JP2000339875A - 受信機能付記録装置 - Google Patents

受信機能付記録装置

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JP2000339875A
JP2000339875A JP11152087A JP15208799A JP2000339875A JP 2000339875 A JP2000339875 A JP 2000339875A JP 11152087 A JP11152087 A JP 11152087A JP 15208799 A JP15208799 A JP 15208799A JP 2000339875 A JP2000339875 A JP 2000339875A
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filter
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JP11152087A
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Tadaharu Kondo
忠晴 近藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル記録装置とラジオ受信装置が複合的
に組み合わされた機器において、デジタル記録装置側で
発生されるシステムクロック等に起因してラジオ装置側
で生じるノイズを有効に抑制できるようにする。 【解決手段】 受信部側の受信周波数に応じて、例えば
デジタル記録装置のデータラインやクロックラインに対
して挿入したノイズフィルタのフィルタ特性を変更する
ように構成する。これにより、その受信周波数としての
帯域において、入力信号に対してより減衰量の大きい通
過帯域特性が設定されることになるため、例えば1つの
フィルタ特性を固定的に使用する場合と比較して、より
良好なノイズ低減効果が期待されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばラジオなど
の受信装置と、少なくともこの受信装置にて受信して得
られた音声等の情報を所定の記録媒体にデジタルデータ
として記録することのできる記録装置とが複合的に組み
合わされた、受信機能付記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、例えばミニディスク
(MD)などのように、オーディオデータを記録再生可
能なディスクメディア、及びこのようなディスクメディ
アに対応した記録再生装置が広く普及している。そし
て、例えば、少なくともMDに対応した記録再生装置で
あるMDレコーダ/プレイヤーとFM/AMラジオなど
のラジオ装置とを組み合わせることで、ラジオ装置によ
り受信した音声をMDに記録可能なオーディオシステム
も広く普及している。
【0003】上記したようなMD/ラジオ複合機器にお
いては、例えばラジオを動作させるファンクションモー
ドとされている状態にあっても、MDレコーダ/プレイ
ヤー側でのデジタル信号処理系、及びD/Aコンバータ
回路,A/Dコンバータ回路系の信号処理のためのクロ
ックを発生させるための発振回路系、及び電源は、定常
的に動作するようにされているのが通常である。これ
は、ラジオ音声をMDに記録するための操作が行われた
場合に、直ちに記録動作が開始されるようにしたことを
配慮してのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】但し、上記のようにし
てMDレコーダ/プレイヤー側のクロック発振動作が定
常的に行われている場合、このクロックから発生する高
調波成分が、特にFMの帯域に対してノイズとして重畳
することが分かっている。これは、FMを受信して得ら
れる音声としては、ノイズが混ざって聞こえることにな
る。そして、このようなラジオ音声をこのままMDに記
録すれば、ノイズの混ざった音声が録音されてしまう。
【0005】このような不都合を解消するための方策と
しては、例えば1つには、ラジオの受信周波数に応じ
て、例えばCPU等を備えて構成されるマイクロコンピ
ュータのシステムクロックを発生させるための発振子に
備えられるいわゆるパラレルコンデンサなどの素子の容
量を可変できるようにして、発振子の発振周波数をシフ
トさせるようにすることが知られている。受信周波数に
対して発振周波数がシフトされれば、発振周波数の高調
波成分と受信周波数との周波数差を得ることができるの
で、ラジオ側ではノイズが受信しにくくなるものであ
る。但し、一般にMDレコーダ/プレーヤのようなデジ
タル記録再生装置のシステムクロックは水晶発振なの
で、実際に周波数を変更しようとしても、例えば周波数
的にppm(Hz)程度の僅かなオーダーでしか変更す
ることができない。このため、実際としては上記した手
法を採用することはできないものとされている。
【0006】また、ラジオ受信時には、MDレコーダ/
プレーヤ側への電源供給を停止させるなどしてシステム
クロックの発振が行われないようにすることも考えられ
るのであるが、この場合には、先にも述べたように、ラ
ジオ音声を録音するための操作を行った後、MDレコー
ダ/プレーヤが録音可能な状態に立ち上がるまでに相応
の時間を要してしまうことになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
課題を考慮して、デジタル記録装置とラジオ等の受信装
置が複合的に組み合わされた機器において、デジタル記
録装置側で発生されるシステムクロック等に起因してラ
ジオ装置側で生じるノイズを有効に抑制できるようにし
て、例えばラジオ音声の向上を図ることを目的とする。
【0008】このため、放送波を受信する受信手段と、
受信周波数を設定する受信周波数設定手段と、受信手段
にて受信した放送波から受信周波数設定手段により設定
された受信周波数の放送波を選択する受信波選択手段
と、この受信波選択手段にて選択した受信周波数の放送
波を復調する復調手段とを備えることで受信機能を得
る。そして、上記復調手段により復調して得られた信号
を入力して所要の記録信号処理を施すことでデジタル信
号として所定の記録媒体に対して記録を行うことのでき
る記録手段と、この記録手段に内において発振出力され
るクロック信号のライン、又はデジタル信号のラインに
対して挿入されて、通過信号に含まれる所要の帯域の高
調波周成分を抑制するものとされその通過帯域特性を変
更可能とされるフィルタ手段と、上記受信周波数設定手
段により設定された受信周波数に基づいて、上記フィル
タ手段の通過帯域特性を変更設定することのできる制御
手段とを備えて受信機能付記録装置を構成するものであ
る。
【0009】上記構成によれば、デジタル記録手段側で
発生されるクロック信号やデジタル信号の高調波成分が
原因となって受信側で生じるノイズを低減するための基
本的構成としては、フィルタ手段が挿入されるものであ
る。そして、受信周波数に応じてこのフィルタ手段の通
過帯域特性を可変することで、各受信周波数ごとに、よ
り良好なノイズ低減結果が得られるようにされる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本実施の形態としての受信機能付記録装置
は、少なくともFM放送を受信可能なラジオ装置と、M
Dレコーダ/プレーヤとしての記録再生装置とが一体化
されたラジオ/MD複合機器とされている。また以降の
説明は次の順序で行う。 1.ラジオ/MD複合機器機器の構成 2.ノイズフィルタ 3.受信時の処理動作
【0011】1.ラジオ/MD複合機器機器の構成 図1は、本実施の形態としてのラジオ/MD複合機器の
構成を示している。図1において、MD90(光磁気デ
ィスク)は、MDに対する記録再生動作を行うMD部に
装填される。MD90は音声データを記録できるメディ
アとして用いられ、記録/再生時にはスピンドルモータ
2により回転駆動される。光学ヘッド3は光磁気ディス
クとしてのMD90に対して記録/再生時にレーザ光を
照射することで、記録/再生時のヘッドとしての動作を
行なう。即ち記録時には記録トラックをキュリー温度ま
で加熱するための高レベルのレーザ出力を行い、また再
生時には磁気カー効果により反射光からデータを検出す
るための比較的低レベルのレーザ出力を行う。
【0012】このため、光学ヘッド3はレーザダイオー
ドや、偏光ビームスプリッタや対物レンズ等からなる光
学系、及び反射光を検出するためのディテクタが搭載さ
れている。対物レンズ3aは2軸機構4によってディス
ク半径方向及びMD90に接離する方向に変位可能に保
持されており、また、光学ヘッド3全体はスレッド機構
5によりMD90の半径方向に移動可能とされている。
また、磁気ヘッド6aはMD90を挟んで光学ヘッド3
と対向する位置に配置されている。この磁気ヘッド6a
は供給されたデータによって変調された磁界をMD90
に印加する動作を行なう。磁気ヘッド6aは光学ヘッド
3とともにスレッド機構5によりディスク半径方向に移
動可能とされている。
【0013】再生動作時に光学ヘッド3によりMD90
から検出された情報はRFアンプ7に供給される。RF
アンプ7は供給された情報の演算処理により、再生RF
信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信
号、グルーブ情報(MD90の記録トラックであるグル
ーブに形成されたウォブル(蛇行)形状として記録され
ている絶対位置情報)等を抽出する。そして、抽出され
た再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー
信号はサーボ回路9に供給され、グルーブ情報はアドレ
スデコーダ10に供給されて復調される。グルーブ情報
からデコードされたアドレス情報、及びデータとして記
録されエンコーダ/デコーダ部8でデコードされたアド
レス情報、サブコード情報などは、マイクロコンピュー
タによって構成されるMDコントローラ11に供給さ
れ、各種制御に用いられる。なお、MDコントローラ1
1は、MD部における各種動作制御を実行する部位とし
て機能する。
【0014】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、MDコントローラ
11からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピ
ンドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ
駆動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を
制御してフォーカス及びトラッキング制御を行ない、ま
たスピンドルモータ2を一定線速度(CLV)に制御す
る。
【0015】再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8
でEFM復調、CIRC等のデコード処理された後、メ
モリコントローラ12によって一旦バッファメモリ13
に書き込まれる。なお、光学ヘッド3によるMD90か
らのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッファメ
モリ13までの系における再生データの転送は1.41Mbit
/secで、しかも間欠的に行なわれる。
【0016】バッファメモリ13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、16ビット量子化、44.1KHz サン
プリングの音声データとされる。そしてD/A変換器1
5によってアナログ信号とされた後、切換回路50の端
子TMDに供給される。なお、本実施の形態にあっては、
エンコーダ/デコーダ部14から出力される音声データ
は、一旦、ノイズフィルタ22を介してD/A変換器1
5に供給されるものとしている。MD90の再生動作時
には、装置全体の動作を制御するシステムコントローラ
21により切換回路50が端子TMDに接続させるように
制御されており、従ってエンコーダ/デコーダ部14か
ら出力されD/A変換器15によってアナログ信号とさ
れた再生音声信号は、切換回路50を介して音量調節部
51、パワーアンプ52に供給されて、スピーカ53か
ら再生音声として出力される。
【0017】なお、バッファメモリ13へのデータの書
込/読出は、メモリコントローラ12によって書込ポイ
ンタと読出ポインタの制御によりアドレス指定されて行
なわれるが、上記のように書込と読出のビットレートに
差異がもたされることで、バッファメモリ13内には常
に或る程度データが蓄積された状態となる。このように
バッファメモリ13を介して再生音声信号を出力するこ
とにより、例えば外乱等でトラッキングが外れた場合な
どでも、再生音声出力が中断してしまうことはなく、バ
ッファメモリ13にデータ蓄積が残っているうちに例え
ば正しいトラッキング位置までにアクセスしてデータ読
出を再開することで、再生出力に影響を与えずに動作を
続行できる。即ち、耐振機能を著しく向上させることが
できる。
【0018】また、この記録再生装置ではデジタルイン
ターフェース54が設けられ、再生時にエンコーダ/デ
コーダ部14でデコードされた再生データはデジタルイ
ンターフェース54にも供給される。デジタルインター
フェース54では、再生データや、再生時に同時に抽出
されるサブコード情報などを用いて所定のデジタルイン
ターフェースフォーマットのデータストリームにエンコ
ードを行い、デジタル出力端子56から出力できる。例
えば光デジタル信号として出力する。即ち再生データ
を、デジタルデータのままで外部機器に出力できる。
【0019】MD90に対して記録動作が実行される際
には、アナログ入力端子17に供給された記録信号(ア
ナログオーディオ信号)は、A/D変換器18によって
16ビット量子化、44.1KHz サンプリングのデジタルデ
ータとされた後、エンコーダ/デコーダ部14に供給さ
れ、データ量を約1/5に圧縮する音声圧縮エンコード
処理が施される。また、MD90に対しては、デジタル
インターフェース54を介して取り込まれたデータを記
録することもできる。即ち外部機器からデジタル入力端
子55に供給された信号(デジタルインターフェースフ
ォーマットの信号)はデジタルインターフェース54で
デコードされ、音声データとサブコード等が抽出され
る。このときサブコード等の制御情報はシステムコント
ローラ21に供給され、記録データとしての音声データ
(16ビット量子化、44.1KHz サンプリングのデジタル
データ)はエンコーダ/デコーダ部14に供給され、デ
ータ量を約1/5に圧縮する音声圧縮エンコード処理が
施される。さらにMD90に対しては、後述するチュー
ナ部にて受信選局され、復調されたFM音声信号を記録
することもできる。この場合には、チューナ部から出力
されたFM音声信号がA/Dコンバータ18を介してデ
ジタルオーディオ信号に変換されて、エンコーダ/デコ
ーダ部14に供給され、データ量を圧縮する音声圧縮エ
ンコード処理が施される。
【0020】エンコーダ/デコーダ部14によって圧縮
された記録データはメモリコントローラ12によって一
旦バッファメモリ13に書き込まれ、また所定タイミン
グで読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られ
る。そしてエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコ
ード、EFM変調等のエンコード処理された後、磁気ヘ
ッド駆動回路6に供給される。
【0021】磁気ヘッド駆動回路6はエンコード処理さ
れた記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、MD90に対して磁気ヘ
ッド6aによるN又はSの磁界印加を実行させる。ま
た、このときMDコントローラ11は光学ヘッドに対し
て、記録レベルのレーザ光を出力するように制御信号を
供給する。
【0022】ところで、MD90に対して記録/再生動
作を行なう際には、MD90に記録されている管理情
報、即ちP−TOC(プリマスタードTOC)、U−T
OC(ユーザーTOC)を読み出す必要がある。MDコ
ントローラ11はこれらの管理情報に応じてMD90上
の記録すべきエリアのアドレスや、再生すべきエリアの
アドレスを判別することとなる。この管理情報はバッフ
ァメモリ13に保持される。このためバッファメモリ1
3には、上記した記録データ/再生データのバッファエ
リアと、これら管理情報を保持するエリアが分割設定さ
れている。そして、MDコントローラ11はこれらの管
理情報を、MD90が装填された際に管理情報の記録さ
れたディスクの最内周側の再生動作を実行させることに
よって読み出し、バッファメモリ13に記憶しておき、
以後そのMD90に対する記録/再生動作の際に参照で
きるようにしている。
【0023】また、U−TOCはデータの記録や消去に
応じて編集されて書き換えられるものであるが、MDコ
ントローラ11は記録/消去動作のたびにこの編集処理
をバッファメモリ13に記憶されたU−TOC情報に対
して行ない、その書換動作に応じて所定のタイミングで
MD90のU−TOCエリアについても書き換えるよう
にしている。
【0024】また、MD部では、破線で括って示す、エ
ンコーダ/デコーダ部8、メモリコントローラ12(バ
ッファメモリ13)、及びエンコーダ/デコーダ部14
からなるデジタル信号処理系であるDSP部41におい
ては、例えばBLCK、LRCKといわれるクロックを
内部で発生させるようにしている。ここでLRCKはf
s=44.1KHzとされ、BLCKは、64fs=
2.8224MHzとされ、例えばDSP部41(及び
D/Aコンバータ15、A/Dコンバータ18)の所要
の機能回路部に対して適宜入力されて、信号処理のため
のクロックとして使用される。なお、これらのクロック
は、例えば、MD部側に備えられる水晶発振器の発振出
力に基づいて得られるものである。また、この図におい
ては、上記破線で括って示したデジタル信号処理回路系
において得られるデジタルオーディオ信号についてはD
ADTと表記している。
【0025】そして、本実施の形態にあっては、これら
DSP部41にて得られるBLCK,LRCKの各クロ
ックと、デジタルオーディオ信号DADTについて、所
要の高調波成分を抑制するためのノイズフィルタ22が
設けられる。このノイズフィルタ22はバンドパスフィ
ルタとして構成され、BLCK,LRCK、及びデジタ
ルオーディオ信号DADTについて、チューナ部にて受
信されるFM帯域(例えば76MHz〜108MHz)
にてノイズとして受信し得る帯域の高調波成分を減衰さ
せるために設けられるものである。つまり、ノイズフィ
ルタ22は、チューナ部にて、DSP部41から輻射さ
れる高周波成分がノイズとして受信されることを防ぐこ
とを目的として設けられるものである。
【0026】なお、ここでは図示の便宜上、ノイズフィ
ルタ22を1つの回路部として示しているが、実際に
は、ほぼ同様の構成によるノイズフィルタが、BLC
K、LRCK、及びデジタルオーディオ信号DADTの
各ラインに対して個別に直列挿入されているものであ
る。そして、BLCK、LRCK、及びデジタルオーデ
ィオ信号DADTはそれぞれ互いに同期する必要がある
ため、各ラインに挿入されるノイズフィルタは、回路定
数を同一としてフィルタの通過による遅延時間が同一と
なるようにしている。なお、ノイズフィルタ22の構成
については後述する。
【0027】また、このノイズフィルタは後述するよう
にして、そのカットオフ周波数(通過帯域特性)を変更
(シフト)可能に構成されているのであるが、この可変
動作は、MDコントローラ11から出力されるシフト制
御信号SFTによって制御が実行される。また、MDコ
ントローラ11からのシフト制御信号SFTの出力は、
システムコントローラ21の指示によって行われる。シ
ステムコントローラ21に対してはフィルタ制御テーブ
ルが格納されたテーブルメモリ21aが備えられてお
り、システムコントローラ21では、シフト制御信号S
FTを出力させるべきか否かの判断を行う際には、この
フィルタ制御テーブルの内容を参照するようにされる。
なお、フィルタ制御テーブルの内容、及び、シフト制御
信号SFTの出力制御に関する処理等については後述す
る。
【0028】また、本実施の形態にあっては、MDコン
トローラ11は、パワーダウン制御信号PDDA,PD
ADを出力可能とされている。パワーダウン制御信号P
DDAは、D/Aコンバータ15に対して出力されるこ
とで、D/Aコンバータ15の動作がオフとなるように
制御する。同様にして、パワーダウン制御信号PDAD
は、A/Dコンバータ18に対して出力されることで、
A/Dコンバータ18の動作がオフとなるように制御す
る。
【0029】ここで本実施の形態にあっては、いわゆる
ファンクションモードとして、チューナ部で受信選局さ
れた音声を出力させるラジオモードのときにあっても、
DSP部41に対する電源供給を行って、上記したMD
部側のBLCK、LRCKは発振出力されるように動作
させており、また、少なくともA/Dコンバータ18に
ついてはA/D変換処理が可能なオン状態にあるものと
される。つまり、MD90への記録が可能なスタンバイ
状態にあるようにされている。これは、例えば、ユーザ
がラジオ音声を録音するための操作を行ったのに応答し
て、即座にデジタル信号処理系が動作してMD90への
記録が実行されるようにするためである。このために、
例えばMDコントローラ11は、チューナモード時にあ
っても、DSP部41がスタンバイ状態にあるように制
御を行うと共に、例えば、A/Dコンバータ18に対し
ては、上述したパワーダウン制御信号PDADを出力し
ないことでA/Dコンバータ18がパワーオンの状態を
得ているものである。
【0030】続いて、本実施の形態のラジオ/MD複合
機器を形成するラジオ装置としての回路系であるチュー
ナ部について説明する。なお、この図に示すチューナ部
としては、本実施の形態としての説明の都合上、FM放
送を受信するFMラジオとしての構成のみを抜き出して
示すものとするが、実際には、FM放送の他に、例えば
AM放送、更にはいわゆる短波放送などが受信可能な構
成を採っても構わないものである。
【0031】チューナ部においては、アンテナ31にて
受信された放送波としての高周波が増幅回路32にて増
幅されてミキサ回路36に対して出力される。
【0032】チューナPLL(Phase Locked Loop)33
には、ローカルオシレータ34にて発振出力される周波
数信号がアンプ35を介して帰還されるようになってい
る。ローカルオシレータ34はPLL回路内のVCO(V
oltage Controlled Oscillator)として機能する。チュ
ーナPLL(Phase Locked Loop)33では、例えばシス
テムコントローラ21の制御に応じて、選局すべき放送
局の受信周波数に対応して基準周波数を設定し、PLL
回路がロックした状態ではローカルオシレータ34の発
振出力(局部発振)が受信周波数に対応した周波数で固
定されるように動作する。ローカルオシレータ34の局
部発振出力はミキサ回路36に対して出力される。
【0033】ミキサ回路36においては、上記ローカル
オシレータ34の出力と、アンテナ31から増幅回路3
2を介して得られる高周波信号とを混合することで、周
知のように受信周波数に同調した中間周波数を得る。そ
して、この出力をフィルタ37に供給する。
【0034】フィルタ37は所定の通過帯域が設定され
たバンドパスフィルタにより形成されるもので、例えば
ここでFMステレオ放送における、いわゆるメイン信号
(L+R)とサブ信号(L−R)、(及びパイロット信
号)とに分離することが行われる。フィルタ37にて分
離された出力信号は、IFアンプ38に送られて増幅が
行われ検波回路39にて検波されることで、音声信号
(L+R)と音声信号(L−R)が得られることにな
る。
【0035】FMミックス回路40では、上記検波回路
39から出力される音声信号(L+R)、(L−R)に
ついて、例えば周知のように、 (L+R)+(L−R)=2L (L+R)−(L−R)=2R で表される信号処理を実行することで、例Lチャンネル
とRチャンネルの各音声信号を独立に得る。このように
して、受信選局されたFM放送のアナログステレオ音声
信号(FM音声信号)が得られる。このFM音声信号
は、切換回路50の端子TTNに供給される。ファンクシ
ョンモードとして、チューナ部において上記のようにし
て受信復調が行われFM音声信号を音声として出力すべ
きチューナモードのときには、システムコントローラ2
1は切換回路50に端子TTNを選択させており、従って
チューナ部から出力されるFM音声信号は切換回路50
を介して音量調節部51、パワーアンプ52に供給され
てスピーカ53から音声として出力される。
【0036】また本実施の形態では、FM音声信号をM
D90に録音(記録)することができる。このために、
FMミックス回路40から出力されるFM音声信号は、
A/Dコンバータ18に対しても分岐して入力されるよ
うになっており、このA/Dコンバータ18を介してデ
ジタルオーディオ信号に変換されてエンコーダ/デコー
ダ部14に供給されることで、前述したようにしてMD
90に対する記録が行われる。
【0037】システムコントローラ21は装置全体を制
御するマイクロコンピュータとされるが、MD部の動作
制御をMDコントローラ11に実行させるためにMDコ
ントローラ11に各種指示を与える。またMD90の記
録再生時には、MDコントローラ11からサブコード等
の管理情報を受け取ることになる。またCD部に関して
は、例えばシステムコントローラ11が直接動作制御を
行うようにされる。
【0038】なお、このような制御系の形態は一例であ
り、例えばCD側の制御を行うCDコントローラを設け
るようにしてもよいし、さらにはシステムコントローラ
21とMDコントローラ11を一体化するような構成を
採ってもよい。
【0039】操作部19には、録音キー、再生キー、停
止キー、AMSキー、サーチキー等がユーザー操作に供
されるように設けられ、MD90に関する再生/記録操
作を行なうことができるようにされている。またトラッ
クネームなどの付随データをMD90に記録するための
文字列の入力や登録決定操作、登録モード操作なども可
能とされている。また、この場合には、MDの再生音声
を出力するMDモードと、ラジオ音声の出力及び録音の
ためのラジオモードとにファンクションモードを切り換
えるためのファンクションキーが備えられる。また、チ
ューナ部に対応しては、選局のための選局キーの他、例
えば実際にはFM/AMなどの受信バンドの切り換えを
行うためのバンド切換キーなども備えられる。操作部1
9からの操作情報はシステムコントローラ21に供給さ
れ、システムコントローラ21はその操作情報と動作プ
ログラムに基づいて各部に対する所要の動作を実行させ
る。例えば選局キーが操作された場合には、その選局キ
ー操作によって指定された受信周波数による選局がチュ
ーナ部にて行われるように、システムコントローラ21
がチューナPLL33における基準発振周波数を変更設
定するように制御することになる。なお図示していない
が、操作部19としては、例えば赤外線リモートコマン
ダーによる遠隔操作機能を付加してもよい。
【0040】また表示部20ではMD90の再生時、録
音時などに所要の表示動作が行なわれる。例えば総演奏
時間、再生や録音時の進行時間などの時間情報や、トラ
ックナンバ、動作状態、動作モードなどの各種の表示が
システムコントローラ11の制御に基づいて行なわれ
る。また、チューナモードでは、現在受信中のバンド及
び放送局の受信周波数等の情報が表示される。
【0041】なお、上記図1に示した構成では、ラジオ
とMDレコーダ/プレーヤとが組み合わされた構成とし
て示されているが、例えば実際にあっては、この構成に
対してCDプレーヤや、カセットテープレコーダなどの
装置が組み合わされた構成とされても構わないものであ
る。
【0042】2.ノイズフィルタ 続いてノイズフィルタ22の構成及びその動作について
説明する。図2は、ノイズフィルタ22の構成例として
その等価回路を示している。例えば実際に搭載されるノ
イズフィルタ22としては、この図に示す各素子が備え
られるのではなく、この図に示す構成と等価の特性が得
られる1の部品、若しくは複数の部品の組み合わせによ
って構成される。
【0043】この図から分かるように、ノイズフィルタ
22は、基本的にはLCRフィルタとしての構成を採
る。つまり、抵抗R3と、コンデンサC2,コンデンサ
C5から成るRCフィルタ61に対して、フェライトビ
ーズ回路62と、チップインダクタ回路63としてのイ
ンダクタが追加的に設けられる。
【0044】入力源V1は、例えば先に述べたBLC
K,LRCK、又はデジタルオーディオ信号DADTと
され、フェライトビーズ回路62に対して供給される。
この場合フェライトビーズ回路62は、入力源V1に対
して直列に挿入される抵抗R1−R2の直列接続回路
と、この抵抗R1−R2の直列接続回路に対して並列に
接続されるインダクタL1,及び抵抗R2に対して並列
に接続されるC1を備えて成る。このフェライトビーズ
回路62は例えば実際には100MHz程度の高周波の
ノイズを除去するために設けられるものである。そし
て、このフェライトビーズ回路61を通過した出力がR
Cフィルタ61に供給されることで、先のフェライトビ
ーズ回路61の作用と併せて、FM帯域に対応する高周
波成分のレベルが抑制される。
【0045】RCフィルタ61を通過した出力は、チッ
プインダクタ回路63に対して供給される。チップイン
ダクタ回路63では、上記フェライトビーズ回路62、
RCフィルタ61を介した信号の波形のエッジがなまり
すぎないようにすることを目的として挿入されている。
つまり、フィルタ処理によって高周波成分が減衰される
のに伴って、或る程度そのエッジがなまる。例えばBL
CK,LRCKなどのクロック、また、デジタルオーデ
ィオ信号DADTについては、その立ち上がり/立ち下
がりエッジを基準として信号処理、検出が行われるた
め、必要以上にその波形がなまるのは信号処理の安定性
という観点から見た場合には好ましくない。そこで、チ
ップインダクタ回路63を挿入してエッジ位置の波形に
対していわゆるキーピングを行うことで、フィルタ処理
された信号波形のなまりが信号処理に支障の無い程度で
収まるようにしているものである。
【0046】チップインダクタ回路63を介した出力
は、例えば後段の所要の機能回路部に対して供給され
る。例えば、MD90から再生されたデジタルオーディ
オ信号DADTであれば、D/Aコンバータ15に対し
て供給されることになる。ここで、コンデンサC4は、
後段の所定の機能回路部(例えば実際にはICとして構
成される)の入力容量を等価的に示している。
【0047】ここで、本実施の形態のRCフィルタ61
においては、フィルタを形成するコンデンサとして、コ
ンデンサC2,C5の2本が備えられている。コンデン
サC2は、信号ラインとアース間に対して並列に接続さ
れることで、そのキャパシタンスが常にフィルタを形成
する時定数として有効となるようにされている。これに
対して、コンデンサC5は、その一端が信号ラインに接
続され、他端はスイッチ・トランジスタQ1のコレクタ
−エミッタを介してアースに接続されるようにして設け
られている。
【0048】スイッチ・トランジスタQ1は、コンデン
サC5とアース間をクローズ/オープンするスイッチと
して設けられるもので、そのベースには、ベース抵抗R
5を介して、MDコントローラ11から出力されるシフ
ト制御信号SFTが供給される。つまり、シフト制御信
号SFTがHレベルとLレベルの2値をとるものとし
て、Hレベルが出力されればスイッチ・トランジスタQ
1のコレクタ−エミッタ間が導通して、コンデンサC5
をアースと接続させる。この場合、RCフィルタ61の
時定数としては、C2//C5の並列接続によって得ら
れるキャパシタンスと、抵抗R3の抵抗値とによって決
定されることになる。
【0049】これに対して、シフト制御信号SFTがL
レベルの場合には、スイッチ・トランジスタQ1のコレ
クタ−エミッタ間は導通となるから、コンデンサC5と
アース間は接続されず、従って、コンデンサC5のキャ
パシタンスは無効となる。つまり、このときのRCフィ
ルタ61の時定数としては、C2のみによって得られる
キャパシタンスと、抵抗R3の抵抗値とによって決定さ
れることになる。このようにして、本実施の形態のRC
フィルタ61の時定数(カットオフ周波数:通過帯域特
性)は、2段階で可変制御が行われることになる。
【0050】本実施の形態において、このようにしてR
Cフィルタ61のカットオフ周波数を可変するのは、次
のような理由による。
【0051】本出願人は、上記図2に示したノイズフィ
ルタ22を形成する各素子について、例えば図5に示す
ようにして定数を設定した上で、シュミレーションによ
る解析を行った。図5においては、図2と同様のノイズ
フィルタ22の回路構成が示されたうえで、各素子の具
体的な定数が示されている。ここに示される各素子の定
数を記述しておくと、 R1=0.5Ω R2=1.35kΩ L1=2μH C1=0.7pF C2=220pF C5=150pF R3=1.5kΩ R4=0.6Ω L2=1μH C3=4.5pF C4=10pF R5=10kΩ となっている。
【0052】また、図5に示す定数が設定されたフィル
タ回路22の特性を図8に示す。この図では、シフト制
御信号SFTがLレベルとされて、RCフィルタ61に
おいてコンデンサC2のキャパシタンスのみが有効とさ
れる場合に得られるフィルタ特性(以降、フィルタ特性
C2という)を曲線Bにより示している。また、シフト
制御信号SFTがHレベルとされて、RCフィルタ61
においてコンデンサC2//C5によるキャパシタンス
が有効とされる場合に得られるフィルタ特性(以降、フ
ィルタ特性C2//C5という)を曲線Cにより示して
いる。そして、これらの曲線を比較して分かるように、
フィルタ特性C2、フィルタ特性C2//C5として
は、10MHzよりも若干低い帯域で、レベルが持ち上
げられる特性が得られているのであるが、そのピークと
なる周波数が、周波数差aとして示される分だけずれて
いる。
【0053】また、図6は、上記図5に示したフィルタ
回路22の構成に基づくシュミレーション結果として、
BLCKを入力させた場合の時間推移に従った特性が示
されている。ここで、図6においてBLCKの源信号の
波形(入力波形)が波形Aのようであったとすると、フ
ィルタ特性C2の条件では、フィルタ回路22を通過し
たBLCKは波形Bに示すものとなった。これに対し
て、フィルタ特性C2//C5の条件では、フィルタ回
路22を通過したBLCKは波形Cに示すものとなっ
た。この図によっても、フィルタ特性C2とフィルタ特
性C2//C5とでは、その特性の相違に応じてフィル
タ通過後の波形が異なることが分かる。
【0054】また、図7には、フィルタ回路22に入力
されるBLCKと、フィルタ回路22を通過したBLC
Kとについての高調波成分についてのFFT解析結果を
示している。ここで、フィルタ回路22に入力される源
信号のBLCKはグラフ線Aによって示され、フィルタ
特性C2の条件での通過信号はグラフ線Bで示され、フ
ィルタ特性C2//C5の条件での通過信号はグラフ線
Cにより示されている。また、この図においては、横軸
に70MHz〜110MHzまでの周波数帯域が示さ
れ、縦軸にはレベル(dB)が示されている。
【0055】この図から分かるように、まず、フィルタ
回路22を通過することで、BLCKの高調波成分は大
幅に減衰されている。但し、グラフ線B,Cを比較して
分かるように、周波数帯域によって、フィルタ特性C2
の条件と、フィルタ特性C2//C5の条件とでは、通
過信号のレベルの大小関係が異なるという結果が得られ
た。ここで、通過信号のレベルの大小関係としては、レ
ベルが小さくなるほうが、チューナ部において受信され
る高調波ノイズの抑制という点では有利となる。なお、
上記図6,7,8に示した各特性及びシュミレーション
による解析結果は、実際に本実施の形態のラジオ/MD
複合機器に備えられるフィルタ回路22に対して測定を
行ってもほぼ同等の結果が得られることが確認されてい
る。
【0056】本実施の形態では、図7に示されるように
して得られた、周波数に応じて変化するグラフ線B,C
のレベルの変化に着眼して、これを利用するようにした
ものである。
【0057】つまり、図7に示す横軸の周波数を、チュ
ーナ部における受信周波数に対応させて、フィルタ特性
C2,フィルタ特性C2//C5のうち、受信周波数に
対応する周波数において、フィルタの通過信号レベルが
低くなるほうのフィルタ特性が選択されるようにするも
のである。
【0058】このために、本実施の形態のラジオ/MD
複合機器においては、例えば実際に搭載されるノイズフ
ィルタ22と等価の定数に設定してシュミレーションを
行って、図7に示すような測定結果を得る。そして、得
られた測定結果に従って、例えば図3に示すようなフィ
ルタ制御テーブルとしての情報を用意する。図3に示す
フィルタ制御テーブルとしては、FMバンドの周波数を
0.1MHzごとに区切り、各周波数ごとに対応して出
力すべきシフト制御信号SFTのレベルを設定して格納
するものである。
【0059】図3に示す例としては、76.0MHz,
76.1MHzでは共にシフト制御信号SFTは‘1’
が設定され、Hレベルを出力するものであることを示し
ている。これは、即ち、実際の解析結果として、76.
0MHz,76.1MHzの周波数成分については、フ
ィルタ特性C2//C5のほうが減衰レベルが大きいと
いう結果が得られたことを示している。これに対して、
例えば82.1MHz,82.2MHzでは共にシフト
制御信号SFTは‘0’が設定され、Lレベルを出力す
るものであることを示している。これは、82.1MH
z,82.2MHzの周波数成分については、フィルタ
特性C2のほうが減衰レベルが大きいという結果が得ら
れたことに基づいて設定されたものである。そして、こ
のようにして作成されたフィルタ制御テーブルを例えば
図1に示したテーブルメモリ21aに対して格納してお
くようにするものである。
【0060】そして、MDコントローラ11は、ラジオ
モードとされて、チューナ部において或る受信周波数を
設定して選局を行っている状態では、テーブルメモリ2
1aに格納されたフィルタ制御テーブルを参照して、そ
の受信周波数についてはシフト制御信号SFTとして
‘1’と‘0’の何れが設定されているのかを識別し、
シフト制御信号SFTが‘1’であればHレベルを出力
し、‘0’であればLレベルを出力するようにされる。
【0061】これにより、先に図2にて説明したように
して、フィルタ回路22では、シフト制御信号SFTの
レベルに応じて、スイッチ・トランジスタQ1がオン/
オフ制御されることで、フィルタ特性C2、フィルタ特
性C2//C5の何れかに設定が行われる。このように
して制御が行われることで、フィルタ回路22では、例
えば図7に示したフィルタ特性C2、フィルタ特性C2
//C5の特性のうち、常に、そのときの受信周波数に
対して、減衰量の大きい方のフィルタ特性が選択される
ことになる。つまり、常に良好なノイズ低減効果の得ら
れるフィルタ特性が選択されるものである。
【0062】また、図2及び図5に示した本実施の形態
のノイズフィルタ22の実際としては、例えば従前から
あるノイズフィルタとしての部品素子に対して、コンデ
ンサー素子と、トランジスタ(例えばベース抵抗を備え
たデジタルトランジスタを追加するようにして形成する
ことができるため、非常に簡易で低コストに構成するこ
とができる。
【0063】3.受信時の処理動作 続いて、ラジオモードとされて受信が行われるときの動
作として、チューナ部での受信周波数に応じてノイズフ
ィルタ22のフィルタ特性を変更設定するための処理動
作について図4のフローチャートを参照して説明する。
この図に示す処理は、システムコントローラ21及びM
Dコントローラ11が連携して実行するものとされる。
また、ここでMDコントローラ11としては、システム
コントローラ21から送信されるシフトコマンド(これ
については後述する)を受信しない限りは、シフト制御
信号SFTを出力しない、つまり、換言すればLレベル
を出力するように設定されているものとする。
【0064】この図では、まずステップS101の処理
として、操作部19に対して行われた受信周波数の設定
操作(即ち選局操作である)に応じて、例えばシステム
コントローラ21が内部において受信周波数を設定する
ことが行われる。つまり、以降の受信周波数に基づく処
理が可能なように、例えば、選局操作によって設定され
た受信周波数の情報を内部RAMに保持することが行わ
れる。
【0065】続くステップS102においては、システ
ムコントローラ21は、ラジオ音声の出力がミュートさ
れるように制御を実行する。なお、ここでのミュート
は、スピーカ53から出力される音声出力の停止と、M
D部側にFM音声信号を記録信号として供給することの
停止との、2つの動作をいっている。
【0066】前者については、スピーカ53から出力さ
れる音声については、例えば音量調節部51におけるボ
リュームが0となるように制御を実行することで可能で
ある。また、後者については、システムコントローラ2
1が、MDコントローラ11に指示を行って、例えばM
Dコントローラ11が、パワーダウン制御信号PDAD
を出力するように構成することが考えられる。これによ
り、A/Dコンバータ18はパワーダウンしてアナログ
入力信号をデジタル信号に変換する処理を実行しなくな
るために、MD部側に対するFM音声信号のミュートが
行われるものである。
【0067】例えば以降説明するノイズフィルタの切り
換えと、チューニングが行われる場合、例えば適切なフ
ィルタ特性に切り換えが完了したうえでチューニングが
安定するまでの間には、ノイズが発生する。そこで、上
記のようにしてこのようにしてミュートを行えば、前者
によっては、スピーカ53からはノイズが聞こえないよ
うにされる。また、後者によっては、例えばラジオ音声
を録音しているときに、選局操作が行われたとしても、
このときのノイズは録音されずに、例えば無音期間とし
て録音されることになる。つまり、ユーザに対して、ノ
イズが聞こえることによる不快感が与えられることが無
いように配慮しているものである。
【0068】次のステップS103において、システム
コントローラ21はテーブルメモリ21aに格納されて
いるフィルタ制御テーブル(図3参照)を参照する。そ
して、次のステップS104において、フィルタ制御テ
ーブルの内容として、現在設定されている受信周波数に
ついてはシフト制御信号SFT(の出力の是非)につい
て‘1’と設定されているか否かを判別する。
【0069】ここで、シフト制御信号SFTについて
‘1’に設定されていないことが判別されれば、ステッ
プS107に移行するのであるが、シフト制御信号SF
Tについて‘0’と設定されていることで否定結果が得
られた場合にはステップS105に進むようにされる。
【0070】ステップS105においては、システムコ
ントローラ21の処理として、MDコントローラ11に
対して、Hレベルのシフト制御信号SFTを出力すべき
旨を示すシフトコマンドを送信する。そして次のステッ
プS106においては、MDコントローラ11の処理と
して、上記シフトコマンドを受信したのに応答して、ノ
イズフィルタ22に対してHレベルのシフト制御信号S
FTを出力する。先にも述べたように、本実施の形態の
実際としては、ノイズフィルタ22は、BLCK,LR
CKの各クロックのラインと、エンコーダ/デコーダ部
14からD/Aコンバータ15に対して供給されるデジ
タルオーディオ信号DADTのラインに対してそれぞれ
個別に挿入されているものであるが、上記ステッS10
6の処理によるシフト制御信号SFTは、これらのノイ
ズフィルタに対してそれぞれ出力するようにされるもの
である。そして、ステップS106の処理が実行された
後はステップS107に進む。
【0071】ここで、上記のようにして、ステップS1
04→S105→S106を経てステップS107に至
る場合には、ノイズフィルタ22においては、スイッチ
・トランジスタQ1が導通することになるため、フィル
タ特性C2//C5が得られることになる。これに対し
て、ステップS104から直接ステップS107に至っ
た場合には、シフト制御信号SFTはLレベルとされる
ことから、ノイズフィルタ22においては、スイッチ・
トランジスタQ1は非導通の状態とされ、従って、フィ
ルタ特性C2が得られることになる。
【0072】ステップS107においては、システムコ
ントローラ21が、先のステップS101にて指定され
た受信周波数に対応して、チューナPLL33における
基準周波数を変更設定するための制御を実行する。つま
り、ステップS101により指定された受信周波数が受
信できるように、システムコントローラ21がチューナ
部側に対する制御を行うものである。
【0073】ステップS108においては、例えばチュ
ーナPLL33のロック状態を監視することなどによっ
て、設定された受信周波数の受信が適正に行われている
状態であることを確認し、ステップS109に進むよう
にされる。
【0074】ここまでの段階では、先のステップS10
2の処理が実行されて以降、ラジオ音声の出力はスピー
カ側に対しても、また、MD部側に対しても、ミュート
されていた状態にある。そこで、ステップS109では
これまでのミュート状態を解除する。つまり音量調節部
51を制御して、ミュート以前に設定されていたボリュ
ームの値となるようにし、スピーカ53からFM音声が
聞こえるようにする。また、システムコントローラ21
が、MDコントローラ11に指示を行うことで、MDコ
ントローラ11からのパワーダウン制御信号PDADの
出力を停止させることで、A/Dコンバータ18をパワ
ーオンさせ、アナログ入力信号をデジタル信号に変換す
る動作が実行されるようにするものである。これによ
り、以降は、新たにチューニングされた放送局の音声が
スピーカから出力されると共に、FM音声信号をMD部
側で記録可能な状態が得られる。
【0075】なお、ミュート/ミュート解除のための構
成としては、上記した以外にも、例えばFMミックス回
路40の後段と、A/Dコンバータ18/端子Tnの分
岐点との間に対してスイッチ(図1には図示せず)を設
け、このスイッチのオープン/クローズを制御するよう
にすることも考えられる。そして上記ステップS109
の処理が終了すれば、このルーチンを抜けるようにされ
る。
【0076】ところで、上記図4に示した処理動作、つ
まり、ラジオ受信時におけるノイズフィルタ22の変更
設定は、ラジオモードとされてさえいれば実行されるも
のとされる。つまり、ラジオ音声が出力されて、MD部
における記録が実行されていない状態ではもちろんのこ
と、ラジオ音声をMD部により記録するときにも、この
図4に示す処理動作は実行される。つまり、本実施の形
態では、MD部側においてラジオ音声を記録している動
作中においてチューニングが変更された場合には、図4
に示した処理に準じて新たにチューニングされた受信周
波数に対応してフィルタ特性の変更設定が行われるもの
である。これによって、本実施の形態では、ラジオ音声
を記録中に選局周波数を変更したとしても、ノイズの少
ない良好な受信音声を記録していくことができる。
【0077】また、上記図4に示した処理によれば、ノ
イズフィルタ22に対する直接的な制御(シフト制御信
号SFTの送信)は、MDコントローラ11が実行する
ようにされているが、これは、MD部位側でノイズフィ
ルタ制御の動作が完結することを意味している。例え
ば、システムコントローラ11がノイズフィルタを直接
制御するように構成してもよいのであるが、この場合に
は、そのための制御線等の追加によってノイズ源が増え
ることになる。その対策も必要となる。本実施の形態で
は、このような問題は生じないことになる。
【0078】また、上記図4に示した処理動作手順は、
一例であり、実際の設計上の都合などにより変更があっ
ても構わないものである。例えば、図4の処理では、ノ
イズフィルタ22のフィルタ特性の設定後にチューニン
グが行われるように構成されているが、例えばこの手順
が逆となっても構わないものである。
【0079】また、本実施の形態のフィルタ回路22の
等価的な構成としても、先に図2に示したものに限定さ
れる必要はない。例えば、図2に示す回路では、CRフ
ィルタ61を形成するコンデンサC2に対して、トラン
ジスタQ1としてのスイッチによってコンデンサC5を
並列接続するとするか、オープンとするかで特性の変更
を行っているが、フィルタ特性の変更のための構成につ
いては他にも考えられるものである。例えばここでは図
示等による説明は省略するが、いわゆるスイッチドキャ
パシタといわれる、スイッチ制御によってキャパシタン
スを段階的に可変可能な構成を採用しても構わない。ま
た、バリアブルコンデンサのような回路、素子を用いる
ことで、キャパシタンスを連続的に可変し、これに伴っ
てフィルタ特性も連続的に可変させる構成とすることも
考えられる。
【0080】更には、RCフィルタ61を形成する抵抗
(R3)の抵抗値を可変するようにすることも考えられ
る。この場合には、キャパシタンスと併用して可変する
ように構成することもできるし、また、キャパシタンス
は固定で抵抗値のみ可変するように構成することもでき
る。また、上記実施の形態では、フィルタ特性は2段階
で切り換えが行われるものとされているが、3段階以上
によるより細かな段階数による切り換えが行われても良
いものである。また、本実施の形態ではFM帯域をノイ
ズフィルタの対象としているが、特にFM帯域に限定さ
れるものではない。
【0081】また、上記実施の形態では、DSP部41
におけるクロックラインと、D/Aコンバータ15のデ
ータラインにノイズフィルタを挿入した例が示されてい
るが、同様に、A/Dコンバータ18のデータラインに
対して挿入するようにしても同様の効果が得られる。ま
た、MDコントローラ11とシステムコントローラ21
間のデータラインや、システムコントローラ21の制御
対象となっている各種IC(機能回路部)へのデータラ
インなど、他にもチューナ部側に対してノイズ源と成り
得るラインのノイズフィルタとしても適用できるもので
ある。
【0082】また、上記実施の形態としては、デジタル
オーディオ記録装置とラジオ受信装置とが複合された機
器を前提としているが、これに限定されるものではな
く、他の通信装置が組み合わされた場合に、この通信装
置の受信ノイズを低減する場合にも適用される。
【0083】更にはデジタル記録装置以外であっても、
ラジオ受信装置や通信機器に対してノイズの影響を与え
得る高周波が輻射されるようなデジタル機器が組み合わ
された構成にも応用することが考えられる。また、例え
ばデジタル機器単体であっても、周囲の別体のラジオ受
信装置や通信機器へのノイズの影響を考慮して、本発明
としてのノイズフィルタを応用することも考えられる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信部側
の受信周波数に応じて、例えばデジタル記録装置のデー
タラインやクロックラインに対して挿入したノイズフィ
ルタの通過帯域特性(フィルタ特性を)変更するように
構成されている。これにより、その受信周波数としての
帯域において、入力信号に対してより減衰量の大きい通
過帯域特性が設定されることになるため、例えば1つの
フィルタ特性を固定的に使用する場合と比較して、より
良好なノイズ低減効果が期待されることになる。これに
よって、例えばラジオ受信機としての受信機能を備えて
いるのであれば、記録装置側の影響によるノイズがより
少ないラジオ音声を得ることができる。
【0085】また、本発明としては、上記のようにして
ノイズフィルタが機能していることで、例えばラジオモ
ードとされて受信機能が動作している状態で、かつ記録
装置側による記録動作が実行されていないときにあって
も、記録側では電源が供給されてクロックを発振出力し
ている(即ちスタンバイ状態にある)状態としても、ノ
イズの目立たないラジオ音声を聴くことができるもので
ある。
【0086】また、例えば本発明のノイズフィルタとし
てはスイッチドキャパシタを備えることで通過帯域特性
を変更するように構成することもでき、その通過帯域特
性を変更するための構成としては実際の使用形態に応じ
た手法を或る程度の範囲で選択できるという自由度も有
している。
【0087】また、ノイズフィルタに対する通過帯域特
性の変更設定は、記録装置によって記録動作が行われて
いるときにも実行するように構成することで、例えば記
録装置によって、受信側で受信された音声を記録してい
るのであれば、例えば記録動作中においてチューニング
が変更された場合でも、ノイズの少ない良好な受信音声
を記録していくことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのラジオ/MD複合
機器の構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態のノイズフィルタの構成例を示す
回路図である。
【図3】本実施の形態のフィルタ制御テーブルのデータ
内容例を示す説明図である。
【図4】ノイズフィルタのフィルタ特性切り換えのため
の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態のノイズフィルタの具体的な構成
例として各素子に設定された定数を共に記述した回路図
である。
【図6】本実施の形態のノイズフィルタに入力されたB
LCKと、その出力信号の波形を時間経過に従って示す
波形図である。
【図7】本実施の形態のノイズフィルタに入力されたB
LCKと、その出力信号の帯域特性を示す説明図であ
る。
【図8】本実施の形態のノイズフィルタの特性を示す説
明図である。
【符号の説明】
3 光学ヘッド、8 エンコード/デコード部、11
MDコントローラ、12 メモリコントローラ、13
バッファメモリ、14 エンコード/デコード部、19
操作部、20 表示部、21 システムコントロー
ラ、31 アンテナ、32 増幅回路、33 チューナ
PLL、34 ローカルオシレータ、35アンプ、36
ミキサ回路、37 フィルタ 38 IFアンプ、3
9 検波回路、40 FMミックス回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送波を受信する受信手段と、 受信周波数を設定する受信周波数設定手段と、 上記受信手段にて受信した放送波から、上記受信周波数
    設定手段により設定された受信周波数の放送波を選択す
    る受信波選択手段と、 上記受信波選択手段にて選択した受信周波数の放送波を
    復調する復調手段と、 上記復調手段により復調して得られた信号を入力して所
    要の記録信号処理を施すことで、デジタル信号として所
    定の記録媒体に対して記録を行うことのできる記録手段
    と、 上記記録手段に内において発振出力されるクロック信号
    のライン、又は上記デジタル信号のラインに対して挿入
    されて、通過信号に含まれる所要の帯域の高調波周成分
    を抑制するものとされ、その通過帯域特性を変更可能と
    されるフィルタ手段と、 上記受信周波数設定手段により設定された受信周波数に
    基づいて、上記フィルタ手段の通過帯域特性を変更設定
    することのできる制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする受信機能付記録装
    置。
  2. 【請求項2】 上記記録手段は、 上記受信手段による受信動作が実行され、かつ、記録動
    作を実行していないとされる状態にあっても、少なくと
    も、上記クロック信号を発振出力させるための動作が実
    行されるように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の受信機能付記録装置。
  3. 【請求項3】 上記フィルタ手段においてはスイッチド
    キャパシタを備え、このスイッチドキャパシタとしての
    キャパシタンスが変更されることで、通過帯域特性を変
    更可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の受信機能付記録装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段によるフィルタ手段の通過
    帯域特性の変更設定は、上記記録手段による記録動作が
    行われているときにあっても実行されることを特徴とす
    る請求項1に記載の受信機能付記録装置。
JP11152087A 1999-05-31 1999-05-31 受信機能付記録装置 Withdrawn JP2000339875A (ja)

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