JP2000341943A - アクティブクランプ回路を備えたフォワード・コンバータのリセット回路 - Google Patents

アクティブクランプ回路を備えたフォワード・コンバータのリセット回路

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JP2000341943A
JP2000341943A JP11150267A JP15026799A JP2000341943A JP 2000341943 A JP2000341943 A JP 2000341943A JP 11150267 A JP11150267 A JP 11150267A JP 15026799 A JP15026799 A JP 15026799A JP 2000341943 A JP2000341943 A JP 2000341943A
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JP
Japan
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circuit
switch element
parallel
capacitor
active clamp
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JP11150267A
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English (en)
Inventor
Eiji Takegami
栄治 竹上
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TDK Lambda Corp
Original Assignee
TDK Lambda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクティブクランプ回路を備えたフォワード
・コンバータの回路停止時に発生する過電圧の抑制と、
再起動時におけるトランスの飽和を防ぐ。 【解決手段】 フォワード・コンバータを構成するトラ
ンス4の1次コイル12の両端に並列接続したコンデン
サ6とスイッチ素子8より成る並列回路と、該並列回路
に直列接続したダイオード7より成るアクティブクラン
プ回路に、前記コンデンサ6と並列接続したスイッチ素
子9を設けてリセット回路を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
であって、特にアクティブクランプ回路を備えたフォワ
ード・コンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるアクティブクランプ回路
を備えたフォワード・コンバータの回路構成を示すブロ
ック図は、図2に示す通りである。図2において、トラ
ンス104の1次コイルの一端は直流電源105のプラ
ス極に接続してあり、他端は主スイッチ素子103を介
して直流電源105のマイナス極に接続してある。ま
た、トランス104の1次コイルの両端には、ダイオー
ド107とスイッチ素子108より成る並列回路とコン
デンサ106より成る直列回路が並列接続してあって、
アクティブクランプ回路を構成している。
【0003】トランス104の2次側には、2つのスイ
ッチ素子101と102より成る整流回路と、リアクタ
110とコンデンサ109より成る平滑回路が設けてあ
ってチョークインプット形整流回路を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アクティブクランプ回
路を備えたフォワード・コンバータでは、トランスの出
力波形が方形波になるので、2次側整流回路をスイッチ
素子によって構成して同期整流すると、整流効率を高め
ることができる。しかし乍ら、上述したフォワード・コ
ンバータを停止させる時には、2次出力回路におけるリ
アクタ110に蓄積されたエネルギーが同期整流用のス
イッチ素子101と102を動作させると共に1次側に
還流され、主スイッチ素子103のドレイン・ソース間
電圧Vdsは図4に示すように変化する。即ち、回路停
止後に主スイッチ素子103に大きな電圧が印加される
ばかりでなく、2次側のスイッチ素子101と102に
も過電圧が印加されることになる。
【0005】また、回路停止時にはアクティブクランプ
回路におけるコンデンサ106にエネルギーが蓄積され
ているので、再起動に先立って上記エネルギーを放電さ
せておかないと、再起動時にトランス104が飽和し易
くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
方式のアクティブクランプ回路を備えたフォワード・コ
ンバータの欠点を解消するためになされたものであっ
て、アクティブクランプ回路を構成するコンデンサの両
端にスイッチ素子を並列接続し、回路停止のために主ス
イッチ素子をオフとする時は、前記スイッチ素子を自動
的にオンとする。前記スイッチ素子のオンによって、コ
ンデンサに蓄積されているエネルギーと2次回路から還
流されるエネルギーを同時に放電させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明によるアクテ
ィブクランプ回路を備えたフォワード・コンバータの第
1の実施例を示すブロック図である。トランス4の1次
コイル12の両端には直流電源5と主スイッチ素子3よ
り成る直列回路が接続してある。また、スイッチ素子8
とダイオード7より成る並列回路に直列接続したコンデ
ンサ6より成る直列回路が1次コイルの両端に並列接続
してあってアクティブクランプ回路を構成しており、さ
らに、コンデンサ6の両端に並列接続したスイッチ素子
9がリセット回路を形成している。
【0008】トランス4の2次コイルの両端には、整流
用スイッチ素子1と還流用スイッチ素子2より成る整流
回路と、リアクタ11とコンデンサ10より成る平滑回
路が接続してあって、チョークインプット形整流回路を
構成している。
【0009】主スイッチ素子3とアクティブクランプ回
路におけるスイッチ素子8とは、図示していない制御回
路によって交互にオン・オフ制御されており、主スイッ
チ素子3のドレイン・ソース間電圧Vdsは方形波(回
路停止前)となっている。また、リセット回路における
スイッチ素子9は回路停止信号によってオンとなるの
で、コンデンサ6に蓄積されたエネルギーや2次回路か
ら還流されるエネルギーを放電させる。図3は、主スイ
ッチ素子3のVdsの変化を示す波形図であって、回路
停止後におけるVdsは入力電源電圧Vのレベルに抑
制される。この結果、2次出力回路における同期整流用
スイッチ素子への過電圧も発生しない。また、回路停止
時にコンデンサ6のエネルギーを放出させておくので、
再起動時におけるトランスの飽和を防ぐことができる。
【0010】図2は、本発明によるアクティブクランプ
回路を備えたフォワード・コンバータの第2の実施例を
示すブロック図である。スイッチ素子8とダイオード7
より成る並列回路に直列接続したコンデンサ6より成る
直列回路を3次コイル14の両端に並列接続してあって
アクティブクランプ回路を構成しており、さらに、コン
デンサ6の両端に並列接続したスイッチ素子9がリセッ
ト回路を形成している。第2の実施例における回路の構
成要素は第1の実施例と全く同じであり、別に設けた3
次コイル14にアクティブクランプ回路を形成した点の
みが第1の実施例と異なっている。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、アクティブクラン
プ回路を構成するコンデンサにスイッチ素子を並列接続
しておき、回路停止信号によってこのスイッチ素子を動
作させることにより、スイッチ素子への過電圧の抑制と
共に、トランスの飽和を防ぐことができる。即ち、簡単
なリセット回路を設けるだけで、スイッチ素子への過電
圧の抑制と再起動時におけるトランスの飽和を防ぐこと
ができる高効率なフォワード・コンバータを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアクティブクランプ回路を備えた
フォワード・コンバータの第1の実施例を示すブロック
図。
【図2】本発明によるアクティブクランプ回路を備えた
フォワード・コンバータの第2の実施例を示すブロック
図。
【図3】従来技術によるアクティブクランプ回路を備え
たフォワード・コンバータの回路構成を示すブロック
図。
【図4】波形図。
【図5】波形図。
【符号の説明】
1〜3,8,9 スイッチ素子 4 トランス 5 直流電源 6,10 コンデンサ 7 ダイオード 11 リアクタ 12 1次コイル 13 2次コイル 14 3次コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電源のプラス極に一端を接続したト
    ランスの1次コイルの他端を主スイッチ素子(3)を介
    して前記入力電源のマイナス極に接続して構成したフォ
    ワード・コンバータの1次回路において、 スイッチ素子(8)とダイオード(7)より成る並列回
    路と、該並列回路に直列接続したコンデンサ(6)より
    成る直列回路を前記1次コイル(12)の両端に並列接
    続して構成したアクティブクランプ回路における前記コ
    ンデンサ(6)の両端に、スイッチ素子(9)を並列接
    続してリセット回路を構成したことを特徴とするアクテ
    ィブクランプ回路を備えたフォワード・コンバータのリ
    セット回路。
  2. 【請求項2】 入力電源のプラス極に一端を接続したト
    ランスの1次コイルの他端を主スイッチ素子(3)を介
    して前記入力電源のマイナス極に接続して構成したフォ
    ワード・コンバータにおいて、 スイッチ素子(8)とダイオード(7)より成る並列回
    路と、該並列回路に直列接続したコンデンサ(6)より
    成る直列回路を3次コイル(14)の両端に並列接続し
    て構成したアクティブクランプ回路における前記コンデ
    ンサ(6)の両端に、スイッチ素子(9)を並列接続し
    てリセット回路を構成したことを特徴とするアクティブ
    クランプ回路を備えたフォワード・コンバータのリセッ
    ト回路。
JP11150267A 1999-05-28 1999-05-28 アクティブクランプ回路を備えたフォワード・コンバータのリセット回路 Pending JP2000341943A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002291241A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Densei Lambda Kk スイッチング電源装置
US6671190B2 (en) 2001-03-13 2003-12-30 Densei-Lambda Kabushiki Kaisha DC/DC converter
US7254000B1 (en) * 2005-06-20 2007-08-07 Nexem, Inc. Over voltage protection scheme for synchronous buck converter

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031104