JP2000342442A - 電気炊飯器の加熱装置 - Google Patents

電気炊飯器の加熱装置

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JP2000342442A
JP2000342442A JP11153869A JP15386999A JP2000342442A JP 2000342442 A JP2000342442 A JP 2000342442A JP 11153869 A JP11153869 A JP 11153869A JP 15386999 A JP15386999 A JP 15386999A JP 2000342442 A JP2000342442 A JP 2000342442A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電気炊飯器のヒーター加熱型の加熱装置におい
て、ヒーターに関連する部分が加熱板の高さ寸法の範囲
内に収まるようにして、その加熱装置を用いた電気炊飯
器のコンパクト化を図ることである。 【解決手段】 加熱板14に鋳込まれたヒーター15の
一端部に内側並設部25を形成すると共に、他端部に外
側並設部27を形成してなる電気炊飯器の加熱装置にお
いて、上記内側並設部25をヒーター円弧部23と同一
面内に配置すると共に、該内側並設部25のヒーター先
端部24を屈曲させて上記加熱板14の外向きに突き出
し、上記外側並設部27を屈曲して内側並設部25の上
を越えさせ、その外側並設部27のヒーター先端部26
を上記内側並設部25と同一面内において上記加熱板1
4の外向きに屈曲して突き出した構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気炊飯ジャー
等の電気炊飯器におけるヒーター加熱型の加熱装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電気炊飯器のヒーター加熱型の加熱装置
は、図7にその一例を示すように、一般に炊飯器本体の
内部に設置される加熱板1と、その加熱板1に鋳込まれ
たヒーター2とからなる。加熱板1は、鍋3の鍋底側面
の湾曲面に沿った周壁4を有し、ヒーター2はその底面
部の下面に環状に配置され、該ヒーター2に沿った加熱
板1の膨出部5により被覆される。膨出部5の3ヵ所に
成形時の治具によるヒーター2のチャッキング部6が形
成される。
【0003】上記ヒーター2は一重配置の円弧部7を有
し、その円弧部7の両端部は、一定の範囲A内で加熱板
1の内外方向に二重の配置となるよう並設され、加熱板
1の中心寄りに配置される一端部が内側並設部8とな
り、それより外側に配置される他端部が外側並設部8’
となっている。ヒーター2の両端部を上記のように二重
に配置する構造をとるのは、ヒーター2の両端部におけ
る熱量の不足を補うためである。
【0004】上記の内側並設部8と外側並設部8’は同
一平面内にあって、その両端部はいずれも下向きに屈曲
され、その下端に端子板9、9’が取付けられる。加熱
板1下面の基準面Lから端子板9、9’の下端までの寸
法をBで示す。
【0005】なお、加熱板1の中央部には、温度センサ
ーの取付け穴10が設けられる。
【0006】図8の場合は、外側並設部8’を円弧部7
と同一平面内に配置する一方、その外側並設部8’の先
端部を外向き水平に屈曲して端子板9’をその方向に突
き出している。内側並設部8の先端部分は、これを下向
きに屈曲し、更に外向き水平に屈曲して端子板9を上記
の端子板9’と平行に突き出している。その他の構成は
図7の場合と同様である。加熱板1下面の基準面Lから
内側並設部8の下端までの寸法をB’で示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の説明から明らか
なように、図7の場合は加熱板1下面の基準面Lから端
子板9、9’の下端まで寸法Bの突き出し部分、また図
8の場合は同じく基準面Lから内側並設部8まで寸法
B’の突き出し部分がそれぞれあるため、電気炊飯器の
高さ方向の寸法が大きくなる一つの要因となっていた。
【0008】そこで、この発明は加熱装置を構成するヒ
ーターや端子板等のヒーター関連部分が加熱板下面の基
準面より下方に突き出さないようにして、電気炊飯器の
コンパクト化を図ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、炊飯器本体の内部に設置される加熱
板と、その加熱板に鋳込まれたヒーターとからなり、上
記ヒーターの一端部を上記加熱板の中心部寄りの内側に
配置して内側並設部を形成すると共に、他端部をそれよ
り外側に配置して外側並設部を形成してなる電気炊飯器
の加熱装置において、上記内側並設部を上記ヒーターの
本体部分と同一面に配置すると共に、その面内で屈曲し
て先端部を上記加熱板の外側へ突き出し、上記外側並設
部を屈曲して上記内側並設部の上を越えさせ、その先端
部を上記加熱板の外側へ突き出した構成としたものであ
る。
【0010】上記の加熱板に鍋底側面の湾曲面に沿った
周壁を設け、上記の外側並設部を屈曲して上記加熱板の
周壁に沿って立ち上げ、更に屈曲して上記内側並設部の
上を越えさせると共に該周壁に沿って下降させ、上記内
側並設部と同一面内において屈曲して先端部を上記加熱
板の外側ヘ突き出した構成をとることができる。
【0011】また、上記の加熱板に鍋底側面の湾曲面に
沿った周壁を設け、上記の外側並設部を屈曲して上記加
熱板の周壁に沿って立ち上げ、更に屈曲して上記内側並
設部の上を越えさせ、上記内側並設部より上位の面内に
おいて屈曲して先端部を上記加熱板の外側へ突き出した
構成をとることもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1実施形態を
図1から図3に基づいて説明する。図1に示した電気炊
飯ジャーは、ジャー本体11の内部に内釜12を設け、
その内釜12の底部に加熱装置13を設置している。
【0013】加熱装置13は加熱板14とその加熱板1
4に鋳込まれたヒーター15とからなり、加熱板14は
その下面の固定脚16をボルト17により内釜12の底
部に締結することにより固定される。上記の内釜12内
に鍋18が着脱自在に収納され、その鍋18の底部が加
熱板14に載置される。加熱板14は鍋18の底部周縁
の湾曲面に沿って立ち上がった低い周壁19を有する。
【0014】上記のヒーター15は、図2(a)(b)
及び図3に示すように、加熱板14の下面に配置され、
該ヒーター15に沿った加熱板14の膨出部21により
被覆される。その膨出部21の3ヵ所に成形時のチャッ
キング部22a,22b,22cが設けられる。上記の
膨出部21の最下面が加熱板14の基準面Lとなる。
【0015】チャッキング部22aと22c間のヒータ
ー15は、該ヒーター15の本体部分でありほぼ半円形
のヒーター円弧部23となっている。一方のチャッキン
グ部22aからヒーター先端部24までの間が加熱板1
4の中心寄りに配置されて内側並設部25を形成する。
他方のチャッキング部22cから他方のヒーター先端部
26までの間が、それより外側に配置されて外側並設部
27を形成する。各ヒーター先端部24、26はそれぞ
れ加熱板14の1つの直径線と平行に外向きに突き出
し、膨出部21の端部から外部に露出している。その各
ヒーター先端部24、26にそれぞれヒーターターミナ
ル28を介して端子板29、31が水平に取付けられ
る。
【0016】上記の内側並設部25と外側並設部27
は、一定の範囲A内で加熱板14の内外方向に二重の配
置となる。図示の場合、内側並設部25、これに連続し
たヒーター先端部24、ヒーターターミナル28及び端
子板29は、上記の基準面Lより高い位置において、前
述のヒーター円弧部23と同一面内にある。上記の内側
並設部25は、図3に示すように、その中間部分におい
て外向きに屈曲され、これに連続したヒーター先端部2
4、ヒーターターミナル28及び端子板29が外向きに
突き出す。
【0017】これに対し、外側並設部27は、前記のチ
ャッキング部22c近辺から周壁19の外面に沿って徐
々に上方(図3においては下方)に屈曲し、前記の内側
並設部25の上方を越えてから下方(図3においては上
方)に屈曲し、更に前記の内側並設部25と同一平面内
で外向きに屈曲し、これに連続したヒーター先端部2
6、ヒーターターミナル28及び端子板31が、前記の
内側並設部25の先端部分のヒーター先端部24、ヒー
ターターミナル28及び端子板29と平行に外向きに突
き出す。
【0018】なお、加熱板14の中央部に温度センサー
32(図1参照)の取付け穴33が設けられる。
【0019】上記のように、内側並設部25、ヒーター
先端部24、ヒーターターミナル28及び端子板29
と、外側並設部27のヒーター先端部26、ヒータータ
ーミナル28及び端子板31はヒーター円弧部23と同
一平面内に配置されるので、これらヒーター15に関連
する部分が加熱板14下面の基準面Lから下方に突き出
すことはない。従って加熱装置全体の高さは、加熱板1
4の高さと一致する。
【0020】次に、図4及び図5に示した第2実施形態
の加熱装置は、前記の第1実施形態の外側並設部27に
おいて一部相違するが、他の部分は同一であるので、同
一部分には同一符号を付して示すに止め、主として相違
する部分について説明する。
【0021】即ち、この場合の外側並設部27は、図5
に示すように、前記のチャッキング部22c近辺から周
壁19の外面に沿って徐々に上方に屈曲し、前記の内側
並設部25の上方を越えてから、前記の内側並設部25
より高い平面内で外向きに屈曲し、これに連続したヒー
ター先端部26、ヒーターターミナル28及び端子板3
1が内側並設部25の端子板31より高い位置において
外向きに突き出す。この場合も、ヒーター15に関連す
る部分が加熱板14下面の基準面Lから下方に突き出す
ことはない。従って、加熱装置全体の高さは加熱板14
の高さと一致する。
【0022】なお、内側並設部25と外側並設部27と
が二重配置となる範囲をA’で示す。
【0023】その他、図6はジャー本体11の全面上部
の設けられた操作表示パネル35を示す。この操作表示
パネル35には、炊飯/とりけしスイッチ操作部36
a、予約スイッチ操作部36b、保温/おやすみ保温ス
イッチ操作部36c、再加熱スイッチ操作部36d,時
および分設定操作部36e,36f、クリーニングスイ
ッチ操作部36g,メニュースイッチ操作部36h,液
晶表示板37の窓37aが設けられる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、ヒー
ターに関連する部分が加熱板の基準面から下方に突き出
すことがないので、加熱装置の高さ方向の寸法が小さく
なり、電気炊飯器のコンパクト化に役立つ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の電気炊飯器の断面図
【図2】(a)同上の加熱装置の側面図 (b)(a)図の平面図
【図3】同上の加熱装置の裏面側から見た斜視図
【図4】(a)第1実施形態の加熱装置の側面図 (b)(a)図の平面図
【図5】第2実施形態の加熱装置の裏面側から見た斜視
【図6】第1実施形態の操作パネル部分の平面図
【図7】(a)従来例の加熱装置の側面図 (b)(a)図の平面図
【図8】(a)他の従来例の加熱装置の側面図 (b)(a)図の平面図
【符号の説明】
1 加熱板 2 ヒーター 3 鍋 4 周壁 5 膨出部 6 チャッキング部 7 円弧部 8 内側並設部 8’ 外側並設部 9、9’ 端子板 10 取付け穴 11 ジャー本体 12 内釜 13 加熱装置 14 加熱板 15 ヒーター 16 固定脚 17 ボルト 18 鍋 19 周壁 21 膨出部 22a,22b,22c チャッキング部 23 ヒーター円弧部 24 ヒーター先端部 25 内側並設部 26 ヒーター先端部 27 外側並設部 28 ヒーターターミナル 29 端子板 31 端子板 32 温度センサー 33 取付け穴 35 操作表示パネル 36a 炊飯/とりけしスイッチ操作部 36b 予約スイッチ操作部 36c 保温/おやすみ保温スイッチ操作部 36d 再加熱スイッチ操作部 36e、36f 時および分設定操作部 36g クリーニングスイッチ操作部 36h メニュースイッチ操作部 37 液晶表示板 37a 窓

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体の内部に設置される加熱板
    と、その加熱板に鋳込まれたヒーターとからなり、上記
    ヒーターの一端部を上記加熱板の中心部寄りの内側に配
    置して内側並設部を形成すると共に、他端部をそれより
    外側に配置して外側並設部を形成してなる電気炊飯器の
    加熱装置において、上記内側並設部を上記ヒーターの本
    体部分と同一面に配置すると共に、その面内で屈曲して
    先端部を上記加熱板の外側へ突き出し、上記外側並設部
    を屈曲して上記内側並設部の上を越えさせ、その先端部
    を上記加熱板の外側へ突き出したことを特徴とする電気
    炊飯器の加熱装置。
  2. 【請求項2】 上記の加熱板に鍋底側面の湾曲面に沿っ
    た周壁を設け、上記の外側並設部を屈曲して上記加熱板
    の周壁に沿って立ち上げ、更に屈曲して上記内側並設部
    の上を越えさせると共に該周壁に沿って下降させ、上記
    内側並設部と同一面内において屈曲して先端部を上記加
    熱板の外側ヘ突き出したことを特徴とする請求項1に記
    載の電気炊飯器の加熱装置。
  3. 【請求項3】 上記の加熱板に鍋底側面の湾曲面に沿っ
    た周壁を設け、上記の外側並設部を屈曲して上記加熱板
    の周壁に沿って立ち上げ、更に屈曲して上記内側並設部
    の上を越えさせ、上記内側並設部より上位の面内におい
    て屈曲して先端部を上記加熱板の外側へ突き出したこと
    を特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器の加熱装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160278564A1 (en) * 2013-03-21 2016-09-29 Zhejiang Supor Electrical Appliances Manufacturing Co., Ltd Electric Rice Cooker
CN113133672A (zh) * 2020-01-17 2021-07-20 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪设备、烹饪控制方法和装置

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