JP2000340492A - 電子線露光用マスクとそれを用いた半導体装置製造方法 - Google Patents

電子線露光用マスクとそれを用いた半導体装置製造方法

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満美 宮坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法精度の高いマスクと、作成される半導体
デバイスにおけるパターンの寸法精度が高い製造方法を
提供する。 【解決手段】 半導体装置製造の一工程である、電子ビ
ーム転写方式による露光工程で用いられる電子線露光用
マスクにおいて、この電子線露光用マスクに格子状に設
けられたグリレージ12と、これらのグリレージ間に設
けられ、これらのグリレージより厚さ方向の寸法が小さ
い薄膜領域と、これらの各薄膜領域内に設けられた分割
マスク11とを有し、前記分割マスクを、チップパター
ンを、電子ビームの照射領域より小さい領域に均等分割
することによって作成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビーム(E
B)をマスクを介して半導体ウェハに照射することによ
って、半導体ウェハ上にパターンを露光する露光装置に
用いられるマスク、およびこのマスクを用いた半導体デ
バイスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体デバイスの製造工程中
の、半導体ウェハ上へのパターンの露光において、部分
一括と呼ばれるEB照射方式が用いられていた。この方
式は、例えば、マスク上の125μm×125μmの領
域に電子ビームを照射して、この照射による像を例えば
1/25に縮小することにより、一回の露光でウェハ上
の5μm×5μmの領域を露光するものであった。な
お、この方式のマスクは、1チップのパターン中に繰り
返し現れるパターンを1枚のマスクに作り込み、このマ
スクを繰り返し使って1チップのパターンを完成させる
という使い方をされる。
【0003】この方式では、上記のように、一度に露光
できる領域が狭いので、1チップ分の露光におけるショ
ット数が多くなり、露光を完了するまで時間がかかり、
半導体デバイスの製造におけるスループットが低かっ
た。
【0004】これに対し、1990年頃より、飛躍的な
スループット向上を狙った大面積EB転写方式が提案さ
れ始めた。この方式では、マスク上の1mm×1mmの
大面積の領域に一度に電子ビームを照射できるので、こ
の照射による像を例えば1/4に縮小すれば、ウェハ上
の250μm×250μmの領域を一度に露光すること
ができる。
【0005】この方式で用いられるマスクは、1チップ
のパターン全体を分割してマスクに作り込むという使い
方をされる。この分割を、単純に、例えば図6に示すよ
うに左下から順に、電子ビームの最大照射領域に合わせ
て分割すると、最後の右上の領域のように、電子ビーム
の照射領域と比較して非常に小さい半端な分割領域がで
きてしまう可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような半端な分割
領域では、パターンのエッチング速度が、マイクロロー
ディング効果によって、これ以外の分割領域のエッチン
グ速度と差がついてしまい、パターンの寸法がばらつく
可能性がある。
【0007】また、分割マスクの大きさがあまりに異な
ると、分割マスクを通過するビーム電流が大きく異なっ
てしまい、クーロン効果によってビームだれが大きく異
なり、寸法精度低下の要因となる可能性がある。また、
大きく焦点距離が変化してしまうと、露光装置における
補正範囲を越えてしまうという問題がある。
【0008】また、電子ビームの最大照射領域とほぼ同
じ大きさにマスクを分割すると、分割マスク内の周辺領
域に、電子ビームの強度分布が一様でない領域ができて
しまう可能性がある。すなわち、図4に示すように、電
子ビームの照射領域の周辺では、一般にビームの強度が
落ちるので、照射むらが起き、やはり寸法精度が低下す
る可能性があるという問題がある。
【0009】さらに、大面積EB転写方式では、装置構
成上、低倍マスク、例えば4倍マスクを使用するので、
従来の部分一括で使用する25〜60倍マスクと比較し
て、より高精度のマスクを使用する必要がある。
【0010】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、寸法精度の高いマスクと、作成される半
導体デバイスにおけるパターンの寸法精度が高い製造方
法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、半導体装置製造の一工程である、電子ビーム転写方
式による露光工程で用いられる電子線露光用マスクにお
いて、この電子線露光用マスクの片面もしくは両面に格
子状に設けられたグリレージと、これらのグリレージ間
に設けられ、これらのグリレージより厚さ方向の寸法が
小さい薄膜領域と、これらの各薄膜領域内に設けられた
分割マスクとを有し、前記分割マスクは、少なくとも1
チップのマスクパターンを、電子ビームの照射領域より
小さい領域に均等分割することによって作成されること
を特徴とする電子線露光用マスクである。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記分割マスク
は、隣り合うグリレージ間の中心に配置されていること
を特徴とする請求項1に記載の電子線露光用マスクであ
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記分割マスク
以外の領域は、全て前記グリレージとなっていることを
特徴とする請求項1または2に記載の電子線露光用マス
クである。
【0014】請求項4に記載の発明は、前記分割マスク
の中心と、電子ビーム照射領域の中心とを一致させたと
き、電子ビーム照射領域が隣の分割マスクにかからない
ように、分割マスク間の寸法が設定されていることを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子線露
光用マスクである。
【0015】請求項5に記載の発明は、分割マスクの中
心と、電子ビーム照射領域の中心とを一致させて露光を
行う露光工程を有することを特徴とする電子線露光用マ
スクを用いた半導体装置製造方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態にお
ける、半導体デバイスの1チップのパターンおよびこの
パターンを投影するためのマスクの構成を示す。図1
(a)は、作成しようとする半導体デバイスの、1チッ
プのパターンの全パターンを表しており、図1(b)
は、このパターンをウェハ上に投影するためのマスクの
構成を示している。
【0017】このマスクは、一度に大面積の電子ビーム
の照射を行う、大面積EB転写方式と呼ばれる露光方式
に使用される。本実施形態では、マスク上の1mm×1
mmの領域に一度に電子ビームを照射することができ、
マスクパターンを1/4に縮小してウェハ上に投影す
る。従って、ウェハ上の250μm×250μmの領域
を一度に露光することができる。
【0018】本実施形態におけるマスクの作成方法につ
いて説明する。1チップのパターンの全パターンが図1
(a)に示すようなものであった場合、このパターン
を、それぞれが均等な大きさで、かつ最大EB照射領域
14より小さい領域(以下、分割パターン15と記す)
に分割する。
【0019】これらの各分割パターンを、マスク上の、
熱伝導性と機械的強度を増すためのグリレージ12間に
形成させる。なお、グリレージ12とは、図5に示すよ
うに、薄膜領域10の間に設けられた、薄膜領域10よ
り厚さ方向の寸法が大きい部分を示すものとする。な
お、図5(a)はマスク5の上面図、図5(b)は断面
図である。薄膜領域10内に、分割マスク11のパター
ンが形成される。
【0020】上記より、グリレージ12間に形成された
分割マスク11は、1mm×1mmより小さくなる。分
割マスク11は、隣り合うグリレージ12間のちょうど
中心位置に形成される。
【0021】次に、図2に示す露光装置の概略構成図を
参照して、本実施形態におけるマスク5を使用する露光
装置の構成および動作を説明する。
【0022】まず、ダブレット光学系と呼ばれる一般的
な露光装置の構成を説明する。電子銃1の下に、偏向器
3及び投影レンズ2が配置され、さらにこの下に、マス
クステージ4が配置されている。マスクステージ4上に
は、マスク5が載せられる。このマスク5は、前記マス
クステージ4によって、マスク5の上面に平行な方向
(x、y方向)に移動可能となっている。
【0023】マスクステージ4の下には、やはり偏向器
7及び対物レンズ6が配置され、さらにこの下に、ウェ
ハステージ8が配置されている。ウェハステージ8上に
は、ウェハ9が載せられる。ウェハ9は、前記ウェハス
テージ8によって、ウェハ9の上面に平行な方向(x、
y方向)に移動可能となっている。
【0024】次に、この露光装置の動作を説明する。電
子銃1から発せられた電子ビームは、投影レンズ2及び
偏向器3によって偏向され、マスク上の所望の分割マス
クに照射される。
【0025】照射された電子ビームは、前記分割マスク
を透過し、対物レンズ6に内蔵された偏向器7によって
偏向され、ウェハ9上の所望の位置に投影される。
【0026】次に、図3のフローチャートを参照し、前
記露光装置で用いられるマスク5を作成するためのデー
タを作成する手順を説明する。なお、以下の説明におけ
るS1〜S8は、フローチャート中のステップを表す。
【0027】まず、所望チップパターン全体を、最大E
Bショット領域より小さく、かつ均等な大きさの分割パ
ターン15にn(nは自然数)分割する(S1)。ここ
で、最大EBショット領域とは、図4のAに示すよう
な、電子ビームの強度がほぼ均一な領域を意味するもの
とする。次に、それぞれの分割パターンにNo.=1〜
nを付け(S2)、さらに、それぞれのNo.=1〜n
の分割パターンの中心点の座標を求める(S3)。
【0028】次に、下地(所望チップパターン貼り付け
のための空白エリア)を、最大EBショット領域でn分
割する(S4)。次に、それぞれの分割下地にNo.=
1〜nを付け(S5)、さらに、それぞれのNo.=1
〜nの分割下地の中心点の座標を求める(S6)。
【0029】次に、No.=1の分割下地の中心点と、
No.=1の分割パターンの中心点との座標が一致する
ように、分割下地上に分割パターンを貼り付け(S
7)、この動作をNo.=nまで繰り返す(S8)。以
上でデータの作成を終了する。
【0030】なお、ステップS1〜3における動作と、
ステップS4〜6における動作とを並行して同時に行っ
てもよく、このような動作を行えば、データ作成の時間
を短縮することができる。
【0031】なお、本発明のマスクは、ステンシルマス
ク、メンブレンマスクのどちらにも適用可能である。
【0032】また、マスクパターン全体を均等分割する
ことによって、個々の分割マスク11は、従来と比較し
て小さくなる。これによって余った領域13(図5
(a)参照)は、図5(b)に示すように薄膜の状態と
してもよいし、図5(c)に示すようにグリレージ12
の幅を広くし、グリレージ12と分割マスク11とが接
するようにマスクを構成してもよい。後者のように構成
すれば、マスク全体で、厚さ方向の寸法が大きいグリレ
ージ12が従来と比較して増えるので、熱伝導率が良く
なり、その結果、熱によるマスクの歪が小さくなる。ま
た、厚さ方向の寸法が大きいグリレージ12が増えれ
ば、マスクの機械的強度も増すので、マスクのたわみ、
歪みが小さくなり、マスクの寸法精度が向上する。
【0033】また、グリレージ12の幅はそのままに
し、余った領域13を縮小あるいは削除してマスク全体
を小さくすることもできる。ただし、EB照射領域が隣
の分割マスク11にかからない範囲内とする必要があ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明の電子線露光用マスクによれば、
1チップのパターンを均等分割して分割マスクとしてい
るので、各分割マスクの開口率がほぼ一定となり、エッ
チング速度をほぼ均一にできるので、パターン寸法の精
度が向上する。また、分割マスクを通過する電荷量もほ
ぼ均一になるので、各分割マスクのパターンの投影にお
けるビームだれや焦点位置のばらつきも小さくなる。
【0035】また、分割マスクを隣り合うグリレージ間
の中心に配置すれば、マスクにかかる応力を均一にする
ことができるので、マスクのたわみ、歪みを小さくする
ことができる。
【0036】また、グリレージの幅を、分割マスクと接
するまで広げれば、マスクの熱伝導率が良くなり、熱に
よるマスク寸法の変動を抑えることができる。また、マ
スクの機械的強度が増すので、マスクのたわみ、歪みを
小さくすることができる。
【0037】また、分割マスクの中心と、電子ビーム照
射領域の中心とを一致させたとき、電子ビーム照射領域
が隣の分割マスクにかからないように、分割マスク間の
寸法を設定すれば、隣の分割マスクを介して、意図しな
い領域が露光されてしまうようなことがない。
【0038】また、分割マスクの中心と、電子ビーム照
射領域の中心とを一致させて露光を行えば、電子ビーム
照射領域のビーム強度が均一な部分を用いて露光を行え
るので、ウェハに照射される電子ビームの強度も均一と
なり、ウェハ上に形成されるパターンの寸法精度が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における1チップの全体
像およびマスクの概略構成図。
【図2】 本実施形態のマスクを使用する露光装置の概
略構成図。
【図3】 本実施形態のマスクを作成するためのデータ
を作成する手順を示すフローチャート。
【図4】 電子ビームの強度分布を示す図。
【図5】 本実施形態のマスクの詳細な構成図。
【図6】 従来の1チップの全体像およびマスクの概略
構成図。
【符号の説明】
1 電子銃 2 投影レンズ 3 偏向器 4 マスクステージ 5 マスク 6 対物レンズ 7 偏向器 8 ウェハステージ 9 ウェハ 10 薄膜領域 11 分割マスク 12 グリレージ 13 領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置製造の一工程である、電子ビ
    ーム転写方式による露光工程で用いられる電子線露光用
    マスクにおいて、 この電子線露光用マスクに格子状に設けられたグリレー
    ジと、 これらのグリレージ間に設けられ、これらのグリレージ
    より厚さ方向の寸法が小さい薄膜領域と、 これらの各薄膜領域内に設けられた分割マスクとを有
    し、 前記分割マスクは、チップパターンを、電子ビームの照
    射領域より小さい領域に均等分割することによって作成
    されることを特徴とする電子線露光用マスク。
  2. 【請求項2】 前記分割マスクは、隣り合うグリレージ
    間の中心に配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載の電子線露光用マスク。
  3. 【請求項3】 前記分割マスク以外の領域は、全て前記
    グリレージとなっていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の電子線露光用マスク。
  4. 【請求項4】 前記分割マスクの中心と、電子ビーム照
    射領域の中心とを一致させたとき、電子ビーム照射領域
    が隣の分割マスクにかからないように、分割マスク間の
    寸法が設定されていることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の電子線露光用マスク。
  5. 【請求項5】 分割マスクの中心と、電子ビーム照射領
    域の中心とを一致させて露光を行う露光工程を有するこ
    とを特徴とする電子線露光用マスクを用いた半導体装置
    製造方法。
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