JPH10282760A - カラー電子写真装置 - Google Patents

カラー電子写真装置

Info

Publication number
JPH10282760A
JPH10282760A JP9083094A JP8309497A JPH10282760A JP H10282760 A JPH10282760 A JP H10282760A JP 9083094 A JP9083094 A JP 9083094A JP 8309497 A JP8309497 A JP 8309497A JP H10282760 A JPH10282760 A JP H10282760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
color
image
forming unit
photoconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9083094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Yamamoto
肇 山本
Hiroshi Terada
浩 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9083094A priority Critical patent/JPH10282760A/ja
Publication of JPH10282760A publication Critical patent/JPH10282760A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0109Single transfer point used by plural recording members
    • G03G2215/0116Rotating set of recording members

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体等の劣化をなくして、単色プリント時
のファーストプリント速度を早くし、装置初期化後およ
び紙ジャム処理後の装置初期化後の回復時間を短くする
ことが可能であるカラー電子写真装置を提供する。 【解決手段】 像形成工程終了後、最後に使用した像形
成ユニット13を所定位置18から重力方向上方向に移
動させた後に動作を終了する。単色像形成工程終了後、
像形成ユニット群14を1回転させた後に動作を終了す
る。感光体20の回転数を、フルカラー像形成工程時は
整数回転とし、装置初期化動作時は非整数回転とする。
装置の緊急停止後の復帰動作で、カラー像形成工程の最
終色の像形成ユニット13の初期化動作だけを行い、他
の色の初期化動作は行わない。像形成ユニット13の現
像ローラ25とトナー供給部材26と感光体20との位
置関係を規定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機およびカラーファクシミリ等に応用できる
カラー電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術に係るカラー電子写真装置の例
として、特開平7−36246号公報を用いてその構成
を説明する。図6は、その従来技術に係るカラー電子写
真装置の全体構成図を示しており、最大プリントサイズ
がA4サイズのカラー電子写真装置である。
【0003】この従来技術に係るカラー電子写真装置
(以下、単に「装置」ともいう)においては、像合成転
写部として中間転写ベルト102を用いており、この中
間転写ベルト102上でカラー像を重ね合わせている。
中間転写ベルト102は、中間転写ベルトユニット10
1の一部を構成しており、この中間転写ベルトユニット
101は、中間転写ベルト102、第一転写ローラ10
3、第二転写ローラ104、クリーナローラ105およ
び廃トナー溜め106等を用いて構成されている。
【0004】装置の中央部分には、像形成ユニット群1
08が設けられている。この像形成ユニット群108
は、ブラック(K)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の各色について同じ大きさの4組の扇型を
した像形成ユニット107K,107Y,107M,1
07Cを有し、これらを円環状に配置して構成されてい
る。円環状に配置されている像形成ユニット107K,
107Y,107M,107Cは支持体に支持されてお
り、全体として移動モータに駆動され、固定されて回転
しない円筒状の軸109の周りに回転移動可能に構成さ
れている。
【0005】そして、像形成ユニット107が装置内に
正規に装着されることにより、像形成ユニット107側
と、中間転写ベルトユニット101側と、装置のその他
の部分との機械的駆動系統および電気回路系統は、相互
カップリング部材を介して結合し、機械的・電気的に一
体化する。像形成時には、各像形成ユニット107は回
転移動によって順次前述の中間転写ベルト102を支持
する第一転写ローラ103に対向した像形成位置110
に位置することができる。像形成位置110はレーザ光
111による露光位置でもある。
【0006】装置内の下側には、レーザ露光装置112
が配設されており、このレーザ露光装置112からのレ
ーザ光111は、光路窓口113を通り、ミラー114
で反射され、露光窓115を通って像形成位置110に
達する。像形成ユニット107内の上側には現像器11
6が配設され、下側にはクリーナ117および感光体1
18が配設されている。また、中間転写ベルトユニット
101の上側には定着機が配設されており、中間転写ベ
ルトユニット101を構成する中間転写ベルト102に
接するように第三転写ローラ119が配設されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に係る装置は、以下の7つの課題を有していた。 [第1の課題]従来技術に係る装置は、ブラック、イエ
ロ、マゼンタ、シアンの順番でフルカラー像形成動作を
終えると、最終色のシアンを像形成位置に配置したまま
でプリント動作を完了していた。このとき、シアン像形
成ユニットにおいては、像形成中に帯電器より多量のオ
ゾンが発生し、このオゾンが図7に示すローラ帯電器1
21近傍の斜線A部に滞留した。したがって、このまま
放置しておくと、しだいに感光体表面を酸化劣化させ、
画ぼけを発生させる原因となっていた。
【0008】[第2の課題]従来技術のように4つの感
光体を切り替える装置は、4色の色ズレを防止するため
に、感光体の外周長と中間転写ベルトの外周長とを整数
比例関係に設定していた。そのために、各色像形成ユニ
ットが1回像形成をするときには、中間転写ベルトの1
回転に対し、感光体は4ないし5回転の整数回転を行う
構成であった。ところがこのような構成では、像形成状
態の終了時に、常に感光体表面の同じ位置がローラ帯電
器の下に位置したまま停止するために、その部分に画ぼ
けなどの異常画像が発生しやすかった。
【0009】[第3の課題]上述のように従来技術に係
る装置においては、像形成を終了したときは、各色像形
成ユニットの感光体が常に同じ位置で回転を停止してい
た。このような構成にすると、像形成ユニット群の回転
移動に伴う像形成ユニットの切り替え動作時に、常に感
光体表面の同じ位置が中間転写ベルトとこすれ合うこと
となり、この中間転写ベルトとの対向面にあたる感光体
部位には傷が発生しやすかった。
【0010】[第4の課題]従来技術に係る装置を構成
するローラ帯電器は、感光体と接触して感光体を帯電す
るものであり、導電性のゴム材料で構成されている。こ
こで、感光体の径とローラ帯電器の径とを整数倍の比例
関係、例えば感光体径24mmローラ帯電器径12mm
にすると、感光体が整数回転する装置構成においては、
プロセス終了時に、ローラ帯電器の同じ位置が感光体表
面に位置し停止するために、ローラ帯電器の感光体に圧
接されている部分が永久変形を起こし、後の使用時に帯
電ムラが発生する原因となった。
【0011】[第5の課題]従来技術に係る装置におい
ては、ブラック、イエロ、マゼンタ、シアンの順番でフ
ルカラー像形成動作を終えると、最終色のシアンを像形
成位置に配置したままプリント動作を完了していた。こ
のため、フルカラー像プリントの後で単色のブラック画
像をプリントしようとすると、動作開始時にブラックの
像形成ユニットを像形成位置に移動させねばならず、ブ
ラック単色画像の1枚目出力までの時間、いわゆるファ
ーストプリント速度が遅くなるという欠点があった。
【0012】[第6の課題]従来技術に係る装置は、各
色の像形成ごとに4つの像形成ユニットを切り替えるよ
うに構成されている。そして、プリント時間を短くする
ために、感光体の帯電部分の先頭位置(およそ0.5回
転目の位置)から像形成工程を開始する。しかしなが
ら、このような像形成工程とすると、現像器内部でトナ
ーの帯電が立ち上がるまでの時間が短かく、静電潜像の
先頭部分が、トナーの帯電が低い状態のまま現像されて
しまう。その結果、現像ローラの1回転目と2回転目と
では画像濃度が異なることとなり、画像の濃淡という欠
陥が生じた。
【0013】[第7の課題]カラー像形成工程の像形成
工程時に、転写用紙がカラー電子写真装置内で通紙不良
(紙ジャム)を起こしたときには、従来技術に係る装置
は緊急停止する。そして、その後の復帰動作(リセット
動作)は全色について行う。このとき、全色の像形成ユ
ニットのリセット動作には、各色ユニットの初期化に約
2秒、像形成ユニットの切り替え時間に各2秒かかり、
合計すると16秒という比較的長い時間を要していた。
【0014】本発明は以上の課題を解決するためになさ
れたもので、感光体およびローラ帯電器の劣化等をなく
して画ぼけ等の異常画像の発生を防止するとともに、ブ
ラックの単色プリント時のファーストプリント速度を早
くし、装置初期化後および紙ジャム処理後の装置初期化
後の回復時間を短くすることが可能であるカラー電子写
真装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るカラー電子写真装置の第一の構成は、所
定の色ごとに現像器と帯電器と感光体とを有する複数の
像形成ユニットが円環状に並べて配置されている回転可
能な像形成ユニット群と、所定位置にある前記像形成ユ
ニットの前記感光体を露光する露光装置と、前記所定位
置にある前記感光体に転写体を接触させて、前記各感光
体上に形成された各色のトナー像を順次転写し、各色の
トナー像を重ね合わせてカラー像を前記転写体上に形成
する像合成転写部と、前記像形成ユニットの切り替え時
の前記像形成ユニット群の回転方向が、前記各像形成ユ
ニットを前記所定位置から重力方向上方向に移動させる
方向である移動手段とを備えたカラー電子写真装置であ
って、カラー像形成終了後に、前記カラー像の形成の際
に前記転写体と最後に接触した像形成ユニットが重力方
向上方向に移動するように、前記像形成ユニット群を回
転させることを特徴とする。このカラー電子写真装置に
よれば、最終色の像形成ユニットの像形成終了後に、前
記転写体と最後に接触した像形成ユニットを像形成位置
から重力方向上方向に回転させた後に一連の動作を完了
させるため、像形成動作終了後に、装置を放置しても、
前記感光体表面近傍にオゾンが滞留することが無く、前
記感光体表面が酸化することによる画像劣化を防止する
ことができる。
【0016】また、本発明に係るカラー電子写真装置の
第二の構成は、所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
記転写体上に形成する像合成転写部とを備えたカラー電
子写真装置であって、前記転写体に前記感光体上のトナ
ー像を転写する際の前記感光体の回転数を整数回とし、
前記感光体の初期化動作における回転数を非整数回とす
ることを特徴とする。このカラー電子写真装置によれ
ば、例えば、前記初期化動作において回転を10°づつ
ずらす(回転数を非整数回とする)ことによって、像形
成終了後において、前記感光体と前記帯電器との接触位
置が前記初期化動作のたびに変化するため、前記接触位
置に発生していた画ぼけなどの異常画像を防止すること
ができる。また、前述の通り、初期化動作のたびに、前
記像形成ユニット内での前記感光体の停止位置が異なる
こととなり、前記感光体の異なる位置が前記転写体と接
触することとなるため、前記感光体表面の傷が全周に分
散され目立ちにくくなる。さらに、初期化動作のたび
に、ローラ帯電器の異なった位置が前記感光体と接触す
ることとなるため、前記ローラ帯電器が前記感光体に圧
接され永久変形を起こす可能性が低くなり、帯電ムラ等
に対する信頼性が向上する。
【0017】また、本発明に係るカラー電子写真装置の
第三の構成は、所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
記転写体上に形成する像合成転写部とを備えたカラー電
子写真装置であって、前記複数の像形成ユニットを用い
て前記転写体上に形成されたカラー像を転写用紙に転写
した後に、第1色目の像形成ユニットを前記所定位置に
配置して一連の動作を終了することを特徴とする。この
カラー電子写真装置によれば、前記第1色目の像形成ユ
ニットを前記所定位置に配置して一連の動作を終了する
ため、次回の像形成を行う際のファーストプリントタイ
ムを短縮することができる。さらに、前記本発明のカラ
ー電子写真装置の第三の構成においては、前記第1色目
がブラックであることが好ましい。この好ましい例によ
れば、ブラック単色画像の出力を行う場合において、そ
の1枚目出力までのファーストプリントタイムを短縮す
ることができる。
【0018】また、本発明に係るカラー電子写真装置の
第四の構成は、所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
記転写体上に形成する像合成転写部と、前記像形成ユニ
ットの切り替え時の前記像形成ユニット群の回転方向
が、前記各像形成ユニットを前記所定位置から重力方向
上方向に移動させる方向である移動手段とを備えたカラ
ー電子写真装置であって、前記複数の像形成ユニットの
中の一つの像形成ユニットを用いて前記転写体上に形成
された単色の像を転写用紙に転写した後に、前記一つの
像形成ユニットを、前記所定位置から重力方向上方向に
移動させることを特徴とする。このカラー電子写真装置
によれば、単色画像の出力を行った後に、前記一つの像
形成ユニットを前記所定位置から重力方向上方向に移動
させるため、前記感光体表面近傍にオゾンが滞留するこ
とが無く、前記感光体表面が酸化することによる画像劣
化を防止することができる。さらに、前記本発明のカラ
ー電子写真装置の第四の構成においては、前記一つの像
形成ユニットを前記所定位置から重力方向上方向に移動
させるために、前記像形成ユニット群を少なくとも1回
転させることが好ましい。この好ましい例によれば、前
記感光体表面近傍へのオゾンの滞留を確実に防止するこ
とができる。
【0019】また、本発明に係るカラー電子写真装置の
第五の構成は、所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
記転写体上に形成する像合成転写部とを備えたカラー電
子写真装置であって、前記各現像器が、1成分トナー
と、前記1成分トナーを収容するトナーホッパと、前記
トナーホッパ内に設けられたトナー供給部材と、前記ト
ナー供給部材と対向した現像ローラとを用いて構成され
ており、前記各感光体上に像形成を行う場合において、
前記感光体上の静電潜像の先頭位置が前記現像ローラと
の対向位置に達するまでの時間内に、前記トナー供給部
材と対向する前記現像ローラの表面位置が、前記感光体
との対向位置を通過することを特徴とする。このカラー
電子写真装置によれば、前記トナーの摩擦帯電が十分な
された状態で、前記感光体上の静電潜像を現像すること
ができるため、ページ全面にわたって画像濃度を均一と
することができる。
【0020】また、本発明に係るカラー電子写真装置の
第六の構成は、所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
記転写体上に形成する像合成転写部とを備えたカラー電
子写真装置であって、前記転写体上に形成されたカラー
像を転写用紙に転写する際に通紙不良が発生したときの
復帰動作において、前記カラー像の形成の際に最後に前
記転写体に接触する像形成ユニット以外の像形成ユニッ
トは初期化された状態で前記所定位置から離脱してお
り、通紙不良が発生した後には、前記転写体と最後に接
触した前記像形成ユニットの初期化動作のみを行い、そ
の後第一色目の像形成ユニットを前記所定位置に配置し
た後に復帰動作を完了することを特徴とする。このカラ
ー電子写真装置によれば、通紙不良時に像形成位置(前
記所定位置)で像形成動作を行っていて前記感光体上に
トナー像が残っている像形成ユニットは、最終色の(最
後に前記転写体に接触する)像形成ユニットだけであ
り、通紙不良時にリセット動作を行う必要があるのは前
記最終色の像形成ユニットのみであるため、通紙不良を
起こしても、復帰動作に要する時間を短縮することがで
きる。
【0021】また、以上の第一から第六の構成に係るカ
ラー電子写真装置においては、前記帯電器が、導電性の
弾性ローラを用いたローラ帯電器であることが好まし
い。この好ましい例によれば、ゴム等で構成された導電
性の弾性ローラをローラ帯電器として用いるため、前記
ローラ帯電器および前記感光体の変形を防止することが
できる。
【0022】さらに、本発明に係るカラー電子写真装置
においては、前記所定の色が、イエロ、シアン、マゼン
タ、ブラックを含むことが好ましい。このような4色を
用いることにより、良好なカラー像を形成することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
カラー電子写真装置およびその方法について、図面を参
照しながら説明する。
【0024】図1は、本発明の実施形態に係るカラー電
子写真装置の構成図を示したものである。この図1に示
すカラー電子写真装置は、像合成転写部(カラー合成
部)として中間転写ベルトユニット4を用いた構成とな
っている。この中間転写ベルトユニット4は、転写ベル
ト5、第一転写ローラ6、第二転写ローラ7、駆動ロー
ラ8、ベルトクリーナ9、廃トナー溜め10、廃トナー
満杯検出器11および位置検出器12を用いて構成され
ている。
【0025】このカラー電子写真装置(以下「装置」と
いう)を構成する1は装置の外装筐であり、図面右端面
側が装置の前面である。2は前面板であり、この前面板
2は外装筐1に対して下辺側のヒンジ軸3を中心に、倒
し開き操作および起こし閉じ操作が自由である。また、
中間転写ベルトユニット4の着脱操作や紙詰まり時等の
装置内部のメンテナンス等は、前面板2を倒し開いて装
置内部を大きく解放することにより行われる。この中間
転写ベルトユニット4の着脱動作は、感光体20の回転
軸母線方向に対し垂直方向、すなわち前面板2の方向に
なるように設計されている。
【0026】装置の左側中央部には、ブラック(K),
イエロ(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各色用
の4組の略扇型をした像形成ユニット13K,13Y,
13M,13Cが像形成ユニット群14を構成し、図1
に示すように円環状に配置されている。各像形成ユニッ
ト13は、図1の上面板15を開いて像形成ユニット群
14の所定の位置に着脱自在であるように構成されてい
る。そして、像形成ユニット13が装置内の所定の位置
に正規に装着されることにより、像形成ユニット13側
と、中間転写ベルトユニット4側と、装置のその他の部
分との機械的駆動系統および電気回路系統は、相互カッ
プリング部材(図示省略)を介して結合し、機械的・電
気的に一体化している。
【0027】円環状に配置されている像形成ユニット1
3K,13Y,13M,13Cは支持体(図示省略)に
支持されており、像形成ユニット群14全体として移動
手段である移動モータ16に駆動され、固定されて回転
しない円筒状の軸17の周りに回転移動可能に構成され
ている。像形成時には、各像形成ユニット13は回転移
動によって順次前述の中間転写ベルト5を支持する駆動
ローラ8と第一転写ローラ6との間の転写位置に対向し
た像形成位置18に位置することができる。像形成位置
18は信号光19による露光位置でもあり、この位置に
おいてのみ像形成ユニット13は作像動作を行い、その
他の位置では動作しない。
【0028】図2は、本実施形態に係るカラー電子写真
装置を構成しているブラック用像形成ユニット13Kの
構成図を示したものである。各像形成ユニット13は、
中に入れたトナーの色だけが異なり、それぞれ同じ構成
部材により構成されている。したがって、ここでは説明
を簡略化するためにブラック用の像形成ユニット13K
についてのみ説明し、他色については省略する。なお、
各色用についての同じ部分には同じ符号を付し、各色の
構成の区別をつける必要がある場合には符号に各色を示
す文字(K,Y,M,C)を付すこととする。
【0029】図2に示すように、像形成ユニット13
は、感光体20、この感光体20をマイナスに帯電する
導電ゴム製のローラ帯電器21および現像器23等を用
いて構成されている。感光体20は、フタロシアニンを
感光材料に用い、ポリカーボネート系バインダ樹脂を主
体に構成した有機感光体である。また、現像器23は、
トナーホッパ24、導電ゴム製現像ローラ25、スポン
ジ製供給ローラ26、金属製ドクターローラ27および
金属製スクレーパ28等を用いて構成されている。さら
に、この像形成ユニット13においては、図1にも示さ
れていたレーザ信号光19が像形成ユニット13の開口
部である露光窓23を通って像形成位置に達するように
構成されている。
【0030】また、図2に示す像形成ユニット13にお
いては、トナーホッパ24内に、ポリエステル樹脂にブ
ラック顔料を分散したマイナス帯電性のブラックトナー
29Kが入っている。このブラックトナー29Kは、供
給ローラ26により現像ローラ25表面に供給され感光
体20を現像する。供給ローラ26はトナーを現像ロー
ラ25に供給するだけでなく、トナーを摩擦帯電する作
用、現像ローラ25上に既に付着したトナーを掻き取る
作用、現像ローラ25上のトナーを除電し過帯電を防止
する作用など、種々の機能を有する。
【0031】また、この像形成ユニット13において
は、現像ローラ25に電圧を印加する高圧電源30、ド
クタローラ27に電圧を印加する高圧電源31、ローラ
帯電器21に電圧を印加する高圧電源32が備えられて
いる。さらに、転写後の感光体20表面に残ったトナー
を清掃するクリーナ33は、ゴム製のクリーニングブレ
ード34と廃トナーを溜めておく廃トナー溜35とから
構成されている。
【0032】ここで、例えば、感光体20の直径を30
mmとして周速100mm/sで矢印T方向に、現像ロ
ーラ25の直径を18mmとして周速160mm/sで
矢印S方向に、ドクタローラ27の直径を12mmとし
て周速80mm/sで矢印U方向に回転させることとす
る。
【0033】図3は、図2で示された像形成ユニット1
3の感光体20を中心とした拡大構成図を示したもので
ある。像形成位置に配置された像形成ユニット13にお
いて、像形成工程の開始時には、現像ローラ25は供給
ローラ26にB点で対向し、感光体20はローラ帯電器
21にD点で対向する。感光体20の像形成開始時の静
電潜像の先端位置は、ローラ帯電器21との対向位置D
点である。また、この感光体20のローラ帯電器21と
の対向位置D点から、感光体20の現像ローラ25との
対向位置C点までの角度θ1は約100゜である。この
感光体20が像形成の開始と同時に100mm/sの速
度で回転し始めD点がC点まで移動するのに要する時間
は、262msである。また、像形成ユニット13は、
しばらく静止状態で放置された後であるため、現像ロー
ラ25上のトナーは帯電が低下している。現像に適切な
帯電状態にするには、一度供給ローラ26で摺擦され、
さらにドクターローラ27の下部を通過する必要があ
る。現像ローラ25上のB点から、感光体20と接触す
るC点までの角度θ2は約180゜である。
【0034】本実施形態においては、現像ローラ25を
160mm/sの速度で回転させたため、B点の現像ロ
ーラ25表面がC点まで到達するのに要する時間は17
7msである。したがって、感光体20上の静電潜像の
先頭位置D点が現像位置C点に到達する時間までに、帯
電が十分に立ち上がったトナーが付着した現像ローラ2
5表面が感光体20表面に対向するようになる。
【0035】ところが、もし現像ローラ25を感光体2
0と同周速の100mm/sの速度で回転させると、B
点がC点に移動するまでに283sかかり、帯電が不十
分なトナーが付着した現像ローラ25表面が感光体20
の静電潜像の一部を現像してしまうこととなる。2成分
磁気ブラシ現像剤を用いると、摩擦帯電部材であり総表
面積の大きなキャリアが多く存在するためにこのような
問題は発生しないが、本実施形態においては、帯電の立
ち上がりが悪く、また摩擦帯電部材(現像ローラなど)
の表面積が小さい1成分トナーを用いているために大き
な課題となる。
【0036】したがって、本実施形態においては、現像
ローラ25表面に正常に帯電が立ち上がったトナーが付
着した表面が、感光体20の静電潜像の先頭位置に到達
するように、現像ローラ25の径、供給ローラ26の対
向位置から現像部までの角度、現像ローラ25の感光体
20に対する回転速度比等を適当に構成することが重要
となる。
【0037】図4は、図1で示されたカラー電子写真装
置を構成している中間転写ベルトユニット近傍の構成図
を示したものである。前述したように、本実施形態にお
いては、カラー合成部として中間転写ベルトユニット4
を用いている。そして、この中間転写ベルトユニット4
は、全体が交換可能なようにユニット化されており、前
面板2を倒し開いて外装筐1内の所定の収納部に対して
着脱自在である。
【0038】図4で示された中間転写ベルトユニット4
は、ユニットケース47、転写ベルト5、第一転写ロー
ラ6、第二転写ローラ7、駆動ローラ8、ベルトクリー
ナ9、廃トナー溜め10、ベルトクリーナ9から廃トナ
ー溜め10へと廃トナーを送るパイプ48、装置本体に
設置されベルトクリーナ9を中間転写ベルト5から離接
する離接カム49、廃トナー満杯検出器11およびベル
ト先端を検出する位置検出器12を用いて構成されてい
る。第一転写ローラ6には高圧電源50が接続され、第
二転写ローラ7及び駆動ローラ8は接地されている。
【0039】中間転写ベルト5は、例えば、厚さ100
μmのエンドレスベルト状の半導電性(中抵抗)のポリ
カーボネートを基材とし、表面層としてPFA・PTF
E等のフッ素樹脂を用い全体で100〜500μmの厚
さとしたフィルムから構成されている。この中間転写ベ
ルト5は、第一転写ローラ6、第二転写ローラ7および
駆動ローラ8に巻回し、矢印R方向に移動可能に構成さ
れている。また、この中間転写ベルト5の周長は、A4
サイズあるいはレターサイズより小さい紙にフルカラー
プリントするために、最大サイズであるA4受像紙の長
手方向の長さ(297mm)に、感光体20(直径30
mm)の周長の半分より若干長い長さ(80mm)を足
した377mmに設定している。すなわち感光体20の
周長(94mm)のちょうど4倍の長さに設定してい
る。中間転写ベルト5の移動速度は、トナー像の中抜け
転写を防ぐために像形成ユニット13の像形成の速度
(感光体の周速に等しい100mm/s)より1.5%
速くなるように設定されている。また、中間転写ベルト
5は、像形成ユニット群14の回転動作中は静止する構
成である。
【0040】ベルトクリーナ9は、中間転写ベルト5に
残留したトナーを清掃する。中間転写ベルト5上のカラ
ー像形成中においては、中間転写ベルト5上のトナー像
をけずり落とさないようにするため、このベルトクリー
ナ9は、離接カム49により中間転写ベルト5から離れ
た位置で待機する構成となっている。
【0041】第二転写ローラの対向部には、装置本体に
設けられた第三転写ローラ36が配置されている。紙4
5にトナー像を転写するときには、電源51により第三
転写ローラ36に転写電圧を印加しながら、第三転写ロ
ーラ36と紙45とを接触させる。第三転写ローラ36
は、トナー像を紙45に転写する際の中抜け現象を防ぐ
ために、中間転写ベルト5より1.5%遅く回転可能に
構成されている。
【0042】感光体20上のトナー像を中間転写ベルト
5に転写する際には、第一転写ローラ6に、高圧電源5
0により約+1.0kV(100μA)の電圧を印加す
る。このとき、第一転写ローラ6の対向部で感光体20
と中間転写ベルト5とを直接接触させ、トナー像を感光
体20から中間転写ベルト5に転写する構成とすると、
中間転写ベルト5が感光体に接触する前にいわゆる「前
飛び」現象を起こして像が乱れたり、また第一転写ロー
ラ6と感光体20との接触圧力を均一に調整することが
困難になる。しかしながら、本実施形態においては、第
一転写ローラ6と駆動ローラ8との2本のローラ間に架
張された中間転写ベルト5を感光体20に接触させる構
成であるため、これらの問題は発生しない。
【0043】また、前面板2の内側には、紙45を供給
するための給送ローラ44が設けられている。用紙搬送
路は、中間転写ベルト5と第三転写ローラ36との圧接
されたニップ部に用紙45が送られてくるように形成さ
れている。また、装置の内側上部には、定着機46が設
けられている。
【0044】次に、装置内の下側に配設されているレー
ザ露光装置について説明する。このレーザ露光装置37
は、半導体レーザ(図示省略)、スキャナモータ38、
ポリゴンミラー39、ユニット内ミラー40、レンズ系
41等を用いて構成されている(図1参照)。
【0045】レーザ露光装置37からの画像情報の時系
列電気画素信号に対応した画素レーザ信号光19は、図
1に示されている像形成ユニット13Kのクリーナ33
Kとイエロ像形成ユニット13Yの現像器23Yとの間
に形成された光路窓口42を通って、軸17の一部に開
けられた窓を通して軸17内に固定されたミラー43に
入射する。その後、この画素レーザ信号光19は、ミラ
ー43に反射されて像形成位置18にある像形成ユニッ
ト13Kの露光窓22から像形成ユニット13K内に進
入し、像形成ユニット内に上下に配設されている現像器
25Kとクリーナ33Kとの間の通路を通って、感光体
20の左側面の露光部に入射し母線方向に走査露光され
る。
【0046】ここで、光路窓口42からミラー43まで
の光路は、像形成ユニット13Kと像形成ユニット13
Yとのユニット間の壁面の隙間を利用しているため、像
形成ユニット群14には無駄になる空間がほとんど無
い。また、ミラー43は像形成ユニット群14の中央部
に設けられているため、固定された単一のミラーで構成
することができ、シンプルでかつ位置合わせ等が容易な
構成である。
【0047】以上が本発明の実施形態に係るカラー電子
写真装置の主要構成についての説明である。次に、本発
明の実施形態に係るカラー電子写真装置における電源投
入時の装置初期化動作を、図1および図2を用いて説明
する。
【0048】本実施形態においては、はじめにブラック
の初期化動作を行う。このブラックの初期化動作を行う
場合は、まず、図2で示されるブラック像形成ユニット
13Kを構成する感光体20を、電源32により交流電
圧を印加したローラ帯電器21によって、−700Vに
帯電させる。感光体20は、2.03回転(730゜)
させる。現像ローラ25には、高圧電源30により−2
00Vの直流電圧を印加する。
【0049】上記ブラック像形成ユニット13Kの初期
化動作が終わった直後、像形成ユニット群14全体は、
移動モータ16に駆動されて図1の矢印Q方向に90゜
回転する。そして、像形成ユニット13Yが像形成位置
18に達した位置で、像形成ユニット群14全体は止ま
る。像形成ユニット群14の回転が終了し像形成ユニッ
ト13Yが像形成位置18に到達すると、ブラックと同
様にイエロの像形成ユニット13Yの初期化動作も終了
する。このとき、感光体20は2.03回転(730
゜)させる。
【0050】イエロ像形成ユニット13Yの初期化動作
終了後、再び像形成ユニット群14全体は移動モータ1
6に駆動されて図1の矢印Q方向に90゜回転する。そ
して、マゼンタ像形成ユニット13Mが像形成位置18
に達した位置で、像形成ユニット群14全体は停止す
る。上述したブラックおよびイエロと同様の動作を、こ
のマゼンタ像形成ユニット13Mについても行う。ま
た、シアンについても、ブラック、イエロおよびマゼン
タと同様の初期化動作を行う。
【0051】以上のように、各像形成ユニット13の初
期化動作を終了させた後(シアン像形成ユニット13C
の初期化動作終了後)、さらに像形成ユニット群14全
体を矢印Q方向に90゜回転させ、ブラック像形成ユニ
ット13Kを像形成位置18に入れ替えて、本実施形態
に係るカラー電子写真装置における電源投入時の装置初
期化動作が終了する。この間、各色の感光体20の回転
時間に各約2秒、像形成ユニット13の切り替え動作に
各約2秒要したため、合計16秒の初期化時間を要し
た。なお、上述した初期化動作において、4色全ての感
光体20はそれぞれ2.03回転(730゜)するた
め、この装置初期化動作の前後において、4色全ての感
光体20の回転停止位置は、約10゜ずれた位置に停止
することとなる。
【0052】次に、本発明の実施形態に係るカラー電子
写真装置におけるフルカラー像形成動作を、図1および
図2を用いて説明する。本実施形態においては、はじめ
にブラックの像形成工程を行う。このブラックの像形成
工程を行う場合は、まず、図2に示されるブラック像形
成ユニット13Kを構成する感光体20を、電源32に
より交流電圧を印加したローラ帯電器21を用いて、−
700Vに帯電させる。次に、この感光体20にレーザ
光19を照射して静電潜像を形成する。このとき、感光
体20の露光電位は−50Vであった。次に、この感光
体20を、1成分ブラックトナー29Kを担持した現像
ローラ25により現像する。感光体20の未帯電域の通
過時には、現像ローラ25には高圧電源30により、+
100Vの直流電圧を印加する。その後、−700Vに
帯電し静電潜像が書き込まれた感光体20表面の通過時
には、現像ローラ25には高圧電源30により−200
Vの直流電圧を印加する。すると、感光体20上には画
像部にのみネガポジ反転したブラックトナー像が形成さ
れる。図1に示すように、像形成ユニット群14を構成
するブラックの像形成ユニット13Kは像形成位置18
にあり、このとき感光体20は中間転写ベルト5に接触
している。そして、先に説明した像形成ユニットの像形
成工程により、ブラックトナーによる像形成が行われ
る。この時、感光体20は4回転ちょうど、すなわち1
440゜回転する。
【0053】ブラックのトナー像がすべて中間転写ベル
ト5に転写し終わった直後、像形成ユニット群14全体
は移動モータ16に駆動されて、図1の矢印Q方向に9
0゜回転し、イエロ像形成ユニット13Yが像形成位置
18に達した位置で止まる。像形成ユニット群14の回
転が終了しイエロ像形成ユニット13Yが像形成位置1
8に到達すると、ブラックの場合と同様に、今度はイエ
ロの信号でレーザ露光装置37がイエロ像形成ユニット
13Yにレーザ光を照射し、イエロのトナー像の形成と
転写が行われる。このときまでに中間転写ベルト5は1
回転し、位置検出器12からの信号に基づいてイエロの
信号光の書き込みタイミングが制御され、前に転写され
たブラックのトナー像に次のイエロのトナー像が位置的
に合致するように重ね合わされる。この間、第三転写ロ
ーラ36は中間転写ベルト5と非接触の位置に退避して
いるため、転写ベルト上のトナー像を乱さない。
【0054】イエロのトナー像を中間転写ベルト5に転
写し終わった後、再び、像形成ユニット群14全体が移
動モータ16に駆動されて矢印Q方向に90゜回転し、
マゼンタ像形成ユニット13Mが像形成位置18に達し
た位置で止まる。そして、ブラックおよびイエロと同様
の動作を、このマゼンタ像形成ユニット13Mについて
も行う。
【0055】マゼンタのトナー像を中間転写ベルト5に
転写し終わった後、さらに像形成ユニット群14全体を
矢印Q方向に90゜回転させ、シアン像形成ユニット1
3Cを像形成位置18に入れ替える。この入れ替え動作
の間に、用紙45は給送ローラ44により移動し始め一
旦待機する。そして、シアントナーによる像形成を、上
述したブラック、イエロおよびマゼンタと同様の動作に
よって行い、中間転写ベルト5上には4色のトナー像が
位置的に合致して重ね合わされ、フルカラー像が形成さ
れる。転写ベルト4上のシアン像の先頭位置が第二転写
ローラ7と第三転写ローラ36との対向部に来るのにタ
イミングを合わせ、第三転写ローラ36に+3kVの電
圧を印加し、用紙45に、4色のトナー像を一括転写す
る。用紙に転写されたトナー像は定着機46により定着
する。
【0056】次に、本発明の実施形態に係るカラー電子
写真装置におけるフルカラー像形成動作終了時の動作
を、図1および図5を用いて説明する。本実施形態に係
るカラー電子写真装置においては、上述したような動作
で、ブラック,イエロ,マゼンタ,シアンの順に像形成
が行われる。そして、給紙カセットから送られる用紙4
5に、4色のトナー像を一括転写した後、そのトナー像
を定着機46によって定着させる。その後、像形成ユニ
ット群14全体が移動モータ16に駆動されて図1の矢
印Q方向に90゜回転移動し、再び、ブラックの像形成
ユニット13Kが像形成位置18に到達し、フルカラー
像の像形成工程を完了する。
【0057】このときの最後の停止状態を図5を用いて
説明する。図5はフルカラー像形成直後、最終色のシア
ン像形成ユニット13Cが像形成位置18から重力方向
上方へ移動した状態を示す図である。シアン像形成ユニ
ット13Cは図5の位置にあり、像形成ユニット内部に
溜まったオゾンは空気よりも重たいために、矢印Eのご
とく光路窓口22より自然落下し、像形成ユニット外へ
と排出される。
【0058】次に、本発明の実施形態に係るカラー電子
写真装置における紙ジャム処理後の装置初期化動作を図
1を用いて説明する。本実施形態に係るカラー電子写真
装置においては、マゼンタ像形成ユニット13Mとシア
ン像形成ユニット13Cとの入れ替え動作の間に、用紙
45は給送ローラ44により移動し、第三転写ローラ3
6での転写のタイミングに合わせられるよう待機してい
る。したがって、装置内部での紙ジャム発生時には、ブ
ラック、イエロおよびマゼンタの各感光体表面上のトナ
ー像は全て転写ベルトに転写されているので、この3色
の像形成ユニットの初期化動作を行う必要はない。とこ
ろが、シアンの感光体上には、紙ジャム時に未転写のト
ナー像が表面に残っているために、シアン像形成ユニッ
ト13Cだけは初期化する必要がある。以下、具体的な
紙ジャム処理後の装置初期化動作について説明する。
【0059】紙ジャム発生時には、像形成位置18にシ
アン像形成ユニット13Cが存在する。そこで、まず、
シアン像形成ユニット13Cを構成する感光体20を、
電源32により交流電圧を印加したローラ帯電器21を
用いて、−700Vに帯電させる。感光体20は、2.
03回転(730゜)させる。このとき現像ローラ25
には高圧電源30により、−200Vの直流電圧を印加
する。そして、このシアン像形成ユニット13Cの初期
化動作が終わった後に、像形成ユニット群14全体は移
動モータ16に駆動されて図1の矢印Q方向に90゜回
転して、像形成ユニット13Kが像形成位置18に達し
た位置で止まる。その後、装置は紙ジャムによる緊急停
止前の画像のプリント動作に入る。
【0060】その結果、紙ジャム処理後の装置初期化動
作には、シアン感光体の回転時間約2秒、像形成ユニッ
トの切り替え動作が約2秒の合計4秒の初期化時間を要
するだけで、次のプリント動作に復帰でき、前述の通常
の初期化動作の16秒に比べ75%も時間を短縮でき
る。
【0061】次に、本発明の実施形態に係るカラー電子
写真装置におけるブラック単色の像形成工程終了時の動
作を説明する。本実施形態に係るカラー電子写真装置に
おいては、像形成開始時には、前述のように初期化動作
後もフルカラー像形成工程終了後も像形成位置にはブラ
ックの像形成ユニット13Kが配置されている。そし
て、このブラックの像形成ユニットを用いて像形成動作
を行い、ブラックの単色プリントを終了した後は、像形
成ユニット群14全体が矢印Q方向に360゜回転し
て、再びブラックの像形成ユニット13Kを像形成位置
18に入れ替え、ブラックの単色像作成工程を終了す
る。したがって、ブラック像形成ユニット13K内部に
溜まったオゾンは、ブラックの単色プリント終了後の像
形成ユニット群14の回転動作途中で光路窓口22より
自然落下し、像形成ユニット13K外へと排出される。
【0062】以上が本発明の実施形態に係るカラー電子
写真装置の主要動作についての説明である。本発明の実
施形態に係るカラー電子写真装置は、以上に説明した構
成を有し、その構成に基づいて、従来技術における課題
を解決すべく、以上に説明した動作を行う。
【0063】なお、以上の本実施形態においては、像形
成ユニットの構造として特定のものを用いたが、本発明
はこの構造に限定されるものではなく、例えば、他の1
成分現像法や帯電方法を用いた構造の像形成ユニットで
もよい。また、本実施形態においては、導電性弾性ロー
ラによる1成分接触現像法を用いているが、本発明はこ
の方法に限定されるものではなく、例えば、ジャンピン
グ現像法、インプレッション現像法等を用いてもよい。
さらに、本実施形態においては、カラー合成部として
は、トナー像を直接その上に形成する中間転写ベルトを
用いた装置である場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、受像紙を周囲に
巻き付ける構成の中間転写体であっても同様に有効であ
る。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
感光体およびローラ帯電器の劣化等をなくして画ぼけ等
の異常画像の発生を防止するとともに、ブラックの単色
プリント時のファーストプリント速度を早くし、装置初
期化後および紙ジャム処理後の装置初期化後の回復時間
を短くすることが可能であるカラー電子写真装置を得る
ことができる。
【0065】以下に、従来技術に係るカラー電子写真装
置の具体的な課題に対応する本発明の効果について説明
する。 [第1の課題に対応する効果]第1の課題は、滞留オゾ
ンによる感光体の劣化であった。本発明の実施形態に係
る装置においては、最終色の像形成ユニットの像形成の
終了後、像形成ユニットを像形成位置から重力方向上方
に回転移動させた後にプリント動作を完了する。そのた
め、像形成動作終了後、装置を放置しても、感光体表面
近傍にオゾンが滞留することが無く、感光体表面が酸化
することによる画像劣化を防ぐことができる。
【0066】[第2の課題に対応する効果]第2の課題
は、像形成終了時の感光体停止位置が常に同じであるた
めに、帯電器の下に位置する感光体表面に画ぼけが発生
しやすいことであった。本発明の実施形態に係る装置に
おいては、像形成工程では感光体は整数回転するが、装
置初期化動作では回転を10゜づつずらせて終了するた
め、像形成状態の終了後、常に感光体表面の異なった位
置が帯電器の下に位置するようになる。そのため、その
部分に画ぼけなどの異常画像が発生しない。
【0067】[第3の課題に対応する効果]第3の課題
は、像形成終了時の感光体停止位置が常に同じであるた
めに、像形成ユニット群が回転移動したときに転写ベル
トと接触する部位が著しく傷つくことであった。本発明
の実施形態に係る装置においては、装置初期化動作の終
了後、像形成ユニット内での感光体の停止位置が毎回異
なり、常に感光体表面の異なった位置が転写ベルトとこ
すれ合うようにしたため、感光体表面の傷が全周に分散
され、目立ちにくくなる。
【0068】[第4の課題に対応する効果]第4の課題
は、像形成終了時に、ゴム製のローラ帯電器表面と感光
体との接触する位置が常に同じにあるために、ローラ帯
電器が永久変形を起こしやすいことであった。本発明の
実施形態に係る装置においては、ローラ帯電器と感光体
との径が整数比例関係であっても、装置初期化動作の終
了後、像形成ユニット内での感光体およびローラ帯電器
の停止位置が毎回異なるため、ローラ帯電器の異なった
位置が感光体と接触し停止状態を保つようになる。した
がって、ローラ帯電器が感光体に圧接され永久変形を起
こす可能性が低くなり、帯電ムラ等に対する信頼性が向
上する。
【0069】[第5の課題に対応する効果]第5の課題
は、従来技術に係る装置では最終色のシアンを像形成位
置に配置したままプリント動作を完了するために、次に
ブラック単色のプリントをしようとするとファーストプ
リントタイムが遅くなることであった。本発明の実施形
態に係る装置においては、プリント動作完了後に、再び
第1色目のブラックの像形成ユニットを像形成位置に戻
してから全動作を終了する構成にしたため、ブラック単
色画像の1枚目出力までのファーストプリント速度が約
2秒速くできる。
【0070】[第6の課題に対応する効果]第6の課題
は、像形成ユニットを切り替えてから像形成をスタート
するまでの時間が短いために、トナーの帯電不足の影響
が画像に現れることであった。本発明の実施形態に係る
装置においては、図3に示すように、感光体上の静電潜
像の先頭位置が現像ローラ対向位置に到達するまでの時
間内に、現像器の現像ローラ上の供給ローラ対向位置が
感光体対向位置を通過する構成にしたために、トナーの
摩擦帯電が十分なされてから、感光体上の静電潜像を現
像する。したがって、ページ全面にわたって画像濃度が
均一となる。
【0071】[第7の課題に対応する効果]第7の課題
は、転写用紙がカラー電子写真装置内で通紙不良を起こ
したときに、従来技術に係る装置においては、復帰動作
で全色の像形成ユニットの初期化動作を行う必要がある
ため、長時間(16秒)を要するということであった。
本発明の実施形態に係る装置においては、各色の像形成
ユニットは像形成に用いられた後は、初期化されたとき
と同じ状態で像形成位置から離脱している。そのため、
通紙不良時に像形成動作を行っていて感光体上にトナー
像が残っている像形成ユニットは、最終色の像形成ユニ
ットだけである。したがって、通紙不良時にリセット動
作を行う必要のある像形成ユニットは像形成位置にある
最終色の像形成ユニットだけであり、通紙不良を起こし
ても、復帰動作に要する時間が短くなり(4秒となった
ので12秒短縮できた)、しかも美しい画像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカラー電子写真装置の
構成図
【図2】図1で示されたカラー電子写真装置を構成して
いる像形成ユニットの構成図
【図3】図2で示された像形成ユニットの感光体周辺の
拡大構成図
【図4】図1で示されたカラー電子写真装置を構成して
いる中間転写ベルトユニットの構成図
【図5】図1で示されたカラー電子写真装置におけるフ
ルカラー像形成直後のシアン像形成ユニットが像形成位
置から重力方向上方へ移動した状態を示す図
【図6】従来技術に係るカラー電子写真装置の構成図
【図7】図6で示されたカラー電子写真装置を構成して
いる像形成ユニット周辺の構成図
【符号の説明】
4 中間転写ベルトユニット 5 中間転写ベルト(転写体) 6 第一転写ローラ 7 第二転写ローラ 13 像形成ユニット 13K ブラック用像形成ユニット 13Y イエロ用像形成ユニット 13M マゼンタ用像形成ユニット 13C シアン用像形成ユニット 14 像形成ユニット群 17 軸 18 像形成位置(所定位置) 20 感光体 21 ローラ帯電器 23 現像器 25 現像ローラ 26 供給ローラ(トナー供給部材) 37 レーザ露光装置 43 ミラー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
    とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
    されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
    ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
    置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
    せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
    次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
    記転写体上に形成する像合成転写部と、前記像形成ユニ
    ットの切り替え時の前記像形成ユニット群の回転方向
    が、前記各像形成ユニットを前記所定位置から重力方向
    上方向に移動させる方向である移動手段とを備えたカラ
    ー電子写真装置であって、 カラー像形成終了後に、前記カラー像の形成の際に前記
    転写体と最後に接触した像形成ユニットが重力方向上方
    向に移動するように、前記像形成ユニット群を回転させ
    ることを特徴とするカラー電子写真装置。
  2. 【請求項2】 所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
    とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
    されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
    ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
    置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
    せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
    次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
    記転写体上に形成する像合成転写部とを備えたカラー電
    子写真装置であって、 前記転写体に前記感光体上のトナー像を転写する際の前
    記感光体の回転数を整数回とし、前記感光体の初期化動
    作における回転数を非整数回とすることを特徴とするカ
    ラー電子写真装置。
  3. 【請求項3】 所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
    とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
    されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
    ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
    置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
    せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
    次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
    記転写体上に形成する像合成転写部とを備えたカラー電
    子写真装置であって、 前記複数の像形成ユニットを用いて前記転写体上に形成
    されたカラー像を転写用紙に転写した後に、第1色目の
    像形成ユニットを前記所定位置に配置して一連の動作を
    終了することを特徴とするカラー電子写真装置。
  4. 【請求項4】 前記第1色目がブラックである請求項3
    に記載のカラー電子写真装置。
  5. 【請求項5】 所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
    とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
    されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
    ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
    置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
    せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
    次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
    記転写体上に形成する像合成転写部と、前記像形成ユニ
    ットの切り替え時の前記像形成ユニット群の回転方向
    が、前記各像形成ユニットを前記所定位置から重力方向
    上方向に移動させる方向である移動手段とを備えたカラ
    ー電子写真装置であって、 前記複数の像形成ユニットの中の一つの像形成ユニット
    を用いて前記転写体上に形成された単色の像を転写用紙
    に転写した後に、前記一つの像形成ユニットを、前記所
    定位置から重力方向上方向に移動させることを特徴とす
    るカラー電子写真装置。
  6. 【請求項6】 前記一つの像形成ユニットを前記所定位
    置から重力方向上方向に移動させるために、前記像形成
    ユニット群を少なくとも1回転させる請求項5に記載の
    カラー電子写真装置。
  7. 【請求項7】 所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
    とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
    されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
    ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
    置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
    せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
    次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
    記転写体上に形成する像合成転写部とを備えたカラー電
    子写真装置であって、 前記各現像器が、1成分トナーと、前記1成分トナーを
    収容するトナーホッパと、前記トナーホッパ内に設けら
    れたトナー供給部材と、前記トナー供給部材と対向した
    現像ローラとを用いて構成されており、 前記各感光体上に像形成を行う場合において、前記感光
    体上の静電潜像の先頭位置が前記現像ローラとの対向位
    置に達するまでの時間内に、前記トナー供給部材と対向
    する前記現像ローラの表面位置が、前記感光体との対向
    位置を通過することを特徴とするカラー電子写真装置。
  8. 【請求項8】 所定の色ごとに現像器と帯電器と感光体
    とを有する複数の像形成ユニットが円環状に並べて配置
    されている回転可能な像形成ユニット群と、所定位置に
    ある前記像形成ユニットの前記感光体を露光する露光装
    置と、前記所定位置にある前記感光体に転写体を接触さ
    せて、前記各感光体上に形成された各色のトナー像を順
    次転写し、各色のトナー像を重ね合わせてカラー像を前
    記転写体上に形成する像合成転写部とを備えたカラー電
    子写真装置であって、 前記転写体上に形成されたカラー像を転写用紙に転写す
    る際に通紙不良が発生したときの復帰動作において、前
    記カラー像の形成の際に最後に前記転写体に接触する像
    形成ユニット以外の像形成ユニットは初期化された状態
    で前記所定位置から離脱しており、通紙不良が発生した
    後には、前記転写体と最後に接触した前記像形成ユニッ
    トの初期化動作のみを行い、その後第一色目の像形成ユ
    ニットを前記所定位置に配置した後に復帰動作を完了す
    ることを特徴とするカラー電子写真装置。
  9. 【請求項9】 前記帯電器が、導電性の弾性ローラを用
    いたローラ帯電器である請求項1から8のいずれか1項
    に記載のカラー電子写真装置。
  10. 【請求項10】 前記所定の色が、イエロ、シアン、マ
    ゼンタ、ブラックを含む請求項1から9のいずれか1項
    に記載のカラー電子写真装置。
JP9083094A 1997-04-01 1997-04-01 カラー電子写真装置 Withdrawn JPH10282760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9083094A JPH10282760A (ja) 1997-04-01 1997-04-01 カラー電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9083094A JPH10282760A (ja) 1997-04-01 1997-04-01 カラー電子写真装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10282760A true JPH10282760A (ja) 1998-10-23

Family

ID=13792603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9083094A Withdrawn JPH10282760A (ja) 1997-04-01 1997-04-01 カラー電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10282760A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096632A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009109912A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05341620A (ja) * 1992-06-12 1993-12-24 Sharp Corp 接触帯電装置
JPH06194944A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Toshiba Corp 現像装置
JPH0713427A (ja) * 1993-06-21 1995-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 現像装置
JPH0736351A (ja) * 1993-07-20 1995-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像形成カートリッジ
JPH0792780A (ja) * 1993-09-27 1995-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH07191545A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Canon Inc 画像形成装置
JPH08152810A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JPH08272229A (ja) * 1995-04-03 1996-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子写真装置およびその装置に用いる中間転写ユニット

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05341620A (ja) * 1992-06-12 1993-12-24 Sharp Corp 接触帯電装置
JPH06194944A (ja) * 1992-12-25 1994-07-15 Toshiba Corp 現像装置
JPH0713427A (ja) * 1993-06-21 1995-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 現像装置
JPH0736351A (ja) * 1993-07-20 1995-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像形成カートリッジ
JPH0792780A (ja) * 1993-09-27 1995-04-07 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH07191545A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Canon Inc 画像形成装置
JPH08152810A (ja) * 1994-11-29 1996-06-11 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JPH08272229A (ja) * 1995-04-03 1996-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子写真装置およびその装置に用いる中間転写ユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008096632A (ja) * 2006-10-11 2008-04-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009109912A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10282760A (ja) カラー電子写真装置
JP3061709B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3583379B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3263391B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3101270B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3548140B2 (ja) カラー画像記録装置に用いる中間転写ベルトのクリーニング装置およびカラー画像記録装置
JP3222448B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3101272B1 (ja) 個別ユニット
JP3289006B2 (ja) カラー画像記録装置
JPH10282754A (ja) カラー電子写真装置
JP3146208B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3442843B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3149305B2 (ja) カラー画像記録装置
JP3146207B2 (ja) カラー画像記録装置及び中間転写ベルトユニット
JP3146206B2 (ja) カラー画像記録装置及び中間転写ベルトユニット
JP3103555B1 (ja) 個別ユニット
JP3103556B1 (ja) 個別ユニット
JP3103552B1 (ja) 個別ユニット
JP2001350312A (ja) カラー画像記録装置
JPH1010825A (ja) カラー電子写真装置、及びそれに用いる像合成転写部
JPH09288398A (ja) カラー電子写真装置
JP2001056592A (ja) カラー画像記録装置
JP2001249514A (ja) カラー画像記録装置
JP2001022148A (ja) カラー画像記録装置
JP2002116600A (ja) カラー画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060711

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060825