JP2000344832A - 少なくとも一つの二重結合を含み、かつ鎖に沿ってカルボニル基を含む官能基を有するポリマーの調製方法 - Google Patents
少なくとも一つの二重結合を含み、かつ鎖に沿ってカルボニル基を含む官能基を有するポリマーの調製方法Info
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Abstract
ないでポリマー鎖に沿って官能基を有するポリマーを比
較的低いコストで製造する方法を提供することにある。 【解決手段】 少なくとも一つの二重結合を含み、かつ
鎖に沿ってカルボニル基を含む官能基を有するポリマー
の調製方法であって、その方法が −第一工程において、アルミニウムから誘導された薬剤
の出発ポリマーへの添加により不活性炭化水素溶媒中
の、少なくとも一つの二重結合を含む出発ポリマーをそ
の鎖に沿ってヒドロアルミネーション又はカルボアルミ
ネーション反応にかけ、 −第二工程において、この反応の生成物にアルミニウム
から誘導された前記薬剤と反応する予定の少なくとも一
種の求電子剤を添加し、 −第三工程において、続いて第二工程の官能化反応を停
止し、鎖に沿って官能化されたポリマーを回収すること
にあることを特徴とする前記ポリマーの調製方法。
Description
重結合を含み、鎖に沿ってカルボニル基を含む官能基を
有し、タイヤ中に使用し得るポリマーの調製方法に関す
る。
護する必要が優先されるようになったので、最低の可能
なヒステリシスを有し、タイヤの組成物の一部を形成す
る半完成製品、例えば、下層、異種のゴム間の結合のた
めのゴム、金属強化又はテキスタイル強化用のカレンダ
リングゴム、側壁ゴム又はトレッドの形態で使用される
ことを可能にするジエンポリマーの混合物を製造して改
良された性質を有するタイヤ、特に低減された走行抵抗
及び改良された耐磨耗性を有するタイヤを得ることが望
ましかった。現在、ポリマーと大半の場合にシリカ又は
カーボンブラックをベースとする、これらのタイヤ中に
使用される強化充填剤との相互作用がこれらのタイヤの
上記性質に重大な影響を有することが知られている。こ
れらの相互作用を最適化するために、特にこれらのポリ
マーをそれらの鎖に沿って、又は鎖の末端で官能化する
ための薬剤により、重合後にジエンポリマーの性質を改
良しようとする試みがなされていた。幾つかの方法が不
飽和ポリマーをその鎖に沿って官能化するのに従来使用
されていた。例えば、ヒドロシリレーション(これは実
質的に不飽和ポリマーの溶液を水素化ケイ素誘導体と反
応させることにある)、アゾカルボキシレート誘導体の
グラフトによる官能化、又はブチルリチウムを使用する
金属化による官能化が挙げられる。これらの方法の詳細
な記載について、下記の文献が参考にし得る:D.N.Schu
lz, K.N.Turner及びM.A.Golub, Rubber Chemistry and
Technology, 1982, 55巻,809-859頁。鎖に沿った官能化
のこれらの方法の重大な欠点は出発ポリマーと較べてマ
クロ構造の変化を示さない官能化ポリマーを得るために
それらが要する比較的高いコストである。本発明の目的
はこの欠点を解決することである。
くとも一つの二重結合を含み、かつ鎖に沿ってカルボニ
ル基を含む官能基を有するポリマーの本発明の調製方法
は −第一工程において、アルミニウムから誘導された薬剤
の出発ポリマーへの添加により不活性炭化水素溶媒中
の、少なくとも一つの二重結合を含む出発ポリマーをそ
の鎖に沿ってヒドロアルミネーション又はカルボアルミ
ネーション反応にかけ、 −第二工程において、この反応の生成物にアルミニウム
から誘導された前記薬剤と反応する予定の少なくとも一
種の求電子剤を添加し、 −第三工程において、続いて第二工程の官能化反応を停
止し、鎖に沿って官能化されたポリマーを回収すること
にある。
のであってもよく、またそれは既に官能化されていても
よく、また官能化されていなくてもよい。それはホモポ
リマー又はコポリマーであってもよく、“コポリマー”
という用語は夫々が2種以上のモノマーから得られるポ
リマー、例えば、ターポリマーを含む。イソプレン、ブ
タジエン、イソブチレン及びビニル芳香族化合物(これ
らは置換されていてもよく、また置換されていなくても
よい)がこの出発ポリマーを得るのに使用し得るモノマ
ーの例として挙げられる。使用し得る出発ホモポリマー
の中に、例えば、ポリブタジエン又はポリイソプレンが
挙げられる。
れる例はアニオン重合又は乳化重合により得られたスチ
レン/ブタジエンコポリマー、イソプレン/ブタジエン
コポリマー、スチレン/ブタジエン/イソプレンターポ
リマー又はエチレン、プロピレン及びジエンのターポリ
マーである。使用される出発ポリマーは鎖に沿って官能
化されたエラストマーを得るためにジエンエラストマー
であることが有利である。その方法の第一工程に伴われ
るヒドロアルミネーション又はカルボアルミネーション
を行うために(これは式
夫々Al-H結合又はAl-C結合の付加に相当する)、アルキ
ルアルミニウム化合物又はアルミン酸塩がアルミニウム
から誘導された前記薬剤として特に使用し得る。ジイソ
ブチルアルミニウムヒドリド(以下、DiBAHと称する)
を使用することが好ましい。この第一工程は、出発ポリ
マー1000g当りのアルミニウムから誘導された薬剤のモ
ル数が0.05モル〜5モル、好ましくは0.05モル〜0.5モ
ルであるように不活性炭化水素溶媒中で行なわれること
が有利である。トルエン、キシレン、ヘプタン又はシク
ロヘキサンが不活性炭化水素溶媒として特に使用し得
る。この第一工程は20℃〜100℃、特に好ましくは50℃
〜70℃の温度で行われることが好ましい。
に、窒素及び/又は酸素の如きヘテロ原子を含む求電子
剤が使用されることが好ましい。更に特別に使用し得る
求電子剤は酸無水物、特に二酸化炭素、イソシアネート
又はカルボニル誘導体である。鎖に沿ってカルボン酸基
を有するポリマーを得るために、求電子剤として酸無水
物、好ましくは二酸化炭素を使用することが好ましい。
また、無水コハク酸の如き環状酸無水物を使用すること
が可能である。鎖に沿ってアミド基を有するポリマーを
得るために、フェニルイソシアネートの如きイソシアネ
ートを使用することが好ましい。鎖に沿ってカルボン酸
基又はアミド基を有するポリマーを得るために、この第
二工程は、求電子剤のモル数対アルミニウムから誘導さ
れた薬剤のモル数のモル比が3以上であるように行なわ
れることが有利である。フェニルイソシアネートを使用
してアミド基で官能化されたポリマーを特別に得るため
に、前記モル比は約4に等しい。この第二工程は20℃〜
100℃、特に好ましくは50℃〜70℃の温度で行なわれる
ことが好ましい。
に、金属錯生成剤を添加することが好ましく、これはま
た反応媒体を流動化する効果を有する。この錯生成剤は
錯生成反応中に少なくとも一つのプロトンを放出するこ
とができる金属キレートからなることが好ましい。アセ
チルアセトンが前記キレートとして使用されることが好
ましい。また、ベンゾイルアセトン又は8-ヒドロキシキ
ノリンを使用することが可能である。この錯生成剤のモ
ル数対アルミニウムから誘導された薬剤のモル数のモル
比は3以上である。求電子剤として夫々二酸化炭素又は
フェニルイソシアネートを使用するカルボン酸基又はア
ミド基による官能化の場合、強いプロトン酸、例えば、
塩酸が反応媒体に添加され、続いて前記官能化反応を完
全に停止するために前記金属錯生成剤が添加される。強
いプロトン酸のモル数対アルミニウムから誘導された薬
剤のモル数のモル比は3以上である。
記の本発明の幾つかの実施例の記載から更に明らかに理
解されるであろう。これらの実施例は説明のために示さ
れるのであり、限定を意味するものではない。これらの
実施例において、出発ポリマー及び相当する官能性ポリ
マーの数平均分子量(Mn)は浸透圧法により正確に測定さ
れた。また、SEC(サイズ排除クロマトグラフィー)技
術がこれらのポリマーのサンプルの分子量分布を測定す
るのに使用された。特性が欧州特許明細書EP-A-692493
の実施例1に記載されている標準製品を使用して、この
技術は、サンプルについて、浸透圧法により測定された
ものとは異なるような相対値を有する数平均分子量、及
び重量平均分子量(Mw)を評価することを可能にした。こ
のサンプルの多分散性インデックスがそれから演繹され
た(Ip=Mw/Mn)。この技術において、巨大分子が膨潤状
態でそれらの夫々のサイズに応じて多孔質静止相で充填
されたカラム中で物理的に分離される。この分離の前
に、ポリマーサンプルがテトラヒドロフラン中で約1g/
lの濃度で可溶化される。上記分離は商品名“ウォータ
ーズ”として市販されるモデル“150C”クロマトグラフ
を使用して行なわれる。溶離溶媒はテトラヒドロフラン
であり、流量は1ml/分であり、系の温度は35℃であ
り、また分析時間は30分である。“スチラゲルHT6E”型
の二つの“ウォーターズ”カラムの組が使用される。ポ
リマーサンプルの溶液が100μlの容積で注入される。検
出器は“ウォーターズ”モデル“R401”示差屈折計であ
る。また、商品名“ウォーターズ・ミレニアム”を有す
るソフトウェアがクロマトグラフィーデータを処理する
のに使用される。
ョンにより、また二酸化炭素の求電子付加によりカルボ
ン酸基で官能化された立体特異性シス-1,4-ポリブタジ
エンの調製 浸透圧法により測定して190,000g/モルの数平均分子量M
n及びSEC技術により測定して2.31の多分散性インデック
スIpを有する出発ポリブタジエンの脱酸素化溶液を使用
して、この実施例を行う。この出発ポリブタジエン中の
シス-1,4結合及び1,2結合の%は夫々92%及び4%であ
る。更に、この出発溶液は0.2phrの酸化防止剤N-1,3-ジ
メチルブチル)-N'-フェニル-p-フェニレンジアミンを含
む。当業者に知られている技術に従って、かつ下記の表
1に記載された条件下で、必要な量のDiBAHのトルエン
モル溶液(トルエン中のポリマー溶液の分率は7重量%
である)を前記脱酸素化溶液7リットルを含む10リット
ル反応器に室温で導入する。反応媒体を10分間攪拌する
ことにより充分に均一化する。次いで攪拌を停止し、ヒ
ドロアルミネーションを65℃で64時間にわたって静的方
法として行う。次いで官能化を同反応器中で65℃で6時
間にわたって6バールの二酸化炭素圧力の適用により行
う。次いでその反応を最初に12のアセチルアセトン/ア
ルミニウムモル比でアセチルアセトンで、次いで4.5の
塩酸/アルミニウムモル比で塩酸で停止する。
の酸化防止剤2,2'-メチレンビス(4-メチル-6-t-ブチル
フェノール)で処理し、続いて酸媒体(pH=2)中で、好ま
しくはスチームでストリッピングする。次いでこのよう
にして処理したエラストマーを100℃でシリンダー機で
排出し、60℃で18時間にわたって真空で乾燥させる(不
活性窒素雰囲気)。これに続いて分析による特性決定の
ためにエラストマーを特別に調製する。この特別な調製
はそれを連続3回トルエンに溶解し、これに続いて痕跡
量の酸化合物(特に停止剤、酸化防止剤、触媒残渣、副
生物、例えば、イソ吉草酸)を除去するために毎回塩酸
でpH2に酸性にされたアセトン/水混合物中で凝固させ
ることにより処理することにある。次いでこのように処
理したエラストマーを真空で50℃で窒素雰囲気下でオー
ブン中で乾燥させる。次いでCOOH基を酸滴定により分析
した。一方で、ポリマー1kg当りのこれらのCOOH基の比
率を、他方で、190,000g/モルのMn(浸透圧法により測
定した)を基準として鎖当りの単位の数を計算した。酸
滴定によるこの分析を、このように調製されたエラスト
マーのサンプルをトルエン/オルトジクロロベンゼン混
合物に溶解することにより行った。COOH基を、ピリジン
の存在下で、イソプロパノール中のテトラブチルアンモ
ニウムヒドロキシドの溶液で中和する。当量点を電位差
計により検出する。また、得られた結果を表1に示し、
これは前記出発ポリブタジエン及び相当する官能化ポリ
ブタジエン(“PB fct”と称する)を表す。
ションにより、また二酸化炭素又はフェニルイソシアネ
ートの求電子付加によりカルボン酸基又はアミド基で官
能化された幾つかのスチレン/ブタジエンコポリマーの
調製 この実施例は夫々の場合に浸透圧法により測定して180,
000g/モルの数平均分子量Mn及びSEC技術により測定して
1.09の多分散性インデックスIpを有する出発スチレン/
ブタジエンコポリマーの一種の同じ脱酸素化溶液を使用
して6回の官能化実験を行うことにあった。この出発コ
ポリマー中のスチレン、シス-1,4結合、トランス-1,4結
合及び1,2結合の%は夫々25%、28%、32%及び40%で
ある。更に、この出発溶液は0.2phrの酸化防止剤N-1,3-
ジメチルブチル-N'-フェニル-p-フェニレンジアミン及
び0.2phrの酸化防止剤2,2'-メチレンビス(4-メチル-6-t
-ブチルフェノール)を含む。最初の5回の実験の夫々を
実施例1に関して、即ち、求電子剤として二酸化炭素を
使用するカルボン酸基による官能化について記載された
方法により行った。比モルDiBAH/kgポリマーを実験によ
り単に変化させ、相違のみを以下のように上記方法と比
較した。
量%に代えて10%である。 −反応を4.5に代えて7.5の塩酸/アルミニウムモル比の
塩酸で停止する。 −次いで得られたエラストマーを、酸媒体中のストリッ
ピングの前に、0.5phrに代えて0.3phrの酸化防止剤2,2'
-メチレンビス(4-メチル-6-t-ブチルフェノール)で処理
する。 −次いでエラストマーを、モル比塩酸/アルミニウムが
5に等しいように濃塩酸水溶液とともにトルエンに再度
溶解する。 −次いで酸媒体中の第二ストリッピングを行って残留イ
ソ吉草酸(これはDiBAH中に含まれるイソブチル基のカ
ルボキシル化の副生物である)を全て除去する。 カルボン酸基の比率(meq/kgポリマー)及びコポリマー
鎖当りの相当する官能単位の数(この場合、浸透圧法に
より測定してMn=180,000 g/モル)を計算し、これらの
2回の計算の夫々を二つの異なる方法により行った: −第一の方法はカルボン酸基を実施例1に記載されたよ
うに酸滴定により分析することにあった。 −第二の方法は過剰のジアゾメタン(カルボン酸基と反
応することが知られている試薬)によるエステル化後に
1H NMR技術により分析することにあった。 更に正確には、この第二の方法はジアゾメタンを使用し
てエラストマーに固定されたCOOH基からメチルエステル
基を得て、1H NMRによりCOOH基の比率についての間接的
かつ定量的な入手手段を得ることにある。
調製する。それは水酸化カリウムアルコール溶液を融解
氷の温度でジエチルエーテルの存在下でN-メチル-N-ニ
トロソパラトルエンスルホンアミドと反応させることに
より得られる。次いで試薬を含むエーテル相を簡単な蒸
留により回収する。次いでエステル化反応を下記の方法
で行う。分析による特性決定についてエラストマーの特
別な調製に関して既に記載されたように洗浄され、乾燥
されたエラストマーのサンプルをトルエンに溶解する。
次いでジアゾメタンを含むエーテル溶液を、COOH基に対
して過剰の試薬を生じるような方法で添加する。次いで
この方法で処理したポリマーをメタノール中で凝固さ
せ、その後にそれをメタノール中の凝固を伴ってトルエ
ン中で2回再度溶解する。次いでポリマーをデシケータ
ー中で室温で羽根ポンプにより生じた高真空で乾燥させ
る。次いで1H NMR分析を下記のように行う。この方法で
エステル化されたポリマーのサンプルを二硫化炭素に溶
解する。商品名ブルカーAC200として市販されるスペク
トロメーターを使用して1H NMRシグナルを分析する。CO
OCH3の三つのメチルプロトンの特徴的なシグナルは官能
性ポリマーのCOOH基の初期比率についての定量的入手手
段を与える。
記載された方法と同じ方法により行い、唯一の相違は官
能化に使用される求電子剤がアミド基による官能化のた
めに二酸化炭素に代えてフェニルイソシアネートである
ことである(後者は依然として65℃で6時間にわたって
行なわれる)。更に、フェニルイソシアネートのモル数
対DiBAHのモル数のモル比は4に等しい。アミド基の比
率(meq/kgポリマー)及びコポリマー鎖当りの相当する
官能単位の数(この場合、浸透圧法により測定してMn=1
80,000 g/モル)を下記の方法で簡単な1H NMR分析によ
り計算した。この1H NMR分析の前に、分析すべきポリマ
ーのサンプルを3回連続のサイクルで処理し、夫々がト
ルエン中の溶解及びメタノール中の凝固からなる。次い
でこの方法で処理したサンプルを室温でデシケーター中
で羽根ポンプにより生じた高真空下で乾燥させる。1H N
MR分析のために、この方法で処理し、乾燥させたポリマ
ーのサンプルを二硫化炭素に溶解する。CONH-C6H5の存
在による特徴的なシグナルが官能性ポリマー中のアミド
基の比率についての定量的入手手段を与える。また、得
られた結果を下記の表2に示し、これは前記出発スチレ
ン/ブタジエンコポリマー、所定のモル比“DiBAH/kgポ
リマー”でヒドロアルミネーションされたが、官能化さ
れなかったコポリマー(“SBRヒドロアル”と称され
る)、及び異なる比率でヒドロアルミネーションされ、
そしてまた官能化された6種のコポリマー(SBR fct
1、...、SBR fct6と称される)を表す。官能化ポリマー
“SBR fct5及びSBR fct6”は夫々ヒドロアルミネーショ
ンされたポリマー“SBRヒドロアル”から得られること
が注目されるであろう。
例に鑑みて、得られた官能化ポリマーは分子量分布結果
(相当するポリマーを特性決定する多分散性インデック
スIp)により示されるように相当する出発ポリマーのマ
クロ構造と実際に同じであるマクロ構造を有することが
注目されるであろう。また、本発明の方法の上記実施例
で得られた官能化エラストマーは特にタイヤ中の使用に
意図されることが指摘される。
Claims (17)
- 【請求項1】 少なくとも一つの二重結合を含み、かつ
鎖に沿ってカルボニル基を含む官能基を有するポリマー
の調製方法であって、その方法が −第一工程において、アルミニウムから誘導された薬剤
の出発ポリマーへの添加により不活性炭化水素溶媒中
の、少なくとも一つの二重結合を含む出発ポリマーをそ
の鎖に沿ってヒドロアルミネーション又はカルボアルミ
ネーション反応にかけ、 −第二工程において、この反応の生成物にアルミニウム
から誘導された前記薬剤と反応する予定の少なくとも一
種の求電子剤を添加し、 −第三工程において、続いて第二工程の官能化反応を停
止し、鎖に沿って官能化されたポリマーを回収すること
にあることを特徴とする前記ポリマーの調製方法。 - 【請求項2】 その方法がアルミニウムから誘導された
前記薬剤としてアルキルアルミニウム化合物又はアルミ
ン酸塩を使用することにあることを特徴とする請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 その方法がアルミニウムから誘導された
前記薬剤としてジイソブチルアルミニウムヒドリドを使
用することにあることを特徴とする請求項2記載の方
法。 - 【請求項4】 その方法が前記出発ポリマー1000g当り
0.05モル〜5モルのアルミニウムから誘導された前記薬
剤を使用することにあることを特徴とする請求項1〜3
の一項記載の方法。 - 【請求項5】 その方法が前記出発ポリマー1000g当り
0.05モル〜0.5モルのアルミニウムから誘導された前記
薬剤を使用することにあることを特徴とする請求項4記
載の方法。 - 【請求項6】 その方法が、前記第二工程について、ヘ
テロ原子、例えば、窒素及び/又は酸素を含む求電子剤
を使用することにあることを特徴とする請求項1〜5の
一項記載の方法。 - 【請求項7】 その方法が、前記第二工程について、求
電子剤として二酸化炭素を使用して鎖に沿ってカルボン
酸基を有するポリマーを得ることにあることを特徴とす
る請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 その方法が、前記第二工程について、求
電子剤としてイソシアネートを使用してアミド基で官能
化されたポリマーを得ることにあることを特徴とする請
求項1〜6の一項記載の方法。 - 【請求項9】 その方法が前記イソシアネートとしてフ
ェニルイソシアネートを使用することにあることを特徴
とする請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 前記求電子剤のモル数対アルミニウム
から誘導された前記薬剤のモル数のモル比が3以上であ
るように、その方法が前記第二工程を行うことにあるこ
とを特徴とする請求項7〜9の一項記載の方法。 - 【請求項11】 前記モル比が約4に等しいように、そ
の方法が前記第二工程を行うことにあることを特徴とす
る請求項8又は9記載の方法。 - 【請求項12】 前記第二工程の官能化反応を停止する
ために、その方法が反応媒体に金属錯生成剤を添加する
ことにあり、その目的がまた反応媒体の粘度を低下する
ことであることを特徴とする請求項1〜11の一項記載
の方法。 - 【請求項13】 その方法が錯生成剤として錯生成反応
中に少なくとも一つのプロトンを放出することができる
金属キレートを使用することにあることを特徴とする請
求項12記載の方法。 - 【請求項14】 その方法が前記キレートとしてアセチ
ルアセトンを使用することにあることを特徴とする請求
項13記載の方法。 - 【請求項15】 金属錯生成剤のモル数対アルミニウム
から誘導された前記薬剤のモル数のモル比が3以上であ
るように、その方法が前記官能化反応を停止することに
あることを特徴とする請求項12〜14の一項記載の方
法。 - 【請求項16】 前記官能化反応を停止するために、そ
の方法が続いて強いプロトン酸、例えば、塩酸を反応媒
体に添加することにあることを特徴とする請求項12〜
15の一項記載の方法。 - 【請求項17】 前記強いプロトン酸のモル数対アルミ
ニウムから誘導された前記薬剤のモル数のモル比が3以
上であることを特徴とする請求項16記載の方法。
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