JP2000348586A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2000348586A
JP2000348586A JP11154103A JP15410399A JP2000348586A JP 2000348586 A JP2000348586 A JP 2000348586A JP 11154103 A JP11154103 A JP 11154103A JP 15410399 A JP15410399 A JP 15410399A JP 2000348586 A JP2000348586 A JP 2000348586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
zero
circuit
power supply
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP11154103A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Hori
康裕 堀
Hideyuki Nakai
英之 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレー接点に印可される交流電源の位相が
特定方向にならないようにして、リレー接点の転移の偏
りを防止することを目的とする。 【解決手段】 交流電源1の電圧を半波整流した電圧を
ゼロクロス点検出ダイオード8から検出パルスを出力す
る。そのパルスにより立ち上がりと立ち下がりの位相を
検出してマイコン15に入力する。マイコン15は、リ
レー16の駆動のタイミングと前述したゼロクロス点と
の遅延時間を算出し、前の時点でのリレーを駆動した時
の立ち上がり若くは立ち下がりの位相とは逆の位相でリ
レー駆動のパルスを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源回路から各回
路への電源を供給及び遮断を行うためのリレー制御回路
において、特にリレー接点の劣化を防止し、リレーの寿
命を延長するようにしたリレー制御回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機などに見られ
る電源回路では、電源回路からの電源の供給や遮断をリ
レー制御により行われることが一般的になっている。こ
の従来の構成は、例えば図4に示されるようになってい
る。
【0003】即ち、図4の従来のリレー制御回路の一例
と図5の動作波形図、図6の動作フローチャートを参照
しながらその動作を説明する。まず、1は交流電源、2
はヒューズ、3は電源トランス、4はダイオードブリッ
ジ、5は整流コンデンサ、6はレギュレータ、7及び8
はゼロクロス点検出ダイオード、9、10、13、18
は抵抗、11,14はコンデンサ、12、17はトラン
ジスタ、15はマイコン、16はリレー、19は負荷回
路、20は負荷ダイオードブリッジ、21は負荷整流コ
ンデンサ、22は負荷である。
【0004】次に、動作を説明する。まずはリレー16
がオン時の動作について説明する。交流電源1より電圧
が加えられたトランス3とダイオードブリッジ4と整流
コンデンサ5とレギュレータ6によってマイコン15に
電圧が供給されると、マイコン15は、駆動するための
電圧が供給されその動作を開始する。
【0005】一方、ゼロクロス点検出ダイオード7,8
によって図5に示すAC入力(a)が全波整流された脈
流(b)が、抵抗9を介して、トランジスタ12に印可
され、前記脈流のボトム、すなわち、ゼロクロス点に同
期したパルス(c)を発生する。
【0006】このパルス(c)が、マイコン15に印可
され、ゼロクロス点と電源周波数(50Hz/60H
z)の情報を取り込む。
【0007】ここで、ユーザが電源をオンすると電源投
入信号(d)が入力され、マイコン15は、ゼロクロス
点から、リレー接点の動作遅延時間を減じた遅延時間A
で、リレーオン信号(e)をトランジスタ17に印可す
る。すると、トランジスタ17はオンし、前記リレーに
電流が流れ、前記リレーはリレー接点の動作遅延時間を
経て、ゼロクロス点でオン(f)する。
【0008】すると、負荷回路19に交流電源1の電圧
が印可され、電流が流れる。負荷回路19は、ダイオー
ドブリッジ20と整流コンデンサ21と負荷22で構成
される。
【0009】次に、マイコン15の動作について説明す
る。交流電源1が供給されると、まずその周波数が50
hzか60Hzかを判別して(S1)、メモリに記憶す
る。そして、先ほど説明したゼロクロス検出ダイオード
7、8で得た全波整流の出力からゼロクロス点を検出す
る(S2)。
【0010】次に、ユーザが電源を投入すると、マイコ
ン15から電源投入信号の検出をして(S3)、電源の
オンを認識する(S4)。そして、リレーオン信号のゼ
ロクロス点からの遅延時間Aを算出して(S5)、50
Hzの場合であれば(S6)、遅延時間A=(1/5
0)−リレー動作遅れ時間を計算して(S7)、ゼロク
ロス点プラス遅延時間Aのタイミングでリレーのオン信
号を出力する(S9)。
【0011】一方、60Hzの場合であれば(S6)、
遅延時間A=(1/60)−リレー動作遅れ時間を計算
して(S8)、ゼロクロス点プラス遅延時間Aのタイミ
ングでリレーのオン信号を出力する(S9)。
【0012】このような従来技術では、ゼロクロス点の
位相を検出していないため、インラッシュ電流が、特定
の方向に流れるためリレー接点の転移により、リレーの
寿命を低下させるという問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点に鑑みなされたものであり、リレー接点に印可され
る交流電源の位相が特定方向にならないようにして、リ
レー接点の転移の偏りを防止することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源と、
該交流電源の電源電圧を負荷に供給若くは遮断するリレ
ー回路と、該交流電源の電圧波形を半波整流する半波整
流回路と、該半波整流回路に基づき前記電圧波形のゼロ
クロス点に対して立ち上がり及び立ち下がるパルスを発
生しゼロクロス点を検出するゼロクロス点検出回路と、
該ゼロクロス点検出回路から得たパルスにより立ち上が
り及び立ち下がる位相を検出する位相検出回路と、前記
ゼロクロス点検出回路の出力と前記位相検出回路により
検出された位相に対して逆の位相になるように前記リレ
ー回路を制御する制御信号を出力するリレー制御回路を
具えてなる電源回路である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の図1及び
その波形図の図2、動作フローチャート図3を参照しつ
つその動作を説明する。図1に本発明の実施例を示す
が、図5の従来技術と相違する点はゼロクロス点検出ダ
イオード7が削除されているのみで、あとは同じ構成で
あるため図番も同じであるので説明は割愛する。
【0016】次に、図1を参照しつつ説明するが、図5
の従来技術と同じ動作の説明は省略して、従来技術と本
願発明との相違点について説明することとする。まず、
マイコン15に電圧が供給され、動作を開始するまで
は、図5の従来技術と同じである。次に、マイコン15
が、動作を開始し、ゼロクロス点検出ダイオード8によ
って半派整流された脈流が、抵抗9を介して、トランジ
スタ12に印可され、ゼロクロス点及び、位相が判別で
きるパルス(図2の(c))を成形する。
【0017】このパルスにより、マイコン15は、ゼロ
クロス点、電源周波数、位相の情報を取り込む。ここ
で、電源投入信号(図2の(d))が入力されると、マ
イコン15は、前回オン時のゼロクロス点の位相を読み
出し、前回の位相を反転したゼロクロス点から、リレー
接点の動作遅延時間を減じた遅延時間Aで、リレーオン
信号をトランジスタ17に印可する(図2の(e))。
【0018】トランジスタ17はオンし、リレー16に
電流が流れてリレー接点の動作遅延時間を経て、ゼロク
ロス点でオンする(図2の(f))。すると、負荷回路
19に前記交流電源の電圧が印可され、電流が流れる。
【0019】具体的な動作を図3のフローチャート図を
参照しながら説明する。図3において、ステップS1か
らS8までは同じ動作であるためステップS10以降か
ら説明をする。
【0020】遅延時間Aを決めると、前の電源オン時の
ゼロクロス点の位相をメモリから読み出す(S10)。
ゼロクロス検出信号のパスルが、立ち上がりのときは
(S11)、図2の右の波形図の如くリレーのオン信号
出力のタイミングを立ち下がりに設定し(S12)、ゼ
ロクロス検出信号のパスルが、立ち下がりのときは(S
11)、図2の左の波形図の如くリレーのオン信号出力
のタイミングを立ち上がりに設定する(S13)。そし
て、ゼロクロス点と遅延時間Aのタイミングでオン信号
出力を出力する(S14)。
【0021】最後に、今回のオン時のゼロクロス点の位
相を取り込んでメモリに記憶させれば(S15)動作は
終了する。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、リレー接点の転移が偏
らなくなり、リレー接点の解離不能等の不良が減少する
とともに、リレーの寿命を延長させることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図を示す図。
【図2】本発明の実施例の波形図を示す図。
【図3】本発明の実施例のフローチャートを示す図。
【図4】従来技術のブロック図を示す図。
【図5】従来技術の波形図を示す図。
【図6】従来技術のフローチャートを示す図。
【符号の説明】
1 交流電源 2 ヒューズ 3 トランス 4 ダイオードブリッジ 5 整流コンデンサ 6 レギュレータ 8 ゼロクロス点検出ダイオード 9 抵抗 10 抵抗 11 コンデンサ 12 トランジスタ 13 抵抗 14 コンデンサ 15 マイコン 16 リレー 17 トランジスタ 18 抵抗 19 負荷回路 20 負荷ダイオードブリッジ 21 負荷整流コンデンサ 22 負荷

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と、該交流電源の電源電圧を負
    荷に供給若くは遮断するリレー回路と、該交流電源の電
    圧波形を半波整流する半波整流回路と、該半波整流回路
    に基づき前記電圧波形のゼロクロス点に対して立ち上が
    り及び立ち下がるパルスを発生しゼロクロス点を検出す
    るゼロクロス点検出回路と、該ゼロクロス点検出回路か
    ら得たパルスにより立ち上がり及び立ち下がる位相を検
    出する位相検出回路と、前記ゼロクロス点検出回路の出
    力と前記位相検出回路により検出された位相に対して逆
    の位相になるように前記リレー回路を制御する制御信号
    を出力するリレー制御回路を具えてなる電源回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電源回路において、前記
    リレー制御回路は、前記リレーを駆動する位相が、リレ
    ーを駆動する時の位相に対してその時点より前にリレー
    駆動した時の位相と逆になるようにすることを特徴とす
    る電源回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電源回路において、前記
    リレー制御回路は、リレーを駆動するリレー駆動信号で
    の前記ゼロクロス点からの遅延時間を算出してリレー駆
    動するようにリレー駆動信号を出力することを特徴とす
    る電源回路。
JP11154103A 1999-06-01 1999-06-01 電源回路 Pending JP2000348586A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004180401A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Railway Technical Res Inst 開閉器制御方法及びそのための開閉器制御装置
JP2021009802A (ja) * 2019-07-01 2021-01-28 象印マホービン株式会社 リレー制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004180401A (ja) * 2002-11-26 2004-06-24 Railway Technical Res Inst 開閉器制御方法及びそのための開閉器制御装置
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