JP2000348023A - 文書版管理システム - Google Patents

文書版管理システム

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JP2000348023A
JP2000348023A JP11158926A JP15892699A JP2000348023A JP 2000348023 A JP2000348023 A JP 2000348023A JP 11158926 A JP11158926 A JP 11158926A JP 15892699 A JP15892699 A JP 15892699A JP 2000348023 A JP2000348023 A JP 2000348023A
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JP11158926A
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Kenji Suzuki
健司 鈴木
Fuminori Miyazawa
史紀 宮沢
Hideyo Hagen
秀世 波元
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Kawasaki Steel Systems R&D Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 派生版のない直線系列の改版のみ行う版管理
方法を提供するよう、このような改版制限の指定を可能
とすると共に、該指定以後では直線系列改版の改版のみ
が行われるように改版を確実に制限する。 【解決手段】 文書記憶装置1は、文書名と共に版名を
付与して電子的に文書を保存する。付加情報管理装置2
は、改版文書保存に際しては、どの文書が最新版である
か示す情報を更新し、又直線系列改版を指定するオプシ
ョンを設定する。改版制限装置3は、該直線系列改版オ
プションが設定されていた場合には、最新版の場合の
み、今回の改版を許可し、改版前の文書はそのまま保存
しておいて、改版前の文書と同一の文書名、及び異なる
版名を付与して改版後の文書を保存させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書名と共に版名
を付与して電子的に文書を保存する文書版管理システム
に係り、特に、派生版のない直線系列の改版のみ行う版
管理方法を提供するよう、このような改版制限の指定を
可能とすると共に、該指定以後では直線系列改版の改版
のみが行われるように改版を確実に制限することができ
る文書版管理方法、文書版管理装置、及び該文書版管理
装置に係るコンピュータプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】文書管理において、作成後に一旦配布し
てからも、何らかの訂正などが生じる場合がある。この
ような場合は、古い版を新しい版に差し替えるよう、新
しい版を再配布する必要があり、何らかの版管理が必要
になる。
【0003】従来、版管理方法には標準的なものがな
く、様々な形態のものがある。例えば、旧版の文書を保
存する方法もあれば、保存しない方法もある。又、複数
版の併存を許す方法もあれば、許さない方法もあり、こ
のように様々であった。
【0004】その中で特開平8−44766は、複数の
版の文書管理情報を保存し、更に、任意の版からの新た
な版の派生を許している。他の版管理方法は、言うなれ
ばすべてこの特開平8−44766の特殊な場合と考え
ることができる。従って、該特開平8−44766は、
版管理方法としては現在、最も基本的と言える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平8−44766は基本的ではあるものの、特殊化し
た版管理を行う場合が考慮されていない。
【0006】例えば、派生版を許さず、1つの最新版の
みを有効として維持するのは、比較的一般に行われる版
管理方法である。しかしながら、特開平8−44766
では、派生版のないことを文書管理システムが保証する
ことはできない。なお、このように派生版の作成を許さ
ず、直前の版が最新版の場合のみ、今回の改版を許可す
ると共に、以後、改版は最新版からだけ可能とする改版
を、以下、直線系列改版と呼ぶ。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、特開平8−44766の開示する基
本的な版管理を実現しながらも、必要に応じて派生版の
ない直線系列の改版のみ行う版管理方法を提供するよ
う、このような改版制限の指定を可能とすると共に、該
指定以後では直線系列改版の改版のみが行われるように
改版を確実に制限することができる文書版管理システム
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】まず、本願の第1発明の
文書アクセス管理方法は、電子的に文書を保存する際
に、文書名と共に版名を付与するようにし、改版した文
書を保存する際には、改版前の文書はそのまま保存して
おいて、改版前の文書と同一の文書名、及び異なる版名
を付与して改版後の文書を保存すると共に、該改版文書
保存に際しては、どの文書が最新版であるか示す情報を
更新し、又直線系列改版を指定するオプションを設定で
きるようにし、更に、該直線系列改版オプションが設定
されていた場合には、改版は最新版からだけ可能とした
ことにより、前記課題を解決したものである。
【0009】次に、本願の第2発明の文書アクセス管理
装置は、文書名と共に版名を付与して電子的に文書を保
存する文書記憶装置と、改版文書保存に際しては、どの
文書が最新版であるか示す情報を更新し、又直線系列改
版を指定するオプションを設定する付加情報管理装置
と、該直線系列改版オプションが設定されていた場合に
は、最新版の場合のみ、今回の改版を許可し、改版前の
文書はそのまま保存しておいて、改版前の文書と同一の
文書名、及び異なる版名を付与して改版後の文書を保存
させる改版制限装置と、を備えるようにしたことによ
り、前記課題を解決したものである。なお、上記の文書
記憶装置、付加情報管理装置及び改版制限装置は、実体
としてはコンピュータプログラムによって実現すること
も可能である。
【0010】更に、本願の第3発明のコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、上記第2発明に記載の前記文書
記憶装置、前記付加情報管理装置及び前記改版制限装置
を制御するコンピュータプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供することで、前記課
題を解決したものである。
【0011】以下、本発明の作用について、簡単に説明
する。
【0012】図1は、本発明に係る典型的な文書版管理
装置の構成を示すブロック図である。
【0013】図1に示す文書版管理装置は、文書名と共
に版名を付与して電子的に文書を保存する。又、本発明
の文書版管理装置では、文書記憶装置1と、付加情報管
理装置2と、改版制限装置3とを有する。又、符号7
は、版管理する対象となる文書である。
【0014】又、関係する最新版判定情報5、及び直線
系列改版オプション情報6は、いずれについても、専用
の記憶装置に保存してもよい。あるいは版管理する文書
と共に、文書記憶装置1に保存してもよい。
【0015】ここで、最新版判定情報5は、どの文書が
最新版であるか示す情報である。又、直線系列改版オプ
ション情報6は、直線系列改版を指定するオプションを
設定する情報である。この情報において、直線系列改版
オプションが設定されていた場合には、最新版の場合の
み、今回の改版を許可すると共に、以後、改版は最新版
からだけ可能とする。
【0016】図1において、文書記憶装置1は、文書名
と共に版名を付与して電子的に文書を保存する。付加情
報管理装置2は、改版文書保存に際しては、これまで最
新版であった文書は最新ではないものとされ、かつ、今
回改版で新たに保存する文書は最新版であるとされるよ
うに、最新版判定情報5を更新する。又該付加情報管理
装置2は、ユーザの判断によって直線系列改版オプショ
ンが設定される場合、直線系列改版オプション情報6に
対して、該設定をする。改版制限装置3は、該直線系列
改版オプションが設定されていた場合には、最新版の場
合のみ、今回の改版を許可し、改版前の文書はそのまま
保存しておいて、改版前の文書と同一の文書名、及び異
なる版名を付与して改版後の文書を保存させるよう、改
版を制限する。
【0017】以上のような構成において、本発明では、
電子的に文書を保存する際に、文書名と共に版名を付与
するようにしている。又、改版した文書を保存する際に
は、改版前の文書はそのまま保存しておいて、改版前の
文書と同一の文書名、及び異なる版名を付与して改版後
の文書を保存する。更にこれと共に、該改版文書保存に
際しては、どの文書が最新版であるか示す情報を更新
し、又直線系列改版を指定するオプションを設定できる
ようにする。更に、該直線系列改版オプションが設定さ
れていた場合には、最新版の場合のみ、今回の改版を許
可すると共に、以後、改版は最新版からだけ可能とす
る。
【0018】従って、派生版のない直線系列の改版のみ
行う版管理方法を提供するよう、このような改版制限の
指定を可能とすると共に、該指定以後では直線系列改版
の改版のみが行われるように改版を確実に制限すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態を詳細に説明する。
【0020】図2は、本発明が適用された実施形態の文
書管理システムの構成を示すブロック図である。
【0021】本実施形態は、文書管理サーバ装置20及
び任意数のクライアント装置10により構成される。ク
ライアント装置10はネットワークにより、文書管理サ
ーバ装置20に接続される。
【0022】各クライアント装置10にはWWW(worl
d wide web)ブラウザを搭載する。該クライアント装
置10ではWWWブラウザを用いて、表示画面12や1
6のような画面表示を行う。又WWWブラウザは、表示
された画面上のボタン、例えば起動ボタン13や17を
操作しながら、必要な機能が実現できるようにしてい
る。
【0023】文書管理サーバ装置20には、サーバ・プ
ログラム接続機構部21と、汎用文書管理機構部23
と、文書管理以外のアプリケーション用処理記述27や
28と、これらアプリケーションに固有のプログラム・
ライブラリ、即ちアプリ固有プログラム・ライブラリ6
1や62と、データベース50及びデータベース・イン
タフェイス部52と、検索部55と、文書ファイル格納
部56とを含んでいる。
【0024】上記のサーバ・プログラム接続機構部21
は、WWWサーバ・プログラムや、例えば米国IBM社
のウェブ・スフェアなどが備えている、JSP(Jav
aServerPage)実行管理部やServlet実行管
理部などの、WWWブラウザからの、WWWサーバ・プ
ログラム以外のプログラムへの処理要求メッセージを仲
介するミドルウェア・プログラムを含んでいる。これら
のミドルウエア・プログラムは、クライアント装置10
側の表示画面を文書管理サーバ装置20側から提供する
際にも用いられる。
【0025】又、前述の汎用文書管理機構部23は、符
号31〜38で示すような様々なアプリケーション・プ
ログラムを含むコア・プログラム・ライブラリ30と、
クライアント装置10との間の様々な処理を行うプログ
ラムである処理記述25や26とを含んでいる。
【0026】コア・プログラム・ライブラリ30には、
文書管理プログラム群として、文書属性管理部34と、
文書アクセス管理部35と、版管理部36とを有してい
る。又該コア・プログラム・ライブラリ30は、文書フ
ァイル操作部38を介してアクセスする文書ファイル格
納部56を検索対象とする、汎用の全文検索エンジンの
検索部55を操作するための、全文検索操作部37を有
している。更に、データベース・インタフェイス部52
を介して、汎用のデータベースであるデータベース50
にアクセスするための、データベースアクセス部33を
有している。
【0027】以下、本実施形態の作用について説明す
る。
【0028】所望の機能の提供を受けるため利用者がク
ライアント装置10を操作すると、該クライアント装置
10上のWWWブラウザから、文書管理サーバ装置20
上にある文書管理プログラムの起動を要求するメッセー
ジを当該文書管理サーバ装置20に送出する。
【0029】すると、該文書管理サーバ装置20におい
て、サーバ・プログラム接続機構部21がメッセージの
要求に応じてこれに対応する処理記述25を選択してこ
れを起動し、その中のサーバ処理記述に応じてコア・プ
ログラム・ライブラリ30にある、要求された例えば符
号34〜36の文書管理プログラム、あるいはその他の
プログラムが起動される。起動されたプログラムによる
処理結果をクライアント装置10において表示するた
め、該処理結果を表示する画面プログラムが、処理記述
25中のクライアント画面記述に従って生成され、サー
バ・プログラム接続機構部21によって、要求を出した
クライアント装置10に送られる。そうしてから当該ク
ライアント装置10で実行され、該実行によって上記の
処理結果が表示される。この画面プログラムの一例は、
図3〜図5に示すとおりである。
【0030】このような画面プログラムによって例え
ば、表示画面12が表示される。又、該表示画面12に
は、関連する機能を実行するための起動ボタン13など
が配置されている。
【0031】次に利用者が、例えば表示画面12の起動
ボタン13をマウスなどのポインティング・デバイスで
指し示しながら、該ポインティング・デバイスのクリッ
ク・ボタンを押下するなどで、該起動ボタン13を押下
する。すると、上述のように文書管理サーバ装置20で
生成されクライアント装置10に送られた画面プログラ
ムにより、該押下が検知されると共に、押下された起動
ボタン13に対応するサーバ・プログラムの起動を要求
するメッセージが、クライアント装置10から文書管理
サーバ装置20に送り出される。
【0032】該メッセージを受け取ると文書管理サーバ
装置20において、要求された処理を行う。例えば、処
理記述26を経由して、コア・プログラム・ライブラリ
30の文書属性管理部34により、文書管理データが特
定の値を持つ文書を検索することができる。あるいは、
全文検索操作部37により、特定の文字列を含む文書を
検索することができる。
【0033】該要求処理の結果は、前述した処理記述2
5や該処理記述25以降の処理と同様に、例えば処理記
述26などでクライアント装置10において、例えば表
示画面16として表示することができる。例えば、該要
求処理が文書検索であれば、該当する文書をクライアン
ト装置10で、表示画面16としてリスト表示すること
ができる。
【0034】更には、表示画面16に基づいて、利用者
が続く処理を実行させることもできる。例えば、このよ
うな文書リスト中の特定の文書をクライアント装置10
側で利用者が選択して、文書管理サーバ装置20側にあ
るその文書管理データを参照するといったような、一連
の文書管理操作を実行することができる。
【0035】ここで、本実施形態において本発明は、主
として、版管理部36でなされる、版管理において適用
される。又、関連して文書ファイル操作部38などにお
ける、文書ファイル格納部56に保存された文書の種々
の取り扱いにおいても適用されている。
【0036】即ち、版管理部36において、図1に示し
た付加情報管理装置2、及び改版制限装置3の機能を実
現するものが構成されている。又、文書ファイル格納部
56において、文書記憶装置1が実現されている。デー
タベース50において、最新版判定情報5及び直線系列
改版オプション情報6が保存されている。
【0037】これら最新版判定情報5及び直線系列改版
オプション情報6については、具体的には、本実施形態
で利用している文書属性管理部34で提供される機能で
ある、ユーザが定義し活用できる各文書の属性の設定を
利用している。即ち、最新版判定情報5、及び直線系列
改版オプション情報6それぞれについて、該機能で設定
できる属性を定義して利用している。従って、データベ
ース50中の各文書の属性として、「版名」、「最新版
マーク」、及び後述するオプションを記入する「版管理
オプション記入欄」を設けることになる。
【0038】本実施形態における版管理について、以下
に説明する。
【0039】本実施形態においては、まず、版は各々独
立した文書として運用することを基本とし、並行して存
在させる方針とする。従って、新しい版に改版された場
合も、古い版は保存しておく。又、最新版のみを有効と
するような特殊な扱いは、オプションの設定で実現す
る。
【0040】本実施形態において、改版に際しては、同
じ文書名、異なる版名で元の版の属性集合をコピーして
新しい属性集合を作成する。又、ファイルが登録されて
いれば、該ファイルもサーバ上でコピーする。改版は新
しい文書の作成であり、後の過程は同じである。
【0041】又、オプションの設定による指定がない場
合は、どの版からでも新しい版が作れる。従って、版の
間の順序関係が必ずしも1系列でないため、版は番号で
はなく名称で識別する。
【0042】以下に本実施形態において用いている、直
線系列改版に関するオプションのA1〜A4について説
明する。
【0043】(A1)直線系列改版オプション:新規文
書作成時に指定する。全版共通であり、一旦設定した場
合は、以降の改版はすべて直線系列改版のみ可能とす
る。随時設定はできるが、一旦設定すると解除できな
い。このオプションが設定されている場合、改版は最新
版からのみ可能とする。最新版がどの文書であるかを記
録しておく。改版された文書の版名は、初版から通し番
号を自動的につける。版名は、解除時も変更不可。改版
の文書が承認された時に、旧版を全グループに対して参
照停止状態にする。
【0044】ここで、上記のグループには、本実施形態
において扱う文書を用いるユーザが所属する。本実施形
態においては、文書を少なくとも参照するユーザは必
ず、いずれかのグループに所属するようにしている。
【0045】(A2)自動回収オプション:直線系列改
版オプションへの追加オプションである。随時、指定可
能であり、解除も可能である。このオプションが設定さ
れている場合、改版承認時に配布版をすべて回収(消
去)し、同じ配布先に新版を配布する。配布後は、配布
について配布ログに記入する。配布先からの受領確認は
別途必要である。
【0046】(A3)自動破棄オプション:自動回収オ
プションへの、更に追加のオプションである。随時指定
可能であり、解除可能である。このオプションが設定さ
れている場合、自動回収オプション実行後、自動的に旧
版を廃棄する。
【0047】(A4)改定中状態表示オプション:独立
オプション。版毎に設定する。随時指定可能であり、解
除可能である。このオプションが設定されている場合、
ある版に対して改版が起きた時、そのすべての配布版に
「改版中」の印をつける。印をつける期間は、その文書
が承認または削除されるまでである。
【0048】なお、本実施形態において、改版の際には
以下のような処理を行う。
【0049】即ち、文書を改定する際には、入力で指定
した文書と同じ属性を持つ文書を作成し、入力で指定さ
れた版名を与える。版名は重複チェックを行う。そうし
てから、文書共通属性の「元版」を記入する。又、ファイ
ルが登録されていればファイルもコピーし、登録ディレ
クトリに置く。
【0050】改版に際して、入力で指定した文書に直線
系列改版オプションが指定されている時は、文書ID中
の版IDを無視して最新版マークのついた版をコピー
し、新版名を無視して最新版の版名に書かれた数値に1
を加えた数値を版名とする。元版の最新版マークは消し
て、新版に最新版マークを記入する。ここで、上記のI
Dは、文書を識別するためのデータであり、本実施形態
が管理する文書では、文書間で重複しないように自動的
に設定している。
【0051】更に自動回収オプションが指定されている
時は、元版の配布情報を検索し、元版はすべて回収す
る。そうしてから、同じ配布先に新版を配布して、この
処理を配布ログに記入する。
【0052】更に自動破棄オプションが指定されている
時には、元版を廃棄する。
【0053】改定中状態表示オプションが指定されてい
る時は、元版の配布情報を検索し、改版中フラグを立て
る。
【0054】図6は、本実施形態における版管理を説明
するための線図である。
【0055】この図において、符号A〜Eは、ある文書
の異なる改定版を示す。これら版A〜Eそれぞれの改版
の時期は、これらアルファベット順とする。
【0056】ここで、版Aの段階において、直線系列改
版オプションが設定された場合、これ以降は、派生版は
許されなくなる。従って、版Bの改版を得た後に、版C
の改版を得ることはできない。版Bを得た後は、版Cは
派生版となってしまう。又、版Aにおいて、一旦直線系
列改版オプションが設定された場合、これ以降は該設定
を解除することはできず、従って派生版の改版はできな
くなる。
【0057】以上のように本実施形態によれば、本発明
を効果的に適用することができる。従って、派生版のな
い直線系列の改版のみ行う版管理方法を提供するよう、
このような改版制限の指定を可能とすると共に、該指定
以後では直線系列改版の改版のみが行われるように改版
を確実に制限することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、派生版のない直線系列
の改版のみ行う版管理方法を提供するよう、このような
改版制限の指定を可能とすると共に、該指定以後では直
線系列改版の改版のみが行われるように改版を確実に制
限することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る典型的な文書版管理装置の構成を
示すブロック図
【図2】本発明が適用された実施形態の文書管理システ
ムの構成を示すブロック図
【図3】上記実施形態の文書管理サーバ装置で生成され
クライアント装置に送られる画面プログラムの一例の一
部分を示す第1の線図
【図4】上記第1の部分に続く画面プログラムの部分を
示す第2の線図
【図5】上記第2の部分に続く画面プログラムの部分を
示す第3の線図
【図6】前記本実施形態における版管理を説明するため
の線図
【符号の説明】
1…文書記憶装置 2…付加情報管理装置 3…改版制限装置 5…最新版判定情報 6…直線系列改版オプション情報 7…改版する文書 8…ユーザ 10…クライアント装置 12、16…表示画面 13、17…起動ボタン 20…文書管理サーバ装置 21…サーバ・プログラム接続機構部 23…汎用文書管理機構部 25、26…処理記述 27、28…アプリケーション用処理記述 30…コア・プログラム・ライブラリ 33…データベースアクセス部 34…文書属性管理部 35…文書アクセス管理部 36…版管理部 37…全文検索操作部 38…文書ファイル操作部 50…データベース 52…データベース・インタフェイス部 55…検索部 56…文書ファイル格納部 61、62…アプリ固有プログラム・ライブラリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 波元 秀世 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 川鉄情 報システム株式会社内 Fターム(参考) 5B009 SA12 SA14 5B075 ND03 ND26 NR02 NR20 UU05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子的に文書を保存する際に、文書名と共
    に版名を付与するようにし、 改版した文書を保存する際には、改版前の文書はそのま
    ま保存しておいて、改版前の文書と同一の文書名、及び
    異なる版名を付与して改版後の文書を保存すると共に、 該改版文書保存に際しては、どの文書が最新版であるか
    示す情報を更新し、又直線系列改版を指定するオプショ
    ンを設定できるようにし、 更に、該直線系列改版オプションが設定されていた場合
    には、改版は最新版からだけ可能としたことを特徴とす
    る文書版管理方法。
  2. 【請求項2】文書名と共に版名を付与して電子的に文書
    を保存する文書記憶装置と、 改版文書保存に際しては、どの文書が最新版であるか示
    す情報を更新し、又直線系列改版を指定するオプション
    を設定する付加情報管理装置と、 該直線系列改版オプションが設定されていた場合には、
    最新版の場合のみ、今回の改版を許可し、改版前の文書
    はそのまま保存しておいて、改版前の文書と同一の文書
    名、及び異なる版名を付与して改版後の文書を保存させ
    る改版制限装置と、を備えるようにしたことを特徴とす
    る文書版管理装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の前記文書記憶装置、前記
    付加情報管理装置及び前記改版制限装置を制御するコン
    ピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
JP11158926A 1999-06-07 1999-06-07 文書版管理システム Withdrawn JP2000348023A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003847A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Fuji Xerox Co Ltd 文書利用管理システム、文書管理サーバ及びそのプログラム

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