JP2000338491A - 配向膜用樹脂膜の印刷方法および印刷装置 - Google Patents

配向膜用樹脂膜の印刷方法および印刷装置

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JP2000338491A
JP2000338491A JP11152593A JP15259399A JP2000338491A JP 2000338491 A JP2000338491 A JP 2000338491A JP 11152593 A JP11152593 A JP 11152593A JP 15259399 A JP15259399 A JP 15259399A JP 2000338491 A JP2000338491 A JP 2000338491A
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alignment film
printing plate
resin
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English (en)
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Mitsuhiro Murata
充弘 村田
Manabu Ano
学 阿野
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる特性の2種の基板に、基板同士の膜厚
差を小さく制御して、配向膜用樹脂膜を印刷する。 【解決手段】 第1工程では、配向膜用樹脂膜が印刷さ
れるべき2種の特性を有する基板5a,5bのうちのい
ずれか一方基板5がステージ2に載置される。第2工程
では、載置された基板5の特性に応じた印刷版11が版
胴6に巻付けられる。第3工程では、巻付けられた印刷
版11上に配向膜用樹脂膜が供給される。第4工程で
は、ステージ2が所定方向4に移動され、かつ版胴6が
所定方向10に回転されて、印刷版11上の配向膜用樹
脂膜が基板5に転写されて印刷される。各基板の特性に
応じた各印刷版11は、印刷版全面積に対する凸部面積
の比X,Y(%)と凸部深度H,L(μm)とをそれぞ
れ有し、(X−20)≦Y≦(X−10)、H≦L≦
(H+10)の関係を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶分子を配向さ
せる機能を有する配向膜のための樹脂膜の印刷方法およ
び印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶を用いたデバイスであり、近年、マ
ルチメディア機器などに搭載されて用いられている液晶
表示装置では、パーソナルコンピュータのソフトウェア
的な画質の向上に伴うハードウェア的な画質の向上とし
て、中間調表示における高い均一性が求められている。
また、製造工程における良品率を向上するために、ドメ
インなどと称される配向不良の解消が求められている。
【0003】このような液晶表示装置は一対の基板間に
液晶を挟持して構成され、各基板の液晶層側表面に設け
られる電極に電圧を印加して液晶分子を駆動することに
よって表示が実現される。なお、基板の液晶層側の最表
面には液晶分子の配向を規制するための配向膜が設けら
れる。またカラー表示を行う場合、一方の基板にはカラ
ーフィルタが設けられる。
【0004】基板間での液晶分子のツイスト角が大きい
STN(スーパーツイステッドネマティック)型の液晶
表示装置では、配向膜厚の面内差によってチルト角の均
一性が低下すると、液晶分子を駆動する閾値電圧の面内
均一性が低下し、これによって輝度むらが発生して表示
均一性が低下する。このような表示均一性の低下は、特
に中間調表示時に顕著である。また、上述のような画質
向上を図るために液晶の特性が改善されている。改善さ
れた液晶特性においては、発生した液晶分子の配向むら
が目立ちやすくなっており、特に中間調表示時において
目立ちやすくなっている。表示均一性が著しく低い液晶
表示装置や配向むらの目立つ液晶表示装置は不良品とさ
れ、したがって歩留りが低下する。
【0005】液晶表示装置の基板は、たとえばガラス基
板で実現される。ガラス基板上には、まず透明電極が形
成され、次に配向膜が形成される。配向膜は、透明電極
が形成された基板上に配向膜用樹脂膜を形成した後、該
樹脂膜表面に対してラビング処理などの配向処理を施す
ことによって作製される。配向膜用樹脂膜は、移動可能
なステージに基板を載置し、またステージに近接して配
置される回転可能な版胴に印刷版を巻付け、該印刷版上
に配向膜用樹脂を供給し、このようなステージを所定方
向に移動しかつ版胴を所定方向に回転して、印刷版上の
配向膜用樹脂膜を基板に転写して印刷される。
【0006】各基板に形成される配向膜において、その
膜厚は面内で均一であるとともに、基板同士での膜厚差
が小さいことが要求される。一方、基板表面の濡れ性は
カラーフィルタの有無によって異なる。このように濡れ
性の異なる基板上に、各基板間での膜厚差を小さく制御
して配向膜用樹脂膜を形成するためには、従来技術では
各濡れ性の基板に応じた2種の印刷装置が必要である。
またあるいは、1つの印刷装置を印刷条件を変更して用
いる必要がある。
【0007】特開平4−283724号公報には、一方
基板側配向膜と他方基板側配向膜との膜厚差を一方基板
側配向膜厚に対して20%以内として、MIM(金属−
絶縁膜−金属)素子を用いた液晶表示装置において直流
バイアスの発生を低く抑えてフリッカーや液晶の分解を
防止し、これによって高品位の表示を得る技術が開示さ
れているが、該配向膜は従来からの浸漬塗布法、ロール
塗布法、回転塗布法および印刷法などによって作製され
る。
【0008】また特開平4−240819号公報には、
印圧の変化によって生じる配向剤の転写量の増減を防止
して液晶分子の配向不良を防止するために、所定の印刷
パターンに加えてダミーの印刷パターンを設けた印刷版
が開示されている。
【0009】さらに特開平9−211455号公報に
は、配向膜の膜厚均一性を向上して高品位な表示を得る
ために、格子状の凸部の格子間隔が制御された印刷版を
用いて配向膜を作製する技術が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平4
−283724号、特開平4−240819号および特
開平9−211455号の公報の技術のうちのいずれか
の技術を採用した単一の印刷装置を用いて、カラーフィ
ルタの有無などによって濡れ性の異なる各基板上に、同
一の印刷条件で配向膜用樹脂膜を作製した場合、各々の
基板の面内の膜厚は均一に制御できるが、基板同士の膜
厚差を小さく制御することは困難である。基板同士の膜
厚差を小さく制御して樹脂膜を作製するには、各濡れ性
の基板に応じた2種の印刷装置が必要であり、印刷のた
めのコストが高くなる。
【0011】またあるいは、1つの印刷装置を印刷条件
を変更して用いる必要がある。変更した印刷条件が安定
するまでに作製された配向膜を用いた液晶表示装置で
は、液晶分子の配向が不良が発生し、したがって印刷効
率および良品率が低下する。
【0012】本発明の目的は、異なる特性の2種の基板
に、基板同士の膜厚差を小さく制御して、配向膜用樹脂
膜を安価にかつ印刷効率および良品率を低下することな
く印刷することができる配向膜用樹脂膜の印刷方法およ
び印刷装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動可能なス
テージと、該ステージに近接して配置される回転可能な
版胴とを用いて配向膜用樹脂膜を基板に転写して印刷す
る方法において、配向膜用樹脂膜が印刷されるべき2種
の特性を有する基板のうちのいずれか一方特性を有する
基板をステージに載置する第1の工程と、各基板の特性
にそれぞれ応じた凸部形状を有する2種の印刷版のう
ち、ステージに載置された基板の特性に応じた凸部形状
を有する一方の印刷版を版胴に巻付ける第2の工程と、
巻付けられた印刷版上に配向膜用樹脂膜を供給する第3
の工程と、ステージを所定方向に移動しかつ版胴を所定
方向に回転して、印刷版上の配向膜用樹脂膜を載置され
た基板に転写して印刷する第4の工程とを備えることを
特徴とする配向膜用樹脂膜の印刷方法である。
【0014】本発明に従えば、配向膜用の樹脂膜は、印
刷版を変更して2種の特性を有する各基板にそれぞれ印
刷される。各基板の特性にそれぞれ応じた印刷版を用い
ることによって、各基板に樹脂膜が、その膜厚を制御し
て印刷される。
【0015】たとえば、濡れ性の異なる各基板の配向膜
の膜厚の制御に関して、濡れ性の低い基板に、濡れ性の
高い基板と同じ印刷条件で、配向膜を作製した場合、そ
の膜厚は薄くなり、液晶分子のチルト角の電圧依存性が
不安定となる。このため、STN型液晶表示装置では、
面内の輝度むらが大きくなり、特に中間調表示時に顕著
となる。また、中間調表示時において、配向むらが目立
つ。したがって、表示品位が低下する。
【0016】本発明の印刷方法によれば、印刷版を変更
するだけで樹脂膜が各基板に印刷される。各濡れ性を有
する基板に応じた2種の印刷装置を用いる必要はない。
また印刷条件を変更する必要はない。このようにして各
基板に形成された樹脂膜によれば、各基板同士の配向膜
の膜厚差を低く抑えることができる。したがって、表示
品位の低下を防止することができる。また、印刷のため
のコストの増大を防止することができる。さらに、印刷
効率の低下および良品率の低下を防止することができ
る。
【0017】また本発明は、2種の前記印刷版のうちの
一方印刷版は、印刷版全面積に対する凸部面積の比X
(%)と凸部深度H(μm)とを有し、他方印刷版は、
印刷版全面積に対する凸部面積の比Y(%)と凸部深度
L(μm)とを有し、(X−20)≦Y≦(X−10)
およびH≦L≦(H+10)の関係を満たす印刷版が用
いられることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、上述のような条件を満た
す各印刷版を用いるよう設計することによって、基板同
士の配向膜の膜厚差を低く、具体的には15%以内に抑
えることができる。したがって、表示品位の低下を確実
に防止することができる。
【0019】なお、Y>(X−10)のときには、20
〜30%の膜厚差が生じるので好ましくない。また、Y
<(X−20)のときには、印刷むらが生じて濡れ性の
低い基板には樹脂膜を印刷することができない。さら
に、L>(H+10)のときには、印刷むらが発生す
る。L<Hのときには、膜厚が出ず、印刷かすれが生じ
る。したがって、上述した範囲に設定することが好まし
い。
【0020】また本発明は、2種の前記基板のうちの一
方基板として、最表面にカラーフィルタを備えない基板
が用いられ、他方基板として、最表面にカラーフィルタ
を備える基板が用いられることを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、配向膜用の樹脂膜は、印
刷版を変更するだけでカラーフィルタを備える基板およ
び備えない基板にそれぞれ印刷される。カラーフィルタ
を備える一方の基板は濡れ性が低く、カラーフィルタを
備えない他方の基板は濡れ性が高い。このような各基板
の特性に応じた印刷版を用いることによって、各基板に
樹脂膜を、その膜厚を制御して印刷することができる。
本発明の印刷方法によれば、印刷版を変更するだけで樹
脂膜が各基板に印刷され、カラーフィルタの有無による
各濡れ性を有する基板に応じた2種の印刷装置を用いる
必要はなく、また印刷条件を変更する必要はない。
【0022】このようにして、膜厚を制御して樹脂膜が
印刷されたカラーフィルタを備える基板と備えない基板
とでは、基板同士における配向膜の膜厚差を低く抑える
ことができる。したがって、液晶表示装置における表示
品位の低下を防止することができる。また、樹脂膜の印
刷のためのコストの増大、印刷効率の低下および良品率
の低下を防止することができる。
【0023】また本発明は、前記第3工程では、粘度が
15〜40cpの配向膜用樹脂が巻付けられた印刷版上
に供給されることを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、粘度が15〜40cpの
範囲に選ばれた樹脂を供給して印刷することによって、
配向膜の印刷むらの発生をなくすことができる。
【0025】なお、粘度が15cpよりも小さい樹脂お
よび40cpよりも大きい樹脂では、いずれも印刷むら
が発生するので、好ましくない。
【0026】また本発明は、移動可能であって、配向膜
用樹脂膜を印刷すべき2種の特性を有する基板のうちの
いずれか一方特性を有する基板が載置されるステージ
と、ステージを所定方向に移動させる移動駆動手段と、
回転可能であって、ステージに近接して配置され、各基
板の特性にそれぞれ応じた凸部形状を有する2種の印刷
版のうち、ステージに載置された基板の特性に応じた凸
部形状を有する一方の印刷版が巻付けられる版胴と、版
胴を所定方向に回転させる回転駆動手段と、巻付けられ
た印刷版上に配向膜用樹脂を供給する供給手段と、を備
える配向膜用樹脂膜の印刷装置において、2種の前記印
刷版のうちの一方印刷版は、印刷版全面積に対する凸部
面積の比X(%)と凸部深度H(μm)とを有し、他方
印刷版は、印刷版全面積に対する凸部面積の比Y(%)
と凸部深度L(μm)とを有し、各印刷版は、(X−2
0)≦Y≦(X−10)およびH≦L≦(H+10)の
関係を満たすことを特徴とする配向膜用樹脂膜の印刷装
置である。
【0027】本発明に従えば、配向膜用樹脂膜が印刷さ
れるべき2種の特性を有する基板のうちのいずれか一方
特性を有する基板がステージに載置され、2種の印刷版
のうちの載置された基板の特性に応じた凸部形状を有す
る一方印刷版が版胴に巻付けられ、巻付けられた印刷版
上に配向膜用樹脂が供給され、移動駆動手段によってス
テージを所定方向に移動しかつ回転駆動手段によって版
胴を所定方向に回転して、印刷版上の配向膜用樹脂膜を
載置された基板に転写して印刷することができる。
【0028】本発明の印刷装置では、配向膜用樹脂膜
は、印刷版を変更するだけで各基板にそれぞれ印刷され
る。各基板の特性に応じた上述したような関係を満たす
印刷版を用いることによって、各基板に樹脂膜を、その
膜厚を制御して印刷することができる。各基板の濡れ性
に応じた2種の印刷装置を用いる必要はないので、印刷
のためのコストを低減でき、また印刷条件を変更する必
要はないので、印刷効率の低下および良品率の低下が防
止できる。このような樹脂膜からなる配向膜を有する液
晶表示装置では、基板同士における配向膜の膜厚差を低
く抑えることができ、表示品位の低下を防止することが
できる。
【0029】また本発明は、2種の前記基板のうちの一
方基板とは最表面にカラーフィルタを備えない基板であ
り、他方基板とは最表面にカラーフィルタを備える基板
であることを特徴とする。
【0030】本発明に従えば、前記印刷装置を用い、印
刷版を変更して、濡れ性が低いカラーフィルタを備える
基板および濡れ性が高くカラーフィルタを備えない基板
に、配向膜用樹脂膜をそれぞれ印刷することができる。
各基板の特性に応じた印刷版を用いるので、各基板に樹
脂膜を、その膜厚を制御して印刷することができる。カ
ラーフィルタの有無による各濡れ性の基板に応じた2種
の印刷装置を用いる必要はなく、また印刷条件を変更す
る必要はない。
【0031】また本発明は、前記供給手段は、粘度が1
5〜40cpの配向膜用樹脂を巻付けられた印刷版上に
供給することを特徴とする。
【0032】本発明に従えば、前記印刷装置を用いて粘
度が15〜40cpの配向膜用樹脂を供給することによ
って、配向膜の印刷むらの発生をなくすことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある配向膜用樹脂膜の印刷装置1を示す図である。印刷
装置1は、移動可能なステージ2、ステージ2を所定方
向4に移動させる移動駆動装置3、回転可能な版胴6、
版胴6を所定方向10に回転させる回転駆動装置9およ
び配向膜用樹脂を供給する供給装置12を備える。ステ
ージ2には、配向膜用樹脂膜を印刷すべき2種の特性を
有する基板のうちのいずれか一方特性を有する基板5が
載置される。
【0034】図2は、該基板5として用いられる2種の
特性を有する基板5a,5bの断面図である。一方特性
を有する基板5aはカラーフィルタを備えない基板であ
り、ガラス基板などの透光性基板21の上にITO(イ
ンジウム錫酸化物)などから成る透明電極22をパター
ン形成して構成される。他方特性を有する基板5bはカ
ラーフィルタを備える基板であり、ガラス基板などの透
光性基板25の上にアクリル樹脂などの樹脂膜26を形
成し、該樹脂膜26の上にカラーフィルタ27を形成
し、該カラーフィルタ27の上にアクリル樹脂などの樹
脂膜28を形成し、該樹脂膜28の上にITOなどから
成る透明電極29をパターン形成して構成される。
【0035】版胴6は、ステージ2に近接して配置され
る。具体的に、版胴6はシャフト7を回転軸とするロー
ラ8の表面に形成される。また、版胴6には、各基板5
a,5bの特性にそれぞれ対応した2種の印刷版のうち
の、ステージ2上に載置された基板5の特性に応じた印
刷版11が巻付けられる。
【0036】図3は、該印刷版11として用いられる2
種の印刷版11a,11bの平面図であり、図4は断面
図である。印刷版11aは基板5aの特性に対応し、印
刷版11bは基板5bの特性に対応している。印刷版1
1a,11bにはメッシュによって複数の凸部13,1
4がそれぞれ形成されている。
【0037】カラーフィルタ27を備える基板5bは、
カラーフィルタ27を備えない基板5aよりも表面の濡
れ性が低い。このような基板5a,5bに、基板同士の
膜厚差を小さく制御して樹脂膜を均一に印刷するには、
濡れ性の低い基板5bに対しては凸部面積の小さい印刷
版11bを用いることが好ましく、濡れ性の高い基板5
aに対しては凸部面積の大きい印刷版11aを用いるこ
とが好ましい。
【0038】具体的には、印刷版11aは、印刷版全面
積A1に対する凸部13の面積B1の比X(%)と、凸
部13の深度H(μm)とを有する。また、印刷版11
bは、印刷版全面積A2に対する凸部14の面積B2の
比Y(%)と、凸部14の深度L(μm)とを有する。
各印刷版11a,11bにおいて、X,Y,HおよびL
が、(X−20)≦Y≦(X−10)およびH≦L≦
(H+10)の関係を満たすように設計することが好ま
しい。
【0039】また、版胴6に巻付けられた印刷版11の
上には、供給装置12によって配向膜用樹脂が供給され
る。特に、15〜40cpの粘度の配向膜用樹脂が供給
される。本発明に基づく印刷装置1では、濡れ性の異な
る各基板5a,5bに対して、凸部面積X,Yや凸部深
度H,Lを考慮した印刷版11a,11bを用いること
を特徴とするが、この場合、樹脂の濃度が高すぎたり低
すぎたりすると、膜厚の制御とともに配向むらを制御す
ることが困難となる。膜厚を制御しかつ配向むらを抑制
するには、上述のような範囲に樹脂濃度を選ぶことが特
に好ましい。
【0040】図5は、配向膜用樹脂膜の印刷方法を示す
工程図である。この印刷方法は、前記印刷装置1を用い
て実現される。まず工程a1では、配向膜用樹脂膜が印
刷されるべき2種の特性を有する基板5a,5bのうち
のいずれか一方特性を有する基板5がステージ2に水平
に載置されて固定される。次の工程a2では、2種の特
性に応じた印刷版11a,11bのうちの載置された基
板5の特性に応じた印刷版11が版胴6に巻付けられ
る。基板5aが載置された場合には印刷版11aが巻付
けられ、基板5bが載置された場合には印刷版11bが
巻付けられる。
【0041】次の工程a3では、巻付けられた印刷版1
1の上に、供給装置12によって配向膜用樹脂が均一に
転写されて供給される。最後に工程a4では、移動駆動
装置3によってステージ2が所定方向4に所定速度で移
動され、かつ回転駆動装置9によって版胴6が所定方向
10に所定速度で回転されて、印刷版11の上の配向膜
用樹脂膜が基板5に転写されて印刷される。なお、ステ
ージ2の移動方向と版胴6の回転方向10とは、ステー
ジ2と版胴6とが最近接する部分で互いに平行となるよ
うに選ばれる。
【0042】基板5bに対して用いられる印刷版11b
は凸部深度Lが大きいので、印刷版11bのメッシュに
吸収される樹脂量が多く、基板5aに対して用いられる
印刷版11aは凸部深度Hが小さいので、印刷版11a
のメッシュに吸収される樹脂量が少ない。このため、基
板5a,5bの濡れ性が異なっても、結果的に、樹脂膜
の印刷状態はほぼ同じとなる。
【0043】このようにして配向膜用樹脂膜が印刷され
ると、熱処理などが施された後、樹脂膜表面にラビング
などの配向処理が施されて、配向膜が完成する。配向膜
が形成された2枚の基板間には液晶が挟持されて、たと
えばSTN型の液晶表示装置が作製される。配向膜はと
もに液晶層に最近接して配置される。また、基板の液晶
層とは反対側の表面に位相差板を貼付けても構わない。
【0044】なお、本発明に基づく配向膜用樹脂膜の印
刷方法は、STN型に限らず異なる型式の液晶表示装置
の配向膜の製造に適用しても構わない。
【0045】本発明に基づく印刷装置1および印刷方法
によって作成された樹脂膜からなる配向膜は、面内の均
一性が優れているだけでなく、基板同士の膜厚差が小さ
い。このような配向膜を備えるSTN型液晶表示装置で
は、基板間に配置される液晶分子の配向規制力が最適化
され、またチルト角の電圧依存性が小さくなる。したが
って、面内の輝度むらが少なくなる。また、ドメインな
どの配向不良の発生が低減する。このため、均一で高品
質な表示装置が得られる。
【0046】以降、実施例1〜6および比較例1〜8に
よって本発明の印刷装置および印刷方法について説明す
る。なおここで、印刷装置1としてナカン社製の配向膜
印刷装置を用い、印刷版11には小村製版社製のAPR
版を使用した。
【0047】(比較例1)カラーフィルタ27を備えな
い濡れ性の高い基板5aと、印刷版11aとを用いた。
印刷版11aにおいて、凸部面積比Xを30%とし、凸
部深度Hを15μmとした。配向膜用樹脂の粘度を30
cpとした。
【0048】(比較例2)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを30%とし、凸部
深度Lを15μmとした。配向膜用樹脂の粘度を30c
pとした。
【0049】(実施例1)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを15μmとした。配向膜用樹脂の粘度を30c
pとした。
【0050】(比較例3)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを10%とし、凸部
深度Lを15μmとした。配向膜用樹脂の粘度を30c
pとした。
【0051】(比較例4)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを5%とし、凸部深
度Lを15μmとした。配向膜用樹脂の粘度を30cp
とした。
【0052】(実施例2)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを20μmとした。配向膜用樹脂の粘度を30c
pとした。
【0053】(実施例3)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを25μmとした。配向膜用樹脂の粘度を30c
pとした。
【0054】(比較例5)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを30μmとした。配向膜用樹脂の粘度を30c
pとした。
【0055】(比較例6)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを20μmとした。配向膜用樹脂の粘度を10c
pとした。
【0056】(実施例4)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを20μmとした。配向膜用樹脂の粘度を20c
pとした。
【0057】(実施例5)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを20μmとした。配向膜用樹脂の粘度を40c
pとした。
【0058】(比較例7)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを20μmとした。配向膜用樹脂の粘度を50c
pとした。
【0059】(実施例6)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを20μmとした。配向膜用樹脂の粘度を15c
pとした。
【0060】(比較例8)カラーフィルタ27を備える
濡れ性の低い基板5bと、印刷版11bとを用いた。印
刷版11bにおいて、凸部面積比Yを20%とし、凸部
深度Lを20μmとした。配向膜用樹脂の粘度を45c
pとした。
【0061】実施例1〜6および比較例1〜8に関する
印刷膜厚の測定結果、印刷むらの評価結果および総合評
価結果を以下の表1に示す。表1中、「◎」は良好、
「○」はほぼ良好、「△」は若干悪い、「×」は悪いこ
とをそれぞれ示す。また、「*注」は、印刷むらのレベ
ルが目視にて明らかに悪いため、膜厚測定を行わなかっ
たことを示す。比較例1,2は現行品(従来品)であ
る。
【0062】
【表1】
【0063】まず、凸部面積比(開口率)に関して考察
する。比較例2、実施例1、比較例3および4から、凸
部面積比30%では印刷膜厚が薄くなった。5%では、
印刷むらのレベルが目視にて明らかに悪く、使用に耐え
なかった。10%では、印刷膜厚は適切であったが、液
晶表示装置として完成させて点灯しないと確認できない
程度の印刷むらが発生し、中間調表示時や最適電圧表示
時に表示むらが発生した。20%では、印刷膜厚が適切
で、印刷むらのレベルは良好であった。したがって、凸
部面積比は20%とすることが好ましいことが判った。
【0064】次に、凸部深度に関して考察する。実施例
1〜3および比較例5から、印刷膜厚はすべて適切であ
った。印刷むらのレベルは、凸部深度30μmでは最も
悪く、15μmおよび25μmでは若干悪く、中間調表
示時や最適電圧表示時に表示むらが発生した。20μm
では最も良好であった。したがって、凸部深度は20μ
mとすることが好ましいことが判った。
【0065】次に、樹脂粘度に関して考察する。実施例
2、比較例6、実施例4,5、比較例7、実施例6およ
び比較例8から、粘度30cpで印刷膜厚が最も適切で
かつ印刷むらのレベルが最も良好であった。なお、粘度
30cpで最もよい結果が得られたが、粘度15〜40
cpの範囲であれば、印刷むらに関して比較例2の現行
品よりも高いレベルが得られることが判った。
【0066】以上の結果から、濡れ性の高い基板5aに
対する印刷版11aの凸部面積比Xを30%とし、凸部
深度Hを15μmとした場合、この基板5aに対向して
配置される濡れ性の低い基板5bに対する印刷版11b
の凸部面積比Yを20%とし、凸部深度Lを20μmと
して、樹脂粘度を30cpとすることによって、配向膜
用樹脂膜の印刷膜厚を適切に制御でき、かつむらのない
印刷が可能であることが判った。
【0067】なお、実施例1〜6および比較例1〜8で
は、カラーフィルタのない濡れ性の高い基板5aに対し
て現行の生産条件で配向膜用樹脂膜を印刷した場合の条
件を基準として、カラーフィルタのある濡れ性の低い基
板5bに対して配向膜用樹脂膜を印刷する場合の条件を
模索したが、濡れ性の高い基板5aに対して配向膜用樹
脂膜を印刷する場合の条件が変化した場合であっても、
基板5a,5b同士における関係を上述したように設定
することによって、本発明と同様の効果が得られる。
【0068】すなわち、カラーフィルタのない濡れ性の
高い基板5aおよびカラーフィルタのある濡れ性の低い
基板5bに対して、配向膜用樹脂膜を同じ印刷装置で印
刷する場合、濡れ性の高い基板5aに対応した印刷版1
1aに対して、濡れ性の低い基板5bに対応する印刷版
11bは、凸部面積比を小さくし、かつ凸部深度を大き
くして、配向膜用樹脂の粘度を調整することによって、
印刷工程における配向膜用樹脂膜の均一性を向上し、中
間調表示時および最適電圧表示時の表示むらを低減する
ことができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、配向膜用
樹脂膜が印刷されるべき2種の特性を有する基板のうち
のいずれか一方特性を有する基板をステージに載置し、
載置された基板の特性に応じた印刷版を版胴に巻付け、
巻付けられた印刷版上に配向膜用樹脂を供給し、ステー
ジを所定方向に移動しかつ版胴を所定方向に回転して、
印刷版上の配向膜用樹脂膜が基板に印刷される。印刷版
を変更するだけで樹脂膜が各基板に印刷され、各濡れ性
の基板に応じた2種の印刷装置を用いる必要はなく、ま
た印刷条件を変更する必要はない。このような印刷方法
によれば、各基板同士の配向膜の膜厚差を低く抑えて、
表示品位の低下を防止することができ、また印刷のため
のコストの増大を防止することができ、さらに印刷効率
の低下および良品率の低下を防止することができる。
【0070】また本発明によれば、印刷版全面積に対す
る凸部面積の比X(%)と凸部深度H(μm)とを有す
る印刷版と、印刷版全面積に対する凸部面積の比Y
(%)と凸部深度L(μm)とを有する印刷版との中か
ら、載置された基板の特性に対応する印刷版が用いられ
る。各印刷版は、(X−20)≦Y≦(X−10)およ
びH≦L≦(H+10)の関係を満たす。これによっ
て、基板同士の配向膜の膜厚差を15%以内に抑えるこ
とができ、表示品位の低下を確実に防止することができ
る。
【0071】また本発明によれば、最表面にカラーフィ
ルタを備えない濡れ性の高い基板と、最表面にカラーフ
ィルタを備える濡れ性の低い基板とのうちのいずれか一
方基板が用いられる。このような各基板の特性に応じた
印刷版を用いることによって、各基板に樹脂膜を、その
膜厚を制御して印刷することができる。基板同士におけ
る配向膜の膜厚差を低く抑えることができ、液晶表示装
置における表示品位の低下を防止することができ、また
樹脂膜の印刷のためのコストの増大、印刷効率の低下お
よび良品率の低下を防止することができる。
【0072】また本発明によれば、粘度が15〜40c
pの配向膜用樹脂が印刷版上に供給される。これによっ
て、配向膜の印刷むらの発生をなくすことができる。
【0073】また本発明によれば、上述したような各印
刷方法を実現することができる印刷装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である配向膜用樹脂膜の
印刷装置1を示す図である。
【図2】基板5として用いられる2種の基板5a,5b
の断面図である。
【図3】印刷版11として用いられる2種の印刷版11
a,11bの平面図である。
【図4】印刷版11として用いられる2種の印刷版11
a,11bの断面図である。
【図5】配向膜用樹脂膜の印刷方法を示す工程図であ
る。
【符号の説明】
1 印刷装置 2 ステージ 3 移動駆動装置 4 移動方向 5,5a,5b 基板 6 版胴 7 シャフト 8 ローラ 9 回転駆動装置 10 回転方向 11,11a,11b 印刷版 12 配向膜用樹脂供給装置 13,14 凸部 21,25 透光性基板 22,29 透明電極 26,28 樹脂膜 27 カラーフィルタ X,Y 凸部面積比(%) H,L 凸部深度(μm)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能なステージと、該ステージに近
    接して配置される回転可能な版胴とを用いて配向膜用樹
    脂膜を基板に転写して印刷する方法において、配向膜用
    樹脂膜が印刷されるべき2種の特性を有する基板のうち
    のいずれか一方特性を有する基板をステージに載置する
    第1の工程と、 各基板の特性にそれぞれ応じた凸部形状を有する2種の
    印刷版のうち、ステージに載置された基板の特性に応じ
    た凸部形状を有する一方の印刷版を版胴に巻付ける第2
    の工程と、 巻付けられた印刷版上に配向膜用樹脂膜を供給する第3
    の工程と、 ステージを所定方向に移動しかつ版胴を所定方向に回転
    して、印刷版上の配向膜用樹脂膜を載置された基板に転
    写して印刷する第4の工程とを備えることを特徴とする
    配向膜用樹脂膜の印刷方法。
  2. 【請求項2】 2種の前記印刷版のうちの一方印刷版
    は、印刷版全面積に対する凸部面積の比X(%)と凸部
    深度H(μm)とを有し、他方印刷版は、印刷版全面積
    に対する凸部面積の比Y(%)と凸部深度L(μm)と
    を有し、(X−20)≦Y≦(X−10)およびH≦L
    ≦(H+10)の関係を満たす印刷版が用いられること
    を特徴とする請求項1記載の配向膜用樹脂膜の印刷方
    法。
  3. 【請求項3】 2種の前記基板のうちの一方基板とし
    て、最表面にカラーフィルタを備えない基板が用いら
    れ、他方基板として、最表面にカラーフィルタを備える
    基板が用いられることを特徴とする請求項2記載の配向
    膜用樹脂膜の印刷方法。
  4. 【請求項4】 前記第3工程では、粘度が15〜40c
    pの配向膜用樹脂が巻付けられた印刷版上に供給される
    ことを特徴とする請求項2記載の配向膜用樹脂膜の印刷
    方法。
  5. 【請求項5】 移動可能であって、配向膜用樹脂膜を印
    刷すべき2種の特性を有する基板のうちのいずれか一方
    特性を有する基板が載置されるステージと、 ステージを所定方向に移動させる移動駆動手段と、 回転可能であって、ステージに近接して配置され、各基
    板の特性にそれぞれ応じた凸部形状を有する2種の印刷
    版のうち、ステージに載置された基板の特性に応じた凸
    部形状を有する一方の印刷版が巻付けられる版胴と、 版胴を所定方向に回転させる回転駆動手段と、 巻付けられた印刷版上に配向膜用樹脂を供給する供給手
    段と、を備える配向膜用樹脂膜の印刷装置において、 2種の前記印刷版のうちの一方印刷版は、印刷版全面積
    に対する凸部面積の比X(%)と凸部深度H(μm)と
    を有し、他方印刷版は、印刷版全面積に対する凸部面積
    の比Y(%)と凸部深度L(μm)とを有し、各印刷版
    は、(X−20)≦Y≦(X−10)およびH≦L≦
    (H+10)の関係を満たすことを特徴とする配向膜用
    樹脂膜の印刷装置。
  6. 【請求項6】 2種の前記基板のうちの一方基板とは最
    表面にカラーフィルタを備えない基板であり、他方基板
    とは最表面にカラーフィルタを備える基板であることを
    特徴とする請求項5記載の配向膜用樹脂膜の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記供給手段は、粘度が15〜40cp
    の配向膜用樹脂を巻付けられた印刷版上に供給すること
    を特徴とする請求項5記載の配向膜用樹脂膜の印刷装
    置。
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