JP2000347499A - カラー画像形成装置及びそれに用いるプロセスユニット - Google Patents

カラー画像形成装置及びそれに用いるプロセスユニット

Info

Publication number
JP2000347499A
JP2000347499A JP11156010A JP15601099A JP2000347499A JP 2000347499 A JP2000347499 A JP 2000347499A JP 11156010 A JP11156010 A JP 11156010A JP 15601099 A JP15601099 A JP 15601099A JP 2000347499 A JP2000347499 A JP 2000347499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image forming
unit
color image
process unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11156010A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Komagine
弘志 駒木根
Kazumasa Hayashi
一雅 林
Keizo Takeuchi
敬三 武内
Shigemitsu Tani
繁満 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11156010A priority Critical patent/JP2000347499A/ja
Publication of JP2000347499A publication Critical patent/JP2000347499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温高湿環境下においても、また、多数枚印
字後においても、濃度むらやカブリの発生しない優れた
カラー画像形成装置及びこれに用いるプロセスユニット
を提供する。 【解決手段】 現像部30に、ブラックトナー7Bkを
一時的に供給ローラ14の近傍に保留しておくためのト
ナー保留室10を形成する。トナー保留室10を、トナ
ーホッパ7の外壁部7aとトナー保留壁15とにより形
成し、このトナー保留室10に、トナーホッパ7のトナ
ー収納室に通じる開口部10aを設ける。また、トナー
保留壁15に、開口部10aの一部を遮断するように、
トナー保持壁16を設ける。トナー保持壁16は、トナ
ー保留室10のブラックトナー7Bkのうち、供給ロー
ラ14と現像ローラ12との近接部近傍である供給部S
のブラックトナー7Bkを囲い込むように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機あるいはカラーファックス等に応用するこ
とのできるカラー電子写真装置であるカラー画像形成装
置及びそれに用いるプロセスユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真によってカラー画像を形成する
に際しては、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
各色のトナー像を転写材上において重ね合わせてカラー
画像を形成する方法が一般に用いられている。このよう
に各色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を出力する
カラー電子写真装置としては、現在までに各種の装置が
提案されている。例えば、特開平7−36246号公報
には、これまでにない新規な構成のカラー電子写真装置
が開示されている。以下、このカラー電子写真装を置に
ついて、図7を参照しながら説明する。図7は上記公報
に開示されたカラー電子写真装置の全体構成を示す側断
面図である。
【0003】図7に示すように、このカラー電子写真装
置のほぼ中央には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シ
アンの各色用の断面が扇形の像形成ユニットである4組
のプロセスユニット101Bk、101Y、101M、
101Cが配置されており、これらのプロセスユニット
101Bk、101Y、101M、101Cによってプ
ロセスユニット群が構成されている。複数のプロセスユ
ニット101Bk、101Y、101M、101Cは、
円環状に配置されている。各プロセスユニット101B
k、101Y、101M、101Cは、感光体と、それ
ぞれの色のトナーを収納した現像器と、クリーナとの3
つを主要な構成部材を備えている。
【0004】円環状に配置されたプロセスユニット10
1Bk、101Y、101M、101Cは支持体(図示
せず)に支持されており、円筒状の軸122の周りに矢
印X方向に回転移動可能となっている。各プロセスユニ
ット101Bk、101Y、101M、101Cは、順
次、感光体が中間転写ベルト132に対向した像形成位
置150に移動して位置決めされる。この像形成位置1
50は、信号光105が感光体を露光する露光位置でも
ある。
【0005】レーザ露光装置123は、プリンタ部に入
力された信号によって変調されたレーザビームである信
号光105を発生する。この信号光105は、図7に示
した状態において、イエロー用のプロセスユニット10
1Yとマゼンタ用のプロセスユニット101Mとの間に
形成された光路を通過し、軸122の一部に開口された
透明の窓を通って軸122の内部に固定されたミラー1
24に入射する。ミラー124によって反射された信号
光105は、像形成位置150にあるブラック用のプロ
セスユニット101Bkの感光体に照射される。これに
より、プロセスユニット101Bkの感光体に潜像が形
成される。
【0006】中間転写ベルト132は、厚さが100μ
mのエンドレスベルト状の半導電性のウレタンを基材と
したフィルムにより構成されている。この中間転写ベル
ト132は、転写ローラ133とステンレス製のローラ
134に架張されて、矢印Y方向に移動可能となってい
る。転写ローラ133の外面には低抵抗処理が施された
ウレタンフォームが形成されている。
【0007】転写ローラ133は、中間転写ベルト13
2を介して像形成位置150にあるブラック用のプロセ
スユニット101Bkの感光体に軽く圧接されている。
ローラ134の近傍には第2転写ローラ135が従動回
転可能に設けられており、この第2転写ローラ135は
中間転写ベルト132に軽く圧接されている。
【0008】中間転写ベルト132と第2転写ローラ1
35が圧接しているニップ部には、給紙部136から用
紙が送られてくるように用紙搬送路が形成されている。
【0009】中間転写ベルト132と第2転写ローラ1
35とのニップ部から送られてくる用紙の下流側には定
着器144が配置されており、この定着器144によっ
て転写後の用紙上のトナー像が定着される。
【0010】次に、上記従来のカラー電子写真装置にお
けるカラー像形成時の動作について説明する。
【0011】初期状態において、各プロセスユニット1
01Bk、101Y、101M、101Cは、図5に示
すような位置に配置されている。すなわち、ブラック用
のプロセスユニット101Bkは像形成位置150に配
置されており、プロセスユニット101Bkの感光体が
中間転写ベルト132の一部に対向した状態にある。こ
の状態において、レーザ露光装置123からブラック用
の信号光105がプロセスユニット101Bkに入射さ
れ、感光体上にブラックトナーによる像形成が行われ
る。
【0012】上記のように感光体上にブラックのトナー
像が形成されるとき、中間転写ベルト132上にもブラ
ックのトナー像が転写されていく。ブラックのトナー像
がすべて中間転写ベルト132に転写された直後に、プ
ロセスユニット群の全体が一体的に図5の矢印X方向に
90゜回転移動する。そして、シアン用のプロセスユニ
ット101Cが像形成位置150で停止し、プロセスユ
ニット101Cの感光体が位置決めされる。
【0013】上記のようにシアン用のプロセスユニット
101Cが像形成位置150に位置決めされた後、前述
のブラック用のプロセスユニット101Bkと同様に、
シアン用の信号光105がプロセスユニット101Cに
入射され、シアンのトナー像が感光体上に形成され、中
間転写ベルト132に転写される。このようにシアンの
トナー像が中間転写ベルト132に転写されるとき、前
に転写されたブラックのトナー像がシアンのトナー像と
対応する位置となるよう、中間転写ベルト132は1回
転して配置されるように制御されている。
【0014】以上と同様の転写動作が次のマゼンタ、イ
エローについても順次行われ、中間転写ベルト132上
に4色のトナー像が位置的に合致して重ね合わされて、
カラー像が形成される。最後のイエローのトナー像が中
間転写ベルト132上に転写された後、4色の重なった
カラー像は、そのカラー像の形成タイミングに合わせて
給紙部136から送られてくる用紙に、第2転写ローラ
135によって一括転写される。そして、用紙に転写さ
れたカラー像は定着器144によって定着される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
構成された従来のカラー電子写真装置であるカラー画像
形成装置には、以下のような問題があった。
【0016】まず、高温高湿環境下において、多数枚印
字した後にトナーの帯電が不安定となり、濃度むらやカ
ブリが発生し易い傾向にあった。
【0017】また、単色連続印字においては、所定枚数
以上になった場合にトナーの補給のために印字途中で一
旦印字動作を停止し、プロセスユニットを回転させた
後、残りの印字を行っていた。このため、実際の画像出
力に要する時間が長くなっており、特に単色印字を間欠
的に連続して行った場合には、少数枚の出力にもかかわ
らず、印字途中でプロセスユニットが回転するというこ
とが発生していた。そして、このような印字途中におけ
る非定常な動作は、出力を待つ人にストレスを与えてい
た。
【0018】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、高温高湿環境下にお
いても、また、多数枚印字後においても、濃度むらやカ
ブリの発生しない優れたカラー画像形成装置及びこれに
用いるプロセスユニットを提供することを目的とする。
【0019】また、本発明は、単色連続印字において、
トナーの供給不足を起こすことなく短時間で画像を出力
することのできる優れたカラー画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るカラー画像形成装置の第1の構成は、
各々が異なる色のトナーを収納し、かつ、少なくとも感
光体と現像手段とを有し、全体として円環状に配列され
た複数のプロセスユニットと、前記複数のプロセスユニ
ットを一体的に回転させて、各々のプロセスユニットを
順次所定の像形成位置に移動させる移動手段と、前記像
形成位置において前記感光体上に異なる色のトナー像を
重ねてカラー像を合成する合成手段とを備え、前記現像
手段がトナーを溜めるトナーホッパと、トナーを担持し
て回転しながらそのトナーを前記感光体に移動させるト
ナー担持体と、前記トナー担持体にトナーを供給するト
ナー供給手段とを少なくとも有するカラー画像形成装置
であって、前記現像手段がさらに前記トナー担持体と前
記トナー供給手段との近接部近傍であるトナー供給部に
常に所定量のトナーを保持するトナー保持手段を備えた
ことを特徴とする。このカラー画像形成装置の第1の構
成によれば、プロセスユニットの回転動作において、比
較的帯電したトナー供給手段近傍のトナーをトナーホッ
パのトナー収納室に戻すことなく、トナー供給部に常に
保持することができる。従って、高温高湿環境において
も、また、多数枚印字後においても、トナーの帯電が安
定し、濃度むらやカブリ等の発生しない美しい画像が得
られる。
【0021】また、本発明に係るカラー画像形成装置の
第2の構成は、各々が異なる色のトナーを収納し、か
つ、少なくとも感光体と現像手段とを有し、全体として
円環状に配列された複数のプロセスユニットと、前記複
数のプロセスユニットを一体的に回転させて、各々のプ
ロセスユニットを順次所定の像形成位置に移動させる移
動手段と、前記像形成位置において前記感光体上に異な
る色のトナー像を重ねてカラー像を合成する合成手段と
を備え、前記現像手段がトナーを溜めるトナーホッパ
と、トナーを担持して回転しながらそのトナーを前記感
光体に移動させるトナー担持体と、前記トナー担持体に
トナーを供給するトナー供給手段とを少なくとも有する
カラー画像形成装置であって、前記移動手段による前記
プロセスユニットの回転動作中において前記トナー担持
体と前記供給手段との近接部近傍であるトナー供給部の
トナーが前記トナーホッパに戻らないように、前記トナ
ー供給部から前記トナーホッパのトナー収納室へ通じる
開口部の一部が遮断されたことを特徴とする。このカラ
ー画像形成装置の第2の構成によれば、簡単な構成によ
って、プロセスユニットの回転動作において、比較的帯
電したトナー供給手段近傍のトナーをトナーホッパのト
ナー収納室に戻すことなく、トナー供給部に常に保持す
ることができる。
【0022】また、前記本発明のカラー画像形成装置の
第2の構成においては、トナー供給部がトナーホッパの
外壁部とトナー保留壁とにより形成され、前記トナー供
給部から前記トナーホッパのトナー収納室へ通じる開口
部の一部が遮断されるように、前記トナー保留壁にトナ
ー保持壁が設けられているのが好ましい。
【0023】また、本発明に係るカラー画像形成装置の
第3の構成は、各々が異なる色のトナーを収納し、か
つ、少なくとも感光体と現像手段とを有し、全体として
円環状に配列された複数のプロセスユニットと、前記複
数のプロセスユニットを一体的に回転させて、各々のプ
ロセスユニットを順次所定の像形成位置に移動させる移
動手段と、前記像形成位置において前記感光体上に異な
る色のトナー像を重ねてカラー像を合成する合成手段と
を備え、前記現像手段がトナーを溜めるトナーホッパ
と、トナーを担持して回転しながらそのトナーを前記感
光体に移動させるトナー担持体と、前記トナー担持体に
トナーを供給するトナー供給手段とを少なくとも有する
カラー画像形成装置であって、単色像の印字枚数を累積
する累積手段をさらに備え、単色像を連続形成する場合
において、印字中に前記累積手段の累積枚数が所定枚数
A以上になったときは、印字終了後から次の印字開始ま
での間に前記プロセスユニットを所定角度回転させるよ
うにしたことを特徴とする。このカラー画像形成装置の
第3の構成によれば、単色連続印字において、少数枚の
印字途中で印字を中断することなく、トナー供給手段周
辺のトナー量を適切に維持することができ、トナーの供
給不良を防止することができる。
【0024】また、前記本発明のカラー画像形成装置の
第3の構成においては、さらに、印字中に累積手段の累
積枚数が所定枚数B(B>A)になったときは、プロセ
スユニットを一旦所定角度回転させた後、残りの印字を
行うようにするのが好ましい。この好ましい例によれ
ば、多数枚の連続印字を行う場合であっても、トナー供
給手段周辺のトナー量を適切に維持することができるの
で、トナーの供給不良を防止することができる。また、
この場合には、プロセスユニットを所定角度回転させる
と同時に、累積手段の累積枚数をリセットするのが好ま
しい。この好ましい例によれば、プロセスユニットの回
転によってトナー供給手段周辺に新たに補給されたトナ
ーの減少状況を、リセットされた累積手段の累積枚数に
よって監視することができる。また、この場合には、A
又はBの値を自由に設定できるようにするのが好まし
い。
【0025】また、本発明に係るプロセスユニットの第
1の構成は、トナーを収納すると共に、少なくとも感光
体と現像手段とを有し、かつ、カラー画像形成装置内に
回転移動可能に装着され、前記現像手段がトナーを溜め
るトナーホッパと、トナーを担持して回転しながらその
トナーを前記感光体に移動させるトナー担持体と、前記
トナー担持体にトナーを供給するトナー供給手段とを少
なくとも有するプロセスユニットであって、前記現像手
段がさらに前記トナー担持体と前記トナー供給手段との
近接部近傍であるトナー供給部に常に所定量のトナーを
保持するトナー保持手段を備えたことを特徴とする。
【0026】また、本発明に係るプロセスユニットの第
2の構成は、トナーを収納すると共に、少なくとも感光
体と現像手段とを有し、かつ、カラー画像形成装置内に
回転移動可能に装着され、前記現像手段がトナーを溜め
るトナーホッパと、トナーを担持して回転しながらその
トナーを前記感光体に移動させるトナー担持体と、前記
トナー担持体にトナーを供給するトナー供給手段とを少
なくとも有するプロセスユニットであって、回転動作中
において前記トナー担持体と前記供給手段との近接部近
傍であるトナー供給部のトナーが前記トナーホッパに戻
らないように、前記トナー供給部から前記トナーホッパ
のトナー収納室へ通じる開口部の一部が遮断されたこと
を特徴とする。
【0027】また、前記本発明のプロセスユニットの第
2の構成においては、トナー供給部がトナーホッパの外
壁部とトナー保留壁とにより形成され、前記トナー供給
部から前記トナーホッパのトナー収納室へ通じる開口部
の一部が遮断されるように、前記トナー保留壁にトナー
保持壁が設けられているのが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。
【0029】図1は本発明の一実施の形態におけるカラ
ー画像形成装置としてのカラー電子写真装置の全体構成
を示す側断面図である。
【0030】[カラー電子写真装置の全体構成]図1に
示すように、このカラー電子写真装置のほぼ中央には、
ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色用の断面
が扇形の像形成ユニットである4組のプロセスユニット
1Bk、1Y、1M、1Cが配置されており、これらの
プロセスユニット1Bk、1Y、1M、1Cによってプ
ロセスユニット群が構成されている。複数のプロセスユ
ニット1Bk、1Y、1M、1Cは、円環状に配置さ
れ、一体的に回動するように構成されている。各色用の
プロセスユニット1Bk、1Y、1M、1Cは同一構成
部材を用いて構成されているため、装置組立時の位置合
わせ等に対して信頼性の高い構成となっている。
【0031】円環状に配置されたプロセスユニット1B
k、1Y、1M、1Cは支持体(図示せず)によって支
持されており、全体として移動手段である移動モータ3
1によって円筒状の軸32の周りに矢印J方向に回転移
動可能となっている。各プロセスユニット1Bk、1
Y、1M、1Cは、順次、感光体2が後述するローラ4
3、44、45に架張された中間転写ベルト42の一部
に対向した位置である像形成位置50に移動して位置決
めされる。この像形成位置50は、入射された信号光5
が感光体2を露光する露光位置でもある。
【0032】レーザ露光装置33は、プリンタ部に入力
された信号によって変調されたレーザビームである信号
光5を発生する。この信号光5は、図1に示した状態に
おいて、ブラック用のプロセスユニット1Bkとイエロ
ー用のプロセスユニット1Yとの間に形成された光路を
通過し、軸32の一部に開口された透明な窓を通って軸
32の内部に固定された偏光レンズ34及びミラー35
に入射する。ミラー35によって30゜だけ方向を変更
されて反射された信号光5は、軸32に形成された窓を
通って像形成位置50にあるブラック用のプロセスユニ
ット1Bkの感光体2に照射される。これにより、プロ
セスユニット1Bkの感光体2に潜像が形成される。
【0033】図1に示すように、レーザ露光装置33か
らミラー35までの光路は、両隣するプロセスユニット
1Bk、1Yの壁面間の空間に沿って形成され、特別に
形成されたものではないため、プロセスユニット群とし
ての占有空間には不要な空間がほとんど無い構成となっ
ている。また、偏光レンズ34及びミラー35はプロセ
スユニット群の中央部分に位置する軸32内の空間に設
けられているため、固定された偏光レンズ34及びミラ
ー35が回転移動するプロセスユニット群の邪魔をする
ことはなく、かつ、装置の全体構成がシンプルとなって
いる。
【0034】本実施の形態のカラー電子写真装置におい
て、各色のトナー像を重ねてカラー像を合成する合成手
段は、中間転写ベルト42を中心として構成されてい
る。中間転写ベルト42は、厚さが100μmのエンド
レスベルト状の半導電性(中抵抗)のポリカーボネート
を基材とした樹脂フィルムにより構成されている。この
中間転写ベルト42は、ステンレス製のローラ43、4
4、45に架張されて、図1の矢印K方向に移動可能と
なっている。
【0035】本実施の形態において、中間転写ベルト4
2の周長は、A4サイズの用紙の長手方向の長さ(約2
97mm)よりも若干長く設定されており、ローラ4
3、44、45は中間転写ベルト42を架張するよう配
置されている。図1に示すように、中間転写ベルト42
のうち、ローラ43とローラ44との間に位置する部分
は、感光体2に軽く圧接されている。
【0036】図1に示す状態において、ローラ43とロ
ーラ44には+1kVの電圧が印加され、これにより感
光体2から中間転写ベルト42に第1転写が行われる。
中間転写ベルト42と接触しているローラ45は、電気
的に接地されている。第2転写ローラ46は、ローラ4
5に中間転写ベルト42を介して対向するように配置さ
れている。この第2転写ローラ46は、表面に低抵抗処
理が施されたウレタンフォームによって構成され、中間
転写ベルト42に対して従動回転可能となっている。第
2転写ローラ46の軸受け保持機構は、中間転写ベルト
42に対して従動回転可能に軽く圧接した状態と、中間
転写ベルト42から離れて待避した状態の2つの状態に
配置されるように構成されている。図1には、第2転写
ローラ46が中間転写ベルト42から離れた位置に待避
した状態が示されている。この第2転写ローラ46の軸
に対しては約+700Vの電圧を印加することができる
ようにされている。
【0037】中間転写ベルト42と第2転写ローラ46
が圧接するニップ部には、給紙部47から用紙が送られ
てくるように用紙搬送路が形成されている。
【0038】中間転写ベルト42の近傍には、中間転写
ベルト42を清掃するためのクリーナブラシ49を備え
たベルトクリーナ部48が設けられている。クリーナブ
ラシ49は、中間転写ベルト42に対して圧接された状
態と離間した状態の2つの状態に配置されるように構成
されている。
【0039】中間転写ベルト42と第2転写ローラ46
とのニップ部から送られてくる用紙の下流側には定着器
51が配置されており、この定着器51によって転写後
の用紙上のトナー像が定着される。
【0040】[プロセスユニットの構成]図2は本発明
の一実施の形態におけるブラック用のプロセスユニット
1Bkを示す断面図である。本実施の形態における各色
用のプロセスユニット1Bk、1Y、1M、1Cは、そ
れぞれに収納されるトナーを除いて同じ部材によって構
成されているので、説明を簡略化するために、ブラック
用のプロセスユニット1Bkについてのみ説明し、他の
プロセスユニット1Y、1M、1Cについてはその説明
を省略する。尚、各色用のプロセスユニット1Bk、1
Y、1M、1Cにおいて、同じ部分には同じ符号を付
し、各色の構成の区別を付ける必要がある場合には、符
号に各色を示す文字Bk(ブラック)、Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)を付すことにす
る。
【0041】図2に示すように、プロセスユニット1B
kにおいて、上側には現像部30、下側にはクリーナ部
19が設けられている。
【0042】本実施の形態における現像部30は、トナ
ー担持体である弾性ローラ(現像ローラ12)を感光体
2に対向接触させて現像を行う非磁性一成分現像法を用
いた構成であるが、同様な構成を用いる電子写真法の現
像法であれば、本発明の構成を用いることができる。例
えば、磁気ブラシ現像法、ジャンピング現像法などにお
いて本実施の形態と同様の構成を用いる場合には、本発
明の構成を適用することができる。
【0043】図2に示すように、現像部30のトナーホ
ッパ7内には、ポリエステル樹脂を基材としたバインダ
ーに黒顔料を分散したマイナス帯電性の非磁性一成分の
ブラックトナー7Bkが収納されている。現像部30と
クリーナ部19との間に配設された感光体2は有機感光
体であり、フタロシアニンを感光材料に用い、ポリカー
ボネート系バインダ樹脂を主体として構成されている。
感光体2の近傍にはコロナ帯電器3が配設されており、
これにより感光体2がマイナスに帯電されている。コロ
ナ帯電器3には、感光体2と対向するようにグリッド電
極4が設けられており、このグリッド電極4によって感
光体2の帯電電位が制御されている。
【0044】図2において、1点鎖線は信号光5である
レーザビームを示している。このレーザビームは、プロ
セスユニット1Bkの開口部である露光窓6からプロセ
スユニット1Bk内に進入し、感光体2を照射する。
【0045】感光体2に軽く押圧されるように配置され
た現像ローラ12は、その表面が弾性を有するシリコー
ンゴムによって構成されており、トナー担持体として機
能している。ドクターブレード13は、現像ローラ12
上のブラックトナー7Bkの量を規制して薄層を形成す
るための層規制手段である。このドクターブレード13
は、弾性を有する厚さ0.15mmのステンレス板の先
端に厚さ2mmのウレタンゴムが一体成型されたもので
あり、ネジ止めによってブレード取付台17に固定され
ている。
【0046】供給ローラ14は現像ローラ12に軽く圧
接されており、供給ローラ14の表面にはウレタンフォ
ームが形成されている。この供給ローラ14は、後述す
るトナー保留室10から現像ローラ12にブラックトナ
ー7Bkを供給する供給手段として機能するものであ
る。
【0047】現像部30には、ブラックトナー7Bkを
一時的に供給ローラ14の近傍に保留しておくためのト
ナー保留室10が形成されている。図2に示すように、
トナー保留室10は、トナーホッパ7の外壁部7aとト
ナー保留壁15とにより形成されており、このトナー保
留室10には、トナーホッパ7のトナー収納室に通じる
開口部10aが設けられている。また、トナー保留壁1
5には、開口部10aの一部を遮断するように、トナー
保持壁16が設けられている。図2に示すように、トナ
ー保持壁16は、トナー保留室10のブラックトナー7
Bkのうち、供給ローラ14と現像ローラ12との近接
部近傍である供給部Sのブラックトナー7Bkを囲い込
むように配置されている。
【0048】以上のように、本実施の形態のプロセスユ
ニット1Bkにはトナー保持壁16が設けられているた
め、図2に示す姿勢位置(像形成位置)にプロセスユニ
ット1Bkが配置されているときのみならず、プロセス
ユニット1Bkが回転によって他の姿勢に配置されてい
るときであっても、常に供給部Sのブラックトナー7B
kが保持されることとなる。
【0049】図2に示す像形成位置にあるプロセスユニ
ット1Bkの感光体2の下側には、転写後の感光体2の
表面に残ったブラックトナー7Bkを清掃するためのク
リーナ部19が設けられている。クリーナ部19の内部
には、感光体2上のブラックトナー7Bkを掻き落とす
ためのクリーニングブレード20が設けられている。
【0050】本実施の形態において、感光体2は、その
直径が30mmであり、周速100mm/sで矢印E方
向に回転するようされている。また、現像ローラ12
は、その直径が18mmであり、周速160mm/sで
矢印F方向に回転するようされている。さらに、供給ロ
ーラ14は、その直径が13mmであり、周速75mm
/sで矢印G方向に回転するようされている。
【0051】図2は像形成位置にあるブラック用のプロ
セスユニット1Bkの姿勢を示しており、図2に示すよ
うに、ブラックトナー7Bkが収納されたトナーホッパ
7は鉛直方向における感光体2の上側に配置され、クリ
ーナ部19は鉛直方向における感光体2の下側に配置さ
れている。
【0052】クリーナ部19において、クリーニングブ
レード20によって掻き落とされたブラックトナー7B
kは、その自重によってクリーナ部19の底部に落下し
て、保留される。
【0053】以上のように、本実施の形態のプロセスユ
ニット1Bkを用いれば、トナーホッパ7の内部にブラ
ックトナー7Bkを移動させるための送り機構や攪拌機
構を設けることなく、像形成位置の姿勢状態においてブ
ラックトナー7Bkを供給ローラ14の近傍に十分保持
することができると共に、比較的帯電した供給部Sのブ
ラックトナー7Bkがプロセスユニット1Bkの回転に
よってトナーホッパ7のトナー収納室に戻されるのを防
止することができる。
【0054】他のプロセスユニット1Y、1M、1Cも
同じ構成を有するため、同様の作用効果を奏することに
なる。
【0055】[プロセスユニットの動作]次に、上記の
ように構成された本実施の形態のプロセスユニットの具
体的な動作について説明する。
【0056】まず、感光体2を回転させ、コロナ帯電器
3に−5.5kVの電圧を印加して、感光体2の表面を
帯電させる。このとき、グリッド4の印加電圧は−50
0Vに設定されており、感光体2の帯電電位は一定の値
である−500Vに収束する。
【0057】次に、上記のように帯電させた感光体2に
信号光(レーザビーム)5を照射して、静電潜像を形成
する。このときの感光体の露光電位は−50Vである。
【0058】一方、現像部30内において、供給ローラ
14と現像ローラ12が回転することにより、トナー保
留室10内のブラックトナー7Bkが供給ローラ14の
作用によって一部帯電されながら現像ローラ12の表面
に擦り付けられる。このとき供給ローラ14と現像ロー
ラ12とは電気的に同電位となるようにされている。
【0059】感光体2の表面における帯電が開始された
部分が現像ローラ12と対向する位置に来るのにタイミ
ングを合わせて、現像ローラ12には−150Vの直流
電圧が印加される。感光体2上には信号光5であるレー
ザビームが照射され、現像ローラ12と圧接された感光
体2上には画像部にのみネガポジ反転したトナー像が形
成される。
【0060】図2において、矢印F方向に回転する現像
ローラ12に付着したまま現像されなかったブラックト
ナー7Bkは供給ローラ14との対向部分に戻り、この
ブラックトナー7Bkの一部は供給ローラ14によって
掻き取られてトナー保留室10内に戻される。このた
め、トナー保留室10内、特に供給部Sには、比較的帯
電したブラックトナー7Bkが蓄積されることとなる。
【0061】上記のような像形成動作により、感光体2
上にはブラックのトナー像が形成される。他のプロセス
ユニット1Y、1M、1Cにおいても、同様の像形成動
作が行われる。
【0062】[カラー電子写真装置のカラー像形成動
作]次に、本実施の形態のカラー電子写真装置における
カラー像形成時の動作について説明する。
【0063】本実施の形態のカラー電子写真装置の初期
状態において、各プロセスユニット1Bk、1Y、1
M、1Cは、図1に示すような位置に配置されている。
すなわち、ブラック用のプロセスユニット1Bkは像形
成位置50に配置されており、プロセスユニット1Bk
の感光体2が中間転写ベルト42の一部に対向した状態
にある。この状態において、レーザ露光装置33からブ
ラック用の信号光5であるレーザビームがプロセスユニ
ット1Bk内に入射され、感光体2によって中間転写ベ
ルト42にブラックトナー7Bkによる像形成が行われ
る。この場合、ローラ43、44に印加された電圧の作
用によってブラックトナー像が感光体2から中間転写ベ
ルト42に転写されていくことにより、中間転写ベルト
42への像形成が行われる。ここで、中間転写ベルト4
2の速度は、プロセスユニット1Bkの像形成の速度
(感光体2の周速に等しい)とほぼ同一となるように設
定されている。
【0064】ブラックのトナー像がすべて中間転写ベル
ト42に転写された直後に、プロセスユニット群1B
k、1Y、1M、1Cは移動モータ31に駆動されて一
体的に図1の矢印J方向に回転移動する。プロセスユニ
ット群1Bk、1Y、1M、1Cは、90゜回転してプ
ロセスユニット1Yが像形成位置50に達した時点で停
止し、プロセスユニット1Yの位置決めが行われる。
【0065】上記のようにプロセスユニット1Yが像形
成位置50に到達して、位置決めされた後、前述のブラ
ック用のプロセスユニット1Bkと同様に、イエロー用
の信号によって変調されたレーザビームがプロセスユニ
ット1Y内に入射され、イエローのトナー像が感光体上
に形成され、中間転写ベルト42に転写される。このと
き、中間転写ベルト42は一回転分移動しており、前に
転写されたブラックのトナー像の上にイエローのトナー
像が転写される。ここで、イエロー用の信号光であるレ
ーザビームの書き込みのタイミングは、ブラックのトナ
ー像とイエローのトナー像が位置的に合致するように制
御される。
【0066】以上のイエローの像形成動作と同様の動作
は、マゼンタ、シアンについても順次行われ、中間転写
ベルト42上には4色のトナー像が位置的に合致して重
ね合わされる。これにより、カラー像が形成される。
尚、このようにカラー像が中間転写ベルト42上に形成
されている間、第2転写ローラ46とクリーナブラシ4
9は、図1に示すように、中間転写ベルト42上のトナ
ー像を乱さないように中間転写ベルト42から少し離れ
た位置に離間されている。
【0067】最後のシアンのトナー像が中間転写ベルト
42に転写された後、中間転写ベルト42はそのままの
速度で移動し続ける。中間転写ベルト42上に4色のト
ナーによって形成されたカラー像は、そのカラー像とタ
イミングを合わせて給紙部47から送られてくる用紙に
転写される。すなわち、給紙部47から送られてくる用
紙のタイミングに合わせて、第2転写ローラ46が用紙
を中間転写ベルト42に圧接し、これにより中間転写ベ
ルト42上のカラー像が用紙に一括して転写される。そ
して、用紙に転写されたカラー像は、定着器51によっ
て定着される。カラー像が定着された用紙は、排出ロー
ラ52を経て装置外に排出される。
【0068】中間転写ベルト42上に残った転写残りの
トナーは、転写動作終了後のタイミングに合わせて移動
したクリーナブラシ49によって清掃される。クリーナ
ブラシ49は、転写動作終了後に中間転写ベルト42に
圧接された状態となる。このように、本実施の形態にお
いては、クリーナブラシ49によって中間転写ベルト4
2が清掃され、次の像形成動作に備えられる。
【0069】[トナー保持壁の作用]次に、上記のよう
に構成された本実施の形態のカラー電子写真装置におい
て、プロセスユニット群が矢印J方向(図1)に回転す
ることによるトナー保持壁16の作用等について、図3
を用いて説明する。図3は本実施の形態のカラー電子写
真装置におけるプロセスユニットの動作を説明するため
の断面図である。
【0070】図3(1)は、プロセスユニットが像形成
位置50にあるときの姿勢を示している。図3(1)に
示すように、トナーホッパ7のトナー収納室、トナー保
留室10及びクリーナ部19のそれぞれの内部にはトナ
ーが存在している。
【0071】前述のようにプロセスユニット群が図1の
矢印J方向に回転移動することにより、プロセスユニッ
トの姿勢は順次図3の(2)、(3)及び(4)に示す
状態に変化する。このようなプロセスユニットの姿勢変
化に伴って、トナーもその自重によって図3の(2)、
(3)及び(4)に示すような状態に変化する。
【0072】図3(1)に示す像形成位置50の状態で
トナー保留室10内に保留されていたトナーは、図3
(2)に示す状態から図3(3)に示す状態に移る。こ
のように図3(2)に示す状態から図3(3)に示す状
態に移るに伴って、トナー保留室10内のトナーの一部
は一旦トナーホッパ7内のトナー収納室に戻されるが、
トナー保持壁16の作用により、供給部Sのトナーは供
給部Sに保持されたままとなる。
【0073】さらにプロセスユニット群が回転すること
により、図3(4)に示すように、トナーホッパ7内の
トナー収納室のトナーの一部は再びトナー保留室10に
入り込む。そして、プロセスユニットが像形成位置50
に戻ったときには、トナー保留室10内は図3(1)に
示す適正な量のトナーで満たされる。
【0074】上記のように、プロセスユニット群の一回
転ごとに、供給部Sの比較的帯電されたトナーはその場
所に保持されたまま、トナー保留室10内の他のトナー
は、一旦トナーホッパ7内のトナー収納室に戻された
後、再び新たにトナーホッパ7内のトナー収納室の一部
のトナーがトナー保留室10に入り込み、トナー保留室
10はトナーで満たされる。
【0075】以上のように、本実施の形態のカラー電子
写真装置によれば、プロセスユニットにトナー保留室1
0が設けられ、かつ供給部Sのトナーを囲い込むように
トナー保持壁16が設けられていることにより、プロセ
スユニットの回転移動中に、トナー保留室10とトナー
ホッパ7内のトナー収納室との間のトナーの移動を許容
しながら、比較的帯電している供給部Sのトナーをトナ
ーホッパ7内のトナー収納室に戻すことなく供給部Sに
保持することができる。従って、高温高湿環境において
も、また、多数枚印字後においても、トナーの帯電が安
定し、濃度むらやカブリ等の発生しない美しい画像が得
られる。
【0076】[単色モード時の写像動作]次に、本実施
の形態のカラー電子写真装置における単色モード時の写
像動作について、図1を用いて説明する。
【0077】単色モード時の写像動作に際しては、ま
ず、プロセスユニット群を回転させ、所望の色のプロセ
スユニットを像形成位置50に移動させて位置決めす
る。そして、前述のカラー写像動作の場合と同様に、所
望の色のトナー像を感光体2に形成し、中間転写ベルト
42への転写を行う。単色モード時の写像動作におい
て、中間転写ベルト42は転写後そのまま続けて移動
し、第2転写ローラ46の押圧動作により、中間転写ベ
ルト42上のトナー像が給紙部47から送られてくる用
紙に転写されていく。このとき、第2転写ローラ46
は、中間転写ベルト42上のトナー像の先端が近づくタ
イミングに合わせて、中間転写ベルト42に圧接した状
態となる。
【0078】[単色モード時の間欠写像動作]次に、本
実施の形態のカラー電子写真装置において、ブラックの
画像を4枚ずつ間欠的に出力する場合の動作について、
図1、図4を用いて説明する。
【0079】この場合、第2転写ローラ46及びクリー
ナブラシ49は、それぞれ中間転写ベルト42に圧接さ
れたままの状態で維持される。
【0080】まず、単色モードの像形成動作であるか否
かが判断され(図4のS1)、単色モードの像形成動作
でない場合には、累積手段であるカウンタ(図示せず)
の値をリセットして『0』にする(図4のS2)。一
方、単色モードの像形成動作が行われると判断された場
合には、次に、印字色用のプロセスユニットが像形成位
置50にあるか否かが判断される(図4のS3)。そし
て、印字色用のプロセスユニットが像形成位置50にな
い場合には、カウンタの値をリセットして『0』にする
(図4のS4)と共に、プロセスユニット群を回転させ
て印字色用のプロセスユニットを像形成位置50に位置
決めする。一方、印字色用のプロセスユニットが像形成
位置50にある場合には、そのまま印字が開始される。
像形成位置50にある、例えば、ブラック用のプロセス
ユニット1Bkは、1枚目のトナー像の像形成を終了し
た後、そのままの位置で続けて2枚目以降のトナー像を
形成していく。すなわち、2枚目以降のトナー像は、1
枚目のトナー像がクリーナブラシ49によって清掃され
た後の中間転写ベルト42上に続けて転写される。
【0081】このようにして、4枚目まで画像を出力し
て停止する。尚、このとき、カウンタには単色の出力枚
数が累積される。印字前のカウンタの初期値が『0』で
あるとすると、この場合のカウンタの値は『4』とな
る。
【0082】続いて4枚ずつの印字を間欠的に7回行
う。通算28枚目までの動作は上記したものと同じであ
る。尚、印字後のカウンタの値は『28』である。
【0083】この状態においては、図2に示すように、
プロセスユニット1Bkの現像部30内のトナー保留室
10に溜まっていたブラックトナー7Bkは28枚の像
形成によってその量が少なくなっている。
【0084】さらに続いて4枚の印字を行う。このと
き、上記したものと同じ動作によって4枚の印字を終了
した後、プロセスユニット群を図1の矢印J方向に36
0゜回転させ、もう一度ブラック用のプロセスユニット
1Bkを像形成位置50に位置決めして終了する。同時
に、カウンタの値をリセットして『0』にする。このた
め、トナー保留室10には多くの新たなトナーが溜めら
れた状態となる。
【0085】尚、単色印字の間に他の色の単色印字を行
った場合や、複数色の印字を行った場合など、プロセス
ユニット群が回転した場合にも、カウンタの値はリセッ
トされる。
【0086】以上においては、4枚ずつの単色印字を間
欠的に連続して行った場合を例に挙げて説明したが、枚
数には関係ない。また、カウンタの累積値が『30』を
超えた場合に、その時点で印字を中断してプロセスユニ
ット群を回転させるのではなく、カウンタの累積値が
『30』を超えて最初に印字を終了した後に、プロセス
ユニット群を回転させる。このようにすることにより、
少数枚の印字途中で印字を中断することなく、保留室1
0内のトナー量を適切に維持することができ、供給不良
を防止することができる。
【0087】また、印字動作中に、カウンタの累積値が
所定の値B(ここでは、所定の値Bが『50』に設定さ
れている)に達したか否かが判断される(図4のS
5)。そして、カウンタの累積値が『30』を超え、さ
らにカウンタの累積値が『50』になるまでに印字を終
了しない場合には、カウンタの累積値が『50』を超え
た時点で、印字途中であっても一旦印字動作を停止し
(図4のS6)、プロセスユニット群を回転させて(図
4のS7)、もう一度ブラック用のプロセスユニット1
Bkを像形成位置50に位置決めすると共に、カウンタ
の値をリセットして『0』にした後(図4のS8)、残
りの印字を行う(図4のS9)。例えば、カウンタの累
積値が『28』のとき、続いて30枚連続印字する場
合、22枚印字しカウンタの累積値が『50』になった
時点で、一旦印字動作を停止してプロセスユニット群を
回転させた後、残りの8枚を印字する。このようにする
ことにより、多数枚の連続印字を行う場合であっても、
保留室10内のトナー量を適切に維持することができる
ので、トナーの供給不良を防止することができる。尚、
印字動作中に、カウンタの累積値が所定の値Bに達しな
い場合には、続けて印字動作が行われる。
【0088】次に、印字を終了するか否かが判断され
(図4のS10)、印字を終了する場合には、その時点
でカウンタの累積値が所定の値A(ここでは、所定の値
Aが『30』に設定されている)以上となっているか否
かが判断される(図4のS11)。カウンタの累積値が
『30』以上であると判断された場合には、プロセスユ
ニット群を回転させると共に(図4のS12)、カウン
タの値をリセットして『0』にした後(図4のS1
3)、印字を終了する。一方、カウンタの累積値が『3
0』に満たないと判断された場合には、そのまま印字を
終了する。
【0089】上記のように、単色モードの累積枚数をカ
ウンタに累積し、カウンタの累積値が所定値Aを超えた
場合には、その印字が全て終了した後にプロセスユニッ
ト群を一旦一回転させる。また、その印字の終了前にカ
ウンタの累積値が所定値B(>A)になった場合には、
その時点で一旦印字動作を停止し、プロセスユニット群
を1回転させた後、残りの印字を行う。このようにする
ことにより、単色モードにおいて、少数枚の印字途中で
印字が中断されることはなく、また、多数枚を間欠的に
あるいは連続して印字する場合においても、トナー保留
室10内に常に適切な量のトナーが保留され、トナーの
供給不足になることはない。また、プロセスユニット群
の回転動作を最小限に抑えることが可能となる。
【0090】尚、設定値A及びB(>A)の値について
は、ユーザー側で適宜変更することができるようにされ
ている。例えば、文字画像などのブラック領域の少ない
画像を多く出力する場合には、A=60、B=100に
設定し、逆に図形などのブラック領域の多い画像を多く
出力する場合には、上記のようにA=30、B=50に
設定することができる。このようにすることにより、出
力画像に応じて、必要最小限のプロセスカートリッジ群
の回転動作により、トナー保留室10内のトナーの量を
適切に維持することができ、供給不良を防止することが
できる。
【0091】また、上記においては、印字終了後にプロ
セスカートリッジ群を回転させる場合を例に挙げて説明
したが、印字開始前にプロセスカートリッジ群を回転さ
せるようにしても同様の効果を得ることができる。以
下、この『印字開始前にプロセスカートリッジ群を回転
させる』タイプの印字動作について、図1、図5を用い
て説明する。
【0092】まず、単色モードの像形成動作であるか否
かが判断され(図5のS21)、単色モードの像形成動
作でない場合には、カウンタの値をリセットして『0』
にする(図5のS22)。一方、単色モードの像形成動
作が行われると判断された場合には、次に、印字色用の
プロセスユニットが像形成位置50にあるか否かが判断
される(図5のS23)。そして、印字色用のプロセス
ユニットが像形成位置50にない場合には、カウンタの
値をリセットして『0』にする(図5のS24)。一
方、印字色用のプロセスユニットが像形成位置50にあ
る場合には、その時点でカウンタの累積値が所定の値A
(ここでは、所定の値Aが『30』に設定されている)
以上となっているか否かが判断される(図5のS2
5)。カウンタの累積値が『30』以上であると判断さ
れた場合には、プロセスユニット群を回転させると共に
(図5のS26)、カウンタの値をリセットして『0』
にした後(図5のS27)、印字を開始する。一方、カ
ウンタの累積値が『30』に満たない場合には、そのま
ま印字を開始する。
【0093】また、印字動作中に、カウンタの累積値が
所定の値B(ここでは、所定の値Bが『50』に設定さ
れている)に達したか否かが判断される(図5のS2
8)。そして、カウンタの累積値が『30』を超え、さ
らにカウンタの累積値が『50』になるまでに印字を終
了しない場合には、カウンタの累積値が『50』を超え
た時点で、印字途中であっても一旦印字動作を停止し
(図5のS29)、プロセスユニット群を回転させて
(図5のS30)、もう一度ブラック用のプロセスユニ
ット1Bkを像形成位置50に位置決めすると共に、カ
ウンタの値をリセットして『0』にした後(図5のS3
1)、残りの印字を行う(図5のS32)。尚、印字動
作中に、カウンタの累積値が所定の値Bに達しない場合
には、続けて印字動作が行われる。
【0094】次に、印字を終了するか否かが判断され
(図5のS33)、印字を終了する場合には、そのまま
印字を終了する。
【0095】[カラー電子写真装置のメンテナンス]次
に、本実施の形態のカラー電子写真装置におけるメンテ
ナンスについて、図6を用いて説明する。図6は操作扉
を開けて、シアン用のプロセスユニット1Cを引き出し
た状態を示す断面図である。以下に、特定の色、例えば
シアンのトナーが消費されてなくなった場合等を想定し
て、その場合のメンテナンスについて説明する。
【0096】まず、作業者からの指令(図示しないスイ
ッチによる)により、移動モータ31がプロセスユニッ
ト群を回転させる。そして、メンテナンスすべきプロセ
スユニットを上部位置(図1のプロセスユニット1Cの
位置)に移動させる。次に、図4に示すように、作業者
は装置本体上部の操作扉460を開放し、メンテナンス
すべきプロセスユニットのみを装置外に取り出す。次
に、予めプロセスユニットとして調整済みの新しい該当
する色用のプロセスユニットを同じ位置に装着する。こ
のように、同じ形状のプロセスユニットを交換しただけ
であるので、新しいプロセスユニットの装着後におい
て、何らの調整をすることなく、同じように像形成を続
けることができる。
【0097】本実施の形態のカラー電子写真装置におい
て、交換すべきプロセスユニットは像形成位置とは異な
る位置で交換できるため、転写機構等の関連部材に邪魔
されることはない。また、交換できる状態のプロセスユ
ニットは位置決めされていないため、容易に装置外に取
り出すことが可能である。従って、本実施の形態のカラ
ー電子写真装置は、メンテナンス性に優れた装置となっ
ている。
【0098】尚、上記実施の形態においては、感光体、
現像手段及びクリーナ部が一体的に組み込まれたプロセ
スユニットを回転移動させる構成のカラー電子写真装置
を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこの構成の
カラー電子写真装置のみに適用されるものではない。例
えば、プロセスユニットとして現像手段のみを備え、こ
の現像手段を固定した1つの感光体に対向する像形成位
置まで回転移動させる方式のカラー電子写真装置等に
も、本発明を適用することができ、同様の効果を奏する
ことができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成で、高温高湿環境下においても、また、多数
枚印字後においても、濃度むらやカブリのない優れたカ
ラー画像形成装置及びプロセスユニットを実現すること
ができる。また、本発明によれば、単色連続印字におい
て、画像出力時間の無駄がなく、トナー供給のための動
作を最小限に抑えることのできる優れたカラー画像形成
装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるカラー画像形成
装置としてのカラー電子写真装置の全体構成を示す側断
面図
【図2】本発明の一実施の形態におけるブラック用のプ
ロセスユニットを示す断面図
【図3】本発明の一実施の形態のカラー電子写真装置に
おけるプロセスユニットの動作を説明するための断面図
【図4】本発明の一実施の形態におけるカラー電子写真
装置の単色モード時の間欠写像動作を示すフローチャー
【図5】本発明の一実施の形態におけるカラー電子写真
装置の単色モード時の間欠写像動作の他の例を示すフロ
ーチャート
【図6】本発明の一実施の形態のカラー電子写真装置の
メンテナンス時の動作を説明するための断面図
【図7】従来技術におけるカラー画像形成装置としての
カラー電子写真装置の全体構成を示す側断面図。
【符号の説明】
1Bk ブラック用のプロセスユニット 1Y イエロー用のプロセスユニット 1M マゼンタ用のプロセスユニット 1C シアン用のプロセスユニット 2 感光体 10 トナー保留室 12 現像ローラ 13 ドクターブレード 14 供給ローラ 15 トナー保留壁 16 トナー保持壁 19 クリーナ部 30 現像部 33 レーザ露光装置 42 中間転写ベルト 46 第2転写ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武内 敬三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 谷 繁満 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H030 AB02 AD05 AD17 BB02 BB23 BB33 BB42 BB46 BB71 2H077 AA12 AA15 AA18 AC04 AD02 AD06 BA03 DA05 DA12 DA87 DB01 GA02 GA13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が異なる色のトナーを収納し、か
    つ、少なくとも感光体と現像手段とを有し、全体として
    円環状に配列された複数のプロセスユニットと、前記複
    数のプロセスユニットを一体的に回転させて、各々のプ
    ロセスユニットを順次所定の像形成位置に移動させる移
    動手段と、前記像形成位置において前記感光体上に異な
    る色のトナー像を重ねてカラー像を合成する合成手段と
    を備え、前記現像手段がトナーを溜めるトナーホッパ
    と、トナーを担持して回転しながらそのトナーを前記感
    光体に移動させるトナー担持体と、前記トナー担持体に
    トナーを供給するトナー供給手段とを少なくとも有する
    カラー画像形成装置であって、前記現像手段がさらに前
    記トナー担持体と前記トナー供給手段との近接部近傍で
    あるトナー供給部に常に所定量のトナーを保持するトナ
    ー保持手段を備えたことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 各々が異なる色のトナーを収納し、か
    つ、少なくとも感光体と現像手段とを有し、全体として
    円環状に配列された複数のプロセスユニットと、前記複
    数のプロセスユニットを一体的に回転させて、各々のプ
    ロセスユニットを順次所定の像形成位置に移動させる移
    動手段と、前記像形成位置において前記感光体上に異な
    る色のトナー像を重ねてカラー像を合成する合成手段と
    を備え、前記現像手段がトナーを溜めるトナーホッパ
    と、トナーを担持して回転しながらそのトナーを前記感
    光体に移動させるトナー担持体と、前記トナー担持体に
    トナーを供給するトナー供給手段とを少なくとも有する
    カラー画像形成装置であって、前記移動手段による前記
    プロセスユニットの回転動作中において前記トナー担持
    体と前記供給手段との近接部近傍であるトナー供給部の
    トナーが前記トナーホッパに戻らないように、前記トナ
    ー供給部から前記トナーホッパのトナー収納室へ通じる
    開口部の一部が遮断されたことを特徴とするカラー画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 トナー供給部がトナーホッパの外壁部と
    トナー保留壁とにより形成され、前記トナー供給部から
    前記トナーホッパのトナー収納室へ通じる開口部の一部
    が遮断されるように、前記トナー保留壁にトナー保持壁
    が設けられた請求項2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 各々が異なる色のトナーを収納し、か
    つ、少なくとも感光体と現像手段とを有し、全体として
    円環状に配列された複数のプロセスユニットと、前記複
    数のプロセスユニットを一体的に回転させて、各々のプ
    ロセスユニットを順次所定の像形成位置に移動させる移
    動手段と、前記像形成位置において前記感光体上に異な
    る色のトナー像を重ねてカラー像を合成する合成手段と
    を備え、前記現像手段がトナーを溜めるトナーホッパ
    と、トナーを担持して回転しながらそのトナーを前記感
    光体に移動させるトナー担持体と、前記トナー担持体に
    トナーを供給するトナー供給手段とを少なくとも有する
    カラー画像形成装置であって、単色像の印字枚数を累積
    する累積手段をさらに備え、単色像を連続形成する場合
    において、印字中に前記累積手段の累積枚数が所定枚数
    A以上になったときは、印字終了後から次の印字開始ま
    での間に前記プロセスユニットを所定角度回転させるよ
    うにしたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 さらに、印字中に累積手段の累積枚数が
    所定枚数B(B>A)になったときは、プロセスユニッ
    トを一旦所定角度回転させた後、残りの印字を行うよう
    にした請求項4に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 プロセスユニットを所定角度回転させる
    と同時に、累積手段の累積枚数をリセットする請求項4
    又は5に記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 Aの値を自由に設定できるようにした請
    求項4に記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 Bの値を自由に設定できるようにした請
    求項5に記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 トナーを収納すると共に、少なくとも感
    光体と現像手段とを有し、かつ、カラー画像形成装置内
    に回転移動可能に装着され、前記現像手段がトナーを溜
    めるトナーホッパと、トナーを担持して回転しながらそ
    のトナーを前記感光体に移動させるトナー担持体と、前
    記トナー担持体にトナーを供給するトナー供給手段とを
    少なくとも有するプロセスユニットであって、前記現像
    手段がさらに前記トナー担持体と前記トナー供給手段と
    の近接部近傍であるトナー供給部に常に所定量のトナー
    を保持するトナー保持手段を備えたことを特徴とするプ
    ロセスユニット。
  10. 【請求項10】 トナーを収納すると共に、少なくとも
    感光体と現像手段とを有し、かつ、カラー画像形成装置
    内に回転移動可能に装着され、前記現像手段がトナーを
    溜めるトナーホッパと、トナーを担持して回転しながら
    そのトナーを前記感光体に移動させるトナー担持体と、
    前記トナー担持体にトナーを供給するトナー供給手段と
    を少なくとも有するプロセスユニットであって、回転動
    作中において前記トナー担持体と前記供給手段との近接
    部近傍であるトナー供給部のトナーが前記トナーホッパ
    に戻らないように、前記トナー供給部から前記トナーホ
    ッパのトナー収納室へ通じる開口部の一部が遮断された
    ことを特徴とするプロセスユニット。
  11. 【請求項11】 トナー供給部がトナーホッパの外壁部
    とトナー保留壁とにより形成され、前記トナー供給部か
    ら前記トナーホッパのトナー収納室へ通じる開口部の一
    部が遮断されるように、前記トナー保留壁にトナー保持
    壁が設けられた請求項10に記載のカラー画像形成装
    置。
JP11156010A 1999-06-03 1999-06-03 カラー画像形成装置及びそれに用いるプロセスユニット Pending JP2000347499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11156010A JP2000347499A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 カラー画像形成装置及びそれに用いるプロセスユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11156010A JP2000347499A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 カラー画像形成装置及びそれに用いるプロセスユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000347499A true JP2000347499A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15618360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11156010A Pending JP2000347499A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 カラー画像形成装置及びそれに用いるプロセスユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000347499A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7085520B2 (en) 2003-03-25 2006-08-01 Seiko Epson Corporation Developing device, image forming apparatus, and image forming system
US7158744B2 (en) 2003-09-18 2007-01-02 Seiko Epson Corporation Developing device, image forming apparatus, and image forming system
US7190923B2 (en) 2002-12-03 2007-03-13 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus, method for forming an image, computer-readable storage medium, and computer system
JP2009020325A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8045891B2 (en) 2007-08-17 2011-10-25 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Rotary developing apparatus rotatably accommodating a plurality of developer units, developer unit and image forming apparatus including rotary developing apparatus

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7190923B2 (en) 2002-12-03 2007-03-13 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus, method for forming an image, computer-readable storage medium, and computer system
US7233757B2 (en) 2002-12-03 2007-06-19 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus, method for forming an image, computer-readable storage medium, and computer system
US7327973B2 (en) 2002-12-03 2008-02-05 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus, method for forming an image, computer-readable storage medium, and computer system
US7085520B2 (en) 2003-03-25 2006-08-01 Seiko Epson Corporation Developing device, image forming apparatus, and image forming system
US7340188B2 (en) 2003-03-25 2008-03-04 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus and system containing detachable developer containers
US7158744B2 (en) 2003-09-18 2007-01-02 Seiko Epson Corporation Developing device, image forming apparatus, and image forming system
JP2009020325A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8045891B2 (en) 2007-08-17 2011-10-25 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Rotary developing apparatus rotatably accommodating a plurality of developer units, developer unit and image forming apparatus including rotary developing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000075753A (ja) クリーニング部材の取り付け調整方法及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
US7024134B2 (en) Rigid process cartridge and electrophotographic image forming apparatus incorporating the same
JP2000347499A (ja) カラー画像形成装置及びそれに用いるプロセスユニット
JPH1039693A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US6912369B2 (en) Image forming apparatus
JP3153039B2 (ja) 多色画像形成装置
US20070104514A1 (en) Image forming method and printing method thereof
JP2000010401A (ja) カラー画像形成装置およびそれに用いるプロセスユニット
US11137698B2 (en) Image forming apparatus including notifying information on developing unit lifetime
JP2006189494A (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP3146097B2 (ja) カラー画像記録装置
JP2007057830A (ja) プロセスカートリッジ
JP3323316B2 (ja) カラー画像記録装置
JP5187175B2 (ja) 潤滑剤塗布装置及び画像形成装置
JP2003255663A (ja) 画像形成装置
JP2945052B2 (ja) 画像形成装置
JP2001356560A (ja) カラー電子写真装置
JP3101272B1 (ja) 個別ユニット
JP3146206B2 (ja) カラー画像記録装置及び中間転写ベルトユニット
JPH08305114A (ja) カラー電子写真装置
JPH04120562A (ja) 画像形成装置
JPH03293377A (ja) カラー画像形成装置
JPH10282760A (ja) カラー電子写真装置
JP2003295571A (ja) 画像形成装置
JP2000075583A (ja) プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置