JP2000348161A - 刻印読取方法 - Google Patents

刻印読取方法

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JP2000348161A JP11156863A JP15686399A JP2000348161A JP 2000348161 A JP2000348161 A JP 2000348161A JP 11156863 A JP11156863 A JP 11156863A JP 15686399 A JP15686399 A JP 15686399A JP 2000348161 A JP2000348161 A JP 2000348161A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一様な照明状態が得られない場合において
も、適切に刻印領域を抽出してコードを読み取ることが
可能な刻印読取方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 コードが刻印されている鏡面部76全周
にわたってスキャンした輝度データについて、できるだ
け階調数の低いヒストグラムにおける極小値をとる輝度
値を閾値として2値化が行われる。そして、この2値化
データに基づいて刻印領域が抽出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(コンパクトディ
スク)やDVD(ディジタルビデオディスク)等の光デ
ィスクの余白部に刻印されたコードを読み取るのに好適
な刻印読取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクの最内周または最外
周の余白部には、その光ディスクの製造ロット番号等を
示す文字やバーコード(以下、これらをコードと総称す
る)が刻印されており、ディスク成型後の諸工程におい
て、異種ディスクの混合等がこのコードを用いて検査さ
れる。
【0003】光ディスクの余白部に刻印されているコー
ドを読み取る方法としては、例えば、光ディスクの記録
面をビデオカメラにて撮像し、撮像した画像を画像処理
することによりコードのパターンを読み取る方法が用い
られている。
【0004】この方法においては、まず、光ディスクの
余白部をその全周に亘ってスキャンした輝度データを取
得し、その輝度データを所定の閾値で2値化することに
よりコードが記録されている刻印領域と無地領域とを分
離している。そして、バーコードについては、それを構
成する各エレメントの太細の判定を行ってデコードが行
われる。
【0005】この2値化に用いる閾値としては、従来、
所定の階調数で輝度データのヒストグラムを求め、その
ヒストグラムにおける白(明)領域側のピークと黒
(暗)領域側のピークの中間値における輝度値が用いら
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ディ
スクの画像取り込み時における外乱光の影響や、コード
が刻印されている余白部における膜厚のバラツキによる
照明光の反射強度の変化等により一様な照明状態が得ら
れず、ヒストグラムにおける輝度値分布のピークや分散
が変化して、ヒストグラムにおける白(明)領域側のピ
ークと黒(暗)領域側のピークの中間値が変化、特に輝
度値の高い側に変化した場合には、適切に刻印領域を抽
出できなくなる虞がある。そして、この刻印領域が抽出
できない場合、正確にコードを読み取ることができなく
なり、誤って異種ディスクと判断してしまうという問題
があった。
【0007】そこで、本発明はこのような問題に鑑みて
なされたものであり、一様な照明状態が得られない場合
においても、適切に刻印領域を抽出してコードを読み取
ることが可能な刻印読取方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像装置にて
光ディスクの記録面を撮像する撮像ステップと、その撮
像画像に基づいて所定の環状領域の画像を全周に亘って
スキャンすることにより輝度データを得るスキャンステ
ップと、その輝度データに基づいて撮像画像からコード
が刻印されている刻印領域の画像を抽出する刻印領域抽
出ステップと、その刻印領域の画像に基づいてコードを
読み取る読取ステップとを含む刻印読取方法において、
刻印領域抽出ステップは、輝度データの階調数を段階的
に高くして最初に極小値が現れる階調数のヒストグラム
を求めるステップと、そのヒストグラムにおいて最小の
極小値をとる輝度値を閾値に設定するステップと、その
閾値より大きくなる領域を刻印領域として抽出するステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0009】このような構成とすることにより、一様な
照明が得られず、ヒストグラムにおける輝度値分布の分
散が大きくなってピークが変化しても、できるだけ階調
数の低いヒストグラムを用いることで、その変化による
影響が低減される。そして、この階調数の低いヒストグ
ラムにおいて、最小の極小値を閾値としてコードが刻印
されている刻印領域とコードが刻印されていない非刻印
領域とが分離される。
【0010】また、刻印領域の画像について、バーコー
ドが刻印されているバーコード領域の画像と、文字が刻
印されている文字コード領域の画像とを識別する識別ス
テップを備え、識別ステップが、互いに異なる半径で各
刻印領域をスキャンした第1及び第2の輝度データを得
る第2のスキャンステップと、その第2のスキャンステ
ップにおいて得られた各刻印領域の輝度データのエッジ
を抽出するエッジ抽出ステップと、各刻印領域におい
て、前期第1の輝度データのエッジ位置と第2の輝度デ
ータのエッジ位置とが一致するエッジの数をカウントす
るカウントステップと、データ長あたりのカウント数に
基づいてバーコード領域と文字コード領域とを識別する
ステップとを含むことを特徴とす。
【0011】刻印領域においては、バーコードが直線形
状であるのに対し、文字は様々な形状となっているた
め、刻印領域を異なる径でスキャンした場合、バーコー
ド領域においては各エッジ位置が略一致するが、文字コ
ード領域においては通常一致しない。従って、このエッ
ジ数をカウントし、データ長あたりのカウント数を求め
ることにより、バーコード領域と文字コード領域とが識
別される。
【0012】具体的には、カウントステップにてカウン
トされたデータ長あたりのカウント数が最大となる刻印
領域をバーコード領域とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の刻印読取方法を用
いた検査装置について、図面を用いて詳述する。
【0014】本実施の形態において、図1は検査装置の
構成を表す構成図、図2は光ディスクの記録面の構成を
説明する説明図、図3は図1の検査装置における刻印読
取方法を説明するフローチャート、図4は光ディスクの
鏡面部をスキャンして得られた輝度データを表すグラ
フ、図5は輝度データの輝度値の分布を表すヒストグラ
ム、図6は図5の輝度データを2値化した2値化データ
を表すグラフ、図7及び図8は光ディスクの鏡面部を互
いに異なる径でスキャンして得られた第1及び第2の輝
度データを表すグラフ、図9及び図10はそれぞれ図7
及び図8における輝度データを2値化した第1及び第2
の2値化データを表すグラフ、図11は円弧状のバーコ
ード領域を直線状に変換する座標変換を説明する説明
図、図12は図11における直線状のバーコードをプロ
ジェクション処理したプロジェクションデータを表すグ
ラフである。
【0015】本実施の形態における検査装置は、図1に
示すように、検査対象となる光ディスク7が載置される
検査台6と、その検査台6の上方に配置されたリング状
のハロゲンランプ5と、そのハロゲンランプ5の上方に
配置されたCCDカメラ4と、そのCCDカメラ4にて
撮像された画像を画像処理してバーコードを読み取るコ
ンピュータ1と、その読取結果を表示するディスプレイ
2と、コンピュータ1に対し諸データの入力や指示を行
うキーボード3とを備えている。
【0016】光ディスク7の記録面は、図2に示すよう
に、中心に設けられた円形開口部71から外側に向け
て、内側余白部72と、情報記録部73と、外側余白部
74とから構成されている。内側余白部72は、内側の
透明部75と、外側の鏡面部(ミラーバンド)76とか
ら構成され、この鏡面部76に、バーコードの白エレメ
ント91と文字92とがそれぞれ円弧状に刻印されてい
る。鏡面部76は、情報記録部73と比較して反射率が
低くなるように構成されており、バーコードの白エレメ
ント91と文字92は、鏡面部76における他の領域と
比較して反射率が高くなっている。
【0017】このような構成の検査装置における検査工
程を、図3のフローチャートを用いて以下に説明する。
尚、以下の説明では、検査対象として、内径φ1が40
mm、外径φ2が45mmの鏡面部76を有する光ディ
スク7を検査対象とする。
【0018】まず、キーボード3を用いて、検査対象と
なる光ディスク7の種類、製造ロット番号、内側余白部
72の鏡面部76の位置等をコンピュータ1に入力し、
初期設定を行う。この初期設定は、いくつか予め定めら
れた設定がある場合には、それら設定を予めコンピュー
タ1に登録しておき、その中から選択するように構成し
てもよい。(ステップS01) 次に、成型を終えた光ディスク7は、ローダ(図示省
略)により載置台6上に記録面を下方に向けて載置され
る。このとき、載置台6上に載置された光ディスク7の
記録面は、下方からリング状のハロゲンランプ5の光に
より明るく照らされるとともに、ハロゲンランプ5の開
口を通して、少なくとも光ディスク7の内側余白部72
を含む領域がCCDカメラ4にて撮像される。そして、
CCDカメラ4にて撮像された画像データは、コンピュ
ータ1に入力される。このとき、CCDカメラ4にて撮
像された画像においては、光ディスク7の円形開口部7
1と内側余白部72の鏡面部76とが暗く写し出され、
その暗く写し出された鏡面部76の中でバーコードの白
エレメント91と文字92とが明るく映し出されてい
る。(ステップS02) 次に、コンピュータ1に入力された画像データに基づい
て、円形開口部71の中心が周知の方法で求められる。
例えば、円形開口部71を横切る2本の線分それぞれの
垂直二等分線の交点を求め、その交点を中心とする。そ
して、得られた中心を基準に、キーボード3にて初期設
定された鏡面部76を全周にわたってスキャンする。こ
こでは、スキャンする部分として、円形開口部71の中
心を基準として、内径φ1と外径φ2との中間部分、す
なわち直径φ=42.5mmの部分を全周にわたってス
キャンし、図4に示すような輝度データを取得する。こ
こで、スキャンとは、CCDカメラ4を用いて取得した
画像データから、所望する部分のデータを抽出すること
である。(ステップS03) 次に、取得した輝度データに基づいて、図5(a)に示
すように、階調数N=2のヒストグラムを求め、極小値
の探索を行う。そして、極小値がみつからない場合、図
5(b)(c)…に示すように、階調数Nを4、8…
と、極小値がみつかるまで順次大きくしていき、最初に
極小値が見つかった階調数Nminのヒストグラムにお
いて極小値をとる輝度値Sを閾値として設定する。この
とき、階調数Nminのヒストグラムにおける極小値が
複数ある場合には、それら極小値のうち最も小さい極小
値における輝度値を閾値として設定する。(ステップS
04〜S07) 次に、図4に示す輝度データを前工程において設定した
閾値Sにより2値化して、図6に示すような2値化デー
タを求める。(ステップS08) そして、この2値化データにおいて、バーコードの白エ
レメント91と文字92が存在しない0レベルの値が、
文字2個に相当する間隔以上連続する部分を非刻印領域
として抽出する。これにより、非刻印領域を除く残りの
部分が刻印領域として抽出される。ここでは、図6にお
ける区間p1、p2に対応する図2の領域P1、P2が
非刻印領域となり、また、図6における区間q1、q2
に対応する図2の領域Q1、Q2が刻印領域となる。
(ステップS09) 次に、抽出された刻印領域Q1について、円形開口部7
1の中心を基準に、キーボード3にて初期設定された鏡
面部76における外径φ1と内径φ2との間で、互いに
径の異なる部分をスキャンして、輝度データを取得す
る。ここでは、円形開口部71の中心を基準にφ=4.
2の部分と、φ=4.4の部分とをスキャンして図7
(a)(b)に示す第1及び第2の輝度データを取得す
る。また、刻印領域Q2についても同様に、円形開口部
71の中心を基準にφ=4.2の部分と、φ=4.4の
部分とをスキャンして図8(a)(b)に示す第1及び
第2の輝度データを取得する。(ステップS10) 次に、図7(a)に示す第1のスキャンデータについて
平均値を求め、その平均値を閾値として2値化を行い図
9(a)に示す第1の2値化データを得る。また、図7
(b)に示すスキャンデータについても平均値を求め、
その平均値を閾値として2値化を行い図9(b)に示す
各2値化データを取得する。更に、図8(a)(b)に
示すスキャンデータについても同様にそれぞれ平均値を
求め、それら平均値を閾値として2値化を行い図10
(a)(b)に示す第1及び第2の2値化データを取得
する。(ステップS11) 次に、図9(a)(b)に示す刻印領域Q1における第
1及び第2の2値化データを比較して位置が一致するエ
ッジの数をカウントするともに、図10(a)(b)に
示す刻印領域Q2における第1及び第2の2値化データ
を比較して位置が一致するエッジの数をカウントする。
このとき、バーコードの白エレメント91では第1及び
第2の2値化データにおけるエッジの位置が略一致する
のに対し、文字92では第1及び第2の2値化データに
おけるエッジの位置が必ずしも一致するわけではないた
め、データ長あたりのカウント数が最大となる刻印領域
をバーコード領域として特定する。ここでは、刻印領域
Q1のデータ長あたりのカウント数より刻印領域Q2の
データ長あたりのカウント数の方が大きくなるため、刻
印領域Q2がバーコード領域となる。(ステップS1
2、S13) 次に、前工程において特定した円弧状のバーコード領域
Q2に対し周知の方法で座標変換を行い、図11に示す
ような直線状のバーコードQを得る。(ステップS1
4) 次に、このバーコードQについて、各エレメントの長手
方向に輝度データを足し込むプロジェクション処理を行
い、図12に示すようなプロジェクションデータを得
る。(ステップS15) そして、このプロジェクションデータについて、波形の
凹凸が変化する変曲点を求め、各変曲点間の距離から各
エレメントの幅が測定される。また、各変曲点間におけ
るエレメントの色は、変曲点間におけるプロジェクショ
ンデータの凹凸形状に基づいて判定される。具体的に
は、変曲点間におけるプロジェクションデータの形状が
凸である場合、そのエレメントは白と判定され、逆に凹
である場合、黒と判定される。(ステップS16〜S1
8) 次に、コンピュータ1は、前工程において判定されたバ
ーコードQの各エレメントの太さと色から、予め格納さ
れているCODE−39規格に準じたコード表を参照し
て、バーコードQのデコードを行い、結果をディスプレ
イ2に表示する。(ステップS19) そして、デコードしたバーコードQが初期設定において
設定した製造ロット番号と一致しない場合、アンローダ
(図示省略)にて一致したものとは別の場所に移動され
る。
【0019】このように、本実施の形態によれば、鏡面
部76を全周にわたってスキャンした輝度データについ
て、できるだけ階調数の低いヒストグラムにおいて極小
値をとる輝度値を閾値として、輝度データを2値化して
いるため、照明状態の不均一性による影響が低減され、
これにより、コードが刻印されている刻印領域を精度良
く抽出することができ、バーコードの読取精度を向上さ
せることが可能となる。
【0020】また、文字とバーコードとを識別する際、
刻印領域の異なる部分をスキャンした第1及び第2の輝
度データにおいて同一位置にあるエッジ数に基づいてバ
ーコード領域と文字コード領域とを判定しているため、
バーコードの間隔が文字の間隔に対して比較的広い場合
でも、精度良く文字コード領域とバーコード領域とを識
別することが可能となる。
【0021】また、バーコードの各エレメントの太細を
判定する際、プロジェクションデータの変曲点を用いる
ことにより、CCDカメラ4の解像度に対してより細い
エレメントの太細を的確に判定することができ、バーコ
ードを正確に読み取ることが可能となる。
【0022】尚、本実施の形態のステップS15におい
ては、ステップ14にて得られたバーコードQに対して
プロジェクション処理を行ったが、バーコードQに対し
てノイズ除去処理を行った後プロジェクション処理を行
ってもよい。
【0023】ノイズ除去処理としては、バーコードQに
おけるエレメントの長手方向について、輝度データを1
ラインずつ抽出する。抽出された1ライン分の輝度デー
タについて、輝度値の平均を求める。そして、この平均
輝度値と1ライン分の輝度データにおける各輝度値との
差を求め、その差が所定の値より大きくなる輝度値を、
1ライン分の輝度データにおける他の輝度値にて置換す
る。
【0024】このとき、光ディスク7上に埃や傷が生じ
た場合には、その領域の輝度値が他の領域と比較して著
しく大きくなるため、置換される輝度値としては、1ラ
イン分の輝度データのうち、輝度値の低い方から所定の
割合(例えば、1ライン分の輝度データが100画素か
ら構成されている場合、所定の割合を30%とすると、
輝度値の低い30画素分の輝度データ)を抽出し、平均
化した値を用いる。
【0025】これにより、バーコード上の埃や傷などに
よるノイズ成分を除去することができ、精度良くバーコ
ードを読み取ることが可能となる。
【0026】また、対象物としては、光ディスクに限定
されることなく、バーコードが刻印されているものであ
ればよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、コードが刻印されてい
る環状領域全周にわたってスキャンした輝度データにつ
いて、できるだけ階調数の低いヒストグラムにおいて極
小値をとる輝度値を閾値として輝度データを2値化して
いるため、照明状態の不均一性による影響が低減され、
これにより、コードが刻印されている刻印領域を精度良
く抽出することができ、コードの読取精度を向上させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の刻印読取方法を適用した検査装置の
概略構成を表す構成図である。
【図2】 光ディスクの記録面の構成を説明する説明図
である。
【図3】 図1の検査装置における刻印読取方法を説明
するフローチャートである。
【図4】 図2の光ディスクの鏡面部をスキャンして得
られた輝度データを表すグラフである。
【図5】 図4の輝度データの輝度値の分布を表すヒス
トグラムであり、(a)(b)(c)はそれぞれ階調数
2、4、8のヒストグラムを示す。
【図6】 図5の輝度データを2値化した2値化データ
を表すグラフである。
【図7】 光ディスクの刻印領域Q1を互いに異なる径
でスキャンして得られた第1及び及び第2の輝度データ
それぞれを表すグラフ(a)(b)である。
【図8】 光ディスクの刻印領域Q2を互いに異なる径
でスキャンして得られた第1及び第2の輝度データそれ
ぞれを表すグラフ(a)(b)である。
【図9】 図7の第1及び第2の輝度データをそれぞれ
2値化した2値化した2値化データを表すグラフ(a)
(b)である。
【図10】 図8の第1及び第2の輝度データをそれぞ
れ2値化した2値化した2値化データを表すグラフ
(a)(b)である。
【図11】 円弧状のバーコード領域を直線状に変換す
る座標変換を説明する説明図である。
【図12】 図11における直線状のバーコードをプロ
ジェクション処理したプロジェクションデータを表すグ
ラフである。
【符号の説明】
1 :コンピュータ 2 :ディスプレイ 3 :キーボード 4 :CCDカメラ 5 :ハロゲンランプ 6 :検査台 7 :光ディスク 71 :円形開口部 72 :内側余白部 73 :情報記録部 74 :外側余白部 75 :透明部 76 :鏡面部 91 :白エレメント 92 :文字
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B029 AA05 BB02 CC27 CC29 DD07 5B047 AA30 DB06 DC04 5B072 CC16 CC24 CC38 DD02 DD15 DD23 5D066 HA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置にて光ディスクの記録面を撮像
    する撮像ステップと、該撮像画像に基づいて所定の環状
    領域の画像を全周に亘ってスキャンすることにより輝度
    データを得るスキャンステップと、該輝度データに基づ
    いて前記撮像画像からコードが刻印されている刻印領域
    の画像を抽出する刻印領域抽出ステップと、該刻印領域
    の画像に基づいてコードを読み取る読取ステップとを含
    む刻印読取方法において、 前記刻印領域抽出ステップは、前記輝度データの階調数
    を段階的に高くして最初に極小値が現れる階調数のヒス
    トグラムを求めるステップと、該ヒストグラムにおいて
    最小の極小値をとる輝度値を閾値に設定するステップ
    と、該閾値より大きくなる領域を刻印領域として抽出す
    るステップとを含むことを特徴とする刻印読取方法。
  2. 【請求項2】 前記刻印領域の画像について、バーコー
    ドが刻印されているバーコード領域の画像と、文字が刻
    印されている文字コード領域の画像とを識別する識別ス
    テップを備え、 前記識別ステップが、互いに異なる半径で前記各刻印領
    域をスキャンした第1及び第2の輝度データを得る第2
    のスキャンステップと、該第2のスキャンステップにお
    いて得られた前記各刻印領域の輝度データのエッジを抽
    出するエッジ抽出ステップと、前記各刻印領域におい
    て、前期第1の輝度データのエッジ位置と第2の輝度デ
    ータのエッジ位置とが一致するエッジの数をカウントす
    るカウントステップと、データ長あたりのカウント数に
    基づいて前記バーコード領域と前記文字コード領域とを
    識別するステップとを含むことを特徴とする請求項1記
    載の刻印読取方法。
  3. 【請求項3】 前記カウントステップにてカウントされ
    たデータ長あたりのカウント数が最大となる刻印領域を
    バーコード領域とする請求項2記載の刻印読取方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040557A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラム
JP2009116419A (ja) * 2007-11-02 2009-05-28 Nidec Tosok Corp 輪郭検出方法及び輪郭検出装置

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