JPH10210576A - リモコン送信能力可変装置 - Google Patents

リモコン送信能力可変装置

Info

Publication number
JPH10210576A
JPH10210576A JP9011661A JP1166197A JPH10210576A JP H10210576 A JPH10210576 A JP H10210576A JP 9011661 A JP9011661 A JP 9011661A JP 1166197 A JP1166197 A JP 1166197A JP H10210576 A JPH10210576 A JP H10210576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
transmission
transmission capability
control code
directivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9011661A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Imai
昌利 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9011661A priority Critical patent/JPH10210576A/ja
Publication of JPH10210576A publication Critical patent/JPH10210576A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン送信距離、指向性などのリモコン送
信能力を制御対象機器に応じて変更できるリモコン送信
能力可変装置を提供する。 【解決手段】 送信距離と指向性などのリモコン装置の
送信能力の設定を操作入力部12から送信能力可変器1
4に入力する。リモコン送信部15の送信ドライブ数、
送信ドライブの出力、送信LED数が選択され、送信能
力が変更される。制御対象機器への操作指示内容が操作
入力部12により入力されるとリモコンコード発生器1
3により解釈されてコードに変換され、さらにコードを
制御対象機器に対応した周波数の搬送波によりASK変
調を行なわれ、変調信号がリモコン送信部15に伝達さ
れる。リモコン送信部15では前記の通り、送信能力可
変器14により送信能力が設定されており、リモコンコ
ードは前記設定されている送信能力に応じて光電変換さ
れ、LED16から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の機器を操作・
制御するリモコンコード送信手段を備えた携帯型リモコ
ン装置、および、リモコンコード送信手段を持ち、家庭
内などにおいて他の機器を操作・制御する中心となるセ
ンタシステムに組み込まれたリモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機器の操作・制御においてリモコンは広
く利用され、一般家庭でもテレビ、オーディオ、VTR
などのAV機器、さらに照明、エアーコンディショナー
などの家電機器などにも広まりつつある。このように制
御対象機器が増えるにつれ、リモコン装置も対応する機
器ごとに別々に用意するのは取扱いが不便で繁雑である
ので複数の機器の制御コードに対応したいわゆるユニバ
ーサルタイプのリモコン装置の開発が進んでいる。図5
に家庭内で制御対象機器操作の中心となるセンタシステ
ムを示す。図5において、51はリモコン装置、52は
操作入力部、53はリモコンコード発生器、54は近距
離用送信ドライブ回路、55は遠距離用送信ドライブ回
路、56は近距離用LED、57は遠距離用LEDであ
る。上記構成において、まず操作入力部52により利用
者の操作指示の入力を受け付ける。次に、リモコンコー
ド発生器53が前記入力された操作指示の内容を制御対
象機器に対応した制御コードに変換し、その機器に対応
した搬送波で変調した2進化パルス信号である振幅シフ
トキーイング信号(以下ASK信号と略記する)を発生
する。ここで出力されたASK信号は、制御対象機器の
配置、方向、距離に対応し、他の周辺の機器への干渉を
起こさないものとする必要があるため、近距離の機器を
制御するときは送信距離の短い近距離用送信ドライブ回
路54を通り、指向性の狭いLED56より送信され
る。一方、遠距離の機器を制御するときは、送信距離の
長い遠距離用送信ドライブ回路55を通り、指向性の広
いLED57より送信される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにユニバー
サルタイプのリモコン装置の開発が進められており、制
御コード体系の標準化が進んでいるが、利用形態が多様
な制御対象機器を操作するためには、それら配置、方
向、距離などに対応して、送信能力が近距離・指向性の
狭いドライブ回路と、送信能力が長距離・指向性の広い
ドライブ回路といったそれぞれの用途にあわせた複数の
回路、送信ドライブ回路、LEDを別々に持ちあわせな
ければならないといった不都合があった。
【0004】本発明は、上記問題を解決し、リモコン送
信距離、指向性などのリモコン送信能力が可変であり、
利用形態が多様な複数の制御対象機器を制御・操作でき
るリモコン送信能力可変装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明に係るリモコン送信能力可変装置は、操作指
示内容を入力する操作入力部と前記入力された操作指示
内容を制御対象機器に対応した制御コードに変換し、前
記制御対象機器所定の搬送波により変調したリモコンコ
ードを発生するリモコンコード発生手段と前記リモコン
コードを送信するリモコンコード送信手段とを備え、さ
らに前記リモコンコード送信手段の送信能力を設定する
送信能力設定手段と前記送信能力設定手段の設定により
前記リモコンコード送信手段の送信波の指向性と送信到
達距離とを変更する送信能力可変手段を備えたことを特
徴とする。
【0006】かかる構成により、制御対象機器の種類、
その配置、方向、距離などの利用形態に対応して送信能
力を設定・変更することができ、単一のドライブ送信回
路とLEDにより複数の制御対象機器それぞれの状態に
対応したリモコンコードを送信することができる。
【0007】次に前記リモコン送信能力可変装置におい
て、前記送信能力設定手段が前記操作入力部からの入力
設定に従って前記送信波の指向性と送信到達距離とを変
更する手段を備えることが好ましい。
【0008】かかる構成により、手動により送信能力を
設定・変更することができ、単一のドライブ送信回路と
LEDにより複数の制御対象機器それぞれの状態に対応
したリモコンコードを送信することができる。携帯型で
手元で扱うリモコン装置に応用できる。
【0009】次に前記リモコン送信能力可変装置におい
て、さらに、リモコンコード送信波を受信・復調するリ
モコンコード受信・復調手段と前記受信・復調したリモ
コンコードを解読するリモコンコード解読手段とを備
え、前記送信能力設定手段が前記解読した解読データに
従って前記送信波の指向性と送信到達距離とを変更する
手段を備えることが好ましい。
【0010】かかる構成により、利用者が手元のリモコ
ンによりセンタシステムなどに他の制御対象機器の操作
指示内容を送り、センタシステムが内容を解釈し、制御
対象機器に対応したコード変換と送信能力変更を行って
リモコン制御・操作をすることができる。
【0011】次に前記リモコン送信能力可変装置におい
て、さらに、外部ネットワークからデータを受信・復調
するデータ受信・復調手段と前記受信・復調したデータ
を解読するデータ解読手段とを備え、前記送信能力設定
手段が前記解読した解読データに従って前記送信波の指
向性と送信到達距離とを変更する手段を備えることが好
ましい。
【0012】かかる構成により、ネットワークを介して
利用者の受けることができるサービス内容に沿った利用
形態を提供すべく、ネットワークセンタから利用者のリ
モコン送信能力を動的に設定することにより、利用者の
制御できる機器を制限する運用ができる。
【0013】
【実施の形態】
(実施の形態1)以下、本発明に係るリモコン送信能力
可変装置の実施形態1について、図1と図2を参照しな
がら説明する。
【0014】本実施形態は、本発明に係るリモコン送信
能力可変装置を携帯型のリモコン装置に応用したもので
ある。図1において、11はリモコン装置、12は利用
者が操作指示内容を入力する操作入力部、13はリモコ
ンコード発生器、14は送信能力可変器であり、操作入
力部12からの入力に基づいてリモコンコード送信能力
を変更する。15はリモコン送信部であり、リモコン送
信波を制御対象機器に出力するモジュールである。16
はLEDであり、発光によりリモコン送信波を出力す
る。
【0015】図2は送信能力可変器14の回路図の一例
を示している。21および22はドライバ、23〜26
は抵抗、27〜30はLEDである。操作入力部からの
信号に従ってスイッチのオン・オフを制御してLEDか
らの送信波出力を制御する構成になっている。
【0016】次に本リモコン送信能力可変装置の動作を
説明する。まず利用者は制御したい機器を確認してリモ
コン装置の送信能力の設定を操作入力部12により行な
う。本実施形態では、設定する属性は送信波の送信距離
と指向性とし、操作入力部12には近距離用ボタンと遠
距離用ボタンがある。利用者は近くにある機器に対して
は近距離用ボタンを押下し、リモコン送信波の属性を送
信距離が短く、指向性が狭いものに設定する。操作入力
部12からの設定に基づいて送信能力可変器14により
送信能力が変更される。遠くにある機器に対しては遠距
離用ボタンを押下して送信波の属性を送信距離が長く、
指向性の広いものに設定する。なおこれら設定は記憶さ
せることができるものとし、制御対象機器と対応づけた
ボタンを押すことによりリモコン送信能力の設定ができ
ることが好ましい。リモコン送信能力が設定されると送
信能力可変器14により送信能力が変更される。ここで
リモコン送信部15の送信能力変更手段としては、送信
ドライブ数、送信ドライブの駆動出力、送信LED数を
変更することが挙げられ、それら属性について近距離用
・遠距離用の標準設定値に加え、利用者による細かい設
定を可能としても良く、送信ドライブ数は切り替えスイ
ッチにより数を選択し、送信ドライブの駆動出力は、L
EDに流す電流値を可変抵抗の抵抗値増減、DA変換器
制御などにより変更して送信出力・送信距離を制御す
る。また送信LED数を切り替えることにより多方向へ
の送信が可能となり指向性を変更できる。
【0017】次に、利用者が操作指示内容を操作入力部
12により入力する。入力された指示内容がリモコンコ
ード発生器13により解釈されてコードに変換される。
リモコンコード発生器13はさらにコードを制御対象機
器に対応した周波数の搬送波によりASK変調を行な
い、ASK変調信号をリモコン送信部15に伝達する。
リモコン送信部15では前記の通り、あらかじめ送信能
力可変器14により送信能力が設定されている。リモコ
ン送信部15に伝達されたリモコンコードは設定されて
いる送信能力となるように光電変換され、LED16か
ら出力される。
【0018】以上の構成により、近距離で指向性が狭い
リモコン送信装置と長距離で指向性が広いリモコン送信
装置といった複数の装置、複数の送信ドライブ回路およ
びLEDを別々に併せ持つ必要がなく、自由にリモコン
送信波の到達距離および指向性を可変とできるリモコン
送信能力可変装置が得られる。
【0019】なお、本実施形態ではリモコン送信能力の
設定を近距離用設定と遠距離用設定の2種類としたが、
図2に示した回路において抵抗、スイッチ、LEDの数
を増加させ電流値、発光量を調整すれば中間距離用の設
定なども可能である。
【0020】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
ついて、図3を用いて説明する。
【0021】実施形態2は本発明に係るリモコン送信能
力可変装置を利用したセットトップボックスである。本
実施形態では利用者はセットトップボックスに制御指示
を入力し、セットトップボックスがその指示内容を解釈
し、制御対象機器に対して前記解釈した制御内容をあら
かじめ設定されたリモコン送信能力により送信し、制御
対象機器を制御するものである。
【0022】図3において、31はセットトップボック
スであり、家庭内などにおいてオーディオ、テレビなど
のAV機器、その他機器のリモコン制御の中心となる装
置である。32はセットトップボックス操作用リモコン
送信装置、33はリモコン受信器であり、セットトップ
ボックス操作用リモコン送信装置32からのリモコン送
信波を受信して信号を復調する。34は復調信号解読・
制御部であり、前記復調された信号を解読して利用者の
操作内容に沿った制御を行なう。35はリモコンコード
発生器、36は送信能力可変器、37はリモコン送信
部、38はLEDである。
【0023】次に本リモコン送信能力可変装置の動作を
説明する。まず利用者はセットトップボックス31から
制御したい機器を確認してセットトップボックス31の
リモコン送信能力の設定を行なう。本実施形態2では前
記送信能力可変器36への設定をセットトップボックス
操作用リモコン装置32から行なう。操作により設定す
る属性はリモコン送信波の送信距離、指向性、送信方向
とし、セットトップボックス操作用リモコン装置32に
は近距離用設定と遠距離用設定があり、また制御対象機
器の配置に応じてLED38からのリモコン送信波の送
信方向を設定する。なおこれら設定は記憶させることが
できるものとし、制御対象機器と対応づけたボタンを押
すことによりリモコン送信能力の設定ができることが好
ましい。送信能力可変器36は前記セットトップボック
ス操作用リモコン装置32の設定に従ってリモコン送信
部37の送信能力を変更する。ここでリモコン送信部3
7の送信能力変更手段としては実施形態1に挙げた送信
ドライブ数、送信ドライブの駆動出力、送信LED数を
変更することに加え、LED38を制御対象機器のリモ
コン受信部に対向するように回転させ、または複数のL
EDをそれぞれ制御対象機器に向けて配置しておき制御
対象機器に応じて対応するLEDを選択することが挙げ
られる。なおこれら設定は記憶させることができるもの
とし、制御対象機器と対応づけたボタンを押すことによ
りリモコン送信能力の設定ができることが好ましい。
【0024】次に、利用者が制御対象機器の操作指示内
容をセットトップボックス操作用リモコン送信装置32
により入力する。入力された指示内容がコード化されて
リモコン送信され、セットトップボックス31のリモコ
ン受信器33により受信される。リモコン受信器33は
前記受信したリモコン送信波を復調して復調信号解読・
制御部34に出力する。復調信号解読・制御部34は制
御内容を解読して制御対象機器に対応した制御内容をリ
モコンコード発生器35に出力する。制御内容はリモコ
ンコード発生器35により解釈されてコードに変換さ
れ、リモコン送信部37に伝達される。リモコン送信部
37では前記の通りあらかじめセットトップボックス操
作用リモコン装置32により送信能力が設定されてい
る。リモコン送信部37に伝達されたリモコンコードは
制御対象機器に対応した周波数の搬送波によりASK変
調された後、設定されている送信能力となるように光電
変換され、LED38が制御対象機器の方向に対向する
ように回転し、またはあらかじめ制御対象機器に対向し
て配置されているLED38が選択され、リモコン送信
波が出力される。
【0025】以上の構成により、セットトップボックス
31に対して制御対象機器の操作内容を指示することに
より、セットトップボックス31から各制御対象機器へ
のリモコン送信が制御でき、それぞれの用途に合わせて
近距離で指向性が狭く、長距離で指向性が広い送信能力
確保のために送信ドライブ回路とLEDを別々に併せ持
つことなく自由にリモコン送信波の到達距離と指向性を
可変とできるリモコン送信能力可変装置が得られる。
【0026】なお、本実施形態では送信能力可変器36
への設定はセットトップボックス操作用リモコン送信装
置32からの操作入力としたが、送信能力可変器36が
入力ボタンを持ち、利用者が手動により入力しても良
い。
【0027】また、本実施形態では制御対象機器をオー
ディオなどのAV機器としたが、それに限定されず、照
明、エアコンなどリモコン操作の対象となる機器であ
り、本発明に係るリモコン送信能力可変装置が利用でき
るものであれば良い。
【0028】(実施形態3)本発明の実施形態3につい
て、図4を用いて説明する。実施形態3は本発明に係る
リモコン送信能力可変装置を利用したセットトップボッ
クスである。本実施形態ではケーブルTVなどのネット
ワークセンタ側からセットトップボックスに対してリモ
コン送信能力の設定を行ない、利用者の利用形態に応じ
た制御対象機器へのリモコン操作を可能とするものであ
る。
【0029】図4において、41はセットトップボック
スであり、家庭内などにおいてオーディオ、テレビなど
のAV機器、その他機器のリモコン制御の中心となる装
置である。42はケーブルネットワークセンタであり、
番組の配信などに加え、セットトップボックスのリモコ
ン送信能力を設定するデータも配信する。43はケーブ
ルインタフェース(以下ケーブルI/Fと略記する)で
あり、ケーブルネットワークからのデータを受信して信
号を復調する。44は復調信号解読・制御部である。こ
こで32のセットトップボックス操作用リモコン送信装
置、33のリモコン受信機、35のリモコンコード発生
器から38のLEDまでは実施形態2で説明したものと
同様である。
【0030】次に本リモコン送信能力可変装置の動作を
説明する。まずケーブルネットワークセンタから利用者
の利用形態に応じた制御対象機器とそのリモコン操作に
関するデータが配信され、セットトップボックス41は
ケーブルI/F43により前記データをダウンロードす
る。設定するリモコン操作に関するデータは制御対象機
器の種別、許容操作の内容、リモコン送信波の送信距
離、指向性とする。ケーブルI/F43はダウンロード
したデータを復調して復調信号解読・制御部44に出力
する。復調信号解読・制御部44はデータを解読して制
御対象機器の種別、許容操作の内容、リモコン送信波の
送信距離、指向性などのリモコン送信能力設定に関する
データを保持する。
【0031】次に、利用者が制御対象機器の操作指示内
容をセットトップボックス操作用リモコン送信装置32
によりセットトップボックス41に入力する。入力され
た指示内容がコード化されてリモコン送信され、セット
トップボックス41のリモコン受信器33により受信さ
れる。リモコン受信器33は前記受信したリモコン送信
波を復調して復調信号解読・制御部44に出力する。復
調信号解読・制御部44は制御内容を解読して制御対象
機器の種別から前記記憶しているリモコン送信能力デー
タを検索して該当するデータを送信能力可変器36に出
力する。送信能力可変器36は前記復調信号解読・制御
部44の指示に従ってリモコン送信部37の送信能力を
変更する。ここでリモコン送信部37の送信能力変更手
段としては実施形態1に挙げた送信ドライブ数、送信ド
ライブの駆動出力、送信LED数を変更することが挙げ
られる。利用形態の一例として、ある番組の受信中、V
TR録画操作をセンタ側から禁止する場合には、VTR
に対する送信能力を制限すべく送信距離を0とすれば良
い。一方、復調信号解読・制御部44はさらに前記解読
した制御内容をリモコンコード発生器35に対して出力
する。制御内容はリモコンコード発生器35により解釈
されてコードに変換され、リモコン送信部37に伝達さ
れる。リモコン送信部37では前記の通りあらかじめ送
信能力可変器36により送信能力が設定されている。リ
モコン送信部37に伝達されたリモコンコードは制御対
象機器に対応した周波数の搬送波によりASK変調され
た後、設定されている送信能力となるように光電変換さ
れ、リモコン送信波が出力される。
【0032】以上の構成により、セットトップボックス
に対してケーブルネットワークセンタ側からリモコン送
信能力のデータをダウンロードすることにより、セット
トップボックスから各制御対象機器へのリモコン送信能
力を設定し、それぞれの利用形態に合わせてリモコン送
信距離、指向性を可変とすることができ、その送信能力
確保のために送信ドライブ回路とLEDを別々に併せ持
つ必要のない送信能力可変装置が得られる。またリモコ
ン送信能力を制御することで番組配信中にVTR操作を
制限するなどケーブルネットワークのサービス利用形態
を制限することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、近距離で
指向性の狭い・長距離で指向性の広いリモコン送信能力
設定ができ、それぞれの用途に合わせた送信ドライブ回
路とLEDを別々に併せ持つことなく自由にリモコン送
信波の到達距離と指向性を可変とするリモコン送信能力
可変装置が得られる。またセットトップボックスから各
制御対象機器へのリモコン送信が制御でき、それぞれの
用途に合わせて近距離で指向性が狭く、長距離で指向性
が広い送信能力確保のために送信ドライブ回路とLED
を別々に併せ持つことなく自由にリモコン送信波の到達
距離と指向性を可変とできるリモコン送信能力可変装置
が得られる。またケーブルネットワークセンタ側からセ
ットトップボックスのリモコン送信能力を設定し、それ
ぞれの利用形態に合わせてリモコン送信距離、指向性を
可変とすることができ、その送信能力確保のために送信
ドライブ回路とLEDを別々に併せ持つ必要のない送信
能力可変装置が得られる。またリモコン送信能力を制御
することで番組配信中にVTR操作を制限するなどケー
ブルネットワークのサービス利用形態を制限することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1におけるリモコン送信能力
可変装置の構成図
【図2】送信能力可変器の回路構成図
【図3】本発明の実施形態2におけるリモコン送信能力
可変装置の構成図
【図4】本発明の実施形態3におけるリモコン送信能力
可変装置の構成図
【図5】従来のリモコン装置の構成図
【符号の説明】
11 リモコン送信装置 12 操作入力部 13,35 リモコンコード発生器 14,36 送信能力可変器 15,37 リモコン送信部 16,27,28,29,30,38 LED 21,22 ドライバ 23,24,25,26 抵抗 31,41 セットトップボックス 32 セットトップボックス操作用リモコン送信装置 33 リモコン受信器 34,44 リモコン復調信号解読・制御部 42 ケーブルネットワークセンタ 43 ケーブルI/F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作指示内容を入力する操作入力部と前
    記入力された操作指示内容を制御対象機器に対応した制
    御コードに変換し、前記制御対象機器所定の搬送波によ
    り変調したリモコンコードを発生するリモコンコード発
    生手段と前記リモコンコードを送信するリモコンコード
    送信手段とを備えたリモコン装置において、前記リモコ
    ンコード送信手段の送信能力を設定する送信能力設定手
    段と前記送信能力設定手段の設定により前記リモコンコ
    ード送信手段の送信波の指向性と送信到達距離とを変更
    する送信能力可変手段を備えたことを特徴とするリモコ
    ン送信能力可変装置。
  2. 【請求項2】 前記送信能力設定手段が前記操作入力部
    からの入力設定に従って前記送信波の指向性と送信到達
    距離とを変更する手段を備えた請求項1に記載のリモコ
    ン送信能力可変装置。
  3. 【請求項3】 さらに、リモコンコード送信波を受信・
    復調するリモコンコード受信手段と前記受信・復調した
    リモコンコードを解読するリモコンコード解読手段とを
    備え、前記送信能力設定手段が前記解読した解読データ
    に従って前記送信波の指向性と送信到達距離とを変更す
    る手段を備えた請求項1に記載のリモコン送信能力可変
    装置。
  4. 【請求項4】 さらに、外部ネットワークからデータを
    受信・復調するデータ受信・復調手段と前記受信・復調
    したデータを解読するデータ解読手段とを備え、前記送
    信能力設定手段が前記解読した解読データに従って前記
    送信波の指向性と送信到達距離とを変更する手段を備え
    た請求項1に記載のリモコン送信能力可変装置。
JP9011661A 1997-01-24 1997-01-24 リモコン送信能力可変装置 Pending JPH10210576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011661A JPH10210576A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 リモコン送信能力可変装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9011661A JPH10210576A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 リモコン送信能力可変装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10210576A true JPH10210576A (ja) 1998-08-07

Family

ID=11784173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9011661A Pending JPH10210576A (ja) 1997-01-24 1997-01-24 リモコン送信能力可変装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10210576A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008187400A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Olympus Corp 撮像システム及び撮像機器の認証方法
JP2010025906A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 距離画像センサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008187400A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Olympus Corp 撮像システム及び撮像機器の認証方法
US8264557B2 (en) 2007-01-29 2012-09-11 Olympus Corporation Image acquisition system and method of authenticating image acquisition device in the image acquisition system
JP2010025906A (ja) * 2008-07-24 2010-02-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 距離画像センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3324671B2 (ja) コンピュータ・システム
EP0986876B1 (en) Automated home control system using existing electrical lines as a communication medium
US20110144778A1 (en) Smart Audio Plug-in for Enabling Smart Portable Device to be Universal Remote Control
US4145720A (en) Remote control
JP2003198464A (ja) 光送受信器
KR20010030250A (ko) 표시장치, 신호 송수신 장치및 무선 전송장치
US5287547A (en) Transmission and reception system
JPH10210576A (ja) リモコン送信能力可変装置
JPH10145266A (ja) 電力線を用いたリモートコントロール装置
JPH04243331A (ja) 光ワイアレス伝送送信器
KR100683353B1 (ko) 무선주파수를 이용한 전력선 제어방법 및 장치
JP3806699B2 (ja) ワイヤレスマイクシステム、レシーバー、ワイヤレスマイク
JP2001103336A (ja) Av機器映像配信システムおよびリモコン信号制御方法
JPH11168778A (ja) 遠隔制御装置
JP2000047682A (ja) 遠隔制御システム
JP3008545B2 (ja) Av機器光空間接続装置
JPH1118178A (ja) ワイヤードリモコン端子を用いた信号処理システム
JP2004260811A (ja) 光無線通信システム
JPH07240712A (ja) 光無線システム
JP2000201384A (ja) ネットワ―ク制御システム
JPH0576066A (ja) 赤外線ワイアレスマイク
JPH0879851A (ja) 赤外線送信装置および赤外線受信装置および赤外線伝送システム
JPH03249900A (ja) 遠隔操作装置
JPH07303084A (ja) 赤外線空間伝送システム
JPH04188997A (ja) 信号伝送装置