JP2000348111A - ワークフロー管理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ワークフロー管理方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2000348111A
JP2000348111A JP15333099A JP15333099A JP2000348111A JP 2000348111 A JP2000348111 A JP 2000348111A JP 15333099 A JP15333099 A JP 15333099A JP 15333099 A JP15333099 A JP 15333099A JP 2000348111 A JP2000348111 A JP 2000348111A
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JP15333099A
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Nobuo Kureyama
伸夫 紅山
Yuji Mizote
裕二 溝手
Mitsunobu Tasaka
光伸 田坂
Shoichi Murase
彰一 村瀬
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークフローによって処理される複数の作業
の信頼性を高めることが可能な技術を提供する。 【解決手段】 一連の処理順序に従って実行される複数
の作業の実行管理を行うワークフロー管理方法におい
て、処理要求を受付けて一連の作業の処理手続を開始す
るステップと、複数作業に渡る処理を同一トランザクシ
ョンで行う際に、同一トランザクションで実行すべき作
業単位を決定し、トランザクションの開始とコミットの
制御を行うステップと、作業の進行状態の制御及び管理
を行うステップとを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の作業からなる
業務の流れを管理するワークフロー管理装置に関し、特
にワークフロー管理システムにおいて複数の業務プログ
ラム(アプリケーションプログラム)の実行を制御する
際に、複数作業における複数業務処理の間でトランザク
ション処理を行うワークフロー管理装置に適用して有効
な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワークフロー管理システムは、複数の作
業からなる業務の流れをプロセス定義として事前定義
し、この定義に基づいて作業実行と業務の進行状態の管
理を支援する技術である。各作業における処理は、人が
行う場合や、業務プログラムにより自動的に実行される
場合があるが、ワークフロー管理システムはこれらの作
業の人への割当てや自動実行業務処理部の実行を行い、
且つ業務全体としての進行管理を行うものである。
【0003】ワークフロー管理システムは、主にホワイ
トカラーの生産性向上を目的とし、オフィス業務の手続
をコンピュータを用いて自動化すると言った観点から発
展してきた(速水治夫、「ワークフロー・ソフトの基本
原理−動作の仕組みと導入効果」、日経コンピュータ、
1997年9月1日号、pp.204−217.)。
【0004】更に近年、ワークフロー管理システムの技
術を、業務プログラムの実行制御や業務システム間の連
携に用いたり、より信頼性を要求されるミッションクリ
ティカルな業務へ適用したり、と言った事が行われてい
る。こうした点から、ワークフロー管理システムにおけ
る信頼性の向上や、業務プログラムとワークフロー実行
制御処理の間での柔軟なトランザクション制御を可能と
する技術が重要となってきている。
【0005】従来、複数の計算機が通信ネットワークで
接続された分散システムにおいて、異なる計算機にわた
る処理をトランザクション特性(ACID特性と呼ばれ
る)を保ちながら行う方法として、2相コミットを用い
た分散トランザクション処理技術が広く一般的に用いら
れている(「トランザクション処理システム入門」、日
経BP社)。
【0006】特開平8−153068号公報「ワークフ
ローシステム」では、こうした分散トランザクション処
理技術をワークフロー管理システムに取り入れ、業務プ
ログラム処理による業務データ更新とワークフロー実行
制御処理の管理するワークフロー実行状態情報とを同一
トランザクションで一貫性を保って更新する方法を示し
ている。
【0007】しかしこの従来技術は、業務処理における
業務データの更新とワークフロー実行制御処理の管理す
るワークフロー実行状態情報の更新間でのトランザクシ
ョン保証が目的であり、複数の異なった作業における業
務処理間でのトランザクション保証を目的としたもので
はない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ワークフロー管理シス
テムの提供する利点の一つとして、業務手順の変更に対
するシステムの柔軟性が上げられる。これは、プロセス
定義で与えられる業務全体のマクロな処理の流れと、各
作業において実行される業務処理とを分離する事で、各
作業で実行される業務プログラムの部品としての機能の
独立性を高め、その結果として業務プログラムの再利用
性が高められる事から得られる。
【0009】ワークフロー管理システムを用いた業務プ
ログラムの実行制御や業務システム連携において、個々
の業務プログラム内にトランザクション制御の為のロジ
ック(分散トランザクションの開始やコミット)を記述
した場合、個々の業務プログラムの処理は夫々個別のト
ランザクションとしてしか実行できず、これらの業務プ
ログラムを組合せた柔軟なトランザクション制御が出来
ないと言う問題がある。この問題は、個々の業務プログ
ラムの処理粒度が小さく、これらのプログラムの組合せ
によってシステム構築を行う際には、より重大となる。
【0010】例えば、オンラインで商品を注文し、銀行
の口座から預金の一部を出金した後、出金した金額を他
の銀行に送金し、送金された金額を送金先の特定の口座
に入金するといった一連の複数の作業をワークフロー管
理システムで実行すれば、作業の順番が変更された場合
にも柔軟に対応することができるが、途中の作業でエラ
ーが発生した場合には、それ以前の処理を取り消さなけ
れば一貫性を保つことができないという問題がある。
【0011】本発明の目的は上記問題を解決し、ワーク
フローによって処理される複数の作業の信頼性を高める
ことが可能な技術を提供することにある。本発明の他の
目的は複数作業を同一のトランザクションで実行する際
に、個々の業務プログラムを変更すること無く業務プロ
グラムの組合せを柔軟に変更することが可能な技術を提
供することにある。本発明の他の目的は業務プログラム
の部品としての独立性を高め再利用し易くすることが可
能な技術を提供することにある。本発明の他の目的は複
数作業における複数業務プログラム処理とそのワークフ
ローの実行管理の一貫性を高めることが可能な技術を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、一連の処理順
序に従って実行される複数の作業の実行管理を行うワー
クフロー管理装置において、ワークフローによって処理
される複数の作業を同一トランザクションとして実行す
るものである。
【0013】本発明のクライアント要求受付処理部が通
信ネットワークを介してクライアント業務処理部からの
処理要求を受付けると、トランザクション実行単位制御
処理部は、プロセス定義に基いて同一トランザクション
で実行すべき作業単位を決定し、複数作業に渡る業務処
理を同一トランザクションで行う際にそのトランザクシ
ョンを開始させる。
【0014】外部プログラム呼出処理部は、前記開始さ
れたトランザクションの作業に対して割当てられた自動
実行業務処理部の呼出しを通信ネットワーク経由で行
い、その作業を業務サーバや業務クライアントで実行さ
せる。
【0015】案件実行状態制御処理部は、プロセス定義
に基いて作業の進行状態の制御及び管理を行い、同一の
トランザクションで実行すべき複数の作業の実行が完了
すると、トランザクション実行単位制御処理部により、
当該トランザクションのコミット処理を行う。
【0016】以上の様に本発明のワークフロー管理装置
によれば、ワークフローによって処理される複数の作用
を同一トランザクションとして実行するので、ワークフ
ローによって処理される複数の作業の信頼性を高めるこ
とが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に一連の処理順序に従って実
行される複数の作業の実行管理を行う一実施形態のワー
クフロー管理装置について説明する。本実施形態では、
説明が煩雑になる事を避ける為、一般的なワークフロー
管理システムに比較して単純化され、また、本実施形態
の説明に不必要な機能は省略されている。
【0018】図1は本実施形態のワークフロー管理シス
テムの構成例を示す図である。本実施形態では、ワーク
フロー管理装置101、業務サーバ104、業務クライ
アント105の各計算機及びデータベース102は通信
ネットワーク103により接続されている。各計算機
は、分散トランザクションの管理及び制御を行うトラン
ザクションマネージャ114を備えており、分散トラン
ザクションのトランザクション特性の保証は、これらの
トランザクションマネージャ114及びデータベース1
02間の連携により、適切に行われる。
【0019】ワークフロー管理装置101のワークフロ
ー実行制御処理部111は、データベース102内に格
納されたプロセス定義122を参照し、その定義内容に
基いて作業の流れの進行状態の管理や作業に対応付けら
れた自動実行業務処理部112の呼出し、クライアント
業務処理部113からの処理要求の受付け、及びトラン
ザクションの実行単位制御を行う。作業の流れの進行状
態は、ワークフロー実行状態情報121としてデータベ
ース102内に格納される。
【0020】自動実行業務処理部112及びクライアン
ト業務処理部113は、各作業における業務処理を実行
する。自動実行業務処理部112は、ワークフロー実行
制御処理部111により通信ネットワーク103を介し
て呼出され、同期的に業務処理を実行する。
【0021】クライアント業務処理部113は、業務処
理の実行を開始可能な作業において、ワークフロー実行
制御処理部111の処理とは非同期に業務処理を行った
後、通信ネットワーク103を介してワークフロー実行
制御処理部111へ作業の完了通知を行う。またクライ
アント業務処理部113は、例えば作業に割当てられそ
の実行に対して責務を負う作業者によって起動され、操
作される事で動作する。クライアント業務処理部113
は、その他にも一連の作業の流れ全体を開始する案件投
入と呼ぶ処理の実行要求や、実行開始可能な作業リスト
の取得要求をワークフロー実行制御処理部111に対し
て行う。
【0022】これらの自動実行業務処理部112及びク
ライアント業務処理部113の処理において参照及び更
新を行う業務データ123は、データベース102に格
納される。
【0023】業務データ123及びワークフロー実行状
態情報121に対する参照及び更新処理は、トランザク
ションマネージャ114及びデータベース102の連携
によりトランザクション特性を保証しつつ実行される。
この為に、分散トランザクションを一意に特定する目的
でトランザクションマネージャ114が発行し管理する
トランザクション記述子を、データベース102へのア
クセスを行うこれらのプログラム間で持ち回り、データ
ベース102に格納されたデータに対して参照及び更新
処理を行う際には、データベース102に対して受け渡
す等の方法が一般的に取られる。
【0024】即ち、ワークフロー実行制御処理部11
1、自動実行業務処理部112、クライアント業務処理
部113の各データベースアクセスプログラムが、デー
タベース102に対して参照更新処理を行う際に、トラ
ンザクション記述子がデータベース102へ渡される。
但し、本実施形態の説明が煩雑になる事を防ぐ為、自明
な場合にはトランザクション記述子がデータベース10
2へ受け渡されている旨を明記する事はしないものとす
る。また、トランザクション記述子は分散トランザクシ
ョン管理そのものを実現する為のものであって、本実施
形態の適用範囲がこれにより制限されるものではない。
【0025】プロセス定義ツール115は、ワークフロ
ー実行制御処理部111が作業の流れを制御するのに参
照するプロセス定義122を、ワークフロー管理システ
ムの運用者であるユーザが編集して作成する際にその処
理を支援するものである。
【0026】図2は本実施形態の各計算機の概略構成を
示す図である。図2では本実施形態における各計算機の
一般的な構成を表しており、各計算機は、表示装置30
01、CPU3002、通信装置3003、キーボード
3004、マウス3005、メモリ3006、補助記憶
装置3007を備えている。ワークフロー実行制御処理
部111、自動実行業務処理部112、クライアント業
務処理部113、トランザクションマネージャ114、
プロセス定義ツール115は、例えば、ソフトウェアプ
ログラムとして実装され、補助記憶装置3007に格納
されている。これらのソフトウェアプログラムは、メモ
リ3006に読み込まれ、CPU3002により実行さ
れる。また、表示装置3001やキーボード3004、
マウス3005の入力装置を用いて、ワークフロー管理
システムの利用者であるユーザとの対話を行ったり、通
信装置3003を用いて他の計算機上で動作するソフト
ウェアプログラムやデータベース102と通信を行う事
が出来る。
【0027】図3は本実施形態の動作原理の概略を示す
図である。ここで、本実施形態の基本的な動作原理の概
略について上記の構成及び図3を用いて説明する。本実
施形態のワークフロー管理システムのユーザは、プロセ
ス定義ツール115を用いて、一連の作業の処理順序を
プロセス定義122として定義する。この時、1つのト
ランザクションとして処理する複数作業のまとまりを決
定する定義情報を、プロセス定義内に併せて定義する事
で上記定義情報をワークフロー実行制御処理部111に
与える事が出来る。
【0028】ワークフロー実行制御処理部111は、プ
ロセス定義122を基に、複数作業に対する処理を行う
自動実行業務処理部112を順に実行する。この際、1
つのトランザクションとして処理する複数作業の実行前
にトランザクションを開始し(トランザクション開始要
求4003)、自動実行業務処理部112を順に呼出す
事で上記複数作業に対する処理を実行し(業務プログラ
ム呼出し4001)、最後に上記複数作業に対する処理
を纏めて1つのトランザクションとしてコミット(トラ
ンザクションコミット処理要求4004)する。
【0029】図3の例では、作業Aと作業Bの組及び作
業Cと作業Dの組のそれぞれを、1つのトランザクショ
ンとして実行している。ここで、ワークフロー実行状態
情報121の更新処理4002を各作業に対する自動実
行業務処理部112の処理と同じトランザクションで行
う事で、業務データ123とワークフロー実行状態情報
121の更新処理に対するトランザクション特性を保証
する事も出来る。
【0030】また、ワークフロー実行状態情報121と
業務データ123との更新処理に対するトランザクショ
ン保証が不要な場合、ワークフロー実行状態情報121
をメモリ3006内に格納し、トランザクションとは無
関係に管理し更新する実装も可能である。複数の業務デ
ータ123間及びワークフロー実行状態情報121との
間のトランザクション保証は、データベース102及び
トランザクションマネージャ114の間で適切に行われ
る。
【0031】以下、本実施形態のより詳細な説明を行
う。図4は本実施形態のワークフロー管理装置101の
概略構成を示す図である。図4ではワークフロー実行制
御処理部111と、ワークフロー実行制御処理部111
が参照及び更新を行うワークフロー実行状態情報121
及びプロセス定義122の構成を表している。
【0032】ワークフロー実行制御処理部111は、ク
ライアント要求受付処理部201、トランザクション実
行単位制御処理部202、外部プログラム呼出処理部2
03、そして案件実行状態制御処理部204を有してい
る。
【0033】クライアント要求受付処理部201は、通
信ネットワーク103を介してクライアント業務処理部
113からの処理要求を受付ける機能を提供する。トラ
ンザクション実行単位制御処理部202は、複数作業に
渡る業務処理を同一トランザクションで行う際に、プロ
セス定義122に基いて同一トランザクションで実行す
べき作業単位を決定し、トランザクションの開始とコミ
ットの制御を行う。
【0034】案件実行状態制御処理部204は、プロセ
ス定義122に基いて、作業の進行状態の制御及び管理
を行う機能を提供する。外部プログラム呼出処理部20
3は、作業に対して割当てられた自動実行業務処理部1
12の呼出しを、通信ネットワーク103を介して行う
機能を提供する。
【0035】ワークフロー管理装置101を、クライア
ント要求受付処理部201、トランザクション実行単位
制御処理部202、外部プログラム呼出処理部203、
案件実行状態制御処理部204として機能させる為のプ
ログラムはCD−ROM等の記録媒体に記録され、磁気
ディスク装置に格納された後、メモリにロードされて実
行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記
録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。
【0036】クライアント要求受付処理部201は、新
規に一連の作業の処理手続を開始する(案件投入)「S
tart」、特定の作業の完了通知を受付ける「Com
plete」、作業に対する処理を実行開始可能な案件
のリストを取得する「GetWorkList」の3種
類の手続を有し、それぞれに対するクライアント業務処
理部113からの処理要求を受付ける。
【0037】プロセス定義122は、フロー定義22
1、作業定義222、制御ノード定義223、トランザ
クション実行単位定義224を有している。作業定義2
22は、実行すべき一連の作業のリストと、その定義属
性を含んでいる。制御ノード定義223は、作業の流れ
の開始点や終了点及び分岐点や合流点を示す制御ノード
と呼ぶ定義要素のリストと、その定義属性を含んでい
る。フロー定義221は、各作業及び制御ノード間の関
連付けに関する情報を含み、作業の流れの定義情報を与
える。トランザクション実行単位定義224は、複数の
作業の処理に渡るトランザクション実行において、同一
トランザクションで処理すべき作業の実行単位を決定す
る為に用いる定義情報を含んでいる。
【0038】ワークフロー実行状態情報121は、案件
実行状態211、次実行作業リスト212を有してい
る。案件実行状態211は、各作業の処理の実行状態、
及び各制御ノードでのフローの制御情報を含んでいる。
次実行作業リスト212は、ワークフロー実行制御処理
部111の処理のある時点において、次に自動実行すべ
き作業のリストを含んでいる。これらの実行状態情報
は、案件と呼ばれる一連の作業の流れの組毎に保持され
る。
【0039】以下、本実施形態におけるプロセス定義1
22の各構成要素の詳細な説明と、具体的なプロセス定
義例を示す。図5は本実施形態の作業定義222の含む
定義項目と具体的な定義情報の例を示す図である。作業
定義222は、作業の名称を示すノード名401、作業
の実行方法の種別を示す種別402、作業の処理におい
て自動実行業務処理部112を実行するのに用いるプロ
グラム情報403を含むテーブルである。作業の種別4
02は、自動実行業務処理部112を同期的に呼出して
作業に対する処理を行った後にその作業を完了状態にす
る「同期自動実行」、自動実行業務処理部112を同期
的に呼出して作業に対する処理を行った後にその作業に
対する完了通知をクライアント業務処理部113から非
同期に受取る「非同期自動実行」、作業に割当てられた
作業者がクライアント業務処理部113を実行して業務
処理を行った後にその作業に対する完了通知をワークフ
ロー実行制御処理部111に対して行う「作業者実行」
の3種類の何れかである(「同期自動実行」及び「非同
期自動実行」の双方の作業を、自動実行作業と呼
ぶ。)。プログラム情報403は、通信ネットワーク1
03を介してワークフロー実行制御処理部111が自動
実行業務処理部112を呼出すのに必要な情報を含んで
いる。
【0040】図6は本実施形態の制御ノード定義223
の含む定義項目と具体的な定義情報の例を示す図であ
る。制御ノード定義223は、制御ノードの名称を示す
ノード名501、及び制御ノードの種別を含む種別50
2を含むテーブルである。この例では、制御ノードの種
別502として、作業の処理の流れの開始点を示す「S
tart」、終了点を示す「End」、分岐点を示す
「Split」、合流点を示す「Join」を用いてい
る。作業定義222におけるノード名401及び制御ノ
ード定義223におけるノード名501は、プロセス定
義122において一意となる名前が付けられる。
【0041】図7は本実施形態のフロー定義221の含
む定義項目と具体的な定義情報の例を示す図である。フ
ロー定義221は、作業及び制御ノード(単にノードと
呼ぶ)間の処理の流れの順序関係を示しており、遷移元
301及び遷移先302を有している。
【0042】図8は本実施形態のトランザクション実行
単位定義224の含む定義項目と具体的な定義情報の例
を示す図である。トランザクション実行単位定義224
は、同一のトランザクション実行単位に含まれる作業の
集まりを示す実行単位作業リスト602、及びトランザ
クションの実行単位をプロセス定義内で一意に特定する
実行単位ID601を有している。トランザクション実
行単位制御処理部202は、同一のトランザクション実
行単位に含まれる複数の作業を、一つのトランザクショ
ンとして処理する様にトランザクションの制御を行う。
【0043】図7〜図8におけるプロセス定義の例は、
作業「A」〜作業「E」の5つの作業を含み、作業
「A」〜「C」を逐次的に処理した後、作業「D」〜
「E」を並行して処理する様に実行される。また、作業
「A」〜「C」の処理、及び作業「D」〜「E」の処理
を夫々同一トランザクションで実行する様に制御する。
【0044】プロセス定義は、プロセス定義ツール11
5を用いて編集作成する事が出来る。図9を用いて、プ
ロセス定義ツール115を用いた定義方法の例を示す。
図9は本実施形態のプロセス定義ツール115の表示画
面を示す図である。図9では、プロセス定義ツール11
5が図2における表示装置3001の画面に表示するイ
メージを表している。また、プロセス定義ツール115
は、キーボード3004により文字や記号の入力を受付
けたり、マウス3005を用いて画面上の一点を示すマ
ウスポインタ2004を操作する事が出来る。ユーザは
マウスポインタ2004を用いて直接表示イメージを操
作する事で、プロセス定義の編集作成を行う事が出来
る。こうした方法自体は、GUI(グラフィカルユーザ
インタフェース)と呼ばれる一般的に知られた技法であ
る。
【0045】プロセス定義ツール115の表示画面は、
大きく分けるとレイアウトボックス2001及びツール
ボックス2002に分けられる。ツールボックス200
2には、プロセス定義の各構成要素に対応した定義部品
2011〜2017が表示されている。ユーザは、マウ
スポインタ2004を用いてツールボックス2002か
ら必要な定義部品を選択し、(ドラッグアンドドロップ
等の操作により)レイアウトボックス2001内にコピ
ーして配置する事ができる。
【0046】先ず、ユーザは作業の定義部品2012や
制御ノードの定義部品2013〜2016をレイアウト
ボックス2001内にコピーして配置する。作業202
2はコピーされた作業の定義部品であり、制御ノード2
023〜2026はコピーされた制御ノードの定義部品
である。
【0047】更に、ユーザは、アローの定義部品201
1をレイアウトボックス2001内にコピーし、コピー
された作業2022や制御ノード2023〜2026を
接続する。アロー2021はコピーされたアローの定義
部品である。
【0048】コピーされた各定義部品毎のより詳細な定
義属性は、定義属性設定ダイアログボックス2003に
より設定する事が出来る。定義属性設定ダイアログボッ
クス2003は、例えばマウスポインタ2004を用い
て定義属性を設定したい定義部品のコピーを(ダブルク
リック等の操作により)選択する事で表示される。
【0049】ユーザは、再びマウスポインタ2004を
用いて、定義属性設定ダイアログボックス2003内の
設定したい属性を選択し、キーボード3004により文
字や記号を入力する。
【0050】次に、同一トランザクションで処理すべき
作業の単位を、トランザクション実行単位の定義部品2
017を用いて定義する。ユーザは、トランザクション
実行単位の定義部品2017をレイアウトボックス20
01内にコピーする。更にコピーされたトランザクショ
ン実行単位2027の位置や大きさをマウスポインタ2
004を用いて変更し、同一のトランザクション内で処
理する作業の集合を囲む様に配置する。図9では、作業
「A」〜「C」が同一トランザクションで実行される様
に、トランザクション実行単位2027により囲まれて
いる。また、作業「D」〜「E」についても同様であ
る。こうして、プロセス定義ツール115を用いてユー
ザが入力した定義情報は、データベース102内にプロ
セス定義122として格納される。
【0051】図10は本実施形態のプロセス定義ツール
115の保持する定義情報をプロセス定義122として
格納する処理の処理手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップ1801において、プロセス定義122
内の全てのテーブルを初期化する(実施の仕方によって
は、複数のプロセス定義の管理も可能だが、本実施形態
の本質とは無関係に煩雑になる事を避ける為、単一のプ
ロセス定義のみを扱う様にする)。
【0052】ステップ1802において、レイアウトボ
ックス2001内に配置された全ての作業2022に対
するレコードを、作業定義222へ挿入する。この時、
作業定義222の各定義要素(ノード名401、種別4
02、プログラム情報403)には、定義属性設定ダイ
アログボックス2003を用いて入力された作業の定義
属性を設定する。
【0053】次にステップ1803において、レイアウ
トボックス2001内に配置された全ての制御ノード2
023〜2026に対するレコードを、制御ノード定義
223へ挿入する。この時、制御ノード定義223の定
義属性(ノード名501)には、定義属性設定ダイアロ
グボックス2003を用いて入力された制御ノードの定
義属性を設定する。また、種別502は、制御ノード2
023〜2026の種別に対応した値を設定する。
【0054】次にステップ1804において、レイアウ
トボックス2001内に配置された全てのアロー202
1に対するレコードを、フロー定義221へ挿入する。
この時、アローの根元側に位置するノードのノード名を
遷移元301に、アローの指示す側に位置するノードの
ノード名を遷移先302に設定する。
【0055】最後に、ステップ1805において、レイ
アウトボックス2001内に配置された全てのトランザ
クション実行単位2027に対するレコードをトランザ
クション実行単位定義224へ挿入する。この時、実行
単位ID601は、プロセス定義内で一意となる識別子
を自動採番して設定する。また、実行単位作業リスト6
02には、トランザクション実行単位2027で囲まれ
た全ての作業のノード名のリストを設定する。以上で、
プロセス定義122の生成が完了する。図7〜図8に示
したプロセス定義の具体例は、図9のレイアウトボック
ス2001内に示したプロセス定義例と対応している。
【0056】こうしたプロセス定義ツールは、ワークフ
ロー管理システムにおいては一般的であり、本実施形態
の特徴であるトランザクション実行単位定義224もG
UIを用いて作成することができる。
【0057】以下に、図11及び図12を用いて、ワー
クフロー実行状態情報121の詳細な構成について説明
する。図11は本実施形態の案件実行状態211の項目
を示す図である。案件実行状態211は、各案件毎に全
ての作業及び制御ノードの実行状態を含んでいる。案件
キー701は、案件を一意に特定する識別子であり、案
件キーを用いて案件実行状態211のテーブルを検索す
る事で、その案件における全てのノード(作業及び制御
ノード)の状態を取得する事が出来る。ノード名702
には、作業のノード名401若しくは制御ノードのノー
ド名501の値が格納されており、何れのノードのレコ
ードかを特定するのに用いる。状態703は、ノードの
現在の実行状態を表し、ノードの種別毎に異なる値が格
納される。ノードが作業の場合、作業の実行状態には、
「Initial」、「Ready」、「Comple
ted」の3つの状態があり、「Initial」は作
業に対する処理が未着手で且つ実行開始不可能な状態、
「Ready」は作業に対する処理が実行中か実行開始
可能な状態、「Completed」は作業に対する処
理の実行が完了した状態を表している。ノードが合流点
制御ノード(「Join」)の場合には、処理の流れの
合流点への到達数が格納される。
【0058】図12は本実施形態の次実行作業リスト2
12の項目を示す図である。次実行作業リスト212
は、次に実行すべき自動実行作業の作業リスト802を
案件毎に保持している。作業リスト802は案件キー8
01を用いて、案件毎に一意に特定出来る。
【0059】次に、ワークフロー実行制御処理部111
の各構成要素の動作を、適宜フローチャートを用いて説
明する。先ず、図13、図14を用い、クライアント要
求受付処理部201の処理手順を説明する。前述した様
に、クライアント要求受付処理部201は、新規に一連
の作業の処理手続を開始する(案件投入)「Star
t」、特定の作業の完了通知を受付ける「Comple
te」、作業に対する処理を実行開始可能な案件のリス
トを取得する「GetWorkList」の3種類の手
続を有し、それぞれに対するクライアント業務処理部1
13からの処理要求を受付ける。
【0060】図13は本実施形態の「Start」手続
の処理手順を示すフローチャートである。「Star
t」手続は、呼出しパラメータとしてクライアント業務
処理部113から案件キー及びトランザクション記述子
を受取る。トランザクション記述子を受取る事で、クラ
イアント業務処理部113の行う業務処理と、ワークフ
ロー実行制御処理部111の行う案件投入処理とを、同
一トランザクションとして実行する事を可能としてい
る。この必要が無い場合、クライアント業務処理部11
3は、トランザクション記述子として無効な値「NUL
L」を受け渡す事で、案件投入処理の為のトランザクシ
ョンをワークフロー実行制御処理部111側で開始する
様に指示する事が出来る。
【0061】また、案件キーは、システム内で一意な識
別子であり、システム内で案件を特定したり、業務デー
タとの関連付けを行うのに用いる。本実施形態では、ク
ライアント業務処理部113において案件キーの採番を
行う。
【0062】「Start」手続の処理手順は以下の様
になる。先ず、最初のステップ1001において、呼出
しパラメータとして案件キーとトランザクション記述子
を受取る。次に、ステップ1002において、トランザ
クション記述子の値が「NULL」か否かを検査する。
「NULL」の場合は、トランザクションマネージャ1
14に対して新規にトランザクションの開始を要求し、
開始したトランザクションのトランザクション記述子を
受取る(ステップ1003)。
【0063】ステップ1004において、案件キー及び
トランザクション記述子をパラメータとして案件実行状
態制御処理部204の手続「StartProces
s」を呼出す。「StartProcess」手続は、
新たに開始する案件に関する初期処理を行い、実行状態
や制御情報をワークフロー実行状態情報121へ格納す
る。この手続については、案件実行状態制御処理部20
4の処理手順の説明時に詳細に説明する。
【0064】次に、ステップ1005において、トラン
ザクションマネージャ114に対して、現在の処理トラ
ンザクションのコミットを要求する。この段階で、クラ
イアント業務処理部113の行った業務処理と、案件投
入処理とが、同一トランザクション処理としてコミット
される。
【0065】更に、ステップ1006において、クライ
アント業務処理部113へ「Start」要求に対する
処理の完了を通知する(クライアント要求受付処理部2
01の各手続の通信ネットワーク103を介した実行
が、リモートプロシージャコールの様な同期手続呼出し
のモデルで実装される場合、この時点でクライアント業
務処理部113へ制御が戻る)。この時点で、クライア
ント業務処理部113は、案件投入処理が確実に行われ
た事を確認する事が出来る。
【0066】最後に、ステップ1007において、案件
キーをパラメータとしてトランザクション実行単位制御
処理部202の手続「ExecuteSucceedi
ngTransaction」手続を呼出す。「Exe
cuteSucceedingTransactio
n」手続は、案件投入処理や作業の完了処理の結果発生
した、別トランザクションに分けて実行すべき自動実行
作業の処理を、新規にトランザクションを開始して行
う。この手続については、トランザクション実行単位制
御処理部202の処理手順の説明時に詳細に説明する。
以上で、クライアント要求受付処理部201の「Sta
rt」手続の処理を完了する。
【0067】図14は本実施形態の「Complet
e」手続の処理手順を示すフローチャートである。「C
omplete」手続は、呼出しパラメータとしてクラ
イアント業務処理部113から、案件キー、作業のノー
ド名、及びトランザクション記述子を受取る。トランザ
クション記述子を受取る事で、作業に対応してクライア
ント業務処理部の行った業務処理と、作業の完了処理、
及び同一トランザクション実行単位内に含まれる他の作
業の処理とを、同一のトランザクションとして実行する
事を可能としている。この必要が無い場合、クライアン
ト業務処理部113は、トランザクション記述子として
無効な値「NULL」を受け渡す事で、作業完了処理の
為のトランザクションをワークフロー実行制御処理部1
11側で開始する様に指示する事が出来る。
【0068】「Complete」手続の処理手順は以
下の様に成る。先ず、最初のステップ1101におい
て、呼出しパラメータとして、案件キー、作業のノード
名、及びトランザクション記述子を受取る。
【0069】次に、ステップ1102において、トラン
ザクション記述子の値が「NULL」か否かを検査す
る。「NULL」の場合は、トランザクションマネージ
ャ114に対して新規にトランザクションの開始を要求
し、開始したトランザクションのトランザクション記述
子を受取る(ステップ1103)。
【0070】ステップ1104において、案件キー、作
業のノード名、及びトランザクション記述子をパラメー
タとして案件実行状態制御処理部204の手続「Com
pleteWork」を呼出す。「CompleteW
ork」手続は、指定された案件キー及びノード名の作
業の完了処理を行う。この手続については、案件実行状
態制御処理部204の処理手順の説明時に詳細に説明す
る。
【0071】次に、ステップ1105において、案件キ
ー、作業のノード名、及びトランザクション記述子をパ
ラメータとして、トランザクション実行単位制御処理部
202の手続「CompleteCurrentTra
nsaction」を呼出す。「CompleteCu
rrentTransaction」手続は、パラメー
タとして受け渡したノード名の作業と同一のトランザク
ションで行うべき一連の自動実行作業に対する処理を実
行する。この手続については、トランザクション実行単
位制御処理部202の処理手順の説明時に詳細に説明す
る。
【0072】次に、ステップ1106において、トラン
ザクションマネージャ114に対して、現在の処理トラ
ンザクションのコミットを要求する。この段階で、クラ
イアント業務処理部113の行った業務処理と、作業の
完了処理、及び同一トランザクション実行単位内に含ま
れる他の作業の処理とが、同一のトランザクション処理
としてコミットされる。
【0073】更に、ステップ1107において、クライ
アント業務処理部113へ「Complete」要求に
対する処理の完了を通知する。この時点で、クライアン
ト業務処理部113は、作業完了処理が確実に行われた
事を確認する事が出来る。最後に、ステップ1108に
おいて、案件キーをパラメータとしてトランザクション
実行単位制御処理部202の手続「ExecuteSu
cceedingTransaction」手続を呼出
す。以上で、クライアント要求受付処理部201の「C
omplete」手続の処理を完了する。
【0074】クライアント要求受付処理部201は、更
に「GetWorkList」手続を有している。「G
etWorkList」手続は、作業のノード名を呼出
しパラメータとして受取り、案件実行状態211におい
てノード名702の値がパラメータで指定されたノード
名に等しく且つ状態703が「Ready」のレコード
を検索し、それらのレコードの案件キー701の値のリ
ストを結果として返す。
【0075】次に、図15、図17、図18を用いて、
案件実行状態制御処理部204の処理手順を説明する。
案件実行状態制御処理部204は、案件投入処理時に案
件実行状態の初期処理及び開始処理を行う「Start
Process」手続、作業完了時に作業の状態703
の更新処理及びフロー定義221に従って引続いて実行
すべき作業の決定処理を行う「CompleteWor
k」手続、作業に対応付けられた自動実行業務処理部1
12の呼出し処理を行う「ExecuteWork」手
続を有している。図15に「StartProces
s」手続の処理手順を、図17に「CompleteW
ork」手続の処理手順を、図18に「Execute
Work」手続の処理手順を示す。
【0076】図15は本実施形態の「StartPro
cess」手続の処理手順を示すフローチャートであ
る。「StartProcess」手続は、呼出しパラ
メータとして案件キー及びトランザクション記述子を受
取る。処理手順は以下の様になる。
【0077】先ず、最初のステップ1201において、
呼出しパラメータとして案件キーとトランザクション記
述子を受取る。次に、ステップ1202において、作業
定義222及び制御ノード定義223を基に、新規案件
に対する案件実行状態211を初期化する。即ち、作業
定義222に格納された全てのレコード及び制御ノード
定義223に格納された全てのレコードに1対1に対応
するレコードを案件実行状態211へ挿入する。
【0078】この時、案件キー701にはステップ12
01でパラメータとして受取った案件キーを、ノード名
702には作業定義222の各レコードのノード名40
1及び制御ノード定義223の各レコードのノード名5
01を設定する。更に、全ての作業に対するレコードに
おいて状態703を「Initial」で初期化し、全
ての「Join」制御ノードにおいて状態703を
「0」で初期化する。
【0079】次に、ステップ1203において、フロー
定義221を用いて「Start」制御ノードから遷移
する最初に実行すべき作業を決定し、そのノード名のリ
ストを作成する。この処理は、フロー定義221におけ
る遷移元301から遷移先302を辿る事で行われる
が、詳細については後述する。
【0080】ステップ1204において、これらの作業
に対する状態703を「Ready」へ変更する。更
に、ステップ1205において、作業定義222を参照
して、ステップ1203で作成した作業リストの内で作
業の種別402が自動実行作業(「同期自動実行」及び
「非同期自動実行」)である作業を決定し、そのノード
名リストを作成する。
【0081】ステップ1206では、ステップ1205
で作成した作業のノード名リストを作業リスト802
に、ステップ1201で受取った案件キーを案件キー8
01に設定したレコードを次実行作業リスト212へ挿
入する。
【0082】図16は本実施形態の「Transiti
onSolver」手続の処理手順を示すフローチャー
トである。次にステップ1203の処理の詳細を示す。
図16のフローチャートは、ステップ1203を実行す
るのに用いる「TransitionSolver」手
続の処理手順を表しており、「TransitionS
olver」手続は、案件キー、ノード名、及びトラン
ザクション記述子をパラメータとして受取り、ノード名
のリストを結果として返す。「TransitionS
olver」手続は、手続内でその手続自身を呼出す
為、再帰的に実行される。
【0083】ステップ1203においては、「Tran
sitionSolver」手続を呼出す前に、次の準
備を行う。即ち、制御ノード定義223を検索し、種別
502が「Start」の制御ノードのノード名501
を特定する。このノード名を、「Transition
Solver」手続の2番目のパラメータとして渡し、
手続を呼出す。呼出しの結果、「Transition
Solver」から受取った結果リストが、ステップ1
203の結果として得られる作業のノード名のリストと
なる。
【0084】それでは、図16を用いて、「Trans
itionSolver」手続の詳細な処理手順を説明
する。先ず、ステップ1901において、案件キー、ノ
ード名、及びトランザクション記述子をパラメータとし
て受取る。
【0085】ステップ1902において、フロー定義2
21を検索し、遷移元301の値がステップ1901で
受取ったノード名と等しいレコードを特定し、それらの
レコードの遷移先302に格納されたノード名のリスト
(遷移先ノードリストと呼ぶ)を作成する。ステップ1
903において、遷移先ノードリストから任意の1つを
選択し、リストから取り除く。
【0086】次に、ステップ1904において、作業定
義222及び制御ノード定義223を用い、ステップ1
903で選択したノード名のノードの種別を特定する。
選択したノードの種別が作業の場合(ステップ190
5)、ノード名を結果リストに追加する(ステップ19
06)。結果リストは、この手続の呼出し毎に生成さ
れ、呼出し時に空のリストとして初期化され、この手続
の完了時に結果として呼出し側へ返される。
【0087】選択したノードの種別が「Join」制御
ノードの場合(ステップ1907)、案件キー及びノー
ド名から案件実行状態211を検索し、「Join」制
御ノードの状態703を取得し、取得した値に「1」を
加算した数を再度状態703へ書き戻す。
【0088】更に、遷移先302の値が選択したノード
名に等しいフロー定義221のレコードを検索し(「J
oin」制御ノードへの全ての入力遷移を調べる)、そ
のレコード数と状態703の値を比較する(ステップ1
909)。値が等しい場合、その「Join」制御ノー
ドに対する、全ての入力遷移が行われた事を示し、更に
「Join」制御ノードの次の遷移先を調べる為にステ
ップ1911を実行する。選択したノードの種別が「S
plit」の場合(ステップ1910)も、同様に更に
次の遷移先を調べる為にステップ1911を実行する。
【0089】ステップ1911では、選択したノード名
を2番目のパラメータとして、「Transition
Solver」手続を再帰呼出しする。再帰呼出しの結
果得られた結果リストは、現在の「Transitio
nSolver」手続の呼出しにおける結果リストに付
け加える(ステップ1912)。
【0090】ステップ1903から、ステップ1913
の間の処理は、ステップ1902で作成した遷移先ノー
ドリストが空になるまで繰り返され、結果として得られ
た作業のノード名のリスト(結果リスト)がこの手続の
呼出し元へ返される(ステップ1914)。「Tran
sitionSolver」の具体的な動作について
は、後述する具体的なプロセス定義の説明において明ら
かにする。
【0091】図17は本実施形態の「Complete
Work」手続の処理手順を示すフローチャートであ
る。「CompelteWork」手続は、呼出しパラ
メータとして、案件キー、作業のノード名、及びトラン
ザクション記述子を受取る。処理手順は以下の様にな
る。
【0092】先ず、最初のステップ1301において、
呼出しパラメータとして案件キー、作業のノード名、及
びトランザクション記述子を受取る。次に、ステップ1
302において、パラメータとして受取った案件キー及
び作業のノード名から案件実行状態211を検索し、特
定したレコードの状態703の値を「Complete
d」へ更新する。
【0093】次に、ステップ1303において、フロー
定義221を用いて、完了した作業から遷移する次に実
行すべき作業を決定し、そのノード名のリストを作成す
る。このステップ1303の処理は、「Transit
ionSolver」手続を用いて、ステップ1203
と同様に行われる。
【0094】次に、ステップ1304において、これら
の作業に対する状態703を「Ready」へ変更す
る。更に、ステップ1305において、作業定義222
を参照して、ステップ1303で作成した作業リストの
内で作業の種別402が自動実行作業(「同期自動実
行」及び「非同期自動実行」)である作業を決定し、そ
のノード名リストを作成する。
【0095】最後に、ステップ1301で受取った案件
キーから次実行作業リスト212のレコードを特定し、
作業リスト802に(ステップ1305で)作成した作
業のノード名リストを追加する(ステップ1306)。
【0096】図18は本実施形態の「ExecuteW
ork」手続の処理手順を示すフローチャートである。
「ExecuteWork」手続は、呼出しパラメータ
として案件キー、作業のノード名、及びトランザクショ
ン記述子を受取る。処理手順は以下の様になる。
【0097】先ず、最初のステップ1401において、
呼出しパラメータとして案件キー、作業のノード名、及
びトランザクション記述子を受け取る。次に、ステップ
1402において、ステップ1401で受取った作業の
ノード名から、作業定義222のレコードを特定し、プ
ログラム情報403を取得する。
【0098】次に、取得したプログラム情報403及び
トランザクション識別子を渡して、外部プログラム呼出
処理部203を呼出す(ステップ1403)。外部プロ
グラム呼出処理部203は、プログラム情報403を基
に、自動実行業務処理部112を呼出す。この時、トラ
ンザクション識別子をパラメータとして自動実行業務処
理部112へ受け渡す事で、業務処理とワークフロー実
行制御処理部111の処理、及び前後に実行された作業
に対する業務処理とを、同一のトランザクションで実行
する事が可能となる。
【0099】更に、ステップ1404において、作業定
義222を基に作業の種別を取得し、「同期自動実行」
か否かをチェックする。「同期自動実行」の場合、ステ
ップ1405において、案件実行状態制御処理部204
の「CompleteWork」手続を呼出し、作業の
完了処理を行う。
【0100】最後に、図19、図20を用いて、トラン
ザクション実行単位制御処理部202の処理手順を説明
する。トランザクション実行単位制御処理部202は、
「CompleteCurrentTransacti
on」手続、及び「ExecuteSucceedin
gTransaction」手続を有している。
【0101】「CompleteCurrentTra
nsaction」手続は、作業の完了に伴って呼出さ
れ、完了した作業に引続いて実行される作業の中で、完
了した作業と同一のトランザクション内で実行すべき自
動実行作業(「同期自動実行」及び「非同期自動実行」
作業)を決定し、夫々の作業の自動実行処理を案件実行
状態制御処理部204の「ExecuteWork」手
続を呼出す事で実行する。
【0102】「ExecuteSucceedingT
ransaction」手続は、作業の完了や案件投入
によって発生した引続いて実行すべき自動実行作業の中
で、別トランザクションに分けて行う処理を、新規にト
ランザクションを開始する事で実行する。
【0103】図19は本実施形態の「Complete
CurrentTransaction」手続の処理手
順を示すフローチャートである。「CompleteC
urrentTransaction」手続は、呼出し
パラメータとして、案件キー、(完了した)作業のノー
ド名、及びトランザクション記述子を受取る。処理手順
は以下の様になる。
【0104】先ず、最初のステップ1501において、
呼出しパラメータとして、案件キー、作業のノード名、
及びトランザクション記述子を受取る。次に、ステップ
1502において、ステップ1501で受取った案件キ
ーを用いて、次実行作業リスト212のレコードを特定
し、作業リスト802を取得する。
【0105】次に、ステップ1503において、ステッ
プ1501で受取った作業のノード名を実行単位作業リ
スト602内に含むレコードをトランザクション実行単
位定義224において検索する。検索の結果得られたト
ランザクション実行単位定義224のレコードの実行単
位作業リスト602、及びステップ1502で取得した
作業リスト、の双方に存在する作業のノード名を選択す
る。
【0106】ステップ1503において、該当する作業
が存在した場合(ステップ1504)、ステップ150
5を実行する。該当する作業が存在しなかった場合、
「CompleteCurrentTransacti
on」手続の処理を完了する。
【0107】次に、ステップ1505において、ステッ
プ1503で選択した作業を作業リスト802から削除
する。更に、ステップ1506において、案件キー、選
択した作業のノード名、及びトランザクション記述子を
パラメータとして、案件実行状態制御処理部204の手
続「ExecuteWork」を呼出し、自動実行作業
の処理を行う。
【0108】ステップ1502からステップ1506
は、ステップ1504において該当する作業が無くなる
まで(同一トランザクションで処理すべき自動実行作業
が存在しなくなるまで)繰り返される。
【0109】図20は本実施形態の「ExecuteS
ucceedingTransaction」手続の処
理手順を示すフローチャートである。「Execute
SucceedingTransaction」手続
は、呼出しパラメータとして、案件キーを受取る。処理
手順は以下の様になる。
【0110】先ず、最初のステップ1601において、
呼出パラメータとして案件キーを受取る。次に、ステッ
プ1602において、トランザクションマネージャ11
4に対しトランザクションの開始を要求し、新規に開始
されたトランザクションのトランザクション記述子を受
取る。受取ったトランザクション記述子は、この手続の
現在の処理におけるトランザクションとして設定する。
【0111】次に、ステップ1603において、ステッ
プ1601で受取った案件キーを用いて次実行作業リス
ト212を検索し、作業リスト802を取得する。取得
した作業リスト802が空ならば(ステップ160
4)、現在のトランザクションのコミットをトランザク
ションマネージャ114へ要求し、「ExecuteS
ucceedingTransaction」手続を完
了する。取得した作業リスト802が空でなければ(ス
テップ1604)、リストから任意の作業を1つ選択
し、作業リスト802から削除する(ステップ160
5)。
【0112】次に、案件キー、選択した作業のノード
名、現在の処理トランザクションのトランザクション記
述子をパラメータとして、案件実行状態制御処理部20
4の手続「ExecuteWork」を呼出し、選択し
た自動実行作業に対する処理を行う(ステップ160
6)。更に、案件キー、選択した作業のノード名、現在
の処理トランザクションのトランザクション記述子をパ
ラメータとして、トランザクション実行単位制御処理部
202の手続「CompleteCurrentTra
nsaction」を呼出す。
【0113】これにより、ステップ1606で実行した
自動実行作業と同一のトランザクションで処理すべき、
他の自動実行作業に対する処理を行う事が出来る。最後
に、ステップ1608において、トランザクションマネ
ージャ114に対し、現在の処理トランザクションのコ
ミット要求を出す。
【0114】ステップ1602からステップ1608ま
での処理は、ステップ1604において作業リスト80
2が空になるまで繰り返される。以上が、ワークフロー
実行制御処理部111の各構成要素の詳細な説明であ
る。
【0115】以下、図7〜図8のプロセス定義の例を用
いて、ワークフロー実行制御処理部111の各構成要素
が実際にどの様に動作するかを説明する。先ず、クライ
アント業務処理部113は、クライアント要求受付処理
部201の「Start」手続を呼出し、案件投入処理
を行う。ここでは、案件キーとして「0001」を、ト
ランザクション記述子として「NULL」を渡したとす
る。クライアント要求受付処理部201は、ステップ1
003において新規にトランザクションを開始し、ステ
ップ1004において案件実行状態制御処理部204の
「StartProcess」手続を呼出す。
【0116】案件実行状態制御処理部204の「Sta
rtProcess」手続では、ステップ1202にお
いて案件実行状態211の初期化処理を行う。図5の作
業定義222内には、ノード名「A」〜「E」の5つの
レコードが、図6の制御ノード定義223には、ノード
名「x」、「y」、「s」、「e」の4つのレコードが
存在する為、案件実行状態211のテーブルには、案件
キー701の値が「0001」で、ノード名702の値
が夫々「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、
「x」、「y」、「s」、「e」の9つのレコードが追
加される。更に、ノード名702の値が、「A」〜
「E」の5つのレコードにおいて状態703は「Ini
tial」に、「y」のレコードにおいて状態703
「0」に初期化される。
【0117】次に、ステップ1203及びステップ12
04において、「Start」制御ノード(ノード名
「s」)から遷移する作業の状態703を「Read
y」に変更する。この例では、遷移元301の値が
「s」であるフロー定義221のレコードは一つのみ
で、このレコードの遷移先302の値は「A」(これは
作業のノード名)である為、案件実行状態211におい
て(案件キー「0001」で)ノード名「A」のレコー
ドの状態703が「Ready」に変更される。作業
「A」は自動実行作業ではない為、ステップ1206に
おいて、案件キー「0001」の作業リスト802を空
に設定し、案件実行状態制御処理部204の「Star
tProcess」手続は完了する。
【0118】次に、ステップ1005において、上記の
案件実行状態211に対する変更をコミットし、ステッ
プ1006においてクライアント業務処理部113に対
して完了が通知される。次実行作業リスト212の案件
キー「0001」のレコードにおいて、作業リスト80
2は空である為、ステップ1007で呼出されたトラン
ザクション実行単位制御処理部202の「Execut
eSucceedingTransaction」手続
を特に行うことなく終了する。
【0119】次に、「作業者実行」作業「A」における
業務処理から始まる一連の処理手順について説明する。
先ず、作業「A」の処理を行うユーザの操作するクライ
アント業務処理部113において、クライアント要求受
付処理部201の「GetWorkList」手続を作
業のノード名「A」をパラメータとして渡して呼出す。
この時点では、案件キー701の値が「0001」で且
つ作業のノード名が「A」のレコードの状態703の値
は「Ready」となっている為、結果として受取る案
件キーのリストには値「0001」が含まれる。
【0120】クライアント業務処理部113は、取得し
た案件キーのリストをユーザに表示する事で、リスト中
から処理を行う案件をユーザに選択させる事が出来る。
ユーザはクライアント業務処理部113を操作し、選択
した案件のノード名「A」の作業に対する業務処理を行
う。ここでは、ユーザは案件キー「0001」の案件を
選択し、処理を行ったとする。
【0121】クライアント業務処理部113は、トラン
ザクションマネージャ114に対し、新規トランザクシ
ョンの開始を要求し、業務処理に対する業務データ12
3の更新をデータベース102に対して行った後、案件
キー「0001」、作業ノード名「A」及びトランザク
ション記述子をパラメータにしてクライアント要求受付
処理部201の「Complete」手続を呼出す。
【0122】クライアント要求受付処理部201では、
受取ったパラメータを用いて、案件実行状態制御処理部
204の手続「CompleteWork」を呼出す
(ステップ1104)。
【0123】「CompleteWork」手続では、
先ず、案件キー「0001」で且つ作業ノード名が
「A」の案件実行状態211のレコードを検索し、状態
703の値を「Completed」へ更新する。更
に、ステップ1303及びステップ1304において、
作業「A」から遷移する作業「B」を特定し、作業
「B」に対する案件実行状態211のレコードの状態7
03を「Ready」へ更新する。作業「B」は「同期
自動実行」作業である為、「B」のみから成る作業リス
トが、次実行作業リスト212の案件キー「0001」
で特定されるレコードの作業リスト802へ追加される
(ステップ1305、1306)。この時点で作業リス
ト802は、ノード名「B」のみを含んでいる。
【0124】クライアント要求受付処理部201は、次
に、トランザクション実行単位制御処理部202の手続
「CompleteCurrentTransacti
on」を呼出す(ステップ1105)。この時、パラメ
ータとして、案件キー「0001」、作業ノード名
「A」、トランザクション記述子が渡される。
【0125】トランザクション実行単位制御処理部20
2は、作業リスト802としてノード名「B」のみを含
むリストを取得する(ステップ1502)。更に、ステ
ップ1503において、ノード名「A」及び「B」の双
方を含むトランザクション実行単位(実行単位ID60
1「1」、実行単位作業リスト602「「A」、
「B」、「C」」)をトランザクション実行単位定義2
24に見つけ、「B」を選択する。ステップ1505に
おいて、「B」を作業リスト802から削除する。これ
により、案件キー「0001」の作業リスト802は空
となる。次に、ステップ1506において、ノード名
「B」の自動実行作業の処理を、案件実行状態制御処理
部204の「ExecuteWork」手続を呼出す事
で実行する。
【0126】案件実行状態制御処理部204は、ステッ
プ1402において作業「B」のプログラム情報403
を作業定義222より読み出し、「Program1」
を取得する。更に、ステップ1403において、「Pr
ogram1」の自動実行業務処理部112を呼出す。
この時、自動実行業務処理部112に渡されるトランザ
クション記述子は、作業「A」の完了通知時にクライア
ント業務処理部113から渡されたものである。これに
より、作業「A」における業務処理と、作業「B」にお
ける業務処理は、同一トランザクションで実行される事
になる。作業「B」は「同期自動実行」である為、ステ
ップ1405において案件実行状態制御処理部204
は、「CompleteWork」手続を呼出し作業
「B」の完了処理を行う。
【0127】「CompleteWork」手続では、
案件キー「0001」の作業「B」の状態703を「C
ompleted」へ更新し(ステップ1302)、作
業「B」から遷移する次に実行すべき作業「C」を特定
し(ステップ1303)、案件キー「0001」の作業
「C」の状態703を「Ready」へ更新する(ステ
ップ1304)。作業「C」は、自動実行作業である
為、次実行作業リスト212の案件キー「0001」で
特定されるレコードにおいて、作業リスト802へノー
ド名「C」を追加する。この時点で作業リスト802は
ノード名「C」のみを含んでいる。
【0128】ここで、トランザクション実行単位制御処
理部202の手続「CompleteCurrentT
ransaction」のステップ1506が完了す
る。更に、「CompleteCurrentTran
saction」手続では、ステップ1502におい
て、作業「C」のみを含む作業リストを取得し、ステッ
プ1503において作業「C」を選択する。なぜなら、
呼出しパラメータとして与えられた作業のノード名
「A」と、作業リスト802内のノード「C」との双方
を含むトランザクション実行単位(実行単位ID601
「1」、実行単位作業リスト602「「A」、「B」、
「C」」)がトランザクション実行単位定義224に存
在する為である。作業「C」に対しても、作業「B」と
同様に、作業リスト802から削除し(ステップ150
5)、案件実行状態制御処理部204の「Execut
eWork」手続を呼出す(ステップ1506)。
【0129】案件実行状態制御処理部204の「Exe
cuteWork」手続では、作業「C」に対するプロ
グラム情報「Program2」を取得し(ステップ1
402)、更に、ステップ1403において、「Pro
gram2」の自動実行業務処理部112を呼出す。こ
の時も、自動実行業務処理部112に渡されるトランザ
クション記述子は、作業「A」の完了通知時にクライア
ント業務処理部113から渡されたものである。作業
「C」は「非同期自動実行」である為、「Execut
eWork」手続はここで完了する。
【0130】再び、トランザクション実行単位制御処理
部202の手続「CompleteCurrentTr
ansaction」に戻り、ステップ1502におい
て案件キー「0001」の空の作業リスト802を取得
する。ここで、「CompleteCurrentTr
ansaction」手続の処理が完了し、クライアン
ト要求受付処理部201の「Complete」手続に
処理が戻る。
【0131】クライアント要求受付処理部201の「C
omplete」手続では、ステップ1106におい
て、現在の処理トランザクションのコミットをトランザ
クションマネージャ114へ要求する。このトランザク
ションは、クライアント業務処理部113が開始し、作
業「A」の業務処理の実行に用いたものであり、その
後、自動実行業務処理部112を呼出して作業「B」、
「C」に対する業務処理を行うのに用いたものである。
また、その間、ワークフロー実行制御処理部111が行
ったワークフロー実行状態情報121に対する更新処理
も、同一のトランザクション内で実行されている。これ
により、作業「A」、作業「B」、作業「C」における
業務処理は、同一トランザクションで実行される事にな
る。これは、ビジネスプロセス定義122のトランザク
ション実行単位定義224において指定した通りであ
る。また、このトランザクション処理中に何らかのシス
テム障害が発生した場合、トランザクションはロールバ
ックされ、作業「A」の業務処理の実行から全てやり直
す事で障害回復が可能である。
【0132】作業「C」は「非同期自動実行」の為、そ
の完了通知は(例えば自動実行業務処理部112の業務
処理の延長で実行される)クライアント業務処理部11
3からクライアント要求受付処理部201の「Comp
lete」手続を呼出す事で行われる。ここでも、クラ
イアント業務処理部113からトランザクション記述子
を受取る事で、業務データ123に対する業務処理にお
ける更新と、ワークフロー実行制御処理部111の行う
作業「C」の完了処理を同一トランザクションで行う事
が出来る。以下、作業「C」の完了通知から始まるワー
クフロー実行制御処理部111の一連の動作について説
明する。
【0133】クライアント業務処理部113は、業務処
理に対する業務データ123の更新をデータベース10
2に対して行った後、案件キー「0001」、作業ノー
ド名「C」及びトランザクション記述子をパラメータに
してクライアント要求受付処理部201の「Compl
ete」手続を呼出す。クライアント要求受付処理部2
01では、受取ったパラメータを用いて、更に案件実行
状態制御処理部204の手続「CompleteWor
k」を呼出す(ステップ1104)。
【0134】「CompleteWork」手続では、
先ず、案件キー「0001」で且つ作業ノード名が
「C」の案件実行状態211のレコードを検索し、状態
703の値を「Completed」へ更新する(ステ
ップ1302)。更に、ステップ1303及びステップ
1304において、作業「C」から遷移する作業「D」
及び「E」を特定し、作業「D」及び「E」に対する案
件実行状態211のレコードの状態703を「Read
y」へ更新する。作業「D」及び「E」は共に「同期自
動実行」作業である為、「D」「E」の2つの要素から
なる作業リストが、次実行作業リスト212の案件キー
「0001」のレコードの作業リスト802へ追加され
る(ステップ1305及びステップ1306)。この時
点で作業リスト802は、ノード名「D」及び「E」の
みを含んでいる。
【0135】クライアント要求受付処理部201は、次
に、トランザクション実行単位制御処理部202の手続
「CompleteCurrentTransacti
on」を呼出す(ステップ1105)。この時、パラメ
ータとして、案件キー「0001」、作業ノード名
「C」、トランザクション記述子が渡される。トランザ
クション実行単位制御処理部202は、作業リスト80
2としてノード名「D」及び「E」を含むリストを取得
する(ステップ1502)。しかし、作業「C」及び
「D」、若しくは作業「C」及び「E」を共に含む実行
単位作業リスト602を持つレコードはトランザクショ
ン実行単位定義224には存在しない為(ステップ15
03、ステップ1504)、「CompleteCur
rentTransaction」手続を完了する。
【0136】クライアント要求受付処理部201の「C
omplete」手続は、次にステップ1106におい
て、トランザクションマネージャ114に現在の処理ト
ランザクションのコミットを要求する。これにより、作
業「C」における業務処理と、作業「C」の完了処理が
同一トランザクションとして実行される。更に、ステッ
プ1108において、トランザクション実行単位制御処
理部202の手続「ExecuteSucceedin
gTransaction」が呼出される。
【0137】「ExecuteSucceedingT
ransaction」手続では、ステップ1602に
おいて新規にトランザクションを開始し、ステップ16
03において作業リスト802を取得する。この時点
で、作業リスト802には、作業「D」及び「E」が格
納されている。ステップ1605において、作業「D」
を選択し(作業「E」を選択してもかまわない)、作業
リスト802から削除する。この時点で、作業リスト8
02には作業「E」のみが含まれる。次に、作業「D」
をパラメータにして、案件実行状態制御処理部204の
手続「ExecuteWork」を呼出す。
【0138】「ExecuteWork」では、作業
「B」の場合と同様にして、作業「D」に対する自動実
行業務処理部「Program3」を呼出し、作業
「D」に対する案件実行状態211のレコードの状態7
03を「Completed」へ更新する。
【0139】再び「ExecuteSucceedin
gTransaction」手続に処理が戻り、作業の
ノード名「D」をパラメータにして「Complete
CurrentTransaction」手続を呼出す
(ステップ1607)。
【0140】「CompleteCurrentTra
nsaction」手続では、ステップ1502におい
て作業「E」のみからなる作業リスト802を取得す
る。更に、ステップ1503において作業「E」を選択
する。なぜなら、呼出しパラメータとして与えられた作
業のノード名「D」と、作業リスト802内のノード
「E」との双方を含むトランザクション実行単位(実行
単位ID601「2」、実行単位作業リスト「「D」、
「E」」)がトランザクション実行単位定義224に存
在する為である。ステップ1505において、作業
「E」を作業リスト802から削除し、ステップ150
6において、作業「E」をパラメータとして案件実行状
態制御処理部204の手続「ExecuteWork」
を呼出す。
【0141】案件実行状態制御処理部204の手続「E
xecuteWork」では、作業「D」の場合と同様
にして、作業「E」に対する自動実行業務処理部「Pr
ogram4」を呼出し、作業「E」に対する案件実行
状態211のレコードの状態703を「Complet
ed」へ更新する。この時、自動実行業務処理部112
に渡されるトランザクション記述子は、作業「D」にお
いて呼出された自動実行業務処理部112に渡したもの
と同じであり、作業「D」及び作業「E」に対する業務
処理は共に同一トランザクションで実行される。
【0142】再び、「CompleteCurrent
Transaction」手続に処理が戻り、ステップ
1502において空の作業リスト802を取得し、「C
ompleteCurrentTransactio
n」手続を完了する(ステップ1503、ステップ15
04)。
【0143】ここで、「ExecuteSucceed
ingTransaction」手続に処理が戻り、ス
テップ1608において、現在の処理トランザクション
をコミットする。この時点で、作業「D」及び作業
「E」に対して呼出された自動実行業務処理部112の
業務処理が、同一トランザクションとしてコミットされ
る。これは、ビジネスプロセス定義122のトランザク
ション実行単位定義224において指定した通りであ
る。また、このトランザクション処理中に何らかのシス
テム障害が発生した場合、トランザクションはロールバ
ックされ、次実行作業リスト212の案件キー「000
1」のレコードの作業リスト802に、作業「D」及び
「E」が含まれる状態に戻る。
【0144】これは、障害を起こしたトランザクション
の開始前に次実行作業リスト212に格納されていた次
に自動実行すべき作業のリストが、障害発生後も失われ
ずに(案件毎に)次実行作業リスト212に保持されて
いる事を示している。その為、ワークフロー実行制御処
理部111は、システム障害回復時に、全ての案件に対
して「ExecuteSucceedingTrans
action」手続を呼出す事で、自動実行作業の処理
を継続する事が出来る。
【0145】以上で、本実施形態において、プロセス定
義122中に定義された全ての作業に対する業務処理
が、トランザクション実行単位定義224に指定された
通りのトランザクション実行単位で実行される事が示さ
れた。
【0146】以上説明した様に本実施形態のワークフロ
ー管理装置によれば、ワークフローによって処理される
複数の作用を同一トランザクションとして実行するの
で、ワークフローによって処理される複数の作業の信頼
性を高めることが可能である。
【0147】また本実施形態のワークフロー管理装置に
よれば、同一のトランザクションとして実行する複数作
業を決定する定義情報をプロセス定義内に含んでいるの
で、複数作業を同一のトランザクションで実行する際
に、個々の業務プログラムを変更すること無く業務プロ
グラムの組合せを柔軟に変更することが可能である。
【0148】また本実施形態のワークフロー管理装置に
よれば、業務プログラムの処理からトランザクション制
御のロジックを切り離しているので、業務プログラムの
部品としての独立性を高め再利用し易くすることが可能
である。
【0149】また本実施形態のワークフロー管理装置に
よれば、複数作業の実行とそのワークフロー実行状態情
報の更新処理とを同一のトランザクションとして実行す
るので、複数作業における複数業務プログラム処理とそ
のワークフローの実行管理の一貫性を高めることが可能
である。
【0150】
【発明の効果】本発明によればワークフローによって処
理される複数の作用を同一トランザクションとして実行
するので、ワークフローによって処理される複数の作業
の信頼性を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のワークフロー管理システムの構成
例を示す図である。
【図2】本実施形態の各計算機の概略構成を示す図であ
る。
【図3】本実施形態の動作原理の概略を示す図である。
【図4】本実施形態のワークフロー管理装置101の概
略構成を示す図である。
【図5】本実施形態の作業定義222の含む定義項目と
具体的な定義情報の例を示す図である。
【図6】本実施形態の制御ノード定義223の含む定義
項目と具体的な定義情報の例を示す図である。
【図7】本実施形態のフロー定義221の含む定義項目
と具体的な定義情報の例を示す図である。
【図8】本実施形態のトランザクション実行単位定義2
24の含む定義項目と具体的な定義情報の例を示す図で
ある。
【図9】本実施形態のプロセス定義ツール115の表示
画面を示す図である。
【図10】本実施形態のプロセス定義ツール115の保
持する定義情報をプロセス定義122として格納する処
理の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本実施形態の案件実行状態211の項目を示
す図である。
【図12】本実施形態の次実行作業リスト212の項目
を示す図である。
【図13】本実施形態の「Start」手続の処理手順
を示すフローチャートである。
【図14】本実施形態の「Complete」手続の処
理手順を示すフローチャートである。
【図15】本実施形態の「StartProcess」
手続の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】本実施形態の「TransitionSol
ver」手続の処理手順を示すフローチャートである。
【図17】本実施形態の「CompleteWork」
手続の処理手順を示すフローチャートである。
【図18】本実施形態の「ExecuteWork」手
続の処理手順を示すフローチャートである。
【図19】本実施形態の「CompleteCurre
ntTransaction」手続の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図20】本実施形態の「ExecuteSuccee
dingTransaction」手続の処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
101…ワークフロー管理装置、102…データベー
ス、103…通信ネットワーク、104…業務サーバ、
105…業務クライアント、111…ワークフロー実行
制御処理部、112…自動実行業務処理部、113…ク
ライアント業務処理部、114…トランザクションマネ
ージャ、115…プロセス定義ツール、121…ワーク
フロー実行状態情報、122…プロセス定義、123…
業務データ、3001…表示装置、3002…CPU、
3003…通信装置、3004…キーボード、3005
…マウス、3006…メモリ、3007…補助記憶装
置、4001…業務プログラム呼出し、4002…更新
処理、4003…トランザクション開始要求、4004
…トランザクションコミット処理要求、201…クライ
アント要求受付処理部、202…トランザクション実行
単位制御処理部、203…外部プログラム呼出処理部、
204…案件実行状態制御処理部、211…案件実行状
態、212…次実行作業リスト、221…フロー定義、
222…作業定義、223…制御ノード定義、224…
トランザクション実行単位定義、401…ノード名、4
02…種別、403…プログラム情報、501…ノード
名、502…種別、301…遷移元、302…遷移先、
601…実行単位ID、602…実行単位作業リスト、
2001…レイアウトボックス、2002…ツールボッ
クス、2003…定義属性設定ダイアログボックス、2
004…マウスポインタ、2011〜2017…定義部
品、2021…アロー、2022…作業、2023〜2
026…制御ノード、2027…トランザクション実行
単位、701…案件キー、702…ノード名、703…
状態、801…案件キー、802…作業リスト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田坂 光伸 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 (72)発明者 村瀬 彰一 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB07 CC21 CC32 EE31 FF03 GG02 GG04 5B082 AA05 GB06 5B098 AA10 GC00 GC16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の処理順序に従って実行される複数
    の作業の実行管理を行うワークフロー管理方法におい
    て、 処理要求を受付けて一連の作業の処理手続を開始するス
    テップと、複数作業に渡る処理を同一トランザクション
    で行う際に、同一トランザクションで実行すべき作業単
    位を決定し、トランザクションの開始とコミットの制御
    を行うステップと、作業の進行状態の制御及び管理を行
    うステップとを有することを特徴とするワークフロー管
    理方法。
  2. 【請求項2】 同一のトランザクションとして実行する
    複数作業を決定する定義情報をプロセス定義内に含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載されたワークフロー管理
    方法。
  3. 【請求項3】 複数作業を行うトランザクション内でワ
    ークフロー実行状態情報に対する更新処理を行うことを
    特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載さ
    れたワークフロー管理方法。
  4. 【請求項4】 一連の処理順序に従って実行される複数
    の作業の実行管理を行うワークフロー管理装置におい
    て、 処理要求を受付けて一連の作業の処理手続を開始する要
    求受付処理部と、複数作業に渡る処理を同一トランザク
    ションで行う際に、同一トランザクションで実行すべき
    作業単位を決定し、トランザクションの開始とコミット
    の制御を行うトランザクション実行単位制御処理部と、
    作業の進行状態の制御及び管理を行う案件実行状態制御
    処理部とを備えることを特徴とするワークフロー管理装
    置。
  5. 【請求項5】 一連の処理順序に従って実行される複数
    の作業の実行管理を行うワークフロー管理装置としてコ
    ンピュータを機能させる為のプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体において、 処理要求を受付けて一連の作業の処理手続を開始する要
    求受付処理部と、複数作業に渡る処理を同一トランザク
    ションで行う際に、同一トランザクションで実行すべき
    作業単位を決定し、トランザクションの開始とコミット
    の制御を行うトランザクション実行単位制御処理部と、
    作業の進行状態の制御及び管理を行う案件実行状態制御
    処理部としてコンピュータを機能させる為のプログラム
    を記録したことを特徴とする記録媒体。
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