JP2000346326A - 高温型の廃棄物処理装置と、それに使用する熱交換器及び保護材 - Google Patents

高温型の廃棄物処理装置と、それに使用する熱交換器及び保護材

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JP2000346326A
JP2000346326A JP15382899A JP15382899A JP2000346326A JP 2000346326 A JP2000346326 A JP 2000346326A JP 15382899 A JP15382899 A JP 15382899A JP 15382899 A JP15382899 A JP 15382899A JP 2000346326 A JP2000346326 A JP 2000346326A
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JP
Japan
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heat
pipes
exhaust
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JP15382899A
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Yukifumi Sakai
幸文 酒井
Yoichiro Mochizuki
陽一郎 望月
Kazuji Matsuyama
和司 松山
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/20Waste processing or separation

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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器の熱交換率を高めるとともに、熱交
換器に焼却灰が多量に付着することを防ぐことが可能で
ある高温型の廃棄物処理装置と、それに使用する熱交換
器及び保護材を提供する。 【解決手段】 燃焼部、灰溶融部および熱交換部を有
し、廃棄物を燃焼部で燃焼したあと、灰溶融部で溶融処
理して、さらに熱交換部で排ガスの熱を熱交換する高温
型の廃棄物処理装置において、排熱回収用の多数のセラ
ミックパイプからなる熱交換器を熱交換部のダクト部に
設けるとともに、そのダクト部の上流側に熱交換器の少
なくとも最も上流側に位置するセラミックパイプに近接
して熱交換器用の保護材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高温型の廃棄物処
理装置と、それに使用する熱交換器及び保護材に関する
ものである。そのような高温型の廃棄物処理装置の典型
例は、1200〜1300℃で焼却,溶融処理する高温
型の焼却炉である。
【0002】
【従来の技術】近年、ダイオキシン対策で、焼却炉は1
200〜1300℃で焼却,溶融処理するような高温型
に置き換えられている。
【0003】そのような高温型の廃棄物処理装置におい
ては、焼却灰や排ガス中のダイオキシンを減少させるた
め、焼却部だけでなく、ダクト部においても、高温が保
たれている。当然、排ガスも高温となり、省エネルギー
の点から排熱回収が試みられている。
【0004】焼却炉とは違って、工業炉では、排ガスが
クリーンな燃焼ガスであるので、1200〜1300℃
の排ガスから熱を効率的に交換するシステムを作ること
は、それほど困難ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、焼却炉のよう
な高温型の廃棄物処理装置で熱交換を行う際は、工業炉
では見られなかった新たな問題が発生する。そのため、
単に工業炉用の熱交換器を焼却炉に適用しただけでは、
効率よい熱回収が困難である。
【0006】本発明の主な目的は、熱交換器の熱交換率
を高めることが可能な高温型の廃棄物処理装置と、それ
に使用する熱交換器及び保護材を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、熱交換器のパイプに
焼却灰が多量に付着することを防ぐことが可能である高
温型の廃棄物処理装置と、それに使用する熱交換器及び
保護材を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の好適な解決手段
は、前掲の請求項1〜20に記載の高温型廃棄物処理装
置とそれに使用する熱交換器及び保護材である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、焼却炉用の熱交換器と
して従来用いられていたものに若干の改良を加えるだけ
で、工業炉のように熱交換効率のよい、または場合によ
っては、それ以上の熱回収効率を可能にするものであ
る。
【0010】焼却炉用の熱交換器は、高温の燃焼ガス
(すなわち高温の酸化性雰囲気)に長時間に渡って曝さ
れる。そのように高温の燃焼ガスに長時間に渡って曝さ
れながら熱を回収するために、熱交換器は、耐熱性、耐
食性の優れたものが好ましい。この点から、炭化珪素な
どのセラミックスで形成したパイプを利用した熱交換器
を使用するのが好ましい。
【0011】また、熱交換器は、熱交換率をあげるた
め、多数のパイプを一定間隔で密に並べ、その中を気体
や液体を循環させ、燃焼ガスから排熱を回収する構造に
する。このような構造であると、個々のパイプの挿抜は
簡単にはできない。
【0012】ダイオキシン問題で注目されている家庭ゴ
ミ、産業廃棄物などを高温で焼却する高温型の廃棄物処
理装置(焼却炉、溶融炉など)に、このようにパイプの
挿抜が簡単にできない熱交換器を設置すると、熱交換率
の急激な低下を来すことがわかった。
【0013】排ガス中には微細な焼却灰やガス状の不純
物が非常にたくさん含まれており、これらの焼却灰や不
純物が熱交換器のパイプに触れると、その表面に付着、
析出、堆積して、やがてパイプを厚く被ってしまう。そ
の結果、熱交換率の急激な低下を来すのである。
【0014】密に配置された熱交換器のセラミックパイ
プは、一般に大型で、従って重く、しかも、非常に本数
が多く、その上、デリケートな取り扱いが必要である。
月に一度ぐらいは点検、清掃などのメインテナンス処理
をするにしても、焼却灰が付着したからといって、それ
以上頻繁に清掃するのは、手間がかかり、処理設備の停
止時間が長くなり、現実的ではない。
【0015】そこで、本発明の高温型廃棄物処理装置に
おいては、排熱回収のために多数のセラミックパイプか
らなる熱交換器を排気用のダクト部に設けるとともに、
そのダクト部内の上流側に熱交換器用の保護材を設け
る。
【0016】また、保護材は、常圧焼結炭化珪素で、板
状材または棒状材に形成する。そして、保護材の気孔率
は5%以下にする。さらに、保護材が表面に炭化珪素の
CVD膜を有することが好ましい。
【0017】本発明の好適な実施態様では、保護材が排
ガスで加熱され、その保護材の熱が、保護材の、セラミ
ックパイプに面した側から輻射熱となって、近接するセ
ラミックパイプを加熱し、セラミックパイプも、保護材
を通過して流れてきた排ガスに曝され、対流による熱交
換を受ける構成にする。
【0018】本発明は、高温型廃棄物処理装置だけでな
く、その高温型廃棄物処理装置に使用する熱交換器や保
護材をも提供するものである。
【0019】例えば、排気用のダクト部に多数のセラミ
ックパイプを設けて排熱を回収するようにした熱交換器
において、多数のセラミックパイプの中で、少なくとも
最も上流側に位置するセラミックパイプに近接して炭化
珪素質の保護材を挿抜可能に設ける。そのばあい、セラ
ミックパイプに並行して保護材が配置されているのがパ
イプ保護の点で好ましい。
【0020】とくに、熱交換器の少なくとも最も上流側
に位置するセラミックパイプに近接して熱交換器用の保
護材を設けるのが好ましい。例えば、多数のパイプを複
数の列に配置して熱交換器を構成し、保護材は、その熱
交換器のパイプの中で、排気に対して最も上流側のパイ
プをその上流側から保護するように配置する。焼却灰な
どは、大部分が保護材表面に付着するので、上流側のパ
イプを一様に保護すれば、その後の列のパイプを特に保
護する必要はないが、その後の列のパイプに保護材を設
けてもよいし、保護材の列が複数列になるようにしても
良い。
【0021】保護材は、例えば板状であるならば保護す
るセラミックパイプを排気が直接当たるのを防ぐような
形で1本1本のパイプに対応させて設けるのがよい。保
護材の大きさは、パイプ断面と同じくらいの板面積を持
つものがよい。
【0022】保護材として棒状材を用いる場合は、パイ
プ1本に1本以上の割合となるように複数本組み合わせ
て棒状材を配置し、排気を乱流にするように焼却灰を取
り除くとともに排熱を吸収するようにする。
【0023】このように配置された保護材は、数日で焼
却灰が保護材表面に数ミリ以上堆積するが、その度に保
護材を抜き取り、清掃して再度取り付けるか、別の保護
材と交換してやればよい。
【0024】保護材は、熱交換器の上流側に、例えば一
列に並ぶように設置してやればよいので、保護材の交換
は、熱交換器の多数のパイプを抜き取るのと比べて、極
めて簡単である。
【0025】また、保護材は、常圧焼結炭化珪素で形成
されている場合、耐熱性や耐食性が充分である上に、熱
伝導率が高く、加えて強度が十分である。このような特
性を確実に得るためには、気孔率5%以下とする。そう
でないと、強度が低下し、熱伝導率が低下してしまうこ
とがある。
【0026】保護材をセラミックパイプの上流側に一定
間隔を設けて設置すると、保護材自体が排気で加熱さ
れ、その熱がセラミックパイプに面した側から輻射熱と
なって隣接するセラミックパイプを加熱する。この時、
その隣接するセラミックパイプ自体も、保護材の間を通
って流れてきた排気に曝されるので、ここでも対流によ
る熱交換を受ける。
【0027】このように保護材を設けることにより、熱
交換率を著しく上げることが可能となるのてある。
【0028】なお、保護材の形状は、挿抜に適する形状
が好ましく、そうであれば、板状、棒状以外でも勿論可
能であるが、板状であれば清掃が容易である。板状とす
る場合には、任意の形状に湾曲させてもよい。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の好適な実施
例を説明する。
【0030】図1は、本発明の実施例1による高温型廃
棄物処理装置を示す概略説明図である。
【0031】図1において、高温型の廃棄物処理装置
は、燃焼部として燃焼室1が設けられている。燃焼室1
から燃焼ガスつまり排ガスがダクト部2の中を下流に流
れていく。ダクト部2の途中に、灰溶融部として灰溶融
炉3が配置されている。さらにその灰溶融炉3の下流に
熱交換部として熱交換器4が設けられている。
【0032】従来一般に行われているように廃棄物(図
示せず)を燃焼室1で燃焼したあと、灰溶融炉3で溶融
処理し、さらに熱交換器4で排ガスの熱を熱交換して回
収する。灰溶融炉3の一部5から焼却灰6が排出され
る。
【0033】熱交換器4が設けられている、ダクト部2
の排気口付近には、排熱回収用の多数のセラミックパイ
プ10により、熱交換器4が構成されている。そのダク
ト部2内の上流側に、熱交換器4の少なくとも最も上流
側に位置するセラミックパイプ10に近接して、熱交換
器用の保護材11がもうけられている。
【0034】図2は、本発明の熱交換器の1つの例を示
す。多数のパイプ10を複数の列(例えば3列)に配置
して熱交換器4を構成する。保護材11は、その熱交換
器4のパイプ11の中で、排気に対して最も上流側のパ
イプ10(図2の最下列の3本のパイプ10)に並行し
て配置されており、それらのパイプ10をその上流側か
ら保護する。この例の場合、保護材11は、3個が1列
に配置されている。
【0035】図3は、本発明の熱交換器の他の例を示
す。多数のパイプ10を複数の列(例えば2列)に配置
して熱交換器4を構成する。保護材11は、その熱交換
器4のパイプ11の中で、排気に対して最も上流側のパ
イプ10(図2の下列の3本のパイプ10)に並行して
おり、それらのパイプ10をその上流側から保護する。
この例の場合、保護材11は、6個が3個ずつ2列に配
置されている。
【0036】図2,3のいずれの例においても、焼却灰
などは、大部分が保護材11の表面に付着するので、上
流側のパイプ10を一様に保護すれば、その後の列のパ
イプ10を特に保護する必要はない。もちろん、その後
の列のパイプ10に保護材11を設けてもよい。
【0037】図4は、熱交換器4のパイプ10と保護材
11の関係を示す。1個の保護材11を1本のセラミッ
クパイプ10に並行にかつそれの上流側に近接して設置
すると、保護材11自体が排気で加熱され、その保護材
11自体の熱がセラミックパイプ10に面した側11a
から輻射熱となって隣接するセラミックパイプ10を加
熱する。この時、その隣接するセラミックパイプ10自
体も、複数の保護材11の間を通って流れてきた排気1
3に曝されるので、ここでも対流14による熱交換を受
ける。
【0038】堆積物15は、大半が保護材11の上流側
の面11bに形成される。
【0039】図5は、本発明の熱交換器のさらに別の例
を示す。保護材として棒状材21を用いている。このよ
うな場合は、1本のパイプ10に1本以上(図5では3
本)の割合となるように複数本組み合わせて棒状材21
を配置し、排気を乱流にするように焼却灰を取り除くと
ともに排熱を吸収するようにするのが好ましい。
【0040】前述の図1〜6のいずれの例においても、
保護材11,21は、数日で焼却灰の堆積物15が数ミ
リ以上の高さになるが、その度に抜き取り、清掃して再
度取り付けるか、別の保護材と交換してやればよい。そ
のとき、保護材11,21の交換は、熱交換器4の多数
のパイプ10を抜き取るのと比べて、極めて簡単であ
る。
【0041】実験例 1250〜1300℃の温度の範囲内に焼却温度、灰溶
融温度および燃焼ガス温度が保たれる廃棄物処理装置を
製造した。その廃棄物処理装置の排気ダクトの排気口近
くに炭化珪素製の直径120mmのセラミックパイプ数
十本からなる熱交換器を設けた。上流の直接排気に面し
ていた上流の最下列のセラミックパイプ8本に、1対1
対応で20mmの間隔を開けて、気孔率8%の常圧焼結
炭化珪素製板状保護材(120×1100×15mm)
8本を1列に設置した。これらのセラミックパイプ及び
保護材の構成は、図2のものを個数を増加させるように
拡大した構成に酷似していた。
【0042】1週間に1度、保護材を抜き取り、表面に
付着した灰を清掃した後、元通り設置した。1ヶ月後、
熱交換器からセラミックパイプを抜き取り、点検した
が、表面に薄く灰が付着する程度であった。セラミック
パイプに灰が若干堆積していたにもかかわらず、熱効率
の低下は認められなかった。
【0043】比較例 前述の実験例と同じ廃棄物処理装置を使用した。ただし
熱交換器は同一のものを用いたものの、保護材を取り付
けずに、1ヶ月連続運転した。
【0044】1ヶ月後、熱交換器からセラミックパイプ
を抜き取ると、上流側のパイプには厚く焼却灰などが堆
積しており、他のパイプにも前述の実験例よりも厚い焼
却灰の堆積が認められた。焼却灰の清掃に、前述の実験
例の数倍の時間を費やし、また、1ヶ月経過直前の熱交
換率は、前述の実験例よりも5%程低下していた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高温型廃棄物処理装置の一例を示
す概略図。
【図2】本発明による高温型廃棄物処理装置の熱交換器
の1例を示す要部断面図。
【図3】本発明による高温型廃棄物処理装置の熱交換器
の他の例を示す要部断面図。
【図4】熱交換器のパイプと保護材(板状の例)の関係
を示す要部拡大図
【図5】本発明による高温型廃棄物処理装置の熱交換器
のさらに他の例を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 燃焼室 2 ダクト部 3 灰溶融炉 4 熱交換器 5 灰溶融炉3の一部 6 焼却灰 10 セラミックパイプ 11、21 保護材 13 排気(排ガス) 14 対流 15 堆積物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 和司 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 Fターム(参考) 3K065 AB03 AC01 AC03 BA06 JA05 JA18 4D004 AB07 CA29 CB50 CC11 DA03 DA06

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼部、灰溶融部および熱交換部を有
    し、廃棄物を燃焼部で燃焼したあと、灰溶融部で溶融処
    理して、さらに熱交換部で排ガスの熱を熱交換して回収
    する高温型の廃棄物処理装置において、排熱回収用の多
    数のセラミックパイプからなる熱交換器を熱交換部のあ
    るダクト部に設けるとともに、そのダクト部内の上流側
    に熱交換器の少なくとも最も上流側に位置するセラミッ
    クパイプに近接して熱交換器用の保護材を設けたことを
    特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 保護材が常圧焼結炭化珪素で形成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物処理装
    置。
  3. 【請求項3】 保護材が板状材からなることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 保護材が棒状材からなることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の廃棄物処理装置。
  5. 【請求項5】 保護材の気孔率が5%以下であることを
    特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の廃
    棄物処理装置。
  6. 【請求項6】 保護材が表面に炭化珪素のCVD膜を有
    することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項
    に記載の廃棄物処理装置。
  7. 【請求項7】 保護材が排ガスで加熱され、その保護材
    の熱が、保護材の、セラミックパイプに面した側から輻
    射熱となって、近接するセラミックパイプを加熱し、セ
    ラミックパイプも、保護材を通過して流れてきた排ガス
    に曝され、対流による熱交換を受ける構成にしたことを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の廃
    棄物処理装置。
  8. 【請求項8】 高温型廃棄物処理装置の排気用のダクト
    部に多数のセラミックパイプを設けて排熱を回収するよ
    うにした熱交換器において、多数のセラミックパイプの
    中で、少なくとも最も上流側に位置するセラミックスパ
    イプに近接して炭化珪素質の保護材を挿抜可能に設けた
    ことを特徴とする熱交換器。
  9. 【請求項9】 セラミックスパイプに並行して保護材が
    配置されていることを特徴とする請求項8に記載の熱交
    換器。
  10. 【請求項10】 保護材が常圧焼結炭化珪素で形成され
    ていることを特徴とする請求項8または9に記載の熱交
    換器。
  11. 【請求項11】 保護材が板状材からなることを特徴と
    する請求項8〜10のいずれか1項に記載の熱交換器。
  12. 【請求項12】 保護材が棒状材からなることを特徴と
    する請求項8〜10のいずれか1項に記載の熱交換器。
  13. 【請求項13】 保護材の気孔率が5%以下であること
    を特徴とする請求項8ないし12のいずれか1項に記載
    の熱交換器。
  14. 【請求項14】 保護材が表面に炭化珪素のCVD膜を
    有することを特徴とする請求項8ないし13のいずれか
    1項に記載の熱交換器。
  15. 【請求項15】 高温型廃棄物処理装置の排気用のダク
    ト部に設けられて排熱回収のために使用される熱交換器
    に使用する保護材において、熱交換器が多数のセラミッ
    クパイプからなり、ダクト部の上流側に、しかも最も上
    流側に位置するセラミックスパイプに近接して設けられ
    ることを特徴とする保護材。
  16. 【請求項16】 保護材が常圧焼結炭化珪素で形成され
    ていることを特徴とする請求項15に記載の保護材。
  17. 【請求項17】 保護材が板状材からなることを特徴と
    する請求項15たは16に記載の保護材。
  18. 【請求項18】 保護材が棒状材からなることを特徴と
    する請求項15または16に記載の保護材。
  19. 【請求項19】 保護材の気孔率が5%以下であること
    を特徴とする請求項15ないし18のいずれか1項に記
    載の保護材。
  20. 【請求項20】 保護材が表面に炭化珪素のCVD膜を
    有することを特徴とする請求項15ないし19のいずれ
    か1項に記載の保護材。
JP15382899A 1999-06-01 1999-06-01 高温型の廃棄物処理装置と、それに使用する熱交換器及び保護材 Pending JP2000346326A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202935A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Koyo Thermo System Kk 排ガス処理装置

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