JP2000347938A - キャッシュメモリ制御装置およびキャッシュメモリ制御方法 - Google Patents

キャッシュメモリ制御装置およびキャッシュメモリ制御方法

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JP2000347938A
JP2000347938A JP11157154A JP15715499A JP2000347938A JP 2000347938 A JP2000347938 A JP 2000347938A JP 11157154 A JP11157154 A JP 11157154A JP 15715499 A JP15715499 A JP 15715499A JP 2000347938 A JP2000347938 A JP 2000347938A
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cache
file
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cache memory
cache mode
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Makoto Morikawa
誠 森川
Masahiko Hayashi
正彦 林
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NEC Solution Innovators Ltd
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部記憶装置を使用する装置に対してキャッ
シュモードを指定しても、適切なキャッシュモードでは
ないファイルI/Oを有するファイルを扱うときには十
分にキャッシュの効果が出ない。 【解決手段】 複数のキャッシュモードを設定し、ファ
イルI/Oタイプに応じて最適なキャッシュモードが設
定された記憶領域を確保することにより使用するファイ
ルに対応したキャッシュモードを設定する。この結果、
ファイル使用時に当該使用するファイルに対応したキャ
ッシュモードにてキャッシュメモリおよび磁気ディスク
へのアクセスが可能となる。従って、外部記憶装置に搭
載するキャッシュメモリの効果を十分に発揮することが
可能なキャッシュメモリ制御装置およびキャッシュメモ
リ制御方法を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュメモリ
制御装置およびキャッシュメモリ制御方法に関し、特
に、磁気ディスク装置に備えるディスクキャッシュを制
御するのに好適なキャッシュメモリ制御装置およびキャ
ッシュメモリ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク等の外部記憶装置に対する
アクセス時間を低減するための一つの手法として、半導
体メモリ等からなるキャッシュメモリを使用することが
考えられる。このキャッシュメモリを使用する際には、
一回のアクセスに必要とされるデータ量やキャッシュメ
モリの記憶領域上に磁気ディスクのアドレスを対応させ
るマッピングなど様々な条件があり、これらの条件をキ
ャッシュモードとしている。そして、従来のキャッシュ
メモリ制御装置においては、外部記憶装置を使用する装
置1台について一つのキャッシュモードを設定したり、
ファイル使用時のファイルI/O発行時にキャッシュモ
ードを指定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキャッ
シュメモリ制御装置には、次のような問題点があった。
すなわち、個々のファイルには通常種々のファイルI/
Oがあるので、外部記憶装置を使用する装置に対してキ
ャッシュモードを指定しても、適切なキャッシュモード
ではないファイルI/Oを有するファイルを扱うときに
は十分にキャッシュの効果が出ない。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、外部記憶装置に搭載するキャッシュメモリの効
果を十分に発揮することが可能なキャッシュメモリ制御
装置およびキャッシュメモリ制御方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、キャッシュメモリを備え
た外部記憶装置にファイルを入出力する際に、インタフ
ェースに設定されているキャッシュモードに基づいて入
出力先を適宜選択するキャッシュメモリ制御装置であっ
て、上記インタフェースを制御して複数のキャッシュモ
ードを設定し、ファイルI/Oタイプに応じて最適なキ
ャッシュモードが設定された記憶領域を確保することに
より使用するファイルに対応したキャッシュモードを設
定するキャッシュモード設定・制御手段を具備する構成
としてある。
【0006】すなわち、本発明において、外部記憶装置
を使用する中央処理装置等とキャッシュメモリを備えた
外部記憶装置とは、インタフェースを介してファイルの
入出力を行うようになっている。そして、ファイルを入
出力する際にインタフェースに設定されているキャッシ
ュモードに基づいて入出力先を適宜選択するが、入出力
に使用するファイルに対応したキャッシュモードを設定
するようにしている。
【0007】このため、キャッシュモード設定・制御手
段は上記インタフェースを制御して複数のキャッシュモ
ードを設定し、ファイルI/Oタイプに応じて最適なキ
ャッシュモードが設定された記憶領域を確保することに
より使用するファイルに対応したキャッシュモードを設
定する。この結果、外部記憶装置に搭載するキャッシュ
メモリの効果が十分に発揮される。
【0008】ここで、キャッシュモードは種々のファイ
ルの入出力時にキャッシュの効果が十分に発揮できるよ
うな設定であればよく、上述の従来例のように一回のア
クセスに必要とされるデータ量やキャッシュメモリの記
憶領域上に磁気ディスクのアドレスを対応させるマッピ
ングなどを含む。さらに、ライトI/OやリードI/O
などといったファイルアクセスモードやキャッシュヒッ
トの有無などの条件に応じて、書き込みや読み込みを行
う対象がキャッシュメモリであるか外部記憶装置である
かを示す条件を含む。
【0009】本キャッシュメモリ制御装置は上述のよう
に使用するファイルに対応したキャッシュモードを設定
することができればよく、様々な構成が考えられるが、
一般的には上述のように外部記憶装置を使用する装置が
中央処理装置を備えたコンピュータ等であることから、
このコンピュータ装置にてキャッシュメモリ制御装置を
構成すると好適である。そこで、この構成のために好適
な一例として、請求項2にかかる発明は、請求項1に記
載のキャッシュメモリ制御装置において、本キャッシュ
メモリ制御装置による制御は、コンピュータ装置とこの
コンピュータ装置を駆動するOSの行う処理によってな
される構成としてある。
【0010】すなわち、磁気ディスク等の外部記憶装置
は、主にコンピュータ装置において使用されるものであ
り、コンピュータ装置に制御・駆動される。また、コン
ピュータ装置はいわゆるOSにて駆動され、このOSが
処理を行うことによって様々なアプリケーションプログ
ラムで使用するファイルの入出力を外部記憶装置に対し
て行うようになっている。従って、ファイル入出力管理
はOSで行うのが好適であり、本発明におけるファイル
I/Oの判別やキャッシュモードの設定等をOSの処理
のもとに行うようにするのが好適である。
【0011】さらに、上記キャッシュモード設定・制御
手段においてするキャッシュモードの設定によっては、
インタフェースにおいて入出力先を適宜選択できるよう
に複数のキャッシュモードを設定できればよい。そこ
で、かかる構成の一例として、請求項3にかかる発明
は、請求項1または請求項2のいずれかに記載のキャッ
シュメモリ制御装置であって、上記キャッシュメモリ設
定手段は、上記インタフェースに対して入出力するファ
イルのアドレスを指定して複数のキャッシュモードを設
定するキャッシュモード設定部を具備する構成としてあ
る。
【0012】すなわち、上記キャッシュメモリ設定手段
はキャッシュモード設定部を具備し、このキャッシュモ
ード設定部においてはインタフェースに対して入出力す
るファイルのアドレスを指定して複数のキャッシュモー
ドを設定する。従って、この設定によってファイルが実
際に使用されたときに個々のファイルに対応して設定さ
れたキャッシュモードを選択することが可能となる。
【0013】さらに、上記キャッシュモード設定・制御
手段においてする記憶領域の確保によっては、ファイル
を使用する場合に当該ファイルを記憶できるようにファ
イルの記憶領域を確保できればよい。そこで、かかる構
成の一例として、請求項4にかかる発明は、請求項1〜
請求項3のいずれかに記載のキャッシュメモリ制御装置
であって、上記キャッシュメモリ設定手段は、ファイル
I/Oタイプに応じて設定されている最適なキャッシュ
モードにてファイルの記憶領域を確保するファイル領域
確保部を具備する構成としてある。
【0014】すなわち、上記キャッシュメモリ設定手段
はファイル領域確保部を具備し、このファイル領域確保
部においてはファイルI/Oタイプに応じて設定されて
いる最適なキャッシュモードにてファイルの記憶領域を
確保する。従って、ファイルが実際に使用されたときに
確保された領域にファイルを保持すると、最適なファイ
ルモードが選択されていることになる。
【0015】さらに、上記キャッシュモード設定・制御
手段においては、実際のファイルを使用する際に、設定
されている最適なキャッシュモードにてファイルの入出
力が行われればよい。そこで、かかる構成の一例とし
て、請求項5にかかる発明は、請求項1〜請求項4に記
載のキャッシュメモリ制御装置であって、上記キャッシ
ュメモリ設定手段は、ファイル使用時にファイルI/O
タイプを判別し、当該使用ファイルに最適なキャッシュ
モードが設定されていないときに上記キャッシュモード
設定部に最適なキャッシュモードを設定させるファイル
アロケーション部を具備する構成としてある。
【0016】すなわち、上記キャッシュメモリ設定手段
はファイルアロケーション部を具備し、このファイルア
ロケーション部においてはファイル使用時にファイルI
/Oタイプを判別し、当該使用ファイルに最適なキャッ
シュモードが設定されていないときに、上記キャッシュ
モード設定部に最適なキャッシュモードを設定させる。
つまり、ファイルI/Oの判別により当該使用ファイル
に最適なキャッシュモードが設定されているとされたと
きには、すでに設定されている最適なキャッシュモード
でファイルの入出力を行えばよく、使用ファイルに最適
なキャッシュモードが設定されていないときにのみ最適
なキャッシュモードを設定するようにする。従って、あ
らゆる使用ファイルのファイルI/Oに対応してキャッ
シュモードが設定されることとなり、キャッシュメモリ
を搭載する効果が十分に発揮される。
【0017】このように、使用するファイルのファイル
I/Oに対応してキャッシュモードを設定する手法は方
法の発明として捉えることも可能である。このため、請
求項6にかかる発明は、キャッシュメモリを備えた外部
記憶装置にファイルを入出力する際にインタフェースに
設定されているキャッシュモードに基づいて入出力先を
適宜選択するキャッシュメモリ制御方法であって、上記
インタフェースを制御して複数のキャッシュモードを設
定するとともにファイルI/Oタイプに応じて最適なキ
ャッシュモードが設定された記憶領域を確保してファイ
ルの入出力を行うとともに、ファイル使用の際に当該フ
ァイルに最適なキャッシュモードが設定されていないと
きには対応したキャッシュモードを設定してファイルの
入出力を行う構成としてある。すなわち、必ずしも実体
のある装置に限らず、その方法としても有効であること
に相違はない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明にかかるキャッシ
ュメモリ制御装置を使用したキャッシュメモリ制御装置
の概略をブロック図によって示している。本実施形態に
おいて、キャッシュメモリ制御装置は、図示しないパー
ソナルコンピュータの一部および磁気ディスク106と
して実現される。パーソナルコンピュータの内部にはC
PU107を備えるとともに図示しないRAM,ROM
等を備えており、これらの機器は互いにバスを介して接
続されている。もちろん図示しないディスプレイ,キー
ボードおよびマウスもこのバスを介して接続されてお
り、利用者はこれらのインタフェースを介してパーソナ
ルコンピュータを操作するようになっている。
【0019】ROMは読み出し専用の不揮発性メモリで
あり、パーソナルコンピュータを稼働するためのプログ
ラムが記録されている。RAMは書き換え可能なメモリ
であって、CPUが所定のプログラムを実行する際のワ
ークエリアとなる。さらに、磁気ディスク106には種
々のプログラムが保持されており、パーソナルコンピュ
ータを駆動するためのOSも保持されている。すなわ
ち、パーソナルコンピュータ駆動中にはOSのプログラ
ムがRAMに書き込まれて種々の応用プログラムを起動
したり、磁気ディスク106に対するアクセスを制御し
たりするようになっている。
【0020】磁気ディスク106はインタフェース10
4とキャッシュメモリ105とを有しており、インタフ
ェース104を介してCPU107と接続されている。
そして、磁気ディスク106には、OSの制御に基づい
てCPU107が種々の信号を送出するなどしてアクセ
スし、ファイルの読み書き等を行うようになっている。
ここで、インタフェース104はOSの制御によって、
使用するファイルに応じてキャッシュメモリ105,磁
気ディスク106のいずれか、もしくは両方にアクセス
する。
【0021】すなわち、本実施形態におけるキャッシュ
メモリ制御装置はOSの制御による部分としてキャッシ
ュモード設定部101,ファイル領域確保部102,フ
ァイルアロケーション部103を備えている。キャッシ
ュモード設定部101は、インタフェース104に対し
てディスクキャッシュのモード設定、キャッシュを設定
するアドレスの設定を行い、また、設定されているキャ
ッシュモード、アドレスの確認を行うようになってい
る。さらに、ファイル領域確保部102は新規ファイル
領域の確保、確保した領域に対する最適なキャッシュモ
ードの設定を行う。ファイルアロケーション部103は
応用プログラムが使用するファイルのアクセスモードの
確認、アクセスモードに対して最適なキャッシュモード
の設定を行うようになっている。
【0022】ここで、キャッシュモード設定部101が
設定するキャッシュモードは様々な態様が考えれられる
が、本実施形態では、図2に示すように(1)STDモ
ード,(2)TMPモード,(3)SEQモードの3つ
のモードがある。(1)STDモードでは、ライトI/
Oに関して、キャッシュにヒットした場合にはキャッシ
ュとディスクの両方にデータが書かれ、ミスヒット時に
はディスクにのみ書かれる。リードI/Oに関しては、
キャッシュヒット時にはキャッシュよりデータが転送さ
れ、ミスヒット時にはディスクからデータの転送と、キ
ャッシュへのローディングが行われる。
【0023】さらに、(2)TMPモードでは、ライト
I/Oに関してはキャッシュのヒット,ミスヒットに拘
わらずキャッシュとディスクの両方に書き込まれる。リ
ードI/Oに関しては、キャッシュヒット時にはキャッ
シュよりデータが転送され、ミスヒット時にはディスク
からデータの転送とキャッシュへのローディングが行わ
れる。(3)SEQモードでは、ライトI/Oに関して
は、キャッシュヒット時にはヒットしたキャッシュをフ
ラッシュ(廃棄)し、ディスクにのみ書き込む。ミスヒ
ット時にもディスクにのみ書き込む。リードI/Oに関
しては、キャッシュヒット時にはキャッシュからデータ
が転送される。ミスヒット時は、I/O要求サイズを超
えて先読みを行いキャッシュにロードを行うようになっ
ている。
【0024】次に、このような構成におけるキャッシュ
モード設定部101とファイル領域確保部102とファ
イルアロケーション部103との制御フローを説明す
る。図3は、キャッシュモード設定部101でのキャッ
シュモード設定処理を説明したフローチャートである。
同図において、処理要求元よりキャッシュモード,キャ
ッシュ設定領域アドレスを入手する(ステップS20
0)。次に入手したデータに従い、インタフェース10
4に対してキャッシュ設定コマンドを発行する(ステッ
プS210)。これによりディスクアドレスを指定しつ
つ上述のキャッシュモードのが設定される。
【0025】図4は、キャッシュモード設定部101で
のキャッシュ設定情報チェック処理を説明したフローチ
ャートである。まず、処理要求元よりキャッシュモー
ド,ファイル領域サイズを入手(ステップS300)
し、次にインタフェース104によりキャッシュモード
設定領域を確認(ステップS310)し、ディスクの空
き領域でキャッシュモードが要求を満たすものがあるか
をチェックする(ステップS320)。条件を満たす領
域があった場合には、要求元に領域アドレスをリターン
(ステップS330)し、条件を満たす領域がない場合
には、要求元にエラーステータスをリターンする(ステ
ップS340)。
【0026】図5は、ファイル領域確保部102での処
理の流れを説明したフローチャートである。まず、要求
元から確保するファイルのアクセスモードとファイルサ
イズを入手する(ステップS400)。次に入手したフ
ァイルのアクセスモードに従ってディスクキャッシュの
モードを決定し、キャッシュモード設定部101を起動
(ステップS410)して図4に示した処理を行わせて
要求ファイルを満たす領域があるかをチェックする(ス
テップS420)。
【0027】このステップS420でステータス正常と
判別したときには通知された領域をファイルとして確保
する(ステップS430)。エラーリターン時には、任
意のディスクの空き領域を確認・確保し(ステップS4
40)、次にキャッシュモード設定部101を起動し
(ステップS450)、確保した領域に対するキャッシ
ュモードを再設定する。
【0028】図6は、ファイルアロケーション部103
での処理の流れを説明したフローチャートである。ま
ず、ファイル名とアクセスモードを入手し(ステップS
500)、アクセスモードがファイル作成時と同じかチ
ェックする(ステップS510)。アクセスモードが同
じ場合にはそのまま処理を終了するが、異なった場合に
は、キャッシュモード設定部101を起動し(ステップ
S520)、アロケーションするファイル領域のキャッ
シュモードを再設定する。従って、常に使用ファイルの
アクセスモードに応じたキャッシュモードが設定されつ
つファイルアクセスが行われることになる。
【0029】このように、本発明においては、複数のキ
ャッシュモードを設定し、ファイルI/Oタイプに応じ
て最適なキャッシュモードが設定された記憶領域を確保
することにより使用するファイルに対応したキャッシュ
モードを設定する。この結果、ファイル使用時に当該使
用するファイルに対応したキャッシュモードにてキャッ
シュメモリおよび磁気ディスクへのアクセスが可能とな
る。従って、外部記憶装置に搭載するキャッシュメモリ
の効果を十分に発揮することが可能なキャッシュメモリ
制御装置およびキャッシュメモリ制御方法を提供するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
自動的にキャッシュモードを設定してキャッシュモード
をアクセスするファイルに対して最適なものを設定する
ことにより、キャッシュメモリの効果を有効にすること
ができる。また、請求項2における発明によれば、簡易
な構成によりキャッシュメモリ制御装置を提供すること
ができる。さらに、請求項3における発明によれば、複
数のモードを設定してファイル使用時に適宜最適なもの
を選択可能にすることができる。
【0031】さらに、請求項4における発明によれば、
容易にファイルI/Oタイプに応じることができる。さ
らに、請求項5における発明によれば、ファイル使用時
に容易に最適なキャッシュモードを選択することができ
る。さらに、請求項6における発明によれば、自動的に
キャッシュモードを設定してキャッシュモードをアクセ
スするファイルに対して最適なものを設定することによ
り、キャッシュメモリの効果が有効にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるキャッシュメモリ制御装置を使
用したキャッシュメモリ制御装置の概略を示すブロック
図である。
【図2】各モードにおけるファイルI/Oに対する動作
を示す図である。
【図3】キャッシュモード設定部でのキャッシュモード
設定処理を説明したフローチャートである。
【図4】キャッシュモード設定部でのキャッシュ設定情
報チェック処理を説明したフローチャートである。
【図5】ファイル領域確保部での処理の流れを説明した
フローチャートである。
【図6】ファイルアロケーション部での処理の流れを説
明したフローチャートである。
【符号の説明】
101 キャッシュモード設定部 102 ファイル領域確保部 103 ファイルアロケーション部 104 インタフェース 105 キャッシュメモリ 106 磁気ディスク 107 CPU
フロントページの続き (72)発明者 林 正彦 東京都江東区新木場1丁目18番6号 日本 電気ソフトウェア株式会社内 Fターム(参考) 5B005 KK12 MM11 NN12 NN22 5B065 BA01 CC03 CE11 CH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリを備えた外部記憶装置
    にファイルを入出力する際に、インタフェースに設定さ
    れているキャッシュモードに基づいて入出力先を適宜選
    択するキャッシュメモリ制御装置であって、 上記インタフェースを制御して複数のキャッシュモード
    を設定し、ファイルI/Oタイプに応じて最適なキャッ
    シュモードが設定された記憶領域を確保することにより
    使用するファイルに対応したキャッシュモードを設定す
    るキャッシュモード設定・制御手段を具備することを特
    徴とするキャッシュメモリ制御装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のキャッシュメモリ
    制御装置において、本キャッシュメモリ制御装置による
    制御は、コンピュータ装置とこのコンピュータ装置を駆
    動するOSの行う処理によってなされることを特徴とす
    るキャッシュメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載のキャッシュメモリ制御装置において、 上記キャッシュメモリ設定手段は、上記インタフェース
    に対して入出力するファイルのアドレスを指定して複数
    のキャッシュモードを設定するキャッシュモード設定部
    を具備することを特徴とするキャッシュメモリ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のキャッシュメモリ制御装置において、 上記キャッシュメモリ設定手段は、ファイルI/Oタイ
    プに応じて設定されている最適なキャッシュモードにて
    ファイルの記憶領域を確保するファイル領域確保部を具
    備することを特徴とするキャッシュメモリ制御装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4に記載のキャッ
    シュメモリ制御装置において、 上記キャッシュメモリ設定手段は、ファイル使用時にフ
    ァイルI/Oタイプを判別し、当該使用ファイルに最適
    なキャッシュモードが設定されていないときに上記キャ
    ッシュモード設定部に最適なキャッシュモードを設定さ
    せるファイルアロケーション部を具備することを特徴と
    するキャッシュメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】 キャッシュメモリを備えた外部記憶装置
    にファイルを入出力する際に、インタフェースに設定さ
    れているキャッシュモードに基づいて入出力先を適宜選
    択するキャッシュメモリ制御方法であって、 上記インタフェースを制御して複数のキャッシュモード
    を設定するとともにファイルI/Oタイプに応じて最適
    なキャッシュモードが設定された記憶領域を確保してフ
    ァイルの入出力を行うとともに、ファイル使用の際に当
    該ファイルに最適なキャッシュモードが設定されていな
    いときには対応したキャッシュモードを設定してファイ
    ルの入出力を行うことを特徴とするキャッシュメモリ制
    御方法。
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