的に発光素子の必要最小出
力データ及び最適指向性データが設定され、その通信相
手ごとの最適な設定データが記憶部であるRAM4に記
憶される。
【0015】上記のように構成された伝送装置において
は、通信する相手(の位置)に応じて必要最小限の出力
と最適な指向性となるように設定されており、通信相手
が指定されると、その相手先に応じた発光素子(LE
D)の必要最小出力データ及び最適指向性データがRA
M4から読み出され、そのデータに従って光通信の送信
が行われる。
【0016】図2は上記の通信の様子を示したものであ
り、装置Aからの信号光は通信相手である装置Bにしか
届かず、逆に装置Bからの信号光も装置Aにしか届かな
いように各々の発光素子の発光出力特性が設定されてい
る。このため、装置Aと装置Bが通信中であっても、装
置C,Dはそれらの送信サービスエリアSAa,SAb
の外側に位置することになり、装置Cと装置Dは互いに
通信を行うことかできる。なお、この時、通信相手を特
定するヘッダのやりとりは、前述の従来通りで構わな
い。
【0017】このように、予め通信相手ごとに設定した
発光素子の必要最小出力及び最適指向性の各々のデータ
をRAM4に記憶させておき、通信相手が指定された時
にその相手先の設定データをRAM4から呼び出し、そ
のデータに従って送信を行うようにしたので、通信相手
以外の他の装置に対する影響がほとんどなく、同一時刻
により多くの装置間で通信を行うことができ、また省電
力及びセキュリティを確保することができる。
【0018】次に、上述の発光素子の必要最小出力及び
最適指向性を設定する動作について説明する。本実施例
の空間伝送装置は、パーソナルコンピュータやプリンタ
ごとに、例えば購入時やオフィスレイアウト変更時など
に設置した時に、一度だけ各々の装置A,B,……の位
置関係から互いの通信に必要な最小の出力、最適な指向
性を決めるためのテストモードの動作をユーザーにより
行う。
【0019】図5は上記テストモードの動作手順の一例
を示したものであり、装置Aと装置Bの間で通信を行う
場合について示している。また表1に、その時の通信デ
ータと受信状態を示す。
【0020】
【表1】
【0021】まず、ユーザーが装置Aに対して「装置B
に対するテストモードの動作をしなさい」と指示する
と、装置Aは装置Bに対して送信を行い、表1に示す手
順で指向性及び出力を順次テストする。そして、装置B
に対する装置Aの指向性及び出力が決まったら、次に装
置Aに対する装置Bの指向性及び出力を同様にして設定
する。これらの設定された結果(データ)は、図1に示
す各々のRAM4に格納され、実際の通信の際に通信相
手が指示された時に呼び出される。
【0022】図3は図1のTXモジュール7の送信指向
性の一例を示す図である。このTXモジュール7には、
発光素子として例えば複数個(図では5個)のLEDが
設けられており、各々のLEDは独立して発光できるよ
うに回路接続され、また隣接するLEDで少しずつ指向
性がずれるように実装されている。そして、点灯させる
LEDを選択することによって、方向の異なるD1〜D
5の指向性を制御することができる。
【0023】また図4はRXモジュール8の受信指向性
を示す図である。この受信側では、送信側に比べて広指
向性,高感度にした時の弊害が少ないため、比較的広
く、また高感度に設定してある。
【0024】なお、図5及び表1に示すテストモードの
手順や指向性及び出力のきざみ幅などは一例を示したも
ので、これ以外の手順や制御方式を用いても構わない。
【0025】またこの発明は、光空間伝送による上述の
パーソナルコンピュータとプリンタ間の伝送装置だけで
なく、LAN用の伝送装置やAV機器間の伝送装置にも
適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、予め
通信相手ごとに発光素子の必要最小出力及び最適指向性
を設定してそれらのデータを記憶させておき、通信相手
が指定された時にその相手先のデータを読み出して送信
するようにしたため、同一時刻により多くの装置間で通
信を行うことができ、また省電力及びセキュリティを確
保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】 一実施例の通信の様子を示す説明図
【図3】 図1のTXモジュールの送信指向性を示す説
明図
【図4】 図1のRXモジュールの受信指向性を示す説
明図
【図5】 テストモードの動作手順を示すタイミング図
【図6】 光空間伝送の概念を示す説明図
【図7】 従来装置の構成を示すブロック図
【図8】 従来例の通信の様子を示す説明図
【符号の説明】
3 CPU 4 RAM(記憶部) 7 TXモジュール(発光部) 8 RXモジュール(受光部) 10 発光制御部 11 A/D変換部(数値化手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/14 10/06 10/04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を出力する発光素子を有した発光
    部と、その発光素子の出力強度及び指向性を制御する発
    光制御手段と、通信相手ごとに前記光信号を受信可能な
    前記発光素子の必要最小出力データ及び最適指向性デー
    タを記憶する記憶部とを備え、通信相手が指定された時
    にその相手先に応じた前記発光素子の必要最小出力デー
    タ及び最適指向性データに従って送信することを特徴と
    する光空間伝送装置。
  2. 【請求項2】 光信号を受信する受光部の受光レベルを
    数値化し、そのデータを送信側へ戻して自動的に発光素
    子の必要最小出力データ及び最適指向性データを設定す
    ることを特徴とする請求項1記載の光空間伝送装置。
JP6103854A 1994-05-18 1994-05-18 光空間伝送装置 Expired - Lifetime JP3010410B2 (ja)

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