JP2000346185A - Cvtトランスミッションを制御する装置 - Google Patents

Cvtトランスミッションを制御する装置

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JP2000346185A JP2000139143A JP2000139143A JP2000346185A JP 2000346185 A JP2000346185 A JP 2000346185A JP 2000139143 A JP2000139143 A JP 2000139143A JP 2000139143 A JP2000139143 A JP 2000139143A JP 2000346185 A JP2000346185 A JP 2000346185A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複ピストン原理によるCVTトランスミッシ
ョンを制御する改善された装置を提示する。 【解決手段】 CVTトランスミッションを制御する装
置である。第1の円板対(SSA)と第2の円板対(S
SB)とに所属して、円板対を巻き掛け部材(22)に
圧着するための圧着圧力を生ぜしめるピストンシリンダ
ユニット(23,24)が設けられている。更にトラン
スミッションの変速比を変化させるピストンシリンダユ
ニット(25,26)が設けられている。まず圧着圧力
が達成され、次いで初めて変速比調節が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複ピストン原理に
よるCVTトランスミッションを制御する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複ピストン原理によるCVTトランスミ
ッションを制御する装置は例えば DE195 46 293 A1 か
ら公知である。CVTトランスミッションは無段階に調
整可能な円すい円板巻き掛けトランスミッションであっ
て、駆動側及び被駆動側にそれぞれ1つの円すい円板対
を有しており、これらの円すい円板対は、巻き掛け部材
によって互いに駆動結合されている。詳細に述べると、
CVTトランスミッションは図1に示すように、大体に
おいて駆動軸20上に回転不能に配置された円板対SS
Aと、被駆動軸21上に回転不能に配置された円板対S
SBとから成っている。各円板対は軸方向に可動の1つ
の円板部分と軸方向に不動の1つの円板部分とを含んで
いる。両方の軸の円板対の間にはトルク伝達のために巻
き掛け部材22が設けられている。
【0003】駆動軸20上の円板対SSAは第1のピス
トンシリンダユニット23によって軸方向で巻き掛け部
材22に圧着可能である。同じように被駆動軸21上の
円板対SSBは第2のピストンシリンダユニット24に
よって軸方向で巻き掛け部材22に圧着可能である。
【0004】駆動軸20上の第1のピストンシリンダユ
ニット23及び被駆動軸21上の第2のピストンシリン
ダユニット24に対して作用的に並列に、それぞれ1つ
の第3のピストンシリンダユニット25若しくは第4の
ピストンシリンダユニット26が接続されている。これ
らの第3及び第4のピストンシリンダユニットはトラン
スミッションの変速比調節のために役立つ。第3のピス
トンシリンダユニット25及び第4のピストンシリンダ
ユニット26の圧力室は、要求される変速比若しくは要
求される変速比変化に相応して、交互に圧力媒体を充て
んされあるいは圧力媒体を排出される。このために圧力
室は必要に応じて、圧力媒体ポンプに接続するか、ある
いは排出導管に接続することができる。変速比調節の場
合には、要するに、圧力室の一方は圧力媒体を充てんさ
れて容積を増大せしめられるのに対し、他方の圧力室は
容積減少のために少なくとも部分的に空にされる。圧力
室のこの圧力負荷若しくは圧力排出は、例えば前述の文
献 DE 195 46 293 A1 の図3に示されているように、弁
1を介して行われる。この弁1は種々の接続部を有して
おり、その際接続部2は圧力媒体ポンプ(図示せず)に
接続されている。弁1の接続部3は油溜め若しくはタン
クに接続されている。円板対SSA,SSBの第3及び
第4のピストンシリンダユニット25,26は接続部4
若しくは5を介して弁1に接続されている(導管L1及
びL2)。接続部6は弁1を圧力室7内の前制御圧力に
よって制御するのに役立つ。圧力室7内の前制御圧力は
比例弁(図示せず)によって制御することができる。
【0005】弁1のスライダ8は次のように構成されて
いる。すなわち、スライダは部分範囲9において小さな
横断面を有し、部分範囲10においてより大きな横断面
を有し、換言すればこれらの孔に所属する弁ケーシング
内部の孔は相応して異なった寸法を有している。更にス
ライダ8は1つの部分範囲11に通路11を軸方向に備
えており、この通路は箇所12において半径方向に開か
れている。この軸方向の通路11の内部には別のスライ
ダ13が可動に配置されている。
【0006】スライダ8には複数の力が作用し、これら
の力は全体として右又は左に向かう合成力若しくはスラ
イダ8の運動を生ぜしめることができる。
【0007】右に向かっては、接続部6における圧力ひ
いては圧力室7内の圧力及び部分範囲9の横断面に比例
する力が作用する。この力は矢印F6によって表現され
ている。
【0008】更に右に向かって、接続部4内の圧力及び
部分範囲10と部分範囲9とのスライダ横断面差に比例
する圧力が作用する。この力は矢印F4によって表現さ
れている。
【0009】左に向かっては、接続部5における圧力及
び通路11の横断面にほぼ比例する力が作用する。接続
部5における圧力は接続路12を介して通路11に接続
されている。この接続路12はスライダ運動の緩衝のた
めの液力抵抗として構成しておくこともできる。通路1
1内では接続路12を介して接続部5の圧力がほぼ作用
する。ところでこの圧力は右に向かって内部のスライダ
13に作用し、このスライダ13はプラグ16に支えら
れているので、通路11内の圧力は左に向かってスライ
ダ8に力を作用させる。この力は矢印F5によって表現
される。
【0010】更に、左に向かってスライダ8にばね14
の力が作用する。ばね14はやはりプラグ16に支えら
れている。この力は矢印14によって表現される。
【0011】図示の状態においては、スライダは中間位
置にある。力(矢印)F6は力(矢印)F14とほぼ同
じ大きさである。スライダ8の範囲8aは圧力媒体ポン
プに通じている接続部2を閉鎖している。
【0012】制御縁15及び15′を介して接続部5及
び接続部4は接続部3と接続されている。接続部3は油
溜めに接続されているので、接続部5及び4における圧
力はほぼ同じ大きさであって、極めて小さい。これによ
って、互いに逆向きであってほぼ相殺し合う力F5及び
F4も極めて小さい。接続部4及び5における圧力が等
しいことによって、導管L1,L2を介して何らの合成
調節力もピストンシリンダユニット25,26に作用し
ない。
【0013】力F6が力F14よりも大きくなると、ス
ライダ8は右に向かって動く。接続部5と3との間の接
続は中断される。接続部2は接続部5に接続される。こ
れにより圧力媒体が接続部5に供給され、接続部5の圧
力が増大する。同時に接続部4は制御縁15′を介して
接続部3ひいては油溜めに接続され、圧力媒体が油溜め
内に逃げることができる。これによって接続部4におけ
る圧力ひいては力F4がほとんどゼロになる。力F5
は、接続部5における圧力が増大することによって、増
大し、力F6と力F14との力差(F6−F14)に等
しくなる。今やスライダ8は右に向かうその運動を停止
する。接続部5内の圧力ひいては力F5が更に増大する
と、スライダ8は左に向かって動き、接続部2と5との
間の接続が中断され、それ以上の圧力上昇が抑制され、
かつ接続部5と3との間の接続が開かれて、接続部5内
の圧力が再び減少せしめられ、したがって力F5が再び
力F6とF14との差に等しくなる。
【0014】ところで、このいわゆる圧力天秤は接続部
5内の圧力を自動的に、力F6とF14との差に比例す
る値に調節する。
【0015】接続部5における圧力が過度に高い場合に
は、制御縁15を介して接続部5と3との間の接続が開
かれ、接続部2と5との間の油供給接続が閉じられる。
接続部5内の圧力が過度に低い場合には、接続部2と5
との間の油供給接続が開かれ、接続部5と3との間の油
排出接続が閉じられる。
【0016】接続部5内の圧力は導管L2を介してピス
トンシリンダユニット26に作用する。導管L1ひいて
はピストンシリンダユニット25はほとんど無圧であ
る。これによって円板対SSBにおける巻き掛け部材2
2の走行半径は増大し、円板対SSAにおける巻き掛け
部材22の走行半径は減少する。これによって変速比が
減速方向に変化せしめられる。
【0017】力F6が力F14よりも小さくなると、ス
ライダ8は左に向かって動く。接続部4と3との間の接
続は中断され、接続部2は接続部4に接続される。圧力
媒体が供給されることによって、接続部4における圧力
が増大する。同時に接続部5が制御縁15を介して接続
部3ひいては油溜めに接続される。接続部5内の油は油
溜め内に逃げることができる。これによって接続部5内
の圧力ひいては力F5が小さくなり、ほとんどゼロにな
る。接続部4における圧力が増大することによって、力
F4は増大し、力F14と力F6との差(F14−F
6)に等しくなる。今やスライダ8は左に向かうその運
動を停止する。接続部4内の圧力ひいては力F4が更に
増大すると、スライダ8が右に向かって動き、接続部2
と4との間の接続が中断され、それ以上の圧力上昇が抑
制され、かつ接続部4と3との間の接続が開かれて、接
続部4内の圧力が再び減少し、力F4が再び力F14と
F6との間の差に等しくなる。この場合にも圧力天秤が
生じる。ところでこの圧力天秤は接続部4における圧力
を自動的に、力14と力6との差に比例する値に調節す
る。接続部4における圧力が過度に高いと、油が制御縁
15′を介して(接続部4と3との間の接続)排出さ
れ、接続部2と4との間の油供給接続が停止される。接
続部4における圧力が過度に低いと、接続部2と4との
間の油供給接続が開かれ、接続部4と3との間の油排出
接続が閉じられる。接続部4内の圧力は導管L1を介し
てピストンシリンダユニット25に作用する。導管L2
ひいてはピストンシリンダユニット26はほとんど無圧
である。これによって円板対SSAにおける巻き掛け部
材22の走行半径は増大し、円板対SSBにおける巻き
掛け部材22の走行半径は減少する。これによって増速
方向に変速比が変化せしめられる。
【0018】DE 195 46 293 から公知のトルクフィーラ
は、CVTトランスミッションのための負荷に関連する
若しくはトルクに関連する圧着圧力を生ぜしめるために
役立つ。このようなトルクフィーラを弁として構成し、
この弁がトルクフィーラの軸方向に可動の部分の変位に
よりタンク接続部を閉じることによって圧力室内の圧力
を所望の伝達可能なトルクに相応して制御するようにす
ることも、公知である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複ピ
ストン原理によるCVTトランスミッションを制御する
改善された装置を提示することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、弁制御装置が、第1のピストンシリンダユニットの
ための圧着圧力を生ぜしめるための減圧弁と、第3若し
くは第4のピストンシリンダユニットを充てんするため
若しくは圧力媒体排出のための変速比調節弁装置とを有
しており、これらの減圧弁及び変速比調節弁装置は圧力
カスケードで次のように、すなわち第1のプレストレス
弁がまず減圧弁に圧着圧力を生ぜしめるための圧力媒体
を供給し、次いで圧着圧力が達成された場合に変速比調
節弁装置に圧力媒体を供給するように、接続されている
ことによって、解決される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の有利な実施の形態は、請
求項2以下に記載したとおりである。
【0022】
【発明の効果】本発明による装置の重要な利点は、圧力
カスケードで、円すい円板巻き掛け部材の圧着のための
ピストンシリンダユニットの制御が、トルクフィーラと
して形成することのできる減圧弁によって生ぜしめら
れ、次いで、変速比調節のためのピストンシリンダユニ
ットの制御がピストンシリンダユニットにCVTトラン
スミッションの調節のために作用せしめられる圧力に関
連して行われることである。このようなトルクフィーラ
は DE 198 12 033 A1 に記載されている。この特許出願
の内容は本明細書で引用しておく。まず圧着が保証され
ることによって、プレストレスシステム内に漏えいが生
じることがあっても、巻き掛け部材がスリップすること
はない。本発明により圧着を優先させることによって、
トランスミッションは後から初めて、換言すれば油圧シ
ステム内に大きな漏えいが生じることがあってもわずか
な油で、したがってゆっくりと、調節される。トランス
ミッションの調節を優先させる場合には、迅速に調節を
行う場合にトランスミッションが損傷することがある。
それはプレストレス力を生ぜしめる減圧弁としてのモー
メントフィーラに何らの油も供給されないからである。
この場合巻き掛け部材はスリップすることになる。した
がってトランスミッション調節を優先する場合には、付
加的に生じる漏えいを考慮して、これを阻止する調節速
度制限の形の事前の措置を講じておかなければならない
ことになる。
【0023】
【実施例】以下においては図面に基づいて本発明の構成
を詳細に説明する。
【0024】複ピストン原理によるCVTトランスミッ
ションを制御する本発明による装置は、大体において、
別個のプレストレス弁を有している、圧着エレメントと
しての減圧弁を配置することに基づいており、その際圧
力カスケードで、減圧弁によって円板対の圧着が優先的
に行われ、次いで1つの弁装置によってトランスミッシ
ョン調節が行われる。
【0025】図2によれば、減圧弁としての自体公知の
モーメントフィーラMFが設けられている。このモーメ
ントフィーラに所属するプレストレス弁はVSVで示さ
れている。このプレストレス弁VSVの後方には変速比
の調節のための弁装置が接続されている。
【0026】モーメントフィーラMFは、円板対SS
A,SSBを、丁度巻き掛け部材22がスリップしない
力で、それぞれ巻き掛け部材に圧着させるものである。
この場合最適の効率が達成される。
【0027】減圧弁として役立つモーメントフィーラM
Fは大体において、駆動側でトランスミッション軸に結
合されている軸30上に、軸方向でしゅう動可能な弁部
分31と不動の弁部分32とを有している。各弁部分3
1,32は、傾斜面33若しくは34を備えた円リング
形の範囲を有している。両方の傾斜面33,34の間に
は転動体35が配置されており、この転動体は両方の弁
部分31,32が相対回動する際に弁部分31を軸方向
に変位させる。軸方向でしゅう動可能な弁部分31は半
径方向で内方に、制御縁37を備えた通路36を有して
いる。この通路36は、弁部分31の軸方向のしゅう動
によって、圧力室43を選択的にタンク42あるいはポ
ンプ19に接続することができる。圧力室43は軸方向
にしゅう動可能な弁部分31と、軸30上で軸方向に不
動である別の弁部分48との間に形成されている。更に
弁部分31は別の制御縁38を有している。制御縁37
及び38は軸方向で互いに隔てられていて、弁部分31
の第1の位置においては、接続部39(圧力室43から
導管41及び逆止め弁RSVを介してのポンプ39への
接続)及び接続部40(圧力室43からタンク42への
接続)が閉じられており、第2の軸方向の位置において
は、接続部39が開かれ、かつ接続部40が閉じられて
おり、最後に第3の軸方向の位置においては、接続部3
9が閉じられ、かつ接続部40が開かれている。ピスト
ンシリンダユニット23,24内での圧着圧力を制御す
るために、圧力室43は接続部44(及び導管45,4
6)を介して常にピストンシリンダユニット23,24
に接続されている。減圧弁としてモーメントフィーラM
Fを使用する場合に、実際に駆動側で生ずるトルクと圧
力室43内の圧力との間に直接的な関連が生じる。この
形式で円板対SSA,SSBは実際のトルクに関連して
圧着される。駆動側のトルク衝撃が生じると、転動体3
4は傾斜面33,34を押し広げる。弁部分31は軸方
向で左に向かって変位し、供給制御縁37はポンプ19
への接続を開き、タンク接続部38はタンク42への接
続部40を閉じる(位置1)。弁部分31の迅速な運動
に基づいて、圧力室43内でポンプ作用が達成され、こ
のポンプ作用はポンプ19から来る油の圧力に加わる。
このことは、圧力上昇速度がポンプ19から圧力室43
内に送られる油だけでは、ピストンシリンダユニット2
3,25の弾性を補償するのに充分でない場合に、転動
体35によって動かされる弁部分31の付加的なポンプ
作用の利点が生じることを、意味する。
【0028】接続部39及び供給制御縁37を介して圧
力室43に接続可能である導管41内には有利には逆止
め弁RSVが設けられており、この逆止め弁は、油が圧
力室43から後方のポンプ19の方向に押され、漏えい
油として失われることを、阻止する。逆止め弁RSVは
モーメントフィーラMFの方向でのみ油の流れを可能に
し、逆にモーメントフィーラから離れる方向では油の流
れを阻止する。油の流れがポンプ19から来て、更に弁
部分31によって付加的な流れが生ぜしめられる通常の
場合には、逆止め弁RSVは開いている。しかしながら
激しいトルク衝撃が行われて、これにより油がポンプ1
9に向かって逆方向に排流するような場合には、逆止め
弁RSVは閉じる。
【0029】その接続部68及び64にポンプ19から
供給される油の圧力が作用するところのプレストレス弁
VSVのスライダ50は、接続部64ひいてはモーメン
トフィーラの接続部39にも、オフセット圧力を生ぜし
め、このオフセット圧力は、ばね51の力に基づいて、
導管45,46ひいてはこれらの導管に接続されかつプ
レストレス弁VSVの接続部52に接続されている導管
67における圧着圧力よりも、特定の値だけ大きい。
【0030】この結果、ばね力51及び図2のスライダ
50の左側の接続部52における圧力と、右側の接続部
68における圧力との間の力の均衡が、スライダ50に
生ぜしめられる。スライダ50は、接続部64における
圧力を調節することのできる制御縁を有している。左側
の力が右側の力よりも大きいと、この制御縁によって形
成される開口が閉じられる。油流の絞りによって接続部
64における圧力は増大する。右側の力が左側の力より
も大きいと、この制御縁によって形成される開口が開か
れる。絞りの減少によって接続部64における圧力が低
下する。力の均衡の作用によって実現される制御縁の調
節に基づいて、接続部39におけるオフセット圧力をば
ね力の大きさに関連して調節する圧力制限弁が生じる。
【0031】モーメントフィーラMFはその液力的な性
質において減圧弁を形成しているので、最適の機能のた
めの前提は、接続部39における圧力が接続部44にお
ける圧力よりも常に高いことである。この前提は、プレ
ストレス弁VSVの圧力制限機能によって、少なくとも
オフセット圧力の調整により常に与えられている。
【0032】トランスミッションの調節に役立つピスト
ンシリンダユニット25,26の圧力は導管53,54
によって作用せしめられ、これらの導管は変速比調節弁
UeRVの接続部55,56に接続されている。これら
の導管53,54の圧力は、導管53,54からそれぞ
れ分岐している分岐導管57,58を介して、別のプレ
ストレス弁VSV2のオア部材OGの接続部59,60
にも作用せしめられる。変速比調節弁UeRVは構造的
に図1の弁1に相応する。
【0033】プレストレス弁VSV2は大体においてス
ライダ63とピストン61とから成り、スライダ63は
プレストレス弁VSV2のケーシングに板62′を介し
て支えられているばね62によって左に向かって負荷さ
れ、ピストン61はばね62により取り囲まれているス
ライダの端部に向かって押圧可能である。オア部材OG
の接続部60(円板対SSA)における圧力が接続部5
9(円板対SSB)における圧力よりも大きい場合、ピ
ストン61は左に向かってしゅう動せしめられ、したが
ってピストン61はスライダ63に当接する。これによ
りばね62の力及びピストン61の力ひいては接続部6
0における圧力がスライダ63に作用して、スライダを
左に向かって操作する。接続部59における圧力の力は
変速比調節弁UeRVの機能形式によってほとんどゼロ
であり、したがって重要ではない。スライダ63の左
側、換言すればばね62とは逆の側には、導管71を介
して接続部64″に接続されているプレストレス弁VS
Vの接続部64′に作用する圧力と等しい力が作用す
る。
【0034】接続部60(円板対SSA)における圧力
が接続部59(円板対SSB)における圧力よりも小さ
い場合、ピストン61は右に向かって押される。したが
ってスライダ63には接続部59における圧力に等しい
力及びばね62の力が作用する。したがってプレストレ
ス弁VSV2には、接続部60における圧力に帰すべき
力あるいは接続部59における圧力に帰すべき力にそれ
ぞればね62を加えた力が、接続部64″における圧力
に帰すべき力と釣り合いを保って作用する: P60・A63+K62=P64 ・A6359・A63+K62=P64 ・A63, A63=A61 この場合Aはピストン61若しくはスライダ63の面積
である。Pは相応する接続部における圧力であり、Kは
ばねの力である。
【0035】接続部64″における圧力に基づく力が、
円板対SSA,SSBの圧力に基づくその都度大きい方
の力及びばねの力よりも小さい場合には、接続部64″
における圧力の力が、スライダ63の左に向かうしゅう
動によって、排流部への排出制御縁72を介して、ばね
62の力に円板対SSA又はSSBの圧力に基づく力を
加えた力に増大せしめられる。このように排出制御縁7
2を閉じること及び開くことによって接続部64″にお
ける圧力を調節することができる。
【0036】したがって変速比調節弁の入口接続部70
には常に供給圧力が作用しており、この供給圧力は、ス
ライダ63の面積に関するばね62の力に等しいオフセ
ット圧力だけ、変速比調節弁UeRVの出口接続部55
又は56における圧力よりも大きい。
【0037】変速比調節弁UeRVはその液力的な性質
において減圧弁を形成しているので、最適な機能のため
の前提は、接続部70における圧力が接続部55,56
における圧力よりも常に大きいことである。この前提は
プレストレス弁VSV2の圧力制限機能によって常に与
えられている。
【0038】1つの弁あるいは2つの別個の弁によって
実現されている変速比調節弁の別の変化実施例及び例え
ば玉弁によって実現されているオア部材は DE 195 46 2
93 A1 から転用可能である。この場合この文献に示され
ている2つの別個の減圧弁においては、これらの減圧弁
を共通の制御力によって、あるいは別個の制御力によっ
て負荷することも可能である。この、若しくはこれらの
制御力は機械的に、液力的にあるいは電気的に生ぜしめ
られた力であることができる。
【0039】変速比調節弁UeRVには前記供給圧力が
接続部70において作用する。スライダ73にはタンク
に通じている2つの排出制御縁74,75が存在してい
る。スライダ73は直径の小さい左側の範囲73′と、
直径がより大きい右側の範囲73″とを有している。右
のスライダ側に作用するばね76の力は接続部77を介
して左のスライダ側に作用する前制御圧力の力とほぼ同
じである。この前制御圧力は比例弁PVによって0から
例えば6バールの最大圧力までの範囲で流れに関連して
調節可能である。直径が小さい方の面積に関するばね力
の商は最大の前制御圧力のほぼ半分である。接続部77
における前制御圧力に相応する力がばね76の力よりも
小さい場合には、スライダ73は左に向かって動く。こ
のことは、接続部55が左の制御縁75を介してタンク
(接続部81)に接続されることを意味する。接続部7
0は接続部56に接続される。接続部56における圧力
形成によって、範囲73′と73″との間の段のために
スライダ73に右に向かって作用する圧力が増大し、供
給制御縁70′が閉じられ、排出制御縁74が開かれ
る。これら両方の制御縁の間にいわゆる圧力天秤が形成
される。したがって円板対SSAにおける圧力を接続部
56を介して調節することができる。この場合ばね76
の力は接続部77における前制御圧力の力に段の差面積
における圧力差を加えた力と釣り合いを保つ。
【0040】 K76=P77・A73 +P56・(A73 −A73 ) 接続部77における前制御圧力に相応する力がばね76
の力よりも大きくなると、スライダ73が右に向かって
しゅう動せしめられ、接続部70と55との接続が生ぜ
しめられ、したがって円板対SSBにおける油圧が増大
する。同時に接続部56と80との接続がタンクに向か
って生ぜしめられる。スライダ73の中央の軸方向の通
路83に接続している半径方向の孔82を介して、通路
83内でしゅう動可能なプランジャ85が接続部55に
おける圧力で負荷され、このプランジャは弁ケーシング
に支えられている。この場合スライダ73はプランジャ
85に支えられ、通路83内の圧力に相応する力によっ
て左に向かってしゅう動せしめられる。要するにこの場
合ばね76の力に、通路83内の、ひいては接続部55
における圧力に帰すべき力を加えた力が、接続部77に
おける前制御圧力に相応する力と釣り合いを保つ。
【0041】K77=K76+K8577・A73 =K76+P55・A85 接続部55のための供給制御縁である制御縁70″と排
出制御縁である制御縁75との間にはこの場合において
も再び圧力調節が生じ、この圧力調節は前述の等式によ
る釣り合いによって形成される。
【0042】図2においてはモーメントフィーラMF及
び変速比調節弁UeRVはそれらの液力式の性質によれ
ば減圧弁であって、換言すればそれらの接続部44若し
くは55,56において、接続部39若しくは70にお
ける供給圧力よりもわずかな圧力を生ぜしめることがで
きるに過ぎない。この前提を保証するために、両方の弁
はいわばプレストレス弁VSV及びVSV2を介してプ
レストレスされ、この場合これらの弁はそれらの入口接
続部39若しくは70におけるより高い圧力を、プレス
トレス弁VSV若しくはVSV2によって接続部52若
しくは59,60を介してかつばね51若しくは62を
介して実現する。
【0043】プレストレス弁VSV及びVSV2を直列
に接続することによって、同時に圧力カスケードが生じ
る。この圧力カスケードは液力式の消費器の優先化を生
ぜしめる。このことは、モーメントフィーラMFのため
に必要な供給圧力が導管41内に形成されたときに初め
て、プレストレス弁VSVがその制御縁を開き、第2の
レストレス弁/減圧弁ユニットVSV2/UeRVの油
供給若しくは圧力調節を可能にすることを、意味する。
【0044】このようにして、モーメントフィーラMF
の機能が保証されて、ピストンシリンダユニット23,
24に対する圧力作用によってモーメントフィーラが巻
き掛け部材22の圧着を保証したときに初めて、ほかの
消費器に油が供給される。この場合、供給される油は、
役立てることのできるポンプ量からモーメントフィーラ
の機能のための油量を引いた量と相応する漏えい量との
差である。この残りの油量は変速比調節のためだけに使
用される。したがって圧着のための油所要量が増大する
場合には、自動的に、ゆっくりとした調節しか可能でな
い。迅速な調節によって圧着の液力式の機能が損なわ
れ、これによって円板対SSA,SSB上での巻き掛け
部材22のスリップひいてはトランスミッションの破損
が生ぜしめられるようなことはない。最後にこれによっ
てユニットVSV/MFが液力式にユニットVSV2/
UeRVの前方に配置されていることが達成される。
【0045】以下においては図3及び4に関連して、図
2のモーメントフィーラMFの代わりに減圧弁として普
通のスライド形減圧弁が設けられている本発明の実施例
を説明する。図3及び4の、図2に関連して説明してあ
る部分は同じ符号が使用されている。
【0046】図3においても、また図4においても、ポ
ンプ19の圧力は導管41を介して減圧弁DMV1若し
くはDMV2の接続部90に作用せしめられる。スライ
ダ96を相応して操作する場合に、この圧力は接続部9
5に、ひいては導管45,46を介してピストンシリン
ダユニット23,24に作用せしめることができ、ある
いはピストンシリンダユニット23,24のこの圧着力
を接続部95から接続部94に、ひいてはタンクに接続
することができる。
【0047】図3の実施例では比例弁V1の前制御圧力
はスライダ96の右側に作用して、このスライダを左に
向かって押し、かつばね91の力はスライダ96を右に
向かって押す。接続部95における圧力は接続部93に
も作用し、スライダ96を右に向かって操作する。した
がって、制御縁97,98によって実現される接続部9
5,93における圧力調節のために以下の釣り合い条件
が適用される。
【0048】P92・A92=K91+P93・A93 要するに、減圧弁DMV1の制御のこの変化例では(前
制御圧力はスライダ96を接続部90と95とが接続さ
れる方向に操作し、したがって制御縁98は接続部94
を閉じ、制御縁97は接続部90を程度の差こそあれ開
く)、高い前制御圧力で高い圧着力を達成することがで
きる。逆に小さな前制御圧力は小さな圧着力を生ぜしめ
る。
【0049】図4の減圧弁DMV2においては配置が丁
度逆になっている。この場合ばね91はスライダ96を
左に向かって操作する。右に向かっては、スライダ96
に、接続部92における前制御圧力及び接続部93にお
ける圧着圧力が作用する。したがって、制御縁97,9
8によって実現される接続部95,93における圧力調
節のために以下の釣り合い条件が適用される。
【0050】P92・A92+P93・A93=K91 要するに、減圧弁DMV2のこの制御では(前制御圧力
はスライダ96を接続部95と94とが接続される方向
に操作し、したがって制御縁97は接続部90を閉じ、
制御縁98は接続部94を程度の差こそあれ開く)、高
い前制御圧力で小さい圧着力を達成することができる。
逆に小さな前制御圧力は大きな圧着力を生ぜしめる。
【0051】減圧弁DMV1若しくはDMV2の接続部
94は、接続部95以後の導管系45,46,67内の
漏えいによって常に圧力媒体が放出される場合には、省
略することができる。制御縁97を介して、漏えいによ
り失われるよりも多量の圧力媒体が供給される場合に
は、圧力が増大する。これに対し逆に漏えいによって、
制御縁97を介して供給されるよりも多量の圧力媒体が
失われる場合には、圧力は減少する。
【0052】図2の実施例においても円板対の圧着は減
圧弁DMV1若しくはDMV2によって変速比調節の前
に優先的に行われる。
【0053】以下においては図5及び6に関連して、変
速比調節のために弁装置を変化させた実施例を説明す
る。
【0054】図5の実施例では、変速比調節は2つの別
個の圧力制限弁DBV1及びDBV2によって制御さ
れ、その際必要な切り替え機能は一緒に内蔵されてい
る。ポンプ圧力が作用するプレストレス弁VSVの接続
部64′は圧力制限弁DBV1及びDBV2の入口接続
部101及び201に接続されている。圧力制限弁DB
V1の接続部102は導管53を介して円板対SSBに
接続されているのに対し、圧力制限弁DBV2の接続部
202は導管54を介して円板対SSAに接続されてい
る。圧力制限弁DBV1及びDBV2の出口接続部10
3及び203は一緒に排出部に接続されている。前制御
圧力は比例弁PVから圧力制限弁DBV1及びDBV2
の接続部104及び204に作用せしめられる。
【0055】円板対SSAを制御する圧力制限弁DBV
2においては、ピストン206上に右に向かって接続部
204における前制御圧力及び円板対SSAの圧力(接
続部202に接続されている接続部207)が作用す
る。ピストン206上に左に向かってはばね205の力
が作用する。しがたって次の釣り合い条件が適用され
る。
【0056】P204・A204+P207・A207=K205 このことは別の言い方をすれば、接続部207の面積に
対する円板対SSAの圧力の力が、ばね205の力から
接続部204の面積に対する前制御圧力の力を引いた力
に等しいことを意味する。
【0057】同様に、円板対SSBを制御する圧力制限
弁DBV1においては接続部104における比例弁P
Vの圧力はスライダ106を左に向かって押すのに対
し、接続部107における円板対SSBの圧力およびば
ね105の力はスライダ106を右に向かって操作す
る。したがって次の釣り合い条件が適用される。
【0058】P104・A104=P107+K105 このことは別の言い方をすれば、接続部107の面積に
対する円板対SSBの圧力の力が、接続部104におけ
る前制御圧力の力からばね105の力を引いた力に等し
いことを意味する。
【0059】有利にはばね力は右側及び左側の圧力制限
弁においてほとんど同じ大きさである。このことはスラ
イダ106及び206の寸法についても当てはまる。左
側の圧力制限弁DBV1において接続部107における
前制御圧力の力がばね105の力よりも小さい場合に
は、スライダ106が右に向かってしゅう動せしめら
れ、その場合右の調節制御縁108が円板対SSB(接
続部102)を排出部(出口接続部103)に接続す
る。左側の供給制御縁109は入口接続部101を閉じ
る。接続部104における前制御圧力の力がばね105
の力よりも大きくなると初めて、右の調節制御縁108
が前制御圧力の大きさに関連してタンクへの接続(出口
接続部103)を閉じ、左の供給制御縁109が入口接
続部101と円板対SSB内の圧力形成のための接続部
102との間の接続を生ぜしめる。これは調節位置であ
る。
【0060】右側の圧力制限弁DBV2においては、接
続部204における前制御圧力がばね205の力よりも
大きいと、スライダ206が絶えず右に向かって操作さ
れ、右の調節制御縁209が円板対SSA(接続部20
2)から排出部(出口接続部203)への接続を生ぜし
める。左の供給制御縁208は入口接続部201を閉じ
る。これに対し接続部204における前制御圧力がばね
205の力よりも小さくなると、前制御圧力の大きさに
関連してタンクへの接続が閉じられ、入口接続部201
と接続部202との間の接続が左の供給制御縁208に
よって生ぜしめられ、円板対SSA内に圧力が形成され
る。これはこの場合においても調節位置である。
【0061】これらの弁はそれらの液力式の作用におい
て圧力制限弁である。それはこれらの弁は強い「負の重
なり」を有しており、換言すればスライダ106及び2
06における制御縁109,108及び208,209
の間隔がケーシングにおける所属の制御縁よりも明確に
大きいからである。圧力調節は調節制御縁108及び2
09における横断面の閉鎖及び開放によってだけ行われ
る。供給制御縁109及び208は調節状態においては
常に開いたままである。調節中におけるスライダの小さ
なしゅう動距離は、供給制御縁109及び208におけ
る小さな液力抵抗を変化させるためには重要ではない。
圧力制限弁は油流を制御縁でせき止めることによって圧
力を生ぜしめる。圧力制限弁はこのために何らのより高
い供給圧力を必要としない。このより高い供給圧力は弁
の作用によってひとりでに生ぜしめられる。この場合こ
の圧力は円板対においても作用する。
【0062】この実施例では図2〜4と比較して何らの
別個のプレストレス弁VSV2も必要としない。
【0063】制御特性曲線は図6に示されており、以下
に説明する。
【0064】要するに一般的に言って、圧力制限弁、例
えば右側の圧力制限弁DBV2内では右の調節制御縁2
09は前制御圧力を変化させることによって程度の差こ
そあれ閉じられ、これにより円板対SSA内の圧力が変
化せしめられるのに対し、同時に左側の圧力制限弁DB
V1においては右の調節制御縁108は常に排出部への
接続を維持し、その際入口接続部101内の供給流は左
の供給制御縁109によって閉じられており、このため
円板対SSB内では常に圧力はほとんどゼロである。こ
の範囲は図6においてB13で示されている。逆に前制
御圧力が所定の大きさに増大せしめられる場合、切り替
え機能が達成され(図6の点P12)、右側の圧力制限
弁DBV2において右の調節制御縁209がタンクへの
接続を生ぜしめ、その際入口接続部201内の供給流は
左の供給制御縁208によって閉じられており、このた
め円板対SSA内でほぼゼロの圧力が生ぜしめられ、そ
の際左側の圧力制限弁DBV1において右の調節制御縁
108が、円板対SSB内での圧力形成のための接続部
102と103との接続を程度の差こそあれ閉じる。こ
れは図6の範囲B11に相応する。
【0065】変速比調節の際に有利には、流れがない場
合(図6の点P14)に自動車内で比例弁PVにおける
制御流がゼロになり、これにより前制御圧力も低下する
場合に、変速比調節が自動的にオーバドライブの方向に
制御されるようにする。すなわち、このような制御がさ
れない場合には、自動車の迅速な走行の際に突然アンダ
ドライブ変速比に強制的にされることがある。この場合
危険な状況が生じることがある。制御流がゼロの場合、
接続部104及び202における圧力がそれぞれゼロに
近くなり、右側の圧力制限弁DBV2においてはスライ
ダ206は左に向かってしゅう動せしめられ(左の制御
縁はポンプ圧力を作用させるために接続部201と20
2とを完全に接続し、調節制御縁がばね力で閉じられる
ことによって圧力がその最大値に上昇する)、左側の圧
力制限弁DBV1においてはスライダ106が右に向か
ってしゅう動せしめられる(右の制御縁はタンクへの接
続部102と103とを接続し、左の供給制御縁109
は入口接続部101を閉じる)。
【0066】両方の圧力制限弁DBV1,DBV2を別
個の比例弁によって制御することも考えられる。
【0067】以下においては図7〜10に関連して、円
板対SSA,SSBの変速比調節のための弁装置の有利
な構造の実施例について説明する。
【0068】図10の弁は図7の弁ユニットDBV3に
相応する。図8及び9の弁は図7の弁ユニットDBV3
の変化実施例である。
【0069】変速比調節の機能は図7〜10においては
弁ユニットDBV3によって実現され、これに対し変速
比調節の機能は図5においては2つの圧力制限弁DBV
1及びDBV2によって実現されている。両方の圧力制
限弁の機能は弁ユニットDBV3内に一緒にまとめられ
ている。
【0070】図7〜10において、図5に示した部分と
同じ部分には同一の符号が使用されている。
【0071】ポンプから来る圧力はその都度図8〜10
の弁装置の入口接続部201′に供給され、この入口接
続部は図5の弁装置の入口接続部101及び201の双
方に相応する。同じように比例弁の制御圧力は入口接続
部204′に供給され、この入口接続部は図5の弁装置
の接続部104及び204の双方に相応する。
【0072】圧力を導くことは、図8〜10の弁装置に
おいては種々の形式で実現されている。圧力制限弁とし
て動作するすべての弁装置に共通していることは、図8
〜10にそれぞれ示されている中央位置において供給制
御縁109及び208並びに調節制御縁108及び20
9がそれぞれ開かれており、したがって油が油ポンプ及
び入口接続部201′から出口接続部103及び203
に、換言すれば排出部に流れることである。同じように
中央位置においては油が円板対SSA若しくはSSBに
通じている接続部102及び202からやはり出口接続
部103及び203に、換言すれば排出部に流れる。こ
のことは、この中央位置においては円板対SSA及びS
SBにほとんど圧力が生ぜしめられないことを意味す
る。
【0073】図8に示した実施例ではスライダ206′
は半径方向に延びる貫通路220を有しており、この貫
通路は軸方向の貫通路221に接続しており、この軸方
向の貫通路はシリンダ室223内に開口しており、この
シリンダ室内に配置されているピストン224は、ばね
205′と一緒に弁ケーシングの左側に支えられてい
る。半径方向の貫通路220は接続部102に、ひいて
は円板対SSBに通じている。同じようにして、スライ
ダ206′は別の半径方向に延びる貫通路225を有し
ており、この貫通路には接続部202を介して円板対S
SAの圧力が作用し、かつこの貫通路225は軸方向の
貫通路226を介してシリンダ室227に接続してお
り、このシリンダ室内にはピストン228が配置されて
いる。このピストン228は弁ケーシングに対して特別
な装置によって室229内で軸方向に固定されており、
この室内には入口接続部204′における前制御圧力が
作用している。この軸方向の固定によって、入口接続部
204′における圧力はピストン228には作用しな
い。この形式で、接続部102の圧力は半径方向の貫通
路220,軸方向の貫通路221,シリンダ室223及
びピストン224を介して、ばね205′の力と一緒
に、スライダ206′に右に向かって作用するのに対
し、接続部202の圧力は半径方向の貫通路225,軸
方向の貫通路226,シリンダ室227及びピストン2
28を介して、入口接続部204′における制御圧力と
一緒に、スライダ206′に左に向かって作用する。貫
通路220/221及び225/226はスライダ運動
の振動緩衝のために液力式の抵抗として構成しておくこ
とができる。
【0074】図9の実施例では、スライダ206″は図
8に関連して説明した半径方向及び軸方向の貫通路並び
にシリンダ室及びピストンを有していない。圧力の導き
はこの場合、分岐導管230,231を介して接続部1
02若しくは202から接続部107′,207′に行
われる。ばね205′の力は接続部207′における圧
力と一緒にスライダ206″に右に向かって作用するの
に対し、入口接続部204′における制御圧力は接続部
207′における圧力と一緒にスライダ206″に左に
向かって作用する。このためにスライダ206″がそれ
ぞれ段233若しくは234を有していて、これらの段
が接続部107′若しくは接続部207′における圧力
のためのリング形の面を形成するようにすることが必要
である。分岐通路230,231内には、スライダ20
6″の運動の振動緩衝に役立つ液力式の抵抗を配置して
おくことができる。
【0075】図10の実施例は特に簡単に実現すること
ができる。それは、スライダ206′″は、図9におけ
る実現が技術的に特に困難である2つの段の代わりに、
単にただ1つの段を有すればよく、また図8に関連して
説明したようにピストン228を弁ケーシングに対して
固定しておく必要がないからである。
【0076】図10においてスライダ206′″には、
入口接続部204′における制御圧力並びに段235を
介しての接続部202における円板対SSAの圧力が右
に向かって、スライダ206′″を左に向かって動かそ
うとするばね205′の力に抗して作用する。段235
は、スライダ206′″の両方の外径から形成された差
面積に相応する。ばね205′の、スライダ206′″
の方の側の端部は有利には、スライダ206′″の、ば
ね205′の方の側にある凹所236内に挿入されてい
る。ばね205′の他方の側は弁ケーシングに支えられ
ている。
【0077】スライダ206′″は半径方向に延びる孔
237を有しており、この孔を介して、円板対SSBの
圧力が接続部102から中央の軸方向のシリンダ室23
8内に達し、このシリンダ室内にあるピストン239
は、ばね205′も支えられている弁ケーシングの側に
支えられている。この形式で、シリンダ室238内に生
ぜしめられた接続部102の圧力はスライダを左に向か
って押そうとする。孔237は、スライダ206′″の
運動の振動緩衝に役立つ液力式の抵抗として構成してお
くことができる。
【0078】以下においては、弁ユニットDBV3とし
ての図10の特に有利な実施例の機能を、弁ユニットD
BV3と円板対SSA,SSB及びプレストレス弁VS
Vとの接続を示す図7に関連して、弁ユニットDBV3
の種々の位置を示す図11〜14によって詳細に説明す
る。図8及び9の実施例の機能は、同じ部分に同じ符号
を使用してあることによって、容易に理解することがで
き、単に接続部102及び202の圧力の導きが、既に
説明したように、異なって実現されているに過ぎない。
この場合図12の弁位置は図10の弁位置、換言すれば
両方の円板対SSA及びSSBにおいて圧力がほとんど
ゼロである弁の中央位置に相応する。それは、接続部1
02及び202がそれぞれ出口接続部103若しくは2
03に、したがってタンクに接続されているからであ
る。この状態は図6の点P12に相応する。
【0079】図11に示した弁位置においては、入口接
続部201′におけるポンプ圧力が接続部102に、し
たがって円板対SSBに達し、その際調節制御縁108
は出口接続部103への、ひいては排出部への、接続を
調節し、その際この圧力はピストン239にも作用し
て、スライダ206′″を左に向かって動かそうとす
る。円板対SSAにおける圧力はほとんどゼロである。
それは調節制御縁209が出口接続部203への、ひい
ては排出部への接続を開いているからである。同時に接
続部201′と202との間の接続が閉じられている。
この状態は図6において点P12の右側の範囲B11に
相応する。この状態において次の釣り合い条件が適用さ
れる。
【0080】 P204 ・A204 −K205 =P102・A239 (この場合K204 はK205 よりも大きい) したがって円板対SSBの圧力制御は制御縁108にお
いて行われる。入口接続部204′における前制御圧力
が減少する場合、圧力媒体が制御縁108を介して出口
接続部103及び排出部に放出され、したがって円板対
SSBにおける圧力が低下する。前制御圧力が増大する
場合は逆の調節が行われる。
【0081】図13に示した状態においては、油ポンプ
の圧力が入口接続部201′を介して接続部202ひい
ては円板対SSAに供給され、接続部102、換言すれ
ば円板対SSBは出口接続部103つまり排出部に接続
されており、したがって円板対SSBはほとんどゼロの
圧力を有している。この状態は図6の点P12の左の範
囲B13に相応している。
【0082】この状態において次の釣り合い条件が適用
される。
【0083】 K205 −P204 ・A204 =P202・A235 (この場合K205 はK204 よりも大きい) 円板対SSAにおける圧力の調節は制御縁209におい
て行われる。入口接続部204′における前制御圧力が
増大する場合、圧力媒体は制御縁209を介して出口接
続部203に、ひいてはタンクに放出され、したがって
円板対SSAにおける圧力が低下する。前制御圧力が減
少する場合は逆の調節が行われる。
【0084】図11及び13において明確に分かるよう
に、供給制御縁109及び208は単に円板対SSBか
ら円板対SSAへの及び逆の油流の切り替えに役立つに
過ぎず、調節の機能は有していない。圧力の調節は円板
対SSBに対しては調節制御縁108において行われ、
円板対SSAに対しては調節制御縁209において行わ
れる。
【0085】図14に示した状態においては、入口接続
部204′における前制御圧力はゼロである。円板対S
SAにおいては入口接続部201′の全圧力が作用して
いるのに対し、円板対SSBにおいては圧力はゼロであ
る(図6の点P14)。この場合釣り合い条件: K205
=P202・A235が適用される。接続部202における
圧力が、この釣り合い条件に相応する圧力に達すると、
調節制御縁209が開き(図13参照)、円板対SSA
における圧力を最大値に制限する。
【0086】本発明は図示の実施例に限定される物では
なく、更に種々の態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】CVTトランスミッションの変速比制御のため
のピストンシリンダユニットを制御する公知の弁を示し
た図である。
【図2】モーメントフィーラの形の減圧弁を有する本発
明によるCVTトランスミッションの制御の回路図であ
る。
【図3】別の実施例を示した図である。
【図4】別の実施例を示した図である。
【図5】別の実施例を示した図である。
【図6】圧力線図である。
【図7】別の実施例を示した図である。
【図8】細部の構成を示す。
【図9】細部の構成を示す。
【図10】細部の構成を示す。
【図11】細部の構成を示す。
【図12】細部の構成を示す。
【図13】細部の構成を示す。
【図14】細部の構成を示す。
【符号の説明】
1 弁、 2 接続部、 3 接続部、 4 接続部、
5 接続部、 6接続部、 7 圧力室、 8 スラ
イダ、 8a 範囲、 9 部分範囲、 10 部分範
囲、 11 通路、 12 接続路、 13 スライ
ダ、 14 ばね、 15 制御縁、 15′ 制御
縁、 16 プラグ、 19 ポンプ、20 駆動軸、
21 被駆動軸、 22 巻き掛け部材、 23 第
1のピストンシリンダユニット、 24 第2のピスト
ンシリンダユニット、 25 第3のピストンシリンダ
ユニット、 26 第4のピストンシリンダユニット、
30 軸、 31 軸方向にしゅう動可能な弁部分、
32 軸方向に不動の弁部分、 33 傾斜面、 34
傾斜面、 35 転動体、 36 通路、 37 供
給制御縁、 38 タンク制御縁、 39 入口接続
部、 40 接続部、 41 導管、 42 タンク、
43 圧力室、 44 接続部、 45導管、 46
導管、 48 軸方向に不動の弁部分、 50 スラ
イダ、 51 ばね、 52 接続部、 53 導管、
54 導管、 55 接続部、56 接続部、 57
分岐導管、 58 分岐導管、 59 接続部、 6
0接続部、 61 ピストン、 62 ばね、 62′
板、 63 スライダ、 64 接続部、 64′
接続部、 64″ 接続部、 67 導管、 68 接
続部、 70 入口接続部、 70′ 供給制御縁、
70″ 供給制御縁、 71 導管、 72 排出制御
縁、 73 スライダ、 73′ 左側の範囲、 7
3″ 右側の範囲、 74 排出制御縁、 75 排出
制御縁、 76 ばね、 77 接続部、 80 接続
部、 81 接続部、 82 孔、83 通路、 85
プランジャ、 90 接続部、 91 ばね、 92
接続部、 93 接続部、 94 接続部、 95
接続部、 96 スライダ、97 制御縁、 98 制
御縁、 101 入口接続部、 102 接続部、10
3 出口接続部、 104 接続部、 105 ばね、
106 スライダ、 107 接続部、 107′
接続部、 108 調節制御縁、 109供給制御縁、
201 入口接続部、 201′ 入口接続部、 2
02 接続部、 203 出口接続部、 204 接続
部、 204′ 入口接続部、205 ばね、 20
5′ ばね、 206 スライダ、 206′ スライ
ダ、 206″ スライダ、 206′″ スライダ、
207 接続部、 207′ 接続部、 208 供
給制御縁、 209 調節制御縁、 220 貫通路、
221 貫通路、 223 シリンダ室、 224
ピストン、 225貫通路、 226 貫通路、 22
7 シリンダ室、 228 ピストン、229 室、
230 分岐導管、 231 分岐導管、 233
段、 234 段、 235 段、 236 凹所、
237 孔、 238 シリンダ室、 239 ピスト
ン、 DBV1 圧力制限弁、 DBV2 圧力制限
弁、DBV3 弁ユニット、 DMV1 減圧弁、 D
MV2 減圧弁、 F4 矢印、力、 F5 矢印、
力、 F6 矢印、力、 F14 矢印、力、 L1導
管、 L2 導管、 MF モーメントフィーラ、 O
G オア部材、 PV比例弁、 RSV 逆止め弁、
SSA 円板対、 SSB 円板対、 UeRV 変速
比調節弁、 V1 比例弁、 V2 比例弁、 VSV
プレストレス弁、 VSV2 プレストレス弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イフォ アグナー ドイツ連邦共和国 バート ホンブルク アム レーミッシェン ホーフ 7

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸上に回転不能に第1の円板対が配
    置されかつ被駆動軸上に第2の円板対が配置されてお
    り、これらの円板対は、それぞれ1つの軸方向に可動の
    円板部分と1つの軸方向に不動の円板部分とを有してお
    り、第1の円板対と第2の円板対との間に、トルク伝達
    のために、巻き掛け部材が配置されているCVTトラン
    スミッション、それも、第1の円板対と第2の円板対と
    に所属して、第1の若しくは第2のピストンシリンダユ
    ニットが、第1及び第2の円板対を巻き掛け部材に圧着
    するための圧着圧力を生ぜしめるために設けられてお
    り、トランスミッションの変速比を変化させるために、
    第1の円板対に所属して第3のピストンシリンダユニッ
    トが、かつ第2の円板対に所属して第4のピストンシリ
    ンダユニットが設けられており、これら第3及び第4の
    ピストンシリンダユニットは、要求される変速比に相応
    して交互に、圧力媒体を充てん可能若しくは圧力媒体を
    排出可能であり、ポンプから送られる圧力媒体が弁制御
    装置を介して、第1及び第2のピストンシリンダユニッ
    トに供給可能でありかつ第3及び第4のピストンシリン
    ダユニットに供給可能若しくはこれらから排出可能であ
    る形式のCVTトランスミッションを制御する装置にお
    いて、弁制御装置が、第1のピストンシリンダユニット
    のための圧着圧力を生ぜしめるための減圧弁と、第3若
    しくは第4のピストンシリンダユニットを充てんするた
    め若しくは圧力媒体排出のための変速比調節弁装置とを
    有しており、これらの減圧弁及び変速比調節弁装置は圧
    力カスケードで次のように、すなわち第1のプレストレ
    ス弁がまず減圧弁に圧着圧力を生ぜしめるための圧力媒
    体を供給し、次いで圧着圧力が達成された場合に変速比
    調節弁装置に圧力媒体を供給するように、接続されてい
    ることを特徴とする、CVTトランスミッションを制御
    する装置。
  2. 【請求項2】 プレストレス弁がスライダを有してお
    り、このスライダは、スライダに作用するポンプからの
    圧力媒体の力に抗して、減圧弁により生ぜしめられてス
    ライダに作用する圧着圧力によって負荷され、したがっ
    てプレストレス弁は、その入口接続部及びこれに接続さ
    れている減圧弁の入口接続部における圧力媒体圧力を、
    減圧弁により生ぜしめられる圧着圧力よりもオフセット
    圧力だけ大きく調節することを特徴とする、請求項1記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 プレストレス弁の入口接続部を減圧弁の
    入口接続部に接続している導管内に逆止め弁が配置され
    ており、この逆止め弁は、プレストレス弁の入口接続部
    の側の圧力媒体圧力が減圧弁の入口接続部の側の圧力媒
    体圧力よりも大きいときに、開くことを特徴とする、請
    求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 減圧弁がモーメントフィーラによって形
    成されており、このモーメントフィーラはポンプによっ
    て圧力媒体を負荷可能であって、駆動部分と被駆動部分
    との間に配置されており、このモーメントフィーラは圧
    力媒体で負荷可能な圧力室を有しており、その際モーメ
    ントフィーラを介して駆動部分と被駆動部分との間で伝
    達すべきトルクの少なくとも一部分が伝達可能であり、
    圧力室内の、モーメントフィーラのトルク伝達容量を定
    める圧力が、圧力室に接続されている弁の、互いに相対
    的に可動の少なくとも2つの部分によって制御可能であ
    ることを特徴とする、請求項2又は3記載の装置。
  5. 【請求項5】 減圧弁が、プレストレス弁の入口接続部
    に接続されている第1の接続部と、第1及び第2のピス
    トンシリンダユニットに接続されている第2の接続部
    と、場合により排出部と、スライダとを有しており、こ
    のスライダは出口接続部における圧着圧力に抗して制御
    力によって負荷可能であり、減圧弁の出口接続部はプレ
    ストレス弁の別の入力接続部に接続されており、この別
    の接続部はプレストレス弁のスライダに圧着圧力を作用
    させ、減圧弁の入口接続部はプレストレス弁の入口接続
    部に接続されていて、プレストレス弁の入口接続部及び
    これに接続されている減圧弁の入口接続部において、減
    圧弁が圧着圧力としての制御力に関連して調節する圧力
    よりも少なくともオフセット圧力だけ大きい圧力が調節
    されるようにしたことを特徴とする、請求項1から3ま
    でのいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 減圧弁が、プレストレス弁の入口接続部
    に接続されている第1の接続部と、第1及び第2のピス
    トンシリンダユニットに接続されている第2の接続部
    と、場合により排出部と、スライダとを有しており、こ
    のスライダは制御力及び出口接続部における圧着力の力
    によって負荷され、減圧弁の出口接続部はプレストレス
    弁の別の入力接続部に接続されており、減圧弁の入口接
    続部はプレストレス弁の入口接続部に接続されていて、
    プレストレス弁の入口接続部及びこれに接続されている
    減圧弁の入口接続部において、減圧弁が圧着圧力として
    の制御力に関連して調節する圧力よりも少なくともオフ
    セット圧力だけ大きい圧力が調節されるようにしたこと
    を特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 変速比調節弁装置が減圧弁装置であり、
    この減圧弁装置に所属して別のプレストレス弁が設けら
    れており、この、別のプレストレス弁はオア部材の機能
    を有していて、変速比調節弁の入口接続部に、変速比調
    節弁の第1又は第2の出口接続部の大きい方の圧力媒体
    圧力よりも少なくともオフセット圧力だけ大きな圧力媒
    体圧力が常に支配しているようにすることを特徴とす
    る、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 変速比調節弁装置が単数又は複数の弁ユ
    ニットによって実現されていることを特徴とする、請求
    項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 変速比調節弁装置が2つの弁ユニットに
    よって実現されていることを特徴とする、請求項8記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 2つの弁ユニットが共通の制御力によ
    って、あるいは別個の制御力によって、制御可能である
    ことを特徴とする、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 制御力が、機械的に、液力によりある
    いは電気的に生ぜしめられた力であることを特徴とす
    る、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】 変速比調節弁装置が2つの圧力制限弁
    によって形成されており、これらの圧力制限弁の入口接
    続部はプレストレス弁の出口接続部に接続され、かつこ
    れらの圧力制限弁の出口接続部は第2の円板対の第4の
    ピストンシリンダユニットと、若しくは第1の円板対の
    第3のピストンシリンダユニットに接続されており、こ
    れらの圧力制限弁はそれぞれ1つのスライダを有してお
    り、このスライダは圧力制限弁の出口接続部における圧
    力媒体及びピストンの圧力面に帰すべき力と制御接続部
    における制御力とによって負荷されて、相応する制御力
    において一方の圧力制限弁が次のように、すなわち他方
    の圧力制限弁が圧力媒体を入口接続部から出口接続部に
    流すときに、圧力媒体を出口接続部から排出接続部に排
    出させるように、かつ逆の状態に、調節され、あるいは
    一方の圧力制限弁が次のように、すなわち中央位置にお
    いて両方の出口接続部がほぼ同じ、有利には低い圧力を
    生ぜしめるように、調節されることを特徴とする、請求
    項1から11までのいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 圧力制限弁が共通の制御力あるいは別
    個の制御力によって制御可能であることを特徴とする、
    請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】 制御力が機械的に、液力によりあるい
    は電気的に生ぜしめられた力であることを特徴とする、
    請求項12又は13記載の装置。
  15. 【請求項15】 圧力制限弁が1つの弁ユニットに一体
    化されており、この弁ユニットは、プレストレス弁の出
    口接続部に接続されている1つの入口接続部と、第4の
    ピストンシリンダユニットに接続されている第1の出口
    接続部と、第3のピストンシリンダユニットに接続され
    ている第2の出口接続部と、排出部に接続されている第
    4及び第5の出口接続部とを有しており、かつこの弁ユ
    ニットは弁ケーシング内にスライダを有しており、この
    スライダは、第4のピストンシリンダユニットへの第1
    の出口接続部における、スライダの第1の孔及び第1の
    通路を通して、弁ケーシングに支えられている第1のピ
    ストンがその中に存在しているところの第1のシリンダ
    室内に導かれる圧力媒体の力によって、第3のピストン
    シリンダユニットへの第2の出口接続部における、スラ
    イダの第2の孔及び第2の通路を通して、弁ケーシング
    に支えられている第2のピストンがその中に存在してい
    るところの第2のシリンダ室内に導かれる圧力媒体圧力
    に抗して、かつ制御力によって、負荷可能であることを
    特徴とする、請求項12から14までのいずれか1項記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 圧力制限弁が1つの弁ユニットに一体
    化されており、この弁ユニットは、プレストレス弁の出
    口接続部に接続されている1つの入口接続部と、第3の
    ピストンシリンダユニットに接続されている第1の出口
    接続部と、第4のピストンシリンダユニットに接続され
    ている第2の出口接続部と、排出部に接続されている第
    4及び第5の出口接続部とを有しており、かつこの弁ユ
    ニットは弁ケーシング内にスライダを有しており、この
    スライダは、第3のピストンシリンダユニットへの第1
    の出口接続部における、スライダの第1の孔及び1つの
    通路を通して、弁ケーシングに支えられている第1のピ
    ストンがその中に存在しているところの第1のシリンダ
    室内に導かれる圧力媒体の力によって、第4のピストン
    シリンダユニットへの第2の出口接続部における、スラ
    イダの第2の孔及び第2の通路を通して、弁ケーシング
    に支えられている第2のピストンがその中に存在してい
    るところの第2のシリンダ室内に導かれる圧力媒体圧力
    に抗して、かつ制御力によって、負荷可能であることを
    特徴とする、請求項12から14までのいずれか1項記
    載の装置。
  17. 【請求項17】 圧力制限弁が1つのユニットに一体化
    されており、このユニットは、プレストレス弁の出口接
    続部に接続されている1つの入口接続部と、第4のピス
    トンシリンダユニットに接続されている第1の出口接続
    部と、第3のピストンシリンダユニットに接続されてい
    る第2の出口接続部と、排出部に接続されている第4及
    び第5の出口接続部とを有しており、かつこのユニット
    は弁ケーシング内にスライダを有しており、このスライ
    ダは、第1の出口接続部における、スライダの第1の段
    の第1の面に作用する圧力媒体圧力に帰すべき力によっ
    て、制御接続部におけるスライダに作用する制御力及び
    第2の出口接続部においてスライダの第2の段の第2の
    面に作用する圧力媒体圧力によって生ぜしめられる力に
    抗して負荷されることを特徴とする、請求項12から1
    4までのいずれか1項記載の装置。
  18. 【請求項18】 圧力制限弁が1つの弁ユニットに一体
    化されており、この弁ユニットは、プレストレス弁の出
    口接続部に接続されている1つの入口接続部と、第3の
    ピストンシリンダユニットに接続されている第1の出口
    接続部と、第4のピストンシリンダユニットに接続され
    ている第2の出口接続部と、排出部に接続されている第
    4の出口接続部及び第5の出口接続部とを有しており、
    かつこの弁ユニットはスライダを有しており、このスラ
    イダは、第1の出口接続部における、スライダの第1の
    段の第1の面に作用する圧力媒体圧力に帰すべき力によ
    って、制御接続部におけるスライダに作用する制御力及
    び第2の出口接続部においてスライダの第2の段の第2
    の面に作用する圧力媒体圧力によって生ぜしめられる力
    に抗して負荷されることを特徴とする、請求項12から
    14までのいずれか1項記載の装置。
  19. 【請求項19】 第1の圧力制限弁及び第2の圧力制限
    弁が1つのユニットに一体化されており、このユニット
    は、プレストレス弁の出口接続部に接続されている1つ
    の入口接続部と、第4のピストンシリンダユニットに接
    続されている第1の出口接続部と、第3のピストンシリ
    ンダユニットに接続されている第2の出口接続部と、排
    出部に接続されている第4の出口接続部及び第5の出口
    接続部とを有しており、かつこのユニットは弁ケーシン
    グ内に制御接続部とスライダとを有しており、このスラ
    イダは、第1の出口接続部における、スライダの貫通路
    を通って、その中にケーシングに支えられているピスト
    ンが配置されているところの通路内に導かれる圧力媒体
    圧力によって生ずる力によって、制御接続部における制
    御力によってスライダに作用せしめられる力及びスライ
    ダの段の面に作用する第2の出口接続部における圧力媒
    体圧力によって生ぜしめられる力に抗して負荷されるこ
    とを特徴とする、請求項12から14までのいずれか1
    項記載の装置。
  20. 【請求項20】 圧力制限弁が1つの弁ユニットに一体
    化されており、この弁ユニットは、プレストレス弁の出
    口接続部に接続されている1つの入口接続部と、第3の
    ピストンシリンダユニットに接続されている第1の出口
    接続部と、第4のピストンシリンダユニットに接続され
    ている第2の出口接続部と、排出部に接続されている第
    4の出口接続部及び第5の出口接続部とを有しており、
    かつこの弁ユニットは弁ケーシング内に制御接続部とス
    ライダとを有しており、このスライダは、第1の出口接
    続部における、スライダの貫通路を通って、その中に弁
    ケーシングに支えられているピストンが配置されている
    ところの通路内に導かれる圧力媒体圧力により生ずる力
    によって、制御接続部において制御力によりスライダに
    作用せしめられる力及びスライダの段の面に作用する第
    2の出口接続部における圧力媒体圧力により生ぜしめら
    れる力に抗して負荷されることを特徴とする、請求項1
    2から14までのいずれか1項記載の装置。
  21. 【請求項21】 制御力が機械的に、液力によりあるい
    は電気的に生ぜしめられる力であることを特徴とする、
    請求項15から20までのいずれか1項記載の装置。
  22. 【請求項22】 変速比調節弁装置が、制御縁によって
    実現される圧力調節機能と、別の制御縁によって実現さ
    れる切り替え機能とを含んでいて、第1の出口接続部か
    又は第2の出口接続部における圧力が調節されることを
    保証し、その際その都度他方の出口接続部は排出部に接
    続されていて、中間位置においては第1及び第2の出口
    接続部が排出部に接続されていることを特徴とする、請
    求項12から21までのいずれか1項記載の装置。
  23. 【請求項23】 ピストンの位置が弁ケーシングにおけ
    る機械的な固定によって軸方向で大体において固定され
    ていることを特徴とする、請求項15又は16記載の装
    置。
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