JP2000336708A - 給水装置 - Google Patents
給水装置Info
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- JP2000336708A JP2000336708A JP11154299A JP15429999A JP2000336708A JP 2000336708 A JP2000336708 A JP 2000336708A JP 11154299 A JP11154299 A JP 11154299A JP 15429999 A JP15429999 A JP 15429999A JP 2000336708 A JP2000336708 A JP 2000336708A
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Abstract
器の接続が技量を必要とせずに簡単に行え、万が一、接
続作業時の人的なミスにより水が噴き出すといった危険
と、器具選定のミスにより逆流汚染する危険に対し、そ
れぞれの対策と漏水を遮断した後の止水弁復帰を容易に
した安全な給水装置を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、末端に水栓金具や洗濯機など
給水給湯利用末端機器を配し給水もしくは給湯する給水
装置で、開閉バルブを備える給水栓の上流に逆流防止弁
を備え、開閉バルブの下流には、通水路軸上に進退させ
接続する継手相手材に接触し支えられて通路が開き、継
手取外しもしくは脱落時に止水する止水弁を備えた。
Description
水栓、混合水栓、洗濯機、食洗機、散水装置等の水回り
機器に給水もしくは給湯を行う給水装置に関する。水回
り機器の例としては台所に設けられる浄水器、イオン水
生成器や、トイレに設けられる温水洗浄便座、手洗い
器、洗面所に設けられる収納式の電気温水器等もある。
いては配管継手を床もしくは壁面に固定し、水栓金具の
給水継手に加工されたネジ面へシールテープを巻き付
け、ねじ込み固定を行うのが一般的である。また、特開
平8−158427号や特開平9−151501号に開
示されているような、水栓金具をワンタッチジョイント
継手で接続したものもある。
壁面に固定し、水栓金具の給水継手に加工されたネジ面
へシールテープを巻き付け、ねじ込み固定を行う場合
は、シールテープの巻き付け方やねじ込み位置等に技量
が必要であり、施工後に水漏れが起こったり、または水
栓金具が取り付かず施工をやり直すといった問題が発生
していた。
は、湯又は水側への逆流防止を防止するため湯水混合弁
の上流に逆流防止弁が設けられている。また、製品本体
の加工が一軸状になれば製造コストが低減されることか
ら、開閉バルブと同軸上に逆流防止弁を配置することは
広く知られており、既に多くの実施例がある。このよう
に逆流防止弁が必要な給水栓では、開閉バルブ上流に逆
流防止弁が設けられているが、様々な課題が生じる。こ
れまでは、先端に止水弁が設けられることが無かったこ
とから問題は知られていないが、逆流防止弁と止水弁の
間に開閉バルブを配置した場合に従来のバルブ構造を用
いると、スピンドルが螺旋状に本体内部に侵入し、逆流
防止弁と止水弁に密閉された通路内に手押しポンプの原
理で内圧が上昇する。このため、万が一、開閉バルブが
開かれたままワンタッチカプラーのソケットが外れ止水
し、給水栓の開閉バルブを閉じようとすれば、ハンドル
操作力が増大し、無理矢理止水に及んでも、通路内部の
圧力は極めて高圧になり、止水弁が開かれないもしく
は、止水弁及び逆流防止弁の破損を引き起こす。
の上に洗濯乾燥機が設置されることが多く、極めて小さ
な空間に開閉ハンドルとワンタッチカプラー接続の継手
を設けなければならない。逆流防止弁は、通常、安価な
コマ式が設けられているが、逆流防止機能を発揮するた
め、バルブ取出し方向は重力が作用する上方に向いてい
るため、バルブ交換する空間が給水栓の上方に必要とな
り、省スペースがなされない。また、省スペースとして
壁面と垂直方向にバルブを配置した場合は、逆流防止機
能の問題により、開閉バルブより下流に設けるといった
ことがなされている。これまで、洗濯機用の2バルブ混
合栓の配管継手に用いた逆流防止弁と開閉弁を兼用した
構造は考えられているが、これを安易に用いると、逆流
防止弁と止水弁通路内の圧力上昇を招く恐れがあった。
ラーを接続する場合、確実に作動するよう極めて簡便な
止水弁構造としているため、通路内の内圧が止水弁に加
わり容易に開かずワンタッチカプラーが装着できないこ
とがある。
−158427号や特開平9−151501号に開示さ
れているような、水栓金具をワンタッチジョイントで接
続したものがあるが、ワンタッチ接続の簡便性がゆえに
危険性への配慮が欠け、誤って接続が外れる不足の事態
がが予測される。そのためにカバーなどの安全装置が具
備される提案もなされているが、接続作業者が、その安
全手段を怠るなどの人為的なミスにより、水が噴き出す
といった危険性もあった。さらに、簡便な接続ができる
ことになれば、給水装置に関する技術知識の無いもので
も給水接続する事態が考えられる。そうなると、末端機
器が逆流防止機能を備えているかに関わらず、接続設置
されるケースが予測され、この末端機器から接続部であ
る給水装置を通じて、上流の上水を汚染する可能性があ
る。従って、洗剤や大腸菌などの人の体内へ入ってはな
らないものが、同一の給水系に接続される他の水栓金具
などを通じて伝達される危険がある。
機器の接続が技量を必要とせずに簡単に行え、万が一、
接続作業時の人的なミスにより水が噴き出すといった危
険と、器具選定のミスにより逆流汚染する危険に対し、
それぞれの対策と漏水を遮断した後の止水弁復帰を容易
にした安全な給水装置を提供することにある。
末端に水栓金具や洗濯機など給水給湯利用末端機器を配
し給水もしくは給湯する給水装置で、開閉バルブを備え
る給水栓の上流に逆流防止弁を備え、開閉バルブの下流
には、通水路軸上に進退させ接続する継手相手材に接触
し支えられて通路が開き、継手取外しもしくは脱落時に
止水する止水弁を備えた。
おいて、ハンドルが回転動作のみで開閉するバルブ構造
を備えた。
し開閉するディスク形状をしたバルブ構造を備えたレバ
ー式の給水栓とした。
回転軸上を進退するバルブ構造に逆流防止弁を兼備えた
弁体を組合せ、開閉バルブと逆流防止弁を一体にした。
水弁において密閉された流路内の圧力を低減させる構造
を備えた。
面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例を示
し、湯水混合水栓に本発明を実施した状態を示す斜視断
面図である。
定される2バルブ式湯水混合栓1の吐水口先端に、給水
を必要とする器具と連結される継手10が設けられ、先
端に取り付けられた器具において開閉された場合の湯水
の逆流を防ぐ働きをする逆流防止弁2を本体20の根元
に配置し、温度調節および流量調節を行う開閉バルブ3
が末端の止水弁4と本体根元の逆流防止弁2の間である
本体前面に配置されている。本体20根元の逆流防止弁
2は、逆流防止の弁体ユニット21が逆流発生時に進退
可能なようにスプリング5によって付勢されている。こ
れは開閉バルブ3を閉めた場合に発生する水側の圧力上
昇を吸収すると共に、接続される末端の器具より発せら
れるウォーターハンマーを低減させるための機能を兼備
えたものである。
止弁と開閉バルブを一体にした給水栓における断面図を
示す。給水栓は、壁又はカウンターに設置され、配管固
定部材6の軸上にハンドル7を配置し、ハンドル7の回
転により、スピンドル8軸上にスプリング9により付勢
される逆流防止弁体11を兼備えることで、開閉バルブ
と逆流防止弁を一体に構成している。
示し、図3は要部の止水弁が開かれた状態を示す斜視断
面図、図4は要部の継手取外しもしくは脱落時よって止
水弁が閉止した状態を示す斜視断面図である。また、図
5は要部の高圧時、止水弁内部の圧力を逃がす構造を示
す斜視断面図を示す。
の位置により開閉される状態を示す。止水弁4は、継手
10に進退動作で接続可能なワンタッチカプラーやクイ
ックファスナーのソケット12端面部に接触し止水弁4
が開く状態を維持している。掃除や点検などでソケット
12を外したり、止水時に発生する急激な圧力上昇であ
るウォーターハンマーにより、万が一、ソケット12が
外れた場合にはバネ22により弁体13を押し、素早く
止水するようソケット着脱動作方向に動作する止水弁構
造となっている。
構造を示す。止水弁4の弁体13には傾き可能なよう
に、ガイド用の案内羽根14が切りかかれており、弁体
13のシール部23を支点として、てこの原理により小
さな力で、弁体13を傾斜状態で開くことが可能になっ
ている。
カプラーにより分割され接続される給水栓において本発
明を実施した断面図である。施工上カプラーにより分割
され接続される給水栓において本発明を実施した例を示
す。
ター上面に給水栓15が設置される場合に、分岐接続さ
れる根元に逆流防止弁2が設けられ、カウンターに設置
される給水栓15に開閉バルブ3と止水弁4が設けられ
る。カウンターへの取付け施工を簡便にするため、給水
連結管を、可撓性を備えたフレキシブルホース16と
し、差込み接続されるワンタッチカプラー17によって
確実に接続されている。開閉バルブ3は、ハンドル24
の回転操作で進退方向に動くこと無く直接回転しシリン
ダー19の開口部25が開閉される構造としている。
式操作部の断面図である。流量調節がそれほど必要が無
い場合には、開閉が容易なレバー式開閉バルブ19の方
が有利であり、レバーハンドル26の位置により、通水
路が開かれているかの確認が容易となる。止水する場合
は、壁面又はカウンター面側に位置し、使用時は使用者
が操作する側に引き上げる構造としている。さらに閉ま
ったことが一目で分かるように色が変化するなどの工夫
も設け易い。ワンタッチカプラーなどで簡便に接続さ
れ、ソケット脱落に対する安全性のために設けられた止
水弁が必要な給水栓においてはレバー式の開閉バルブ1
9を設けることは至って重要なことである。
ど給水給湯利用末端機器を配し給水もしくは給湯する給
水装置で、末端機器が接続される給水栓に接続箇所が外
れ漏水に至る前に止水する機能を持った止水弁と逆流防
止機能を備えた給水栓において、上流から順番に、逆流
防止弁、次に開閉バルブ、給水栓の末端接続部に止水弁
を配置したことを特徴とする。これは、例えば止水栓よ
り分岐される給水栓などにおいては、逆流防止弁構造を
分岐部に組込ませておく事で、給水栓本体自体の小型化
及び省スペース化を行なえるようになる。
ハンドル回転のみで進退動作するバルブを設けたことを
特徴としている。回転動作するスピンドル部でシールさ
れ、弁体が進退動作するバルブ構造であれば、通路内の
容積変化がなく圧力上昇が発生しない。従って、止水弁
および逆流防止弁の破損といった不具合が発生しなくな
る。
給水給湯利用末端機器を配し給水もしくは給湯する給水
装置で、末端機器が接続される給水栓に接続箇所が外れ
漏水に至る前に止水する機能を持った止水弁と、止水弁
の上流に、ディスクやシリンダーで開閉するレバー式の
開閉バルブを併せ持ったことを特徴としている。止水弁
を必要とする場合は安全性に意識が高く、末端に接続さ
れうる器具の故障による漏水事故にも心配が及ぶことが
考えられる。この場合には、レバーを引き上げて通水さ
せ、壁面又はカウンター側に押し込んで止水するハンド
ル操作が好ましく、万が一、先端部分での漏水事故が発
生した場合、レバーを押さえれば簡便に素早く操作でき
ることから被害が最小限に止めることができる。また、
毎日の止水点検も目視確認が容易となる効果を有するよ
うになる。
給水給湯利用末端機器を配し給水もしくは給湯する給水
装置で、末端機器が接続される給水栓に接続箇所が外れ
漏水に至る前に止水する機能を持った止水弁と逆流防止
機能を備えた給水栓において、開閉バルブと逆流防止弁
を一体の機能ユニットにまとめたことを特徴としてい
る。そこで本発明を適用することで、はじめて省スペー
スと信頼性向上を併せ持つ構造とすることができるよう
になる。
弁において密閉された流路内の圧力を低減させる構造を
備えた。開閉バルブと止水弁の間の内圧を抜くことで、
小さな力で止水弁を押し上げ容易にワンタッチカプラー
を装着することができるようになる。
ある。
ある。
ある。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 末端に水栓金具や洗濯機など給水給湯利
用末端機器を配し給水もしくは給湯する給水装置におい
て、上流から順番に、逆流防止弁と、開閉バルブと、給
水栓の末端接続部には接続箇所が外れた場合に止水する
止水弁とを配置したことを特徴とする給水装置。 - 【請求項2】 請求項1の給水装置において、止水弁の
上流に、開閉弁の操作部が軸方向に進退せず回転のみで
操作可能なバルブ構造を併せ持ったことを特徴とする給
水装置。 - 【請求項3】 請求項1の給水装置において、止水弁の
上流に、ディスクやシリンダーで開閉するレバー式の開
閉バルブを併せ持ったことを特徴とする給水装置。 - 【請求項4】 請求項1の給水装置において、開閉バル
ブと逆流防止弁を一体化したことを特徴とする給水装
置。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれかの給水装置に
おいて、開閉バルブより下流に圧力を逃がす圧力逃がし
手段を備えたことを特徴とする給水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154299A JP2000336708A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 給水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154299A JP2000336708A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 給水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000336708A true JP2000336708A (ja) | 2000-12-05 |
JP2000336708A5 JP2000336708A5 (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=15581106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11154299A Pending JP2000336708A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 給水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000336708A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106943025A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-07-14 | 泰州乐金电子冷机有限公司 | 饮水机防滴水出水嘴及带有该出水嘴的饮水机 |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP11154299A patent/JP2000336708A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106943025A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-07-14 | 泰州乐金电子冷机有限公司 | 饮水机防滴水出水嘴及带有该出水嘴的饮水机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050516 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050516 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070801 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080605 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081222 |