JP2000339376A - 移動通信販売支援システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

移動通信販売支援システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2000339376A
JP2000339376A JP15163899A JP15163899A JP2000339376A JP 2000339376 A JP2000339376 A JP 2000339376A JP 15163899 A JP15163899 A JP 15163899A JP 15163899 A JP15163899 A JP 15163899A JP 2000339376 A JP2000339376 A JP 2000339376A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、旅行中の乗客に、沿線停車駅の名物
商品等、多品種の商品を効率的に提供することができな
かった。 【解決手段】 乗客を乗せて移動する列車10等の移動
体内での商品の販売サービスを支援するシステムであっ
て、各乗客席に設置された乗客サービス端末1に、各経
由地で販売される商品の情報を送信して表示させる商品
情報送信処理部3a、乗客サービス端末1で入力された
商品注文を受信する受注処理部3bと、受注した商品の
在庫がなければ、経由地に設置された注文受け端末5に
発注する発注処理部3eと、商品注文情報や発注情報を
入力元の乗客サービス端末1の設置箇所に対応付けて記
録し管理する注文管理処理部3fとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車やバス、船、
飛行機などの移動体内における商品の販売サービスを支
援する技術に係わり、特に、例えば列車内に積みきれな
い沢山の商品の販売を可能とするのに好適な移動通信販
売支援システムと方法およびその処理プログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、列車内等での乗客に対する弁当や
飲み物、土産品等の販売サービス、あるいは列車時刻表
や観光情報の情報提供サービス、および検札機能を、各
客席に設置した旅行者用サービス端末を使って実現する
技術が、特開平9−269964号公報に記載の列車内
サービスシステムとして知られている。
【0003】しかし、この列車内サービスシステムにお
いては、その車内販売サービスに関し次の問題点があ
る。 (1)乗客に販売できる商品は、予め列車内に持込まれ
た商品に限られ、列車内の在庫スペースが狭いため、多
品種の商品を大量に販売提供することができない。
【0004】(2)乗客にとっては、その途中駅でのみ
販売されている名物商品を購入したくても、その列車内
に予め準備されていなければ、その途中駅に乗車列車が
停車しても停車時間が短い場合には、その途中駅の名物
商品を購入できず、旅行の楽しみ等に制約を受ける。
【0005】(3)各駅構内で営業をしている販売業者
にとっては、対象顧客が当該駅で乗り降りする乗降客
や、当該駅ホームに長時間停車する列車の乗客に限定さ
れるため、商品の販売量を増やしたくてもそれ以上に増
すことが難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、旅行中の乗客にとっては、沿線
停車駅の名物商品等、多品種の商品を列車内で購入でき
ない点と、各駅構内で営業している土産物等の販売業者
にとっては、駅に停車する列車内の乗車中の旅行者には
商品を販売できない点と、列車内で販売サービスを行う
業者にとっては、途中駅での売れ筋商品の在庫補充を効
率的に行うことができない点である。
【0007】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、列車内での車内販売サービス等の利便性の向
上、および販売の促進と拡大を可能とする移動通信販売
支援システムと方法およびその処理プログラムを記録し
た記録媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の移動通信販売支援システムと方法では、例
えば特開平9−269964号公報に記載の列車内サー
ビスシステムに、さらに各駅の販売業者に設置する注文
受け端末を通信回線で接続し、各客席に設置した乗客サ
ービス端末には、車内販売商品のメユーとして、列車内
に予め積込んだ仕入済み商品情報と共に、その列車の途
中停車駅で仕入、積込み可能な商品情報等も表示する。
【0009】乗客からの乗客サービス端末を介しての注
文情報を受信する販売側装置では、注文された商品が途
中駅仕入商品の場合には、該当途中駅の販売業者宛の商
品発注データとして、列車内から、該当駅に設置された
注文受け端末に送信する。この時、予め入手した乗客の
乗車券情報に基づき、注文した乗客の降車駅が注文商品
の仕入駅より、「以遠」であることをチェックし、注文
商品が確実に注文乗客に渡せるようにする。
【0010】そして、列車内からの商品発注データを受
信した駅販売業者の注文受け端末は、その商品発注デー
タを表示し、駅販売業者は、表示された商品発注データ
に基づいて、列車毎に納入する商品を準備し、該当列車
が駅に到着した際、車内販売サービス員と商品の引渡し
を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明の移動通信販
売支援システムを構成する販売管理用装置の本発明に係
る構成の一実施例を示すブロック図であり、図2は、本
発明の移動通信販売支援システムの全体構成の一例を示
すブロック図である。
【0012】図2では、列車10における車内販売サー
ビスを支援するシステムを例として示しており、列車1
0の各車両内の各客席毎に設置される乗客サービス端末
1と、列車10内に搭載した商品の保管や販売を行う車
両に設置される販売サービス員用端末2、および、搭載
商品の在庫と仕入発注処理を行う販売管理用装置3、販
売管理用装置3を列車10外の駅販売業者と接続するた
めのデータ通信装置4、販売管理用装置3を乗客サービ
ス端末1や他の車内システムとLAN(LocalArea Netw
ork)で接続するためのLAN接続装置6、途中停車駅
A,Bの各販売業者に設置される注文受け端末5が設け
られている。
【0013】乗客サービス端末1は、状況に応じ表示内
容を動的に変更できるように、LAN接続装置6を介し
て有線または無線のLANで販売管理用装置3と接続す
る。販売管理用装置3は、データ通信装置4を介して列
車10外に接続され、途中停車駅A,Bに設置された各
販売業者用の注文受け端末5との情報の送受信を行う。
【0014】このデータ通信装置4は、本例では携帯電
話の公衆データ通信網7を用いて携帯電話基地局8を介
して列車10外の業者とデータ通信を行なうものとす
る。こうして、列車10の各車両内の乗客サービス端末
1と販売サービス員用端末2、および、列車外の駅販売
業者の注文受け端末6とが、商品の注文・納品に関して
一連のデータ通信ができるように構成されている。
【0015】このような構成として、本例の移動通信販
売支援システムでは、 前述の特開平9−269964
号公報に記載の列車内サービスシステムに、さらに各駅
の販売業者に設置する注文受け端末を通信回線で接続
し、各客席に設置した乗客サービス端末1には、車内販
売商品のメユーとして、列車10内に予め積込んだ仕入
済み商品情報と共に、その列車10の各途中停車駅A,
Bで仕入、積込み可能な商品(例えば、その停車駅での
み販売している名物商品等)情報等も表示する。
【0016】そして、乗客からの乗客サービス端末1を
介しての注文情報を受信した販売管理用装置3では、車
内に在庫としてある商品と、途中駅で仕入が必要な商品
とに分類し、注文された商品が車内在庫商品の場合は、
販売サービス員用端末2を介して販売サービス員に対
し、注文商品の注文座席への届け指示表示を行う。
【0017】また、注文商品が途中駅仕入商品の場合に
は、各途中駅での商品別の仕入数量の集計を行い、その
データに列車番号や到着予定時刻等の情報を付加して、
該当途中駅の販売業者宛の商品発注データとして、列車
10内から、データ通信装置4、携帯電話基地局8、公
衆データ通信網7を介して、該当駅に設置された注文受
け端末5に送信する。
【0018】このようにして列車10内からの商品発注
データを受信した駅販売業者の注文受け端末5は、その
商品発注データを表示し、駅販売業者は、表示された商
品発注データに基づいて、列車毎に納入する商品を準備
し、該当列車10が当駅に到着した際、車内販売サービ
ス員と商品の引渡しを行う。
【0019】尚、販売管理用装置3では、乗客からの駅
販売業者取扱商品の注文については、予め入手した乗客
の乗車券情報に基づき、注文した乗客の降車駅が注文商
品の仕入駅より、「以遠」であることをチェックし、注
文商品が確実に注文乗客に渡せるようにする。
【0020】これらの販売管理用装置3や注文受け端末
6は、光ディスク9a,9bに記録されたプログラムが
インストールされ、それぞれのプログラムに従って列車
10での本発明の移動通信販売支援に係わる処理動作を
行う。
【0021】例えば、販売管理用装置3は、CRT(Ca
thode Ray Tube)等からなる表示装置14や、キーボー
ドやマウス等からなる入力装置15および図示していな
いハードディスク等からなる補助記憶装置が接続され、
CPU(Central ProcessingUnit)やRAM(Random A
ccess Memory)等を具備し、蓄積プログラム方式による
コンピュータ処理を行うものであり、光ディスク9aか
ら当該プログラムを図示していないハードディスク等の
記憶装置にインストールすることにより、図1に示すよ
うに、商品情報送信処理部3a、受注処理部3b、乗車
券情報受信処理部3c、受注管理処理部3d、発注処理
部3e、注文管理処理部3f等の各機能が設けられてい
る。
【0022】このような機能を有した販売管理用装置3
は、商品情報送信処理部3aにより、乗客サービス端末
1に対して、各経由地で販売される商品の情報を送信し
て表示させる。この表示に基づき乗客が乗客サービス端
末1を介して購入希望する商品を選択すると、その商品
名や個数などの商品注文情報を受注処理部3bで受信す
る。
【0023】販売管理用装置3は、列車10に搭載して
いる各商品の在庫を管理している在庫管理部11を具備
しており、乗客サービス端末1から注文を受けた商品の
在庫があれば、販売サービス員用端末2に、その注文内
容や代金、および、当該乗客サービス端末1が設けられ
た座席番号などの情報を送って表示させ、商品の受け渡
しを指示する。注文を受けた商品の在庫がなければ、発
注処理部3eにより、この商品の発注情報を、この商品
を取り扱っている販売業者用の注文受け端末5に送信す
る。
【0024】この時、販売管理用装置3は、受注管理処
理部3dにより、予め乗車券情報受信処理部3cが当該
乗客サービス端末1を介して受信していた乗車券の目的
地情報と、走行管理部12で常時監視している列車10
の現在の位置情報とに基づき、乗客の降車駅が、注文さ
れた商品を取り扱っている販売業者がある駅より遠いか
否かを判別し、乗客の降車駅が遠い場合に、受注処理部
3aでの乗客サービス端末1からの商品注文の受け付け
を確定し、発注処理部3eによる商品の発注を許可す
る。
【0025】この発注処理部3eによる商品の発注情報
や、受注処理部3aで受けた商品注文情報は、注文管理
処理部3fにより、当該乗客サービス端末1が設けられ
た座席番号情報などに対応付けられて、注文ファイル1
3に記録され管理される。
【0026】このような機能を有する販売管理用装置3
に基づく図2における列車での移動通信販売支援システ
ムの動作を以下、図3〜図6を用いて説明する。図3
は、図2における移動通信販売支援システムの処理動作
例を示す説明図であり、図4は、図2における乗客サー
ビス端末の表示画面の構成例を示す説明図、図5は、図
2における注文受け端末の表示画面の構成例を示す説明
図、図6は、図2における販売サービス員用端末の表示
画面の構成例を示す説明図である。
【0027】図3において、図1,2に示す販売管理装
置3の処理動作を電算機処理としてフローチャートで表
している。この図3に示すように、旅行者(乗客)は、
図2の乗客サービス端末1のメニュー画面を用いて購入
希望する商品の注文登録を行なう()。その際使用す
る車内販売メニュー画面が図4である。
【0028】この図4で示すように、図2の乗客サービ
ス端末1の車内販売メニュー画面1aには、すぐに購入
可能な商品と、所定の途中停車駅で搭載するまで購入で
きない商品を在庫状況に応じ分けて表示されている。こ
の車内販売メニュー画面1aで希望商品が入力される
と、オーダー内容表示(注文確認)画面1bに切り替わ
る。
【0029】このオーダー内容表示(注文確認)画面1
bには、注文商品名や注文個数、金額の他に、待ち時間
の情報などを表示する。例えば、列車積込み済商品がオ
ーダー指定された場合は、商品が乗客に届くまでの平均
待ち時間を、全注文数と、サービス員人数等に基づき自
動計算して表示する。
【0030】また途中停車駅で積込む商品がオーダー入
力された場合は、該当仕入駅名と予定到着時刻を表示
し、さらに、予め乗客サービス端末1で乗車券から読込
んでいた乗客の降車予定駅を表示する。この時、LAN
で接続された販売管理用装置3において、乗客の降車駅
が注文品の仕入駅より「以遠」であることをチェック
し、そうでない場合は、降車駅の変更を行なわないと、
「確認OK」のメニューボタンの操作が行なえないように
制御する。
【0031】このオーダー内容表示(注文確認)画面1
bでの乗客による注文確認が行われた場合、販売管理用
装置3は、図3において、車内商品在庫の引当を行ない
()、在庫がある場合は、販売サービス員用端末2
に、注文商品の注文座席への届け指示を表示する
()。
【0032】また、途中停車駅で積込む商品や、列車内
在庫に無い商品が注文された場合は、該当の仕入駅と商
品別の仕入数量を集計し、締切り時刻到来時、そのデー
タに列車番号と到着予定時刻を付加して商品発注データ
として、該当駅の業者の注文受け端末5に送信すると同
時に、商品届け待ち状態の注文明細テ゛ータを停車駅、発注
先毎に記録しておく()。
【0033】注文受け端末5は、図5の販売業者用注文
受け端末画面5aの例で示すように、仕入業者が作業を
行い易いように、時間帯別の列車毎に列車番号、注文商
品名、個数を分類・集計して表示する。この表示に基づ
き仕入業者は、列車毎に納品商品を準備し、該当列車の
到着時に、車内サービス員に商品の引渡しを行なう
()。このようにして途中駅で商品が列車に納品、搭
載されたら、車内サービス員は、販売サービス員用端末
2を用いて、図6に示す商品搭載完了画面2aの例で示
すようにして該当商品の在庫登録を行なう()。
【0034】尚、この入力には、作業時間の短縮を図る
ため、業者が、注文受け端末5でFD(Flexible Dis
k)等で作成した納品明細データを利用することとして
も良い。このようにして仕入商品の登録が完了すると、
待ち状態になっている乗客の注文データを優先して在庫
の引当を行ない、販売サービス員用端末2に、注文商品
の注文座席への届け指示を表示する。販売サービス員
は、この指示に基づき、該当席の乗客に、商品を届け
て、代金を回収する()。
【0035】図7は、図1における販売管理用装置の本
発明に係わる処理動作例を示すフローチャートである。
まず、各乗客席に設置された図2の乗客サービス端末1
に、列車内に在庫している商品や、途中駅(経由地)で
販売される商品の情報を送信して表示させる(ステップ
701)。
【0036】この表示に基づき乗客が乗客サービス端末
1を介して商品注文を入力すると(ステップ702)、
その商品注文を受信し(ステップ703)、この注文を
受けた商品の在庫があるか否かを調べる(ステップ70
4)。在庫があれば、販売サービス員用端末2を介して
販売員に当該商品の販売を促す(ステップ705)。
【0037】在庫がなければ、予め当該乗客サービス端
末1を介して読み取った乗車券の目的地情報(下車駅)
と、列車の現在の走行情報とを照らし合わせて(ステッ
プ706)、当該商品を販売する途中駅での当該商品の
仕入れが可能であるか否かを判別する(ステップ70
7)。
【0038】その途中駅での当該商品の購入が可能な場
合、乗客サービス端末1からの商品注文の受け付けを確
定して(ステップ708)、当該途中駅に設置された注
文受け端末5に対して、発注情報を送信する(ステップ
709)。そして、この発注情報や、乗客サービス端末
1からの商品注文情報を、当該乗客サービス端末1が設
けられた座席番号情報などに対応付けて記憶し、表示装
置14などで表示等して管理する(ステップ710)。
尚、ステップ709において、仕入れが不可能であった
場合には、その旨を、乗客サービス端末1に通知して表
示させる(ステップ711)。
【0039】以上、図1〜図7を用いて説明したよう
に、本例の移動通信販売支援システムと方法では、従来
の列車内サービスシステムに、さらに各駅の販売業者に
設置する注文受け端末とを公衆データ通信網で接続し、
各乗客の席に設置した乗客サービス端末1には、車内販
売商品のメユーとして、列車内に予め積込んだ仕入済み
商品情報と共に、その列車の途中停車駅で仕入、積込み
可能な商品、例えば、その停車駅でのみ販売している名
物商品等の商品情報等も表示する。
【0040】そして、乗車客は、各乗客サービス端末1
から、列車10内に在庫としてある商品だけでなく、途
中駅で販売されている商品に関しても注文して購入する
ことができる。 尚、走行中の列車10から駅販売業者
へ注文する商品は、駅名物商品に限らず、予め列車10
内に積込んだ車内販売商品の在庫切れを補充するための
商品発注であっても良い。
【0041】これにより、車内販売業者にとって、在庫
スペースを気にすることなく多種多様な商品を乗客に販
売提供できる。また乗客の購買意志を確認した上で仕入
商品や数量を決定することが可能となり、「売切れ」
「売残り」の心配も殆ど無くなる。
【0042】また、乗客にとっては、途中駅でのみ販売
されている商品を座席に居ながらにして購入することが
でき、旅行のたのしみが増し、また、希望商品の「売切
れ」によるクレームも少なくすることができる。また、
各駅で販売を行なっている販売業者は、列車の停車時間
の制約から解放され、商品の販売を増やすことができ
る。
【0043】尚、本発明は、図1〜図7を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、データ通信
装置4は、本例では携帯電話の公衆データ通信網7を用
いて携帯電話基地局8を介して列車10外の業者とデー
タ通信を行なうものとしているが、有線電話設備を備え
ている車両ではその設備を用いても良い。また、各列車
内の注文端末と直接接続するのではなく、一旦、車内販
売サービス業者の本社等を経由して、販売業者と回線接
続する形態にしても良い。
【0044】また、各処理機能を実現するためのコンピ
ュータ用のプログラムとしては、販売管理用装置3で動
作するプログラム、乗客サービス端末1で動作するプロ
グラム、および販売業者用の注文受け端末5で動作する
プログラムがあるが、これらの各プログラムは、一括し
て同じ光ディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録されても、また、それぞれ異なる記録媒体に
記録されても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、旅行中の乗客にとって
は、沿線停車駅の名物商品等、多品種の商品を列車内で
購入でき、また各駅構内で営業している土産物等の販売
業者にとっては、駅に停車する列車内の乗車中の旅行者
にも商品を販売でき、さらに列車内で販売サービスを行
う業者にとっては、途中駅で売れ筋商品の在庫補充をし
やすくなり、列車等の移動体内での車内販売サービス等
の利便性の向上、および販売の促進と拡大が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動通信販売支援システムを構成する
販売管理用装置の本発明に係る構成の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の移動通信販売支援システムの全体構成
の一例を示すブロック図である。
【図3】図2における移動通信販売支援システムの処理
動作例を示す説明図である。
【図4】図2における乗客サービス端末の表示画面の構
成例を示す説明図である。
【図5】図2における注文受け端末の表示画面の構成例
を示す説明図である。
【図6】図2における販売サービス員用端末の表示画面
の構成例を示す説明図である。
【図7】図1における販売管理用装置の本発明に係わる
処理動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:乗客サービス端末、1a:車内販売メニュー画面、
1b:オーダー内容表示(注文確認)画面、2:販売サ
ービス員用端末、2a:商品搭載完了画面、3:販売管
理用装置、3a:商品情報送信処理部、3b:受注処理
部、3c:乗車券情報受信処理部、3d:受注管理処理
部、3e:発注処理部、3f:注文管理処理部、4:デ
ータ通信装置、5:注文受け端末、5a:販売業者用注
文受け端末画面、6:LAN接続装置、7:公衆データ
通信網、8:携帯電話基地局、9a,9b:光ディス
ク、10:列車、11:在庫管理部、12:走行管理
部、13:注文ファイル、14:表示装置、15:入力
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 AA10 BA13 CD01 CE07 5B049 AA02 AA06 BB11 CC05 CC08 EE05 FF01 GG04 GG07 GG09 9A001 JJ54 KK56

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客を乗せて移動する移動体内における
    各乗客席に設置された乗客サービス端末を用いての商品
    の販売サービスを支援するシステムであって、上記乗客
    サービス端末に、各経由地で販売される商品の情報を送
    信して表示させる商品情報送信手段と、上記乗客サービ
    ス端末からの商品注文を入力する受注手段と、該受注手
    段で注文を受けた商品の在庫がなければ、該商品を上記
    経由地に設置された注文受け端末に発注する発注手段
    と、上記受注手段で受けた商品注文内容、ならびに上記
    発注手段で発注した内容を、注文元の上記乗客サービス
    端末が設置された乗客席の識別情報に対応付けて記録し
    管理する注文管理手段とを有し、経由地で販売される商
    品の上記移動体内での販売を支援することを特徴とする
    移動通信販売支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動通信販売支援シス
    テムにおいて、上記乗客サービス端末で読み取られた乗
    車券の目的地情報を入力する乗車券情報受信手段と、上
    記受注手段で注文を受けた商品の在庫がない場合、上記
    乗車券情報受信手段で受信した目的地情報と上記移動体
    の現在の位置情報とに基づき、上記商品を販売する経由
    地での当該商品の購入の可否を判別して、当該商品の購
    入が可能な場合に上記乗客サービス端末からの商品注文
    の受け付けを確定する受注管理手段とを設けることを特
    徴とする移動通信販売支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の移動通信販売支援システムにおいて、上記商
    品情報送信手段と上記受注手段とを上記乗客サービス端
    末にLANで接続するLAN接続手段と、上記発注手段
    を公衆データ通信網に接続する通信手段とを設け、上記
    発注手段から上記公衆データ通信網を介して上記経由地
    の注文受け端末に上記商品を発注することを特徴とする
    移動通信販売支援システム。
  4. 【請求項4】 乗客を乗せて移動する移動体内における
    各乗客席に設置された乗客サービス端末を用いての商品
    の販売サービスを支援するシステムによる移動通信販売
    支援方法であって、上記乗客サービス端末に各経由地で
    販売される商品の情報を送信して表示させる第1のステ
    ップと、上記乗客サービス端末からの商品注文を入力す
    る第2のステップと、注文を受けた商品の在庫がなけれ
    ば、該商品を上記経由地に設置された注文受け端末に発
    注する第3のステップと、上記第2のステップで受けた
    商品注文内容、ならびに上記第3のステップで発注した
    内容を、注文元の上記乗客サービス端末が設置された乗
    客席の識別情報に対応付けて記録し管理する第4のステ
    ップとを有し、経由地で販売される商品の上記移動体内
    での販売を支援することを特徴とする移動通信販売支援
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の移動通信販売支援方法
    において、上記乗客サービス端末で読み取られた乗車券
    の目的地情報を受信する第5のステップと、上記第2の
    ステップで注文を受けた商品の在庫の有無を判別する第
    6のステップと、上記商品の在庫がない場合、上記第5
    のステップで受信した目的地情報と上記移動体の現在の
    位置情報とに基づき、上記商品を販売する経由地での当
    該商品の購入の可否を判別する第7のステップと、上記
    経由地での当該商品の購入が可能な場合に上記乗客サー
    ビス端末からの商品注文の受け付けを確定する第8のス
    テップとを有することを特徴とする移動通信販売支援方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4、もしくは、請求項5のいずれ
    かに記載の移動通信販売支援方法であって、上記乗客サ
    ービス端末において、上記経由地で仕入れ販売可能な商
    品の一覧をメニュー画面で表示するステップおよび表示
    した商品の注文を入力するステップを有することを特徴
    とする移動通信販売支援方法。
  7. 【請求項7】 請求項4から請求項6のいずれかに記載
    の移動通信販売支援方法であって、上記注文受け端末に
    おいて、上記第3のステップでの商品の発注内容を受信
    するステップと、受信した上記商品の発注内容を、発注
    元の移動体の識別情報および該移動体の自経由地への到
    着予定時刻に対応付けて表示するステップとを有するこ
    とを特徴とする移動通信販売支援方法。
  8. 【請求項8】 乗客を乗せて移動する移動体内での商品
    の販売サービスを支援する移動通信販売支援システムを
    構成するコンピュータに、請求項4から請求項7のいず
    れかに記載の各ステップの処理を実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とする記録媒体。
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