JPH04120562A

JPH04120562A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH04120562A
Application number: JP2239946A
Authority: JP
Inventors: Yoshikazu Takahashi; 良和高橋; Kazuaki Furuya; 古谷　一明
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1990-09-12
Filing date: 1990-09-12
Publication date: 1992-04-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は電子写真技術を用いたカラー複写機、カラープ
リンタ等の画像形成装置に関し、特に、回転により複数
の現像ユニットの一つを選択酩に感光部材に近接せしめ
、該感光部材上の静電潜像を顕像化するようにした回転
型現像装置に現像剤を供給するた狛の構造に関する。

従来の技術電子写真技術を利用した一般的なカラー複写機、カラー
プリンタ等の画像形成装置においては、様帯電された感
光体ドラム表面を、原稿或いはプリントすべき画像情報
を基本色に分解した光のうちの一つで露光して静電潜像
を形成し、この静電潜像を前記基本色に対応するトナー
により現像し、このトナー像を転写ドラムに保持された
用紙上に転写し、これらの工程を全ての基本色に対して
実施することにより、目的とするカラー画像を得ている
。

このような感光体ドラム上の静電潜像を現像する現像装
置としては、複数の現像ユニットが必要であり、通常は
シアン、マゼンダ、イエロー、及びブラックのトナーを
収容した四つの現像ユニットを備えている。現像ユニッ
トとしては、コンパクトで且つ階調再現性等に優れた磁
気ブラシ現像装置が一般に使用されている。磁気ブラシ
現像装置は、非磁性スリーブを固定してその内部で磁石
を回転し、或いは、固定磁石回りに非磁性スリーブを回
転させ、スリーブ上に穂立ちしたトナーを静電潜像の形
成された感光体ドラムに接触させることによりこれを現
像するものである。

このような現像ユニットの配置としては、感光体ドラム
周囲に各現像ユニットをそれぞれ固定的に配置し、現像
すべき静電潜像に対応した現像ユニットのみを駆動する
ようにしたものがある。しかし、この構成によると、感
光体ドラムの大径化等により装置の小型化の障害となる
ため、回転可能に支持された一対の支持部材に、四つの
現像ユニットを支持し、これを感光体ドラムに対向せし
めて、この支持部材を回転し、各現像ユニットの一つを
選択的に感光体ドラムに近接せし約ることにより、対応
する静電潜像を顕像化するようにした回転型現像装置が
使用されている（特公昭５５−２０５７９号）。

このような回転型の現像装置の各現像ユニットに対する
トナーの補給としては、現像ユニットのハウシンク内に
トナーを補給するためのトナーボックスを現像装置内部
に一体的に設け、補給が必要なときに随時補給するよう
にしたものが提案されている。しかし、多量枚数の画像
形成を連続的に行うには大型のトナーボックスを必要と
し、装置の小型化や高速化の障害となるた袷、特公昭６
４−８３３０号に開示されているようなトナー補給構造
が提案されている。

即ち、回転型現像装置の中心部分を中空構造とし、該現
像装置の上側に必要な色のトナーをそれぞれ収容したト
ナーボックスを設け、可撓性を有するチニーブ内にスパ
イラル状のオーガを設け、該オーガを回転させることに
よりトナーを搬送する手段の一端を該各トナーボックス
にそれぞれ接続するとともに、該チューブを湾曲させて
それぞれの他端を現像装置の該中空部分に挿入した状態
で現像装置の回転とは無関係に固定し、現像ユニットが
下側に位置したときに該現像ユニットにトナーを自然落
下させることにより補給するようにした構造である。

発明が解決しようとする課題しかし、チニーブ内にオーガを設けてなるトナー搬送手
段は、その曲↓が大きくなるとグリッド（トナー粉の塊
）等の発生により画像劣化を誘発し、あるいはオーガの
回転に大きな駆動力が必要となるなどの問題を生じるが
、上記従来構造においては、該トナー搬送手段がトナー
ボックスと現像装置間で湾曲せしめられているたｔ１グ
リッドを発生し画質が劣化したり、オーガの回転のため
に高出力モータを使用しなければならない等の問題があ
った。また、上記トナー搬送手段の他端は、回転型現像
装置内部で該現像装置の回転とは無関係に固定する必要
がある等、その構成が複雑であり、コスト高であるとい
う問題があった。さらに、トナーの補給は対応する現像
ユニットの一部に形成されたトナー補給用の開口を介し
てなされ、このトナーは現像ユニット内部に設けられた
トナー攪拌用のオーガにより攪拌されるが、一部分から
の供給であるために、トナーの帯電が不十分のまま現像
に供され画質が劣化したり、トナーの補給に長時間を要
するという問題があった。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、簡
単な構成で上述した問題を解決することができる現像剤
補給構造を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段上述した技術的課題を解決するた袷、回転により複数の
現像ユニットの一つを選択的に感光部材に近接せしめ、
該感光部材上の静電潜像を顕像化するようにした回転型
現像手段の各現像ユニットに現像剤を供給するための構
造として、以下のような構造を提供する。

即ち、前記各現像ユニットに対応した複数の現像剤収容
室を有するドラム状の現像剤補給手段を前記現像手段に
近接した状態で回転可能に設け、該現像剤補給手段の各
現像剤収容室に、該現像剤補給手段の回転半径方向外側
に向かって開口する現像剤排出口をそれぞれ形成し、前
記各現像ユニットに、前記現像手段の回転半径方向外側
に向かって開口し、該現像剤収容室の現像剤排出口に対
向し得る位置に、現像剤受入口をそれぞれ形成する。前
記各現像ユニットの現像剤受入口及び現像剤補給手段の
現像剤排出口は、前記現像手段又は現像剤補給手段の回
転中心軸方向に渡って細長く形成されている。そして、
前記現像剤収容室の現像剤排出口近傍の内側には、該現
像剤排出口の長手方向に渡るブラシ状の現像剤排出手段
が設けられ、該現像剤補給手段を回転させることにより
、現像剤補給位置にある現像ユニットの現像剤受入口に
、対応する現像剤収容室の現像剤排出口を対向せしめ、
前記現像剤排出手段の回転により現像剤を補給するよう
に構成する。

さらに、前記現像ユニットの現像剤受入口に、前記現像
剤収容室の現像剤排出口に対向したときに、該現像剤補
給手段の一部と係わり合って開く第１シャッター手段を
設け、前記現像剤収容室の現像剤排出口に、前記現像ユ
ニットの現像剤受入口に対向したときに、該現像手段の
一部と係わり合って開く第２シャッター手段が設けであ
る。以下、上言己構成を本発明第１の解決手段と言う。

また、以下に示す構造によっても上記問題を解決するこ
とができる。即ち、前記各現像ユニットに、前記現像手
段の回転半径方向外側に向かって開口し、該現像手段の
回転中心軸方向に渡って現像剤受入口をそれぞれ形成し
、該現像ユニットが現像剤補給位置にあるときに、各現
像剤受入口に対向し、当該回転中心軸方向に渡って現像
剤排出口をそれぞれ有する現像剤補給手段を設ける。そ
して、該現像剤補給手段の現像剤排出口近傍の内側に、
該現像剤排出口の長手方向に渡るとともに、回転により
現像剤を排出するブラシ状の現像剤排出手段を設け、現
像剤を補給すべき現像ユニットに対応する現像剤排出手
段を選択的に回転させ２ことにより現像剤を補給するよ
うに構成する。左下、これを本発明第２の解決手段と言
う。

作　　　用上記第１の解決手段によれば、現像手段が回転され、現
像ユニットの一つが現像剤補給位置に（ｉ置決ｔされる
と、現像剤補給手段も回転され、文部する現像剤収容室
が同じく現像剤補給位置に仁置決めされる。このとき、
該現像ユニットの現像剤受入口に設けられた第１シャッ
ター手段は、耳像剤補給手段の一部と係わり合って開き
、該現像剤収容室の現像剤排出口に設けられた第２シャ
ッター手段は、同様に現像手段の一部と係わり合って開
き、現像ユニットの現像剤受入口と現像剤収容室の現像
剤排出口が対向し、現像剤の補給が可能となる。次いで
、現像剤収容室内に設けられた現像剤排出手段が回転さ
れ、現像剤収容室内に収容された現像剤が対応する現像
ユニットに供給される。前記現像ユニットの現像剤受入
口、現像剤収容室の現像剤排出口、及び現像剤排出手段
は、当該回転軸方向に渡って細長く形成されて参るから
、現像剤は対応する現像ユニットにその軸方向に渡って
一様に供給され、これにより、現像剤の帯電が不十分な
まま現像に供されることが少なくなり、画質の向上が期
待できるとともに、現像ユニット内部に設けられる現像
剤攪拌用のオーガ等の構成を簡略化することも可能であ
る。また、従来構成の如（、可撓性チューブ内にスパイ
ラル状のオーガを設けてなるトナー搬送手段を使用して
いないので、グリッド等の発生が少なく、これによる画
質の劣化も少なくすることができる。

また、上記第２の解決手段によれば、現像手段が回転さ
れ、現像ユニットの一つが現像剤補給位置に位置決めさ
れると、該現像ユニットに形成された現像剤受入口は、
現像剤補給手段の対応する現像剤排出口に対向しており
、対応する現像剤排出手段が回転されることにより、現
像剤が該現像ユニットに供給される。上記第１の解決手
段と同様に、現像剤は現像ユニットのその軸方向に渡っ
て一様に供給されるから、現像剤の帯電不良が少なくな
る。そして、上記第２の解決手段は、その構成が非常に
簡易であり、コストを安くすることができる。

実　　施　　例以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第５図は本発明が適用されるフルカラー複写機の全体構
成を示す図である。１は感光体ドラムであり、感光体ド
ラム１の周囲には、帯電器２、レーザ発振器（図示せず
）やポリゴンミラー３ａ、その他のミラー３ｂ等からな
る露光装置３、その内部に各種帯電器４ａ、４ｂ、４ｃ
等を備えた転写ドラム４、クリーニング装置５、除電器
（図示せず）等がこの順に配置されている。６は回転型
多色現像装置であり、この現像装置６は露光装置３によ
る露光位置の下流側で転写ドラム４の上流側に設けられ
ている。

本フルカラー複写機の上部には複数のミラー７ａ１ラン
プ７ｂ、レンズ７ｃ等からなる光学系７が配置され、プ
ラテンガラス上に載置された原稿の画像をイメージセン
サ８に結像し、この画像情報が光の三原色、その他黒等
の特別な色毎に分解され、該分解された各色のうちの一
つに対応した画像情報（色分解画像情報）が露光装置３
に送られ、この画像情報に基づきレーザ光が照射され、
これに基づき感光体ドラムｌが露光される。

１０．１１は複数の用紙を収容した用紙カセットであり
、用紙は用紙カセット１０又は１１がら１枚ずつ搬出さ
れ、複数の搬送ローラ等からなる用紙搬送装置１２によ
り転写ドラム４に供給される。１３は用紙剥離用のフィ
ンガー、１４はバキューム式の用紙搬送装置、１５は定
着装置である。

現像装置６はシアン、マゼンダ、イエロー、及びブラッ
クに対応した四つの現像ユニット２１゜２２．２３．２
４を備えており、この四つの現像ユニット２１．２２，
２３．２４は回転可能に設けられた一対の支持部材２５
にそれぞれの現像ロール２６を外側に向けて均等に配置
・支持されている。現像ロール２６は、非磁性スリーブ
を固定してその内部で磁石を回転し、或いは、固定磁石
回りに非磁性スリーブを回転させるようにした磁気プラ
ンであり、スリーブ上に穂立ちしたトナーを静電潜像の
形成された感光体ドラム１に接触させることによりこれ
を現像するものである。各現像ユニット２１，２２，２
３．２４のハウジング内部にはトナー攪拌用の二つのオ
ーガ２７，２８が設けられている。支持部材２５の一方
はギヤを兼ねており、モータ２９により回転駆動されて
、現像ユニット２１，２２，２３．２４の現像ロール２
６が感光体ドラム１に選択的に近接せしめられるように
なっている。

然して、感光体ドラム１表面は帯電器２により一様に帯
電され、露光装置３により色分解画像情報に基づいた静
電潜像が形成される。現像装置６においては、モータ２
９が駆動されて、色分解画像情報に対応する色のトナー
を収容した現像ユニット２１が感光体ドラム１に対向す
るように回転・位置決めされ、感光体ドラム１上に形成
された静電潜像は対応する現像ユニット２１によりトナ
ー像とされる。一方、画像を形成すべき用紙は、用紙力
セラ）１０又は１１から取り出され、用紙搬送装置１２
により搬送されて帯電器４ａのコロナ放電により転写ド
ラム４に静電吸着される。転写ドラム４は、感光体ドラ
ム１の回転に同期して回転され、感光体ドラム１上のト
ナー像は転写帯電器４ｂによるコロナ放電により用紙に
転写される。

感光体ドラム１はクリーニング装置５、除電器等により
クリーニング、除電される等の処理を経た後、再び一様
帯電され、他の色分解画像情報に基づき静電潜像が形成
される。このとき現像装置６においては、この色分解画
像情報に対応する現像ユニット２２が感光体ドラム１に
対向せしめられており上記同様に現像される。このトナ
ー像は転写部で前回のトナー像を担持した用紙上に重ね
て転写される。

このような工程が全ての色分解画像情報毎に実施され、
用紙上にカラー画像が形成される。この用紙は帯電器４
ｃによるコロナ放電により吸着力が弱められた後、フィ
ンガー１３により転写ドラム４から分離される。分離さ
れた用紙は用紙搬送装置１４により搬送され、定着装置
１５により熱定着された後、本フルカラー複写機外部に
設けられたトレイ２０上に排出される。

以下、本発明第１の解決手段に対応したトナー補給構造
を第１図乃至第３図を参照して説明する。

尚、以下の説明においては、三つの現像ユニットを備え
た現像装置についてトナーを補給するための構造を説明
するが、第５図に示したような四つの現像ユニットを備
えた現像装置に適用し得ることは言うまでもない。

まず、第２図を参照すると、感光体ドラム１に対向配置
された現像装置６の各現像ユニット２１゜２２．２３は
それぞれ補助タンク３１を備えており、これら補助タン
ク３１には現像装置６の回転半径方向外側に向かって開
口するトナー受入口３２がそれぞれ形成されている。こ
のトナー受入口３２は現像装置６の回転中心軸方向に渡
って細長く形成されている。現像装置６の感光体ドラム
１と反対側には、ドラム状のトナー補給手段３３が近接
・配置され、このトナー補給手段３３は現像ユニッ）２
１．２２．２３のそれぞれの補助タンク３１に形成され
たトナー受入口３２が現像装置６の回転により描く円に
、その外周が接する位置かられずかに離れた位置に配置
されている。トナー補給手段３３の内部は同図に示すよ
うに、その回転°半径方向に形成された壁によって三つ
の室３４．３５．３８に分割されており、この室３４゜
３５．３６内に現像ユニット２１，２２．２３に補給す
べきトナーが収容される。これらの室３４３５．３６に
はその回転半径方向外側に向かって開口するトナー排出
口３７がそれぞれ形成され、このトナー排出口３７の近
傍の内側には回転によりトナーを排出するトナー供給ブ
ラシ３８がそれぞれ設けられている。トナー排出口３７
はトナー受入口３２に対応して細長く形成れ、トナー供
給ブラシ３８はトナー排出口３７に対応して細長く形成
されている。

第１図は現像剤補給位置近傍の拡大図である。

各補助タンク３１に形成されたトナー受入口３２近傍に
はバネ３９により付勢された第１ンヤツター４０が設け
られ、この第１７ヤツター４０により通常はトナー受入
口３２は閉じられている。そして、第１シヤツター４０
の一部にはわずかに突出した突起４３が形成され、トナ
ー補給手段３３の対応する位置には、この突起４３に係
合し得るわずかに突出した突起４５が形成されている。

方、トナー補給手段３３の室３４，３５，３６１：形成
されたトナー排出ロ３７近傍には第２ンヤツター４２が
設けられ、この第２シヤツター４２はバネ４１の付勢力
により通常は閉じられている。

そして、第２ンヤツター４２の一部にはわずかに突出す
る突起４４が形成され、現像装置６の対応する位置には
わずかに突出する突起４６が形成されている。トナー排
出口３７とトナー受入口３２が対向せしめられたときに
第１及び第２シャッター４０．４２がスライドし、トナ
ー受入口３２及びトナー排出口３７が開口するようにな
っている。

第３図は現像装置６を回転駆動する駆動モータ２９、ト
ナー補給手段３３を回転駆動する駆動モータ、及びトナ
ー供給ブラン３８の駆動モータの動作のタイミングを示
す図である。尚、トナー補給手段３３の回転は、第２図
において、反時計方向を正転、時計方向を逆転とする。

駆動モータ２９によって現像装置６の回転が開始される
と（ａ）、やや遅れて駆動モータによってトナー補給手
段３３の回転が開始されるわ）。このときトナー供給ブ
ラシ３８の回転は停止されている。

トナーを補給すべき現像ユニット２１のトナー受入口３
２が現像剤補給位置に至った時点て現像装置６０回転は
停止され（Ｃ）、トナー補給手段３３の該現像ユニット
２１に対応したトナーを収容している室３５のトナー排
出口３７が現像剤補給位置に至った時点でトナー補給手
段３３の回転が停止される（ｄ）。現像ユニット２１の
トナー受入口３２が現像剤補給位置に位置決めされる際
には、第１シヤツター４０は、その突起４３がトナー補
給手段３３の突起４５に係わり合って押し下げられ、該
トナー受入口３２が開口される。トナー補給手段３３の
室３５のトナー排出口３７が現像剤補給位置に位置決め
される際には、第２シヤツター４２は、その突起４４が
現像装置６の突起４６に係わり合って押し上げられ、該
トナー排出口３７が開口される。

次いで、トナー供給ブラン３８の回転が開始され（ｅ）
、所定量のトナーが補給された時点でトナー供給ブラシ
３８の回転が停止される（Ｄ。ここで、トナー補給手段
３３は逆回転され（ｇ、現像ユニット２１の現像剤受入
口３２の第１シヤ・ンター４０及びトナー補給手段３３
の室３５が有するトナー排出口３７の第２シヤツター４
２がそれぞれ閉じられた時点でその回転が停止される（
社）。このような制御が適宜実施されて各現像ユニツ）
２１．２２．２３にトナーが補給されるようになってい
る。

上記一実施例によれば、現像ユニッ）２ｊ、２２．２３
のトナー受入口３２及びトナー補給手段３３の各室３４
，３５．３６のトナー排出口３７はそれぞれの回転中心
軸方向に渡って細長（形成されており、これらの口３２
．３７に対応するように同じく細長く形成されたトナー
補給ブラシ３８により、室３４，３５．３６内のトナー
が当該軸方向に渡って一様に供給される。これにより、
トナーの補給を短時間で行うことができるようになると
ともに、各現像ユニット２１．２２．２３内に設けられ
ているトナー攪拌用のオーガ２７２８による攪拌がそれ
稈長時間実施されなくてもトナーの帯電が十分となり、
画質の向上が期待できる。また、各現像ユニッ）２１，
２２．２３のトナー受入口３２及びトナー補給手段３３
の各室３４．３５．３６のトナー排出口３７に設けられ
ている第１及び第２シヤツター４０及び４２は現像装置
６及びトナー補給手段３３が所定の位置に位置決めされ
る際にそれぞれの突起４３．４４が対応する突起４５．
４６に係わり合って開く構造であるから、第１及び第２
シャッター４０．４２のスライドのために特別の駆動機
構を設ける必要もなくその構成が簡単である。

第４図は本発明第２の解決手段に対応する他の実施例の
説明図である。上記一実施例と同一の構成部分について
は同一の番号を付しその説肋を省略する。

各現像ユニッ）２１．２２．２３の補助タンク３１に形
成されているトナー受入口５５は、現像ユニッ）２１，
２２．２３が現像実施位置に位置決とされた際に、それ
ぞれのトナー受入口５５間でその円周方向に位置が異な
るように形成されている。そして、現像実施位置でそれ
ぞれの現像ユニット２１，２２．２３のトナー受入口５
５に対応する位置にトナー排出口５６をそれぞれ有する
トナーボックス５１．５２．５３を備えたトナー補給手
段５４が設けられている。各現像ユニット２１．２２．
２３のトナー受入口５５は上記一実施例と同様にその回
転中心軸方向に細長く形成されており、各トナーボック
ス５１，５２．５３のトナー排出口５６もこれに対応し
て細長く形成されている。そして、各トナーボックス５
１．５２５３のトナー排出口５６の近傍の内側には、上
記一実施例のトナー供給ブラン３８と同様の構成のトナ
ー供給ブラシ５７が設けられている。各現像ユニット２
１，２２．２３のトナー受入口５５には上記実施例にお
ける第１シヤツター４０と同様なシャッターが設けられ
ている。

然して、現像ユニッ）２１．２２．２３のうちの一つが
現像実施位置に位置決給されると、該現像ユニット２１
のトナー受入口は対応するトナーボックス５１のトナー
排出口５６に対向しており、対応するトナー供給ブラシ
５７が回転されることによりトナーが一様に供給される
。上記一実施例において説明した効果と同様の効果を実
現することができるものであり、これに加えて、トナー
補給手段５４の構成が極めて簡易であり、コストの低減
が期待できる。さらに、本実施例によれば、現像実施位
置にある現像ユニットに対してトナーの補給が可能とな
り、単色で連続的に多数の複写を実施した場合であって
も、複写処理を中断することなく、必要に応じて適宜ト
ナーの補給が可能となる。

発明の効果本発明は以上詳述したように構成したので、現像装置の
回転中心軸方向に渡って一様に現像剤が供給されζ現像
剤を短時間で補給することができるとともに、現像剤の
帯電不足が少なくなり画質の向上が期待できるという効
果を奏する。さらに、従来構成の如く、チューブ内にオ
ーガを設けてなるトナー搬送手段を使用していないので
、グリッドの発生も少なくこれによる画質の向上も期待
できるとともに、その構成も簡単なので、コストの低減
にも寄与できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の要部拡大図、第２図は本発明
一実施例の概略構成図、第３図は本発明一実施例の現像
装置、トナー補給手段、トナー供給ブラシの駆動のタイ
ミングを示す図、第４図は本発明性の実施例の概略構成図、第５図は本発
明が適用されるフルカラー複写機の全体構成の概略を示
す図である。１・・・感光体ドラム、３・・・露光装置、４・・・転写ドラム、６・・・現像装置、７・・・光学系、２１〜２４・・・現像ユニット、３１・・・補助タンク、３２．５５・・・トナー受入口、３３．５４・・・トナー補給手段、３４．３５．３６・・・室、３７．５６・・・トナー排出口、３８．５７・・・トナー供給ブラシ、４３〜４６・・・突起、５１〜５３・・・トナーボックス。出願人：　富士ゼロックス株式会社代理人：　弁理士　松　本　　　昂第図第図

Claims

【特許請求の範囲】１、回転により複数の現像ユニットの一つを選択的に感
光部材に近接せしめ、該感光部材上の静電潜像を顕像化
する回転型現像手段を備えた画像形成装置において、前記各現像ユニットに対応した複数の現像剤収容室を有
するドラム状の現像剤補給手段を回転可能に設け、該現像剤補給手段の各現像剤収容室に、該現像剤補給手
段の回転半径方向外側に向かって開口する現像剤排出口
をそれぞれ形成し、前記各現像ユニットの該現像剤収容室の現像剤排出口に
対向し得る位置に、前記現像手段の回転半径方向外側に
向かって開口する現像剤受入口をそれぞれ形成し、該現像剤排出口近傍の内側に、回転により現像剤を排出
する排出手段を設け、該現像剤補給手段を回転させることにより、現像剤補給
位置にある現像ユニットの現像剤受入口に、対応する現
像剤収容室の現像剤排出口を対向せしめ、前記排出手段
の回転により現像剤を補給するようにしたことを特徴と
する画像形成装置。２、前記現像ユニットの現像剤受入口に、前記現像剤収
容室の現像剤排出口が対向したときに、該現像剤補給手
段の一部と係わり合って開く第１シャッター手段を設け
、前記現像剤収容室の現像剤排出口に、前記現像ユニット
の現像剤受入口が対向したときに、該現像手段の一部と
係わり合って開く第２シャッター手段を設けたことを特
徴とする請求項１記載の画像形成装置。３、前記各現像ユニットの現像剤受入口及び現像剤補給
手段の現像剤排出口は、前記現像手段又は現像剤補給手
段の回転中心軸方向に渡って細長く形成されているとと
もに、前記現像剤補給手段の排出手段は、該現像剤排出口の長
手方向に渡るブラシ状の手段であることを特徴とする請
求項１又は２記載の画像形成装置。４、回転により複数の現像ユニットの一つを選択的に感
光部材に近接せしめ、該感光部材上の静電潜像を顕像化
する回転型現像手段を備えた画像形成装置において、前記各現像ユニットに、前記現像手段の回転半径方向外
側に向かって開口し、該現像手段の回転中心軸方向に渡
って細長い現像剤受入口をそれぞれ形成し、該現像ユニットが現像剤補給位置にあるときに、各現像
剤受入口に対向し、該現像手段の回転中心軸方向に渡っ
て細長い現像剤排出口をそれぞれ有する現像剤補給手段
を設け、該現像剤補給手段の該現像剤排出口近傍の内側に、該現
像剤排出口の長手方向に渡り、回転により現像剤を排出
する排出手段を設け、現像剤を補給すべき現像ユニットに対応する該排出手段
を選択的に回転させることにより現像剤を補給するよう
にしたことを特徴とする画像形成装置。