JP2010286923A - キャッシュ制御装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アクセス元とストレージ装置とを有する計算機システムにキャッシュ制御装置が備えられる。その装置が、アクセス元からのI/Oコマンドに従うI/Oの状況を表す情報であるI/O状況情報を基に、アクセス元からのI/Oの性能が低下するか否かを判断する。その判断の結果が肯定的の場合、キャッシュ制御装置は、キャッシュ領域に関するキャッシュ使用状況を表す情報であるキャッシュ使用状況情報から特定されるキャッシュ使用状況をI/O性能が向上するようなキャッシュ使用状況に変更する。
【選択図】図11
Description
(X)I/O状況情報を基に、アクセス元からのI/Oの性能が低下するか否かを判断する;
(Y)上記(X)の判断の結果が肯定的の場合に、キャッシュ使用状況情報から特定されるキャッシュ使用状況をI/O性能が向上するようなキャッシュ使用状況に変更するキャッシュ制御を行う、
を行う。
(原因1)キャッシュ領域の使用状況が、I/O特性にあっていない;
(原因2)キャッシュ領域の使用状況が、I/O特性にあっているが、割り当てられたキャッシュ領域の総容量が不足している、
が考えられる。
(a)キャッシュ領域に存在するリードデータのより多くを常駐化する;
(b)キャッシュ領域についてのキャッシュモードを、キャッシュ領域に常駐化されるデータがより多くなる別のキャッシュモードに変更する、
を行う方法が考えられる。
(c)未割当てのキャッシュ領域である第一の余剰キャッシュ領域を追加的に割り当てる;
(d)他のキャッシュ領域の少なくとも一部を解除し、解除された部分である第二の余剰キャッシュ領域を追加的に割り当てる、
を行う方法が考えられる。
Processing Unit)及び記憶資源を有する。記憶資源が、例えば、アプリケーションプログラム(以下、AP)155とパス管理プログラム151とを記憶し、CPUが、それらのプログラム155及び151を実行する。
Unit Number)が割り当てられている。磁気ディスク176は、典型的にはハードディスクドライブであるが、それに代えて、フラッシュメモリなど他種の不揮発性の記憶デバイスが採用されても良い。
(A−1)各ホストから、LAN102を通じて、各APのI/O性能を表す情報を取得する;
(A−2)取得した情報に基づいて算出される要求I/O性能を表す情報を、図2Aに示すAP情報管理テーブル201に格納する、
を行う。
(a1)AP/ボリュームセットに属するAPの名前;
(a2)そのAP/ボリュームセットについて要求I/O性能が測定された時刻;
(a3)そのAP/ボリュームセットに属する論理ボリュームに割り当てられているLUN;及び
(a4)そのAP/ボリュームセットについての要求I/O性能、
を有する。つまり、テーブル201は、各AP/ボリュームセットについての要求I/O性能の履歴(統計データ)である。各AP/ボリュームセットについて、要求I/O性能は、例えば図2Bに示すように、時刻によって異なる。各時刻での要求I/O性能が算出されテーブル201に格納される。このため、テーブル201を参照すれば、各AP/ボリュームセットについての要求I/O性能の変化がわかる。
(B−1)AP/ボリュームセット毎の実測I/O性能を表す情報を取得する;
(B−2)取得した情報を、図3Aに示すI/O監視テーブル301に格納する、
を行う。I/O監視プログラム172が、AP/ボリュームセット毎に、I/O性能を計測し管理している。
(b1)AP/ボリュームセットに論理ボリュームに割り当てられているLUN;
(b2)そのAP/ボリュームセットに属するAPの名前;
(b3) そのAP/ボリュームセットについての実測I/O性能が計測された時刻;
(b4)そのAP/ボリュームセットについての実測I/O性能;
(b5)そのAP/ボリュームセットについてのI/O増加率、
を有する。つまり、テーブル301は、各AP/ボリュームセットについての実測I/O性能及びI/O増加率の履歴(統計データ)である。実測I/O性能は、例えば定期的に取得される。各AP/ボリュームセットについて、実測I/O性能は、例えば図3Bに示すように、時刻によって異なる(つまり、I/O状況は変化する)。I/O増加率は、各ホスト及び/又は各ストレージによって算出されても良いし、I/O監視プログラム172によって算出されても良い。具体的には、例えば、I/O増加率は、I/O監視プログラム172が{(今回の実測I/O性能)÷(直前の時刻の実測I/O性能)×100}を計算することによって算出される。
(C−1)キャッシュ機能を有する各装置(ここでは各ストレージ)から、LAN102を通じて、各キャッシュ領域のキャッシュ使用状況を表す情報を含んだ管理情報を取得する;
(C−2)取得した管理情報から特定される所定種類の情報要素を、図4に示すキャッシュ管理テーブル401に格納する、
を行う。
(c1)キャッシュ領域のID;
(c2)そのキャッシュ領域についてのリードヒット率;
(c3)そのキャッシュ領域についてのライトヒット率;
(c4)そのキャッシュ領域についてのライト割合;
(c5)そのキャッシュ領域についての常駐トラックリード割合;
(c6)そのキャッシュ領域の容量;及び、
(c7)そのキャッシュ領域について採用されているキャッシュモード、
を有する。このように、テーブル401では、計算機システムに存在する各キャッシュ領域に関するキャッシュ使用状況が管理される。上記(c1)〜(c7)の情報要素が、各ストレージから取得される管理情報に含まれている。テーブル401で管理されている各キャッシュ領域は、いずれかのAP/ボリュームセットに割り当てられている。どのキャッシュ領域がどの論理ボリュームに割り当てられているかは、キャッシュ管理プログラム173によって別途管理されている。また、計算機システムに存在するキャッシュメモリのうちキャッシュ領域として割り当てられていないアドレス範囲がどれであるか(以下、そのアドレス範囲に対応する領域を「プールキャッシュ領域」と言う)も、キャッシュ管理プログラム173によって別途管理されている。
(d1)マイグレーションの開始の予定時刻;
(d2)マイグレーション対象の論理ボリュームを有するストレージのID;
(d3)マイグレーション対象の論理ボリュームのLUN;
(d4)マイグレーション対象の論理ボリュームの基になっているRAIDグループ(マイグレーション元RG)のID;
(d5)マイグレーション先のRAIDグループ(マイグレーション先RG)のID、
を有する。マイグレーション先RGは、マイグレーション元RGを有するストレージとは別のストレージに存在する。以下、マイグレーション先RGを有するストレージを「マイグレーション先ストレージ」と言い、マイグレーション対象の論理ボリュームを有するストレージを「マイグレーション元ストレージ」と言う。
(m1)マイグレーション先RGに基づく論理ボリュームに、マイグレーション対象の論理ボリューム内のデータがコピーされる;
(m2)マイグレーション対象の論理ボリュームに割り当てられていたLUNが、マイグレーション先の論理ボリュームに割り当てられる、
が行われる。これにより、マイグレーション対象の論理ボリュームに割り当てられていたLUNを指定したI/Oコマンドは、マイグレーション先ストレージに送信される。また、そのI/Oコマンドに従うデータの入出力は、マイグレーション先ストレージ内のキャッシュ領域に対して行われることになる。
(K1)対象ボリュームのLUN;
(K2)余剰キャッシュ領域のアドレス範囲;及び
(K3)そのアドレス範囲に対応付けるLBA範囲(対象ボリュームのLBA範囲)、
を含む。その指示を受けた装置は、その指示に含まれている(K1)〜(K3)の情報要素を保持する。これにより、余剰キャッシュ領域の割り当てが完了する。その後、例えば、対象ボリュームのLUN及びLBAを含んだI/Oコマンドを中継装置が受けた場合、その中継装置は、I/Oコマンドに含まれているLUN及びLBAに対応したアドレス範囲が、その中継装置が有するキャッシュメモリ内のアドレス範囲であれば、そのアドレス範囲に対応した領域に対して、そのI/Oコマンドに従うデータの入出力を行う。このため、例えば、その領域にリード対象データが保持されていれば、中継装置が、I/Oコマンドに応答して、保持されているリード対象データを対象APに提供する。
(A)リードヒット率が高く(又は、リードヒット率が高くないがライト割合が低く)、且つ、常駐トラックリード割合が高い場合;
(B)リードヒット率が高く(又は、リードヒット率が高くないがライト割合が低く)、常駐トラックリード割合が高くなく、且つ、リードが多く常駐化されていないデータがない場合;
(C)リードヒット率が高くなく、ライト割合が低くなく、且つ、キャッシュモードがBモードである場合、
のいずれかの場合、S605を経て、第一の余剰キャッシュ領域(対象APと対象ボリュームとのパス上における上位のキャッシュ領域)が、対象ボリュームに追加的に割り当てられる。なお、割り当てられる第一の余剰キャッシュ領域の容量は、例えば、対象セットについての要求I/O性能、実測I/O性能及びI/O増加率を基に決定されて良い。これにより、第一の余剰キャッシュ領域の容量が無駄に多くならないようにすることが期待できる。また、追加的に割り当てられた第一の余剰キャッシュ領域についてのキャッシュモードとしては、上記(A)及び(B)の場合ではPモードが採用され、上記(C)の場合ではBモードが採用されて良い。
Claims (20)
- アクセス元とストレージ装置とを有する計算機システムに備えられるキャッシュ制御装置であって、
前記アクセス元は、I/O(Input/Output)コマンドを発行し、
前記ストレージ装置は、複数の記憶デバイスと、キャッシュメモリを有するコントローラとを有し、
前記キャッシュメモリは、割り当てられたキャッシュ領域を含み、
前記コントローラが、前記アクセス元からのI/Oコマンドに従ってデータの入出力を行い、その際に、前記キャッシュ領域を利用し、
前記キャッシュ制御装置は、
記憶資源と、
前記記憶資源に接続されたプロセッサと
を有し、
前記記憶資源が、
前記キャッシュ領域に関するキャッシュ使用状況を表す情報であるキャッシュ使用状況情報と、
前記アクセス元からのI/Oコマンドに従うI/Oの状況を表す情報であるI/O状況情報と
を記憶し、
前記プロセッサが、
(X)前記I/O状況情報を基に、前記アクセス元からのI/Oの性能が低下するか否かを判断し;
(Y)前記(X)の判断の結果が肯定的の場合に、前記キャッシュ使用状況情報から特定されるキャッシュ使用状況をI/O性能が向上するようなキャッシュ使用状況に変更するキャッシュ制御を行う、
キャッシュ制御装置。 - 前記アクセス元は、論理ボリュームを指定したI/Oコマンドを発行するアプリケーションであり、
複数のアプリケーションが一以上のホスト装置で実行され、
一以上のホスト装置と前記ストレージ装置との間に、キャッシュメモリを有する中継装置があり、
前記複数の記憶デバイスは、複数の論理ボリュームであり、
前記記憶資源は、アプリケーション管理情報を記憶し、
前記I/O状況情報は、アプリケーション/ボリュームセット毎に、実際のI/O性能とI/O増加率とを表し、
前記キャッシュ使用状況情報は、キャッシュ領域毎に、I/O特性と、複数のキャッシュモードから選択されたキャッシュモードとを表し、
前記アプリケーション管理情報は、アプリケーション/ボリュームセット毎の要求I/O性能を表し、
前記アプリケーション/ボリュームセットは、アプリケーションとそのアプリケーションから入出力される論理ボリュームとのセットであり、
前記要求I/O性能は、アプリケーションから要求されるI/O性能であり、アプリケーションからのI/Oの性能の履歴に基づく値であり、
前記プロセッサは、前記一以上のホスト装置及び/又は前記ストレージ装置から情報を取得し、その情報を基に、前記I/O状況情報、前記キャッシュ使用状況情報及び前記アプリケーション管理情報を更新し、
各キャッシュモードは、キャッシュ領域に常駐化させておくデータの種類及び/又は容量によって定義されたモードであり、
前記プロセッサは、第一のアプリケーションと第一の論理ボリュームとのアプリケーション/ボリュームセットである第一のセットについて、以下の処理(A)及び(B):
(A)前記(X)において、前記第一のセットに対応する要求I/O性能、実際のI/O性能及びI/O増加率を基に、前記第一のセットについて、将来の或る時点でI/O性能がその要求I/O性能より低下するか否かを判断し;
(B)前記(Y)において、前記(X)の判断の結果が肯定的な場合に、以下の処理(b1)〜(b6):
(b1)前記第一の論理ボリュームに割り当てられたキャッシュ領域である対象キャッシュ領域についてのキャッシュモードが、前記対象キャッシュ領域についてのI/O特性に適しているか否かを判断する;
(b2)前記(b1)の判断の結果が否定的な場合、前記キャッシュ制御として、前記対象キャッシュ領域についてのI/O特性に応じて、前記対象キャッシュ領域についてのキャッシュモードを別のキャッシュモードに変更するか、或いは、前記対象キャッシュ領域に記憶されているデータのうち頻繁にリードされるデータを前記対象キャッシュ領域に常駐化させる;
(b3)前記(b1)の判断の結果が肯定的な場合、第一のパスに関わる第一の余剰キャッシュ領域があるか否かを判断する;
(b4)前記(b3)の判断の結果が肯定的な場合、前記キャッシュ制御として、前記第一の余剰キャッシュ領域を追加的に前記第一の論理ボリュームに割り当てる;
(b5)前記(b3)の判断の結果が否定的な場合、別のアプリケーション/ボリュームセットである第二のセットについての実際のI/O性能、I/O増加率及び要求I/O性能を基に、前記第二のセットに属する第二の論理ボリュームに割り当てられているキャッシュ領域の少なくとも一部を解除可能か否か判断する;
(b6)前記(b5)の判断の結果が肯定的な場合、前記キャッシュ制御として、前記第二の論理ボリュームに割り当てられているキャッシュ領域の少なくとも一部である第二の余剰キャッシュ領域を解除し、且つ、解除した前記第二の余剰キャッシュ領域の少なくとも一部を、前記第一の論理ボリュームに追加的に割り当てる、
を行い、
前記第一のパスは、前記第一のアプリケーションと前記第一の論理ボリュームとの間のパスであり、
前記第一の余剰キャッシュ領域は、前記第一のパスが経由する中継装置内のキャッシュメモリにおける記憶領域であって、いずれの論理ボリュームにも割り当てられていないキャッシュ領域であり、
前記第二の余剰キャッシュ領域の容量は、前記第二のセットについて実際のI/O性能、I/O増加率及び要求I/O性能を基に決定された容量である、
請求項1記載のキャッシュ制御装置。 - 前記計算機システムが、別のストレージ装置を有し、
前記ストレージ装置が有する論理ボリュームを前記別のストレージ装置にマイグレーションすることが可能であり、
前記プロセッサが、以下の(P)及び(Q)の条件に適合する場合に、前記第一の論理ボリュームを前記ストレージ装置から前記別のストレージ装置にマイグレーションさせる:
(P)前記(B)の処理が行われても、前記第一のセットについてのI/O性能が将来の或る時点でその要求I/O性能より低下すると判断される;
(Q)前記第一の論理ボリュームが前記ストレージ装置から前記別のストレージ装置にマイグレーションされても前記別のストレージ装置にとって過負荷とならないと推測される、
請求項2記載のキャッシュ制御装置。 - 前記(A)及び(B)の処理が、各アプリケーション/ボリュームセットについて行われ、その際、I/O増加率の最も高いアプリケーション/ボリュームセットから先に行われる、
請求項2又は3記載のキャッシュ制御装置。 - 前記プロセッサは、前記キャッシュ制御として、未割当てのキャッシュ領域である第一の余剰キャッシュ領域を追加的に割り当てる、
請求項1記載のキャッシュ制御装置。 - 前記アクセス元と前記ストレージ装置との間に、キャッシュメモリを有する中継装置があり、
前記第一の余剰キャッシュ領域は、前記中継装置内のキャッシュメモリが有するキャッシュ領域である、
請求項5記載のキャッシュ制御装置。 - 前記プロセッサは、下記(f1)又は(f2)の場合に、前記第一の余剰キャッシュ領域を追加的に割り当て:
(f1)常駐トラックリード割合が或る値より高い;
(f2)常駐トラックリード割合が或る値以下であるが、前記キャッシュ領域についてライトよりもリードが多く、常駐設定されていないデータがない、
前記常駐トラックリード割合とは、前記キャッシュ領域についての入出力のうち常駐化されているデータがリードされる割合である、
請求項2乃至6のうちのいずれかに記載のキャッシュ制御装置。 - 前記(f1)は、以下の(f11)又は(f12)であり:
(f11)リードヒット率が或る値より高く、且つ、常駐トラックリード割合が或る値より高い;
(f12)リードヒット率が或る値以下であるがライト割合が或る値以下であり、且つ、常駐トラックリード割合が或る値より高い、
前記リードヒット率とは、前記キャッシュ領域についてのリードのうちリード対象のデータが見つかった割合であり、
前記ライト割合とは、前記キャッシュ領域についての入出力のうちライトが行われた割合である、
請求項7記載のキャッシュ制御装置。 - 前記キャッシュ領域に対する入出力が、設定されたキャッシュモードに従って行われ、
前記プロセッサは、前記追加的に割り当てられた第一の余剰キャッシュ領域について、ライトデータをキャッシュ領域に常駐させないがリードデータをキャッシュ領域に常駐させるためのキャッシュモードを設定する、
請求項7又は8記載のキャッシュ制御装置。 - 前記キャッシュ領域に対する入出力が、設定されたキャッシュモードに従って行われ、
前記プロセッサは、以下の(g1)及び(g2)の場合に、前記第一の余剰キャッシュ領域を追加的に割り当て:
(g1)リードヒット率が或る値以下でありライト割合が或る値より高い;
(g2)前記キャッシュ領域について設定されているキャッシュモードが、ライトデータ及びリードデータの両方をキャッシュ領域に常駐させるためのキャッシュモードである、
前記リードヒット率とは、前記キャッシュ領域についてのリードのうちリード対象のデータが見つかった割合であり、
前記ライト割合とは、前記キャッシュ領域についての入出力のうちライトが行われた割合である、
請求項2乃至9のうちのいずれかに記載のキャッシュ制御装置。 - 前記プロセッサは、前記追加的に割り当てられた第一の余剰キャッシュ領域について、ライトデータ及びリードデータの両方をキャッシュ領域に常駐させるためのキャッシュモードを設定する、
請求項10記載のキャッシュ制御装置。 - 前記プロセッサは、前記キャッシュ制御として、他のキャッシュ領域の少なくとも一部を解除し、解除された部分である第二の余剰キャッシュ領域の少なくとも一部を、新たなキャッシュ領域として追加的に割り当てる、
請求項1記載のキャッシュ制御装置。 - 前記キャッシュ領域の利用の際に、ヒットしたか否かが判定され、
ヒットしたとは、ライト対象のデータを格納するための領域又はリード対象のデータが格納されている領域が前記キャッシュ領域から見つかることであり、
前記プロセッサは、前記他のキャッシュ領域のうち、ヒット率が或る値以下であるリードデータが記憶されている第一の部分よりも、ヒット率が或る値以下であるライトデータが記憶されている第二の部分を優先的に解除する、
請求項12記載のキャッシュ制御装置。 - 前記プロセッサは、前記他のキャッシュ領域のうち、前記第二の部分よりも、ヒット率が或る値以下である常駐データが記憶されている第三の部分を優先的に解除する、
請求項13記載のキャッシュ制御装置。 - 前記プロセッサは、アクセス元についての要求I/O性能及び実際のI/O性能を基に、解除する領域の記憶容量を決定する、
請求項12乃至14のうちのいずれかに記載のキャッシュ制御装置。 - 前記プロセッサは、前記キャッシュ制御として、前記キャッシュ領域に存在するリードデータのより多くを常駐化する、
請求項1記載のキャッシュ制御装置。 - 前記キャッシュ領域に対する入出力が、設定されたキャッシュモードに従って行われ、
前記プロセッサが、前記キャッシュ制御として、前記キャッシュ領域についてのキャッシュモードを、前記キャッシュ領域に常駐化されるデータがより多くなる別のキャッシュモードに変更する、
請求項1記載のキャッシュ制御装置。 - 前記複数の記憶デバイスは、複数の論理ボリュームであり、
前記計算機システムが、別のストレージ装置を有し、
前記プロセッサは、前記キャッシュ制御として、前記ストレージ装置から前記別のストレージ装置への論理ボリュームのマイグレーションを行う、
請求項1記載のキャッシュ制御装置。 - 前記プロセッサは、前記キャッシュ制御として、以下の(h1)乃至(h4)のいずれを行ってもI/Oの性能が低下する場合に、前記マイグレーションを行う:
(h1)未割当てのキャッシュ領域である余剰キャッシュ領域を追加的に割り当てる;
(h2)他のキャッシュ領域の少なくとも一部を解除し、解除された部分である余剰キャッシュ領域のうちの少なくとも一部を、追加的に割り当てる;
(h3)前記キャッシュ領域に存在するリードデータのより多くを常駐化する;
(h4)前記キャッシュ領域についてのキャッシュモードを、前記キャッシュ領域に常駐化されるデータがより多くなる別のキャッシュモードに変更する、
請求項18記載のキャッシュ制御装置。 - アクセス元とストレージ装置とを有する計算機システムで行うキャッシュ制御方法であって、
前記アクセス元は、I/O(Input/Output)コマンドを発行し、
前記ストレージ装置は、複数の記憶デバイスと、キャッシュメモリを有するコントローラとを有し、
前記キャッシュメモリは、割り当てられたキャッシュ領域を含み、
前記コントローラが、前記アクセス元からのI/Oコマンドに従ってデータの入出力を行い、その際に、前記キャッシュ領域を利用し、
前記キャッシュ制御方法は、
(X)前記アクセス元からのI/Oコマンドに従うI/Oの状況を表す情報であるI/O状況情報を基に、前記アクセス元からのI/Oの性能が低下するか否かを判断し、
(Y)前記(X)の判断の結果が肯定的の場合に、前記キャッシュ領域に関するキャッシュ使用状況を表す情報であるキャッシュ使用状況情報から特定されるキャッシュ使用状況をI/O性能が向上するようなキャッシュ使用状況に変更するキャッシュ制御を行う、
キャッシュ制御方法。
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