JP2002203086A - ワークフロー管理装置、ワークフロー管理方法およびワークフロー管理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ワークフロー管理装置、ワークフロー管理方法およびワークフロー管理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002203086A
JP2002203086A JP2000399923A JP2000399923A JP2002203086A JP 2002203086 A JP2002203086 A JP 2002203086A JP 2000399923 A JP2000399923 A JP 2000399923A JP 2000399923 A JP2000399923 A JP 2000399923A JP 2002203086 A JP2002203086 A JP 2002203086A
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workflow
ticket
state
workflow management
state transition
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Noriaki Kuwabara
教彰 桑原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並行承認プロセスのように複雑なワークフロ
ーを管理することが可能なワークフロー管理サーバを提
供すること。 【解決手段】 ワークフロー管理サーバ12は、データ
統合サーバ11に登録されたワークフロー定義に従っ
て、チケットの状態を遷移させながらワークフローを管
理する。ワークフロー定義は並行処理を示す記述を含ん
でおり、ワークフロー管理サーバ12は、状態遷移があ
ったときにチケット内の状態を更新してワークフローを
管理する。したがって、並行承認プロセスのように複雑
なワークフローを管理することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークフローを管
理する技術に関し、特に、並行処理等を行なえるように
状態の定義を拡張して記述されたワークフローを管理す
るワークフロー管理装置、ワークフロー管理方法および
ワークフロー管理プログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、企業などにおいて、さまざまな事
務処理、意思決定をする上で、帳票、書類などを回覧、
決裁するシステムを計算機上で実現したワークフローが
広く使用されるようになってきており、そのワークフロ
ーを管理するワークフロー管理システムが盛んに開発さ
れている。これに関連する技術として、本出願人が特願
平11−341619号において提案したワークフロー
管理システムがある。
【0003】従来のワークフロー管理システムは、業務
の流れをグラフィカルに定義するワークフロー定義GU
I(Graphical User Interface)、ワークフロー定義G
UIによる定義に基づいて帳票の回覧、承認通知等を実
行するワークフローエンジン、およびWebから帳票の
入力やワークフローの進捗の確認等を可能にしたサーバ
機能を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のワーク
フロー管理システムにおいては、回覧される帳票データ
等で定義された状態の遷移に基づいてワークフロー管理
が行なわれている。すなわち、処理対象のデータを1つ
の状態遷移マシンと見なして、ワークフローの管理が行
なわれている。一般に、状態遷移は、LSI(Large Sc
ale Integrated circuit)、IC(Integrated Circui
t)などの論理回路におけるロジックの記述手段として
用いられており、これらのアルゴリズムを記述するだけ
であれば十分な能力を有していると考えられる。
【0005】しかし、ワークフロー管理システムにおい
ては、論理回路のように単純な状態遷移だけでは十分な
処理を行なうことができない。図21は、従来のワーク
フロー管理システムで用いられている状態遷移マシンの
問題点を説明するための図である。図21に示す決済の
承認プロセスにおいては、作成された帳票データが担当
者Aおよび担当者Bに配布される。担当者Bに配布され
た帳票データに対する承認が得られると、帳票データが
担当者Cおよび担当者Dに配布される。そして、担当者
A、担当者Cおよび担当者Dの承認が全て得られた時点
で、処理が完了する。なお、いずれかの担当者の承認が
得られなかった場合には、異常終了となる。
【0006】このように、ワークフローにおいて並行処
理を定義したい場合であっても、従来の状態遷移に基づ
く処理方法で十分に対応することができない。また、あ
るデータ処理から別のデータ処理が派生する場合や、派
生したデータ処理がある状態になるまで元のデータ処理
を再開することができない場合には、状態遷移マシン間
における依存関係を記述する必要があるが、従来の状態
遷移に基づく処理方法ではこのような記述が不可能であ
った。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、並行承認プロセスの
ように複雑なワークフローを管理することが可能なワー
クフロー管理装置、ワークフロー管理方法およびワーク
フロー管理プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とである。
【0008】第2の目的は、下位の業務を全て終了しな
ければ上位の業務を行なえない等の構成関係が記述され
たワークフローを管理することが可能なワークフロー管
理装置、ワークフロー管理方法およびワークフロー管理
プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
【0009】第3の目的は、業務間の依存関係が記述さ
れたワークフローを管理することが可能なワークフロー
管理装置、ワークフロー管理方法およびワークフロー管
理プログラムを記録した記録媒体を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のワーク
フロー管理装置は、ワークフロー定義に従って、チケッ
トの状態を遷移させながらワークフローを管理するワー
クフロー管理装置であって、チケット内の状態が遷移す
るか否かを判定するための判定手段と、並行処理を示す
記述を含んだワークフロー定義および判定手段による判
定結果に基づいて、チケット内の状態を更新してワーク
フローを管理するための管理手段とを含む。
【0011】ワークフロー定義は並行処理を示す記述を
含むので、並行承認プロセスのように複雑なワークフロ
ーを管理することが可能となる。
【0012】請求項2に記載のワークフロー管理装置
は、請求項1記載のワークフロー管理装置であって、管
理手段は、判定手段によって状態が遷移すると判定され
た場合に、遷移先が並行処理の開始を示すノードであれ
ば、並行処理の開始を示すノードの次にある複数のノー
ドの状態をチケットに追加するための手段を含む。
【0013】管理手段は、並行処理の開始を示すノード
の次にある複数のノードの状態をチケットに追加する手
段を含むので、複数の状態へ分岐するようにチケットを
更新することが可能となる。
【0014】請求項3に記載のワークフロー管理装置
は、請求項1または2記載のワークフロー管理装置であ
って、管理手段は、判定手段によって状態が遷移すると
判定された場合に、遷移先が並行処理の終了を示すノー
ドであれば、並行処理の終了を示すノードの前にある複
数の状態が全て遷移するときに、並行処理の終了を示す
ノードの次にあるノードの状態をチケットに追加するた
めの手段を含む。
【0015】管理手段は、並行処理の終了を示すノード
の前にある複数の状態が全て遷移するときに、並行処理
の終了を示すノードの次にあるノードの状態をチケット
に追加するための手段を含むので、複数に分岐された状
態を統合することが可能となる。
【0016】請求項4に記載のワークフロー管理装置
は、請求項1〜3のいずれかに記載のワークフロー管理
装置であって、管理手段は、チケット内の状態に応じて
チケットの表示スタイルを変更する。
【0017】したがって、チケットのうちそれぞれの状
態に必要なデータだけを利用者に見せることが可能とな
り、利用者に見せたくないデータや編集されたくないデ
ータ等を隠蔽することが可能となる。
【0018】請求項5に記載のワークフロー管理装置
は、請求項1〜3のいずれかに記載のワークフロー管理
装置であって、管理手段は、チケット内の状態および利
用者の役職に応じてチケットの表示スタイルを変更す
る。
【0019】したがって、利用者の役職とその役職に対
応するチケットとのセットを指定することができ、さら
に細かい帳票データの表示の切替え、アクセス制御等を
行なうことが可能となる。
【0020】請求項6に記載のワークフロー管理装置
は、ワークフロー定義に従って、チケットの状態を遷移
させながらワークフローを管理するワークフロー管理装
置であって、チケット内の状態が遷移するか否かを判定
するための判定手段と、親チケットと複数の子チケット
との構成関係の記述を含んだワークフロー定義および判
定手段による判定結果に基づいて、チケット内の状態を
更新してワークフローを管理するための管理手段とを含
む。
【0021】ワークフロー定義は親チケットと複数の子
チケットとの構成関係の記述を含むので、下位の業務を
全て終了しなければ上位の業務を行なえない等の構成関
係が記述されたワークフローを管理することが可能とな
る。
【0022】請求項7に記載のワークフロー管理装置
は、請求項6記載のワークフロー管理装置であって、判
定手段は、親チケットを構成する全ての子チケットに対
する処理が終了したときに、親チケットの状態が遷移す
ると判定する。
【0023】したがって、複数の子チケットに対する処
理が全て終了するまで親チケットの状態を遷移させない
ようにすることが可能となる。
【0024】請求項8に記載のワークフロー管理装置
は、請求項6記載のワークフロー管理装置であって、判
定手段は、子チケットが複数の親チケットに含まれる場
合に、当該子チケットによって構成される複数の親チケ
ットに対する処理が終了したときに、当該子チケットの
状態が遷移すると判定する。
【0025】したがって、複数の親チケットに対する処
理が全て終了するまで子チケットの状態を遷移させない
ようにすることが可能となる。
【0026】請求項9に記載のワークフロー管理装置
は、ワークフロー定義に従って、チケットの状態を遷移
させながらワークフローを管理するワークフロー管理装
置であって、チケット内の状態が遷移するか否かを判定
するための判定手段と、追従関係が設定されたチケット
の記述を含んだワークフロー定義および判定手段による
判定結果に基づいて、チケット内の状態を更新してワー
クフローを管理するための管理手段とを含む。
【0027】ワークフロー定義は追従関係が設定された
チケットの記述を含むので、業務間の依存関係が記述さ
れたワークフローを管理することが可能となる。
【0028】請求項10に記載のワークフロー管理装置
は、請求項9記載のワークフロー管理装置であって、管
理手段は、チケット内の第1の状態遷移マシンが特定の
状態となったときに、第2の状態遷移マシンを生成して
初期状態に設定する。
【0029】したがって、ある作業の終了をきっかけと
して新しい作業が発生するような追従関係を記述するこ
とが可能となる。
【0030】請求項11に記載のワークフロー管理装置
は、請求項9記載のワークフロー管理装置であって、管
理手段は、チケット内の所定の状態遷移マシンが特定の
状態となったときに、別の状態遷移マシンの状態を状態
遷移に従って変更する。
【0031】したがって、複数の作業を待合せて次の作
業へ進むような追従関係を記述することが可能となる。
【0032】請求項12に記載のワークフロー管理装置
は、請求項9記載のワークフロー管理装置であって、管
理手段は、チケット内の所定の状態遷移マシンが特定の
状態となったときに、別の状態遷移マシンの状態を状態
遷移に従わずに変更する。
【0033】したがって、ある作業の失敗によって、関
連する全ての作業を強制的に終了させるような処理を行
なうことが可能となる。
【0034】請求項13に記載のワークフロー管理方法
は、ワークフロー定義に従って、チケットの状態を遷移
させながらワークフローを管理するワークフロー管理方
法であって、チケット内の状態が遷移するか否かを判定
するステップと、並行処理を示す記述を含んだワークフ
ロー定義および判定結果に基づいて、チケット内の状態
を更新してワークフローを管理するステップとを含む。
【0035】ワークフロー定義は並行処理を示す記述を
含むので、並行承認プロセスのように複雑なワークフロ
ーを管理することが可能となる。
【0036】請求項14に記載のワークフロー管理方法
は、ワークフロー定義に従って、チケットの状態を遷移
させながらワークフローを管理するワークフロー管理方
法であって、チケット内の状態が遷移するか否かを判定
するステップと、親チケットと複数の子チケットとの構
成関係の記述を含んだワークフロー定義および判定結果
に基づいて、チケット内の状態を更新してワークフロー
を管理するステップとを含む。
【0037】ワークフロー定義は親チケットと複数の子
チケットとの構成関係の記述を含むので、下位の業務を
全て終了しなければ上位の業務を行なえない等の構成関
係が記述されたワークフローを管理することが可能とな
る。
【0038】請求項15に記載のワークフロー管理方法
は、ワークフロー定義に従って、チケットの状態を遷移
させながらワークフローを管理するワークフロー管理方
法であって、チケット内の状態が遷移するか否かを判定
するステップと、追従関係が設定されたチケットの記述
を含んだワークフロー定義および判定結果に基づいて、
チケット内の状態を更新してワークフローを管理するス
テップとを含む。
【0039】ワークフロー定義は追従関係が設定された
チケットの記述を含むので、業務間の依存関係が記述さ
れたワークフローを管理することが可能となる。
【0040】請求項16に記載の記録媒体は、ワークフ
ロー定義に従って、チケットの状態を遷移させながらワ
ークフローを管理するワークフロー管理方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータで読取可能な記録媒体であって、ワークフロー管理
方法は、チケット内の状態が遷移するか否かを判定する
ステップと、並行処理を示す記述を含んだワークフロー
定義および判定結果に基づいて、チケット内の状態を更
新してワークフローを管理するステップとを含む。
【0041】ワークフロー定義は並行処理を示す記述を
含むので、並行承認プロセスのように複雑なワークフロ
ーを管理することが可能となる。
【0042】請求項17に記載の記録媒体は、ワークフ
ロー定義に従って、チケットの状態を遷移させながらワ
ークフローを管理するワークフロー管理方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータで読取可能な記録媒体であって、ワークフロー管理
方法は、チケット内の状態が遷移するか否かを判定する
ステップと、親チケットと複数の子チケットとの構成関
係の記述を含んだワークフロー定義および判定結果に基
づいて、チケット内の状態を更新してワークフローを管
理するステップとを含む。
【0043】ワークフロー定義は親チケットと複数の子
チケットとの構成関係の記述を含むので、下位の業務を
全て終了しなければ上位の業務を行なえない等の構成関
係が記述されたワークフローを管理することが可能とな
る。
【0044】請求項18に記載の記録媒体は、ワークフ
ロー定義に従って、チケットの状態を遷移させながらワ
ークフローを管理するワークフロー管理方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータで読取可能な記録媒体であって、ワークフロー管理
方法は、チケット内の状態が遷移するか否かを判定する
ステップと、追従関係が設定されたチケットの記述を含
んだワークフロー定義および判定結果に基づいて、チケ
ット内の状態を更新してワークフローを管理するステッ
プとを含む。
【0045】ワークフロー定義は追従関係が設定された
チケットの記述を含むので、業務間の依存関係が記述さ
れたワークフローを管理することが可能となる。
【0046】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1におけるワークフロー管理システムの概
略構成を示すブロック図である。このワークフロー管理
システムは、ワークフロー管理プラットフォーム1と、
複数の端末装置2〜5と、他のワークフロー管理サーバ
6とを含む。また、ワークフロー管理プラットフォーム
1は、データ統合サーバ11と、ワークフロー管理サー
バ(以下、ワークフロー管理装置とも呼ぶ。)12とを
含む。
【0047】端末装置2は、ワークフローを定義してデ
ータ統合サーバ11に登録するためのサーバ管理者用の
GUIである。ワークフローのデータ形式をXML(Ex
tensible Markup Language)として説明するが、これに
限られるものではない。
【0048】端末装置3は、定義されたワークフローに
従ってWebから帳票データ(以下、チケット情報とも
呼ぶ。)の入力、更新等を行なうための利用者用のGU
Iである。端末装置3の利用者は、ワークフロー管理サ
ーバ12からメールによる通知を受けると、その通知に
対応した帳票データをデータ統合サーバ11から取得し
て、更新等の処理を行なう。
【0049】端末装置4は、各種業務ソフトウェアを搭
載しており、業務に関するデータベース等を作成して、
データ統合サーバ11に登録する。端末装置4とデータ
統合サーバ11との間のインタフェースは、Java
(米サン・マイクロシステムズ社の登録商標)のRMI
(Remote Method Invocation)が用いられているが、こ
れに限られるものではない。
【0050】端末装置5は、各種業務アプリケーション
を搭載しており、業務に関するアプリケーションプログ
ラムを実行することにより種々のデータが作成して、デ
ータ統合サーバ11に登録する。端末装置5とデータ統
合サーバ11との間の通信プロトコルは、CORBA
(Common Object Request Broker Architecture)が用
いられているが、これに限られるものではない。
【0051】なお、ワークフロー管理プラットフォーム
1内のワークフロー管理サーバ12に、他のワークフロ
ー管理サーバ6が接続される場合には、CORBAオペ
レーションによって処理が行なわれる。
【0052】データ統合サーバ11は、端末装置2〜5
に接続されており、サーバ管理者によって定義されたワ
ークフロー、利用者によって入力された帳票データ、業
務に関するデータベース、アプリケーションから取得し
たデータ等をXML形式で統合的に管理する。なお、デ
ータ統合サーバ11をXMLデータベースとも呼ぶもの
とする。
【0053】ワークフロー管理サーバ12は、データ統
合サーバ11によって管理される帳票データ等の状態に
基づいて、ワークフローの処理を実行する。すなわち、
ワークフロー管理サーバ12は、データ統合サーバ11
からチケットの更新イベントの通知を受けて、帳票デー
タの状態遷移が発生したことを検出しながらワークフロ
ーの処理を進める。また、ワークフロー管理サーバ12
は、ワークフロー定義に基づいてデータ統合サーバ11
へ処理要求を出力する。
【0054】図2は、XMLデータベース内の帳票デー
タの状態遷移を模式的に示す図である。ワークフロー管
理サーバ12は、主としてワークフローの処理を実行す
る実行プログラム12aと、ワークフローの処理の際に
起動されるタスク定義12bとを含む。実行プログラム
12aは、タスク定義12b内のJavaを起動するこ
とによって実行される。この実行プログラム12aは、
チケットの更新が発生すると、XMLデータベース11
を参照してチケットの状態遷移を調査し、状態遷移に応
じた処理を実行する。実行プログラム12aは、処理実
行後にタスク定義12b内の通知プログラムを起動し
て、利用者にチケットの更新を通知する。
【0055】図3は、XML形式で記述されたチケット
の一例を示す図である。図3に示すように、1つのチケ
ットは<ticket>タグによって囲まれる。<ticket>タグ内
には、チケットの識別子を表わす<ticketName>タグおよ
びその値と、状態を表わす<ticketState>およびその値
と、ワークフロー管理システム内で回覧されるデータ定
義に従ったタグ(<顧客情報>等)およびその値とが記述
される。
【0056】図4は、並行処理を導入したワークフロー
(状態遷移図)の一例を示す図である。図4において、
楕円はチケットの状態を表わしており、矢印は状態遷移
を表わしている。四角は新たに導入された並行処理の開
始と並行処理の終了とを表わしている。この状態遷移図
は、書類の作成者が担当者A、BおよびCに書類を配布
し、それぞれのルートで書類が回覧されることを示して
いる。
【0057】「書類作成」状態において状態遷移が発生
すると、「並行開始」21で状態の分岐が行なわれる。
「並行開始」21の分岐先の一方は「Aの承認待」状態
であるが、「並行開始」21の分岐先の他方は「並行開
始」22であるため、再度状態の分岐が行なわれる。
「Bの承認待」状態で担当者Bによる承認が行なわれて
状態遷移が発生し、「Cの承認待」状態で担当者Cによ
る承認が行なわれて状態遷移が発生すると、「並行終
了」23で分岐がマージされて、「Eの承認待」状態に
遷移する。そして、「Dの承認待」状態で担当者Dによ
る承認が行なわれて状態遷移が発生し、「Eの承認待」
状態で担当者Eによる承認が行なわれて状態遷移が発生
すると、「並行終了」24で分岐がマージされて、処理
が終了する。
【0058】図5(a)は、「書類作成」状態における
チケットの構造を示しており、<item>タグの値にそのと
きの状態である“書類作成”が記述される。図5(b)
は、「並行開始」21および22を経て「Aの承認
待」、「Bの承認待」および「Cの承認待」の複数の状
態を有したときのチケットの構造を示している。並行状
態になると、<para>タグの下に<item>タグが配置され、
<item>タグの値にそのときの状態である“A承認待”、
“B承認待”および“C承認待”がそれぞれ記述され
る。
【0059】図5(c)は、「Bの承認待」状態におい
て担当者Bが承認を行なったときのチケットの構造を示
しており、<item>タグの値に“B承認待”を残したま
ま、<item>タグの属性にpara=‘end’が指定される。チ
ケットの更新に伴う状態の評価は、<ticketState>下の<
item>全てに対して行なわれる。
【0060】図6(a)は、担当者Bが承認を行なった
後、さらに「Cの承認待」状態において担当者Cが承認
を行なったときのチケットの構造を示している。全ての
<item>の評価が終了した後、<para>の評価が実施され
る。<para>直下の全ての<item>の属性にpara=‘end’が
設定されていると、<para>全体をその<para>に対応する
「並行終了」23の次の「Eの承認待」状態に置換え
る。図6(b)は、このときのチケットの構造を示して
いる。
【0061】上述したそれぞれの状態において、帳票デ
ータを表示するためのスタイル(様式)を指定できるよ
うにすれば、帳票データのうちそれぞれの状態に必要な
データだけを利用者に見せることが可能となり、利用者
に見せたくないデータや編集されたくないデータ等を隠
蔽することが可能となる。
【0062】また、それぞれの状態において、利用者の
ロール(役職)とそのロールに対応する帳票とのセット
を指定するようにすれば、さらに細かい帳票データの表
示の切替え、アクセス制御等を行なうことが可能とな
る。
【0063】図7は、本実施の形態におけるワークフロ
ー管理システムの処理手順を説明するためのフローチャ
ートである。まず、オペレータが端末装置3等を用いて
XMLデータベースのチケットを更新すると(S1)、
データ統合サーバ11からワークフロー管理サーバ12
へチケットの更新イベントが通知される。ワークフロー
管理サーバ12が更新イベントの通知を受けると、その
チケット情報をXMLデータベースから読込む(S
2)。
【0064】そして、ワークフロー管理サーバ12は、
チケットの更新に伴う状態の評価を行なう(S3)。そ
のチケットの更新が状態遷移を伴うものであれば(S
4,Yes)、状態遷移処理を行なう(S5)。また、
チケットの更新が状態遷移を伴うものでなければ(S
4,No)、処理を終了する。
【0065】図8は、図7のワークフロー管理サーバに
よる状態遷移処理(S5)をさらに詳細に説明するため
のフローチャートである。まず、状態遷移先が「並行開
始」ノードであれば(S51,Yes)、ワークフロー
管理サーバ12は「並行開始」ノードの処理を行ない
(S52)、処理を終了する。また、状態遷移先が「並
行開始」ノードでなければ(S51,No)、状態遷移
先が「並行終了」ノードであるか否かを判定する(S5
3)。
【0066】状態遷移先が「並行終了」ノードであれば
(S53,Yes)、ワークフロー管理サーバ12は
「並行終了」ノードの処理を行ない(S54)、処理を
終了する。状態遷移先が「並行終了」ノードでなければ
(S53,No)、ワークフロー管理サーバ12は状態
遷移の処理を行ない(S55)、処理を終了する。
【0067】図9は、図8の「並行開始」ノードの処理
(S52)をさらに詳細に説明するためのフローチャー
トである。まず、ワークフロー管理サーバ12は、「並
行開始」ノードの次のノードを取得する(S521)。
「並行開始」ノードの次のノードの中で未処理のものが
なければ(S522,Yes)、処理を終了する。
【0068】「並行開始」ノードの次のノードの中で未
処理のものがあれば(S522,No)、そのノードが
「並行開始」ノードであるか否かを判定する(S52
3)。そのノードが「並行開始」ノードでなければ(S
523,No)、チケットの状態のリストの中で、その
ノードが含まれるべきネストにそのノードの状態を追加
して(S524)、処理を終了する。たとえば、図4の
ワークフローに示すように「並行開始」21の一方の分
岐先が「Aの承認待」状態であるので、図5(b)に示
すように“A承認待”状態を示す記述が付加される。
【0069】また、そのノードが「並行開始」ノードで
あれば(S523,Yes)、チケットの状態のリスト
にそのノードに対応するネストを生成し(S525)、
「並行開始」ノードの処理(S52)を再帰的に実行す
る(S526)。たとえば、図4のワークフローに示す
ように「並行開始」21の他方の分岐先が「並行開始」
22であるので、「並行開始」ノードの処理が再帰的に
行なわれて、図5(b)に示すように“B承認待”状態
および“C承認待”状態を示す記述が付加される。
【0070】図10は、図8の「並行終了」ノードの処
理(S54)をさらに詳細に説明するためのフローチャ
ートである。まず、ワークフロー管理サーバ12は、チ
ケットの状態のうち並行処理を終了する状態に、「並行
終了」ノードに到達したことを示す情報を付加する(S
541)。そして、チケットの状態のうち並行処理を終
了する状態と同一のネストに存在する全ての状態を取得
し(S542)、その全ての状態が「並行終了」に達し
ているか否かを判定する(S543)。
【0071】その状態のいずれかが「並行終了」に達し
ていなければ(S543,No)、処理を終了する。ま
た、全ての状態が「並行終了」に達していれば(S54
3,Yes)、チケットの状態のうちそのネストを「並
行終了」の次のノードに示される状態に置換え(S54
4)、処理を終了する。たとえば、図6(a)に示すよ
うに“B承認待”状態および“C承認待”状態から、そ
れぞれが「並行終了」23(図4を参照)へ状態が遷移
しているため、図6(b)に示すように「並行終了」2
3の次の状態である“E承認待”状態を示す記述が付加
される。
【0072】図11は、図8の状態遷移の処理(S5
5)をさらに詳細に説明するためのフローチャートであ
る。まず、ワークフロー管理サーバ12は、チケットに
おける現在の状態の終了処理を実行する(S551)。
そして、チケットにおける状態の遷移先の初期化処理を
実行する(S552)。最後に、XMLデータベースか
ら取得したチケットの状態を更新して(S553)、処
理を終了する。
【0073】図1に示されるワークフロー管理サーバ1
2は、実際にはパーソナルコンピュータまたはワークス
テーションなど、コンピュータ上で実行されるソフトウ
ェアによって実現される。図12に、ワークフロー管理
サーバ12を実現するコンピュータの外観を示す。この
コンピュータは、CD−ROM(Compact Disc-ReadOnl
y Memory)ドライブ50およびFD(Flexible Disk)
ドライブ52を備えたコンピュータ本体40と、ディス
プレイ装置42と、プリンタ44と、キーボード46
と、マウス48とを含む。
【0074】図13は、図12に示すコンピュータの概
略構成を示すブロック図である。図13に示すように、
コンピュータ本体40は、CD−ROMドライブ50お
よびFDドライブ52に加えて、それぞれバス66に接
続されたCPU(Central Processing Unit)56と、
ROM(Read Only Memory)58と、RAM(RandomAc
cess Memory)60と、ハードディスク54とを含んで
いる。CD−ROMドライブ54には、CD−ROM6
2が装着される。FDドライブ52には、FD64が装
着される。
【0075】既に述べたように、このワークフロー管理
サーバ12は、コンピュータハードウェアと、CPU5
6により実行されるソフトウェアとにより実現される。
一般的にこうしたソフトウェアは、CD−ROM62、
FD64などの記憶媒体に格納されて流通し、CD−R
OMドライブ50またはFDドライブ52などにより記
憶媒体から読取られてハードディスク54に一旦格納さ
れる。さらに、ハードディスク54からRAM60に読
出されて、CPU56により実行される。図12および
図13に示したコンピュータのハードウェア自体は一般
的なものである。したがって、本発明の最も本質的な部
分はCD−ROM62、FD64、ハードディスク54
などの記憶媒体に記憶されたソフトウェアである。
【0076】以上説明したように、本実施の形態におけ
るワークフロー管理装置によれば、チケットに複数の状
態を有する記述を行なえるようにしたので、並行承認プ
ロセスのように単純な状態遷移で表現できないワークフ
ローを管理することが可能となった。
【0077】また、各状態毎に帳票の表示のスタイル
(様式)を指定できるようにしたので、帳票の処理状態
に応じて必要な項目だけを表示して、他の情報を隠蔽等
することが可能となった。また、各状態毎にロール(役
職)と帳票の表示のスタイルとのセットを指定できるよ
うにしたので、帳票の処理状態およびそれを参照する利
用者の役職に応じて表示する項目を変更することがで
き、さらに細かい帳票データの表示の切替え、またはア
クセス制御を行なうことが可能となった。
【0078】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
おけるワークフロー管理システムの概略構成は、図1に
示す実施の形態1におけるワークフロー管理システムの
概略構成と同じである。また、本発明の実施の形態2に
おけるワークフロー管理装置を実現するコンピュータの
外観および概略構成は、図12および図13に示す実施
の形態1におけるコンピュータの外観および概略構成と
同じである。したがって、重複する構成および機能の詳
細な説明は繰返さない。
【0079】図14は、実施の形態2におけるワークフ
ローの一例を示す図である。たとえば、ワークフローが
電話の敷設業務の場合、敷設申込書という帳票データを
処理する業務フローは、それに関する部品調達、工事な
どによって構成される。部品調達や工事は、それぞれの
帳票データで管理がなされており、敷設申込書に関係す
る部品調達帳票または工事指示帳票は任意の個数だけ存
在し、それらが完了することによって敷設申込書の帳票
データの処理も完了する。
【0080】したがって、各帳票データを1つの状態遷
移マシンと見なすと、図14に示すように上位にある1
つの状態遷移マシン31が下位にある複数の状態遷移マ
シン32および33と構成の関係を有していると考える
ことができる。この構成の関係とは、下位の状態遷移マ
シンが全て完了したときに上位の状態遷移マシンの状態
が変更されることを指している。
【0081】たとえば、上位の状態遷移マシン31内の
「申込受付」状態から「工事開始」状態へ遷移した後、
下位の状態遷移マシン32および33が共に完了したと
きに、上位の状態遷移マシン31内の「工事完了」状態
へ遷移する。このように上位の状態遷移マシンは、複数
の下位の状態遷移マシンと構成の関係を有することがで
きるが、逆に、下位の状態遷移マシンも複数の上位の状
態遷移マシンと構成の関係を有することができる。
【0082】たとえば、ある電話回線Aを敷設するため
に必要な交換機が、既に別の回線Bの敷設作業で調達が
かかっているような場合には、この交換機の調達作業は
回線Bの敷設作業を構成する作業の1つであるが、回線
Aの敷設作業を構成する作業としても関係を設定するこ
とができる。これによって、業務間の複雑な構成の関係
を記述することができる。
【0083】XMLデータベースには状態遷移に関する
情報が格納されており、以下「状態遷移表」と呼ぶ。ま
た、状態遷移表に格納された状態遷移に関する情報に
は、ある種別のチケットに対してある種別のチケットと
構成関係を設定できるという情報が含まれており、以下
「構成関係定義」と呼ぶ。また、XMLデータベースに
はさらに構成関係定義に基づいて、それぞれのチケット
に対してどのチケット間に構成関係が設定されているか
の情報が格納されており、以下「チケットに対する構成
関係設定」と呼ぶ。
【0084】図15は、本実施の形態におけるワークフ
ロー管理システムの処理手順を説明するためのフローチ
ャートである。まず、オペレータが端末装置3等を用い
てXMLデータベースのチケットを更新すると(S1
1)、データ統合サーバ11からワークフロー管理サー
バ12へチケットの更新イベントが通知される。ワーク
フロー管理サーバ12が更新イベントの通知を受ける
と、そのチケット情報をXMLデータベースから読込む
(S12)。
【0085】そして、ワークフロー管理サーバ12は、
チケットの更新に伴う状態の評価を行なう(S13)。
そのチケットの更新が状態遷移を伴うものであれば(S
14,Yes)、状態遷移処理を行ない(S5)、ステ
ップS15へ進む。なお、状態遷移処理は、図8に示す
処理手順と同じであるので詳細な説明は繰返さない。
【0086】また、チケットの更新が状態遷移を伴うも
のでなければ(S14,No)、チケットに上述した構
成関係が設定されているか否かが判定される(S1
5)。チケットに構成関係が設定されていなければ(S
15,No)、処理を終了する。また、チケットに構成
関係が設定されていれば(S15,Yes)、構成関係
の評価を行なって(S16)、処理を終了する。
【0087】図16は、図15の構成関係の評価処理
(S16)をさらに詳細に説明するためのフローチャー
トである。まず、ワークフロー管理サーバ12は、更新
の対象となるチケットの「チケットに対する構成関係設
定」を参照し(S161)、全ての親チケット対して処
理を完了したか否かを判定する(S162)。全ての親
チケットに対して処理が完了していれば(S162,Y
es)、ステップS164へ処理が進む。
【0088】また、親チケットのいずれかの処理が完了
していなければ(S162,No)、その親チケットを
構成する全ての子チケットに対する処理が完了している
か否かが判定される(S163)。その親チケットを構
成する全ての子チケットに対する処理が完了していれば
(S163,Yes)、ワークフロー管理サーバ12
は、親チケットに対する状態遷移処理を行ない(S
5)、ステップS162に戻って以降の処理を繰返す。
また、親チケットを構成する子チケットのいずれかが完
了していなければ(S163,No)、そのままステッ
プS162へ戻って以降の処理を繰返す。
【0089】ステップ164において、全ての子チケッ
トに対して処理が終了しているか否かが判定される。全
ての子チケットに対する処理が終了していれば(S16
4,Yes)、処理を終了する。また、子チケットのい
ずれかの処理が終了していなければ(S164,N
o)、全ての子チケットが完了しているか否かが判定さ
れる。
【0090】全ての子チケットが完了していれば(S1
65,Yes)、ワークフロー管理サーバ12は、自身
のチケットに対する状態遷移処理を行ない(S5)、ス
テップS164に戻って以降の処理を繰返す。また、子
チケットのいずれかが完了していなければ(S165,
No)、そのままステップS164へ戻って以降の処理
を繰返す。なお、構成関係に関する評価は、親チケット
の更新および子チケットの更新のタイミングで行なわれ
る。
【0091】以上説明したように、本実施の形態におけ
るワークフロー管理装置によれば、業務を管理する上位
の帳票データが、複数の下位の帳票データと構成の関係
を有するようにしたので、下位の業務が全て完了しない
と上位の業務を終了できないといった業務間の構成関係
を記述することが可能となった。
【0092】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
おけるワークフロー管理システムの概略構成は、図1に
示す実施の形態1におけるワークフロー管理システムの
概略構成と同じである。また、本発明の実施の形態2に
おけるワークフロー管理装置を実現するコンピュータの
外観および概略構成は、図12および図13に示す実施
の形態1におけるコンピュータの外観および概略構成と
同じである。したがって、重複する構成および機能の詳
細な説明は繰返さない。
【0093】ワークフローが上述した電話の敷設業務の
場合、図17に示すように状態遷移マシン34および3
5の部品調達が完了しないと状態遷移マシン36内の工
事を開始できない。また、全ての配線工事が完了しない
と、交換機の設定作業や開通テストを実施することがで
きない。本実施の形態におけるワークフロー管理システ
ムにおいては、1つの上位の状態遷移マシンを構成する
下位の状態遷移マシン間において、ある幾つかの下位の
状態遷移マシンが特定の状態となったときに、別の下位
の状態遷移マシンの状態を変更することを可能とするも
のである。このような関係を追従の関係と呼ぶことにす
る。
【0094】図18は、本実施の形態におけるワークフ
ロー管理システムが処理する3種類の追従の関係を示す
図である。図18(a)は、ある状態遷移マシン37a
が特定の状態となったときに、他の状態遷移マシン37
bを生成して初期状態にする場合を示している。この追
従の関係は、ある作業の終了をきっかけとして新しい作
業が発生することを表現している。
【0095】図18(b)は、ある状態遷移マシン38
aおよび38bが特定の状態となったときに、他の状態
遷移マシン38cを次の状態遷移マシンに進める場合を
示している。この追従の関係は、複数の作業を待合せて
次の作業へ進むことを表わしている。
【0096】図18(c)は、ある状態遷移マシン39
aが特定の状態となったときに、他の状態遷移マシンの
状態39bおよび39cを状態遷移に従わずに強制的に
変更する場合を示している。この追従の関係は、ある作
業の失敗によって、関連する全ての作業を強制的に終了
させることを表わしている。
【0097】XMLデータベースには状態遷移に関する
状態遷移表が格納されている。また、状態遷移表に格納
された状態遷移に関する情報には、ある種別のチケット
に対してある種別のチケットと追従関係を設定できると
いう情報が含まれており、以下「追従関係定義」と呼
ぶ。また、XMLデータベースにはさらに追従関係定義
に基づいて、それぞれのチケットに対してどのチケット
間に追従関係が設定されているかの情報が格納されてお
り、以下「チケットに対する追従関係設定」と呼ぶ。
【0098】図19は、本実施の形態におけるワークフ
ロー管理システムの処理手順を説明するためのフローチ
ャートである。まず、オペレータが端末装置3等を用い
てXMLデータベースのチケットを更新すると(S2
1)、データ統合サーバ11からワークフロー管理サー
バ12へチケットの更新イベントが通知される。ワーク
フロー管理サーバ12が更新イベントの通知を受ける
と、そのチケット情報をXMLデータベースから読込む
(S22)。
【0099】そして、ワークフロー管理サーバ12は、
チケットの更新に伴う状態の評価を行なう(S23)。
そのチケットの更新が状態遷移を伴うものであれば(S
24,Yes)、状態遷移処理を行ない(S5)、ステ
ップS25へ進む。なお、状態遷移処理は、図8に示す
処理手順と同じであるので詳細な説明は繰返さない。
【0100】また、チケットの更新が状態遷移を伴うも
のでなければ(S24,No)、チケットに上述した追
従関係が設定されているか否かが判定される(S2
5)。チケットに追従関係が設定されていなければ(S
25,No)、処理を終了する。また、チケットに追従
関係が設定されていれば(S25,Yes)、追従関係
の評価を行なって(S26)、処理を終了する。
【0101】図20は、図19の追従関係の評価処理
(S26)をさらに詳細に説明するためのフローチャー
トである。まず、ワークフロー管理サーバ12は、更新
の対象となるチケットの「チケットに対する追従関係設
定」を参照し(S261)、全ての追従元のチケット対
して処理が終了したか否かを判定する(S262)。全
ての追従元のチケットに対して処理が終了していれば
(S262,Yes)、ステップS264へ処理が進
む。
【0102】また、追従元のチケットのいずれかの処理
が終了していなければ(S262,No)、全ての追従
元のチケットの状態が追従先(自身)のチケットへの状
態遷移の条件を満足しているか否かを判定する(S26
3)。全ての追従元のチケットの状態が追従先のチケッ
トへの状態遷移の条件を満足していれば(S263,Y
es)、自身のチケットに対して状態遷移処理を行なう
(S5)。また、追従元のチケットのいずれかの状態が
追従先のチケットへの状態遷移の条件を満足していなけ
れば(S263,No)、そのままステップS262へ
戻って以降の処理を繰返す。
【0103】ステップS264において、追従先のチケ
ットに対して処理が終了しているか否かが判定される。
追従先のチケットに対する処理が終了していれば(S2
64,Yes)、処理を終了する。また、追従先のチケ
ットに対する処理が終了していなければ(S264,N
o)、全ての追従元のチケットの状態が追従先への状態
遷移の条件を満足しているか否かが判定される。全ての
追従元のチケットの状態が追従先への状態遷移の条件を
満足していれば(S265,Yes)、ワークフロー管
理サーバ12は、追従先チケットに対する状態遷移処理
を行ない(S5)、ステップS264に戻って以降の処
理を繰返す。また、追従元のチケットのいずれかが追従
先への状態遷移の条件を満足していなければ(S26
5,No)、そのままステップS264へ戻って以降の
処理を繰返す。なお、追従関係に関する評価は、追従元
のチケットの更新のタイミングで行なわれる。
【0104】以上説明したように、本実施の形態におけ
るワークフロー管理装置によれば、ある状態遷移マシン
が特定の状態となったときに、他の状態遷移を生成して
初期状態にするようにしたので、ある作業の終了をきっ
かけとして新しい作業が発生するような追従関係を記述
することが可能となった。また、ある状態遷移が特定の
状態となったときに、他の状態遷移を次の状態遷移マシ
ンに進めるようにしたので、複数の作業を待合せて次の
作業へ進むような追従関係を記述することが可能となっ
た。さらには、ある状態遷移マシンが特定の状態となっ
たときに、他の状態遷移マシンの状態を状態遷移に従わ
ずに強制的に変更するようにしたので、ある作業の失敗
によって、関連する全ての作業を強制的に終了させるこ
とが可能となった。
【0105】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるワークフロー
管理システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 XMLデータベース内の帳票データの状態遷
移を模式的に示す図である。
【図3】 XML形式で記述されたチケットの一例を示
す図である。
【図4】 並行処理を導入したワークフローの一例を示
す図である。
【図5】 (a)は、「書類作成」状態におけるチケッ
トの構造を示す図である。(b)は、複数の状態を有し
たときのチケットの構造を示す図である。(c)は、
「Bの承認待」状態において担当者Bが承認を行なった
ときのチケットの構造を示す図である。
【図6】 「Cの承認待」状態において担当者Cが承認
を行なったときのチケットの構造を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1におけるワークフロー
管理システムの処理手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】 図7のワークフロー管理サーバによる状態遷
移処理(S5)をさらに詳細に説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】 図8の「並行開始」ノードの処理(S52)
をさらに詳細に説明するためのフローチャートである。
【図10】 図8の「並行終了」ノードの処理(S5
4)をさらに詳細に説明するためのフローチャートであ
る。
【図11】 図8の状態遷移の処理(S55)をさらに
詳細に説明するためのフローチャートである。
【図12】 ワークフロー管理装置を実現するコンピュ
ータの外観例を示す図である。
【図13】 図12に示すコンピュータの概略構成を示
すブロック図である。
【図14】 本発明の実施の形態2におけるワークフロ
ーの一例を示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態2におけるワークフロ
ー管理システムの処理手順を説明するためのフローチャ
ートである。
【図16】 図15の構成関係の評価処理(S16)を
さらに詳細に説明するためのフローチャートである。
【図17】 本発明の実施の形態3におけるワークフロ
ーの一例を示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態3におけるワークフロ
ー管理システムが処理する3種類の追従の関係を示す図
である。
【図19】 本発明の実施の形態3におけるワークフロ
ー管理システムの処理手順を説明するためのフローチャ
ートである。
【図20】 図19の追従関係の評価処理(S26)を
さらに詳細に説明するためのフローチャートである。
【図21】 従来のワークフロー管理システムで用いら
れている状態遷移マシンの問題点を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 ワークフロー管理プラットフォーム、2〜5 端末
装置、6 他のワークフロー管理サーバ、11 データ
統合サーバ、12 ワークフロー管理サーバ、40 コ
ンピュータ本体、42 ディスプレイ装置、44 プリ
ンタ、46 キーボード、48 マウス、50 CD−
ROMドライブ、52 FDドライブ、56 CPU、
58 ROM、60 RAM、62 CD−ROM、6
4 FD。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークフロー定義に従って、チケットの
    状態を遷移させながらワークフローを管理するワークフ
    ロー管理装置であって、 チケット内の状態が遷移するか否かを判定するための判
    定手段と、 並行処理を示す記述を含んだワークフロー定義および前
    記判定手段による判定結果に基づいて、前記チケット内
    の状態を更新してワークフローを管理するための管理手
    段とを含む、ワークフロー管理装置。
  2. 【請求項2】 前記管理手段は、前記判定手段によって
    状態が遷移すると判定された場合に、遷移先が並行処理
    の開始を示すノードであれば、該並行処理の開始を示す
    ノードの次にある複数のノードの状態をチケットに追加
    するための手段を含む、請求項1記載のワークフロー管
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、前記判定手段によって
    状態が遷移すると判定された場合に、遷移先が並行処理
    の終了を示すノードであれば、該並行処理の終了を示す
    ノードの前にある複数の状態が全て遷移するときに、前
    記並行処理の終了を示すノードの次にあるノードの状態
    をチケットに追加するための手段を含む、請求項1また
    は2記載のワークフロー管理装置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段は、チケット内の状態に応
    じてチケットの表示スタイルを変更する、請求項1〜3
    のいずれかに記載のワークフロー管理装置。
  5. 【請求項5】 前記管理手段は、チケット内の状態およ
    び利用者の役職に応じてチケットの表示スタイルを変更
    する、請求項1〜3のいずれかに記載のワークフロー管
    理装置。
  6. 【請求項6】 ワークフロー定義に従って、チケットの
    状態を遷移させながらワークフローを管理するワークフ
    ロー管理装置であって、 チケット内の状態が遷移するか否かを判定するための判
    定手段と、 親チケットと複数の子チケットとの構成関係の記述を含
    んだワークフロー定義および前記判定手段による判定結
    果に基づいて、前記チケット内の状態を更新してワーク
    フローを管理するための管理手段とを含む、ワークフロ
    ー管理装置。
  7. 【請求項7】 前記判定手段は、前記親チケットを構成
    する全ての子チケットに対する処理が終了したときに、
    前記親チケットの状態が遷移すると判定する、請求項6
    記載のワークフロー管理装置。
  8. 【請求項8】 前記判定手段は、子チケットが複数の親
    チケットに含まれる場合に、当該子チケットによって構
    成される複数の親チケットに対する処理が終了したとき
    に、当該子チケットの状態が遷移すると判定する、請求
    項6記載のワークフロー管理装置。
  9. 【請求項9】 ワークフロー定義に従って、チケットの
    状態を遷移させながらワークフローを管理するワークフ
    ロー管理装置であって、 チケット内の状態が遷移するか否かを判定するための判
    定手段と、 追従関係が設定されたチケットの記述を含んだワークフ
    ロー定義および前記判定手段による判定結果に基づい
    て、前記チケット内の状態を更新してワークフローを管
    理するための管理手段とを含む、ワークフロー管理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記管理手段は、前記チケット内の第
    1の状態遷移マシンが特定の状態となったときに、第2
    の状態遷移マシンを生成して初期状態に設定する、請求
    項9記載のワークフロー管理装置。
  11. 【請求項11】 前記管理手段は、前記チケット内の所
    定の状態遷移マシンが特定の状態となったときに、別の
    状態遷移マシンの状態を状態遷移に従って変更する、請
    求項9記載のワークフロー管理装置。
  12. 【請求項12】 前記管理手段は、前記チケット内の所
    定の状態遷移マシンが特定の状態となったときに、別の
    状態遷移マシンの状態を状態遷移に従わずに変更する、
    請求項9記載のワークフロー管理装置。
  13. 【請求項13】 ワークフロー定義に従って、チケット
    の状態を遷移させながらワークフローを管理するワーク
    フロー管理方法であって、 チケット内の状態が遷移するか否かを判定するステップ
    と、 並行処理を示す記述を含んだワークフロー定義および前
    記判定結果に基づいて、前記チケット内の状態を更新し
    てワークフローを管理するステップとを含む、ワークフ
    ロー管理方法。
  14. 【請求項14】 ワークフロー定義に従って、チケット
    の状態を遷移させながらワークフローを管理するワーク
    フロー管理方法であって、 チケット内の状態が遷移するか否かを判定するステップ
    と、 親チケットと複数の子チケットとの構成関係の記述を含
    んだワークフロー定義および前記判定結果に基づいて、
    前記チケット内の状態を更新してワークフローを管理す
    るステップとを含む、ワークフロー管理方法。
  15. 【請求項15】 ワークフロー定義に従って、チケット
    の状態を遷移させながらワークフローを管理するワーク
    フロー管理方法であって、 チケット内の状態が遷移するか否かを判定するステップ
    と、 追従関係が設定されたチケットの記述を含んだワークフ
    ロー定義および前記判定結果に基づいて、前記チケット
    内の状態を更新してワークフローを管理するステップと
    を含む、ワークフロー管理方法。
  16. 【請求項16】 ワークフロー定義に従って、チケット
    の状態を遷移させながらワークフローを管理するワーク
    フロー管理方法をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体で
    あって、 前記ワークフロー管理方法は、チケット内の状態が遷移
    するか否かを判定するステップと、 並行処理を示す記述を含んだワークフロー定義および前
    記判定結果に基づいて、前記チケット内の状態を更新し
    てワークフローを管理するステップとを含む、コンピュ
    ータで読取可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 ワークフロー定義に従って、チケット
    の状態を遷移させながらワークフローを管理するワーク
    フロー管理方法をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体で
    あって、 前記ワークフロー管理方法は、チケット内の状態が遷移
    するか否かを判定するステップと、 親チケットと複数の子チケットとの構成関係の記述を含
    んだワークフロー定義および前記判定結果に基づいて、
    前記チケット内の状態を更新してワークフローを管理す
    るステップとを含む、コンピュータで読取可能な記録媒
    体。
  18. 【請求項18】 ワークフロー定義に従って、チケット
    の状態を遷移させながらワークフローを管理するワーク
    フロー管理方法をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体で
    あって、 前記ワークフロー管理方法は、チケット内の状態が遷移
    するか否かを判定するステップと、 追従関係が設定されたチケットの記述を含んだワークフ
    ロー定義および前記判定結果に基づいて、前記チケット
    内の状態を更新してワークフローを管理するステップと
    を含む、コンピュータで読取可能な記録媒体。
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